JP2008084206A - ストレージ装置およびデータ転送方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】回路規模の増大を抑制しつつ、ネットワーク内に転送レートが異なるストレージを混在させること。
【解決手段】制御部220は、入出力部210に受信されたデータやHD装置400−1〜400−3から出力されたデータが適切な転送先へ転送されるように制御する。レート設定検出部510は、HD装置400−2、400−3が増設される際に、それぞれのHD装置400−2、400−3の転送レートを検出する。レート変換部520は、HD装置400−2、400−3の転送レートが固定レート未満である場合、HD装置400−2、400−3から読み出されるデータ、およびHD装置400−2、400−3へ書き込まれるデータを一時的に蓄積し、PBC300における見かけ上の転送レートを固定レートに等しくなるように変換する。
【選択図】 図2
【解決手段】制御部220は、入出力部210に受信されたデータやHD装置400−1〜400−3から出力されたデータが適切な転送先へ転送されるように制御する。レート設定検出部510は、HD装置400−2、400−3が増設される際に、それぞれのHD装置400−2、400−3の転送レートを検出する。レート変換部520は、HD装置400−2、400−3の転送レートが固定レート未満である場合、HD装置400−2、400−3から読み出されるデータ、およびHD装置400−2、400−3へ書き込まれるデータを一時的に蓄積し、PBC300における見かけ上の転送レートを固定レートに等しくなるように変換する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、データを記憶する複数のストレージにおけるデータの読み書きを管理するストレージ装置およびデータ転送方法に関し、特に、回路規模の増大を抑制しつつ、ネットワーク内に転送レートが異なるストレージを混在させることができるストレージ装置およびデータ転送方法に関する。
近年、コンピュータや通信に関する情報技術の発展は目覚しく、取り扱われるデータの量も膨大となっている。そして、この膨大なデータを記憶するために、複数のハードディスク装置や磁気テープ装置などのストレージを接続することが行われている。また、これらのストレージとサーバなどを接続して、SAN(Storage Area Network)と呼ばれるシステムが構築され、膨大なデータの保存・管理が効率的に行われるようになっている。
SANにおいては、ファイバーチャネル(Fibre Channel)などのプロトコルにより、ギガビットオーダーの転送レートでデータが転送される。また、ネットワークのトポロジーとしては、例えばFC−AL(Fibre Channel-Arbitrated Loop)のように各ストレージがループ状に接続されるものなどがある。このようなループにおいては、各ストレージの転送レートを一致させる必要があり、例えば転送レートが4Gbps(Giga bit per second)のハードディスク装置から成っているループに転送レートが2Gbpsのハードディスク装置をそのまま増設することはできない。
したがって、転送レートが4Gbpsのハードディスク装置から構成されるループには、転送レートが4Gbpsのハードディスク装置のみを増設するか、転送レートが4Gbpsのハードディスク装置の転送レートを2Gbpsに低下させる設定をしたうえで転送レートが2Gbpsのハードディスクを増設することが考えられる。しかし、前者の場合は、増設するハードディスク装置が転送レートによって限定されて選択の自由度が小さくなり、後者の場合は、各ハードディスク装置の転送レートを低下させることによりスループットの低下を招いてしまう。
そこで、例えば特許文献1には、ループ内を通過する信号を所定の回路によって整形し、通信路内の信号の周波数を一致させることにより、転送レートが異なる複数のストレージを同一ループに混在させることが記載されている。
しかしながら、ループ内の信号を整形するには、信号の位相を比較するなどの様々な処理が必要となり、これに伴って、回路規模が増大するという問題がある。すなわち、転送レートが異なるストレージは、転送レートの相違によって送受信する信号の周波数が異なっているが、この周波数を一致させるためには、それぞれのストレージが送受信する信号の位相差を求め、これを0に近づける必要がある。このため、信号の整形には、位相比較回路や発振回路など多くの回路が必要となり、回路規模が増大する。
また、信号の整形には処理時間を要するため、ループ内に転送レートが異なるストレージを増設した場合、実際にループ全体の運用が可能となるまでにはタイムラグがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、回路規模の増大を抑制しつつ、ネットワーク内に転送レートが異なるストレージを混在させることができるストレージ装置およびデータ転送方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、データを記憶する複数のストレージにおけるデータの読み書きに際してデータを転送するストレージ装置であって、前記複数のストレージに読み書きされるデータの転送先を制御する制御手段と、前記制御手段による制御に従ってデータを転送先のストレージへ固定レートで転送する転送手段と、前記転送手段によってデータが転送される転送先のストレージの転送レートを検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された転送レートと前記転送手段がデータを転送する固定レートとを読み書きされるデータを蓄積することにより相互に変換する変換手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記検出手段は、ストレージに設けられたハードピンの状態によってこのストレージの転送レートを検出することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記検出手段は、ストレージの内部情報を読み取ってこのストレージの転送レートを検出することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記変換手段は、前記検出手段によって検出された転送レートでストレージから読み出されたデータを蓄積し、前記転送手段がデータを転送する固定レートに対応するデータ量が蓄積されると、蓄積されたデータを一度に出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記変換手段は、前記転送手段によって固定レートで入力されるデータを蓄積し、蓄積されたデータを前記検出手段によって検出された転送レートで順次ストレージに書き込むことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記制御手段は、前記変換手段に蓄積されたデータが所定量に達した場合に、転送レートが固定レート未満のストレージに書き込むべきデータを転送レートが固定レートに等しいストレージへ退避させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、退避先のストレージと正規の書き込み先のストレージとの組み合わせを記憶する記憶手段をさらに有し、前記制御手段は、正規の書き込み先のストレージに対する書き込みの処理負荷が所定値未満になると、前記記憶手段からストレージの組み合わせを読み出し、退避先のストレージに退避されたデータを正規の書き込み先のストレージへ転送させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記転送手段は、前記複数のストレージの転送レートのうち最大のレートを固定レートとして適用することを特徴とする。
また、本発明は、データを記憶する複数のストレージにおけるデータの読み出しに際してデータを転送するデータ転送方法であって、データの読み出し対象のストレージの転送レートを検出する検出工程と、前記検出工程にて検出された転送レートで前記ストレージからデータを読み出す読出工程と、前記読出工程にて読み出されたデータを蓄積することにより転送レートをデータの転送に用いられる固定レートに変換する変換工程と、前記変換工程にて変換された固定レートを適用してストレージから読み出されたデータを転送する転送工程とを有することを特徴とする。
また、本発明は、データを記憶する複数のストレージにおけるデータの書き込みに際してデータを転送するデータ転送方法であって、データの書き込み対象のストレージの転送レートを検出する検出工程と、前記検出工程にて転送レートが検出されたストレージに対するデータを固定レートで転送する転送工程と、前記転送工程において固定レートで転送されるデータを蓄積しつつ、蓄積されたデータを前記検出工程にて検出された転送レートで書き込み対象のストレージに書き込む書込工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のストレージに読み書きされるデータの転送先を制御し、制御に従ってデータを転送先のストレージへ固定レートで転送し、データが転送される転送先のストレージの転送レートを検出し、検出された転送レートとデータを転送する固定レートとを読み書きされるデータを蓄積することにより相互に変換する。このため、データを蓄積するのみの比較的容易な回路構成で、各ストレージの転送レートの違いを無視した読み書きの制御が可能となる。結果として、回路規模の増大を抑制しつつ、ネットワーク内に転送レートが異なるストレージを混在させることができる。
また、本発明によれば、ストレージに設けられたハードピンの状態によってこのストレージの転送レートを検出するため、ハードディスク装置に一般的に設けられたハードピンを転送レートの検出に使用することができ、従来のハードディスク装置を改変する必要がない。
また、本発明によれば、ストレージの内部情報を読み取ってこのストレージの転送レートを検出するため、ハードピンなどの物理的な構成がないハードディスク装置についても、例えば転送レートそのものや型番などの内部情報から転送レートを検出することができる。
また、本発明によれば、検出された転送レートでストレージから読み出されたデータを蓄積し、データを転送する固定レートに対応するデータ量が蓄積されると、蓄積されたデータを一度に出力する。このため、固定レートより小さい転送レートで読み出されたデータを、見かけ上固定レートに等しいレートで出力することができ、ストレージごとのデータの読み出し時の転送レートの違いを無視することができる。
また、本発明によれば、固定レートで入力されるデータを蓄積し、蓄積されたデータを検出された転送レートで順次ストレージに書き込むため、見かけ上固定レートで入力されたデータを、固定レートより小さい転送レートで書き込むことができ、ストレージごとのデータの書き込み時の転送レートの違いを無視することができる。
また、本発明によれば、蓄積されたデータが所定量に達した場合に、転送レートが固定レート未満のストレージに書き込むべきデータを転送レートが固定レートに等しいストレージへ退避させる。このため、蓄積されるデータが過大となって溢れることを防止することができる。
また、本発明によれば、退避先のストレージと正規の書き込み先のストレージとの組み合わせを記憶し、正規の書き込み先のストレージに対する書き込みの処理負荷が所定値未満になると、記憶されたストレージの組み合わせを読み出し、退避先のストレージに退避されたデータを正規の書き込み先のストレージへ転送させる。このため、蓄積されるデータが過大となって溢れることを防止するとともに、最終的には正しい書き込み先のストレージにデータを書き込むことができる。
また、本発明によれば、複数のストレージの転送レートのうち最大のレートを固定レートとして適用するため、すべてのストレージが最大限の転送レートでデータの読み書きを実行することになり、スループットを最大化することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るストレージ装置の全体構成を示す図である。同図に示すストレージ装置は、サーバ装置100−1、100−2に接続されており、コントロールマネージャ200、PBC(Port Bypass Circuit:ポートバイパス回路)300−1、300−2、およびハードディスク装置400−1〜400−N(Nは2以上の整数)を有している。なお、ストレージ装置に接続されるサーバ装置の数やコントロールマネージャ200に接続されるPBCの数は、2つに限定されず1つや3つ以上でも良い。また、図1では省略したが、PBC300−2にも1以上のハードディスク装置が接続されている。以下では、サーバ装置100−1、100−2を代表して「サーバ装置100」といい、PBC300−1、300−2を代表して「PBC300」という。
図1は、本発明の実施の形態1に係るストレージ装置の全体構成を示す図である。同図に示すストレージ装置は、サーバ装置100−1、100−2に接続されており、コントロールマネージャ200、PBC(Port Bypass Circuit:ポートバイパス回路)300−1、300−2、およびハードディスク装置400−1〜400−N(Nは2以上の整数)を有している。なお、ストレージ装置に接続されるサーバ装置の数やコントロールマネージャ200に接続されるPBCの数は、2つに限定されず1つや3つ以上でも良い。また、図1では省略したが、PBC300−2にも1以上のハードディスク装置が接続されている。以下では、サーバ装置100−1、100−2を代表して「サーバ装置100」といい、PBC300−1、300−2を代表して「PBC300」という。
サーバ装置100は、種々のプログラムを実行し、ハードディスク装置400−1〜400−Nからデータを読み出して加工したり、加工したデータをハードディスク装置400−1〜400−Nに書き込んだりする。
コントロールマネージャ200は、サーバ装置100とハードディスク装置400−1〜400−Nの間、またはハードディスク装置400−1〜400−Nそれぞれの間のデータの移動を管理する。具体的には、コントロールマネージャ200は、プログラムの実行に伴ってサーバ装置100が必要とするデータを記憶するハードディスク装置400−1〜400−Nにリードアクセスし、所望のデータを読み出してサーバ装置100へ転送する。また、コントロールマネージャ200は、サーバ装置100からデータが転送されると、ハードディスク装置400−1〜400−Nへライトアクセスし、サーバ装置100から転送されたデータを書き込む。さらに、コントロールマネージャ200は、ハードディスク装置400−1〜400−Nそれぞれの間で、例えばバックアップコピーなどが行われる場合に、データの読み出しと書き込みを実行する。
PBC300は、コントロールマネージャ200と複数のハードディスク装置400−1〜400−Nとの間のデータの受け渡しを中継する。すなわち、PBC300は、コントロールマネージャ200の制御に従ったスイッチとして機能し、データが書き込まれたり読み出されたりするハードディスク装置400−1〜400−Nとコントロールマネージャ200とを接続する。
なお、PBC300は、すべてのハードディスク装置400−1〜400−Nに対して同一の転送レートでのみデータのやり取りを行う。しかし、ハードディスク装置400−1〜400−Nのデータの転送レートは同一でないことがあるため、PBC300は、後から増設されるハードディスク装置400−1〜400−Nに関しては、転送レートを変換する変換チップを介してハードディスク装置400−1〜400−Nに接続する。変換チップによる転送レートの変換については、後に詳述する。
ハードディスク装置400−1〜400−Nは、それぞれ大容量の磁気ディスクであり、コントロールマネージャ200およびPBC300に接続されることにより、コントロールマネージャ200およびPBC300を介したループ状に接続されている。そして、ハードディスク装置400−1〜400−Nは、コントロールマネージャ200からのリードアクセスおよびライトアクセスに応じてデータを出力したり記憶したりする。
図2は、本実施の形態に係るストレージ装置の要部構成を示すブロック図である。図2に示すストレージ装置は、大きく分けてコントロールマネージャ200、PBC300、ハードディスク装置(以下「HD装置」と略記する)400−1〜400−3、および変換チップ500を有している。HD装置400−1、400−2の転送レートは4Gbpsである一方、HD装置400−3の転送レートは2Gbpsであるものとする。なお、図2に示した3つのHD装置400−1〜400−3以外のHD装置がPBC300に接続されていても良い。
より詳細には、コントロールマネージャ200は、入出力部210、制御部220、およびディスクインタフェース部(以下「ディスクI/F部」と略記する)230を有している。入出力部210は、サーバ装置100との間でデータを授受する。すなわち、入出力部210は、サーバ装置100からのデータを受信したり、サーバ装置100へデータを出力したりする。
制御部220は、サーバ装置100から入出力部210に受信されたデータやHD装置400−1〜400−3から出力されたデータが適切な転送先へ転送されるように制御し、データを入出力部210またはディスクI/F部230へ出力する。すなわち、制御部220は、サーバ装置100へ転送すべきデータを入出力部210へ出力し、HD装置400−1〜400−3へ転送すべきデータをディスクI/F部230へ出力する。
ディスクI/F部230は、PBC300を介してHD装置400−1〜400−3と接続されるインタフェースであり、HD装置400−1〜400−3との間でデータを授受する。すなわち、ディスクI/F部230は、HD装置400−1〜400−3からのデータを受信したり、HD装置400−1〜400−3へデータを出力したりする。
また、PBC300は、スイッチ部310および接続部320、330−1、330−2を有している。スイッチ部310は、コントロールマネージャ200から出力されるデータが制御部220の制御に従ったHD装置400−1〜400−3へ転送されるように、データの転送先を切り替える。
接続部320は、HD装置400−1と接続され、HD装置400−1との間でデータを授受する。接続部320には、転送レートが4GbpsのHD装置400−1が接続されることがあらかじめ決定されており、増設されるHD装置が接続されることは無い。接続部320に接続されるHD装置400−1の転送レートは4Gbpsとあらかじめ決定されているということは、このPBC300は、すべてのHD装置400−1〜400−3と固定の転送レート(以下「固定レート」という)4Gbpsでデータをやり取りすることになる。
接続部330−1、330−2は、それぞれHD装置400−2、400−3と接続され、データを授受する。接続部330−1、330−2には、HD装置が接続されるか否かはあらかじめ決定されておらず、増設されるHD装置が接続されている。したがって、接続部330−1、330−2については、HD装置が増設されるまでは接続されるHD装置の転送レートが不明である。ここでは、接続部330−1に転送レート4GbpsのHD装置400−2が増設され、接続部330−2に転送レート2GbpsのHD装置400−3が増設されている。そして、これらのHD装置400−2、400−3は、転送レートを変換する変換チップ500を介して接続部330−1、330−2に接続されている。
図2では、HD装置400−1〜400−3に対応して3つの接続部320、330−1、330−2のみを示したが、PBC300には4つ以上の接続部が備えられていても良い。この場合、あらかじめHD装置が接続される接続部は、接続部320と同様の接続部であり、HD装置の増設用の接続部は、接続部330−1、330−2と同様の接続部である。
変換チップ500は、レート設定検出部510およびレート変換部520を有している。レート設定検出部510は、HD装置400−2、400−3が増設される際に、それぞれのHD装置400−2、400−3の転送レートがどのように設定されているかを検出し、検出された転送レートをレート変換部520へ通知する。
具体的には、HD装置に一般的に設けられているハードピンの状態によってHD装置の転送レートを識別可能にしておき、レート設定検出部510は、変換チップ500を介してPBC300とHD装置400−2、400−3とが接続されると、それぞれHD装置400−2、400−3のハードピンの状態を検出して、HD装置400−2の転送レートが4Gbpsであり、HD装置400−3の転送レートが2Gbpsであることを検出する。
また、レート設定検出部510は、ハードピンの代わりにHD装置の内部情報を読み取って転送レートを検出しても良い。すなわち、レート設定検出部510は、HD装置400−2、400−3の内部情報を読み取り、内部情報としてHD装置400−2、400−3に保持されている転送レートを検出する。なお、HD装置400−2、400−3の転送レートが内部情報として保持されていない場合は、レート設定検出部510は、例えばHD装置400−2、400−3の型番などの内部情報を読み取り、あらかじめ記憶している型番と転送レートの対応表から転送レートを把握する。
レート変換部520は、レート設定検出部510によって検出されたHD装置400−2、400−3の転送レートが固定レートと異なる場合、HD装置400−2、400−3から読み出されるデータ、およびHD装置400−2、400−3へ書き込まれるデータを一時的に蓄積し、PBC300における見かけ上の転送レートが固定レートに等しくなるように変換する。すなわち、HD装置400−2の転送レートは4Gbpsで固定レートに等しいため、HD装置400−2に接続される変換チップ500のレート変換部520は、データを一時的に蓄積することなく、HD装置400−2とPBC300の間でデータをそのまま通過させる。一方、HD装置400−3の転送レートは2Gbpsで固定レートの2分の1であるため、HD装置400−3に接続される変換チップ500のレート変換部520は、HD装置400−3から2Gbpsの転送レートで読み出されたデータを蓄積し、4Gbpsの転送レートでPBC300へ出力する。また、このレート変換部520は、PBC300から4Gbpsの転送レートで出力されるデータを蓄積し、2Gbpsの転送レートでHD装置400−3へデータを転送する。
つまり、例えばHD装置400−3に接続される変換チップ500のレート変換部520は、HD装置400−3から2秒間で2Gbずつ読み出された合計4Gbのデータを1秒間でPBC300へ出力し、PBC300から1秒間で出力された4Gbのデータを2秒間に分けて2GbずつHD装置400−3へ出力する。これにより、PBC300においては、HD装置400−1〜400−3の転送レートの違いを無視することができ、すべてのHD装置が固定レートでデータを転送するものとしてデータの移動を制御することができる。
次いで、上記のように構成されたストレージ装置におけるHD装置へのリードアクセス時の動作について、図3に示すフロー図を参照しながら説明する。ここでは、HD装置が増設され、増設されたHD装置からデータを読み出すリードアクセス時の動作について説明する。
まず、HD装置が増設され、PBC300に接続される(ステップS101)。このとき、HD装置は、増設用の接続部330−1または接続部330−2に変換チップ500を介して接続されることになる。以下では、増設されたHD装置が接続される接続部を単に「接続部330」という。
増設されるHD装置が変換チップ500を介して接続部330に接続されると、変換チップ500のレート設定検出部510によって、HD装置の転送レートが検出される。具体的には、レート設定検出部510によって、HD装置のハードピンの状態が検出されたり、HD装置の内部情報が読み取られたりすることにより、HD装置の転送レートが検出される。検出された転送レートは、レート変換部520へ通知される。
そして、レート変換部520によって、転送レートが固定レートに等しいか否かが判定される(ステップS102)。すなわち、増設されたHD装置の転送レートが、PBC300が運用される固定レートに等しいか、固定レートと異なるかが判定される。この結果、転送レートが固定レートに等しければ(ステップS102Yes)、HD装置からデータが読み出されると(ステップS103)、HD装置から固定レートで転送されるデータは、レート変換部520をそのまま通過してPBC300へ出力され、PBC300からコントロールマネージャ200へ出力され、制御部220の制御によりサーバ装置100または他のHD装置などへ転送される(ステップS104)。
一方、増設されたHD装置の転送レートが固定レートと異なれば(ステップS102No)、HD装置からデータが読み出されると(ステップS105)、HD装置から固定レートと異なる転送レートで転送されるデータは、レート変換部520に蓄積される。そして、レート変換部520によって、データの蓄積量が固定レートに対応する分となっているか否かが監視される(ステップS106)。ここでは、増設されたHD装置の転送レートが固定レートより小さく、まだ固定レート分のデータが蓄積されていないものとすると(ステップS106No)、引き続きHD装置から転送されるデータがレート変換部520に蓄積される。
そして、レート変換部520に固定レート分のデータが蓄積されると(ステップS106Yes)、蓄積されたデータが一度にPBC300へ出力され、PBC300からコントロールマネージャ200へ出力され、制御部220の制御によりサーバ装置100または他のHD装置などへ転送される(ステップS107)。このとき、レート変換部520からPBC300へは、データが出力される間隔が長くなるものの、見かけ上固定レートでデータが出力されるため、PBC300は、接続されるすべてのHD装置の転送レートが固定レートに等しいものとしてデータを読み出すことができる。
このようなリードアクセスの具体例を模式的に示したのが図4である。すなわち、図4においては、転送レートが固定レートに等しい(4Gbps)HD装置400−2からのリードアクセスを上段に示し、転送レートが固定レートより小さい(2Gbps)HD装置400−3からのリードアクセスを下段に示している。図中、HD装置400−2、400−3から読み出されたデータを斜線で示している。
図4上段に示すように、HD装置400−2から固定レートで読み出されたデータは、レート変換部520に蓄積されることなく、そのまま出力される。一方、図4下段に示すように、HD装置400−3から固定レートより小さい転送レートで読み出されたデータは、レート変換部520に蓄積され、固定レートに対応する分だけ蓄積されてから出力される。ここでは、HD装置400−3の転送レートが固定レートの半分であることから、単位時間当たりにHD装置400−3から読み出されるデータ量はHD装置400−2から読み出されるデータ量の半分であり、レート変換部520に2単位時間分のデータが蓄積されてから出力されることになる。
これにより、HD装置400−3に接続される変換チップ500のレート変換部520からデータが出力される間隔は、HD装置400−2に接続される変換チップ500のレート変換部520からデータが出力される間隔の2倍になるものの、双方のレート変換部520から一度に出力されるデータ量は同等になる。このため、転送レートが異なるHD装置からのリードアクセス時に、転送レートの違いを無視して制御することが可能となる。換言すれば、ストレージ装置内に転送レートが異なるHD装置を混在させることができる。
なお、上記の説明では、レート変換部520に固定レート分のデータが蓄積されるまでPBC300へ出力されないものとしたが、HD装置から読み出されるデータが少量の場合には、HD装置から読み出された後にレート変換部520に所定時間蓄積されたデータは、順次固定レートでPBC300へ出力されるようにしても良い。このとき、レート変換部520には、固定レート分未満のデータしか蓄積されていないが、情報を含まないアイドルデータによって不足分を補うことにより、レート変換部520からPBC300へは固定レートでデータが出力されるようになる。
次に、本実施の形態に係るストレージ装置におけるHD装置へのライトアクセス時の動作について、図5に示すフロー図を参照しながら説明する。ここでは、HD装置が増設され、増設されたHD装置にデータを書き込むライトアクセス時の動作について説明する。
まず、HD装置が増設され、PBC300に接続される(ステップS201)。このとき、HD装置は、増設用の接続部330−1または接続部330−2に変換チップ500を介して接続されることになる。以下では、増設されたHD装置が接続される接続部を単に「接続部330」という。
増設されるHD装置が変換チップ500を介して接続部330に接続されると、変換チップ500のレート設定検出部510によって、HD装置の転送レートが検出される。具体的には、レート設定検出部510によって、HD装置のハードピンの状態が検出されたり、HD装置の内部情報が読み取られたりすることにより、HD装置の転送レートが検出される。検出された転送レートは、レート変換部520へ通知される。
そして、レート変換部520によって、転送レートが固定レートに等しいか否かが判定される(ステップS202)。すなわち、増設されたHD装置の転送レートが、PBC300が運用される固定レートに等しいか、固定レートと異なるかが判定される。この結果、転送レートが固定レートに等しければ(ステップS202Yes)、HD装置に書き込まれるデータがサーバ装置100または他のHD装置からコントロールマネージャ200を経由してPBC300へ転送され(ステップS203)、このデータは、変換チップ500のレート変換部520をそのまま通過し、HD装置に書き込まれる(ステップS204)。
一方、増設されたHD装置の転送レートが固定レートと異なれば(ステップS202No)、HD装置に書き込まれるデータがサーバ装置100または他のHD装置からコントロールマネージャ200を経由してPBC300へ転送され(ステップS205)、このデータは、変換チップ500のレート変換部520に蓄積される(ステップS206)。そして、レート変換部520に蓄積されたデータは、固定レートより小さい転送レートで順次HD装置に書き込まれる(ステップS207)。このとき、PBC300からは固定レートでデータが出力されるため、PBC300は、接続されるすべてのHD装置の転送レートが固定レートに等しいものとしてデータを書き込むことができる。
このようなライトアクセスの具体例を模式的に示したのが図6である。すなわち、図6においては、転送レートが固定レートに等しい(4Gbps)HD装置400−2へのライトアクセスを上段に示し、転送レートが固定レートより小さい(2Gbps)HD装置400−3へのライトアクセスを下段に示している。図中、HD装置400−2、400−3へ書き込まれるデータを斜線で示している。
図6上段に示すように、HD装置400−2へ書き込まれるデータは、PBC300から固定レートで出力されると、レート変換部520に蓄積されることなく、そのまま固定レートでHD装置400−2へ転送される。一方、図6下段に示すように、HD装置400−3へ書き込まれるデータは、PBC300から固定レートで出力されると、固定レートより小さい転送レートでHD装置400−3へ転送されるとともに、転送しきれないデータはレート変換部520に蓄積される。ここでは、HD装置400−3の転送レートが固定レートの半分であることから、単位時間当たりにHD装置400−3へ書き込まれるデータ量はHD装置400−2に書き込まれるデータ量の半分であり、1単位時間でPBC300から出力されるデータは、半分がレート変換部520に蓄積されることにより、2単位時間に分けてHD装置400−3へ転送されることになる。
これにより、HD装置400−3に接続される変換チップ500のレート変換部520にデータが一時的に蓄積されるものの、PBC300から出力されるデータ量は同等になる。このため、転送レートが異なるHD装置へのライトアクセス時に、転送レートの違いを無視して制御することが可能となる。換言すれば、ストレージ装置内に転送レートが異なるHD装置を混在させることができる。そして、転送レートが異なるHD装置を混在させる場合、変換チップ500によって転送レートが変換されているため、PBC300においてはHD装置の転送レートの違いを意識する必要がなく、一旦電源を切ってPBC300の固定レートを切り替えるなどの処理が必要ない。また、リードアクセス時もライトアクセス時も、データを一時的にバッファリングするのみの比較的容易な回路構成で見かけ上のレートを変換することができるため、回路規模の増大を最低限に抑制することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、増設されるHD装置の転送レートを検出し、検出された転送レートがPBCが運用される固定レートと異なる場合は、増設されたHD装置に読み書きされるデータを一時的に蓄積してから実際の転送の制御を行う。このため、データの転送制御時には、速度を固定レートに合わせることができ、HD装置の転送レートの違いを無視することができる。結果として、回路規模の増大を抑制しつつ、ネットワーク内に転送レートが異なるストレージを混在させることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の特徴は、転送レートが固定レートより小さいHD装置へのライトアクセス時に、書き込むデータ量が多い場合は、データを一時的に転送レートが固定レートに等しいHD装置へ退避させる点である。
本発明の実施の形態2の特徴は、転送レートが固定レートより小さいHD装置へのライトアクセス時に、書き込むデータ量が多い場合は、データを一時的に転送レートが固定レートに等しいHD装置へ退避させる点である。
図7は、本実施の形態に係るストレージ装置の要部構成を示すブロック図である。同図において、図2と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図7に示すストレージ装置は、図2に示すコントロールマネージャ200の制御部220を制御部610に代え、退避先記憶部620を追加した構成を有している。
制御部610は、サーバ装置100から入出力部210に受信されたデータやHD装置400−1〜400−3から出力されたデータが適切な転送先へ転送されるように制御し、データを入出力部210またはディスクI/F部230へ出力する。また、制御部610は、PBC300とHD装置400−2、400−3との間に接続された変換チップ500のレート変換部520に蓄積されたデータ量を監視し、所定量以上のデータが蓄積されており、書き込みの処理負荷が大きければ、HD装置400−2、400−3に書き込むべきデータを転送レートが固定レートのHD装置(例えばHD装置400−1)へ一時的に退避させる。具体的には、制御部610は、データをPBC300を介して例えばHD装置400−1に記憶させ、記憶させたHD装置400-1をデータの退避先として退避先記憶部620に記憶させる。そして、制御部610は、書き込みの処理負荷が低下すると、退避先記憶部620からデータの退避先を読み取り、退避させたデータをHD装置400−2、400−3へ転送させる。
退避先記憶部620は、制御部610によって一時的なデータの退避先とされたHD装置を記憶する。そして、退避先記憶部620は、退避されたデータが正規の書き込み先のHD装置へ転送されると、記憶した退避先のHD装置を削除する。
実施の形態1においては、転送レートが固定レートより小さいHD装置(例えばHD装置400−3)へのライトアクセス時に、レート変換部520にデータを蓄積しておくことにより、PBC300からは固定レートでデータを出力したが、書き込みの処理負荷が大きく、レート変換部520へ多くのデータが出力され続けると、データが蓄積しきれなくなる。そこで、本実施の形態においては、レート変換部520におけるデータの蓄積量が所定量に達すると、レート変換部520に蓄積すべきデータを転送レートが固定レートに等しいHD装置に退避させ、書き込みの処理負荷が低下する夜間などに、退避させたデータを正規の書き込み先のHD装置へ転送する。
次いで、上記のように構成されたストレージ装置におけるHD装置へのライトアクセス時の動作について、図8に示すフロー図を参照しながら説明する。ここでは、転送レートが固定レートより小さいHD装置へデータを書き込むライトアクセス時の動作について説明する。なお、以下では、転送レートが固定レートより小さいHD装置が接続される接続部を単に「接続部330」という。
まず、HD装置に書き込まれるデータがサーバ装置100または他のHD装置からコントロールマネージャ200へ転送されると(ステップS301)、このデータは制御部610へ入力される。そして、データは、転送レートが固定レートより小さいHD装置400−3へ書き込まれるため、PBC300を介して変換チップ500のレート変換部520へ蓄積されることになるが、本実施の形態においては、制御部610によって、レート変換部520に蓄積されたデータ量が監視されており、所定量以上のデータが蓄積されているか否かが判定される(ステップS302)。この判定の結果、レート変換部520に蓄積されたデータ量が所定量未満であれば(ステップS302No)、まだレート変換部520に余裕があるものとして、実施の形態1と同様にレート変換部520にデータが蓄積され、蓄積されたデータが順次HD装置に転送されて書き込まれる(ステップS307)。
一方、レート変換部520に蓄積されたデータ量が所定量以上であれば(ステップS302Yes)、書き込みの処理負荷がレート変換部520の容量を超えていると判断され、制御部610によって、転送レートが固定レートに等しいHD装置(例えばHD装置400−1)へデータが退避される(ステップS303)。同時に、制御部610によって、データの退避先が正規の書き込み先のHD装置(例えばHD装置400−3)に対応付けられて退避先記憶部620に記憶される(ステップS304)。データの退避先としては、転送レートが固定レートに等しければどのHD装置でも良く、あらかじめ接続されることが決定されているHD装置400−1でも増設されたHD装置400−2でも良い。増設されたHD装置400−2に関しては、レート設定検出部510によって検出されたレートがレート変換部520およびPBC300経由で制御部610によって参照され、転送レートが固定レートに等しいことが判明すると、データの退避先の候補となる。
このように、転送レートが固定レートより小さいHD装置へ書き込まれるデータが他のHD装置へ退避されることにより、レート変換部520からデータが溢れることがなく、ストレージ装置全体の処理が円滑に実行される。データが退避された後、レート変換部520に蓄積されたデータが減少し、転送レートが固定レートより小さいHD装置へのデータの書き込みの処理負荷が所定値以下になったか否かが制御部610によって常に監視される(ステップS305)。この処理負荷の監視は、レート変換部520に蓄積されたデータ量のみではなく、制御部610において一定期間内に発生したHD装置へのデータの書き込み要求の頻度などについても考慮される。そして、処理負荷が低下したと判断されなければ(ステップS305No)、引き続き制御部610によって処理負荷が監視される。
そして、制御部610によって書き込みの処理負荷が低下したと判断されると(ステップS305Yes)、制御部610によって、退避先記憶部620が参照され、データの退避先とデータの正規の書き込み先との組み合わせが読み出される。そして、制御部610によって、各退避先に退避されたデータが再び読み出されて、PBC300経由でコントロールマネージャ200へ転送される(ステップS306)。すなわち、例えば退避先となっているHD装置400−1からデータがコントロールマネージャ200の制御部610へ入力される。
制御部610に入力されたデータは、正規の書き込み先へ書き込まれるように、PBC300のスイッチ部310を経由して、変換チップ500のレート変換部520へ出力される。このとき、データは、PBC300から固定レートでレート変換部520へ出力されるが、この時点では書き込みの処理負荷が低下しており、レート変換部520に蓄積されたデータは所定量未満であるため、レート変換部520が溢れることはない。このため、PBC300から出力されたデータは、レート変換部520に蓄積され、蓄積されたデータが順次正規の書き込み先であるHD装置へ転送されて書き込まれる(ステップS307)。
以上のように、本実施の形態によれば、転送レートが固定レートより小さいHD装置へのデータ書き込みの処理負荷が大きくなった場合に、このHD装置へ書き込むべきデータを一時的に転送レートが固定レートに等しいHD装置へ退避させ、データ書き込みの処理負荷が低下した後に、退避させたデータを正規の書き込み先のHD装置へ転送する。このため、転送レートが固定レートより小さいHD装置へデータを書き込む際に、一時的に蓄積されるデータが過大になることがなく、ストレージ装置全体の処理を円滑に進行させることができる。
なお、上記各実施の形態においては、ストレージ装置に含まれるストレージをHD装置400−1〜400−3のみとしたが、例えば磁気テープ装置などの他のストレージが含まれていても良い。これらのストレージがコントロールマネージャ200およびPBC300を介してループを形成している場合には、本発明によって、各ストレージの見かけ上の転送レートを一致させることができ、ネットワーク内に転送レートが異なるストレージを混在させることができる。ただし、ストレージがループを形成していない場合でも、本発明によって、各ストレージの見かけ上の転送レートを一致させ、データの移動制御を単純化することができ、容易に転送レートが異なるストレージを混在させることができる。
また、上記各実施の形態においては、HD装置400−1〜400−3の転送レートのうち最大の転送レートが固定レートとなっているが、必ずしも最大の転送レートが固定レートに等しくなくても良い。例えば、固定レートより転送レートが大きいHD装置がストレージ装置に含まれる場合でも、このHD装置に関するデータが変換チップ500のレート変換部520に蓄積されることにより、転送レートが見かけ上固定レートに等しく変換される。ただし、固定レートを最大の転送レートに等しくすることにより、ストレージ装置全体のスループットは最大化される。
さらに、上記各実施の形態においては、変換チップ500内のレート設定検出部510によってHD装置の転送レートが検出されるものとしたが、レート設定検出部を例えばPBC300内に設け、PBC300内のレート設定検出部によって検出されたHD装置の転送レートが変換チップ500内のレート変換部520へ通知されるようにしても良い。こうすることにより、PBC300およびコントロールマネージャ200において容易にHD装置の転送レートを把握することが可能となる。
(付記1)データを記憶する複数のストレージにおけるデータの読み書きに際してデータを転送するストレージ装置であって、
前記複数のストレージに読み書きされるデータの転送先を制御する制御手段と、
前記制御手段による制御に従ってデータを転送先のストレージへ固定レートで転送する転送手段と、
前記転送手段によってデータが転送される転送先のストレージの転送レートを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された転送レートと前記転送手段がデータを転送する固定レートとを読み書きされるデータを蓄積することにより相互に変換する変換手段と
を有することを特徴とするストレージ装置。
前記複数のストレージに読み書きされるデータの転送先を制御する制御手段と、
前記制御手段による制御に従ってデータを転送先のストレージへ固定レートで転送する転送手段と、
前記転送手段によってデータが転送される転送先のストレージの転送レートを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された転送レートと前記転送手段がデータを転送する固定レートとを読み書きされるデータを蓄積することにより相互に変換する変換手段と
を有することを特徴とするストレージ装置。
(付記2)前記検出手段は、
ストレージに設けられたハードピンの状態によってこのストレージの転送レートを検出することを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
ストレージに設けられたハードピンの状態によってこのストレージの転送レートを検出することを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
(付記3)前記検出手段は、
ストレージの内部情報を読み取ってこのストレージの転送レートを検出することを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
ストレージの内部情報を読み取ってこのストレージの転送レートを検出することを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
(付記4)前記変換手段は、
前記検出手段によって検出された転送レートでストレージから読み出されたデータを蓄積し、前記転送手段がデータを転送する固定レートに対応するデータ量が蓄積されると、蓄積されたデータを一度に出力することを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
前記検出手段によって検出された転送レートでストレージから読み出されたデータを蓄積し、前記転送手段がデータを転送する固定レートに対応するデータ量が蓄積されると、蓄積されたデータを一度に出力することを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
(付記5)前記変換手段は、
前記転送手段によって固定レートで入力されるデータを蓄積し、蓄積されたデータを前記検出手段によって検出された転送レートで順次ストレージに書き込むことを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
前記転送手段によって固定レートで入力されるデータを蓄積し、蓄積されたデータを前記検出手段によって検出された転送レートで順次ストレージに書き込むことを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
(付記6)前記制御手段は、
前記変換手段に蓄積されたデータが所定量に達した場合に、転送レートが固定レート未満のストレージに書き込むべきデータを転送レートが固定レートに等しいストレージへ退避させることを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
前記変換手段に蓄積されたデータが所定量に達した場合に、転送レートが固定レート未満のストレージに書き込むべきデータを転送レートが固定レートに等しいストレージへ退避させることを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
(付記7)退避先のストレージと正規の書き込み先のストレージとの組み合わせを記憶する記憶手段をさらに有し、
前記制御手段は、
正規の書き込み先のストレージに対する書き込みの処理負荷が所定値未満になると、前記記憶手段からストレージの組み合わせを読み出し、退避先のストレージに退避されたデータを正規の書き込み先のストレージへ転送させることを特徴とする付記6記載のストレージ装置。
前記制御手段は、
正規の書き込み先のストレージに対する書き込みの処理負荷が所定値未満になると、前記記憶手段からストレージの組み合わせを読み出し、退避先のストレージに退避されたデータを正規の書き込み先のストレージへ転送させることを特徴とする付記6記載のストレージ装置。
(付記8)前記転送手段は、
前記複数のストレージの転送レートのうち最大のレートを固定レートとして適用することを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
前記複数のストレージの転送レートのうち最大のレートを固定レートとして適用することを特徴とする付記1記載のストレージ装置。
(付記9)データを記憶する複数のストレージにおけるデータの読み出しに際してデータを転送するデータ転送方法であって、
データの読み出し対象のストレージの転送レートを検出する検出工程と、
前記検出工程にて検出された転送レートで前記ストレージからデータを読み出す読出工程と、
前記読出工程にて読み出されたデータを蓄積することにより転送レートをデータの転送に用いられる固定レートに変換する変換工程と、
前記変換工程にて変換された固定レートを適用してストレージから読み出されたデータを転送する転送工程と
を有することを特徴とするデータ転送方法。
データの読み出し対象のストレージの転送レートを検出する検出工程と、
前記検出工程にて検出された転送レートで前記ストレージからデータを読み出す読出工程と、
前記読出工程にて読み出されたデータを蓄積することにより転送レートをデータの転送に用いられる固定レートに変換する変換工程と、
前記変換工程にて変換された固定レートを適用してストレージから読み出されたデータを転送する転送工程と
を有することを特徴とするデータ転送方法。
(付記10)データを記憶する複数のストレージにおけるデータの書き込みに際してデータを転送するデータ転送方法であって、
データの書き込み対象のストレージの転送レートを検出する検出工程と、
前記検出工程にて転送レートが検出されたストレージに対するデータを固定レートで転送する転送工程と、
前記転送工程において固定レートで転送されるデータを蓄積しつつ、蓄積されたデータを前記検出工程にて検出された転送レートで書き込み対象のストレージに書き込む書込工程と
を有することを特徴とするデータ転送方法。
データの書き込み対象のストレージの転送レートを検出する検出工程と、
前記検出工程にて転送レートが検出されたストレージに対するデータを固定レートで転送する転送工程と、
前記転送工程において固定レートで転送されるデータを蓄積しつつ、蓄積されたデータを前記検出工程にて検出された転送レートで書き込み対象のストレージに書き込む書込工程と
を有することを特徴とするデータ転送方法。
本発明は、回路規模の増大を抑制しつつ、ネットワーク内に転送レートが異なるストレージを混在させる場合に適用することができる。
210 入出力部
220、610 制御部
230 ディスクI/F部
310 スイッチ部
320、330−1、330−2 接続部
510 レート設定検出部
520 レート変換部
620 退避先記憶部
220、610 制御部
230 ディスクI/F部
310 スイッチ部
320、330−1、330−2 接続部
510 レート設定検出部
520 レート変換部
620 退避先記憶部
Claims (5)
- データを記憶する複数のストレージにおけるデータの読み書きに際してデータを転送するストレージ装置であって、
前記複数のストレージに読み書きされるデータの転送先を制御する制御手段と、
前記制御手段による制御に従ってデータを転送先のストレージへ固定レートで転送する転送手段と、
前記転送手段によってデータが転送される転送先のストレージの転送レートを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された転送レートと前記転送手段がデータを転送する固定レートとを読み書きされるデータを蓄積することにより相互に変換する変換手段と
を有することを特徴とするストレージ装置。 - 前記制御手段は、
前記変換手段に蓄積されたデータが所定量に達した場合に、転送レートが固定レート未満のストレージに書き込むべきデータを転送レートが固定レートに等しいストレージへ退避させることを特徴とする請求項1記載のストレージ装置。 - 前記転送手段は、
前記複数のストレージの転送レートのうち最大のレートを固定レートとして適用することを特徴とする請求項1記載のストレージ装置。 - データを記憶する複数のストレージにおけるデータの読み出しに際してデータを転送するデータ転送方法であって、
データの読み出し対象のストレージの転送レートを検出する検出工程と、
前記検出工程にて検出された転送レートで前記ストレージからデータを読み出す読出工程と、
前記読出工程にて読み出されたデータを蓄積することにより転送レートをデータの転送に用いられる固定レートに変換する変換工程と、
前記変換工程にて変換された固定レートを適用してストレージから読み出されたデータを転送する転送工程と
を有することを特徴とするデータ転送方法。 - データを記憶する複数のストレージにおけるデータの書き込みに際してデータを転送するデータ転送方法であって、
データの書き込み対象のストレージの転送レートを検出する検出工程と、
前記検出工程にて転送レートが検出されたストレージに対するデータを固定レートで転送する転送工程と、
前記転送工程において固定レートで転送されるデータを蓄積しつつ、蓄積されたデータを前記検出工程にて検出された転送レートで書き込み対象のストレージに書き込む書込工程と
を有することを特徴とするデータ転送方法。
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