JP2001187846A - 種子/種子化粧用材料を色付けする固体状顔料調合物 - Google Patents

種子/種子化粧用材料を色付けする固体状顔料調合物

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JP2001187846A
JP2001187846A JP2000334344A JP2000334344A JP2001187846A JP 2001187846 A JP2001187846 A JP 2001187846A JP 2000334344 A JP2000334344 A JP 2000334344A JP 2000334344 A JP2000334344 A JP 2000334344A JP 2001187846 A JP2001187846 A JP 2001187846A
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seed
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Peter-Roger Nyssen
ペーター−ロジエ・ニツセン
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    • C09B67/006Preparation of organic pigments
    • C09B67/0063Preparation of organic pigments of organic pigments with only macromolecular substances
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵安定性が高く、高顔料含有量で易再分散
性の、種子/種子化粧用材料を色付けする着色剤として
の固体状顔料調合物の提供。 【解決手段】 種子または種子化粧用材料を色付けする
着色剤として、 a)少なくとも1種の有機もしくは無機顔料、 b)ポリエーテルポリオール、アルキレンオキサイドと
アルキル化可能化合物の反応生成物またはオキシアルキ
ル化フェノール、特にフェノール/スチレンポリグリコ
ールエーテルの群の少なくとも1種の化合物、を含んで
成る固体状顔料調合物を使用する。前記固体状顔料調合
物の水含有量を10重量%未満でありかつ平均粒子サイ
ズが20から2000とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は種子および種子化粧用材料(se
ed−dressing materials)を色付
けする着色剤としての、固体状顔料調合物の使用に関す
る。
【0002】種子の化粧は植物を有害生物防除剤で処置
する時に幅広く用いられる形態を構成している。有害生
物防除剤は特に除草剤、殺虫剤、殺菌・殺カビ剤および
他の作物保護剤を意味すると理解する。
【0003】有害生物防除剤による種子の処置は今日で
は種子処置プラントで行われており、そのようなプラン
トで有害生物防除剤を種子と一緒に混合する時の形態は
通常「調合物」の形態である。適切な混合方法は、例え
ば「ペレット化」、粒状化または被覆(encrust
ing)[この方法では、前以て調合しておいた種子化
粧用製品をコーティング(coating)の形態で種
子に塗布するか或は個々の調合成分を混合過程の直前ま
たは混合過程中に種子に塗布する]である。一般的に
は、活性材料(有害生物防除剤)を種子化粧用調合物に
固体として存在させてそれを例えば湿潤性粉末もしくは
顆粒、水性懸濁液もしくは乳液、または水に混和し得る
懸濁液もしくは乳液の形態などで用いることが行われて
いる。
【0004】そのような種子化粧用調合物に更に追加的
に無機もしくは有機結合剤(binders)[例えば
水に混和し得るフィルム形成重合体(film−for
ming polymers)]、界面活性剤、殺生物
剤、増粘剤もしくは保護コロイド、消泡剤を含めること
も可能である。しかしながら、通常は、それらに追加的
に着色剤、特に無機もしくは有機色付き顔料も含める。
その目的は、ある種の種子とある種の種子を色で区別
(mark,or distinguish)する目
的、鳥が種子を食べることによる損傷を保護する目的、
かつまた調合物の配合の安定性を向上させる目的、或は
さもなければ充填材としてである。そのような顔料は顔
料粉末の形態でか或はさもなければ液体、一般的には水
を基とする調合物の形態で用いられる。
【0005】赤色の水性顔料調合物の使用がWO−A−
99/29169の実施例1および2に記述されてお
り、そして無機酸化鉄顔料粉末の使用がヨーロッパ特許
出願公開第13 769号の実施例2に記述されてい
る。
【0006】着色剤(顔料)は前以て調合しておいた種
子化粧用製品に添加可能であるか或はさもなければ混合
過程前または混合中の種子に他の調合成分と一緒に添加
することが行われる。通常の顔料粉末は、顔料の粒子が
更に大きく凝集もしくは凝固する結果として混合過程中
の顔料の完全な湿潤化または分散がしばしば不成功にな
ると言った欠点を有する。また、取り扱い中に粉じんが
大きく発生することも欠点である。
【0007】水性(前以て分散させておいた)顔料調合
物を用いると原則としてより強力に色付けを行うことが
可能になるが、その結果として種子化粧用製品が望まし
くなく希釈され、従ってそれが産業用途に適するのは限
られた度合のみである。更に、それらは包装および輸送
に関してより複雑であり、充分な貯蔵安定性(防腐、乾
燥の防止、凍結防止保護など)を得る具体的な方策が必
要である。しばしば、例えばC.I.Pigment
Redの場合のように、従来技術の水性調合物は粘度が
高くなる顕著な傾向を示し、従って貯蔵安定性が不足し
ている。
【0008】従って、全ての種子処置用製品塗布方法で
用いることができてこの上に記述した欠点を克服しかつ
製造が経済的で容易に分散し得る高濃度の新規な顔料調
合物が望まれている。特に、色合いが赤色、青色、緑色
および白色の範囲の顔料調合物が求められている。
【0009】固体状顔料調合物は他の産業用途分野、例
えば建築材料の色付け、下塗り(rendering
s)および分散塗料などの分野で既に公知である。
【0010】ドイツ特許出願公開第19 523 20
4号およびドイツ特許出願公開第2608 993号に
粉末形態の顔料調合物およびそれの製造方法が記述され
ており、それは、前記調合物が水性使用媒体(use
media)に良好に分散し得ることを確保する目的で
顔料および分散剤以外に追加的に水に非常に容易に溶解
し得るフィルム形成剤(film formers)ま
たは保護コロイド、例えばポリビニルアルコール/ビニ
ルアルコール混合物、ビニルアルコールの共重合体また
はN−ビニルピロリドンの重合体などを基とする調合物
を用いることを特徴としている。しかしながら、そのよ
うなフィルム形成剤は種子化粧用材料の調合物配合に入
れるのは望ましくない、と言うのは、それらは前記配合
に増粘効果をもたらし−また必要な量が多い結果として
−または種子化粧用製品成分と一緒になって他の不利な
相互作用を起こす可能性があるからである。
【0011】有機フィルム形成剤または保護コロイドを
含んで成る固体状の顔料調合物ばかりでなくまたそれを
含んで成る液状の顔料調合物が有する他の欠点は、混合
時間が長引いた時にそれらが水性使用媒体中で再び凝集
し、色の強度を失いかつ大部分のケースでまた色合いの
変化も起こる点にある。このことは特に銅フタロシアニ
ン顔料を基とする調合物およびレーキ着色剤(lake
d colorants)を基とする顔料(これらは粉
末の形態で種子化粧用材料の分野で既に幅広く用いられ
ている)に当てはまる。レーキ着色剤、例えばColo
r IndexPigment Red 48:2など
を基としていて従来技術に従って製造された液状の顔料
調合物は、追加的に、粘度および彩色効果に関して貯蔵
安定性が不足すると言った欠点も有する。
【0012】従って、貯蔵安定性が向上していて上述し
た従来技術の固体状顔料調合物が有する欠点を持たない
高顔料含有量で易再分散性(readily redi
spersible)の顔料調合物が求められている。
【0013】従って、本発明は、種子、種子化粧用材料
または種子化粧用材料調合物の色付け[colouri
ng(colour pigmentation)]で
好適には有機保護コロイドもフィルム形成剤も用いるこ
となく得ることができる固体状顔料調合物(好適には水
性調合物)を用いることに関し、この調合物は、 a)少なくとも1種の有機もしくは無機顔料、および b)ポリエーテルポリオール、またはアルキレンオキサ
イドとアルキル化可能(alkylatable)化合
物、例えば脂肪アルコール、脂肪アミド、脂肪酸、フェ
ノール、アルキルフェノール、カルボキサミドおよび樹
脂酸などの反応生成物、またはオキシアルキル化(ox
alylated)フェノール類、特にフェノール/ス
チレンポリグリコールエーテルの群の少なくとも1種の
化合物、を含んで成り、この使用は、前記固体状顔料調
合物の水含有量が顔料調合物を基準にして10重量%未
満、好適には3重量%未満でありかつ平均粒子サイズ
(重量平均)が20から2000、好適には50から1
000、特に80から500μmであることを特徴とす
る。前記固体状顔料調合物を、好適には、スプレー乾燥
方法を用いて、粉じんの発生量が少なくて容易に流動し
得る顆粒の形態で得る。
【0014】成分a)の有機もしくは無機顔料には全く
制限がない。
【0015】適切な顔料の例は、例えばLuecker
t,Pigment+Fuellstoff Tabe
llen[顔料+充填材の表]、第5版、Laatze
n、1994に見られる如き従来技術で公知の顔料であ
る。それらは水性媒体に不溶な材料である。
【0016】適切な無機顔料の例は白色顔料および色付
き顔料である。
【0017】挙げるべき無機の白色顔料は特に酸化物、
例えば二酸化チタン、酸化亜鉛(ZnO、亜鉛白)、酸
化ジルコニウムなど、炭酸塩、例えば鉛白など、硫酸
塩、例えば硫酸鉛など、そして硫化物、例えば硫化亜鉛
およびリトポンなどであり、特に二酸化チタンが好適で
ある。
【0018】挙げることができる無機の色付き顔料は、
個々の無機化合物または混合相の形態の酸化物および水
酸化物の群に属する顔料、特に酸化鉄顔料、酸化クロム
顔料、およびルチルまたはスピネル構造を有する酸化物
混合相(oxidic mixed−phase)顔
料、そしてバナジン酸ビスマス、カドミウム、硫化セリ
ウム、クロム酸塩、ウルトラマリンおよび鉄青色顔料で
ある。
【0019】酸化鉄顔料の例はColor Index
Pigment Yellow42,Pigment
Red 101,Pigment Blue 11,
Pigment Brown 6および透明な酸化鉄顔
料である。
【0020】酸化クロム顔料の例はColor Ind
ex Pigment Green17およびPigm
ent Green 18である。
【0021】酸化物混合相顔料の例は、ニッケルチタン
およびクロムチタンイエロー、コバルトグリーンおよび
コバルトブルー、亜鉛鉄ブラウンおよびクロム鉄ブラウ
ンそして鉄マンガンブラックおよびスピネルブラックで
ある。酸化鉄顔料、特に赤色の酸化鉄顔料が好適であ
る。
【0022】また、カーボンブラックも好適であり、こ
れも本出願の目的で顔料であると見なし、そしてこれの
大多数はColour Index、第2版などから公
知である。特に挙げるべきカーボンブラックは、ファー
ネス方法(furnaceprocess)で得られる
酸性およびアルカリ性のカーボンブラック、そして表面
に化学的修飾を受けさせたカーボンブラック、例えば硫
黄含有もしくはカルボキシル含有カーボンブラックであ
る。
【0023】好適な有機顔料の例は、モノアゾ、ジスア
ゾ、レーキアゾ、β−ナフトール、ナフトールAS、ベ
ンズイミダゾロン、ジスアゾ縮合、アゾ金属錯体、イソ
インドリンおよびイソインドリノン系列の顔料、更に多
環状顔料、例えばフタロシアニン、キナクリドン、ペリ
レン、ペリノン、チオインジゴ、アントラキノン、ジオ
キサジン、キノフタロンおよびジケトピロロピロール系
列などの顔料である。更に、レーキ着色剤、例えば硫黄
もしくはカルボキシルのCa、MgおよびAlレーキを
含有する着色剤。
【0024】特に好適な有機顔料は、場合によりハロゲ
ンで置換されていてもよい銅フタロシアニン顔料の群の
多環状顔料、例えばColor Index Pigm
ent Blue 15,15:1および15:3,P
igment Green7およびPigment G
reen 36など、そしてアントラキノン顔料、特に
複素環式および炭素多環状アントラキノン顔料の系列に
属する顔料である。
【0025】また、スルホおよび/またはカルボキシル
の金属塩を含有するモノアゾ顔料、例えばβ−ナフトー
ル顔料、ナフトール−AS顔料およびナフタレンスルホ
ン酸顔料、または2−ヒドロキシ−3−ナフタレンスル
ホン酸も好適であり、これらはまた用語「レーキアゾ顔
料(laked azo pigments)」の下に
入る。
【0026】本出願の目的で無機充填材も同様に顔料で
あると見なす。
【0027】挙げることができる無機充填材の例は炭酸
カルシウム、タルク、マイカおよび硫酸バリウムであ
る。
【0028】ポリエーテルポリオールの群に属する適切
な化合物は、好適にはエチレンオキサイドおよび/また
はプロピレンオキサイドから作られたホモポリマー、コ
ポリマーまたはブロックコポリマーであり、これらの調
製を好適にはエチレンオキサイドおよび/またはプロピ
レンオキサイドを水またはヒドロキシル基を少なくとも
2つ有する低分子量アルコール、例えばエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,2−もしくは1,3
−プロパンジオール、1,2−もしくは1,4−ブタン
ジオール、ヘキサンジオール、グリセロールまたはペン
タエリスリトールなど、または反応性水素原子に加えて
アミノ基を少なくとも2つ持つ低分子量のアミン類、例
えばエチレンジアミンなどと反応させることで行う。好
適なポリエーテルポリオール類は平均分子量(数平均と
して測定)が200から11,000、特に250から
4000、特に好適には250から1000g/モルの
ポリアルキルグリコール類である。ポリエチレングリコ
ールおよび/またはポリプロピレングリコール(トリプ
ロピレングリコールを包含)が非常に特に好適である。
【0029】他の好適なポリエーテルポリオール類は、
エチレンオキサイドおよび/またはプロピレンオキサイ
ドと二官能アルコールもしくはアミンに制御した連続重
付加反応を受けさせることで得られるブロックコポリマ
ー、特に水に溶解し得るか或は混和し得る前記種類のブ
ロックコポリマー、例えば名称Pluronic(R)
たはTetronic(R)の下で公知のブロックコポリ
マーである。
【0030】アルキレンオキサイドとアルキル化可能化
合物の反応生成物の群に属する適切な化合物は、特に脂
肪アルコール、脂肪アミン、脂肪酸、フェノール、アル
キルフェノール、カルボキサミドおよび樹脂酸を基とす
る界面活性剤である。それらは、特に、例えばエチレン
オキサイドと m)C原子数が6から25の飽和および/または不飽和
脂肪アルコール、または n)アルキル基中のC原子数が4から12のアルキルフ
ェノール、または o)C原子数が14から20の飽和および/または不飽
和脂肪アミド、または p)C原子数が14から22の飽和および/または不飽
和脂肪酸、または q)水添および/または未水添樹脂酸、 r)ヒマシ油から得られる未加工の脂肪物質または修飾
を受けていて場合により水添を受けていてもよい脂肪物
質のエステル化および/またはアリール化で生じた生成
物(これは場合により繰り返し単位を与えるようにジカ
ルボン酸によるエステル化で連結していてもよい)、の
反応生成物の種類に属するエチレンオキサイド付加体で
ある。
【0031】成分b)として用いるに好適な化合物は、
m)、o)およびp)の種類の化合物、特に、場合によ
り水添を受けていてもよいヒマシ油を用いてエチレンオ
キサイド単位が10から100、好適には15から80
モル単位になるように作られたエチレンオキサイド付加
体である。
【0032】オキシアルキル化フェノールの群に属する
化合物、特に、場合によりイオン修飾を受け(ioni
cally−modified)ていてもよいフェノー
ル/スチレンポリグリコールエーテルの形態の化合物が
ドイツ特許出願公開第19644 077号に開示され
ている。
【0033】好適なフェノール/スチレンポリグリコー
ルエーテル類は、式(X)
【0034】
【化1】
【0035】[式中、R15は、水素、またはC1−C4
アルキルであり、R16は、ハロゲンまたはCH3であ
り、R17は、水素、C1−C4−アルキル、C1−C4−ア
ルコキシ、C1−C4−アルコキシカルボニルまたはフェ
ニルであり、mは、1から4の数であり、nは、6から
120の数であり、R18は、nで示す各単位毎に同一も
しくは異なり、水素、CH3またはフェニルを表すが、
ここで、CH3がいろいろな−(−CH2−CH(R18
−O−)−基に存在する場合には全n値の0から60%
におけるR18がCH3を表して全n値の100から40
%におけるR18が水素を表し、そしてフェニルがいろい
ろな−(−CH2−CH(R18)−O−)−基に存在す
る場合には全n値の0から40%におけるR18がフェニ
ルを表して全n値の100から60%におけるR18が水
素を表す]で表されるエーテルである。
【0036】好適なイオン修飾を受けているフェノール
/スチレンポリグリコールエーテル類(X)は、式(X
I)
【0037】
【化2】
【0038】[式中、R15’、R16’、R17’、
18’、m’およびn’は、それぞれ、R15、R16、R
17、R18、mおよびnの定義の範囲を取るが、それらか
ら独立しており、Xは、基
【0039】
【化3】
【0040】を表し、Katは、
【0041】
【化4】
【0042】から成る群のカチオンを表すが、ここで、
【0043】
【化5】
【0044】の場合には、Katが2つ存在し、そして
19は、二価の脂肪もしくは芳香族基、好適にはC1
4−アルキレン、特にエチレン、C2−C4−一不飽和
基、特にアセチレン、または場合により置換されていて
もよいフェニレン、特にオルソ−フェニレンを表し、こ
こで、可能な置換基は好適にはC1−C4−アルキル、C
1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシカルボニル
またはフェニルである]で表されるエーテルである。
【0045】本発明に従って用いる顔料調合物に追加的
添加剤として顔料調合物で通常用いられる作用剤、例え
ば防腐剤、UV安定剤、pH調節剤、軟化剤および他の
界面活性剤、例えば湿潤剤または消泡剤などを含めるこ
とも可能である。
【0046】適切な消泡剤および発泡予防剤(foam
preventatives)は、特に、天然油もし
くは鉱油を基にした製品、場合により化学修飾を受けて
いてもよいアルコールおよび化学修飾を受けたシリコン
類である。
【0047】適切な水軟化剤は、例えば中から高分子量
のポリ燐酸塩、例えばCalgon(商標)などであ
る。
【0048】特別な態様では、本発明に従って用いる顔
料調合物に追加的成分c)として場合により疎水化を受
け(hydrophobicized)ていてもよい高
分散性の非晶質火成シリカ、場合により疎水化を受けて
いてもよい超微細カオリンまたは高分散(highly
−dispersed)アルミナを含めるが、特に、成
分c)に2から500、好適には10から370m2
gの比表面積[B.E.T.方法]を持たせる。
【0049】本顔料調合物に更に追加的に特定の増粘剤
を含めてもよい。
【0050】挙げることができる適切な増粘剤は、水に
溶解し得るアニオン性もしくはノニオン性有機重合体の
群の増粘剤であり、これらをまた幅広い意味で本固体状
顔料調合物用の保護コロイドとしても見なす。特に、水
への溶解度が好適には>100g/lの有機増粘剤が好
適である。
【0051】有機増粘剤として好適に用いる化合物は、
4重量%濃度の水溶液が20℃で示す粘度が≧2mP
a.sの化合物である。
【0052】好適な有機増粘剤は下記の群から選択され
る化合物である: − デキストリンまたはシクロデキストリン類、 − 澱粉および澱粉誘導体、特に減成もしくはある程度
減成を受けた澱粉、 − アニオン性ポリヒドロキシ化合物、特にキサンタン
またはカルボキシメチルセルロース、 − セルロース誘導体、例えばメチルセルロース、特に
ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチルもしくはヒドロキ
シプロピルセルロースなど、 − 酢酸ビニル重合体に加水分解をある程度受けさせた
もの、好適には70%を越える度合の加水分解を受けさ
せることで生じさせたポリビニルアルコール、および/
またはビニルアルコール共重合体、好適には酢酸ビニル
とアルキルビニルエステルの共重合体に加水分解をある
程度または完全に受けさせたもの、およびポリビニルア
ルコール自身、 − N−ビニルピロリドンの重合体、またはそれとビニ
ルエステルの共重合体。
【0053】好適に適切な増粘剤は澱粉、澱粉誘導体、
特に減成を受けさせた澱粉である。
【0054】例えば未変性のジャガ芋、小麦、トウモロ
コシ、米またはタピオカの澱粉に酸化、熱、酵素または
加水分解による減成を受けさせると、減成を受けた澱粉
が得られる。これに関連して、酸化的減成を受けた澱粉
が好適であり、特に次亜塩素酸塩を用いた酸化的減成を
受けさせたジャガ芋澱粉が好適である。
【0055】他の適切な材料は特にデキストリンおよび
シクロデキストリンである。好適に用いるデキストリン
は、20℃の水200ml当たり10gで測定した時の
冷水への溶解度が50重量%を越え、好適には90%を
越える白色デキストリン、黄色デキストリンおよびマル
トデキストリンである。
【0056】好適なシクロデキストリンは、グルコピラ
ノース単位を6個伴うα−CD型のシクロデキストリ
ン、グルコピラノース単位を7個伴うβ−CD型のシク
ロデキストリンおよびグルコピラノース単位を8個伴う
γ−CD型のシクロデキストリンであるが、また分枝し
ているAB、AC、AD−ジクロシル−CD型およびそ
れらの混合物も好適である。
【0057】好適で適切なアニオン性ポリヒドロキシ化
合物は多糖類、特にキサンタンおよびカルボキシメチル
セルロースである。
【0058】増粘剤として使用可能なセルロース誘導体
は、好適にはメチルセルロース、ヒドロキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチル−および−プロピルセルロー
スである。
【0059】増粘剤として用いるに特に適した材料は、
酢酸ビニルの重合体および共重合体に少なくともある程
度加水分解を受けさせて完全に水に分散、好適には完全
に水に溶解し得るようにした材料である。酢酸ビニルの
重合体および共重合体に加水分解を70から97%、好
適には80から92%の加水分解度で受けさせたもの
で、分子量(Mw)が1000から150,000、好
適には2000から100,000g/モルであるか或
は4重量%濃度の水溶液が20℃で示す流動粘度(fl
ow viscosity)(DIN 53 015に
従う)が2から35mPa.s、好適には2から10m
Pa.sのものが好適である。流動粘度=DIN 53
015に従って落球式粘度計(falling−bo
wl viscometer)を用いて4重量%濃度の
溶液として20℃で測定した「Hoeppler」粘
度。
【0060】特に、加水分解をある程度受けさせること
で生じさせたポリビニルアルコールおよびポリビニルア
ルコール自身が好適である。
【0061】増粘剤としての酢酸ビニル共重合体は、特
に加水分解を完全またはある程度受けさせることで生じ
させたビニルアルコール共重合体、特にアルキルビニル
エステルと酢酸ビニルからアルキルビニルエステルの含
有量が好適には5から20モル%になるようにして作ら
れた共重合体、非常に特にアルキルビニルエーテルと酢
酸ビニルから作られた共重合体に完全な加水分解を受け
させたものを意味すると解釈する。
【0062】増粘剤として用いるに適した他の材料はN
−ビニルピロリドンから作られていて水に充分に分散す
るホモポリマーおよびコポリマーである。
【0063】有利な増粘剤は、一般式
【0064】
【化6】
【0065】[式中、R、R’=互いに独立して、H、
メチルまたはエチル]で表される繰り返し単位を35か
ら100モル%と1種以上のモノエチレン系不飽和コモ
ノマー、特にビニルエステル、例えば酢酸ビニル、アク
リル酸エステル、例えばアクリル酸エチルなど、メタア
クリル酸エステル、例えばメタアクリル酸メチルなど、
ビニルアルキルエステル、例えばビニルシクロヘキシル
エーテルなど、ハロゲン化ビニル、例えば塩化ビニルな
ど、ビニルカプロラクタム、ビニルイミダゾール、アリ
ルアルコール、アクリロニトリル、スチレン、ビニルカ
ルバゾールなどから生じた単位を0から65モル%含有
する重合体である。適宜、このような共重合体にイオン
(カチオンもしくはアニオン)修飾を受けさせてもよ
い。
【0066】このようなN−ビニルピロリドンのホモポ
リマーおよびコポリマーの分子量(Mw)を2000か
ら1,200,000、好適には10,000から15
0,000g/モルにする。
【0067】N−ビニルピロリドンのホモポリマーおよ
びまたビニルエステルおよびメタアクリル酸Naと一緒
に作られた共重合体が非常に特に好適である。
【0068】本発明に従って好適に用いる固体状顔料調
合物は、この調合物を基準にして、 a)成分a)を30から99重量%、好適には60から
95重量%、および b)成分a)の顔料を基準にして成分b)を1から10
0重量%、好適には5から60重量%、を含んで成って
いて、この固体状顔料調合物の水含有量は10重量%未
満、好適には3重量%未満であり、そして平均粒子サイ
ズ[exマス分布(ex mass distribu
tion)]は20から2000、好適には50から1
000、特に80から500μmである。
【0069】本発明に従って用いる固体状顔料調合物の
調製は、例えば成分a)の無機もしくは有機顔料もしく
は充填材(固体形態、好適には仕上げされているか或は
仕上げされていない粉末、顆粒または水で湿っているフ
ィルターケーキとして)に水性媒体もしくは水−有機媒
体中の湿式粉砕を成分b)の少なくともいくらかおよび
適宜成分c)および適宜他の添加剤と一緒に受けさせた
後に生じる生成物に乾燥を受けさせるような様式で実施
可能である。
【0070】これに関連して、pHが2から12、特に
2から10の水性媒体を用いるのが好適である。この連
続式もしくはバッチ式の湿式粉砕でかける温度は一般に
0から95℃、好適には20から60℃である。本文脈
における湿式粉砕は均一化、粉砕、またはさもなければ
混練りを意味すると理解されるべきである。この工程段
階を用いて顔料および/または充填材を微細状態に変化
させる。この微細状態にする前、している間またはした
後に適宜必要な添加剤を添加してもよい。乾燥前に行う
所望の微細状態を達成する方法の選択は、用いる固体の
凝集もしくは凝固状態および所望の微細状態の達成に要
するエネルギー出費に依存する。有機および無機充填材
および無機顔料で用いるに適した方法の例は、ジソルバ
ー(dissolvers)、Ultraturrax
またはローター−ステーターミルである。調製が理由で
より大きな度合で凝集すると思われる顔料、例えば微細
な有機顔料、カーボンブラックおよび特定の微細無機酸
化物顔料では、追加的に、より高い特定エネルギー入力
を用いた湿式粉砕技術を用いる必要があり得る。例え
ば、撹拌ボウルミルおよびビードミル、分散ニーダー、
ローラーミルまたは高圧ホモジェナイザーなどを用いて
それを行う。その後、適宜、更に水または水−有機媒体
または適宜他の上述した添加剤を用いて、前記結果とし
て生じた水性顔料懸濁液の粘ちょう度および組成を次の
乾燥段階に望まれる粘ちょう度および組成に持って行
く。
【0071】その後、この水性懸濁液を好適には乾燥さ
せることで固体状の顔料調合物に変換する。特に適切な
乾燥方法は、スプレー乾燥、特に高圧ノズルもしくはス
パイラルチャンバノズル(spiral chambe
r nozzles)を用いた単一材料スプレー乾燥
(single−material spray dr
ying)、またはプレート(plate)スプレー乾
燥、凍結乾燥(上流または下流に粒状化またはスプレー
凍結乾燥を伴う)、強化粒状化(build−up g
ranulation)[例えば、場合によりある程度
前以て乾燥させておいた製品を用いてもよいプレートも
しくはドラム粒状化方法による]、流動床乾燥および粒
状化、ミキサー凝集(mixer agglomera
tion)およびミキサー乾燥[適宜流動床(flui
dized−bed or fluid−bed)乾燥
と組み合わせた]である。また、懸濁状態におけるミッ
クスアグロメレーション(mix−agglomera
tion)[適宜、下流の流動床乾燥と組み合わせ
た]、ペーストを生じさせて下流で乾燥後に微粉砕(c
omminution)またはペレット化(pelle
ting)を行うことによる粒状化およびスチームジェ
ット凝集(steam−jet agglomerat
ion)などの如き方法も適切である。また、上述した
方法の組み合わせも可能である。
【0072】特に、高圧もしくはスパイラルチャンバノ
ズルを用いたスプレー乾燥方法、一体式または下流に位
置させた流動床凝集および/または乾燥を伴わせたスプ
レー乾燥方法、プレート方法による強化粒状化方法、或
はさもなければ流動床粒状化に続いて乾燥を行う方法が
好適である。
【0073】このような方法で生じさせた固体状顔料調
合物の水含有量は特に10重量%未満、好適には3重量
%未満であり、そしてそれの平均粒子サイズは20から
2000、好適には50から1000、特に80から5
00μmである。このような固体状顔料調合物は特に構
造が球形もしくは球様粒子であることを基礎にしてい
る。
【0074】上述した固体状顔料調合物は、これの組成
および良好な再分散性を示すことが理由で、種子および
水を基とする種子化粧用製品の色付けで用いるに特に適
切であり、可能な最大の色もしくは染色収率(colo
ur or pigmentyield)をもたらす。
これは高純度の顔料を好適には60重量%を越える含有
量で含有することから、顔料濃度がより低い水性流体調
合物を用いた染色とは対照的に、水の添加によって望ま
しくなく種子化粧用製品が希釈されることなく、より深
い色を得ることができる。本発明に従って用いる固体状
顔料調合物は、また実際に用いられている顔料粉末とは
対照的に、粉じんを発することなく卓越して高い流動性
を示しかつ容易に計量可能で顕著に色の強度が高い(高
純度の顔料が入っていることを基礎にして)。
【0075】この固体状顔料調合物を種子または種子化
粧用材料の色付けで用いる使用は望まれる如何なる様式
で行われてもよく、例えば適切な装置を用いて前記固体
状顔料調合物と水の混合を適宜有害生物防除剤および場
合により他の添加剤との混合と同時または逐次的に行い
そしてその結果として生じたスラリー状の処置材料(t
reatment materials)を種子と一緒
に撹拌することなどを通して実施可能である。
【0076】挙げることができる適切な有害生物防除剤
は、例えばWO−A−95 31889の3頁の13行
から6頁の13行に挙げられている化合物であり、それ
らもまた本出願の一部であると見なす。
【0077】
【実施例】実施例1:Color Index Pig
ment White 6の顔料を基にした固体状顔料
調合物 ジソルバーに、完全に脱イオンを受けさせておいた(f
ully demineralilzed)水を25.
4部入れ、低速で、水添を受けさせておいたヒマシ油と
60モル単位(molar units)のエチレンオ
キサイドの反応生成物(成分b)を6部、トリエタノー
ルアミン(pH調節剤)を0.5部、Surfynol
(商標)DF62(Air Products製、シリ
コンオイルを基にした消泡剤)を0.1部、およびKr
onos(商標)1001(成分aの顔料)(Kron
os製のColorIndex Pigment Wh
ite 6、即ちアナターゼ型の二酸化チタン顔料)を
68部入れて、全部を混合した後、この懸濁液を22m
/秒の周囲速度(circumferential s
peed)で22分間に渡って均一にした。
【0078】さらなる水を用いて前記懸濁液の固体含有
量を45重量%にした後、これの乾燥を下記の条件下の
「単一材料ノズル乾燥器」内で行うことで粒状物を得
た: ノズル:スパイラルチャンバノズル、モデル直径(mo
del diameter)1.4mm ノズル圧力:26バール ノズル処理量:157kg/時 空気入り口温度:220℃ 空気出口温度:82℃。
【0079】それによって、平均粒子サイズ(exマス
分布)が約160μmで粉じんを発しない高流動性の粒
状物を得、これは下記の(おおよその)組成を有する: Pigment White 6(成分aの顔料)が9
0% 成分b)の化合物が8% トリエタノールアミンが0.6% Surfynol(商標)DF62が0.1% 残存水分(水)が1.3%。
【0080】この白色の固体状顔料調合物は、水を基に
していて公知有害生物防除剤が入っている種子化粧用製
品の中に非常に容易に再分散して、前記種子化粧用製品
の白色染色を卓越した隠蔽力を伴ってもたらした。
【0081】公知方法を用いて、回転容器内で、水を5
0%、通常の殺虫剤/殺菌・殺カビ剤混合物を7.5
%、通常の鉱物添加剤を35%、および前記顔料調合物
を7.5%、含んで成る種子化粧用製品でサトウダイコ
ンの種子を被覆した後、乾燥させた。それによって、前
記種子に顕著に接着している白色染色を得た。
【0082】実施例2:Color Index Pi
gment Red 101の顔料を基にした固体状顔
料調合物 ジソルバーに、完全に脱イオンを受けさせておいた水を
40.6部入れ、低速で、水添を受けさせておいたヒマ
シ油と40モル単位のエチレンオキサイドの反応生成物
(成分b)を4.2部、Surfynol(商標)DF
62(Air Products製、シリコンオイルを
基にした消泡剤)を0.2部、およびバイエル社(Ba
yer AG)のBayferrox(商標)Rot
130M(成分aの顔料)(Color Index
Pigment Red 101)を55部入れて、全
部を混合し、希水酸化ナトリウム溶液を用いてpHを8
に持って行った後、この懸濁液を18m/秒の周囲速度
で30分間に渡って均一にした。
【0083】さらなる水を用いて前記懸濁液の固体含有
量を40重量%にした後、これの乾燥を下記の条件下の
「単一材料ノズル乾燥器」内で行うことで粒状物を得
た: ノズル:スパイラルチャンバノズル、モデル直径1.4
mm ノズル圧力:29バール ノズル処理量:107kg/時 空気入り口温度:180℃ 空気出口温度:79℃。
【0084】それによって、平均粒子サイズ(exマス
分布)が約180μmで粉じんを発しない高流動性の粒
状物を得、これは下記の(おおよその)組成を有する: Pigment Red 101(成分aの顔料)が9
1% 成分b)の化合物が6.9% Surfynol(商標)DF62が0.2% 残存水分(水)が1.9%。
【0085】この赤色の固体状顔料調合物は、水を基に
した種子化粧用製品の中に非常に容易に再分散しかつい
ろいろな種子化粧用製品に卓越した相溶性を示した。
【0086】実施例1に記述したようにして、水を59
%、通常の殺虫剤/殺菌・殺カビ剤混合物を4%、通常
の鉱物添加剤を35%、前記固体状顔料調合物を2%、
含んで成る種子化粧用製品を用いた処理をサトウダイコ
ンの種子に受けさせることで、前記種子に良好に接着し
ている均一な赤色染色を得る。
【0087】実施例3:Color Index Pi
gment Red 48:2の顔料を基にした固体状
顔料調合物 高速撹拌装置(rapid stirrer)に、完全
に脱イオンを受けさせておいた水を15部入れた後、低
速で、水添を受けさせておいたヒマシ油と30モル単位
のエチレンオキサイドの反応生成物[成分b、バイエル
社のEmulgator(商標)KS]を2.9部、お
よびバイエル社のSolfort(商標)Red 2B
(成分aの顔料)(Color Index Pigm
ent Red 48:2)を9部入れ(全部入れ)、
希硫酸を用いてpHを7.2に持って行った後、この懸
濁液を完全に均一にした。
【0088】その後、密封式水平ビードミル[0.4−
0.6mmのガラスビードが用いられているMolin
ex(商標)タイプLME(Netzsch製)]を用
い、混練り空間充填レベル(milling spac
e fill level)を70%にし、盤型撹拌機
の周囲速度を12m/秒にしそしてミルベース処理量
(mill base throughput)(l/
時):混練り体積(l)の比率を2.5にして、粉砕を
3パス(passages)で行った。さらなる水を用
いて固体含有量を約30重量%にした後、この懸濁液の
乾燥を下記の条件下の「単一材料ノズル」乾燥器で行う
ことで粒状物を得た: ノズル:スパイラルチャンバノズル、モデル直径1.0
9mm ノズル圧力:28バール ノズル処理量:87kg/時 空気入り口温度:160℃ 空気出口温度:70℃。
【0089】それによって、平均粒子サイズ(exマス
分布)が約210μmで粉じんを発しない高流動性の粒
状物を得、これは下記の(おおよその)組成を有する: C.I.Pigment Red 48:2(成分aの
顔料)が73.8% 成分b)の化合物が23.6% 残存水分(水)が2.6%。
【0090】この赤色の固体状顔料調合物は、水を基に
した種子化粧用製品の中に非常に容易に再分散しかつい
ろいろな種子化粧用製品に卓越した相溶性を示した。
【0091】1部のC.I.Pigment Red
57:1を0.5部の前記固体状顔料調合物に置き換え
る以外はWO−A−95 31889の実施例8に記述
されている方法と同じ方法を用いて種子化粧用ゲルを生
じさせた後、種子化粧用ドラムを通常の方法で用いて、
前記ゲルを小麦の種子に塗布した。この種子化粧用ゲル
自身およびまたこの種子の表面に付着している被膜も強
力で均一な着色を示し、特に条こん(streak)を
持っていなかった。前記固体状顔料調合物の代わりに
C.I.Pigment Rot 48:2[Sofo
rt(商標)Red 2B]の粉末顔料を用いることを
除いて残りの条件を同じにして生じさせたゲルが与えた
着色の強度は顕著に低く、かつ条こんが現れた。
【0092】実施例4:Color Index Pi
gment Blue 15:1の顔料を基にした固体
状顔料調合物 高速撹拌装置に、完全に脱イオンを受けさせておいた水
を54部入れた後、低速で、水添を受けさせておいたヒ
マシ油と30モル単位のエチレンオキサイドの反応生成
物[成分b、バイエル社のEmulgator(商標)
KS]を21部、Aerosil(商標)200[成分
c)の火成シリカ](Degussa−Huels A
G)を0.7部、およびBASF AGのHeliog
enblau(商標)L 6905 F(成分aの顔
料)(Color Index Pigment Bl
ue 15:1)を68部入れ(全部入れ)、希水酸化
ナトリウム溶液を用いてpHを7.3に持って行った
後、この懸濁液を完全に均一にした。
【0093】その後、密封式水平ビードミル[0.4−
0.6mmのガラスビードが用いられているMolin
ex(商標)タイプLME(Netzsch製)]を用
い、混練り空間充填レベルを70%にし、盤型撹拌機の
周囲速度を12m/秒にしそしてミルベース処理量(l
/時):混練り体積(l)の比率を3にして、粉砕を2
パスで行った。さらなる水を用いて固体含有量を約34
重量%にした後、この懸濁液の乾燥を下記の条件下の
「単一材料ノズル」乾燥器で行うことで粒状物を得た: ノズル:スパイラルチャンバノズル、モデル直径1.0
9mm ノズル圧力:28バール ノズル処理量:95kg/時 空気入り口温度:180℃ 空気出口温度:75℃。
【0094】それによって、平均粒子サイズ(exマス
分布)が約180μmで粉じんを発しない高流動性の粒
状物を得、これは下記の(おおよその)組成を有する: C.I.Pigment Blue 15:1(成分a
の顔料)が75.1% 成分b)の化合物が23.1% 火成シリカ(成分c)が0.8% 残存水分(水)が1.0%。
【0095】この青色の固体状顔料調合物は、水を基に
した種子化粧用製品の中に非常に容易に再分散しかつい
ろいろな種子化粧用製品に卓越した相溶性を示した。
【0096】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0097】1. 種子または種子化粧用材料を色付け
する着色剤としての、 a)少なくとも1種の有機もしくは無機顔料、 b)ポリエーテルポリオール、アルキレンオキサイドと
アルキル化可能化合物の反応生成物またはオキシアルキ
ル化フェノール、特にフェノール/スチレンポリグリコ
ールエーテルの群の少なくとも1種の化合物、を含んで
成る固体状顔料調合物の使用であって、前記固体状顔料
調合物の水含有量が10重量%未満、好適には3重量%
未満でありかつ平均粒子サイズが20から2000、好
適には50から1000、特に80から500μmであ
ることを特徴とする使用。
【0098】2. 成分a)の顔料を、 i)無機酸化物顔料、特に二酸化チタンまたは酸化鉄顔
料、 ii)有機顔料、好適にはフタロシアニン顔料もしくは
アントラキノン顔料の群の多環状顔料またはレーキアゾ
顔料、または iii)それらの混合物、の群から選択することを特徴
とする第1項記載の使用。
【0099】3. 成分a)の顔料を場合によりハロゲ
ン置換されていてもよいCu−フタロシアニン顔料また
はスルホおよび/またはカルボキシルの金属塩を含有す
るレーキモノアゾ顔料、好適にはColor Inde
x C.I.PigmentRed 48:2,52:
1および57:1の群から選択することを特徴とする第
1項記載の使用。
【0100】4. 第1項記載の固体状顔料調合物であ
って、追加的成分として、 c)場合により疎水化を受けていてもよい高分散非晶質
火成シリカ、場合により疎水化を受けていてもよい超微
細カオリンおよび/または高分散アルミナ、を含んで成
ることを特徴とする固体状顔料調合物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09C 3/10 C09C 3/10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種子または種子化粧用材料を色付けする
    着色剤としての、 a)少なくとも1種の有機もしくは無機顔料、 b)ポリエーテルポリオール、アルキレンオキサイドと
    アルキル化可能化合物の反応生成物またはオキシアルキ
    ル化フェノール、特にフェノール/スチレンポリグリコ
    ールエーテルの群の少なくとも1種の化合物、を含んで
    成る固体状顔料調合物の使用であって、前記固体状顔料
    調合物の水含有量が10重量%未満、好適には3重量%
    未満でありかつ平均粒子サイズが20から2000、好
    適には50から1000、特に80から500μmであ
    ることを特徴とする使用。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の固体状顔料調合物であっ
    て、追加的成分として、 c)場合により疎水化を受けていてもよい高分散非晶質
    火成シリカ、場合により疎水化を受けていてもよい超微
    細カオリンおよび/または高分散アルミナ、を含んで成
    ることを特徴とする固体状顔料調合物。
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