JP2001189265A - マスク、半導体素子製造方法、電子ビーム露光装置、荷電ビーム処理装置において用いられる部材 - Google Patents

マスク、半導体素子製造方法、電子ビーム露光装置、荷電ビーム処理装置において用いられる部材

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JP2001189265A
JP2001189265A JP2000005241A JP2000005241A JP2001189265A JP 2001189265 A JP2001189265 A JP 2001189265A JP 2000005241 A JP2000005241 A JP 2000005241A JP 2000005241 A JP2000005241 A JP 2000005241A JP 2001189265 A JP2001189265 A JP 2001189265A
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electron
conductive
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Hiroshi Yano
弘 矢野
Koji Asano
宏二 浅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷電ビームによる帯電を防止することができ
るマスクなどの部材を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明によるマスク30は、基材200
および酸化防止層202を有する。基材200は、電子
ビームを通過させない材料で形成される。酸化防止層2
02は、基材200の表面に形成され、少なくとも電子
ビームが照射される側の基材200の表面に形成される
のが好ましい。酸化防止層202は、導電性であって、
且つ酸化されない材料により形成されるのが好ましい。
例えば、酸化防止層202を形成する材料は、白金(P
t)、ロジウム(Rh)、高融点金属の炭化物、ホウ化
物および窒化物、導電性セラミック、導電性酸化物など
であってよい。例えば、導電性セラミックは、SiCを
含み、導電性酸化物は、RuO2、ReO2、ITO膜を
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ビーム露光装
置などの荷電ビーム処理装置において用いられる部材に
関し、特に、荷電ビームによる帯電を防止することがで
きるマスクなどの部材に関する。
【0002】
【従来の技術】ブロック露光方式を用いた電子ビーム露
光装置において、所定のパターンを形成されたブロック
を複数有するマスクが設けられる。電子ビーム露光装置
の露光プロセス中、マスクは、電子ビームにより照射さ
れる。マスクが電子ビームにより帯電(チャージアッ
プ)されると、ウェハに露光されるパターンの位置精度
が劣化する。そのため、従来においては、例えば特開平
7-326556号公報に開示されるように、マスク表面に、金
などによる金属膜を形成して、マスクがチャージアップ
されるのを防止する試みがなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子ビーム露光装置に
おいて電子ビームを照射する間、マスク上には、カーボ
ンなどによる汚染有機膜が生成される。これは、真空中
に存在する炭素(C)がマスクなどの基板に付着するた
めであると考えられる。このような汚染有機膜が生成さ
れるのを防ぐために、O2プラズマクリーニングや、O3
(オゾン)クリーニングなどを行いながら、露光処理を
行うことが有効である。
【0004】しかし、オゾンガスやO2プラズマガスな
どは酸化性が強いため、チャージアップ防止用に形成さ
れた金膜が酸化される。酸化された金膜は、チャージア
ップの要因となり、ウェハに露光されるパターンの位置
精度に悪影響を与える。酸化反応が起こりやすい酸化性
雰囲気中で、マスクなどの部材を酸化させないことが、
ウェハに高精度のパターンを形成するために重要であ
る。
【0005】そこで本発明は、上記課題を解決すること
のできるマスクなどの部材を提供することを目的とす
る。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の
特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発
明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の形態は、荷電ビーム処理装置におい
て、酸化性雰囲気中で荷電ビームを照射される可能性が
ある部材であって、荷電ビームを照射される可能性のあ
る領域が、導電性で且つ酸化されない材料により覆われ
ていることを特徴とする部材を提供する。材料は、高融
点金属の炭化物、ホウ化物、または窒化物であってよ
い。また、材料は、導電性セラミック材料であってもよ
い。さらに、材料は、導電性酸化物材料であってもよ
い。
【0007】本発明の第2の形態は、電子ビーム露光装
置において用いられる、所定のパターンを形成されたマ
スクであって、電子ビームを通過させない材料により、
所定のパターンを形成された基材と、基材の表面に、導
電性で且つ酸化されない材料で形成された酸化防止層と
を備えたマスクを提供する。酸化防止層を形成する材料
は、高融点金属の炭化物、高融点金属のホウ化物、高融
点金属の窒化物、導電性セラミック材料または導電性酸
化物材料であるのが好ましい。
【0008】また、本発明の第3の形態は、電子ビーム
により、酸化性雰囲気中でウェハを露光する電子ビーム
露光装置であって、電子ビームを発生する電子銃と、電
子ビームをウェハの所定の領域に照射させる複数の部材
と、ウェハを載置するウェハステージとを備え、複数の
部材のうち、電子ビームが照射される可能性がある部材
の少なくとも一部の領域が、導電性で且つ酸化されない
材料により覆われていることを特徴とする電子ビーム露
光装置を提供する。
【0009】本発明の第4の形態は、ウェハに半導体素
子を製造する方法であって、電子ビームを発生するステ
ップと、酸化性雰囲気中で、電子ビームを、表面を導電
性で且つ酸化されない材料で覆われたマスクの所定の領
域に偏向するステップと、マスクを通過した電子ビーム
を、ウェハの所定の領域に偏向し、露光するステップと
を備えたことを特徴とする半導体素子製造方法を提供す
る。
【0010】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
【0012】図1は、本発明の1実施形態に係る電子ビ
ーム露光装置100の構成図である。電子ビーム露光装
置100は、電子ビームによりウェハ64に所定の露光
処理を施すための露光部150と、露光部150の各構
成の動作を制御する制御系140を備える。
【0013】露光部150は、筐体10内部に、所定の
電子ビームを照射する電子ビーム照射系110と、電子
ビーム照射系110から照射された電子ビームを偏向す
るとともに、電子ビームのマスク30近傍における結像
位置を調整するマスク用投影系112と、電子ビームの
ウェハ64近傍における結像位置を調整する焦点調整レ
ンズ系114と、マスク30を通過した電子ビームをウ
ェハステージ62に載置されたウェハ64の所定の領域
に偏向するとともに、ウェハ64に転写されるパターン
の像の向き及びサイズを調整するウェハ用投影系116
を含む電子光学系を備える。
【0014】また、露光部150は、ウェハ64に露光
すべきパターンをそれぞれ形成された複数のブロックを
有するマスク30を載置するマスクステージ72と、マ
スクステージ72を駆動するマスクステージ駆動部68
と、パターンを露光すべきウェハ64を載置するウェハ
ステージ62と、ウェハステージ62を駆動するウェハ
ステージ駆動部70とを含むステージ系を備える。さら
に、露光部150は、電子光学系の調整のために、ウェ
ハステージ62側から飛散する電子を検出して、飛散し
た電子量に相当する電気信号に変換する電子検出器60
を有する。
【0015】電子ビーム照射系110は、電子ビームを
発生させる電子銃12による、電子ビームの焦点位置を
定める第1電子レンズ14と、電子ビームを通過させる
矩形形状の開口(スリット)が形成されたスリット部1
6とを有する。電子銃12は、安定した電子ビームを発
生するのに所定の時間がかかるので、電子銃12は、露
光処理期間において常に電子ビームを発生してもよい。
スリットは、マスク30に形成された所定のパターンを
含むブロックの形状に合わせて形成されるのが好まし
い。図1において、電子ビーム照射系110から照射さ
れた電子ビームが、電子光学系により偏向されない場合
の電子ビームの光軸を、一点鎖線Aで表現する。
【0016】マスク用投影系112は、電子ビームを偏
向するマスク用偏向系としての第1偏向器18、第2偏
向器22及び第3偏向器26と、電子ビームの焦点を調
整するマスク用焦点系としての第2電子レンズ20、さ
らに、第1ブランキング電極24を有する。第1偏向器
18及び第2偏向器22は、電子ビームをマスク30上
の所定の領域に照射する偏向を行う。例えば、所定の領
域は、ウェハ64に転写するパターンを有するブロック
であってよい。電子ビームがパターンを通過することに
より、電子ビームの断面形状は、パターンと同一の形状
になる。所定のパターンが形成されたブロックを通過し
た電子ビームの像をパターン像と定義する。第3偏向器
26は、第1偏向器18及び第2偏向器22を通過した
電子ビームの軌道を光軸Aに略平行に偏向する。第2電
子レンズ20は、スリット部16の開口の像を、マスク
ステージ72上に載置されるマスク30上に結像させる
機能を有する。
【0017】第1のブランキング電極24は、マスク3
0に形成されたブロックに電子ビームが当たらないよう
に電子ビームを偏向する。第1ブランキング電極24
は、マスク30に電子ビームが当たらないように電子ビ
ームを偏向することが好ましい。電子ビームが照射され
るにつれてマスク30に形成されたパターンは劣化する
ので、第1ブランキング電極24は、パターンをウェハ
64に転写するとき以外は、電子ビームを偏向する。従
って、マスク30の劣化を防止することができる。焦点
調整レンズ系114は、第3電子レンズ28と、第4電
子レンズ32とを有する。第3電子レンズ28及び第4
電子レンズ32は、電子ビームのウェハ64に対する焦
点を合わせる。ウェハ用投影系116は、第5電子レン
ズ40と、第6電子レンズ46と、第7電子レンズ50
と、第8電子レンズ52と、第9電子レンズ66と、第
4偏向器34と、第5偏向器38と、第6偏向器42
と、主偏向器56と、副偏向器58と、第2ブランキン
グ電極36と、ラウンドアパーチャ部48とを有する。
【0018】電界や磁界の影響を受けてパターン像は回
転してしまう。第5電子レンズ40は、マスク30の所
定のブロックを通過した電子ビームのパターン像の回転
量を調整する。第6電子レンズ46及び第7電子レンズ
50は、マスク30に形成されたパターンに対する、ウ
ェハ64に転写されるパターン像の縮小率を調整する。
第8電子レンズ52及び第9電子レンズ66は、対物レ
ンズとして機能する。第4偏向器34及び第6偏向器4
2は、電子ビームの進行方向に対するマスク30の下流
において、電子ビームを光軸Aの方向に偏向する。第5
偏向器38は、電子ビームを光軸Aに略平行になるよう
に偏向する。主偏向器56及び副偏向器58は、ウェハ
64上の所定の領域に電子ビームが照射されるように、
電子ビームを偏向する。本実施形態では、主偏向器56
は、1ショットの電子ビームで照射可能な領域(ショッ
ト領域)を複数含むサブフィールド間で電子ビームを偏
向するために用いられ、副偏向器58は、サブフィール
ドにおけるショット領域間の偏向のために用いられる。
【0019】ラウンドアパーチャ部48は、円形の開口
(ラウンドアパーチャ)を有する。第2ブランキング電
極36は、ラウンドアパーチャの外側に当たるように電
子ビームを偏向する。従って、第2のブランキング電極
36は、電子ビームの進行方向に対してラウンドアパー
チャ部48から下流に電子ビームが進行することを防ぐ
ことができる。電子銃12は、露光処理期間において常
に電子ビームを照射するので、第2ブランキング電極3
6は、ウェハ64に転写するパターンを変更するとき、
更には、パターンを露光するウェハ64の領域を変更す
るときに、ラウンドアパーチャ部48から下流に電子ビ
ームが進行しないように電子ビームを偏向することが望
ましい。
【0020】制御系140は、統括制御部130及び個
別制御部120を備える。個別制御部120は、偏向制
御部82と、マスクステージ制御部84と、ブランキン
グ電極制御部86と、電子レンズ制御部88と、反射電
子処理部90と、ウェハステージ制御部92とを有す
る。統括制御部130は、例えばワークステーションで
あって、個別制御部120に含まれる各制御部を統括制
御する。偏向制御部82は、第1偏向器18、第2偏向
器22、第3偏向器26、第4偏向器34、第5偏向器
38、第6偏向器42、主偏向器56、及び副偏向器5
8を制御する。マスクステージ制御部84は、マスクス
テージ駆動部68を制御して、マスクステージ72を移
動させる。
【0021】ブランキング電極制御部86は、第1ブラ
ンキング電極24及び第2ブランキング電極36を制御
する。本実施形態では、第1ブランキング電極24及び
第2ブランキング電極36は、露光時には、電子ビーム
をウェハ64に照射させ、露光時以外には、電子ビーム
をウェハ64に到達させないように制御されるのが望ま
しい。電子レンズ制御部88は、第1電子レンズ14、
第2電子レンズ20、第3電子レンズ28、第4電子レ
ンズ32、第5電子レンズ40、第6電子レンズ46、
第7電子レンズ50、第8電子レンズ52および第9電
子レンズ66に供給する電力を制御する。反射電子処理
部90は、反射電子検出部60により検出された電気信
号に基づいて電子量を示すデジタルデータを検出する。
【0022】ウェハステージ制御部92は、ウェハステ
ージ駆動部70によりウェハステージ62を所定の位置
に移動させる。
【0023】本実施形態に係る電子ビーム露光装置10
0の動作について説明する。電子ビーム露光装置100
は、露光処理を行う前に、電子光学系などの構成を予め
調整する調整処理を行う。以下において、まず、露光処
理前の電子光学系の調整処理について説明する。ウェハ
ステージ制御部92がウェハステージ駆動部70により
ウェハステージ62上の基準基板(図示せず)を光軸A
近傍に移動させる。次いで、各レンズの焦点位置を所定
の位置に調整し、偏向器により電子ビームを基準基板の
マーク上を走査させるとともに、電子検出器60が、基
準基板に電子ビームが照射されることにより発生する反
射電子に応じた電気信号を出力し、反射電子処理部90
が反射電子量を検出し、統括制御部130に通知する。
統括制御部130は、検出された電子量に基づいて、レ
ンズ系の焦点が合っているか否かを判断する。統括制御
部130は、最大の電子量が検出される焦点位置を検出
すると、当該焦点位置に基づいて電子レンズ制御部88
により制御される各電子レンズに供給する電力を設定す
る。
【0024】次に、電子ビーム露光装置100が露光処
理を行う際の各構成の動作について説明する。マスクス
テージ72上には、所定のパターンを形成された複数の
ブロックを有するマスク30が載置され、マスク30
は、所定の位置に固定されている。露光処理は、オゾン
ガスやO2プラズマガスなどの酸化性雰囲気中で行われ
てもよい。このとき、マスク30の表面は、酸化性の強
いオゾンガスなどによって酸化されない材料で覆われて
いるのが好ましい。また、ウェハステージ62上には、
露光処理が施されるウェハ64が載置されている。ウェ
ハステージ制御部92は、ウェハステージ駆動部70に
よりウェハステージ62を移動させて、ウェハ64の露
光されるべき領域が光軸A近傍に位置するようにする。
また、電子銃12は、露光処理期間において常に電子ビ
ームを照射するので、露光の開始前において、スリット
部16の開口を通過した電子ビームがマスク30および
ウェハ64に照射されないように、ブランキング電極制
御部86が第1ブランキング電極24及び第2ブランキ
ング電極36を制御する。マスク用投影系112におい
て、電子レンズ20及び偏向器(18、22、26)
は、ウェハ64に転写するパターンが形成されたブロッ
クに電子ビームを照射できるように調整される。焦点調
整レンズ系114において、電子レンズ(28、32)
は、電子ビームのウェハ64に対する焦点が合うように
調整される。また、ウェハ用投影系116において、電
子レンズ(40、46、50、52、66)及び偏向器
(34、38、42、56、58)は、ウェハ64の所
定の領域にパターン像を転写できるように調整される。
【0025】マスク投影系112、焦点調整レンズ系1
14及びウェハ用投影系116が調整された後、ブラン
キング電極制御部86が、第1ブランキング電極24及
び第2ブランキング電極36による電子ビームの偏向を
停止する。これにより、以下に示すように、電子ビーム
はマスク30を介してウェハ64に照射される。電子銃
12が電子ビームを生成し、第1電子レンズ14が電子
ビームの焦点位置を調整して、スリット部16に照射さ
せる。そして、第1偏向器18及び第2偏向器22がス
リット部16の開口を通過した電子ビームをマスク30
の転写すべきパターンが形成された所定の領域に照射す
るように偏向する。スリット部16の開口を通過した電
子ビームは、矩形の断面形状を有している。第1偏向器
18及び第2偏向器22により偏向された電子ビーム
は、第3偏向器26により光軸Aと略平行になるように
偏向される。また、電子ビームは、第2電子レンズ20
により、マスク30上の所定の領域にスリット部16の
開口の像が結像するように調整される。
【0026】そして、マスク30に形成されたパターン
を通過した電子ビームは、第4偏向器34及び第6偏向
器42により光軸Aに近づく方向に偏向され、第5偏向
器38により、光軸Aと略平行になるように偏向され
る。また、電子ビームは、第3電子レンズ28及び第4
電子レンズ32により、マスク30に形成されたパター
ンの像がウェハ64の表面に焦点が合うように調整さ
れ、第5電子レンズ40によりパターン像の回転量が調
整され、第6電子レンズ46及び第7電子レンズ50に
より、パターン像の縮小率が調整される。それから、電
子ビームは、主偏向器56及び副偏向器58により、ウ
ェハ64上の所定のショット領域に照射されるように偏
向される。本実施形態では、主偏向器56が、ショット
領域を複数含むサブフィールド間で電子ビームを偏向
し、副偏向器58が、サブフィールドにおけるショット
領域間で電子ビームを偏向する。所定のショット領域に
偏向された電子ビームは、電子レンズ52及び電子レン
ズ66によって調整されて、ウェハ64に照射される。
これによって、ウェハ64上の所定のショット領域に
は、マスク30に形成されたパターンの像が転写され
る。
【0027】所定の露光時間が経過した後、ブランキン
グ電極制御部86が、電子ビームがマスク30およびウ
ェハ64を照射しないように、第1ブランキング電極2
4及び第2ブランキング電極36を制御して、電子ビー
ムを偏向させる。以上のプロセスにより、ウェハ64上
の所定のショット領域に、マスク30に形成されたパタ
ーンが露光される。次のショット領域に、マスク30に
形成されたパターンを露光するために、マスク用投影系
112において、電子レンズ20及び偏向器(18、2
2、26)は、ウェハ64に転写するパターンを有する
ブロックに電子ビームを照射できるように調整される。
焦点調整レンズ系114において、電子レンズ(28、
32)は、電子ビームのウェハ64に対する焦点が合う
ように調整される。また、ウェハ用投影系116におい
て、電子レンズ(40、46、50、52、66)及び
偏向器(34、38、42、56、58)は、ウェハ6
4の所定の領域にパターン像を転写できるように調整さ
れる。
【0028】具体的には、副偏向器58は、マスク用投
影系112により生成されたパターン像が、次のショッ
ト領域に露光されるように電界を調整する。この後、上
記同様に当該ショット領域にパターンを露光する。サブ
フィールド内のパターンを露光すべきショット領域のす
べてにパターンを露光した後に、主偏向器56は、次の
サブフィールドにパターンを露光できるように磁界を調
整する。電子ビーム露光装置100は、この露光処理
を、繰り返し実行することによって、所望の回路パター
ンを、ウェハ64に露光することができる。
【0029】図2は、本発明によるマスク30の一実施
形態を示す。本実施形態におけるマスク30は、基材2
00および酸化防止層202を有する。基材200は、
電子ビームを通過させない材料で形成される。酸化防止
層202は、基材200の表面に形成され、少なくとも
電子ビームが照射される側の基材200の表面に形成さ
れるのが好ましい。また、酸化防止層202は、電子ビ
ームが照射される基材200の裏面にも設けられてよ
く、さらに、パターンを形成された貫通部の側壁に設け
られてもよい。
【0030】基材200は、プラズマエッチングなどの
半導体製造プロセスを用いて、微細加工可能な材料によ
り形成されるのが好ましい。例えば、基材200を形成
する材料は、シリコン(Si)、炭化シリコン(Si
C)、高融点金属、及びその炭化物、ホウ化物、窒化物
などであってよい。例えば、高融点金属の炭化物は、T
aCを含み、高融点金属のホウ化物はTaB2を含み、
高融点金属の窒化物はTaNを含む。
【0031】酸化防止層202は、導電性であって、且
つ酸化されない材料により形成されるのが好ましい。具
体的には、酸化防止層202は、従来使用されていた金
よりも酸化されにくい材料で構成されるのが好ましい。
例えば、酸化防止層202を形成する材料は、白金(P
t)、ロジウム(Rh)、高融点金属の炭化物、ホウ化
物および窒化物、導電性セラミック、導電性酸化物など
であってよい。例えば、導電性セラミックは、SiCを
含み、導電性酸化物は、RuO2、ReO2、ITO膜を
含む。
【0032】本実施形態においては、マスク30が、所
定のパターンを形成された基材200と、基材200の
表面を覆う酸化防止層202を有しているが、別の実施
形態においては、基材200自身を、基材200として
も酸化防止層202としても機能する材料を用いて形成
してもよい。すなわち、基材200を、酸化されない材
料で形成することによって、基材200自身にチャージ
アップ防止機能をもたせてもよい。
【0033】本実施形態においては、荷電ビームである
電子ビームを照射されるマスク30に酸化防止層202
を形成しているが、別の実施形態においては、電子ビー
ムを照射される可能性がある他の部材にも、酸化防止層
202を形成するのが好ましい。当該部材において、電
子ビームを照射される可能性のある領域が、導電性で且
つ酸化されない材料により覆われていることによって、
オゾン雰囲気またはO 2プラズマなどの酸化性雰囲気中
においても酸化されず、その結果、部材が、チャージア
ップされないようになる。図1を参照して、電子ビーム
露光装置100においては、マスク30以外に、スリッ
ト部16、ラウンドアパーチャ48、副偏向器58、ウ
ェハステージ62などの構成の表面に、酸化されない酸
化防止層が形成されるのが好ましい。
【0034】図3は、本実施形態におけるマスク30の
製造工程を示す。まず、中間にSiO2膜を有する張り
合わせウェハである基材200を用意する。図3(a)
は、Si層210、中間SiO2膜212、およびSi
層214を有するウェハを示す。一つの実施例におい
て、Si層210は、650μm、中間SiO2膜21
2は1μm、Si層214は20μmの層厚を有する。
【0035】続いて、図3(b)に示されるように、S
i層210の表面にSiN膜216を成長させる。Si
N膜216は0.7μmの膜厚を有するように形成され
る。それから、図3(c)に示されるように、SiN膜
216に、異方性エッチング用の開口部パターンを形成
する。図3(d)に示されるように、Si層214の表
面に、膜厚1μmのSiO2膜218を成長させ、図3
(e)に示されるように、SiO2膜218の表面に、
膜厚0.7μmのSiN膜220を成長させる。SiN膜
220は、続く異方性エッチング工程において、SiO
2膜218がエッチングされないように保護する。
【0036】それから、Si層210を異方性エッチン
グする。エッチング材料として、KOHを用いる。図3
(f)に示されるように、異方性エッチングを行うこと
により、Si層210が、メンブレン化される。基材2
00の上面は、SiN膜220により保護されており、
エッチングされない。続いて、図3(g)に示されるよ
うに、SiN膜216および220を除去し、図3
(h)に示されるように、SiO2膜218に、所定の
パターンを形成する。マスク30がブロック露光を行う
電子ビーム露光装置100において用いられるとき、S
iO2膜218には、複数の所定のパターンが形成され
る。
【0037】図3(i)に示されるように、ウェハの上
面から、Si層214をトレンチエッチングして、所定
のパターンのトレンチ部を形成する。それから、SiO
2膜218と、中間SiO2膜212の一部を除去する。
中間SiO2膜212は、トレンチ部を貫通させるよう
に、少なくとも一部の領域を除去されるのが好ましい。
それから、図3(j)に示されるように、Si層214
の表面に、酸化防止層202を形成する。以上のプロセ
スにより、酸化防止層202を有するマスク30を形成
することが可能となる。
【0038】以上、酸化防止層202を、ブロック露光
を行う電子ビーム露光装置100の部材に利用する例に
ついて説明してきたが、他の露光方式をとる電子ビーム
露光装置の部材に利用することも可能である。例えば、
ブランキングアパーチャアレイ(BAA)デバイスを用
いた電子ビーム露光装置においては、酸化防止層202
を、ブランキングアパーチャアレイデバイスの表面に形
成してもよい。また、他の電子ビーム処理装置である電
子ビームテスタ、電子顕微鏡などにおいても、電子ビー
ムが照射される可能性がある部材に、酸化防止層202
を形成してもよい。
【0039】図4は、ウェハから半導体素子を製造する
半導体製造工程のフローチャートである。S10で、本
フローチャートが開始する。S12で、ウェハの上面
に、フォトレジストを塗布する。それから、フォトレジ
ストが塗布されたウェハ64が、図1に示された電子ビ
ーム露光装置100におけるウェハステージ62に載置
される。マスクステージ72には、表面を導電性で且つ
酸化されない材料で覆われたマスク30が載置されてい
る。マスク30の近傍には、オゾンガスやO2プラズマ
ガスなどの酸化性雰囲気が存在する。ウェハ64は、図
1に関連して説明したように、マスク30を通り抜けた
電子ビームにより、パターン像を露光、転写される。
【0040】それから、S16で、露光されたウェハ6
4は、現像液に浸され、現像され、余分なレジストが除
去される。ついで、S18で、ウェハ上のフォトレジス
トが除去された領域に存在する酸化膜や窒化膜が、エッ
チング液によりエッチングされる。それから、S20
で、トランジスタやダイオードなどの半導体素子を形成
するために、ウェハに、リンや砒素などの不純物を注入
する。S12〜S20の工程を繰り返し行うことによっ
て、ウェハに、複数層のパターンを有する半導体素子を
製造することが可能となる。S22で、所要の回路が形
成されたウェハを切り出し、チップの組み立てを行う。
S24で、半導体素子製造フローが終了する。
【0041】上記説明から明らかなように、本発明によ
れば、荷電ビーム処理装置における構成のチャージアッ
プ防止を実現することができる。以上、本発明を実施の
形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実
施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態
に、多様な変更又は改良を加えることができることが当
業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形
態も本発明の技術的範囲に含まれることが、特許請求の
範囲の記載から明らかである。
【0042】
【発明の効果】本発明によると、荷電ビームを照射され
る可能性がある部材に酸化防止層を形成することによっ
て、部材がチャージアップするのを有効に防止すること
が可能となる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る電子ビーム露光装置
100の構成図である。
【図2】本発明によるマスク30の一実施形態を示す。
【図3】本実施形態におけるマスク30の製造工程を示
す。
【図4】ウェハから半導体素子を製造する半導体製造工
程のフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・筐体、12・・・電子銃、14・・・第1電
子レンズ、16・・・スリット部、18・・・第1偏向
器、20・・・第2電子レンズ、22・・・第2偏向
器、24・・・第1ブランキング偏向器、26・・・第
3偏向器、28・・・第3電子レンズ、30・・・マス
ク、32・・・第4電子レンズ、34・・・第4偏向
器、36・・・第2ブランキング偏向器、38・・・第
5偏向器、40・・・第5電子レンズ、42・・・第6
偏向器、46・・・第6電子レンズ、48・・・ラウン
ドアパーチャ、50・・・第7電子レンズ、52・・・
第8電子レンズ、56・・・主偏向器、58・・・副偏
向器、60・・・電子検出器、62・・・ウェハステー
ジ、64・・・ウェハ、66・・・第9電子レンズ、6
8・・・マスクステージ駆動部、70・・・ウェハステ
ージ駆動部、72・・・マスクステージ、82・・・偏
向制御部、84・・・マスクステージ制御部、86・・
・ブランキング電極制御部、88・・・電子レンズ制御
部、90・・・反射電子処理部、92・・・ウェハステ
ージ制御部、100・・・電子ビーム露光装置、110
・・・電子ビーム照射系、112・・・マスク用投影
系、114・・・焦点調整レンズ系、116・・・ウェ
ハ用投影系、120・・・個別制御部、130・・・統
括制御部、140・・・制御系、150・・・露光部、
200・・・基材、202・・・酸化防止層、210、
214・・・Si層、212、218・・・SiO
2膜、216、220・・・SiN層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H095 BA08 BB31 BC17 BC24 2H097 BA04 BB03 CA16 JA02 LA10 5C034 BB05 BB10 5F056 AA06 AA22 CC04 DA23 EA04 FA03 FA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電ビーム処理装置において、酸化性雰
    囲気中で荷電ビームを照射される可能性がある部材であ
    って、 前記荷電ビームを照射される可能性のある領域が、導電
    性で且つ酸化されない材料により覆われていることを特
    徴とする部材。
  2. 【請求項2】 前記材料は、高融点金属の炭化物、ホウ
    化物、または窒化物であることを特徴とする請求項1に
    記載の部材。
  3. 【請求項3】 前記材料は、導電性セラミック材料であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の部材。
  4. 【請求項4】 前記材料は、導電性酸化物材料であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の部材。
  5. 【請求項5】 電子ビーム露光装置において用いられ
    る、所定のパターンを形成されたマスクであって、 電子ビームを通過させない材料により、前記所定のパタ
    ーンを形成された基材と、 前記基材の表面に、導電性で且つ酸化されない材料で形
    成された酸化防止層とを備えたマスク。
  6. 【請求項6】 前記酸化防止層を形成する材料は、高融
    点金属の炭化物、高融点金属のホウ化物、高融点金属の
    窒化物、導電性セラミック材料または導電性酸化物材料
    であることを特徴とする請求項5に記載のマスク。
  7. 【請求項7】 電子ビームにより、酸化性雰囲気中でウ
    ェハを露光する電子ビーム露光装置であって、 電子ビームを発生する電子銃と、 前記電子ビームを前記ウェハの所定の領域に照射させる
    複数の部材と、 前記ウェハを載置するウェハステージとを備え、 前記複数の部材のうち、前記電子ビームが照射される可
    能性がある部材の少なくとも一部の領域が、導電性で且
    つ酸化されない材料により覆われていることを特徴とす
    る電子ビーム露光装置。
  8. 【請求項8】 ウェハに半導体素子を製造する方法であ
    って、 前記電子ビームを発生するステップと、 酸化性雰囲気中で、前記電子ビームを、表面を導電性で
    且つ酸化されない材料で覆われたマスクの所定の領域に
    偏向するステップと、 前記マスクを通過した前記電子ビームを、前記ウェハの
    所定の領域に偏向し、露光するステップとを備えたこと
    を特徴とする半導体素子製造方法。
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