JP3098789U - 連珠ネックレスと糸留め具カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】連珠ネックレスの輪体の大きさを容易に変えられることが可能であり、両端に設けられた糸留め具の無骨な形状を解消し、そして、装着時に全体のフォルムが損なわれること無く美しい自然なラインを描く「優しい」・「自然」・「柔らかい」といったイメージの商品を提供する。
【解決手段】連珠ネックレスの一端に接続した金具が、本体部1と、回動自在に取り付けた中子2と、前記本体部と中子の切欠部10に配設したスプリング3とからなる金具を構成、糸留め具カバー30を介して前記金具と糸留め具7を有する連珠ネックレスの一端を接続することで装着時に全体のフォルムが損なわれることなく輪体の大きさが変えられる。また、糸留め具カバーには丸玉等の中空体又は連珠ネックレスの素材と同じものを用いて覆ったことを特徴としている。
【選択図】 図1
【解決手段】連珠ネックレスの一端に接続した金具が、本体部1と、回動自在に取り付けた中子2と、前記本体部と中子の切欠部10に配設したスプリング3とからなる金具を構成、糸留め具カバー30を介して前記金具と糸留め具7を有する連珠ネックレスの一端を接続することで装着時に全体のフォルムが損なわれることなく輪体の大きさが変えられる。また、糸留め具カバーには丸玉等の中空体又は連珠ネックレスの素材と同じものを用いて覆ったことを特徴としている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、宝飾品である連珠装身具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
連珠ネックレスの両端を糸留め具で固定し、差し込み金具等に接続して単一の輪体径を形成させる方法が一般的であり、輪体の大きさを変えられる連珠ネックレスに於いては、金具21と糸留め具7を接続した部分が折れ曲がる(図7)問題が有った。
【0003】また、珠40のつなぎ方法として、珠40に糸又はワイヤー32を通し、両端を糸留め具7のネジ31で締め付けて珠40が糸又はワイヤー32より抜け出ないようにし連珠し、糸留め具を介して金具を接続して連珠ネックレスを製作しているが、糸留め具7その物が無骨であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記の連珠ネックレスの長さ調整を必要とする場合は珠数の増加又は少なくするかの方法で行う必要が有り、日数及び、コストがかかり、本考案はそれらを無くする目的として、金具の脱着自在にて連珠ネックレスの任意の場所に挟み込むことで輪体の大きさを変えられ、且つ、糸留め具の無骨さを解消し、装着時に全体のフォルムが損なわれること無く美しい自然なラインを描く商品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、連珠ネックレス50の一端に接続した金具20が、本体部1と、回動自在に取り付けた中子2と、前記本体部1と中子2の間に配設したスプリング3とからなり、本体部1は上端側にフック部4と、下端側に中子2を組み入れるための切込溝5で形成し、中子2は上端側に閉塞部8と、下端側に押圧部9を板状で形成し、そして、中子2の押圧部9の切欠部10にスプリング3を嵌め込み、前記中子2を本体部1の切込溝5に嵌め込み、切込溝5に設けた孔6aより丸棒12を挿入し輪体の大きさを自由に変えられる金具20とした。
【0006】また、糸留め具を丸玉等の中空体又は連珠ネックレスの素材と同じものを用いて覆ったことを特徴としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面について本考案の実地形態を詳細に説明する。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の連珠ネックレスに用いた一実施形態を示す部品の正面図であり、(A)は金具20の本体部1を示し、上端側にフック部4と、下端側の立上に中子2を組み入れる切込溝5にて形成し、切込溝5の両側には中子を回動自在に取り付ける孔6aと、連珠ネックレス50一端に接続してある接続板33と金具20を連結する孔6bを設けた。
【0009】(B)は回動自在の中子2を示し、上端側に閉塞部8と、下端側に押圧部9を板状で形成し、押圧部9の立上にスプリング3を配設する切欠部10と、押圧部9の面に垂直に街道自在の動きを得る為の孔6cを設けた。
【0010】(C)は中子2に配設して中子2を回動自在にさせるスプリング3と、本体部1の切込溝5の両側に設けた孔6aより挿入し中子2を回動自在に取り付る丸棒12を示し、(D)は請求項2で記述した糸留め具カバーに丸玉の中空体を用いた実施例を示し、(E)は連珠ネックレスの一端に糸留め具7を配し、金具20と接続するための接続板33の孔43bに糸又はワイヤー32を通して折り返して糸留め具7に再度通し、糸留め具7に設けたネジ31で糸又はワイヤー32を挟み固定した連珠ネックレスの一端を切欠いた状態を示す。
【0011】図2は、図1(E)の糸留め具7に中空体の丸玉を糸留め具カバー30として用いた状態を示す。
【0012】図3は、真珠の連珠ネックレス50に糸留め具カバー30として同じ素材の真珠を用いた状態を示す。
【0013】図4(A)は、連珠ネックレス50の一端と金具20を糸留めカバー30を介して接続した状態を示し、図4(B)は金具20の中子2が開口した状態を示す。
【0014】図5は、本考案の連珠ネックレス50の一実施例を示す要部の一部正面図であり、糸留め具カバー30を用いたことにより、無骨な糸留め具7を隠すと共に、金具20を任意の場所に嵌め込み輪体の大きさを変えても糸留め具カバー30を基として折れ曲がること無く連珠ネックレス50に自然なラインでジョイントできる。
【0015】図6は、従来の連珠ネックレス要部の一部切欠いた平面図であり 糸留め具7が露出し、糸又はワイヤー32と接続環35が接続のみであるために、糸又はワイヤー32を基点として金具21が折れ曲がり易いことを示す。
【0016】図7は、従来の連珠ネックレス要部を拡大した概念図で、糸又はワイヤー32を基点として金具20が折れ曲がり、自然なラインが損なわれることを示す。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように本考案は、装着者の体型やその日の気分に合わせて輪体の大きさを容易に変えることが可能となり、また、糸留め具カバーにて装着時にネックレスのフォルムが損なわれること無く自然なラインを描き、連珠ネックレスの美しさを糸留め具カバーも含めて主張でき、使用性及び趣味性が従来の商品より格段と向上しての提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に使用の一実形態を示す部品の正面図である。
【図2】糸留め具カバーに一実施例として中空体の丸玉を使用した要部の一部切欠いた断面図である。
【図3】糸留め具カバー一実施例として真珠を用いた要部の一部切欠いた断面図である。
【図4】本考案の糸留め具カバーを使用した一実施例を示す糸留め具カバーと、金具要部の一部切欠いた平面図である。
【図5】本考案の連珠ネックレスの一実施例を示す要部の一部正面図である。
【図6】従来の連珠ネックレス要部の一部切欠いた平面図である。
【図7】従来の連珠ネックレス要部を拡大した概念図である。
【符号の説明】
1 本体部
2 中子
3 スプリング面
4 フック部
5 切込溝
6a 孔
6b 孔
6c 孔
7 糸留め具
8 閉塞部
9 押圧部
10 切欠部
12 丸棒
20 金具
21 金具
25 糸留め具カバー(真珠)
30 糸留め具カバー(中空体の丸玉)
31 ネジ
32 糸又はワイヤー
33 接続板
34a 孔(接続板)
34b 孔(接続板
35 接続環
40 珠
50 連珠ネックレス
【考案の属する技術分野】
本考案は、宝飾品である連珠装身具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
連珠ネックレスの両端を糸留め具で固定し、差し込み金具等に接続して単一の輪体径を形成させる方法が一般的であり、輪体の大きさを変えられる連珠ネックレスに於いては、金具21と糸留め具7を接続した部分が折れ曲がる(図7)問題が有った。
【0003】また、珠40のつなぎ方法として、珠40に糸又はワイヤー32を通し、両端を糸留め具7のネジ31で締め付けて珠40が糸又はワイヤー32より抜け出ないようにし連珠し、糸留め具を介して金具を接続して連珠ネックレスを製作しているが、糸留め具7その物が無骨であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記の連珠ネックレスの長さ調整を必要とする場合は珠数の増加又は少なくするかの方法で行う必要が有り、日数及び、コストがかかり、本考案はそれらを無くする目的として、金具の脱着自在にて連珠ネックレスの任意の場所に挟み込むことで輪体の大きさを変えられ、且つ、糸留め具の無骨さを解消し、装着時に全体のフォルムが損なわれること無く美しい自然なラインを描く商品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、連珠ネックレス50の一端に接続した金具20が、本体部1と、回動自在に取り付けた中子2と、前記本体部1と中子2の間に配設したスプリング3とからなり、本体部1は上端側にフック部4と、下端側に中子2を組み入れるための切込溝5で形成し、中子2は上端側に閉塞部8と、下端側に押圧部9を板状で形成し、そして、中子2の押圧部9の切欠部10にスプリング3を嵌め込み、前記中子2を本体部1の切込溝5に嵌め込み、切込溝5に設けた孔6aより丸棒12を挿入し輪体の大きさを自由に変えられる金具20とした。
【0006】また、糸留め具を丸玉等の中空体又は連珠ネックレスの素材と同じものを用いて覆ったことを特徴としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面について本考案の実地形態を詳細に説明する。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の連珠ネックレスに用いた一実施形態を示す部品の正面図であり、(A)は金具20の本体部1を示し、上端側にフック部4と、下端側の立上に中子2を組み入れる切込溝5にて形成し、切込溝5の両側には中子を回動自在に取り付ける孔6aと、連珠ネックレス50一端に接続してある接続板33と金具20を連結する孔6bを設けた。
【0009】(B)は回動自在の中子2を示し、上端側に閉塞部8と、下端側に押圧部9を板状で形成し、押圧部9の立上にスプリング3を配設する切欠部10と、押圧部9の面に垂直に街道自在の動きを得る為の孔6cを設けた。
【0010】(C)は中子2に配設して中子2を回動自在にさせるスプリング3と、本体部1の切込溝5の両側に設けた孔6aより挿入し中子2を回動自在に取り付る丸棒12を示し、(D)は請求項2で記述した糸留め具カバーに丸玉の中空体を用いた実施例を示し、(E)は連珠ネックレスの一端に糸留め具7を配し、金具20と接続するための接続板33の孔43bに糸又はワイヤー32を通して折り返して糸留め具7に再度通し、糸留め具7に設けたネジ31で糸又はワイヤー32を挟み固定した連珠ネックレスの一端を切欠いた状態を示す。
【0011】図2は、図1(E)の糸留め具7に中空体の丸玉を糸留め具カバー30として用いた状態を示す。
【0012】図3は、真珠の連珠ネックレス50に糸留め具カバー30として同じ素材の真珠を用いた状態を示す。
【0013】図4(A)は、連珠ネックレス50の一端と金具20を糸留めカバー30を介して接続した状態を示し、図4(B)は金具20の中子2が開口した状態を示す。
【0014】図5は、本考案の連珠ネックレス50の一実施例を示す要部の一部正面図であり、糸留め具カバー30を用いたことにより、無骨な糸留め具7を隠すと共に、金具20を任意の場所に嵌め込み輪体の大きさを変えても糸留め具カバー30を基として折れ曲がること無く連珠ネックレス50に自然なラインでジョイントできる。
【0015】図6は、従来の連珠ネックレス要部の一部切欠いた平面図であり 糸留め具7が露出し、糸又はワイヤー32と接続環35が接続のみであるために、糸又はワイヤー32を基点として金具21が折れ曲がり易いことを示す。
【0016】図7は、従来の連珠ネックレス要部を拡大した概念図で、糸又はワイヤー32を基点として金具20が折れ曲がり、自然なラインが損なわれることを示す。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように本考案は、装着者の体型やその日の気分に合わせて輪体の大きさを容易に変えることが可能となり、また、糸留め具カバーにて装着時にネックレスのフォルムが損なわれること無く自然なラインを描き、連珠ネックレスの美しさを糸留め具カバーも含めて主張でき、使用性及び趣味性が従来の商品より格段と向上しての提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に使用の一実形態を示す部品の正面図である。
【図2】糸留め具カバーに一実施例として中空体の丸玉を使用した要部の一部切欠いた断面図である。
【図3】糸留め具カバー一実施例として真珠を用いた要部の一部切欠いた断面図である。
【図4】本考案の糸留め具カバーを使用した一実施例を示す糸留め具カバーと、金具要部の一部切欠いた平面図である。
【図5】本考案の連珠ネックレスの一実施例を示す要部の一部正面図である。
【図6】従来の連珠ネックレス要部の一部切欠いた平面図である。
【図7】従来の連珠ネックレス要部を拡大した概念図である。
【符号の説明】
1 本体部
2 中子
3 スプリング面
4 フック部
5 切込溝
6a 孔
6b 孔
6c 孔
7 糸留め具
8 閉塞部
9 押圧部
10 切欠部
12 丸棒
20 金具
21 金具
25 糸留め具カバー(真珠)
30 糸留め具カバー(中空体の丸玉)
31 ネジ
32 糸又はワイヤー
33 接続板
34a 孔(接続板)
34b 孔(接続板
35 接続環
40 珠
50 連珠ネックレス
Claims (3)
- 珠と珠の間に金具を嵌め込むことでネックレスの輪体の大きさを変えられる連珠ネックレスであって、連珠ネックレス50の一端に接続した金具20が、本体部1と、この本体に丸棒12を介して回動自在に取り付けた中子2と、前記本体部1と中子2の間に配設したスプリング3とからなり、本体部1は上端側にフック部4と、下端側の立上に中子2を組み入れるための切込溝5にて形成し、切込溝5の両側には中子2を回動自在に取り付ける孔6aと、連珠ネックレス50の一端に接続してある接続板33と連結する孔6bを設けた。中子2は上端側に閉塞部8と、下端側に押圧部9を板状で形成し、押圧部9の立上にスプリング3を配設する切欠部10と、押圧部9の面に垂直に回動自在の動きを得る孔6cを設けた。そして、中子2の押圧部9の切欠部10にスプリング3を嵌め込み、前記中子2を本体部1の切込溝5に嵌め込み、切込溝5に設けた孔6aより丸棒12を挿入して金具20を構成し、前記金具の押圧部9を指で押すことでスプリング3の弾性により閉塞部8が外開きに大きく(珠の径が10mm以上の連珠ネックレスにも十分に嵌め込みが可能)開口し、押圧部9を離すことで閉口、前記金具20の開閉により、任意の場所に金具20を挟み込み輪体の大きさを変えられることを特徴とした連珠ネックレス。
- 連珠ネックレスの珠40が糸又はワイヤー32より抜け出ないようにするための糸留め具7に丸玉等の中空体又は連珠ネックレスの素材と同じものを用いて糸留め具7を覆ったことを特徴とする糸留め具カバー。
- 請求項2記載の糸留め具カバーを介して、金具20と連珠ネックレス50の一端を接続した請求項1記載の連珠ネックレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003749U JP3098789U (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 連珠ネックレスと糸留め具カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003749U JP3098789U (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 連珠ネックレスと糸留め具カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098789U true JP3098789U (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=43252536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003749U Expired - Lifetime JP3098789U (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 連珠ネックレスと糸留め具カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098789U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020255445A1 (ja) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | 株式会社クロスフォー | 装身具用留め部材、装身具用留め具、装身具、及び装身具用留め部材の組み立てセット |
US11297908B2 (en) | 2018-10-03 | 2022-04-12 | Crossfor Co., Ltd. | Clasp member for accessory, clasp for accessory, and accessory |
-
2003
- 2003-06-25 JP JP2003003749U patent/JP3098789U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11297908B2 (en) | 2018-10-03 | 2022-04-12 | Crossfor Co., Ltd. | Clasp member for accessory, clasp for accessory, and accessory |
WO2020255445A1 (ja) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | 株式会社クロスフォー | 装身具用留め部材、装身具用留め具、装身具、及び装身具用留め部材の組み立てセット |
CN112399809A (zh) * | 2019-06-19 | 2021-02-23 | 株式会社歌思福 | 饰品用紧固部件、饰品用紧固件、饰品以及饰品用紧固部件的组装套件 |
CN112399809B (zh) * | 2019-06-19 | 2023-03-07 | 株式会社歌思福 | 饰品用紧固部件、饰品用紧固件、饰品以及饰品用紧固部件的组装套件 |
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