JP2001190113A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

Info

Publication number
JP2001190113A
JP2001190113A JP2000004595A JP2000004595A JP2001190113A JP 2001190113 A JP2001190113 A JP 2001190113A JP 2000004595 A JP2000004595 A JP 2000004595A JP 2000004595 A JP2000004595 A JP 2000004595A JP 2001190113 A JP2001190113 A JP 2001190113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
height
cutting
control
cutting height
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000004595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yamazaki
弘章 山崎
Hideya Eda
秀弥 江田
Masahiro Nishigori
将浩 錦織
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP2000004595A priority Critical patent/JP2001190113A/ja
Publication of JP2001190113A publication Critical patent/JP2001190113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 刈高さ制御機能を備えるコンバインにおい
て、圃場条件に応じて刈高さ制御の制御方式を切換可能
にし、作業精度や安定性の向上を計る。 【解決手段】 制御部12に、刈取部2の対機高さを検
出するリフトセンサ11の検出高さを入力し、該検出高
さを設定高さに一致させるべく刈取部2を自動的に昇降
制御する刈高さポジション制御手段と、刈取部2の対地
高さを検出する刈高さセンサ13の検出高さを入力し、
該検出高さを設定高さに一致させるべく刈取部2を自動
的に昇降制御する刈高さ自動制御手段と、所定の切換操
作信号に応じて刈高さポジション制御と刈高さ自動制御
とを切換える刈高さ制御切換手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈高さポジション
制御手段および刈高さ自動制御手段を備えるコンバイン
の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種コンバインのなかには、
機体前部に昇降自在に連結される刈取部を、刈高さ設定
具の設定高さを目標として自動的に昇降制御する機能を
備えるものがある。しかるに、従来においては、機体に
対する刈取部の高さを検出し、該検出高さを設定高さに
一致させるべく刈取部を自動的に昇降制御しているた
め、平坦な圃場では刈高さを略一定に保つことができる
ものの、凹凸のある圃場では機体の姿勢変化に伴って刈
高さ(対地高さ)が変化する不都合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、刈取部の対地
高さを検出し、該検出高さを設定高さに一致させるべく
刈取部を自動的に昇降制御することが提案されている
が、凹凸の激しい圃場では、検出高さが激しく変化する
ため、刈取部が上昇・下降を繰り返すハンチング現象が
発生する可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、機体前部に昇降自在に連結される
刈取部を、刈高さ設定具の設定高さを目標として自動的
に昇降制御する制御部を備えたコンバインにおいて、前
記制御部に、刈取部の対機高さを検出する対機高さ検出
手段の検出高さを入力し、該検出高さを設定高さに一致
させるべく刈取部を自動的に昇降制御する刈高さポジシ
ョン制御手段と、刈取部の対地高さを検出する対地高さ
検出手段の検出高さを入力し、該検出高さを設定高さに
一致させるべく刈取部を自動的に昇降制御する刈高さ自
動制御手段と、所定の切換操作信号に応じて刈高さポジ
ション制御と刈高さ自動制御とを切換える刈高さ制御切
換手段とを設けたことを特徴とするものである。つま
り、対機高さ基準で刈取部を昇降制御する刈高さポジシ
ョン制御手段と、対地高さ基準で刈取部を昇降制御する
刈高さ自動制御手段とを備えると共に、各制御を任意に
切換えることができるため、圃場条件に適合する制御を
実行して作業精度や安定性の向上を計ることができる。
また、刈高さ制御切換手段は、刈高さ自動スイッチのO
N操作に応じて刈高さ自動制御に切換える一方、刈高さ
自動スイッチのOFF操作に応じて刈高さポジション制
御に切換えることを特徴とするものである。つまり、刈
高さ自動スイッチのON/OFF操作で各制御を切換え
ることができるため、各制御に対応する一対のスイッチ
を設ける場合に比して部品点数を削減できる許りでな
く、オペレータの操作労力も軽減することができる。ま
た、刈高さポジション制御の刈高さ設定具と、刈高さ自
動制御の刈高さ設定具とを兼用化したことを特徴とする
ものである。つまり、部品点数を削減してコストダウン
を計ることができる。また、刈高さ設定具の操作範囲
に、刈高さポジション制御をOFF状態にするためのO
FF位置を設けたことを特徴とするものである。つま
り、刈高さ設定具を刈高さポジション制御の切換操作具
に兼用しているため、部品点数を削減してコストダウン
を計ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1はコンバ
インであって、該コンバイン1は、茎稈を刈取る刈取部
2、刈り取った茎稈の脱穀処理および選別処理を行う脱
穀選別部3、選別済みの穀粒が貯溜される穀粒タンク
(図示せず)、運転席や各種の操作具が配設される操作
部(図示せず)、左右一対のクローラ走行装置を備える
走行部4等を備えるが、これらの基本構成は何れも従来
通りである。
【0006】前記刈取部2は、茎稈を分草するデバイダ
5、茎稈を引き起す引起装置6、茎稈の株元を切断する
刈刃装置7、刈取茎稈を後方に搬送する茎稈搬送装置
8、該茎稈搬送装置8の終端部まで搬送された茎稈を脱
穀選別部3まで搬送する扱深さ搬送装置9等で構成され
るが、刈取部2全体は、コンバイン1の機体前端部に昇
降自在に連結されると共に、リフトシリンダ10の油圧
伸縮作動に基づいて強制的に昇降されるようになってい
る。
【0007】11は前記刈取部2の昇降支点部位に設け
られるリフトセンサ(対機高さ検出手段)であって、該
リフトセンサ11は、ポテンショメータを用いて刈取部
2の対機高さ(機体に対する刈取部高さ)を検出し、そ
の検出信号を後述する制御部12に入力するように構成
されている。
【0008】13は刈取部2の前端側に設けられる刈高
さセンサ(対地高さ検出手段)であって、該刈高さセン
サ13は、超音波センサを用いて刈取部2の対地高さ
(地面に対する刈取部高さ)を検出し、その検出信号を
制御部12に入力するように構成されている。
【0009】14は前記操作部に設けられる刈高さ操作
パネルであって、該刈高さ操作パネル14には、後述す
る刈高さ自動制御をON/OFF操作する刈高さ自動ス
イッチ15や、刈取部2の目標高さを設定する刈高さ設
定ダイヤル16が設けられているが、該刈高さ設定ダイ
ヤル16は、刈高さ自動制御および刈高さポジション制
御の刈高さ設定具に兼用されると共に、その設定操作範
囲には、刈高さポジション制御をOFF状態にするため
のOFF位置が確保されている。
【0010】前記制御部12は、マイクロコンピュータ
(CPU、ROM、RAM等を含む)を用いて構成され
ており、その入力側には、前述したリフトセンサ11、
刈高さセンサ13、刈高さ自動スイッチ15、刈高さ設
定ダイヤル16等の入力機器が所定の入力インタフェー
ス回路を介して接続される一方、出力側には、リフトシ
リンダ用電磁油圧バルブ17の上昇用ソレノイド17
a、下降用ソレノイド17b等の出力機器が所定の出力
インタフェース回路を介して接続されている。つまり、
制御部12は、リフトセンサ11の検出高さを入力し、
該検出高さを刈高さ設定ダイヤル16の設定高さに一致
させるべく刈取部2を自動的に昇降制御する刈高さポジ
ション制御手段、刈高さセンサ13の検出高さを入力
し、該検出高さを刈高さ設定ダイヤル16の設定高さに
一致させるべく刈取部2を自動的に昇降制御する刈高さ
自動制御手段、所定の切換操作信号に応じて刈高さポジ
ション制御と刈高さ自動制御とを切換える刈高さ制御切
換手段等の制御手段を具備しており、以下、これらの制
御手順を含む「刈高さ制御」の制御手順をフローチャー
トに基づいて説明する。
【0011】前記「刈高さ制御」では、まず、刈高さ自
動スイッチ15のON/OFFを判断し、該判断結果が
ONである場合には刈高さ自動制御を実行する。また、
判断結果がOFFである場合には、刈高さ設定ダイヤル
16がOFF位置であるか否かを判断し、ここでOFF
位置以外であると判断した場合には、刈高さポジション
制御を実行する一方、OFF位置であると判断した場合
には、何れの制御も実行することなく上位ルーチンに復
帰するようになっている。
【0012】刈高さ自動制御を実行する場合は、刈高さ
センサ13の検出データをセンサデータ変数Aにセット
した後、該センサデータ変数Aと刈高さ設定ダイヤル値
Bとを比較する。そして、センサデータ変数Aが刈高さ
設定ダイヤル値Bよりも大きい場合には刈取部2を下降
させる一方、センサデータ変数Aが刈高さ設定ダイヤル
値Bよりも小さい場合には刈取部2を上昇させ、また、
センサデータ変数Aが刈高さ設定ダイヤル値Bに一致
(不感帯を含む)する場合には刈取部2の昇降を停止す
るようになっている。
【0013】一方、刈高さポジション制御を実行する場
合は、リフトセンサ11の検出データをセンサデータ変
数Aにセットした後、該センサデータ変数Aと刈高さ設
定ダイヤル値Bとを比較する。そして、センサデータ変
数Aが刈高さ設定ダイヤル値Bよりも大きい場合には刈
取部2を下降させる一方、センサデータ変数Aが刈高さ
設定ダイヤル値Bよりも小さい場合には刈取部2を上昇
させ、また、センサデータ変数Aが刈高さ設定ダイヤル
値Bに一致(不感帯を含む)する場合には刈取部2の昇
降を停止するようになっている。
【0014】また、何れの制御も実行しない場合は、別
途定義されるルーチンに基づいて刈取部2が手動昇降操
作されることになる。つまり、操作部には、刈取部2を
手動で昇降操作するためのリフト操作レバー(図示せ
ず)が設けられており、前記刈高さ自動制御および刈高
さポジション制御がOFFの状態では、リフト操作レバ
ーの操作に基づいて刈取部2が昇降されるようになって
いる。
【0015】叙述の如く構成されたものにおいて、機体
前部に昇降自在に連結される刈取部2を、刈高さ設定ダ
イヤル16の設定高さを目標として自動的に昇降制御す
る制御部12を備えるものであるが、前記制御部12
に、刈取部2の対機高さを検出するリフトセンサ11の
検出高さを入力し、該検出高さを設定高さに一致させる
べく刈取部2を自動的に昇降制御する刈高さポジション
制御手段と、刈取部2の対地高さを検出する刈高さセン
サ13の検出高さを入力し、該検出高さを設定高さに一
致させるべく刈取部2を自動的に昇降制御する刈高さ自
動制御手段と、所定の切換操作信号に応じて刈高さポジ
ション制御と刈高さ自動制御とを切換える刈高さ制御切
換手段とを設けたため、圃場条件に適合する刈高さ制御
を選択的に実行して作業精度や安定性の向上を計ること
ができる。
【0016】また、刈高さ自動スイッチ15のON操作
に応じて刈高さ自動制御を実行する一方、刈高さ自動ス
イッチ15のOFF操作に応じて刈高さポジション制御
を実行するため、刈高さ自動スイッチ15のON/OF
F操作で各制御を切換えることができ、その結果、各制
御に対応する一対のスイッチを設ける場合に比して部品
点数を削減できる許りでなく、オペレータの操作労力も
軽減することができる。
【0017】また、刈高さ設定ダイヤル16は、刈高さ
ポジション制御および刈高さ自動制御の刈高さ設定具に
兼用されているため、部品点数を削減してコストダウン
を計ることができる許りでなく、操作を簡略化できる利
点がある。
【0018】また、刈高さ設定ダイヤル16の操作範囲
に、刈高さポジション制御をOFF状態にするためのO
FF位置を設けたため、刈高さ設定ダイヤル16を刈高
さポジション制御の切換操作具に兼用して部品点数の削
減を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図である。
【図2】刈高さ操作パネルの平面図である。
【図3】制御部の入出力を示すブロック図である。
【図4】「刈高さ制御」を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 刈取部 10 リフトシリンダ 11 リフトセンサ 12 制御部 13 刈高さセンサ 15 刈高さ自動スイッチ 16 刈高さ設定ダイヤル 17 リフトシリンダ用電磁油圧バルブ 17b 下降用ソレノイド 17a 上昇用ソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 錦織 将浩 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 Fターム(参考) 2B382 GA03 GA09 GC03 HB02 HF16 HF17 HF22 HF27 HG04 JA02 JA06 JA23 JA26 LA06 LA12 LA55 LB06 LB16 MA04 MA29

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体前部に昇降自在に連結される刈取部
    を、刈高さ設定具の設定高さを目標として自動的に昇降
    制御する制御部を備えたコンバインにおいて、前記制御
    部に、刈取部の対機高さを検出する対機高さ検出手段の
    検出高さを入力し、該検出高さを設定高さに一致させる
    べく刈取部を自動的に昇降制御する刈高さポジション制
    御手段と、刈取部の対地高さを検出する対地高さ検出手
    段の検出高さを入力し、該検出高さを設定高さに一致さ
    せるべく刈取部を自動的に昇降制御する刈高さ自動制御
    手段と、所定の切換操作信号に応じて刈高さポジション
    制御と刈高さ自動制御とを切換える刈高さ制御切換手段
    とを設けたことを特徴とするコンバイン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、刈高さ制御切換手段
    は、刈高さ自動スイッチのON操作に応じて刈高さ自動
    制御に切換える一方、刈高さ自動スイッチのOFF操作
    に応じて刈高さポジション制御に切換えることを特徴と
    するコンバイン。
  3. 【請求項3】 請求項1において、刈高さポジション制
    御の刈高さ設定具と、刈高さ自動制御の刈高さ設定具と
    を兼用化したことを特徴とするコンバイン。
  4. 【請求項4】 請求項3において、刈高さ設定具の操作
    範囲に、刈高さポジション制御をOFF状態にするため
    のOFF位置を設けたことを特徴とするコンバイン。
JP2000004595A 2000-01-13 2000-01-13 コンバイン Pending JP2001190113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000004595A JP2001190113A (ja) 2000-01-13 2000-01-13 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000004595A JP2001190113A (ja) 2000-01-13 2000-01-13 コンバイン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001190113A true JP2001190113A (ja) 2001-07-17

Family

ID=18533363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000004595A Pending JP2001190113A (ja) 2000-01-13 2000-01-13 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001190113A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001190113A (ja) コンバイン
JP3580756B2 (ja) 作業機の昇降制御装置
JPS6231335Y2 (ja)
KR0137521B1 (ko) 예취작업기의 승강장치
JP3057699B2 (ja) コンバインの刈高制御装置
JP3541150B2 (ja) 作業車の昇降制御装置
JP2003102228A (ja) コンバイン
JPS5853941Y2 (ja) 刈取機
JP3445089B2 (ja) 作業車の昇降制御装置
JP3604318B2 (ja) 作業機の昇降制御装置
JPS627065Y2 (ja)
JP3057687B2 (ja) コンバインの刈取高制御装置
JPH077693Y2 (ja) 作業車用の昇降制御装置
JP3580745B2 (ja) 刈取収穫機の刈取昇降制御装置
JPH099765A (ja) コンバイン
JP3096575B2 (ja) 作業機の昇降装置
JPS6028175Y2 (ja) 刈取機の刈高さ制御装置
JP2884656B2 (ja) 移動農機等の車高制御装置
JPH02145104A (ja) 作業車の昇降制御装置
JPH11275933A (ja) コンバインの車速制御装置
JPH02147482A (ja) コンバインの高さ制御装置
JP2629065B2 (ja) 作業車の対地高さ制御装置
JP2000209932A (ja) 走行農作業機における車高及び姿勢制御装置
JP2000083432A (ja) 刈取収穫機
JPH0337370Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050804