JP2001190625A - 気泡浴水発生装置 - Google Patents

気泡浴水発生装置

Info

Publication number
JP2001190625A
JP2001190625A JP2000007109A JP2000007109A JP2001190625A JP 2001190625 A JP2001190625 A JP 2001190625A JP 2000007109 A JP2000007109 A JP 2000007109A JP 2000007109 A JP2000007109 A JP 2000007109A JP 2001190625 A JP2001190625 A JP 2001190625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
bath water
discharge port
pump
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000007109A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4061800B2 (ja
Inventor
Kazuyasu Ikadai
和康 筏井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000007109A priority Critical patent/JP4061800B2/ja
Publication of JP2001190625A publication Critical patent/JP2001190625A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4061800B2 publication Critical patent/JP4061800B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で気泡浴水発生装置の吐出方向を
変えることができる。 【解決手段】 ポンプ1を駆動する電動機2と、この電
動機2に電力を供給する電源部3と、電源部3と電動機
2とを制御する制御部4と、ポンプ1、電動機2、電源
部3、制御部4を内蔵する本体5とを備える。ポンプ1
により浴槽の浴水を吸い上げて浴水を吐出する際にエア
を吸い込んでエア混じりの気泡浴水として吐出するよう
に構成した気泡浴水発生装置である。本体5の最下部に
ポンプ1を配設する。上から順に制御部4、電源部3、
電動機2を縦に並べて内装した密閉ケース14を本体5
内のポンプ1上方に配置して本体5を縦長に構成する。
側面部に本体側吐出口部44を設けるとともに下面部中
央に吸い込み口6を有する下部ケーシング30を本体5
の最下端部において本体主体部28に対して回動自在に
取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気泡浴水発生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から浴槽の浴水を吸い込み口から吸
い上げて吐出口部から浴水を吐出する際にエアを吸い込
んでエア混じりの気泡浴水として吐出するようにした気
泡水発生装置が知られているが、従来の気泡発生装置は
主として浴槽に固定的に装着されたものであり、既存の
浴槽で簡単に使用することができないという問題があっ
た。
【0003】そこで、ポータブルタイプのものが提案さ
れているがこの従来例にあっては気泡混じりの浴水を吐
出する場合、本体に設けた本体側吐出口部の本体に対す
る向きが一定であり、このため、好みの方向に気泡混じ
りの浴水を吐出することができないという問題があっ
た。このため、本体側吐出口部にホースを接続したもの
においてもホースを変形するのみで吐出方向を変えてい
たが、ホースをあまり変形させるとホースをねじってし
まったりするという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、簡単な構成で気泡浴水発生装
置において吐出方向を変えることができる気泡浴水発生
装置を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る気泡浴水発生装置は、ポンプ1を駆動す
る電動機2と、この電動機2に電力を供給する電源部3
と、電源部3と電動機2とを制御する制御部4と、ポン
プ1、電動機2、電源部3、制御部4を内蔵する本体5
とを備え、ポンプ1により浴槽の浴水を吸い上げて浴水
を吐出する際にエアを吸い込んでエア混じりの気泡浴水
として吐出するように構成した気泡浴水発生装置におい
て、本体5の最下部にポンプ1を配設し、上から順に制
御部4、電源部3、電動機2を縦に並べて内装した密閉
ケース14を本体5内のポンプ1上方に配置して本体5
を縦長に構成し、側面部に本体側吐出口部44を設ける
とともに下面部中央に吸い込み口6を有する下部ケーシ
ング30を本体5の最下端部において本体主体部28に
対して回動自在に取付けて成ることを特徴とするもので
ある。このような構成とすることで、本体5を縦長に構
成することでコンパクト化が図れ、また、この縦長の本
体5の最下部にポンプ1を配置してあることで、浴槽内
の浴水の水位が低くても浴水を吸い込んでエア混じりの
気泡浴水として吐出することができ、また、下部ケーシ
ング30を本体主体部28に対して回動することで本体
側吐出口部44の本体5に対する向きを変えることがで
きて、吐水方向を簡単に変更することができるものであ
る。
【0006】また、先端部に吐出口部7を有するホース
27を本体側吐出口部44に接続することが好ましい。
このような構成とすることで、ホース27の先端の吐出
口部7からエア混じりの気泡浴水として吐出することが
できて、任意の位置に自由に吐出口部7を位置させて気
泡浴水を吐出することができ、特に、ホース27による
向きの変更だけでなく、下部ケーシング30を本体主体
に対して回動することによる方向変更との両者の協同に
より容易に且つ広方向における吐出方向の変更ができる
ことになる。
【0007】また、本体5に浴槽内面部に吸着自在な吸
盤10を設けることが好ましい。このような構成とする
ことで、本体5を吸盤10を用いて簡単に吸着して取付
けることができるものであり、吸盤10で取付けた状態
で下部ケーシング30を本体主体部28に対して回動す
ることで容易に気泡浴水の吐出方向を変更できるもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0009】気泡水発生装置8は図1、図4に示すよう
に、本体5にポンプ1と、ポンプ1を駆動する電動機2
と、電動機2に電力を供給するための電源部3と、電源
部3と電動機2とを制御する制御部4とを装備し、本体
5から導出したホース27の先端部に吐出口部7を設
け、本体5の下面部に設けた吸い込み口6から吸い込ん
だ浴槽内の浴水を吐出口部7から吐出し、この吐出口部
7から浴水を吐出する際にエアを吸い込んでエア混じり
の気泡浴水として吐出口部7から吐出するように構成し
たものである。
【0010】本体5は、図4乃至図9に示すように、本
体5の外部のケーシングを構成する外殻9と、外殻9内
に内装される密閉ケース14とで構成してある。外殻9
は本体5の主体部を構成する本体主体部28と、本体主
体部28の上部に着脱自在に取付けられる上キャップ2
9と、本体主体部28の下部に回動自在に取付けた下部
ケーシング30とで構成してある。
【0011】本体5の最下部には図1、図4に示すよう
にポンプ1を設け、本体5の最上端部に制御部4を設
け、ポンプ1と制御部4との間に電動機2と、蓄電池で
構成された電源部3とを上下に並べて配置し、制御部4
と蓄電池とポンプ1駆動用の電動機2とを一つの縦長の
密閉ケース14内に上下に並べて収めてあり、このよう
に、本体5内に上から下にかけて制御部4、電源部3、
電動機2、ポンプ1を順に配置することで、本体5を縦
長の構造としてある。このように本体5を縦長に配置す
ることで、気泡水発生装置8を浴槽の側面部に取付けた
際に気泡水発生装置8の横長が長くならず、気泡水発生
装置8ができるだけ入浴の邪魔にならないようでき、ま
た、縦長の本体5の下端部にポンプ1を設けることで、
浴槽の水位が低い場合も対応できるものである。
【0012】また、密閉ケース14内には電動機2と蓄
電池との間を遮蔽する遮蔽板15が設けてあり、蓄電池
より発生する水素が電動機2側に侵入するのを遮断して
電動機2の火花で発火しないようになっている。図11
に示すように、密閉ケース14の上端部には蓄電池より
発生する水素を逃がすための水素の逃がし口16が設け
てあって蓄電池より発生する水素を水素の逃がし口16
から逃がすことができるようにしてある。この水素逃が
し口16は気体は通すが水を通さないシート16aによ
り覆ってあり、このシート16aで覆った水素の逃がし
口16が図11(c)のように傾斜していてシート16
a上に水が付着してもシート16aが傾斜していること
で水を外に落とすことができるようになっている。
【0013】本体5の外面には本気泡水発生装置8を後
述の吸盤10により浴槽の内壁に吸着して取付ける際
に、浴槽の予定最大水位を表示するための水位線80
(図11(b)に示す)が設けてあって、浴槽の水位を
この水位線よりも下となるように浴槽に湯水をはって使
用するようになっている。そして、この水位線は本体5
の上記水素逃がし口よりも下位置に施してある。
【0014】図1、図4に示すように、本体5の外殻9
の主体を構成する本体主体部28の側面部には電源部3
である蓄電池を収納した部分に対向して開口部31が設
けてあって、この開口部31には着脱自在な電池蓋20
を密閉して取付けることができるようになっている。本
体主体部28の側面部には図22に示すような水平断面
略コ字状をした取付板13が着脱自在に取付けてある。
この取付板13は下端部に係止部32を設け、上部にね
じ挿入孔33を設けたものであって、係止部32を本体
主体部28に設けた被係止部34に係止し、ねじ挿入孔
33から挿入したねじ35を着脱自在に本体主体部28
に螺合して取付けることができるようになっている。こ
こで、電池蓋20を確実に開口部31に密閉的に取付け
た状態では電池蓋20の前面部の突部20aが取付板1
3の内面部の凹部13aに嵌め込まれ、電池蓋20に邪
魔されることなく取付板13を上記のようにして本体主
体部28に取付けることができるが、電池蓋20を確実
に開口部31に密閉的に取付けていない状態では電池蓋
20の前面部の突部20aが設計位置よりも外方に突出
して位置し、このため、突部20aにより取付板13の
内面部を外側に押して取付板13を本体主体部28に取
付けることができないようになっている。したがって、
電池蓋20を完全に密閉した状態でのみ取付板13を取
付けることができる構造とでき、電池蓋20の密閉忘れ
が生じないようになっている。
【0015】上記のようにして取付板13が本体5の側
面部に近接対向させて取付けられるのであるが、この取
付板13の外面部(本体5と反対側の面)には本体5を
浴槽内壁に固定することができるゴムや合成樹脂製の変
形可能な材料により形成した吸盤10の背面の中央部が
取付けてある。この吸盤10は遠隔操作体11を操作す
ることで浴槽の内壁から引き剥がすことができるように
なっている。遠隔操作体11は本体5側面部と取付板1
3との間に上下移動自在に配置してある。
【0016】図22に示すように、遠隔操作体11は板
状をしており、この板状をした遠隔操作体11の上部が
取付板13の上面開口部から上方に突出しており、遠隔
操作体11の上端部に指で摘んだ際の滑り止めを行うよ
うに断面T字状をした操作部12が設けてある。遠隔操
作体11には図22に示すように上下に長い長孔77が
設けてあり、取付板13の背面部に突設したガイド突部
78が遠隔操作体11の長孔77にスライド自在にはめ
込んである。遠隔操作体11の下端部には下に行くほど
吸盤10方向を向くように傾斜した傾斜部18が設けて
あり、吸盤10の背面部の下端部に本体5側に向けて突
出する突出部10aを設けてあり、この突出部10aが
図1、図4に示すように取付板13に設けた孔13bに
挿入され、突出部10aの先端部が遠隔操作体11の傾
斜部18の下端部に軸により回動自在に枢支してある。
また、取付板13の背面部にガイド片19が突設してあ
り、このガイド片19が傾斜部18の吸盤10側表面に
当接摺動するように構成してあり、本体5の上端部付近
に位置する遠隔操作体11の操作部12を指で摘んで上
方に引き上げる操作をすることで、傾斜部18のガイド
片19に当たる位置が変化し、これにより吸盤10の下
端部側が本体5側に引っ張られることで吸盤10を引き
剥がすことができるようになっている。
【0017】本体5の上端部には上下に回動自在なハン
ドル17を回動自在に取付けてあり、本体5を持ち運ん
だり、あるいは吸盤10を浴槽の内壁に吸着して固着す
る際に図6(a)に示すようにハンドル17を上方に回
動して手で持つことが出来るようになっている。また、
吸盤10を浴槽の内壁に吸着した場合にはハンドル17
を図6(b)に示すように水平に倒すように回動するこ
とで、ハンドル17の先端部を遠隔操作体11の上端部
の操作部12と本体5との間に位置させ、これにより操
作部12と本体5との間に指を入れて操作部12を摘む
ことができにくいようにしてあり、使用中に不用意に操
作部12を指で摘んで動かすことで吸盤10が剥がれな
いようにしてある。したがって、吸盤10を外す場合に
はハンドル17を上方に回動し、操作部12と本体5と
の間に指を入れて操作部12を摘んで上方に引き上げる
ことで吸盤10を引き剥がすことができるものである。
【0018】本体主体部28の上部に着脱自在に取付け
られる上キャップ29には電源部3のオン、オフ等を制
御するための操作釦36が設けてあり、この操作釦36
はリードスイッチのようなもので構成してあり、操作釦
36を操作することで、電源部3のオン、オフ等を制御
することができるようになっている。
【0019】また、上キャップ29にはエアを供給した
りエアの供給を停止したりするためのエア供給操作部4
0が回動自在に取付けてある。すなわち、図1、図4、
図10に示すように、上キャップ29の上面部には凹部
41が形成してあり、この凹部41にエア供給操作部4
0が回動自在にはめ込んであり、凹部41の底を上下に
貫通した筒体42の上部に孔や切り欠きにより形成した
通気部42aを形成し、エア供給操作部40に設けた嵌
め込み筒部43を筒体42の上部に回動自在に嵌め込
み、嵌め込み筒部43に設けた孔や切り欠きにより形成
した通気部43aと上記通気部42aとが連通した場合
に凹部41の外端部に設けた通気孔41aから通気部4
3a、通気部42aを経て筒体42にエアが供給される
ようになっており、通気部43aと上記通気部42aと
が連通しない場合には筒体42にエアが供給されないよ
うになっている。なお、通気孔41aへは上キャップ2
9内のエアが供給されるが、本体主体部28の上部への
上キャップ29の取付け部分等に隙間があって外部から
この上キャップ29内にエアが流入するように構成して
ある。
【0020】本体主体部28の下部に回動自在に取付け
た下部ケーシング30は平面視略円盤状をしており、下
部ケーシング30の下面部中央に吸い込み口6が設けて
ある。また、下部ケーシング30内にポンプ1が配置し
てあり、下部ケーシング30の側部に本体吐出口部44
が設けてあり、吸い込み口6からポンプ1を配置した部
分を経て本体吐出口部44に至る一連の通路が本体側通
路45となっている。本体吐出口部44に先端部に吐出
口部7を設けたホース27の後端部の本体側接続部48
が着脱自在に接続してある。
【0021】下部ケーシング30にはエア通路49が設
けてあり、エア通路49の上流側の端部の筒部49aと
前記筒体42の下端部とが変形自在なフレキシブルホー
スよりなる接続ホース50により連通接続してあり、接
続ホース50は外殻9と密閉ケース14との間の隙間に
配置してある。
【0022】本体吐出口部44は図1、図4に示すよう
に、下部ケーシング30の主体を構成する部分から一体
に突出した外管部51内に内管部52を嵌め込み固着し
て構成してあり、内管部52内が本体側通路45の先端
部を構成してある。内管部52と外管部51との間がエ
ア通路49となっており、このエア通路49の下流側端
部に逆止弁54が設けてあり、また、エア通路49の逆
止弁54よりもやや上流側において本体側通路45に連
通するために内管部52に孔が形成してあって該孔がエ
ア吸い込み通路55となっている。本体側通路45のエ
ア吸い込み通路55よりもやや上流側は細く絞ってあ
る。また、内管部52の先端部が本体側吐出口44aと
なっている。
【0023】図1、図2、図13に示すように、吐出口
部7は手で掴むための把手部56に内蔵してある。吐出
口部7は浴水通路部57とエア通路部58とからなり、
浴水通路部57の先端部が把手部56の先端部から突出
した吐出口7aとなっている。吐出口部7を内蔵した把
手部56の他端部にはホース27の先端部が接続してあ
り、この場合、ホース27は把手部56に対してホース
27の軸心を中心に回動自在に接続してあってもよい。
【0024】ホース27は屈曲変形自在なフレキシブル
ホースにより構成してあり、このホース27は内管59
と外管60との2重構造となっており、内管59が浴水
通路61となり、外管60と内管59との間がエア通路
62となっている。外管60と内管59との間には図1
4に示すように、ホース27の軸方向に略平行な複数の
仕切り壁67を設け(仕切り壁67は外管60、内管5
9に一体化してある)てあって、エア通路62が潰れな
いで確実にエアを供給できるようになっている。浴水通
路61は吐出口部7の浴水通路部57の端部に連通接続
してあり、また、エア通路62は吐出口部7のエア通路
部58に連通接続してある。エア通路部58の先端部は
浴水通路部57の先端部の吐出口7aに連通している。
したがって、浴水通路部57の吐出口7aから浴水が勢
い良く吐出する際に、差圧によりエア通路部58から供
給されるエアが吐出口7aに吸い込まれてエア混じりの
浴水として吐出口7aから吐出されるようになってい
る。
【0025】ホース27の後端部には本体側接続部48
が設けてある。本体側接続部48はホース27の内管5
9に連通接続された浴水接続筒部64と、エア通路62
に連通接続されたエア接続筒部65とを有し、更に、外
周部に筒状をした接続キャップ66を回転自在に取付け
て構成してある。
【0026】ホース27の本体側接続部48は本体5に
設けた本体吐出口部44に着脱自在に接続するのである
が、この接続状態においては、図1、図15に示すよう
に、浴水接続筒部64が内管部52の先端部の本体側吐
出口44a内に嵌め込まれて内管部52と浴水接続筒部
64とが連通接続すると共に浴水接続筒部64によりエ
ア吸い込み通路55が閉じられるものであり、また、エ
ア接続筒部65が外管部51に嵌め込まれてエア通路4
9と外管部51内とが連通するものであり、また、接続
キャップ66を外管部51に被嵌して係止手段により着
脱自在に係止してホース27の本体5への接続状態を保
持するようになっている。
【0027】上記のような構成の気泡水発生装置8は吸
盤10を浴槽の内壁に吸着により固着して使用するもの
である。
【0028】そして、操作釦36を操作することで電動
機3を駆動してポンプ1を駆動し、本体5の下面部に設
けた吸い込み口6から浴水を吸い込み、内管部52、浴
水接続筒部64、浴水通路61を経て浴水通路部57に
流れ、把手部56の先端部から突出した吐出口7aから
浴水を吐出するのであるが、この場合、エア供給操作部
40を操作して通気部42aと通気部43aとを連通さ
せると、吐出口7a部分においてエゼクター効果が生
じ、エアが接続ホース50、エア通路49、エア通路6
2、エア通路部58を経て吐出口7a部分を流れる浴水
に吸い込まれて浴水に混入され、エア混じりの浴水が吐
出口7aから吐水されるものである。このホース27を
接続した状態で運転している場合には逆止弁54は吐出
口7a側で生じるエゼクター効果による差圧のために開
となるものである。図15、図16はホース27を接続
した場合における浴水及びエアの流れを示しており、実
線の矢印が浴水の流れを示し、破線の矢印がエアの流れ
を示している。
【0029】ここで、把手部56を手で握って目的とす
る位置で目的とする方向に向けることで、エア混じりの
浴水を目的とする位置で目的とする方向に吐出すること
ができて快適な入浴ができるものである。この場合、フ
レキシブルなホース27により吐出口7aの向きを変え
るだけでなく、本体吐出口部44を有する下部ケーシン
グ30を本体主体部28に対して回動することによりフ
レキシブルなホース27を本体5に接続した部分の位置
を変えることができて、ホース27をねじる等の無理な
変形を行うことなく、容易に吐出口7aの位置や方向を
変えることができるものである。図12(a)(b)は
下部ケーシング30を回動して本体吐出口部44の方向
を変えた例を示している。ここで下部ケーシング30の
本体主体部28に対する回動角度は浴槽の内壁に本体5
を吸盤10で吸着するものの場合、180°以下とする
のが好ましいが、180°以上の回動角度であってもよ
いものである。
【0030】一方、ホース27を本体吐出口部44から
取り外した状態では、図17に示すようにエア吸い込み
通路55が開となる。そして、操作釦36を操作するこ
とで電動機3を駆動してポンプ1を駆動し、本体5の下
面部に設けた吸い込み口6から浴水を吸い込み、内管部
52の先端部の本体側吐出口44aから浴水を吐出する
のであるが、この場合、エア供給操作部40を操作して
通気部42aと通気部43aとを連通させると、本体側
吐出口44a部分においてエゼクター効果が生じ、接続
ホース50、エア通路部58を流れて供給されるエアが
エア吸い込み通路55から吸い込まれ、本体側吐出口4
4a部分を流れる浴水に吸い込まれて浴水に混入され、
エア混じりの浴水が本体側吐出口44aから吐水される
ものである。このホース27を接続していない状態で運
転している場合には逆止弁54は本体側吐出口44a側
で生じるエゼクター効果による差圧のために閉となるも
のである。図17はホース27が非接続の場合における
浴水及びエアの流れを示しており、実線の矢印が浴水の
流れを示し、破線の矢印がエアの流れを示している。
【0031】この本体5にホース27を接続していない
状態でも、本体吐出口部44を有する下部ケーシング3
0を本体主体部28に対して回動することにより本体側
吐出口44aの向きを変えることができるものである。
【0032】そして、ホース27を接続する場合、接続
しない場合のいずれの使用形態の場合も、エア供給操作
部40を操作して通気部42aと通気部43aとを非連
通とすると、エアが供給されず、浴水のみを吐出するこ
とができるものである。
【0033】ところで、ホース27の先端部に設けた吐
出口部7とホース27の後端部27に設けた本体側接続
部48とは着脱自在に接続できるようになっている。具
体的には内管部52の先端部の吐出口7aを浴水接続筒
部64に着脱自在に被嵌できるようになっており、さら
にこの場合接続キャップ66により内管部52の先端部
の吐出口7aを被嵌するようになっている。このように
ホース27の先端部に設けた吐出口部7とホース27の
後端部に設けた本体側接続部48とを着脱自在に接続す
ることでホース27を図18(a)の状態から図18
(b)のようにループ状にコンパクトにまとめることが
できて、収納等が便利となるものである。
【0034】なお、吐出口7a、本体側吐出口44aを
軟質材により形成しておくと、ホース27の本体側接続
部48の浴水接続筒部64と容易に接続することができ
るものである。また、吐出口7aや本体側吐出口44a
は把手部56や外管部53から突出していて人体が当た
る場合があるが、この場合も軟質材で形成してあること
で、人体が痛くないものである。
【0035】浴槽の掃除などのために気泡水発生装置8
を浴槽から取り外す場合には、ハンドル17を上方に向
けて回動し、遠隔操作体11の操作部12と本体5との
間に指を入れて操作部12を摘んで上方に引き上げるこ
とで、遠隔操作体11の傾斜部18のガイド片19に当
たる位置が変化して吸盤10の下端部側が本体5側に引
っ張られることで吸盤10を引き剥がすものである。
【0036】ところで、気泡発生装置8は取り外した状
態で充電スタンド21により電源部3を構成する蓄電池
に充電できるように構成してある。
【0037】すなわち、充電スタンド21は図20に示
すように上面部に水受け皿22を形成した受け部68の
一側部に上方に向けて立ち上がり部69を突出して構成
してあり、立ち上がり部69の上部に受け段部70を設
けて、この受け段部70上面に充電器側端子24が設け
てある。充電スタンド21の内部には充電回路部25が
内蔵してあり、また、充電スタンド21内には充電スタ
ンド21に内蔵された充電回路部25に本体充電端子部
23に付着した水滴が付着しないように充電器側端子2
4と充電回路部25とを仕切る仕切板26が設けてあ
る。一方、気泡発生装置8の本体5には外殻主体27の
下部の段部71部分に本体充電端子部23が設けてあ
る。本体充電端子部23は外殻主体27に対して水密的
に取付けてある。
【0038】しかして、充電する場合には図19に示す
ように充電スタンド21の水受け皿22に本体5の下端
面部の吸い込み口6部分を載置しかつ段部71を段部7
0に載置すると共に、図21に示すように、本体充電端
子部23を充電器側端子24に電気的に接続した状態で
充電を行うものである。
【0039】この場合、本体5の吸い込み口6部分に付
着していた水滴は水受け皿22に受けられて周囲に流れ
出したり、あるいは充電スタンド21の内部に浸入しな
いようになっており、また、充電器側端子24に水滴が
付着してこれが仮に充電スタンド21側に浸入すること
があっても、仕切板26の存在により充電回路部25側
に水が浸入しないようにしてある。
【0040】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、本体の最下部にポンプを配設し、上から
順に制御部、電源部、電動機を縦に並べて内装した密閉
ケースを本体内のポンプ上方に配置して本体を縦長に構
成してあるので、本体が縦長でコンパクトとなり、ま
た、この縦長の本体の最下部にポンプを配置してあるこ
とで、浴槽内の浴水の水位が低くても浴水を吸い込んで
エア混じりの気泡浴水として吐出することができるもの
であり、しかも、側面部に本体側吐出口部を設けるとと
もに下面部中央に吸い込み口を有する下部ケーシングを
本体の最下端部において本体主体部に対して回動自在に
取付けてあるので下部ケーシングを本体主体部に対して
回動することで本体側吐出口部の本体に対する向きを変
えることができて、吐水方向を簡単に変更することがで
きて、使い勝手が向上するものである。
【0041】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、先端部に吐出口
部を有するホースを本体側吐出口部に接続してあるの
で、ホースの先端の吐出口部からエア混じりの気泡浴水
として吐出することができて、ホースを動かして任意の
位置に自由に吐出口部を位置させて気泡浴水を吐出する
ことができ、特に、ホースによる向きの変更だけでな
く、下部ケーシングを本体主体に対して回動することに
よる方向変更との両者の協同により容易に且つ広方向に
おける吐出方向の変更ができ、この結果、よりいっそう
使い勝手が良くなるものである。
【0042】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、本体に浴槽内面
部に吸着自在な吸盤を設けてあるので、本体を吸盤を用
いて簡単に吸着して取付けることができるものであり、
吸盤で取付けた状態で下部ケーシングを本体主体に対し
て回動することで容易に気泡浴水の吐出方向を変更でき
て、使い勝手が良くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホースを接続した状態を示す気泡浴水
発生装置の断面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】同上のホースを外した状態の本体の断面図であ
る。
【図5】同上の正面図である。
【図6】(a)はハンドルを上方に回動した状態の側面
図であり、(b)は水平に倒した状態の断面図である。
【図7】同上の背面図である。
【図8】同上の平面図である。
【図9】同上の底面図である。
【図10】同上のエア供給操作部の断面図である。
【図11】同上の本体の上部を示し、(a)は平面図で
あり、(b)は断面図であり、(c)は水素の逃がし口
の断面図である。
【図12】(a)(b)は同上の下部ケーシングを回動
して本体側吐出口部の向きを変える例を示す断面図であ
る。
【図13】同上の先端部に吐出口部を接続すると共に後
端部に本体側接続部を接続したホースの断面図である。
【図14】同上のホースの軸方向と直交する方向の断面
図である。
【図15】同上のホースを接続した場合におけるホース
の本体側接続部と本体の本体側吐出口部との接続部分に
おける浴水及びエアの流れを示す断面図である。
【図16】同上の吐出口部における浴水及びエアの流れ
を示す断面図である。
【図17】同上のホースを接続しない場合における本体
側吐出口部における浴水及びエアの流れを示す説明図で
ある。
【図18】(a)はホースの両端部の吐出口部と本体側
接続部とを接続しない状態の斜視図であり、(b)は吐
出口部と本体側接続部とを接続している状態の斜視図で
ある。
【図19】同上の充電スタンドに保持して充電している
状態の断面図である。
【図20】同上の充電スタンドの断面図である。
【図21】同上の本体充電端子部と充電器側端子とを電
気的に接続した状態の断面図である。
【図22】同上に用いる吸盤を取付けた取付板を示し、
(a)は正面図であり、(b)は断面図であり、(c)
は背面図である。
【符号の説明】 1 ポンプ 2 電動機 3 電源部 4 制御部 5 本体 6 吸い込み口 7 吐出口部 8 気泡水発生装置 10 吸盤 14 密閉ケース 27 ホース 28 本体主体部 30 下部ケーシング 44 本体吐出口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプを駆動する電動機と、この電動機
    に電力を供給する電源部と、電源部と電動機とを制御す
    る制御部と、ポンプ、電動機、電源部、制御部を内蔵す
    る本体とを備え、ポンプにより浴槽の浴水を吸い上げて
    浴水を吐出する際にエアを吸い込んでエア混じりの気泡
    浴水として吐出するように構成した気泡浴水発生装置に
    おいて、本体の最下部にポンプを配設し、上から順に制
    御部、電源部、電動機を縦に並べて内装した密閉ケース
    を本体内のポンプ上方に配置して本体を縦長に構成し、
    側面部に本体側吐出口部を設けるとともに下面部中央に
    吸い込み口を有する下部ケーシングを本体の最下端部に
    おいて本体主体部に対して回動自在に取付けて成ること
    を特徴とする気泡浴水発生装置。
  2. 【請求項2】 先端部に吐出口部を有するホースを本体
    側吐出口部に接続して成ることを特徴とする請求項1記
    載の気泡浴水発生装置。
  3. 【請求項3】 本体に浴槽内面部に吸着自在な吸盤を設
    けて成ることを特徴とする請求項1記載の気泡浴水発生
    装置。
JP2000007109A 2000-01-14 2000-01-14 気泡浴水発生装置 Expired - Fee Related JP4061800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000007109A JP4061800B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 気泡浴水発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000007109A JP4061800B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 気泡浴水発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001190625A true JP2001190625A (ja) 2001-07-17
JP4061800B2 JP4061800B2 (ja) 2008-03-19

Family

ID=18535535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000007109A Expired - Fee Related JP4061800B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 気泡浴水発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4061800B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020011100A (ja) * 2015-03-31 2020-01-23 テイ・エス テック株式会社 椅子
US11465540B2 (en) 2015-03-27 2022-10-11 Ts Tech Co., Ltd. Chair

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11465540B2 (en) 2015-03-27 2022-10-11 Ts Tech Co., Ltd. Chair
JP2020011100A (ja) * 2015-03-31 2020-01-23 テイ・エス テック株式会社 椅子

Also Published As

Publication number Publication date
JP4061800B2 (ja) 2008-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4100917A (en) Hydrotherapy unit
JPH05228163A (ja) 口腔治療用装置
US5197153A (en) Bubble generating device for bathtubs
JP2001190625A (ja) 気泡浴水発生装置
CN112704805A (zh) 智能阴道给药器
US7437961B2 (en) Gyro power starter
JP2001190623A (ja) 気泡浴水発生装置
JP2001190624A (ja) 気泡浴水発生装置
US20020188231A1 (en) Device for performing can sucking therapy
CN209734207U (zh) 一种洗牙装置
JP7453646B2 (ja) 消臭装置
CN207846064U (zh) 一种快速冷却电熨斗
CN218784567U (zh) 一种手持泡泡仪
JP2731410B2 (ja) 浴中気泡発生装置
US11471909B2 (en) Aromatherapy diffuser
CN213994179U (zh) 一种应用于按摩器中的单球形按摩头及按摩器
CN216961773U (zh) 洁面棒
CN215457569U (zh) 一种纸巾盒
CN213133691U (zh) 一种电动喷壶
KR100995822B1 (ko) 거품 목욕을 위한 부유형 기포 발생 장치
CN215838601U (zh) 一种便于连续出泡的自动泡沫洗手液机
KR102528373B1 (ko) 향기 확산 장치
JP3954463B2 (ja) 気泡浴装置
KR102017686B1 (ko) 용이하게 비눗방울 생성이 단속될 뿐만 아니라 비눗물 및 배터리 소모를 절감할 수 있는 비눗방울 총.
US5477567A (en) Portable hydromassage apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071217

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140111

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees