JP2001187479A - 画像処理方法およびシステム - Google Patents

画像処理方法およびシステム

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JP2001187479A
JP2001187479A JP2000000016A JP2000000016A JP2001187479A JP 2001187479 A JP2001187479 A JP 2001187479A JP 2000000016 A JP2000000016 A JP 2000000016A JP 2000000016 A JP2000000016 A JP 2000000016A JP 2001187479 A JP2001187479 A JP 2001187479A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷の実行に要する期間を短縮する画像処理
方法、画像処理システムおよび記録媒体を提供する。 【解決手段】 時間t1でプレスキャンを実行し、時間
2で印刷プレビューを表示する。そして、印刷プレビ
ュー画像の表示中、時間t3で本スキャンを開始し、印
刷処理の直前まで画像処理を進め、印刷を実行する前に
印刷画像の生成を開始する(時間t4)。このため、印
刷プレビュー画像の表示中または表示後(時間t5)に
印刷の実行が指令されたとき、素早く印刷を実行するこ
とができる。したがって、印刷の実行に要する期間を短
縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法、画
像処理システムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCDなどのラインセンサを
備えるカラー撮像手段を搭載したキャリッジを、原稿面
に対して平行に移動させ、原稿の画像を読取る画像読取
装置が知られている。
【0003】例えば、フラットベッド型の画像読取装置
の場合、箱型の筐体の上面に原稿を置くためのガラス等
の透明板からなる原稿台が設けられており、筐体の内部
には、駆動装置により原稿台に平行に移動するキャリッ
ジが設けられている。このキャリッジには、光源とカラ
ー撮像手段とが搭載されている。光源の照射光は、原稿
台上の原稿表面で反射され、集光レンズによりカラー撮
像手段に集光されるようになっている。
【0004】上記のような画像読取装置において、読取
った画像データを最終的に印刷出力する場合、パーソナ
ルコンピュータ等の処理装置を用いて画像をモニタに表
示し、所望の画像を選択してプリンタ等の印刷装置によ
り印刷用紙等の印刷媒体に印刷出力している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】パーソナルコンピュー
タを用いて画像印刷処理を行なう場合、使用者はオペレ
ーティングシステムで規定されたコマンド入力操作を行
い、印刷処理アプリケーションプログラムおよびプリン
タドライバをそれらが格納されている例えば磁気ディス
ク等の格納装置からパーソナルコンピュータの内部メモ
リに取込んで実行可能状態にする必要がある。
【0006】また、印刷処理用アプリケーションプログ
ラムやプリンタドライバをパーソナルコンピュータにイ
ンストールした後、スキャナ等の画像読取装置およびプ
リンタ等の画像印刷装置を用いて、使用者が自宅で写真
の焼き増しや大判写真への引き延ばしをしようとしたと
き、スキャナドライバのユーザインターフェースでスキ
ャンする原稿の種類と、それに適した読取設定を選択
し、プリンタドライバのユーザインターフェースで印刷
する用紙の種類と、それに適した印刷設定を選択する必
要がある。
【0007】さらに、画像読取装置で読取った画像を印
刷画像として実際にプリンタで印刷する場合、複雑な手
順を経ているため、印刷を実行するのに長期間を要し、
印刷に時間がかかるという問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するためなさ
れたものであり、印刷の実行に要する期間を短縮する画
像処理方法、画像処理システムおよび記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
画像処理方法、請求項2記載の画像処理システム、また
は請求項3記載の記録媒体によると、画像を予め読取る
ためのプレスキャンで読取った画像を用いて印刷媒体に
印刷画像を印刷する印刷状態の表示を実行する間、印刷
のための本スキャンを開始し、印刷を実行する前に印刷
画像の生成を開始する。このため、印刷媒体への印刷状
態の表示中または表示後に印刷の実行が指令されたと
き、素早く印刷を実行することができる。したがって、
印刷の実行に要する期間を短縮することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図面に基づいて説明する。キャリッジ移動型の
フラットベッド型画像読取装置、インクジェット型濃淡
カラープリンタ、パーソナルコンピュータおよびモニタ
から構成される画像処理システムに本発明を適用した一
実施例を図1〜図6に示す。
【0011】図2に示すように、画像読取装置100に
は、匡体2の上面にガラス等の透明板からなる原稿台1
が設けられている。匡体2の内部に図示しない駆動装置
により原稿台1に対し平行に往復移動可能なキャリッジ
3が設けられ、このキャリッジ3に光源4とカラー撮像
手段5とが搭載されている。光源4の照射光は、原稿台
1上の原稿8の表面で反射され、複数のミラー6で反射
した後、集光レンズ7によりカラー撮像手段5に集光さ
れるようになっている。カラー撮像手段5は、赤(R:
Red)、緑(G:Green)および青(B:Blu
e)の光をそれぞれ電気信号に変換して出力する。複数
のミラー6で反射させることにより、原稿8から集光レ
ンズ7までの光路長を大きくしている。原稿台1のキャ
リッジ3移動方向の端部には、高反射率均一反射面を有
する白基準9が設けられている。写真フィルム等の透過
原稿を読取る場合は、原稿台1の上方にキャリッジ3の
移動に伴って移動する図示しない第2の光源が設けられ
る。
【0012】信号処理部10は、インターフェース部1
5からパラレル伝送方式またはシリアル伝送方式のバス
16を介して処理装置としてのパーソナルコンピュータ
40に接続されている。信号処理部10は、増幅器、A
/D変換部、シェーディング補正部、ガンマ補正部、そ
の他の補正部および制御手段から構成される。制御手段
は、CPU、RAMおよびROM等からなるマイクロコ
ンピュータにより構成されている。
【0013】A/D変換部は、増幅器を介して入力した
カラー撮像手段5からのデータをデジタル信号に変換し
てシェーディング補正部に渡すものである。このデジタ
ル信号は、例えば読取階調が10ビットの場合は、0〜
1023までの数値を示す信号となる。シェーディング
補正部は、読取り開始前に白基準9を読取ったデータを
用いて、光電変換素子列の素子毎に感度のばらつきや光
源4の光量のばらつきを補正する。そして、シェーディ
ング補正された画素データはガンマ補正部に送られる。
ガンマ補正部では、所定のガンマ関数によりガンマ補正
が行われ、A/D変換部から出力された光量信号を画像
信号に変換する。その他の補正部では、色補正、エッジ
強調および領域拡大/縮小等の諸変換を行う。
【0014】画像印刷装置としてのカラープリンタ50
は、パラレル伝送方式またはシリアル伝送方式のバス5
4を介してパーソナルコンピュータ40に接続されるイ
ンターフェース部51と、CPU、RAMおよびROM
等からなるマイクロコンピュータにより構成される制御
部52と、インターフェース部51からの印刷データに
基づいて画像を印刷する印刷部としての印刷ヘッド53
とを備えている。
【0015】印刷ヘッド53は、制御部52からの駆動
信号に応じて圧力発生手段に電圧を印加することにより
インク室の体積を拡大・収縮させ、インク室内のインク
をノズルからインク滴として図示しない用紙に吐出する
ことができるものである。シアン(C)、マゼンタ
(M)、淡シアン(c)、淡マゼンタ(m)、イエロー
(Y)、ブラック(K)の6色のインクを蓄える図示し
ないインクタンクと、各色についてそれぞれ複数個が印
刷ヘッド53の移動方向に対して垂直に配列された図示
しない6列のノズルを備える。シアン(C)、マゼンタ
(M)、淡シアン(c)、淡マゼンタ(m)、イエロー
(Y)、ブラック(K)の6色のインクを使うことで、
極めて滑らかな階調の表現が可能となり、特に肌色など
の明度の高い部分においてもインク滴のドットを目立た
なくすることができる。また、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色を組み
合わせることによっても、カラー画像を印刷することが
できる。C、M、Yのインクを重ね合わせることにより
黒を印刷する場合には、Kのインクを省くこともでき
る。
【0016】パーソナルコンピュータ40は、画像表示
装置としてのモニタ20およびマウス30が接続されて
おり、中央処理装置(CPU)と、主記憶装置としての
RAMと、補助記憶装置としてのハードディスクなどを
備える。パーソナルコンピュータ40のハードディスク
などにインストールされた印刷用コンピュータプログラ
ムを実行することにより、モニタ20への写真画像の表
示、マウス30による実行手順の選択、カラープリンタ
50による写真画像印刷などの制御を行う。このコンピ
ュータプログラムは、フロッピーディスク、CD−RO
M、光磁気ディスク(MO)などのコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に記録して提供され、パーソナルコン
ピュータ40のハードディスクなどにインストールさ
れ、RAMに読み込まれてCPUにより実行される。ま
た、インターネットなどのネットワーク上でプログラム
を提供し、プログラムを実行するコンピュータから離れ
た場所にプログラムを記憶することもできる。
【0017】次に、上記のように構成された画像処理シ
ステムの動作を説明する。 (1) 使用者は、画像読取装置100の原稿台1に原稿8
を載置する。このとき、原稿8がE判、L判、キャビネ
判、2L判、パノラマ、八つ切り、六つ切り等の反射原
稿である場合、図3(A)または(B)に示すように、
原稿台1の読取原点1aに合わせて原稿8をポートレー
ト方向またはランドスケープ方向にセットする。また図
3(C)に示すように、例えば35mmストリップネガ
フィルム等の透過原稿18を読取る場合、透過原稿18
を専用フィルムフォルダ19に装填し、第2の光源を備
えた透過原稿ユニットの読取範囲21の原点21aに合
わせてセットする。また図3(D)に示すように、例え
ばスライドフレーム29にマウントされたポジフィルム
等の透過原稿28を読取る場合、透過原稿28を第2の
光源を備えた透過原稿ユニットの読取範囲21の原点2
1aに合わせてセットする。
【0018】(2) 使用者は、モニタ20に表示された矢
印形のポインタの位置を、マウス30を操作することに
より自由に移動させることができる。以下、ポインタを
モニタ20に表示された画像に重ね合わせ、マウス30
のボタンを押すことを「画像を押す」という。
【0019】本実施例の画像処理用プログラムを実行さ
せると、図4に示すような画面が表示される。ここで、
画面内のスキャンする原稿の種類を選択する領域から
「写真」、「ネガフィルム」、「ポジフィルム」と表示
されたボタンを選択し、その画像を押して入力メディア
の選択を行う(図6のステップS1)。
【0020】(3) 図4に示す画面内の印刷する用紙の
種類を選択する領域から「フォトカード」、「フォトク
オリティカード」、「フォトプリント紙」、「専用光沢
フィルム」と表示されたボタンを選択し、その画像を押
して出力メディアの選択を行う(図6のステップS
2)。
【0021】(4) 図4に示す画面内の印刷する画像の
サイズと画像の印刷枚数を選択する領域から「印刷サイ
ズ」と表示されたボタンから印刷する画像のサイズを選
択し、「印刷枚数」と表示されたボタンから画像の印刷
枚数を選択して印刷設定を行う(図6のステップS
3)。
【0022】(5) 図6に示すステップS4において、
「印刷プレビュー」と表示されたボタンを押すと、図6
のステップS8に移行し、プレスキャンの実行を開始す
る(図1の時間t1)。また、「印刷プレビュー」と表
示されたボタンを押さずに、図6に示すステップS5に
おいて、「印刷」と表示されたボタンを押すと、図6の
ステップS6に移行してプレスキャンを実行し、さらに
図6のステップS7に移行して本スキャンを実行する。
上記のステップS4またはステップS5において、スキ
ャナドライバは、パーソナルコンピュータ40のハード
ディスクなどにインストールされているTWAINドラ
イバの中から所定の条件に合致するドライバを選択し、
表示部22にそのドライバが表示される。また、プリン
タドライバは、システムで選択されているデフォルトの
プリンタが利用され、表示部23にそのドライバが表示
される。なお、スキャナドライバおよびプリンタドライ
バが所定の条件に合致しない場合、アラートを表示し処
理を中止する。したがって、スキャナドライバおよびプ
リンタドライバのユーザインターフェイスは表示しな
い。なお、上記のステップS6またはステップS8のプ
レスキャンにおける入力解像度は、反射原稿の場合、7
2dpiであり、透過原稿の場合、216dpiであ
る。また、上記のプレスキャンにおいては、主に原稿サ
イズを自動抽出するための輪郭抽出および傾き補正と、
自動露出による画像補正とが施される。輪郭抽出および
傾き補正は、プレスキャンされた画像の輪郭を抽出し、
原稿の傾きを補正する。自動露出による画像補正は、後
段の本スキャンで最適な画像をスキャンさせるため、ス
キャナドライバに対して自動露出を表現するためのガン
マテーブルを生成させる。
【0023】(6) 図1の時間t2でプレスキャンが終了
すると、図6のステップS9において、印刷プレビュー
画像を生成し、モニタ20の画面に表示する。印刷プレ
ビュー画像は、ステップS8のプレスキャンで取得した
画像について、輪郭抽出および傾き補正を施した画像に
対し、画像読取装置100のプロファイルマトリックス
やスキャナドライバが生成したガンマテーブルを適用し
た画像とする。印刷プレビュー画像は、後述する印刷画
像の生成と同様の自動割付をして表示される。また、画
像の印刷枚数によっては複数の物理ページにわたって印
刷される場合があるが、この場合、最初の1ページのみ
を表示する。印刷プレビュー画像における出力解像度
は、反射原稿および透過原稿の両方において、72dp
iである。すなわち、反射原稿の場合、プレスキャンし
た画像がそのまま用いられ、透過原稿の場合、プレスキ
ャンした画像が3倍に拡大されて用いられる。
【0024】印刷プレビュー画像の表示中、図1の時間
3で図6のステップS10に移行し、本スキャンを開
始する。そして、後段の印刷処理の直前まで処理を進
め、図1の時間t4で印刷画像の生成を開始する。印刷
プレビュー画像を表示している間、本スキャンのプログ
レスバーはモニタ20の画面の背面に表示される。印刷
プレビュー画像を表示している間、図6のステップS1
1において、「キャンセル」と表示されたボタンを押す
と、同時進行している本スキャンまたは印刷画面の生成
を中止し、図6のステップS4に移行する。また、印刷
プレビュー画像を表示している間、図6のステップS1
2において、「印刷」と表示されたボタンを押すと、図
1の時間t5で印刷プレビュー画像を閉じ、印刷を実行
する。このとき、本スキャン中であった場合、本スキャ
ンのプログレスバーをモニタ20の画面に表示する。
【0025】(7) 図6のステップS7またはステップS
10においては、取り込んだ画像の解像度が最終的な印
刷サイズとして360dpiになるように本スキャンを
実行する。スキャン中、キャンセルボタンの付いたプロ
グレスバーをモニタ20の画面に表示し、輪郭抽出およ
び傾き補正が施される。輪郭抽出および傾き補正は、本
スキャンされた画像の輪郭を抽出し、原稿の傾きを補正
する。このとき、プレスキャンで取得した画像につい
て、輪郭抽出および傾き補正を行った結果として得られ
ている輪郭抽出および傾き補正のパラメータを用いる。
図6のステップS13において、「キャンセル」と表示
されたボタンを押すと、同時進行している本スキャンま
たは印刷画面の生成を中止し、図6のステップS4に移
行する。
【0026】本スキャンの実行が指令されると、画像読
取装置100の制御手段は光源4あるいは第2の光源を
点灯させ、キャリッジ3を副走査方向に一定の速度で移
動させる。所定の時間毎に発生される駆動信号により1
ラインの画像がカラー撮像手段5の各光電変換素子列に
読取られ、画素データが信号処理部10に出力される。
信号処理部10に出力されたアナログの画素データはA
/D変換部によりデジタルの画素データに変換され、シ
ェーディング補正部によりシェーディング補正されてガ
ンマ補正部に送られる。そして、所定のガンマ関数によ
りガンマ補正が行われ、その他の補正部において、RG
Bデータに色補正処理を施し、印刷用のCMYK階調ビ
ットイメージデータに変換する。そして、得られたCM
YK階調ビットイメージデータを濃淡インクテーブルに
よって濃淡各々のデータに振分け、さらに、ディザ法、
誤差拡散等のハーフトーン処理を施して色毎にビットマ
ップ上の濃淡色の配分あるいは配置を決定し、それぞれ
2値のビットマップを作成する。ハーフトーン処理が施
されたビットマップデータは、インターフェース部15
からバス16を介してDMA(Direct Memory Access)転
送によりパーソナルコンピュータ40のRAMの所定領
域に一時保存される。
【0027】(8) ステップS7の本スキャンにおいて、
キャンセルの実行が指令されないとき、またはステップ
S10の本スキャンにおいて、印刷の実行が指令され、
キャンセルの実行が指令されないとき、図6に示すステ
ップS14において、印刷画像の生成および印字モード
の設定を行い、印刷を実行する。
【0028】印刷画像の生成においては、印刷画像サイ
ズのアスペクト比が入力画像サイズのアスペクト比と異
なる場合、元データの縦横比が印刷領域の縦横比よりも
縦長のとき、元データの長辺と印刷領域の長辺を対応さ
せ、元データの上下方向にトリミングを実行する。ま
た、元データの縦横比が印刷領域の縦横比よりも横長の
場合、元データの短辺と印刷領域の短辺を対応させ、元
データの左右方向にトリミングを実行する。これによ
り、印刷領域内に余白ができるのを防ぐことができる。
さらに、印刷画像サイズが印刷用紙サイズよりも小さい
場合、印刷画像の自動割付を実行する。
【0029】また、印字モードの設定においては、プリ
ンタドライバに対し、印字モードの設定を行い、パーソ
ナルコンピュータ40のCPUは、カラープリンタ50
にバス54を介してインターフェース部51に印刷準備
終了信号を送出し、カラープリンタ50の印刷動作状態
を調べる。カラープリンタ50は、印刷動作可能状態の
場合にパーソナルコンピュータ40のCPUに印刷デー
タの転送要求信号を送出する。パーソナルコンピュータ
40のCPUは、DMA(Direct Memory Access)転送に
より印刷制御データおよび色毎のビットマップデータを
順次カラープリンタ50に送信する。そして、カラープ
リンタ50は、パーソナルコンピュータ40のRAMか
ら順次取り出された印刷画像データに基づいて印刷ヘッ
ド53により画像の印刷を実行する。このとき、プリン
タドライバのユーザインターフェイスは表示しない。
【0030】次に、印刷画像サイズが印刷用紙サイズよ
りも小さい場合における印刷画像の自動割付方法につい
て、図5を用いて詳細に説明する。図5において、
(A)は、A4サイズの印刷用紙60に八つ切りまたは
六つ切りサイズの印刷画像61を割付ける場合、(B)
は、A4サイズの印刷用紙60に2L判またはキャビネ
サイズの印刷画像62を割付ける場合、(C)は、A4
サイズの印刷用紙60にパノラマサイズの印刷画像63
を割付ける場合、(D)は、A4サイズの印刷用紙60
にE判またはL判サイズの印刷画像64を割付ける場合
を示している。
【0031】図5(A)に示すように、A4サイズの印
刷用紙60に八つ切りまたは六つ切りサイズの印刷画像
61を割付ける場合、1枚の印刷用紙60に1つの印刷
画像61のみが割付けられる。このとき、印刷画像61
は、印刷用紙60の略中央部に上下左右の余白が略均等
になるように割付けられる。図5(A)において、矢印
Yはカラープリンタ50の副走査方向を示し、60aは
印刷用紙60の原点を示している。ここで、印刷用紙6
0の原点60aは、カラープリンタ50の原点に対応す
る印刷用紙60の左上角部を指し、図1には説明を容易
にするため、上記の左上角部を切断して示した。またA
4サイズとは、210mm×297mmの寸法であり、
八つ切りサイズとは、165mm×216mmの寸法で
あり、六つ切りサイズとは、203mm×254mmの
寸法である。
【0032】また、図1(B)に示すように、A4サイ
ズの印刷用紙60に2L判またはキャビネサイズの印刷
画像62を割付ける場合、1枚の印刷用紙60に1つま
たは2つの印刷画像62を割付けることができる。この
とき、1つの印刷画像62は、印刷用紙60の原点60
a側上半分の略中央部に割付けられ、2つの印刷画像6
2は、印刷用紙60の略中央部に上下左右の余白が略均
等になるように、矢印Yで示すカラープリンタ50の副
走査方向に2つ並べて割付けられる。このため、1つの
印刷画像62を印刷用紙60に印刷した後、この印刷用
紙の天地を逆にして、もう1つの印刷画像62を再度上
記の印刷用紙に印刷することができる。ここで、2L判
サイズとは、127mm×178mmの寸法であり、キ
ャビネサイズとは、120mm×165mmの寸法であ
る。
【0033】また、図1(C)に示すように、A4サイ
ズの印刷用紙60にパノラマサイズの印刷画像63を割
付ける場合、1枚の印刷用紙60に1つまたは2つの印
刷画像63を割付けることができる。このとき、1つの
印刷画像63は、印刷用紙60の原点60a側左半分の
略中央部に割付けられ、2つの印刷画像63は、印刷用
紙60の略中央部に上下左右の余白が略均等になるよう
に、矢印Yで示すカラープリンタ50の副走査方向と直
交する方向、すなわち主走査方向に2つ並べて割付けら
れる。このため、1つの印刷画像63を印刷用紙60に
印刷した後、この印刷用紙の天地を逆にして、もう1つ
の印刷画像63を再度上記の印刷用紙に印刷することが
できる。ここで、パノラマサイズとは、89mm×26
0mmの寸法である。
【0034】また、図1(D)に示すように、A4サイ
ズの印刷用紙60にE判またはL判サイズの印刷画像6
4を割付ける場合、1枚の印刷用紙60に1〜4つの印
刷画像64を割付けることができる。このとき、1つの
印刷画像64は、印刷用紙60の原点60a側左上四半
分の略中央部に割付けられ、2つの印刷画像64は、印
刷用紙60の原点60a側上半分の略中央部に、矢印Y
で示すカラープリンタ50の副走査方向と直交する方
向、すなわち主走査方向に2つ並べて割付けられ、3つ
の印刷画像64は、印刷用紙60の原点60a側上半分
の略中央部に2つと、印刷用紙60の原点60a側左下
四半分の略中央部に1つとが割付けられ、4つの印刷画
像64は、印刷用紙60の略中央部に上下左右の余白が
略均等になるように、4つ並べて割付けられる。このよ
うに、印刷画像64は印刷用紙60に占める印刷画像6
4の副走査方向の長さが最小となるように配置され、さ
らに印刷画像64が印刷用紙60に左上から右下に向か
って、すなわち原点60a側から対角方向反原点側に向
かって配置されるように割付けられる。このため、1つ
または2つの印刷画像64を印刷用紙60に印刷した
後、この印刷用紙の天地を逆にして、もう1つまたは2
つの印刷画像64を再度上記の印刷用紙に印刷すること
ができる。ここで、E判サイズとは、83mm×117
mmの寸法であり、L判サイズとは、89mm×130
mmの寸法である。
【0035】以上説明した本発明の一実施例において
は、印刷プレビュー画像の表示中、本スキャンを開始
し、印刷処理の直前まで画像処理を進め、印刷を実行す
る前に印刷画像の生成を開始する。このため、印刷プレ
ビュー画像の表示中または表示後に印刷の実行が指令さ
れたとき、素早く印刷を実行することができる。したが
って、印刷の実行に要する期間を短縮することができ
る。
【0036】以上説明した本発明の一実施例では、キャ
リッジ移動型のフラットベッド型画像読取装置100を
備えた画像処理システムに本発明を適用したが、撮像手
段と集光レンズを固定し光源および反射ミラー群を移動
させるミラー移動型のフラットベッド型画像読取装置を
備えた画像処理システムに本発明を適用することは可能
であるし、原稿を移動させて読取るシートフィード型な
ど他の画像読取装置を備えた画像処理システムに本発明
を適用することも可能である。
【0037】また、本発明の一実施例では、インクジェ
ット方式の印刷ヘッド53を用いたカラープリンタ50
を備えた画像処理システムに本発明を適用したが、本発
明はこれに限定されることなく、ドットインパクト方式
等の種々の印刷ヘッドを用いたカラープリンタを備えた
画像処理システムに適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像処理システムの動
作を説明するためのタイム図である。
【図2】本発明の一実施例による画像処理システムを示
す模式図である。
【図3】本発明の一実施例による画像処理システムの動
作を説明するためのものであって、(A)および(B)
は反射原稿を示し、(C)および(D)は透過原稿を示
す模式図である。
【図4】本発明の一実施例による画像処理用プログラム
を説明するためのものであって、モニタ画面を示す模式
図である。
【図5】(A)、(B)、(C)および(D)は、本発
明の一実施例による画像処理方法を説明するための模式
図である。
【図6】本発明の一実施例による画像処理システムの動
作を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
8 原稿 18、19 透過原稿 20 モニタ(画像表示装置) 30 マウス 40 パーソナルコンピュータ(処理装置) 50 カラープリンタ(画像印刷装置) 60 印刷用紙(印刷媒体) 61、62、63、64 印刷画像 100 画像読取装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 巌 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AQ05 AR01 AS02 HH05 HN15 2C087 AA15 AB01 AC07 BA07 BB10 BC05 CA02 CB02 CB20 5C062 AA05 AB02 AB03 AC13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に光を照射し原稿からの反射光また
    は透過光を電気信号に変換して画像を読取り、読取った
    画像を印刷画像として印刷媒体に印刷する画像処理方法
    であって、 画像を予め読取るためのプレスキャンを実行する工程
    と、 前記プレスキャンで読取った画像を用いて印刷媒体に印
    刷画像を印刷する印刷状態の表示を実行する工程と、 前記印刷状態の表示を終了する前に、印刷のための本ス
    キャンを開始する工程と、 印刷を実行する前に印刷画像の生成を開始する工程と、 を含むことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 原稿に光を照射し原稿からの反射光また
    は透過光を電気信号に変換して画像を読取る画像読取装
    置と、 前記画像読取装置で読取った画像を印刷画像として印刷
    媒体に印刷する画像印刷装置と、 前記印刷媒体に印刷画像を印刷する印刷状態を表示する
    画像表示装置と、 画像を予め読取るためのプレスキャンで読取った画像を
    用いて前記印刷媒体に印刷画像を印刷する印刷状態の表
    示を実行する間、印刷のための本スキャンを開始し、印
    刷を実行する前に印刷画像の生成を開始する処理装置
    と、 を備えることを特徴とする画像処理システム。
  3. 【請求項3】 原稿に光を照射し原稿からの反射光また
    は透過光を電気信号に変換して画像を読取り、読取った
    画像を印刷画像として印刷媒体に印刷する画像を処理す
    るためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体で
    あって、 画像を予め読取るためのプレスキャンを実行する手順
    と、 前記プレスキャンで読取った画像を用いて印刷媒体に印
    刷画像を印刷する印刷状態の表示を実行する手順と、 前記印刷状態の表示を終了する前に、印刷のための本ス
    キャンを開始する手順と、 印刷を実行する前に印刷画像の生成を開始する手順と、 を含むことを特徴とするコンピュータプログラムを記録
    した記録媒体。
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