JP2001189812A - 音声通話機能を有する複合情報機器、複合情報機器の制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

音声通話機能を有する複合情報機器、複合情報機器の制御方法及び記憶媒体

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JP2001189812A
JP2001189812A JP37475399A JP37475399A JP2001189812A JP 2001189812 A JP2001189812 A JP 2001189812A JP 37475399 A JP37475399 A JP 37475399A JP 37475399 A JP37475399 A JP 37475399A JP 2001189812 A JP2001189812 A JP 2001189812A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声通話以外の機能を実行中に音声通話の着
信があった場合に、上記音声通話以外の機能を中止する
操作を行うことなく、音声通話機能を開始する操作を行
うだけで電池の消耗を押さえることができるようにす
る。 【解決手段】 通信手段を使用して音声通話を行ってい
るか否かを検出する音声通話検出手段と、上記音声通話
検出手段により、上記通信手段を使用して音声通話を行
っていることが検出されたときに、上記通信手段以外の
各機能手段の動作を停止させる動作停止手段とを設け
て、音声通話を行っているときに音声通話機能以外の他
の機能が動作することによる不都合を自動的に防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声通話機能を有す
る複合情報機器、複合情報機器の制御方法及び記憶媒体
に関し、特に、音声通話機能と画像撮影機能とを有する
複合情報機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今の複合情報機器は、音声通話機能と
ともに、電話帳などの個人情報管理機能、データ通信機
能、画像撮影機能、音声メモ機能などのような種々の機
能が複数設けられている。そして、このような複合情報
機器には各種機能を使い易くするための入力装置と表示
装置とが具備されている場合が殆どである。
【0003】上述の複合情報機器は、一般の電話機等に
比べて多機能であるために、そこに設けられる表示装置
はより大型なものが必要であり、また入力装置はより多
くの入力機能が必要となっている。そこで、一般的に
は、一つの入力装置に複数の機能を割り当てるようにし
て、小型化及び多機能化を図っている。
【0004】例えば、現在の動作可能な機能の種類を表
示装置で明示して区別することにより、一つの入力装置
を用いて複数種類の入力機能を実現できるようにして、
実行する機能の増加に伴って入力装置の数が増加するの
をできるだけ抑制するようにしている。
【0005】さらに、携帯電話に代表される携帯型の小
型情報機器では、音声通話を行うためのスピーカー部及
びマイク部と、機器の操作部及び表示部とを一体化する
ことにより、機器の小型化を実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した携帯型の小型
情報機器においては操作部及び表示部が一体化されてい
るので、スピーカー部を耳元に当てながらマイク部を口
元に当てて使用する通常の音声通話を行っているときに
は、上記表示部や操作部を目視することができない姿勢
となる。
【0007】そのため、音声通話中には音声通話以外の
機能は、一般的には使用しなくなる。このため、音声通
話以外の機能を実行しているときに音声通話の着信があ
った場合には、上記実行中の機能を一旦中止する操作を
行ってから、音声通話機能を使用して音声通話を開始す
る操作を行うという、二段階の手順が必要であった。
【0008】このような手間を省略するために、音声通
話以外の機能を中止する操作を行わずに音声通話機能を
開始する操作を行うという方法も考えられる。例えば、
画像撮影機能を実行中に音声通話の着信があった場合に
は、上記画像撮影機能を中止せずに音声通話機能を開始
することが考えられる。
【0009】このようにした場合、音声通話中は画像を
撮影することが姿勢的に困難であることから、音声通話
と画像撮影の両方を同時に実行することはまれであるの
に、上記画像撮影機能を中止させないことにより、画像
撮影部では電力を消費し続けることになり、携帯型の小
型情報機器における電池の動作可能時間を短くしてしま
う問題が生じる。
【0010】したがって、電池の消耗を少なくするため
に、音声通話以外の機能を実行中に音声通話の着信があ
った場合には、上記音声通話以外の機能を中止する操作
を行わなければならない面倒があった。
【0011】また、音声通話機能を使用して機器を人体
に接触させているときに、上記音声通話以外の機能が動
作していると、不測に操作を行って上記音声通話以外の
機能を誤動作させてしまう可能性があった。
【0012】本発明は上述の問題点にかんがみ、音声通
話中に音声通話中には、上記音声通話機能以外の機能を
自動的に停止させるようにして、通常、通話中には用い
ない機能によって無駄に電力が消費されるのを防止する
ことにより、電池の消耗を抑制できるようにすることを
第1の目的とする。また、音声通話以外の機能を中止す
る操作を行うことなく音声通話機能を使用して通話して
も、他の機能を不測に誤動作させてしまう不都合を無く
すことができるようにすることを第2の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の音声通話機能を
有する複合情報機器は、音声通話機能を有する通信手段
と、上記通信手段以外の複数の機能手段とを具備する複
合情報機器であって、上記通信手段を使用して音声通話
を行っているか否かを検出する音声通話検出手段と、上
記音声通話検出手段により、上記通信手段を使用して音
声通話を行っていることが検出されたときに、上記通信
手段以外の各機能手段の動作を停止させる動作停止手段
とを具備することを特徴としている。また、本発明の他
の特徴とするところは、上記通信手段以外の機能手段の
1つは、画像撮影手段であることを特徴としている。ま
た、本発明のその他の特徴とするところは、上記通信手
段以外の機能手段の1つは、表示手段であることを特徴
としている。また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記通信手段以外の機能手段の1つは、入力手段で
あることを特徴としている。また、本発明のその他の特
徴とするところは、上記通信手段が予め設定された特定
の使用状況で使用されているか否かを検出する使用状況
検出手段と、上記使用状況検出手段が予め設定された特
定の使用状況を検出したときには、上記通信手段以外の
所定の機能手段の動作を許容する動作許容手段とを具備
することを特徴としている。また、本発明のその他の特
徴とするところは、上記使用状況検出手段により検出さ
れる上記通信手段の特定の使用状況は、イヤホンマイク
を使用して音声通話を行う場合であることを特徴として
いる。また、本発明のその他の特徴とするところは、上
記使用状況検出手段により検出される上記通信手段の特
定の使用状況は、ハンズフリーモードで音声通話を行う
場合であることを特徴としている。また、本発明のその
他の特徴とするところは、上記使用状況検出手段により
検出される上記通信手段の特定の使用状況は、動画付き
の音声通話を行う場合であることを特徴としている。
【0014】本発明の複合情報機器の制御方法は、音声
通話機能を有する通信手段と、上記通信手段以外の複数
の機能手段とを具備する複合情報機器を制御する方法で
あって、上記通信手段を使用して音声通話を行っている
か否かを検出する音声通話検出処理と、上記音声通話検
出処理により、上記通信手段を使用して音声通話を行っ
ていることが検出されたときに、上記通信手段を使用す
る処理以外の処理を停止させる機能動作停止処理を行う
ことを特徴としている。また、本発明の他の特徴とする
ところは、上記通信手段を使用する処理以外の処理の1
つは、画像撮影処理であることを特徴としている。ま
た、本発明のその他の特徴とするところは、上記通信手
段を使用する処理以外の処理の1つは、表示処理である
ことを特徴としている。また、本発明のその他の特徴と
するところは、上記通信手段を使用する処理以外の処理
の1つは、入力処理であることを特徴としている。ま
た、本発明のその他の特徴とするところは、上記通信手
段が予め設定された特定の使用状況で使用されているか
否かを検出する使用状況検出処理と、上記使用状況検出
処理によって、上記通信手段の使用状況が予め設定され
た特定の使用状況であると検出されたときには、上記通
信手段を使用する処理以外の処理の1つを行うことを許
容することを特徴としている。また、本発明のその他の
特徴とするところは、上記使用状況検出手段により検出
される上記通信手段の特定の使用状況は、イヤホンマイ
クを使用して音声通話を行う場合であることを特徴とし
ている。また、本発明のその他の特徴とするところは、
上記使用状況検出手段により検出される上記通信手段の
特定の使用状況は、ハンズフリーモードで音声通話を行
う場合であることを特徴としている。また、本発明のそ
の他の特徴とするところは、上記使用状況検出手段によ
り検出される上記通信手段の特定の使用状況は、動画付
きの音声通話を行う場合であることを特徴としている。
【0015】本発明の記憶媒体は、上記記載の各機能手
段を構成するプログラムをコンピュータから読み出し可
能に格納したことを特徴としている。また、本発明の他
の特徴とするところは、上記複合情報機器の制御方法を
実行するプログラムをコンピュータから読み出し可能に
格納したことを特徴としている。
【0016】本発明は上記技術手段を有するので、音声
通話以外の機能を実行中に音声通話の着信があった場合
に、使用者は音声通話機能を開始する操作を行うだけ
で、使用しない機能が動作することによる無駄な電力の
消費を抑制することができる。また、音声通話以外の機
能が自動的に停止されることにより、音声通話を行って
いるときに、他の機能手段を誤操作してしまう不都合を
防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下に、図面
に基づいて本発明の音声通話機能を有する複合情報機
器、複合情報機器の制御方法及び記憶媒体の実施形態を
具体的に説明する。図1は、本実施形態の音声通話機能
を有する複合情報機器の外観を示す斜視図である。この
複合情報機器では、表示部5とスピーカー部8とが表裏
一体として形成されており、電話機能(音声通話機能)を
実行する場合と、それ以外の機能を実行する場合とで開
閉ユニット10の表と裏を切り替えて使用するようにな
っている。
【0018】電話以外の機能を実行する場合は、図1で
示した状態のように開閉ユニット10を開いて、表示部
5側を使用者の方に向けて使用する。また、電話機能を
実行する場合は、図2で示した状態のように開閉ユニッ
ト10を閉じて、スピーカー部8側を使用者の方に向け
て、マイク部9と合わせて音声通話を実行できるように
構成されている。
【0019】また、本実施形態の複合情報機器には、図
2に示したように、イヤホンマイク接続部71が具備さ
れており、ここにイヤホンマイク(図示せず)を接続す
ることにより、マイク部9とスピーカー部8を人体に密
接させることなく電話機能を実行することができる。
【0020】図3は、本実施形態の複合情報機器の基本
的な構成を示すブロック図である。図3において、1は
画像の撮影や、データ通信などの機器の操作を行う操作
部である。上記操作部1は、タッチパネルやプッシュボ
タンなどにより構成されている。
【0021】2は画像の撮影を行う撮像部であり、この
撮像部2にはデジタルカメラにおけるCCDなどの画像
取り込み部、画像処理部、一時的に画像を保存する記憶
部などにより構成されている。
【0022】3はデータ通信や音声通信を行う通信部で
ある。この通信部3には、図1及び図2に示したよう
に、マイク部9とスピーカー部8を含んでいる。なお、
通信媒体は無線でも有線でもどちらでも構わない。
【0023】4は本実施形態の複合情報機器に設けられ
ている各機能の制御を行う制御部である。この制御部4
は、CPU、ROM、RAMなどからなるコンピュータ
システムにより構成されており、各種の入力動作に対応
して種々の出力動作の制御を行う。本実施形態において
は、音声通話検出手段、動作停止手段、使用状況検出手
段及び動作許容手段が上記制御部4によってプログラム
構成されている。
【0024】上記音声通話検出手段は、上記通信手段を
使用して音声通話を行っているか否かを検出するための
ものである。また、上記動作停止手段は、上記音声通話
検出手段により、上記通信手段を使用して音声通話を行
っていることが検出されたときに、上記通信手段以外の
各機能を停止させるためのものである。
【0025】上記使用状況検出手段は、上記通信手段が
予め設定された特定の使用状況で使用されているか否か
を検出するものである。上記動作許容手段は、上記使用
状況検出手段が予め設定された特定の使用状況を検出し
たときには、上記通信手段以外の所定の機能手段の動作
を許容するものである。
【0026】図3の説明に戻ると、5は記憶内容や操作
の補助となるメニューなどを表示する表示部であり、記
憶されている画像データや個人情報データも表示するこ
とができる。6は記憶部であり、撮影した画像データや
個人情報データ、機器の諸設定などの情報がこの記憶部
6に記憶される。7は複合情報機器のイヤホンマイク接
続部71にイヤホンマイクが接続されているかどうかを
検出するイヤホンマイク検出部である。
【0027】図4は、本実施形態の複合情報機器におけ
る通信部3で着信時に行われる制御手順の一例を示すフ
ローチャートである。本実施形態では、撮像部2を動作
させて画像を撮影中に音声電話が掛かってきた場合の制
御について説明する。
【0028】最初のステップS1〜ステップS2では、
撮像部2からの映像信号を記憶部6に取り込んで記憶
し、記憶した映像信号を必要な変換を行った後に表示部
5へ出力して表示している。
【0029】画像の撮影中には、画像の構図を決めるた
めにはファインダー機能が必要である。ファインダー機
能にはレンズを通して被写体を見て構図を決める光学式
ファインダー方式と、撮像部からの映像信号を取り込ん
で表示部5に表示された被写体から構図を決める液晶フ
ァインダー方式とがあり、その液晶ファインダー方式を
実行するためにステップS1〜ステップS2は実行され
る。
【0030】ステップS3では、通信部3に通信の着信
があったかどうかを調べ、着信があればステップS4へ
進み、そうでなければステップS1へ戻り、ファインダ
ー機能を継続する。
【0031】ステップS4では、着信信号の方式から通
信内容がデータ通信であるか音声通信であるかを判定
し、データ通信であればステップS5へ進みデータ通信
を実行し、音声通信であればステップS6へ進む。
【0032】ここで、音声通信とは、一般的な電話機能
による音声通話のことで、データ通信とはFAX通信、
ファイル転送、電子メールなどの非音声データの通信の
ことであるが、音声と映像とが複合化された動画付き音
声通信もデータ通信の一種とみなされる。
【0033】ステップS5では、着信信号の方式から通
信内容が動画付き音声通信であるかそれ以外のデータ通
信であるかを判定し、動画付き音声通信であればステッ
プS6へ進む。また、そうでなければステップS16へ
進んでデータ通信を実行する。
【0034】ステップS6〜ステップS7では電話の呼
び出しを行って使用者に接続する操作を促して、操作が
実行されるのを待ち、操作が実行されたらステップS8
へ進む。呼び出し時にはベルを鳴らしたり、機器を振動
させたり、表示を行うなどして使用者に着信を知らせ
る。使用者はそれらの動作を確認してから操作部1を介
して通話接続の操作を行う。
【0035】ステップS8では、着信信号の方式から通
信内容が動画付き音声通信であるか音声通信であるかを
判定し、動画付き音声通信であればステップS13へ進
み、そうでなければステップS9へ進む。
【0036】ステップS9では、撮像部2、すなわち、
カメラユニットヘの電力の供給を停止する。これは、ス
テップS8で音声通信と判断されたため、音声通信中は
画像の撮影機能を使用しないであろうと判断したために
実施されるものであり、これにより、電力が無駄に消費
されるのを防止することができるとともに、音声通話中
に撮影機能を誤操作してしまう危険を防止することがで
きる。
【0037】次に、ステップS10では、イヤホンマイ
ク検出部7により、機器のイヤホンマイク接続部71に
イヤホンマイクが接続されているかどうかを検出し、接
続されていると判断されればステップS13へ進み、そ
うでなければステップS11へ進む。
【0038】ステップS11では、音声電話の実施方式
がハンズフリーモードに設定されているかどうかを調
べ、設定されていると判断した場合にはステップS13
へ進み、そうでなければステップS12へ進む。
【0039】ステップS12では、表示部5への電力の
供給を停止して消灯する。これは、ステップS10とス
テップS11の判断が音声通話であり、なおかつイヤホ
ンマイクが機器に接続されていないことが検出されてい
ることから、機器のマイク部9とスピーカー部8とを人
体に密接して電話機能を使用すると予想されるからであ
る。
【0040】すなわち、このような使用態様では、図1
に示したように、表示部5はスピーカー部8の裏側にあ
ることから、表示部5は使用されていないと判断される
ために実行されるものである。
【0041】ステップS13では、通信回線の接続を行
い、音声通話または動画付き音声通信を開始する。ステ
ップS14〜ステップS15では、使用者による回線の
切断操作が入力されるのを待ち、操作が実行されたらス
テップS17へ進む。
【0042】一方、ステップS16では、データ通信機
能を実行する。FAX通信、ファイル転送、電子メール
などの非音声データをそれぞれに処理し、処理が終了し
たらステップS17へ進む。ステップS17では、電話
回線を切断して音声通話を終了する。
【0043】(第2の実施形態)上述した第1の実施形
態は、撮像部2を動作させて画像の撮影中に電話が掛か
ってきた場合に、通信信号の種類に応じて撮像部2と表
示部5の電源供給を停止する例を示したが、本実施形態
の複合情報機器の場合、その他の部分でも音声通話中は
使用しない部分の電源供給を停止することが考えられ
る。
【0044】すなわち、図1に示したように構成されて
いるので、音声通話の実行中には、スピーカー部8を耳
元に当てながらマイク部9を口元に当てて使用するのが
普通であるので、このとき操作部1も表示部5と同様に
キーの表面を目視することができない。
【0045】そのため、操作部1からの入力は実質的に
使用不能の状態になっているので、このような場合は入
力装置からの入力機能を動作させていても意味がないと
考えられる。さらには、一般的な機器の形状は長方体で
あるので、スピーカー部8及びマイク部9以外の部分が
体に触れることにより意図しない入力が発生し、使用者
の予期しない処理を行ってしまう可能性がある。そこ
で、そのような場合には入力装置からの入力を禁止する
ことにより、上記第1の実施形態とはまた別の効果をあ
げることができる。
【0046】(本発明の他の実施形態)本発明は複数の
機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機
器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適
用しても一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0047】また、上述した実施の形態の機能を実現す
るように各種のデバイスを動作させるように、上記各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するための
ソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイス
を動作させることによって実施したものも、本発明の範
疇に含まれる。
【0048】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、およびその
プログラムコードをコンピュータに供給するための手
段、例えば係るプログラムコードを格納した記憶媒体は
本発明を構成する。係るプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0049】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態で説
明した機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ
ードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソ
フト等の共同して上述の実施の形態で示した機能が実現
される場合にも係るプログラムコードは本発明の実施の
形態に含まれることは言うまでもない。
【0050】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音声通話中には、上記音声通話機能以外の機能を自動的
に停止させるようにしたので、通常、通話中に用いない
機能によって無駄に電力が消費されるのを防止できる。
そして、例えば、撮影中に音声通話の着信があった場合
に、音声通話を開始する操作を行うだけで、撮影のため
の電力が無駄に消費されるのを防止することができる。
また、音声通話中には、上記音声通話機能以外の機能を
自動的に停止させるようにしたので、音声通話の実行中
に機器を人体に接触させることによる誤入力及び誤操作
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する機器の外観を示し、開閉ユニ
ットが開いている状態を示す斜視図である。
【図2】本発明を実施する機器の外観を示し、開閉ユニ
ットが閉じている状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の基本的な構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明における実施形態での通信部での着信信
号の認識時の制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 操作部 2 撮像部 3 通信部 4 制御部 5 表示部 6 記憶部 7 イヤホンマイク検出部 8 スピーカー部 9 マイク部 10 開閉ユニット

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声通話機能を有する通信手段と、上記
    通信手段以外の複数の機能手段とを具備する複合情報機
    器であって、 上記通信手段を使用して音声通話を行っているか否かを
    検出する音声通話検出手段と、 上記音声通話検出手段により、上記通信手段を使用して
    音声通話を行っていることが検出されたときに、上記通
    信手段以外の各機能手段の動作を停止させる動作停止手
    段とを具備することを特徴とする音声通話機能を有する
    複合情報機器。
  2. 【請求項2】 上記通信手段以外の機能手段の1つは、
    画像撮影手段であることを特徴とする請求項1に記載の
    音声通話機能を有する複合情報機器。
  3. 【請求項3】 上記通信手段以外の機能手段の1つは、
    表示手段であることを特徴とする請求項1に記載の音声
    通話機能を有する複合情報機器。
  4. 【請求項4】 上記通信手段以外の機能手段の1つは、
    入力手段であることを特徴とする請求項1に記載の音声
    通話機能を有する複合情報機器。
  5. 【請求項5】 上記通信手段が予め設定された特定の使
    用状況で使用されているか否かを検出する使用状況検出
    手段と、 上記予め設定された特定の使用状況を上記使用状況検出
    手段が検出したときには、上記通信手段以外の所定の機
    能手段の動作を許容する動作許容手段とを具備すること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の音声通
    話機能を有する複合情報機器。
  6. 【請求項6】 上記使用状況検出手段により検出される
    上記通信手段の特定の使用状況は、イヤホンマイクを使
    用して音声通話を行う場合であることを特徴とする請求
    項5に記載の音声通話機能を有する複合情報機器。
  7. 【請求項7】 上記使用状況検出手段により検出される
    上記通信手段の特定の使用状況は、ハンズフリーモード
    で音声通話を行う場合であることを特徴とする請求項5
    に記載の音声通話機能を有する複合情報機器。
  8. 【請求項8】 上記使用状況検出手段により検出される
    上記通信手段の特定の使用状況は、動画付きの音声通話
    を行う場合であることを特徴とする請求項5に記載の音
    声通話機能を有する複合情報機器。
  9. 【請求項9】 音声通話機能を有する通信手段と、上記
    通信手段以外の複数の機能手段とを具備する複合情報機
    器を制御する方法であって、 上記通信手段を使用して音声通話を行っているか否かを
    検出する音声通話検出処理と、 上記音声通話検出処理により、上記通信手段を使用して
    音声通話を行っていることが検出されたときに、上記通
    信手段を使用する処理以外の処理を停止させる機能動作
    停止処理とを行うことを特徴とする複合情報機器の制御
    方法。
  10. 【請求項10】 上記通信手段を使用する処理以外の処
    理の1つは、画像撮影処理であることを特徴とする請求
    項9に記載の複合情報機器の制御方法。
  11. 【請求項11】 上記通信手段を使用する処理以外の処
    理の1つは、表示処理であることを特徴とする請求項9
    に記載の複合情報機器の制御方法。
  12. 【請求項12】 上記通信手段を使用する処理以外の処
    理の1つは、入力処理であることを特徴とする請求項9
    に記載の複合情報機器の制御方法。
  13. 【請求項13】 上記通信手段が予め設定された特定の
    使用状況で使用されているか否かを検出する使用状況検
    出処理と、 上記使用状況検出処理によって、上記通信手段の使用状
    況が予め設定された特定の使用状況であると検出された
    ときには、上記通信手段を使用する処理以外の処理の1
    つを行うことを許容することを特徴とする請求項9〜1
    2の何れか1項に記載の複合情報機器の制御方法。
  14. 【請求項14】 上記使用状況検出手段により検出され
    る上記通信手段の特定の使用状況は、イヤホンマイクを
    使用して音声通話を行う場合であることを特徴とする請
    求項13に記載の複合情報機器の制御方法。
  15. 【請求項15】 上記使用状況検出処理により検出され
    る上記通信手段の特定の使用状況は、ハンズフリーモー
    ドで音声通話を行う場合であることを特徴とする請求項
    13に記載の複合情報機器の制御方法。
  16. 【請求項16】 上記使用状況検出処理により検出され
    る上記通信手段の特定の使用状況は、動画付きの音声通
    話を行う場合であることを特徴とする請求項13に記載
    の複合情報機器の制御方法。
  17. 【請求項17】 上記請求項1〜8の何れか1項に記載
    の各機能手段を構成するプログラムをコンピュータから
    読み出し可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 上記請求項9〜16の何れか1項に記
    載の複合情報機器の制御方法を実行するプログラムをコ
    ンピュータから読み出し可能に格納したことを特徴とす
    る記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009088989A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Panasonic Electric Works Co Ltd 身体活動量測定機能付き携帯電話機
JP2010141785A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Nec Corp 携帯電話機及びその機能設定方法

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