JP2001187473A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JP2001187473A JP2001187473A JP2000000438A JP2000000438A JP2001187473A JP 2001187473 A JP2001187473 A JP 2001187473A JP 2000000438 A JP2000000438 A JP 2000000438A JP 2000000438 A JP2000000438 A JP 2000000438A JP 2001187473 A JP2001187473 A JP 2001187473A
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- JP
- Japan
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- recording
- recording medium
- ink jet
- ink
- wind pressure
- Prior art date
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Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/24—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by air blast or suction apparatus
- B65H29/245—Air blast devices
- B65H29/246—Air blast devices acting on stacking devices
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、記録面を下にして排出することが
でき、ページ順に並べかえる必要がなく、他人に内容を
知られることのないインクジェット記録装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 本発明に係るインクジェット記録装置の
代表的な構成は、記録手段により記録媒体に画像を記録
するインクジェット記録装置において、搬送される記録
媒体の下面に下方から風圧を与えるための風圧供給手段
を有し、前記風圧供給手段は、前記記録手段よりも記録
媒体搬送方向下流側に位置することを特徴とする。
でき、ページ順に並べかえる必要がなく、他人に内容を
知られることのないインクジェット記録装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 本発明に係るインクジェット記録装置の
代表的な構成は、記録手段により記録媒体に画像を記録
するインクジェット記録装置において、搬送される記録
媒体の下面に下方から風圧を与えるための風圧供給手段
を有し、前記風圧供給手段は、前記記録手段よりも記録
媒体搬送方向下流側に位置することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録面を下にして
搬送、記録、排出することができるインクジェット記録
装置に関するものである。
搬送、記録、排出することができるインクジェット記録
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタでは、記
録ヘッドのノズルから粒子化されたインク滴を記録媒体
に吐出し、インク滴のドット配列で記録媒体に文字や図
形等の画像形成することが要求される。しかし、記録媒
体に吐出されたインクは瞬間的には記録媒体に定着しな
いため、記録面に装置の一部や他の記録媒体が接触する
と、記録内容が損なわれる。
録ヘッドのノズルから粒子化されたインク滴を記録媒体
に吐出し、インク滴のドット配列で記録媒体に文字や図
形等の画像形成することが要求される。しかし、記録媒
体に吐出されたインクは瞬間的には記録媒体に定着しな
いため、記録面に装置の一部や他の記録媒体が接触する
と、記録内容が損なわれる。
【０００３】そこで、記録面を上にして、記録の行なわ
れない下の面を通常ローラ等の記録装置の一部で支える
ことにより、記録媒体を保持し、搬送、記録する方法が
取られる。そして上の面に記録するため、記録ヘッドの
インクの吐出方向は鉛直方向下向きとなっている。この
ため記録ヘッドに付着したインクが記録媒体に落下し、
記録内容を劣化させることがある。そこで、記録ヘッド
の表面を頻繁に掃除することにより、インクの落下を未
然に防いでいる。
れない下の面を通常ローラ等の記録装置の一部で支える
ことにより、記録媒体を保持し、搬送、記録する方法が
取られる。そして上の面に記録するため、記録ヘッドの
インクの吐出方向は鉛直方向下向きとなっている。この
ため記録ヘッドに付着したインクが記録媒体に落下し、
記録内容を劣化させることがある。そこで、記録ヘッド
の表面を頻繁に掃除することにより、インクの落下を未
然に防いでいる。
【０００４】またインクが貯留されたインクタンクは、
吐出方向に規制され記録ヘッドに対して上側又は横側に
設置されることとなる。この状態でインクタンクの先に
ノズルをつけただけでは、ノズル内のインクはタンク外
部に対して加圧された状態であり、インクが漏れてしま
う。このため、ノズル内のインクはタンク外部に対して
負圧であることが必要であり、通常スポンジ等の負圧発
生手段を設けている。
吐出方向に規制され記録ヘッドに対して上側又は横側に
設置されることとなる。この状態でインクタンクの先に
ノズルをつけただけでは、ノズル内のインクはタンク外
部に対して加圧された状態であり、インクが漏れてしま
う。このため、ノズル内のインクはタンク外部に対して
負圧であることが必要であり、通常スポンジ等の負圧発
生手段を設けている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のようなインクジェット記録装置は、複数枚の記録媒
体に記録する場合、記録面を上にして記録、搬送、排出
されるため、新しく記録されて排出したものが記録面の
上に来る。このため、ページ順に記録するとページング
が逆になる。また、プリンタを共有している場合、他の
人が記録媒体に触れることなく内容を知られるという問
題点があった。
来のようなインクジェット記録装置は、複数枚の記録媒
体に記録する場合、記録面を上にして記録、搬送、排出
されるため、新しく記録されて排出したものが記録面の
上に来る。このため、ページ順に記録するとページング
が逆になる。また、プリンタを共有している場合、他の
人が記録媒体に触れることなく内容を知られるという問
題点があった。
【０００６】そこで本発明は、記録面を下にして排出す
ることができ、ページ順に並べかえる必要がなく、他人
に内容を知られることのないインクジェット記録装置を
提供することを目的とする。
ることができ、ページ順に並べかえる必要がなく、他人
に内容を知られることのないインクジェット記録装置を
提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るインクジェット記録装置の代表的な構成
は、記録手段により記録媒体に画像を記録するインクジ
ェット記録装置において、搬送される記録媒体の下面に
下方から風圧を与えるための風圧供給手段を有し、前記
風圧供給手段は、前記記録手段よりも記録媒体搬送方向
下流側に位置することを特徴とする。
に本発明に係るインクジェット記録装置の代表的な構成
は、記録手段により記録媒体に画像を記録するインクジ
ェット記録装置において、搬送される記録媒体の下面に
下方から風圧を与えるための風圧供給手段を有し、前記
風圧供給手段は、前記記録手段よりも記録媒体搬送方向
下流側に位置することを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係るイン
クジェット記録装置の第一実施形態について、図を用い
て説明する。図１は第一実施形態に係るインクジェット
記録装置の概略構造図である。本実施形態に係るインク
ジェット記録装置１はドロップオンデマンド型の記録装
置であって搬送手段２、記録手段３、風圧供給手段４か
ら構成される。
クジェット記録装置の第一実施形態について、図を用い
て説明する。図１は第一実施形態に係るインクジェット
記録装置の概略構造図である。本実施形態に係るインク
ジェット記録装置１はドロップオンデマンド型の記録装
置であって搬送手段２、記録手段３、風圧供給手段４か
ら構成される。
【０００９】搬送手段２は、搬送ローラ対５、搬送ガイ
ド６を有し、搬送ローラ対５が、駆動モータにより駆動
回転する。これにより、記録媒体Ｐは搬送ガイド６にガ
イドされて記録手段により画像記録されつつ搬送され
る。
ド６を有し、搬送ローラ対５が、駆動モータにより駆動
回転する。これにより、記録媒体Ｐは搬送ガイド６にガ
イドされて記録手段により画像記録されつつ搬送され
る。
【００１０】次に本実施形態に係る記録手段３は、イン
クジェット方式の記録へッド７がキャリッジ９に着脱可
能に積載されている。キャリッジ９は、不図示のタイミ
ングベルトに担架され、駆動源であるキャリッジモータ
(不図示)を駆動することによりガイド軸10にガイドされ
て記録媒体Ｐの搬送方向と交差する主走査方向(矢印Ａ
方向：図２参照)に往復走査される。そして、記録媒体
Ｐの搬送手段２による搬送に伴い、通信ケーブルから伝
達されたインクジェット記録信号に従って記録ヘッド７
からインクが吐出され画像記録が行われる。
クジェット方式の記録へッド７がキャリッジ９に着脱可
能に積載されている。キャリッジ９は、不図示のタイミ
ングベルトに担架され、駆動源であるキャリッジモータ
(不図示)を駆動することによりガイド軸10にガイドされ
て記録媒体Ｐの搬送方向と交差する主走査方向(矢印Ａ
方向：図２参照)に往復走査される。そして、記録媒体
Ｐの搬送手段２による搬送に伴い、通信ケーブルから伝
達されたインクジェット記録信号に従って記録ヘッド７
からインクが吐出され画像記録が行われる。
【００１１】また、本実施形態ではインクの吐出構成と
して、記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、その熱
エネルギーによってインクに生ずる膜沸騰を利用してイ
ンクに生ずる気泡の成長、収縮により、インクを吐出口
から吐出して記録を行うように構成している。その代表
的な構成や原理については、例えば米国特許第 4723129
号明細書、同第 4740796号明細書に開示されている基本
的な原理を用いて行うものが好ましい。
して、記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、その熱
エネルギーによってインクに生ずる膜沸騰を利用してイ
ンクに生ずる気泡の成長、収縮により、インクを吐出口
から吐出して記録を行うように構成している。その代表
的な構成や原理については、例えば米国特許第 4723129
号明細書、同第 4740796号明細書に開示されている基本
的な原理を用いて行うものが好ましい。
【００１２】この方式は所謂オンデマンド型、コンティ
ニュアス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマ
ンド型の場合には、インクが保持されているシートや液
路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報
に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える
少なくとも１つの駆動信号を印加することによって、電
気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド７
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成できるので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも１つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成でき、より好ましい。
ニュアス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマ
ンド型の場合には、インクが保持されているシートや液
路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報
に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える
少なくとも１つの駆動信号を印加することによって、電
気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド７
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成できるので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも１つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成でき、より好ましい。
【００１３】記録ヘッド７は、インクタンク(不図示)と
一体に形成され、複数のノズル８からインクを適宜粒子
化して吐出させる。ノズル８は鉛直方向上向きにインク
を吐出するよう構成されている。このようにノズル８を
上向きに設けたことにより、ノズル内のインクはタンク
外部に対して負圧の状態であり、インクが漏れることが
なく、スポンジ等の負圧発生手段を設ける必要がない。
一体に形成され、複数のノズル８からインクを適宜粒子
化して吐出させる。ノズル８は鉛直方向上向きにインク
を吐出するよう構成されている。このようにノズル８を
上向きに設けたことにより、ノズル内のインクはタンク
外部に対して負圧の状態であり、インクが漏れることが
なく、スポンジ等の負圧発生手段を設ける必要がない。
【００１４】風圧供給手段４は、吸引口11、ファン12、
ダクト13、風向調節板14、送風口15から構成され、記録
手段３よりも記録媒体の搬送方向下流側(以下、「搬送
方向下流側」という)に位置している。ファン12は、吸
引口11から空気(外気)を吸引し、空気の通路であるダク
ト13を通して方形の送風口15に向かって鉛直方向上向き
に風を送っている。
ダクト13、風向調節板14、送風口15から構成され、記録
手段３よりも記録媒体の搬送方向下流側(以下、「搬送
方向下流側」という)に位置している。ファン12は、吸
引口11から空気(外気)を吸引し、空気の通路であるダク
ト13を通して方形の送風口15に向かって鉛直方向上向き
に風を送っている。
【００１５】風向調節板14はダクト13の送風口15に設け
られ、ダクト13を通して送られてきた風が、鉛直方向上
向きと搬送方向下流側の成分をもって吹き出すように調
節している。送風口15は、記録手段の搬送方向下流側
で、記録媒体Ｐの記録面と対向するように設けられ、記
録面に空気を送り出すよう構成されている。
られ、ダクト13を通して送られてきた風が、鉛直方向上
向きと搬送方向下流側の成分をもって吹き出すように調
節している。送風口15は、記録手段の搬送方向下流側
で、記録媒体Ｐの記録面と対向するように設けられ、記
録面に空気を送り出すよう構成されている。
【００１６】これにより記録媒体Ｐは、下面に送風口15
から吹き出す風により、下方から鉛直方向上向きと搬送
方向下流側に風圧を与えられ、保持されながら排出ガイ
ド16に搬送されて排出される。
から吹き出す風により、下方から鉛直方向上向きと搬送
方向下流側に風圧を与えられ、保持されながら排出ガイ
ド16に搬送されて排出される。
【００１７】上述の如く構成したことにより、画像を記
録した記録面に送風して記録媒体Ｐを保持、乾燥してイ
ンクの定着を促進することにより、記録面がインクが定
着する前に装置の一部に接触して記録した画像が劣化す
ることを防止することができる。
録した記録面に送風して記録媒体Ｐを保持、乾燥してイ
ンクの定着を促進することにより、記録面がインクが定
着する前に装置の一部に接触して記録した画像が劣化す
ることを防止することができる。
【００１８】また、記録媒体は記録面を鉛直方向下向き
に搬送、記録、排出されるため記録の順序とページング
の順序が等しくなり、記録面を上にして排出した時に必
要であったページ順に並べ替えるといった手間を省くこ
とができる。
に搬送、記録、排出されるため記録の順序とページング
の順序が等しくなり、記録面を上にして排出した時に必
要であったページ順に並べ替えるといった手間を省くこ
とができる。
【００１９】尚、ダクト13中に電流を流すことにより熱
を発生する電熱線等の熱源を設置することにより、熱風
を送風することも可能である。
を発生する電熱線等の熱源を設置することにより、熱風
を送風することも可能である。
【００２０】[第二実施形態]次に発明に係るインクジェ
ット記録装置の第二実施形態について図を用いて説明す
る。図２は第二実施形態に係るインクジェット記録装置
の概略構造図である。上記第一実施形態と説明の重複す
る部分については、同一の符号を付して説明を省略す
る。
ット記録装置の第二実施形態について図を用いて説明す
る。図２は第二実施形態に係るインクジェット記録装置
の概略構造図である。上記第一実施形態と説明の重複す
る部分については、同一の符号を付して説明を省略す
る。
【００２１】図２に示すように、本実施形態にかかるイ
ンクジェット記録装置21は風圧供給手段４の搬送方向下
流側に第二の風圧供給手段22を設け、風圧供給手段を２
つ設置したものである。
ンクジェット記録装置21は風圧供給手段４の搬送方向下
流側に第二の風圧供給手段22を設け、風圧供給手段を２
つ設置したものである。
【００２２】第二の風圧供給手段22は、不図示のファン
により吸引口から空気(外気)を吸引し、空気の通路であ
るダクト23を通して送風口24から鉛直方向上向きに風を
吹き出している。送風口24は、風圧供給手段４の搬送方
向下流側で、搬送方向と平行に、記録媒体Ｐの記録面と
対向するように設けられている。
により吸引口から空気(外気)を吸引し、空気の通路であ
るダクト23を通して送風口24から鉛直方向上向きに風を
吹き出している。送風口24は、風圧供給手段４の搬送方
向下流側で、搬送方向と平行に、記録媒体Ｐの記録面と
対向するように設けられている。
【００２３】記録媒体Ｐは、記録手段３により画像を記
録されて風圧供給手段４により第二の風圧供給手段22の
上方に搬送される。そして記録媒体Ｐは、下面に送風口
24から吹き出す風により、下方から鉛直方向上向きに風
圧を与えられて保持され、記録媒体Ｐに吐出されたイン
クは乾燥を促進されて定着する。インクが定着した後
は、次の記録媒体が搬送されてくる前に、第二の風圧供
給手段22が記録媒体Ｐの下から搬送方向と直交する方向
に水平に退避し(図２の破線の状態)、記録媒体Ｐはイン
クジェット記録装置１の下部に落下して記録面を鉛直方
向下向きに積載される。
録されて風圧供給手段４により第二の風圧供給手段22の
上方に搬送される。そして記録媒体Ｐは、下面に送風口
24から吹き出す風により、下方から鉛直方向上向きに風
圧を与えられて保持され、記録媒体Ｐに吐出されたイン
クは乾燥を促進されて定着する。インクが定着した後
は、次の記録媒体が搬送されてくる前に、第二の風圧供
給手段22が記録媒体Ｐの下から搬送方向と直交する方向
に水平に退避し(図２の破線の状態)、記録媒体Ｐはイン
クジェット記録装置１の下部に落下して記録面を鉛直方
向下向きに積載される。
【００２４】このため記録の順序とページングの順序が
等しくなり、記録面を上にして排出した時に必要であっ
たページ順に並べ替えるといった手間を省くことができ
る。また、第二の風圧供給手段22を加えたことにより、
インクがいっそう乾燥、定着し易くなり、定着の遅い記
録媒体も扱うことができる。
等しくなり、記録面を上にして排出した時に必要であっ
たページ順に並べ替えるといった手間を省くことができ
る。また、第二の風圧供給手段22を加えたことにより、
インクがいっそう乾燥、定着し易くなり、定着の遅い記
録媒体も扱うことができる。
【００２５】[第三実施形態]次に発明に係るインクジェ
ット記録装置の第三実施形態について図を用いて説明す
る。図３は第三実施形態に係るインクジェット記録装置
の概略構造図である。上記実施形態と説明の重複する部
分については、同一の符号を付して説明を省略する。
ット記録装置の第三実施形態について図を用いて説明す
る。図３は第三実施形態に係るインクジェット記録装置
の概略構造図である。上記実施形態と説明の重複する部
分については、同一の符号を付して説明を省略する。
【００２６】図３に示すように、本実施形態にかかるイ
ンクジェット記録装置31は風圧供給手段４の搬送方向下
流側に第二、第三の風圧供給手段32、33を設け、風圧供
給手段を３つ設置したものである。
ンクジェット記録装置31は風圧供給手段４の搬送方向下
流側に第二、第三の風圧供給手段32、33を設け、風圧供
給手段を３つ設置したものである。
【００２７】第二、第三の風圧供給手段32、33はそれぞ
れ、不図示のファンにより吸引口から空気(外気)を吸引
し、空気の通路であるダクト34を通して送風口35から鉛
直方向上向きに風を吹き出している。
れ、不図示のファンにより吸引口から空気(外気)を吸引
し、空気の通路であるダクト34を通して送風口35から鉛
直方向上向きに風を吹き出している。
【００２８】風向調節板36はダクト34の送風口35に設け
られ、ダクト34を通して送られてきた風の吹き出す方向
を、記録媒体Ｐの搬送方向と平行な中心線に向かうよう
調節している。送風口35は、風圧供給手段４の搬送方向
下流側で、搬送方向と平行に、記録媒体Ｐの左右に設け
られている。
られ、ダクト34を通して送られてきた風の吹き出す方向
を、記録媒体Ｐの搬送方向と平行な中心線に向かうよう
調節している。送風口35は、風圧供給手段４の搬送方向
下流側で、搬送方向と平行に、記録媒体Ｐの左右に設け
られている。
【００２９】記録媒体Ｐは、記録手段３により画像を記
録されて風圧供給手段４により第二、第三の風圧供給手
段32、33の間に搬送される。そして記録媒体Ｐは、下面
に送風口35から吹き出す風により、下方から鉛直方向上
向きに風圧を与えられて上昇し、インクジェット記録装
置１の天井37に当接して保持され、記録媒体Ｐに吐出さ
れたインクは乾燥を促進されて定着する。インクが定着
した後は、次の記録媒体が搬送されてくる前に送風を停
止することにより、記録媒体Ｐはインクジェット記録装
置31の下部に落下して記録面を鉛直方向下向きに積載さ
れる。
録されて風圧供給手段４により第二、第三の風圧供給手
段32、33の間に搬送される。そして記録媒体Ｐは、下面
に送風口35から吹き出す風により、下方から鉛直方向上
向きに風圧を与えられて上昇し、インクジェット記録装
置１の天井37に当接して保持され、記録媒体Ｐに吐出さ
れたインクは乾燥を促進されて定着する。インクが定着
した後は、次の記録媒体が搬送されてくる前に送風を停
止することにより、記録媒体Ｐはインクジェット記録装
置31の下部に落下して記録面を鉛直方向下向きに積載さ
れる。
【００３０】このため第二実施形態と同様の効果が得ら
れ、記録の順序とページングの順序が等しくなり、記録
面を上にして排出した時に必要であったページ順に並べ
替えるといった手間を省くことができる。また、第二、
第三の風圧供給手段32、33を加えたことにより、インク
がいっそう乾燥、定着し易くなり、定着の遅い記録媒体
も扱うことができる。
れ、記録の順序とページングの順序が等しくなり、記録
面を上にして排出した時に必要であったページ順に並べ
替えるといった手間を省くことができる。また、第二、
第三の風圧供給手段32、33を加えたことにより、インク
がいっそう乾燥、定着し易くなり、定着の遅い記録媒体
も扱うことができる。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、画像を記録した記
録面に送風して記録媒体を保持、乾燥してインクの定着
を促進することにより、インクが定着する前に記録媒体
が装置の一部に接触して記録した画像が劣化することを
防止することができる。
録面に送風して記録媒体を保持、乾燥してインクの定着
を促進することにより、インクが定着する前に記録媒体
が装置の一部に接触して記録した画像が劣化することを
防止することができる。
【００３２】また、記録媒体は記録面を鉛直方向下向き
に搬送、記録、排出されるため記録の順序とページング
の順序が等しくなり、記録面を上にして排出した時に必
要であったページ順に並べ替えるといった手間を省くこ
とができる。
に搬送、記録、排出されるため記録の順序とページング
の順序が等しくなり、記録面を上にして排出した時に必
要であったページ順に並べ替えるといった手間を省くこ
とができる。
【図１】第一実施形態に係るインクジェット記録装置の
概略構造図である。
概略構造図である。
【図２】第二実施形態に係るインクジェット記録装置の
概略構造図である。
概略構造図である。
【図３】第三実施形態に係るインクジェット記録装置の
概略構造図である。
概略構造図である。
４、22、32、33 …風圧供給手段 Ｐ …記録媒体 １、21、31 …インクジェット記録装置 ２ …搬送手段 ３ …記録手段 ５ …搬送ローラ対 ６ …搬送ガイド ７ …記録ヘッド ８ …ノズル ９ …キャリッジ 10 …ガイド軸 11 …吸引口 12 …ファン 13、23、34 …ダクト 14、36 …風向調節板 15、24、35 …送風口 16 …排出ガイド 37 …天井
Claims (5)
- 【請求項１】 記録手段により記録媒体に画像を記録す
るインクジェット記録装置において、 搬送される記録媒体の下面に下方から風圧を与えるため
の風圧供給手段を有し、 前記風圧供給手段は、前記記録手段よりも記録媒体搬送
方向下流側に位置することを特徴とするインクジェット
記録装置。 - 【請求項２】 前記記録手段は、信号に応じて電気熱変
換体に通電し、該電気熱変換体の発する熱エネルギーを
利用してインクを吐出することを特徴とする請求項１に
記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項３】 前記記録手段は鉛直方向上向きにインク
を吐出することを特徴とする請求１記載のインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項４】 前記風圧供給手段は、記録媒体を保持可
能であり、且つ保持可能な場所から退避可能であること
を特徴とする請求項１記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項５】 前記風圧供給手段は、記録媒体を保持可
能であり、且つ風圧の供給を停止することにより記録媒
体を排出可能であることを特徴とする請求項１記載のイ
ンクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000000438A JP2001187473A (ja) | 2000-01-05 | 2000-01-05 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000000438A JP2001187473A (ja) | 2000-01-05 | 2000-01-05 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001187473A true JP2001187473A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=18529790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000000438A Pending JP2001187473A (ja) | 2000-01-05 | 2000-01-05 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001187473A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003118909A (ja) * | 2001-10-17 | 2003-04-23 | Seiko Epson Corp | 記録媒体搬送装置及び記録媒体搬送装置を備えた記録装置 |
| US7093931B2 (en) | 2001-10-17 | 2006-08-22 | Seiko Epson Corporation | Fixed material transportation apparatus, fixed material discharging apparatus, method for discharging the fixed material, and liquid fixing apparatus |
| US8646871B2 (en) | 2011-03-01 | 2014-02-11 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
-
2000
- 2000-01-05 JP JP2000000438A patent/JP2001187473A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003118909A (ja) * | 2001-10-17 | 2003-04-23 | Seiko Epson Corp | 記録媒体搬送装置及び記録媒体搬送装置を備えた記録装置 |
| US7093931B2 (en) | 2001-10-17 | 2006-08-22 | Seiko Epson Corporation | Fixed material transportation apparatus, fixed material discharging apparatus, method for discharging the fixed material, and liquid fixing apparatus |
| US7367668B2 (en) | 2001-10-17 | 2008-05-06 | Seiko Epson Corporation | Fixed material transportation apparatus, fixed material discharging apparatus, method for discharging the fixed material, liquid fixing apparatus |
| US8646871B2 (en) | 2011-03-01 | 2014-02-11 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
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