JP2001188715A - アクセス装置及びアクセス方法並びにデータ転送装置 - Google Patents

アクセス装置及びアクセス方法並びにデータ転送装置

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JP2001188715A JP37477699A JP37477699A JP2001188715A JP 2001188715 A JP2001188715 A JP 2001188715A JP 37477699 A JP37477699 A JP 37477699A JP 37477699 A JP37477699 A JP 37477699A JP 2001188715 A JP2001188715 A JP 2001188715A
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memory
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Masahito Kajimoto
雅人 梶本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速メモリと低速メモリとを組み合せてアク
セス装置を得る場合に仮想的に1つの高速メモリとして
読み出し及び書き込みの出来るシステムを得る。 【解決手段】 少なくとも高速メモリ10及び低速メモ
リ9を中央情報処理手段(CPU)7を介して制御する
様に成したアクセス装置及びアクセス方式並びにデータ
伝送装置に於いて、CPU7と高低速メモリ間にメモリ
アクセス制御手段8を設けて、上記複数の高低速メモリ
10,9を仮想的に高速で読み出し、書き込み可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータを記憶手段や
情報処理装置へ高速伝送するに適したアクセス装置及び
アクセス方法並びにデータ転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、記憶手段(以下メモリと記
す)、或はメモリを有する情報処理装置(以下マイクロ
コンピュータ:CPUと記す)並びにCPUを端末装置
としたホストコンピュータ等で構成した構内ネットワー
ク(LAN)やイントラネットやインターネットは広く
利用されている。
【0003】図7はインターネットの接続システムを示
すもので、CPU動作用のメモリを有する個々の端末装
置1A〜1Nはインターネット3に所定のプロバイダ2
を介して接続されている。
【0004】上述のインターネット上のメインコンピュ
ータ4の所定の情報データをプロバイダ2を介して得よ
うとする場合、高速に情報データを得るためには複数の
個々のCPUを有する例えば端末装置1A及び1Cから
の情報データのリクエストに対して、アクナリッジが帰
るまでには、ある程度の時間が必要であるため、高速に
アクセスするためには個々の端末装置1A及び1CのC
PU1及びCPU3上に高速駆動可能なハードディスク
5A及び5Bを置く様に成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のインターネット
等では個々の端末装置1A〜1N上にハードディスク5
A及び5Bが置かれるため、個々の端末装置の高速化に
はシステムが大容量化される弊害があった。
【0006】更に、プロバイダ2から各々の端末装置1
A〜1Nを視た場合、ホストコンピュータ4からの情報
データの読み出し、書き込み等のアクセス速度、或はア
クセスタイムは各々の端末装置1A〜1Nが有する高速
或は低速のメモリに対応して、リクエスト内容に応じて
各々の端末装置1A〜1Nにサービスを振り分けるた
め、リクエスト次第で情報データの読み出し、書き込み
速度が変化していた。これを図8で説明する。
【0007】図8は端末装置1A〜1Nで使用するメモ
リによるライトアクセスサイクル及びリードアクセスサ
イクルの違いを説明する波形図であり、図8(a)〜図
8(e)は使用するメモリによるライトアクセスサイク
ルの違いを示す波形図であり、図8(f)〜図8(j)
は使用するメモリによるリードアクセスサイクルの違い
を示す波形図である。
【0008】図8(a)〜図8(j)に於いて、図8
(a)及び図8(f)はクロック、図8(b)及び図8
(g)は端末装置1A〜1Nが有する高速メモリに対す
るライトアクセス及びリードアクセス開始パルス、図8
(c)及び図8(h)はバースト長8ビットの情報デー
タd0 〜d7 を高速メモリへのライト及びリードを示す
ものである。図8(c)ではデータd0 がライトアクセ
ス開始パルスの立ち上りと同時に高速メモリ内に書き込
まれ、図8(h)ではデータd0 はリードアクセス開始
パルスの立ち下り後に読み出しが行なわれている。
【0009】図8(d)及び図8(i)は端末装置1A
〜1Nが有する低速メモリに対するライトアクセス及び
リードアクセス開始パルス、図8(e)及び図8(j)
はバースト長8ビットの情報データd0 〜d7 を低速メ
モリへのライト及びリードを示すものである。図8
(e)ではデータd0 はアクセス開始パルス発生後の2
クロック後に低速メモリに書き込まれ、図8(j)では
データd0 ではリードアクセス開始パルス発生後の4ク
ロックパルス後に低速パルスから読み出されている。
【0010】上述の様に情報データの読み出し、書き込
みリクエスト次第でデータのアクセス速度が変化するこ
とになる。
【0011】本発明は叙上の課題を解決する様に成され
たものであり、発明が解決しようとする課題は複数の高
速メモリ及び低速メモリを有するアクセス装置及びアク
セス方法並びにデータ転送装置に於いて、外部からの情
報データの読み出し、書き込みのリクエストを上記高速
メモリ及び低速メモリへの情報データ読み出し、書き込
みする際に高速に変化するメモリアクセス制御手段を設
けて、アクセス時のTAT(Turn Around Time)性能を
向上させると共に大容量のデータを容易に扱うことが出
来る様にし、複数の端末装置を高速にアクセスする際に
個々の端末装置上にハードディスクを置かなくても、サ
ーバ側に置くことで個々のユーザ側に設置するメモリの
大容量化を軽減する様に成したものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のアクセス装置は
高速でデータの読み出し、書き込み可能な少なくとも1
つの第1の記憶手段10と、低速でデータの読み出し、
書き込みを行なう少なくとも1つの第2の記憶手段9
と、第1及び第2の記憶手段10,9への外部からのデ
ータの読み出し、書き込み要求に対し、第1及び第2の
記憶手段10,9のデータの読み出し書き込み速度に対
応したデータの読み出し、書き込み速度のうち高速のデ
ータの読み出し書き込み速度に変換させるアクセス制御
手段8とを具備して成るものである。
【0013】本発明のアクセス方法は高速でデータの読
み出し、書き込み可能な少なくとも1つの第1の記憶手
段10と、低速でデータの読み出し、書き込みを行なう
少なくとも1つの第2の記憶手段9とを有し、第1及び
第2の記憶手段10,9への外部からのデータの高速或
は低速の読み出し、書き込み要求に対し、第1及び第2
の記憶手段10,9のデータの読み出し書き込み速度に
対応した高速或は低速のデータの読み出し、書き込み速
度のうち高速のデータの読み出し、書き込み速度に変換
してアクセス制御する様に成したものである。
【0014】本発明のデータ転送装置は高速でデータの
読み出し、書き込み可能な少なくとも1つの第1の記憶
手段11a及び情報処理手段CPU1とを有する第1の
端末手段11と、低速でデータの読み出し、書き込みを
行なう少なくとも1つの第2の記憶手段12a及び情報
処理手段CPU2とを有する第2の端末装置12と、こ
れら第1及び第2の端末手段11,12の外部からのデ
ータの送受信要求に対し、第1及び第2の端末手段1
1,12へのデータの送受信のデータ転送レートに対応
したデータ転送レートのうち高速に変換するアクセス制
御手段8とを具備する様に成したものである。
【0015】本発明によれば、中央情報処理手段である
CPUやホストCPU側からみれば高速メモリ9及び低
速メモリ10或は端末装置11,12のCPU1,CP
U2が有するメモリ11a,12aを合せた空間を仮想
的な高速メモリとして機能させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態例のアクセ
ス装置及びアクセス方法並びにデータ転送装置を図1乃
至図6によって詳記する。
【0017】図1は本例のアクセス装置の系統図を示
し、6はキーボードやモニタ等から成り、サービスを提
供する入出力装置で中央情報処理装置(CPU)7と入
出力インターフェースを介して接続されている。
【0018】CPU7はメモリアクセス制御装置8と所
定のバスを介して接続されている。
【0019】メモリアクセス制御装置8はアクセスにオ
ーバーヘッドを持つ第1の記憶手段(以下第1のメモリ
と記す)9とアクセスにオーバーヘッドを持たない第2
の記憶手段(以下第2のメモリと記す)10から成る複
数のメモリと、バスを介して接続されている。
【0020】第1のメモリ9は例えば、レイテンシー
(latency)の大きい低速用SDRAM(Synchronus Dyn
amic Randam Access Memory)であり、第2のメモリ10
はレイテンシーの小さい高速用のSRAM(Static RA
M)である。
【0021】上述の構成では第1のメモリ9及び第2の
メモリ10の2個のメモリのみを示したが、メモリアク
セス制御装置8には任意の複数のメモリと任意の複数の
メモリを組み合せて接続することが出来る。例えば、通
常のDRAMやEDODRAM(Extended Data-Out Dy
namic RAM)の数十倍、SDRAMの10倍程度のアクセ
ス速度を有するRDRAM(Rambus DRAM)等の内部メモ
リやハードディスク装置、磁気ディスク装置、光ディス
ク装置、磁気テープ装置、大容量記憶装置(MSS)等
の外部メモリであってもよく、これらメモリを適宜組み
合わすことも出来る。
【0022】又、複数のメモリの組み合せによって、所
定リクエストに対してレイテンシー零の回路を実現する
ことができるがレイテンシーが零ではなく1以上のメモ
リとしてもよい。
【0023】上述の図1のメモリアクセス制御装置8の
内部の系統図を図3に示す。
【0024】図3に於いて、メモリアクセス制御装置8
内にはライトコマンドを検出するライトコマンド検出回
路8a及びリードコマンドを検出するリードコマンド検
出回路8bを有し、これら両検出回路8a及び8bには
CPU7からのライトコマンド及びリードコマンドが与
えられる。
【0025】ライトコマンド検出回路8aとリードコマ
ンド検出回路8bの検出出力はシーケンサ8cに供給さ
れる。シーケンサ8cは第2のメモリ(SRAM)10
及び第1のメモリ(SDRAM)9にバスを介して接続
され、リード及びライトが成される。
【0026】CPU7のアドレスバスを介して与えられ
るアドレスはSDRAMアドレス変換回路8d及びSR
AMアドレス変換回路8eに供給される。
【0027】SDRAMアドレス変換回路8d及びSR
AMアドレス変換回路8eはSDRAM9及びSRAM
10へ所定データレートに変換したアドレスを供給す
る。
【0028】シーケンサ8cからのリード、ライト用の
制御信号はSDRAMアドレス変換回路8d及びSRA
Mアドレス変換回路8eに供給される。
【0029】又、CPU7からのデータはデータバスス
15を介して第1及び第2のメモリ9及び10に与えら
れている。
【0030】更に、上述のSDRAMアドレス変換回路
8d及びSRAMアドレス変換回路8eはSDRAM9
及びSRAM10の種類やバーストデータ長によって変
って来るが、例えばバーストデータ長が8でSDRAM
9及びSRAM10を夫々バースト長4のデータレート
で使用する場合、これらSDRAM及びSRAMアドレ
ス変換回路8d及び8eは図4の様に構成させることが
出来る。
【0031】図4のアドレス変換回路例に於いて、CP
U7のアドレスバスを介して供給される入力アドレスは
1/2除算器8fを介してセレクタ8gに供給される。
セレクタ8gの出力アドレスは加算器8h及びアドレス
レジスタ8iによって1づつインクリメントしてセレク
タ8gから出力アドレスを出力する様に成されている。
【0032】上述のメモリアクセス制御装置8の動作を
以下説明する。図3でCPU7からのリードコマンドを
メモリアクセス制御装置8内のリードコマンド検出回路
8bに供給することで、リードコマンドを検出し、シー
ケンサ8cを起動する。又、CPU7からのライトコマ
ンドはライトコマンド検出回路8aに供給することでラ
イトコマンドを検出して、シーケンサ8cを起動する。
【0033】起動されるシーケンサ8cはリード及びラ
イトの夫々のモードに従って、図6及び図5に示す様な
制御信号を発生し、SDRAM9及びSRAM10を制
御し、データバス15を介してSDRAM9及びSRA
M10に情報データの書き込み或は読み出しが行なわれ
る。
【0034】この際にSDRAM9及びSRAM10の
アドレス変換回路8d及び8eはCPU7からの入力ア
ドレスを図5及び図6の例では1/2したアドレスから
始め、セレクタ8gの出力アドレスを加算器8hで1を
加算し、アドレスレジスタ8iにレジストして、この1
づつインクリメントした値をセレクタ8gに供給するこ
とでセレクタ8gは第1及び第2のメモリ9及び10に
所定のデータレートに変換したアドレスを供給する様に
成されている。
【0035】図5(a)〜図5(k)及び図6(a)〜
図6(k)は夫々バーストデータ長が8のデータを各メ
モリ9及び10に書き込み及び読み出す際の波形を示す
もので、図5(a)〜図5(e)はCPU7側のライト
時のタイミング波形を示し、同様に図6(a)〜図6
(e)はCPU7側のリード時のタイミング波形図であ
り、図5(a)及び図6(a)は夫々のクロック、図5
(b)及び図6(b)はライト及びリードアクセス開始
パルスでバーストデータ長8毎に出力される。
【0036】図5(c)及び図6(c)はライト及びリ
ード動作波形でライト及びリードアクセス開始パルスの
立ち上りと同時に起動する。
【0037】図5(d)及び図6(d)はライト及びリ
ード時のアドレス出力でアドレスA 0 〜A7 ,A8 〜A
f ‥‥毎に出力される。
【0038】図5(e)及び図6(e)はライト及びリ
ード時のデータ出力であり、ライト時にはライトアクセ
ス開始パルスの立ち上りと共にデータD0 〜D7 ,D8
〜D f が取り出され、リード時にはリードアクセス開始
パルスの立ち上り後にデータD0 〜D7 ,D8 〜Df
取り出す場合を示している。
【0039】図5(f)〜図5(h)及び図6(f)〜
図6(h)は高速メモリ(第2のメモリ:SRAM)1
0へのライト及びリード時のタイミング波形を、図5
(i)〜図5(k)及び図6(i)〜図6(k)は低速
メモリ(第1のメモリ:SDRAM)9へのライト及び
リード時のタイミング波形である。
【0040】図5(f)及び図6(f)は高速メモリ1
0のライト及びリード動作波形、図5(i)及び図6
(i)は低速メモリ9のライト及びリード動作波形図で
ある。
【0041】図5(g)及び図5(j)は高速メモリ1
0及び低速メモリ9のライト時のアドレス入力で、バー
ストデータ長8を夫々の高低速メモリ10,9に書き込
む際バーストデータ長4に成る様にアドレス変換回路8
e,8dにより均等に分割する様にアドレス変換した場
合を示している。
【0042】同様に図6(g)、図6(j)は高速メモ
リ10及び低速メモリ9のリード時のアドレス入力で、
バーストデータ長8を夫々の高低速メモリ10,9から
読み出す際にバーストデータ長4に成る様にアドレス変
換回路8e,8dにより均等に分割する様にアドレス変
換した場合を示している。
【0043】図5(h)及び図5(k)は高低速メモリ
10,9へのライト時のデータ入力であり、情報データ
0 〜Df のうち高速メモリ10へは4クロックに亘っ
てデータD0 ,D1 ,D2 ,D3 とD8 ,D9 ,Da
b ‥‥が書き込まれ、低速メモリ9へは高速メモリの
ライトデータD0 〜D3 とD8 〜Db に連続して4クロ
ックに亘って、データD4 ,D5 ,D6 ,D7 とDc
d ,De ,Df が書き込まれる。
【0044】図6(h)及び図6(k)は高低速メモリ
10,9へのリード時のデータ出力であり、情報データ
0 〜Df は高速メモリ10からは4クロックに亘って
データD0 ,D1 ,D2 ,D3 とD8 ,D9 ,Da ,D
b が読み出され、低速メモリ9からは高速メモリからの
リードデータD0 〜D3 とD8 〜Db に連続して4クロ
ックに亘ってデータD4 ,D5 ,D6 ,D7 とDc ,D
d ,De ,Df が読み出される。
【0045】上述の様に情報データD0 〜Df を取り出
すことでCPU7側から視れば低速用のメモリと高速用
のメモリを組み合せた空間は仮想的には高速メモリとし
て機能することになる。
【0046】尚、上述の構成及び動作に於てはバースト
データ長を8とした場合を説明したが、データ長は任意
に選択することが出来る。又、シーケンスの振り分けも
各メモリに対して均等に分割するだけでなく、任意の比
率で分割可能である。
【0047】データの転送レートは、各メモリ間で一致
させる必要はなく、データシーケンスを並び替え、転送
レートを変換するデータシーケンス変換装置を用いるこ
とで、あらゆる転送レートに対応することが出来る。
【0048】データシーケンスの振り分け方法は、一方
のメモリにすべてのデータを書き込み、他方には一部の
データを書き込む、という方法を採用することにより、
別途データバックアップ装置等を一方のメモリに対して
接続することで、データバックアップ性能を向上させる
ことが可能である。
【0049】上述では記憶手段のアクセス装置及びアク
セス方法を説明したが、図2に示す様に高速メモリ(M
1 )11a,(M4 )14a及び低速メモリ(M2 )1
2a、(M3 )13aを有するマイクロコンピュータ
(CPU1,CPU2,CPU3,CPU4)を具備し
た複数の端末装置11,12,13,14をサーバ或は
ホストコンピュータ7とメモリアクセス制御装置8を介
してアクセスする様なLANやインターネット並びに外
部記憶手段を有するCPUシステム等のデータ転送装置
に利用することも出来る。
【0050】又、図2ではホスト端末一極集中型を説明
したがピアッーピア方式、リンク式ネットワーク、或は
階層型接続等とすることも出来る。
【0051】更に、不揮発性半導体や記録の出来ない光
ディスク装置用の光担体等の様に記憶手段としてデータ
を保存する機能のない読み出し機能のみを有するシステ
ムに適用してもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明のアクセス装置及びアクセス方式
並びにデータ転送装置によれば、高低速用メモリを組み
合せることで仮想的に高速メモリとして機能するので高
速メモリや高速メモリを有する端末装置だけでアクセス
装置やデータ伝送装置を構成するよりも、低コストで高
速メモリや高速メモリを有する端末装置と同等の性能を
得ることが出来る。
【0053】又、低速メモリや低速メモリを有する端末
装置だけでアクセス装置やデータ転送装置を構成する場
合はアクセス時のTAT性能が向上し、例えばコンピュ
ータシステムのサービスが高速化される。
【0054】更に、高速メモリのみで実現する必要のあ
ったシステムは通常大容量化することが困難であった
が、大容量化に有利な低速メモリを使用したシステムが
構築できるため、従来扱うことができなかった大容量の
データを容易に扱うことが可能となる。
【0055】従来、図7の様にコンピュータネットワー
ク上では、いかに高速なネットワークでコンピュータ間
を接続したとしてもデータのリクエストに対してアクナ
リッジが帰るまでには、ある程度の時間が必要であった
ため、高速にアクセスする必要のあるデータは、個々の
コンピュータのハードディスク上に置く必要があった。
このような場合でも本発明を用いることにより、大部分
のデータはサーバやプロバイダに置く事で、個々のコン
ピュータ上のデータを削減でき、なおかつ高速なアクセ
スを実現出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例の系統図である。
【図2】本発明の他の形態例の系統図である。
【図3】本発明に用いるメモリアクセス制御装置の系統
図である。
【図4】本発明に用いるアドレス変換回路例である。
【図5】本発明の動作説明図のメモリへの書き込み波形
図である。
【図6】本発明の動作説明図のメモリからの読み出し波
形図である。
【図7】従来のインターネット接続システム図である。
【図8】使用するメモリによりライトアクセス及びリー
ドアクセスサイクルの違いを説明する波形図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,‥‥1N,11,12,13,14
‥‥端末装置、2‥‥プロバイダ、4‥‥メインCP
U、6‥‥入出力装置、7‥‥ホストCPU、8‥‥メ
モリアクセス制御装置、8a,8b‥‥ライト及びリー
ドコマンド検出回路、8c‥‥シーケンサ、8d‥‥S
DRAMアドレス変換回路、8e‥‥SRAMアドレス
変換回路、9‥‥低速用(SDRAM)の第2のメモ
リ、10‥‥高速用(SRAM)の第1のメモリ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速でデータの読み出し、書き込み可能
    な少なくとも1つの第1の記憶手段と、 低速でデータの読み出し、書き込みを行なう少なくとも
    1つの第2の記憶手段と、 上記第1及び第2の記憶手段への外部からのデータの読
    み出し、書き込み要求に対し、該第1及び第2の記憶手
    段のデータの読み出し書き込み速度に対応したデータの
    読み出し、書き込み速度のうち高速のデータの読み出し
    書き込み速度に変換させるアクセス制御手段とを具備し
    て成ることを特徴とするアクセス装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の記憶手段がデータの
    読み出し専用の記憶手段であることを特徴とする請求項
    1記載のアクセス装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の記憶手段が複数の光
    ディスク等の外部メモリ或は半導体メモリ等の内部メモ
    リであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    アクセス装置。
  4. 【請求項4】 高速でデータの読み出し、書き込み可能
    な少なくとも1つの第1の記憶手段と、 低速でデータの読み出し、書き込みを行なう少なくとも
    1つの第2の記憶手段とを有し、 上記第1及び第2の記憶手段への外部からのデータの高
    速或は低速の読み出し、書き込み要求に対し、該第1及
    び第2の記憶手段のデータの読み出し書き込み速度に対
    応した高速或は低速のデータの読み出し、書き込み速度
    のうち高速のデータの読み出し、書き込み速度に変換し
    てアクセス制御する様に成したことを特徴とするアクセ
    ス方法。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の記憶手段がデータの
    読み出し専用の記憶手段であることを特徴とする請求項
    4記載のアクセス方法。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の記憶手段が複数の光
    ディスク等の外部メモリ或は半導体メモリ等の内部メモ
    リであることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の
    アクセス方法。
  7. 【請求項7】 高速でデータの読み出し、書き込み可能
    な少なくとも1つの第1の記憶手段及び情報処理手段と
    を有する第1の端末手段と、 低速でデータの読み出し、書き込みを行なう少なくとも
    1つの第2の記憶手段及び情報処理手段とを有する第2
    の端末手段と、 上記第1及び第2の端末手段への外部からのデータの送
    受信要求に対し、該第1及び第2の端末手段へのデータ
    の送受信のデータ転送レートに対応したデータ転送レー
    トのうち高速に変換するアクセス制御手段とを具備する
    ことを特徴とするデータ転送装置。
  8. 【請求項8】 前記アクセス制御手段は中央情報処理手
    段と、該中央情報処理手段上で動作するワイヤードロジ
    ックとプログラムロジックを格納する記憶手段とで構成
    されたことを特徴とする請求項7記載のデータ転送装
    置。
  9. 【請求項9】 前記アクセス制御手段に対し、前記第1
    及び第2の端末手段を階層的に組合せて成ることを特徴
    とする請求項7又は請求項8記載のデータ転送装置。
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