JP2001190322A - ヘアスタイリング装置用の隠しばねヒンジ - Google Patents

ヘアスタイリング装置用の隠しばねヒンジ

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JP2001190322A
JP2001190322A JP2000359150A JP2000359150A JP2001190322A JP 2001190322 A JP2001190322 A JP 2001190322A JP 2000359150 A JP2000359150 A JP 2000359150A JP 2000359150 A JP2000359150 A JP 2000359150A JP 2001190322 A JP2001190322 A JP 2001190322A
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D8/00Hair-holding devices; Accessories therefor
    • A45D8/20Hair clamps, i.e. elastic multi-part clamps, the parts of which are pivotally connected between their ends

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘアスタイリング装置が髪に置かれている
時、金属ワイヤから成るばねが見えると装飾品として美
しくない。なぜなら、機械的な装置の外観を与えるから
である。又、製造時、プレストレスの掛けられたばねを
組み込むことは困難さである。 【解決手段】 ヘアスタイリング装置は、螺旋状のばね
がその周囲に螺旋状に巻かれているヒンジ横軸について
ヒンジ手段によって共にヒンジされる2つのあご部を有
する。ばねは、第一あご部に取り付けられた不透明なケ
ーシングに含まれ、ばねの第二放射方向突起端の一が第
二あご部から押圧を受けるために通る端部切り欠きを有
する。ケーシングは、一体であり、その一端において第
一有孔突起の外縁をその回転を防止するために覆うリム
を有する。ケーシングの他端は、リムを有さず、大きめ
に設計され、ケーシングの外表面とほぼ連続する外縁を
有する別の第一有孔突起と接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戻りばねを有する
ヒンジ手段によって第一あご部が第二あご部に蝶番式に
取り付けられているヘアスタイリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】女性の髪に用いられるクリップ状のヘア
スタイリング装置はこの分野では既知である。この種の
クリップは長年使われており、特に文献:FR−A−7
70805、FR−A−755 662、及びUS−A
−2 201 719に説明されている。
【0003】従来のヘアクリップは、一般的に、ヒンジ
手段によって共にヒンジされた第一あご部と第二あご部
とを有する。第一あご部及び第二あご部はヒンジ手段に
よって開いた状態と閉じた状態との間をヒンジ軸周りに
回転する。ばね手段は、第一及び第二あご部の回転相対
運動を閉じた状態に向けて付勢する。ヒンジ手段は、第
一あご部上に、安定のために間隔があけられた2つの平
行な第一の有孔突起を有し、又、第二あご部上に、右第
一有孔突起のそれぞれ反対側に係合するように適切に間
隔があけられた2つの平行な第二の有孔突起を有する。
ヒンジ軸に平行な連結スピンドルは両あご部を接続する
ために4つの有孔突起を貫通する。
【0004】これら従来のヘアクリップにおいて、ばね
手段は、ヒンジ軸周りに螺旋状に巻かれた伸縮自在な弾
力性のある金属ワイヤばねを有する。この伸縮自在な弾
力性のあるワイヤの第一端は、放射方向に軸から離れて
伸び、第一あご部の内面から押圧を受ける。この伸縮自
在な弾力性のあるワイヤの第二端は、放射方向に軸から
離れて伸び、第二あご部から押圧を受ける。ばねは、2
つの突起端が両あご部をそれらが閉じた状態へ向けて付
勢するように、軸について回転方向のプレストレスが加
えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造の第一の
欠点は、ヘアスタイリング装置という特定の利用の結
果、それが髪に置かれている時、ヒンジ・エリア及び螺
旋に巻かれた伸縮自在な弾力性のある金属ワイヤから成
る部分であるその後部が見えることである。これは、特
に美しくない効果を生じる。なぜなら、伸縮自在の弾力
性のある金属ワイヤばねの構造がはっきりと見ることが
でき、理論上装飾品を構成すべきヘアスタイリング装置
に機械的な装置の外観を与えるからである。
【0006】上記従来構造の別の重要な欠点は、プレス
トレスの掛けられたばねを組み込むことの困難さであ
る。4つの構成要素、即ち、2つのあご部、ばね、及び
連結スピンドルは、ばねの放射方向突起端によって掛け
られたプレストレス力に打ち勝つための適切な力をばね
に掛けている間に、一体に同時に組み立てられなければ
ならないからである。
【0007】文献:EP−A−0 901 759は、
あご部の一つに付けられた壁の後ろに螺旋状のばねを隠
すことを提案している。この解決方法は、プレストレス
の掛けられたばねを組み込むことの困難さの問題を解決
せず、実際、ばねによって占められるエリアへのアクセ
スを制限することによってこの困難さが強調される傾向
にある。
【0008】文献:EP−A−0 847 710は、
螺旋状の戻りばねを第一有孔突起間に取り付けられたケ
ーシング(casing)に組み込むことを提案する。
ケーシングは、U字型の横断面を有する主ケーシング本
体と、ばねの第二端を伸ばすためにケーシング本体に付
けられた端部帯(end hoop)とを、弓形の外部
周囲スロットをばねの一突起端が通り抜けられるように
残しつつ組み立てることによって得られる。結果として
得られるケーシングの両端は、ヒンジの第一突起の外縁
上に重なる。よって、両あご部のヒンジ突起は、この実
施形態の場合、すべて同じサイズであり、第一突起は、
螺旋状の戻りばねが挿入されるチューブを構成するケー
シングによって覆われる。よって、ケーシングは、2つ
の第一突起間に視覚的連続性を提供し、製品に目を喜ば
せる美しい外観を与えるためにばねを隠す。
【0009】第一の欠点は、2つの部分から成るケーシ
ングの製造に比較的高コストが掛かる点である。別の欠
点は、ヘアスタイリング装置のあご部上へ組み込むのが
比較的複雑である点である。ケーシングは、プラスチッ
ク材から成型されなければならず、大量生産は、第二ス
プルーによって本体及び帯が合わせられる主スプルーの
反対側において一連の本体及び帯を成型することを含
む。第二のスプルーを破壊することによって主スプルー
から本体を分離することも可能である。しかし、端部帯
に対しては不可能である。なぜなら、それらは主スプル
ーの半径より小さすぎ且つ薄すぎるからである。結果と
して、射出成型後、帯及び本体は、主スプルーへ取り付
けられたままとなる。よって、それらをスプルーから除
去するためには第二スプルーの土台を切り開くという追
加的な作業が必要となる。
【0010】更に、主ケーシング本体上に帯を組み込む
ための突起及び穴を形成するためには複雑な成型が必要
とされる。組み立て部品のサイズを非常に小さくする
と、自ら壊れてしまう成型部品のリスクが高く、成型部
分は詳細且つ複雑な動きをしなければならない。
【0011】よって、構成要素の製造は高くつく。しか
し、それらの組み立ても複雑且つ高コストである。ばね
は主ケーシング本体へ挿入されなければならず、次いで
帯はケーシング本体の端部に組み込まれなければなら
ず、最後にテンションの掛けられたばねとケーシングと
をヘアスタイリング装置の第一あご部上に置かなければ
ならない。この作業を自動化することは困難であり、慎
重且つ経験の要る組立作業員が必要となる。
【0012】本発明によって解決される問題は、ヘアス
タイリング装置のあご部の螺旋状の戻りばねを隠すこ
と、ヘアスタイリング装置上にばねを取り付けるのを容
易にすること、ヘアスタイリング装置の構成部品の製造
コストを下げること、及びヘアスタイリング装置の組み
立てコストを下げることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の基本的なアイデ
ィアは、ケーシングに戻りばねを設け、続くヘアスタイ
リング装置のあご部上へのばねの組み立てを容易にする
ことと、組み立ての困難さ及び部品の製造コストを減ら
す端部帯を有さない一体のケーシングを用いることであ
る。
【0014】上記及び他の目的を達成するために、より
短いケーシングが用いられ、その一端部のみが第一あご
部の第一突起の一の外縁を覆い、ケーシングの他端は単
に第一あご部の他方の第一突起からそれを覆わずに押圧
されているに過ぎず、第一あご部の他方の第一突起は、
視覚的連続性を達成してばねを隠し、ケーシングの周囲
面と連続するように大きめに設計されている。
【0015】従って、本発明に掛かるヘアスタイリング
装置においては、第一あご部及び第二あご部は、開いた
状態と閉じた状態との間でヒンジ横軸周りにそれらを回
転可能とするヒンジ手段によって共にヒンジされ、伸縮
自在の弾力性のあるばねは、ヒンジ横軸周りに螺旋状に
巻かれ、第一あご部及び第二あご部を開いた状態若しく
は閉じた状態に向けて相対的に付勢する2つの放射方向
突起端を有し、ヒンジ手段は、安定のため一定距離だけ
間隔があいている2つの平行した第一有孔突起を前記第
一あご部上に有し、ヒンジ手段は更に、第一有孔突起の
それぞれ反対側に係合するために適切な距離だけ間隔が
あいている2つの平行した第二有孔突起を第二あご部上
に有し、ヒンジ横軸に平行な連結スピンドルが両あご部
を接続するために4つの有孔突起を貫通し、ケーシング
は、第一有孔突起間に取り付けられ、第一あご部上で固
定された状態に保持され、少なくともばねの螺旋状に巻
かれた部分を含む軸方向内部ハウジングを形成し、ばね
の第一放射方向突起端はケーシング若しくは第一あご部
から押圧を受けながら固定的に係合し、ばねの第二放射
方向突起端はケーシングから突き出て第二あご部から機
能的に押圧され、第二あご部を閉じた状態に向けて付勢
し、ケーシングは、連結スピンドルが通ることができる
軸方向に開放した端部を有し、ケーシングは、概円筒状
の外表面を有する周囲側壁を有し、ケーシングの第一端
は、対応する第一有孔突起の外縁を少なくとも部分的に
囲むためにその3辺上でリムによって拡張され、ケーシ
ングの第二端は、リムを有さず、ばねの第二放射方向突
起端が通り、動くことが可能な端部切り欠きを有し、第
一あご部の他方の第一有孔突起は、その外縁が前記ケー
シングの側壁の外表面とほぼ連続性を有するように大き
めに設計されている。
【0016】ケーシングは一体に作られていることが好
ましい。
【0017】一実施形態において、第二あご部が有する
第二有孔突起は、それらの外縁がケーシングの側壁の外
表面とほぼ連続性を有するように大きめに設計されてい
る。
【0018】ケーシングの側壁の外表面は円筒の一部を
形成することが好ましい。これは、あご部のすべての関
連する角位置において有孔突起との視覚的連続性を向上
させることを達成する。
【0019】本発明の他の目的、機能、及び利点は、添
付図面を参照した以下の本発明の特定の実施形態の説明
から明らかとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】図において示される実施形態にお
いて、本発明に掛かるヘアスタイリング装置は、第一あ
ご部1及び第二あご部4を有するヘアクリップである。
第一あご部1は、第一中間連結エリア3に固定されてい
る第一開放レバー2によって駆動され得る。第二あご部
4は、第二中間連結エリア6に固定されている第二開放
レバー5によって駆動され得る。
【0021】ヒンジ手段7は、第一中間連結エリア3と
第二中間連結エリア6とを接続し、第一あご部1及び第
二あご部4を図3に示された開いた状態と図2に示され
た閉じた状態との間で、ヒンジ横軸8周りに相対的に回
転できるようにする。ばね手段は、第一あご部1及び第
二あご部4の相対的回転をそれらの閉じた状態に向けて
付勢する。閉じた状態において、それらのそれぞれの歯
35、36は交差する。
【0022】本発明において用いられるヒンジ手段は、
図11及び図12においてよりはっきりと見ることがで
きる。両図において、ばね手段は、いまだあご部1及び
4に組み込まれていない。このヒンジ手段7は、第一あ
ご部1上に、2つの平行した第一の有孔突起9及び10
を有する。突起9及び10は、安定のため、距離Eだけ
間隔があいている。このヒンジ手段7は更に、第二あご
部4上に、2つの平行した第二の有孔突起11及び12
を有する。突起11及び12は、第一有孔突起9及び1
0のそれぞれ反対側に係合するために適切な距離だけ間
隔があいている。ヒンジ横軸8に平行な連結スピンドル
13は、あご部1とあご部4を接続するために4つの有
孔突起を貫通する。
【0023】図1において見受けられるように、ヒンジ
手段7は更に、ヒンジ横軸8の周囲に螺旋状に巻かれ、
2つの放射方向突起端、例えば第二端15、を有する伸
縮自在な弾力性のあるワイヤばね14を有する。ばね1
4の両放射方向突起端は、ヒンジ横軸8周りの第一あご
部1と第二あご部4の相対的回転を付勢する。
【0024】本発明によれば、ばね14は、第一有孔突
起9及び10間に組み込まれ、第一あご部1に固定され
たケーシング16に格納される。
【0025】ケーシング16は、円筒状の外側部分26
と付勢平面27とを有する周囲壁を有する。押圧平面2
7は、ケーシング16が第一あご部1上に取り付けられ
た時に第一あご部の対応する平面28から押圧を受ける
ように形成されている。ばね14の第一放射方向突起端
17は、ケーシングに固定され、よって第一あご部1に
固定される。ばね14の第二放射方向突起端15は、放
射方向にケーシング16を抜け出て、図1及び2に示さ
れるように、第二あご部4から機能的に押圧を受けるた
めにケーシング16の端部の切り欠き18に係合され
る。
【0026】ケーシング16の端部の切り欠き18によ
って、ばね14の第二放射方向突起端15はヒンジ横軸
8周りの角移動が可能となる。
【0027】ケーシング16は、第一端19及び第二端
20を有する。両者はそれぞれ、対応する第一有孔突起
9及び10の対向する対応した内面21及び22(図1
2)から押圧を受けるように形成された突起横断面11
9及び120を有する。第一端19において、第一横断
面119は、リム23と3辺で接し、第一有孔突起9の
外縁109を少なくとも部分的に囲む。第一端19にお
ける第一横断面119の底縁25上にリムはない。従っ
て、図11及び12において見受けられるように、ケー
シング16は、その端部19及び20の横断面119及
び120が第一有孔突起9及び10の内面21及び22
上を滑り、リム23が第一有孔端9の側縁上を滑るよう
に、第一有孔突起9及び10の間に強制的に滑り込ませ
ることができる。よって、図1及び2に示された、組み
立てられた状態において、ケーシング16は平行移動に
ついても回転についても第一あご部1に固定され、ばね
14によって連結スピンドル13周りに保持される。
【0028】ケーシング16は、筒状の軸方向内部ハウ
ジング161を有する。このハウジング161は、連結
スピンドル13用の通路を提供するために両端が開放さ
れており、その下部に格納されるばね14を受け入れ、
保持し、第一放射方向突起端17の回転を防止するよう
に形成されている。
【0029】図5から8においてより明確に見られるよ
うに、ケーシング16は、ばね14の第一放射方向突起
端17の係合を可能にする縦溝164を有する。従っ
て、ばね14は、第二端から軸方向に滑り込ませること
によって軸方向内部ハウジング161に係合され得る。
ケーシング16の第二端は、底から伸び、ばね14の第
二放射方向突起端15が付勢する傾斜した肩部167を
組み込む。肩部167は、端部切り欠き18の第一端を
形成する。
【0030】ばね14において、第一放射方向突起端1
7の軸方向の一部分を、図5から9に示されるように、
曲げると有益である。そうすると、ばねがケーシングか
ら押圧される力は、より大きい表面領域に分散され、ケ
ーシングの磨耗及び遊び発生のリスクを減少させる。
【0031】本発明によれば、ケーシング16の第二端
20にリムは無い。第二端20は、ばね14の第二放射
方向突起端15が通り、移動する端部切り欠き18を含
む。第二端20は、他方の第一有孔突起10を容易に付
勢する。
【0032】本発明によれば、突起間のヒンジ・システ
ムの視覚的連続性を達成するために、第一あご部1の他
方の第一有孔突起10は、その外縁110がケーシング
16の側壁の外表面とほぼ連続するように大きめに設計
される。
【0033】本発明の第一の実施形態において、第一あ
ご部1の他方の第一有孔突起10のみが大きめに設計さ
れる。結果として、第二有孔突起11及び12は、ケー
シング16より小さくなり、視覚的連続性は阻止された
ままである。
【0034】別の実施形態において、第二あご部4が有
する第二有孔突起11及び12は更に、それらの外縁1
11及び112がそれぞれ、ケーシング16の側壁の外
表面とほぼ連続するように大きめに設計され得る。
【0035】換言すれば、あご部1及び4は、通常サイ
ズの3つの有孔突起10、11、及び12と、リム23
によって区切られた端部ハウジングに挿入され得るよう
に縮小されたサイズの1つの有孔突起9と、を有すると
みなし得る。
【0036】ケーシング16の側壁の外表面は、図に示
されるように、ヒンジ横軸8と同軸の円柱の一部を形成
することが好ましい。
【0037】ケーシング16の端部19及び20はそれ
ぞれ、対応する第一有孔突起9及び10の対向する内面
21及び22から押圧を受ける横断面119及び120
を有する。
【0038】ケーシング16は、プラスチック材から一
体に射出成型されることが有益である。
【0039】ケーシング16を第一あご部1へ組み込む
ために、ケーシング16は、両あご部を有孔突起9〜1
2の穴が揃った状態に保ちつつ、押圧面27を正面に
し、図11の矢印29の方向へ平行移動される。この方
向付けにおいて、ケーシング16は第一有孔突起9及び
10の間を滑り、ばね14の第二放射方向突起端15は
第二あご部4の内面30から押圧を受けるようになる。
従って、ばねの第二放射方向突起端15は、図11に破
線31で示されたように、押し戻され、回転する。ケー
シング16の第一有孔突起9及び10上への係合が完了
すると、ばね14にプレストレスが掛けられているた
め、ばね14の第二放射方向突起端15は、第二あご部
4の内面30上に形成されたハウジング32に係合し得
る。
【0040】ケーシング16は、含有するばね14を隠
せるような不透明材料から成ることが好ましい。このよ
うに、図1に示されるように、ヒンジ手段7は、露出さ
れた螺旋状のばねよりはより美しい比較的連続した外観
を有する。
【0041】以上述べた本発明の実施形態において、ケ
ーシング16は、ばね14を隠し、ヘアスタイリング装
置の組み立てを容易にする。
【0042】製造及び組み立てが安価で済むこと、及び
非常に細かい構成要素若しくは構成要素の部品がないこ
とのために、本発明に掛かる装置は、安価で小型のヘア
スタイリング装置を含むすべての種類のヘアスタイリン
グ装置において経済的に利用されることが可能である。
【0043】本発明は、明確に示された実施形態に限定
されず、請求項の範囲内に含まれる変形例及び一般化し
たものを含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を構成するヘアクリップ状
のヘアスタイリング装置の閉じた状態での正面図であ
る。
【図2】図1に掛かるヘアスタイリング装置の閉じた状
態での右側面図である。
【図3】図1に掛かるヘアスタイリング装置の開いた状
態での右側面図である。
【図4】本発明の一実施形態に掛かる戻りばねを格納す
るケーシングの透視図である。
【図5】図4に掛かるケーシングの第一端を示す図であ
る。
【図6】図4に掛かるケーシングの第二端を示す図であ
る。
【図7】内部にばねを有する図4のケーシングの正面図
である。
【図8】図4に掛かるケーシングの上面図である。
【図9】図4に掛かるケーシングの底面図である。
【図10】ばねを含み、ヘアスタイリング装置のあご部
上に組み立てられたケーシングの縦断面の正面図であ
る。
【図11】本発明に掛かるケーシングがヘアスタイリン
グ装置の両あご部上へ組み込まれる動きを示す部分側面
図である。
【図12】有孔突起ヒンジ手段の構造及び本発明に掛か
るケーシングの両あご部へ向かう組み立ての動きを示す
部分正面図である。
【符号の説明】
1 第一あご部 2 第一開放レバー 3 第一中間連結エリア 4 第二あご部 5 第二開放レバー 6 第二中間連結エリア 7 ヒンジ手段 8 ヒンジ横軸 9、10 第一有孔突起 11、12 第二有孔突起 13 連結スピンドル 14 ばね 15 第二放射方向突起端 16 ケーシング 17 第一放射方向突起端 18 切り欠き 19 第一端 109、110、111、112 外縁 119、120 横断面 161 軸方向内部ハウジング 164 縦溝 167 肩部 20 第二端 21、22 内面 23 リム 26 円筒状の外側部分 27 押圧平面 28 平面 29 ケーシングの平行移動方向を示す矢印 30 内面 32 ハウジング

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一あご部と、第二あご部と、伸縮自在
    な弾力性のあるワイヤばねと、ヒンジ手段と、ケーシン
    グとを有し、 前記第一あご部及び前記第二あご部は、開いた状態と閉
    じた状態との間でヒンジ横軸についてそれらを回転可能
    とするヒンジ手段によって共にヒンジされ、 前記ばねは、ヒンジ横軸周りに螺旋状に巻かれ、前記第
    一あご部及び前記第二あご部を開いた状態若しくは閉じ
    た状態に向けて相対的に付勢する2つの放射方向突起端
    を有し、 前記ヒンジ手段は、安定のため一定距離だけ間隔があい
    ている2つの平行した第一有孔突起を前記第一あご部上
    に有し、 前記ヒンジ手段は更に、第一有孔突起のそれぞれ反対側
    に係合するために適切な距離だけ間隔があいている2つ
    の平行した第二有孔突起を前記第二あご部上に有し、 ヒンジ横軸に平行な連結スピンドルが両あご部を接続す
    るために4つの有孔突起を貫通し、 前記ケーシングは、前記第一有孔突起間に取り付けら
    れ、前記第一あご部上で固定された状態に保持され、少
    なくとも前記ばねの螺旋状に巻かれた部分を含む軸方向
    内部ハウジングを形成し、 前記ばねの第一放射方向突起端は前記ケーシング若しく
    は前記第一あご部に押圧されながら固定的に係合し、 前記ばねの第二放射方向突起端は前記ケーシングから抜
    け出て前記第二あご部から機能的に押圧され、前記第二
    あご部を閉じた状態に向かけて付勢し、 前記ケーシングは、前記連結スピンドルが通ることがで
    きる軸方向に開放した端部を有するヘアスタイリング装
    置であって、 前記ケーシングは、概円筒状の外表面を有する周囲側壁
    を有し、 前記ケーシングの第一端は、対応する第一有孔突起の外
    縁を少なくとも部分的に囲むためにその3辺上でリムに
    よって拡張され、 前記ケーシングの第二端は、リムを有さず、前記ばねの
    第二放射方向突起端が通り、動くことが可能な端部切り
    欠きを有し、 前記第一あご部の他方の第一有孔突起は、その外縁が前
    記ケーシングの側壁の外表面とほぼ連続性を有するよう
    に大きめに設計されていることを特徴とするヘアスタイ
    リング装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングは一体に作られているこ
    とを特徴とする請求項1記載のヘアスタイリング装置。
  3. 【請求項3】 前記第二あご部が有する第二有孔突起
    は、それらの各外縁が前記ケーシングの側壁の外表面と
    ほぼ連続性を有するように大きめに設計されていること
    を特徴とする請求項1記載のヘアスタイリング装置。
  4. 【請求項4】 前記ケーシングの側壁の外表面は円筒の
    一部を形成することを特徴とする請求項1記載のヘアス
    タイリング装置。
  5. 【請求項5】 前記ケーシングは、前記ケーシング下部
    に格納される前記ばねを受け入れ、保持し、その第一放
    射方向突起端の回転を防止するように形成され、前記ケ
    ーシングが前記第一あご部上に組み込まれると前記第一
    あご部の対応する平面から押圧を受ける押圧平面を有す
    る、筒状の軸方向内部ハウジングを有することを特徴と
    する請求項1記載のヘアスタイリング装置。
  6. 【請求項6】 前記ケーシングの両端部はそれぞれ、対
    応する第一有孔突起の対向する内面から押圧を受ける横
    断面を有することを特徴とする請求項1記載のヘアスタ
    イリング装置。
  7. 【請求項7】 前記ケーシングは、プラスチック材から
    射出成型されることを特徴とする請求項1記載のヘアス
    タイリング装置。
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