JP2001186177A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

Info

Publication number
JP2001186177A
JP2001186177A JP36436599A JP36436599A JP2001186177A JP 2001186177 A JP2001186177 A JP 2001186177A JP 36436599 A JP36436599 A JP 36436599A JP 36436599 A JP36436599 A JP 36436599A JP 2001186177 A JP2001186177 A JP 2001186177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
data
unit
transmission
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP36436599A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Onodera
貴志 小野寺
Hidenori Minamiguchi
秀紀 南口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP36436599A priority Critical patent/JP2001186177A/ja
Publication of JP2001186177A publication Critical patent/JP2001186177A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MセクションDCC及びRセクションDCC
バイトを共にサポートできる伝送装置を提供する。 【解決手段】 複数のインタフェース部とパケットデー
タを処理するパケット処理部とを有する伝送装置におい
て、同期フレームから受信クロックを抽出する複数の受
信クロック生成部と、装置内クロックを生成する装置内
クロック生成部と、受信メモリと、受信クロックに同期
して、同期フレームからオーバヘッド中の所定位置にマ
ッピングされた第1データを分離する複数のデータ分離
部と、受信クロックに同期して、第1データを受信メモ
リに書き込む第1データ受信部と、装置内クロックに同
期して、第1データを受信メモリから読み出してパケッ
ト処理部に送信する第1データ送信部と、装置内クロッ
クに同期して、第1データ送信部より送信された第1デ
ータを受信するパケット受信部とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送装置に関し、
特に、同期フレームのオーバヘッドにマッピングされた
パケットの処理に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア時代を迎え、高速・柔軟
・高信頼性・経済性がネットワークに要求されている。
SONET(Synchronous Optical Network)やSDH(Sy
nchronous Digital Hierarchy)等の同期網においても、
かかる要求を満足させるべく進展している。同期網にお
いて、データ信号は同期フレームに収容されて伝送され
る。同期フレームは、セクション・オーバヘッドとペイ
ロードとにより構成される。セクション・オーバヘッド
は、ネットワークの運用や管理を行うため必要な情報で
あり、フレームの先頭を表す情報、ネットワーク内で伝
送エラーや故障が生じたときに、ユーザやネットワーク
保守者に知らせる情報、試験や復旧のための切替え制御
情報等が挿入される。ペイロードには、ユーザから送ら
れてきた情報等が挿入される。
【0003】例えば、SDHでは、セクション・オーバ
ヘッドは、9バイト×9行からなり、上3行が中継セク
ション・オーバヘッド、4行目がポインタ、下5行が多
重セクション・オーバヘッドである。中継セクション・
オーバヘッドは、一般的には、中継伝送装置と中継伝送
装置との間、あるいは、中継伝送装置と端局中継装置と
の間の伝送路の管理に使用される。多重セクション・オ
ーバヘッドは、一般的には、端局中継伝送装置間の伝送
路の管理に使用される。
【0004】中継セクション・オーバヘッドは、フレー
ム同期(A1,A2)、STM−N内の各STM−1A
の識別番号(C)、中継セクションの誤り監視(B
1)、中継セクションの音声打合(E1)、中継セクシ
ョンの故障特定(F1)、中継セクションのデータ通信
(RセクションDCC)(D1〜D3)より構成され
る。
【0005】また、多重化セクション・オーバヘッド
は、セクションの誤り監視(B2)、切り替え系の制御
(K1)、多重セクション状態の転送(K2)、多重セ
クションのデータ通信(MセクションDCC)(D4〜
D12)、多重予備(Z1)、多重誤り状態通知(Z
2)、多重セクションの音声打合せ(B2)より構成さ
れる。
【0006】同期網では、運用保守の効率化、迅速な故
障故障解析作業等を可能にするためにオペレーションシ
ステムが構築されている。オペレーションシステムは、
対象伝送装置が検出しているアラーム発生状態、制御状
態及び回線品質情報を収集する監視機能、対象伝送装置
への回線設定及び運用条件に対応した各種設定を行う設
定機能、対象伝送装置の故障切分けのために各種保守制
御を行う制御機能等を有する。
【0007】かかるオペレーションシステムの機能を迅
速・高効率で実現するために、オペレーションシステム
に直接接続される伝送装置とは、LAN等により接続し
て、データ通信を行う。オペレーションシステムは、そ
れ以外の伝送装置とは、SDH/SONETの上記Mセ
クションDCCとRセクションDCCを使用して、デー
タ通信を行う。
【0008】MセクションDCC及びRセクションDC
Cは、それぞれ1フレーム(128μsec)毎に9バ
イトと3バイトであり、576kbpsと192kbp
sのビット列として扱われる。通信プロトコルとして
は、例えば、TCP/IP等のLAN方式のHDLC等
でパケットデータとして扱われる。
【0009】従来、SDH/SONET伝送装置のDC
Cを処理するために、同期フレームを終端するインタフ
ェースパッケージとDCCを処理する監視制御パッケー
ジが別々に設けられ、以下のように処理されていた。イ
ンタフェースパッケージには、光伝送路を終端するため
のインタフェース部が設けられている。光伝送路より入
力された同期フレームのオーバヘッドは、インタフェー
ス部のオーバヘッド分離部でフレームから分離され、受
信DCCバイト処理部に出力される。受信DCCバイト
処理部は、オーバヘッドからDCCバイトを取り出し
て、576kpbs又は192kbpsの信号として、
DCCパケットを、ケーブル等を通して、監視制御パッ
ケージ中に設けられたパケット終端部に受信DCCとし
て出力する。
【0010】一方、送信DCCバイトは、上記パケット
終端部よりケーブル等を通して、インタフェース部内の
送信DCCバイト処理部に入力される。送信DCCバイ
ト処理部は、DCCバイトを受信して、パケットに組み
立ててから、パケットをオーバヘッドに挿入してから、
オーバヘッド挿入部に出力する。オーバヘッド挿入部
は、同期フレーム中にオーバヘッドを挿入して、光伝送
路に出力する。
【0011】伝送装置内と各光伝送路のクロックが同期
していない可能性があり、DCCバイトのスリップを防
止するべく、受信の光伝送路側と同期したクロックを受
信クロック、送信の光伝送路側と同期したクロックを送
信クロックとしてケーブルを通して、パケット終端部に
供給している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】伝送装置の大容量・高
密度化により、伝送装置が収容する光伝送路の数が増加
している。特に、50/150/600Mbps等の低
速の光インタフェースを収容して、2.4Gbps等の
高速基幹ネットワークに接続する場合、数多くの低速光
インタフェースを収容する必要がある。一方、光インタ
フェース部では、光モジュールの小型化、LSIの大規
模集積化等により、1枚のPCB(PackageComponent Bl
ock)に複数の光伝送路を接続することが一般的になって
きている。そのため、伝送装置が扱うべきDCCバイト
の数(DCC処理部の数)が増加している。
【0013】更に、光中継装置を含むネットワーク上で
柔軟なDCC接続を行うには、各伝送路毎に、Mセクシ
ョンとRセクションの2種類の速度の違うDCCバイト
を使用できるようにしておく必要があり、このために
は、Mセクション用とRセクション用で別々にDCCバ
イト処理部を用意しなければならず、ネットワークの構
成が複雑になり、数多くの光伝送路を収容するようにな
ると、各伝送装置が数多くのDCCを処理する必要があ
る。
【0014】従来の伝送装置では、各DCC処理部毎
に、受信DCC、受信クロック、送信DCC及び送信ク
ロックを4本の信号線を使用して、監視制御パッケージ
のパケット終端部との間で送受信する必要があった。そ
のため、インタフェース部と監視制御部を接続する信号
線数および監視制御部のパケット終端部のピン数の増加
により、回路規模が増加して、監視制御部のハードウェ
アの増大及びコスト増加を招いていた。
【0015】これを防止するには、Mセクション/Rセ
クションのどちらか一方のみに対応するように制限した
り、光インタフェース部のPCB内の複数のDCCの中
で一部にのみ対応するよう制限したりすることに対処す
る以外になく、伝送装置に接続される全てのDCCバイ
トを扱うことができないという制限が発生する。
【0016】本発明の目的は、小規模なハードウェアで
装置内の全てのDCCバイトを柔軟に扱うことのできる
伝送装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の1側面によれ
ば、オーバヘッドとペイロードとで構成される同期フレ
ームを終端する複数のインタフェース部と、前記オーバ
ヘッドにマッピングされるデータにより構成されるパケ
ットデータを処理するパケット処理部とを有する伝送装
置であって、入力される同期フレームから受信クロック
を抽出する前記各インタフェース部に設けられた複数の
受信クロック生成部と、装置内クロックを生成する装置
内クロック生成部と、少なくとも1個の前記インタフェ
ース部に設けられた受信メモリと、前記受信クロックに
同期して、前記同期フレームから前記オーバヘッド中の
所定位置にマッピングされた第1データを分離する前記
各インタフェース部に設けられた複数のデータ分離部
と、前記受信クロックに同期して、前記第1データを前
記受信メモリに書き込む前記インタフェース部に設けら
れた第1データ受信部と、前記装置内クロックに同期し
て、前記第1データを前記受信メモリから読み出して前
記パケット処理部に送信する前記インタフェース部に設
けられた第1データ送信部と、前記装置内クロックに同
期して、前記第1データ送信部より送信された前記第1
データを受信する前記パケット処理部に設けられたパケ
ット受信部とを具備したことを特徴とする伝送装置が提
供される。
【0018】本発明の他の側面によれば、オーバヘッド
とペイロードとで構成される同期フレームを終端する複
数のインタフェース部と、前記オーバヘッドにマッピン
グされるデータにより構成されるパケットを処理するパ
ケット処理部とを有する伝送装置であって、入力される
同期フレームから受信クロックを抽出する前記各インタ
インタフェース部に設けられた複数の受信クロック生成
部と、装置内クロックを生成する装置内クロック生成部
と、前記複数のインタフェース部に設けられた複数の受
信メモリと、前記受信クロックに同期して、前記同期フ
レームから前記オーバヘッド中の第1所定位置にマッピ
ングされた第1データを分離する前記各インタフェース
部に設けられた複数のデータ分離部と、前記受信クロッ
クに同期して、前記第1データを前記受信メモリに書き
込む前記各インタフェース部に設けられた複数の第1デ
ータ受信部と、前記第1データを前記複数の受信メモリ
から読み出して、それぞれパケットに組み立て、前記装
置内クロックに同期して、パケット単位で多重化して、
前記パケット処理部に送信する前記インタフェース部に
設けられた第1パケット送信部と、前記装置内クロック
に同期して、前記第1パケット送信部よりパケットを受
信する前記パケット処理部に設けられた第2パケット受
信部とを具備したことを特徴とする伝送装置が提供され
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の説明をする前
に本発明の原理を説明する。図1は、本発明の原理図で
ある。図1に示すように、伝送装置は、オーバヘッドと
ペイロードとで構成される同期フレームを終端する複数
のインタフェース部2#i(i=1〜n)と、オーバヘ
ッドにマッピングされるデータにより構成されるパケッ
トデータを処理するパケット処理部4とを有する。伝送
装置には、装置内クロック生成部8が設けられている。
各インタフェース部2#iは、受信クロック生成部6#
i、受信メモリ10#i、データ分離部12#i、第1
データ受信部14#i及び第1データ送信部16#iを
含む。パケット処理部4は、パケット受信部18を含
む。
【0020】以下、図1の動作説明をする。伝送路より
インタフェース部2#iに同期フレームが入力される。
受信クロック生成部6#iは、入力される同期フレーム
の各ビットに同期した受信クロックを抽出する。データ
分離部14#iは、受信クロックに同期して、同期フレ
ームからオーバヘッド中の所定位置にマッピングされた
第1データ(例えば、MセクションDCC又はRセクシ
ョンDCC)を分離する。第1データ受信部14#i
は、受信クロックに同期して、第1データを受信して、
メモリ10#iに書き込む。
【0021】第1データ送信部16#iは、装置内クロ
ックに同期して、第1データを受信メモリから読み出し
てパケット処理部4に送信する。これにより、パケット
処理部4には装置内クロックに同期したパケットデータ
が送信されて、受信クロックから装置内クロックに乗り
換えられる。パケット受信部18は、装置内クロックに
同期して、パケットを受信することができる。このと
き、パケット処理部4には、受信クロックをインタフェ
ース部2#iより分配していないので、信号線数を削減
でき、回路構成が簡単になる。
【0022】図2は、本発明の伝送ネットワークの実施
形態図である。図2に示すように、伝送ネットワーク
は、オペレーションシステム20、伝送装置22#i
(i=1〜4)により構成される。オペレーションシス
テム20と伝送装置22#1との間は、LAN等のケー
ブル24により接続されている。伝送装置22#iと伝
送装置22#jとの間は光伝送路26#ijの基幹伝送
路により接続されている。尚、本実施形態では、基幹伝
送路がリング状の伝送ネットワークを示しているが、同
期フレームのオーバヘッドにマッピングして伝送する伝
送装置を含む構成であれば、勿論他の伝送ネットワーク
構成にも適用可能である。
【0023】オペレーションシステム20は、対象伝送
装置22#iが検出しているアラーム発生状態、制御状
態及び回線品質情報を、LAN24を通して収集する監
視機能、図示しないキーボード等の入力手段より入力さ
れた対象伝送装置22#iへの回線設定及び運用条件に
対応した各種設定情報をLANパケットに設定して、伝
送装置22#1にLAN24を通して送信する設定機
能、対象伝送装置22#iの故障切分けのために各種保
守制御を行う制御機能等を有する。
【0024】伝送装置22#1は、オペレーションシス
テム20に接続されるLAN24のインタフェースを収
容する他の伝送装置22#j(j≠1)と異なる以下の
機能を有する。伝送装置22#1は、LAN24よりパ
ケットデータを受信すると、そのパケットヘッダに設定
されている送信先アドレスが自装置アドレスならば、そ
のパケットを取り込み、送信先アドレスが他伝送装置2
2#j(j≠1)のアドレスならば、SDH/SONE
T等の同期フレームのオーバヘッドのMセクションDC
C又はRセクションDCCにマッピングして、光送信路
26#12又は22#41に伝送する機能及び伝送装置
22#2,22#4より同期フレームのオーバヘッドに
マッピングされたオペレーションシステム20宛てのD
CCを受信すると、LAN24よりDCCパケットをオ
ペレーションシステム20に送信する機能を有する。
【0025】伝送装置22#i(i=1〜4)は、以下
の共通の機能を有する。同期フレームのオーバヘッドの
MセクションDCCやRセクションDCCにマッピング
されたパケットデータをそのパケットヘッダに設定され
た送信先アドレスが自装置アドレスならばそのパケット
を取り込み処理する機能、送信先アドレスが他伝送装置
22#j(j≠i)のアドレスならば、送信先アドレス
に該当する同期フレームのオーバヘッドのMセクション
DCC又はRセクションDCCにマッピングして、光送
信路26#ij,26#jiに伝送する機能、自装置2
2#iや光伝送路26#ij,26#jiの障害等を検
出すると、障害情報等を含むオペレーションシステム2
0宛てのDCCを伝送装置22#ij,22#jiに送
信する機能、図示しない他の50/150/600Mb
ps等の低速光インタフェース等を収容し、同期フレー
ムのペイロードを終端する機能及びDCC以外の他のオ
ーバヘッドを終端する機能を有する。光伝送路26#i
jは、2.4Gbpsや10Gbps等の基幹光伝送路
である。
【0026】第1実施形態 図3は本発明の第1実施形態による伝送装置の構成図で
ある。図3に示す伝送装置は、伝送装置22#i(i=
1〜4)におけるMセクションDCC及びRセクション
DCCの処理に関わる機能及びクロスコネクトに関わる
機能を示す図である。図3に示すように、伝送装置は、
インタフェースPCB30、監視制御PCB34、クロ
スコネクト部38及び装置内クロック生成部36を具備
する。インタフェースPCB30は、1枚又は複数のP
CBで構成される。各PCBには、複数のインタフェー
ス部32#i(i=1〜n)が実装されている。
【0027】各インタフェース部32#iは、光伝送路
40#iから入力される同期フレームより受信クロック
を抽出して、該受信クロックに同期して、ペイロード、
オーバヘッドに含まれるMセクションDCC及びRセク
ションDCCを分離する。そして、MセクションDCC
及びRセクションDCCのDCCバイト上の物理的なフ
ォーマットをチェックして、装置内クロックに同期し
て、有効なDCCパケットについては、そのDCCパケ
ットを、有効でないDCCパケットについては、アイド
ルパターンを信号線44#ij(j=1,2)より監視
制御PCB34に送信する。また、ペイロードについて
は、信号線48#iよりクロスコネクト部38に送信す
る。
【0028】また、装置内クロックに同期して、信号線
46#ij(j=1,2)よりMセクションDCC及び
RセクションDCCをそれぞれ受信し、MセクションD
CC及びRセクションDCCのDCCバイト上の物理的
なフォーマットをチェックして、送信クロックに同期し
て、有効なDCCパケットについては、そのDCCパケ
ットを、有効でないDCCパケットについては、アイド
ルパターンをそれぞれ、同期フレームのオーバヘッド中
のMセクションDCC又はRセクションDCCの所定バ
イト位置に挿入する。そして、クロスコネネクト部38
より出力されたペイロードを送信同期フレームに挿入し
て、光伝送路42#iに出力する。
【0029】MセクションDCC及びRセクションDC
Cは、パケット形式のデータであり、例えば、LANイ
ンタフェースのHDLC等のプロトコルにより規定され
るフォーマットに従うものととする。このHDLCパケ
ットの物理的なフォーマットは、オープンフラグ、送信
元アドレス、送信先アドレス、データ、フレーム・チェ
ック・シーケンス及クローズフラグから成る。
【0030】監視制御PCB34は、インタフェース部
32#i(i=1〜n)よりMセクションDCCパケッ
ト及びRセクションDCCパケットをそれぞれ装置内ク
ロックに同期して受信して、DCCバイト上の物理的な
フォーマットをチェックする。そして、有効なDCCパ
ケットのヘッダに設定される送信先アドレスが自装置ア
ドレスならば、そのパケットの処理を行い、送信アドレ
スが自装置アドレスでなければ、該当するインタフェー
ス部32#iのMセクションDCC又はRセクションD
CCが接続される信号線46#ij(j=1又は2)に
出力する。また、自伝送装置で発生したオペレーション
システム20等宛ての障害情報等を含むDCCパケット
を該当するMセクションDCC又はRセクションDCC
が接続される信号線46#ij(j=1又は2)に送信
する。
【0031】装置内クロック生成部36は、伝送装置内
の基準クロックとなる装置内クロックを生成する。装置
内クロック周波数は、例えば、収容する全ての光伝送路
の公倍数とする。クロスコネクト部38は、信号線48
#i(i=1〜n)よりペイロードを受信して、ペイロ
ードデータを回線設定情報に従って、クロスコネクトし
て、該当する信号線50#iに送信する。光伝送路40
#i,42#iは、50/150/600Mbps等の
低速光伝送路や2.4/10Gbps等の高速基幹光伝
送路である。
【0032】図4は、図3中のインタフェース部32#
iの構成図である。図4に示すように、インタフェース
部32#iは、O/E変換部60#i、受信クロック生
成部62#i、オーバヘッド分離部64#i、ペイロー
ド分離部66#i、DCCバイト受信部68#ij(j
=1,2)、E/O変換部72#i、送信クロック生成
部74#i、ペイロード挿入部76#i、オーバヘッド
挿入部78#i及びDCCバイト送信部80#ij(j
=1,2)を有する。
【0033】O/E変換部60#iは、光伝送路40#
iより入力される光信号を電気信号に光/電気変換をす
る。受信クロック生成部62#iは、SDH/SONE
Tの同期フレームから該同期フレームに収容される各ビ
ットに同期した受信クロックを抽出する。オーバヘッド
分離部64#iは、受信クロックに同期して、同期フレ
ームからオーバヘッドを分離する。ペイロード分離部6
6#iは、受信クロックに同期して、同期フレームのペ
イロードを分離する。
【0034】DCCバイト受信部68#ij(j=1又
は2)は、受信クロックに同期して、MセクションDC
Cバイト又はRセクションDCCを受信して、DCCバ
イト上の物理的なフォーマットをチェックし、装置内ク
ロックに同期して、有効なDCCパケットについては、
その有効なDCCパケットを、有効でないパケットにつ
いては、アイドルパターンをそれぞれ信号線44#ij
(j=1,2)を通して、図3中の監視制御PCB34
に送信する。
【0035】DCCバイト受信部68#ij(j=1又
は2)が監視制御PCB34に送信するビットレート
は、DCCバイトの受信ビット576kbps(j=1
のとき)又は192kbps(j=2のとき)以上であ
れば、受信DCCバイトを蓄積する後述する受信FIF
Oがオーバフローしないので、問題ないが、例えば、そ
れぞれ受信ビットレート(576kbps又は192k
bps)に等しくする又は高速な受信ビットレート(5
76kbps)に等しくする。
【0036】DCCバイト送信部80#ij(j=1又
は2)は、装置内クロックに同期して、MセクションD
CCパケット又はRセクションDCCパケットを受信し
て、DCCバイト上の物理的のフォーマットをチェック
して、送信クロックに同期して、有効なパケットについ
ては、DCCバイトを、有効でないパケットについて
は、アイドルパターンをそれぞれオーバヘッド中のMセ
クションDCC又はRセクションDCCバイト位置に挿
入して、オーバヘッド挿入部78#iに送信する。
【0037】DCCバイト送信部80#ij(j=1又
は2)が監視制御PCB34より受信する受信ビットレ
ートは、例えば、DCCバイト受信部68#ij(j=
1又は2)の送信ビットレートに等しくする。
【0038】ペイロード挿入部76#iは、ペイロード
をクロスコネクト部38より受信して、送信クロックに
同期して、ペイロードを同期フレームに挿入する。オー
バヘッド挿入部78#iは、送信クロックに同期して、
MセクションDCCバイト、RセクションDCCバイト
等のオーバヘッドを受信して、同期フレームのオーバヘ
ッド中にマッピングして、同期フレームをE/O変換部
72#iに出力する。送信クロック生成部74#iは、
装置内クロックに従って、送信同期フレームの先頭を指
示するフレームパルス及び送信同期フレームに収容され
る各ビットに同期したクロックからなる送信クロックを
生成する。E/O変換部72#iは、電気信号から光信
号に変換して、光伝送路42#iに送信する。
【0039】図5は、図4中のDCCバイト受信部68
#ij(j=1,2)及びDCCバイト送信部80#i
j(j=1,2)の構成図である。図5に示すように、
DCCバイト受信部68#ijは、DCCバイト受信処
理部90#ij、伝送路側パケット受信部96#ij、
受信FIFO98#ij及び装置内側パケット受信部1
00#ijを有する。DCCバイト送信部80#ij
は、DCCバイト送信処理部92#ij、装置内側パケ
ット受信部102#ij、送信FIFO104#ij、
伝送路側パケット送信部106#ij及びDCCバイト
送信処理部92#ijを有する。
【0040】DCCバイト受信処理部90#ij(j=
1又は2)は、受信クロックに同期して、オーバヘッド
分離部64#iより出力されるオーバヘッドを受信し
て、MセクションDCCバイト又はRセクションDCC
バイトを分離して、例えば、受信フレームの次のフレー
ムにおいて、これらのDCCバイトの受信ビットレート
に等しいビットレートで分離したDCCバイトを受信D
CCとして、伝送路側パケット受信部96#ijに受信
クロックと共に出力する。
【0041】伝送路側パケット受信部96#ij(j=
1又は2)は、受信クロックに同期して、Mセクション
DCCバイト又はRセクションDCCバイトを受信し
て、DCCバイト上の通信パケットの物理的なフォーマ
ットを認識し、有効なパケットを受信した場合のみパケ
ット内のデータを受信クロックに同期した受信DCCバ
イトのビットレートに等しい速度で、受信FIFO98
#ijに書き込む。パケットの書き込みが終了すると、
装置内側パケット送信部100#ijに書き込み終了通
知を行う。
【0042】受信FIFOは、少なくとも最大パケット
長のデータを記憶する領域を有するFIFOメモリであ
る。装置中側パケット送信部100#ijは、書き込み
終了通知を受けるまでは、パケットが無効であることを
示すアイドルパターンを信号線44#ijに出力してお
り、書き込み終了通知を受けると、装置内クロックに同
期した、例えば、受信ビットレートに等しい速度(57
6bps又は192bps)で受信FIFO98#ij
よりDCCバイトを読み出して、パケットに組み立て、
装置内受信DCCとして、信号線44#ijに送出す
る。
【0043】装置内側パケット受信部102#ij(j
=1又は2)は、装置内クロックに同期した、例えば、
受信ビットレートに等しい速度で信号線46#ijより
装置内送信DCCを受信して、DCCバイト上の通信パ
ケットの物理的なフォーマットを認識し、有効なパケッ
トを受信した場合に、装置内クロックに同期して、パケ
ットを送信FIFO104#ijに書き込む。パケット
の書き込みが終了すると、書き込み終了通知を伝送路側
パケット送信部106#ijに行う。
【0044】送信FIFO104#ijは、少なくとも
送信DCCパケットの最大長のメモリ領域を有するFI
FOメモリである。伝送路側パケット送信部106#i
jは、書き込み終了通知を受けるまでは、アイドルパタ
ーンを、書き込み終了通知を受けると、送信FIFO1
04#ijよりDCCバイトを読み出して、DCCバイ
トをそれぞれ、送信クロックに同期したDCCバイトの
伝送速度でDCCバイト処理部92#ijに出力する。
【0045】受信FIFO98#ij及び送信FIFO
104#ijは、書き込みと読み出しを同時に行うこと
のできるデュアルポートメモリで構成しても良いし、書
き込みと読み出しをパケット毎に切替える2面構成のメ
モリであっても良い。
【0046】図6は、図5中の伝送路側パケット受信部
96#ijの構成図である。図6に示すように、伝送路
側パケット受信部96#ijは、パケット受信部110
#ij及び書き込み制御部112#ijを有する。パケ
ット受信部110#ijは、受信クロックに同期した受
信DCCのビットレートで、MセクションDCCバイト
又はRセクションDCCバイトを受信する。
【0047】書き込み制御部112#ijは、パケット
受信部110#ijが受信したDCCバイト上の通信パ
ケットの物理的なフォーマットを認識し、有効なパケッ
トを受信した場合、パケット内のデータを受信クロック
に同期した受信DCCバイトのビットレートに等しい速
度で、受信FIFO98#ijに書き込む。そして、パ
ケットの書き込みが終了すると、装置内側パケット送信
部100#ijに書き込み終了通知を行う。
【0048】図7は、図5中の送信内側パケット送信部
100#ijの構成図である。図7に示すように、送信
内側パケット送信部100#ijは、読み出し制御部1
20#ij及びパケット送信部122#ijを有する。
読み出し制御部120#ijは、書き込み終了通知を受
けると、図5中の受信FIFO98#ijより装置内ク
ロックに同期した例えば受信DCCバイトのビットレー
トで、受信DCCパケットを順次読み出す。パケット送
信部122#ijは、書き込み終了通知を受けるまで
は、装置内クロックに同期した受信DCCバイトのビッ
トレートに等しいレートでアイドルパターンを出力して
おり、書き込み終了通知を受けると、受信FIFO98
#ijより出力される受信DCCパケットを組み立て
て、装置内クロックに同期した例えば受信DCCバイト
に等しいビットレートで信号線44#ijに送信する。
【0049】図8は、図5中の装置内側パケット受信部
102#ijの構成図である。図8に示すように、装置
内側パケット受信部102#ijは、パケット受信部1
30#ij及び書き込み制御部132#ijを有する。
パケット受信部130#ij(j=1又は2)は、装置
内クロックに同期した装置内送信DCCのビットレート
で、MセクションDCCバイト又はRセクションDCC
バイトの装置内送信DCCを受信する。書き込み制御部
132#ijは、受信した装置内送信DCCバイト上の
通信パケットの物理的なフォーマットを認識し、有効な
パケットを受信した場合、パケット内のデータを装置内
クロックに同期した装置内送信DCCバイトのビットレ
ートに等しい速度で、送信FIFO104#ijに書き
込み、パケットの書き込みが終了すると、伝送路側パケ
ット送信部106#ijに書き込み終了通知を行う。
【0050】図9は、図5中の伝送路側パケット送信部
106#ijの構成図である。図9に示すように、伝送
路側パケット送信部106#ijは、読み出し制御部1
40#ij及びパケット送信部142#ijを有する。
読み出し制御部140#ijは、書き込み終了通知を受
けると、図5中の送信FIFO104#ijより送信ク
ロックに同期した書き込み速度に等しい速度で送信DC
Cを順次読み出す。パケット送信部142#ijは、書
き込み終了通知を受けるまでは、アイドルパターンを、
書き込み終了通知を受けると、送信FIFO104#i
jより読み出される送信DCCバイトを、それぞれ送信
クロックに同期した受信DCCの伝送速度に等しいビッ
トレートで送信する。
【0051】図5中のDCCバイト送信処理部92#i
j(j=1又は2)は、送信クロックに同期して、伝送
路側パケット送信部106#ijより送信される送信D
CCバイトを受信して、送信クロックに同期して、オー
バヘッドにMセクションDCCバイト又はRセクション
DCCバイトをマッピングして出力する。
【0052】図10は、図3中の監視制御PCB34の
構成図である。図10に示すように、監視制御PCB3
4は、図4中のDCCバイト受信部68#ij(i=1
〜n,j=1,2)毎に設けられた受信パケット終端部
150#ij(i=1〜n,j=1,2)、DCCバイ
ト送信部80#ij(i=1〜n,j=1,2)毎に設
けられた送信パケット終端部152#ij、ルーチング
テーブル154、通信処理部156及び監視制御処理部
158を有する。
【0053】受信パケット終端部150#ijは、装置
内クロックに同期した装置内受信DCCのビットレート
に等しいビットレートで装置内受信DCCを受信して、
DCCバイト上の通信パケットの物理的なフォーマット
を認識し、有効なパケットを受信した場合、装置内クロ
ックに同期した一定ビットレートでDCCパケットを通
信処理部156の入力ポートに出力する。
【0054】図11は、図10中のルーチングテーブル
154を示す図である。図11に示すように、ルーチン
グテーブル154は、送信先アドレスをインデックスと
して、当該送信先アドレスが設定されたパケットを出力
する通信処理部156の出力ポート番号が登録されてい
る。通信処理部156は、受信パケット終端部150#
ijや監視制御処理部158より入力されるDCCパケ
ットのヘッダに設定されている送信先アドレスを取り出
し、該送信先アドレスをインデックスとして、ルーチン
グテーブル154を検索して出力ポート番号を求め、こ
の出力ポート番号に該当するDCCパケットを監視制御
処理部158又は送信パケット終端部152#ijに出
力する。
【0055】監視制御処理部158は、入力されるDC
Cパケットの処理及び障害情報や送信先アドレス等を含
むパケットを生成して、通信処理部156に出力する。
送信パケット終端部152#ijは、装置内クロックに
同期した一定のクロック周波数で通信処理部156より
入力されるDCCパケットを受信して、装置内クロック
に同期した装置内送信DCCのビットレートに等しい周
波数で装置内送信DCCを出力する。
【0056】図12は、図3中のDCCバイト受信部6
8#ijのタイムチャートである。図13は、図3中の
DCCバイト送信部68#ijのタイムチャートであ
る。以下、これらの図面を参照して、図3の伝送装置の
動作説明をする。
【0057】(1) 同期フレームの受信動作 インタフェース部32#iには、光伝送路40#iより
SDH/SONET等の同期フレームが入力される。図
4中のO/E変換部60#iは、光信号の同期フレーム
を電気信号に変換する。受信クロック生成部62#i
は、同期フレームから同期フレームに収容される各ビッ
トに同期した受信クロックを抽出する。オーバヘッド分
離部64#iは、受信クロックに同期して、同期フレー
ムに収容されるオーバヘッドを分離して、受信クロック
に同期したオーバヘッドの伝送レートで図12に示すよ
うに出力する。
【0058】図5中のDCCバイト受信処理部90#i
j(j=1又は2)は、受信クロックに同期して、オー
バヘッド分離部64#iより出力されるオーバヘッドを
受信して、MセクションDCCバイト又はRセクション
DCCバイトを分離する。そして、図12に示すよう
に、受信クロックに同期したDCCバイトのビットレー
トに等しいビットレートで分離したDCCバイトを受信
DCCバイトとして、受信クロックと共に伝送路側パケ
ット受信部96#ijに送信する。
【0059】図6中のパケット受信部110#ijは、
受信クロックに同期した受信DCCのビットレートで、
MセクションDCCバイト/RセクションDCCバイト
を受信する。書き込み制御部112#ijは、受信した
DCCバイト上の通信パケットの物理的なフォーマット
を認識し、有効なパケットを受信した場合、パケット内
のデータを受信クロックに同期して、受信DCCバイト
のビットレートに等しい速度で受信FIFO98#ij
に書き込み、パケットの書き込みが終了すると、装置内
側パケット送信部100#ijに書き込み終了通知を行
う。
【0060】図7中の読み出し制御部120#ijは、
書き込み終了通知を受けると、図5中の受信FIFO9
8#ijより装置内クロックに同期した速度で受信DC
Cパケットを順次読み出す。パケット送信部122#i
jは、書き込み終了通知を受けるまでは、アイドルパタ
ーンを、書き込み終了通知を受けると、アイドルパター
ンを出力しており、書き込み終了通知を受けると、受信
FIFO98#ijより読み出されるDCCバイトをパ
ケットに組み立て、DCCバイトを、それぞれ装置内受
信DCCとして、装置内クロックに同期した、例えば受
信DCCに等しいビットレートで図12に示すように信
号線44#ijに送信する。
【0061】図10中の受信パケット終端部150#i
jは、装置内クロックに同期した装置内受信DCCに等
しいビットレートで装置内受信DCCを受信して、DC
Cバイト上の通信パケットの物理的なフォーマットを認
識し、有効なパケットを受信した場合、装置内クロック
に同期した一定ビットレートでDCCパケットを通信処
理部156に出力する。
【0062】通信処理部156は、受信パケット終端部
150#ijより入力されるDCCパケットのヘッダに
設定されている送信先アドレスを取り出して、該送信先
アドレスをインデックスとして、ルーチングテーブル1
54を検索して出力ポート番号を求める。そして、出力
ポート番号に該当するDCCパケットを監視制御処理部
158又は送信パケット終端部152#klに出力す
る。監視制御処理部158は、入力される自装置宛ての
DCCパケットの処理をする。
【0063】(2) 同期フレームの送信時の動作 監視制御処理部158は、障害情報や送信先アドレス等
を含むパケットを生成して、通信処理部156に出力す
る。通信処理部156は、監視制御処理部158や上述
した受信パケット終端部152#klより入力されるパ
ケットの送信先アドレスに従ってルーチング処理をし
て、該当する出力ポートを通して、送信DCCパケット
を送信パケット終端部152#ijに出力する。送信パ
ケット終端部152#jjは、装置内クロックに同期し
た一定のクロック周波数で通信処理部156より入力さ
れる送信DCCパケットを受信して、装置内クロックに
同期した、例えば受信DCCに等しいビットレートで装
置内送信DCCを出力する。
【0064】図8中のパケット受信部130#ij(j
=1又は2)は、装置内クロックに同期した装置内送信
DCCのビットレートで、装置内送信DCCを受信す
る。書き込み制御部132#ijは、受信されたDCC
バイトのDCCバイト上の通信パケットの物理的なフォ
ーマットを認識し、有効なパケットを受信した場合、パ
ケット内のデータを装置内クロックに同期した装置内送
信DCCバイトのビットレートで送信FIFO104#
ijに書き込み、パケットの書き込みが終了すると、伝
送路側パケット送信部106#ijに書き込み終了通知
を行う。
【0065】図9中の読み出し制御部140#ijは、
書き込み終了通知を受けると、図5中の送信FIFO1
04#ijより送信クロックに同期した書き込みクロッ
クに等しい周波数で送信DCCパケットを順次読み出
す。パケット送信部142#ijは、書き込み終了通知
を受けるまでは、アイドルパターンを、書き込み終了通
知を受けると、送信FIFO104#ijより読み出さ
れる送信DCCパケットを組み立て、送信クロックに同
期した受信DCCに等しいビットレートで送信DCCと
して出力する。
【0066】図5中のDCCバイト送信処理部92#i
j(j=1又は2)は、送信クロックに同期した受信D
CCに等しいビットレートで伝送路側パケット送信部1
06#ijより送信される送信DCCバイトを受信し
て、送信クロックに同期して、オーバヘッドにMセクシ
ョンDCCバイト又はRセクションDCCバイトをマッ
ピングして、図13に示すように出力する。
【0067】図4中のオーバヘッド挿入部78#iは、
送信クロックに同期して、DCCバイト送信処理部92
#ij(j=1,2)より出力されるオーバヘッドから
送信DCCバイトを取り出して、図13に示すように、
ペイロード挿入部76#iより出力される送信同期フレ
ームに挿入する。E/O変換部72#iは、送信同期フ
レームを光信号に変換して、光伝送路42#iに出力す
る。
【0068】以上説明した第1実施形態によれば、イン
タフェースPCBと監視制御PCBとの間には受信DC
C及び送信DCCを送受信するのみで受信クロックや送
信クロックは監視制御PCBに供給しないので、装置構
成が簡単になり、MセクションDCC及びRセクション
DCCをサポートすることができる。
【0069】第2実施形態 図14は、本発明の第2実施形態による伝送装置の構成
図であり、図3中の構成要素と実質的に同一の構成要素
には同一の符号を付している。インタフェースPCB1
70に実装されたインタフェース部172#iは、Mセ
クションDCC及びRセクションDCCにそれぞれチャ
ネル番号を挿入して、パケット単位に多重化して装置内
受信DCCを監視制御PCB174に送信すること、監
視制御PCB174よりMセクションDCC及びRセク
ションDCCが多重化された装置内送信DCCに挿入さ
れているチャネル番号からMセクションDCC及びRセ
クションDCCを処理するようにしたことが図3中のイ
ンタフェース部32#iと異なる。
【0070】チャネル番号は、MセクションDCCとR
セクションDCCを区別するための番号であり、例え
ば、MセクションDCCがチャネル番号=1、Rセクシ
ョンDCCがチャネル番号=2とし、DCCパケットの
所定バイト位置(空き領域又は追加領域)に挿入され
る。監視制御PCB174は、多重化された装置内受信
DCCからチャネル番号を分離して、装置内受信DCC
を処理すること、各インタフェース部172#i毎にM
セクションDCC及びRセクションDCCにチャネル番
号を挿入して、パケット単位で多重化して装置内送信D
CCをインタフェース部172#iに送信することが図
3中の監視制御PCB174と異なる。
【0071】図15は、図14中のインタフェース部1
72#iに図4と同様に設けられるDCCバイト受信部
及びDCCバイト送信部の構成図であり、図5中の構成
要素と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付して
いる。装置内側パケット送信部200#iは、伝送路側
パケット受信部96#ij(j=1,2)より書き込み
終了通知を受けるまでは、アイドルパターンを、書き込
み終了通知を受けると、受信FIFO98#ijよりD
CCバイトを読み出して、パケットに組み立て、チャネ
ル番号を挿入してからこのDCCパケットを、それぞれ
第1クロックに同期して、装置内受信DCCとして、信
号線176#iに送信する。
【0072】第1クロックは、装置内クロックに同期し
た、MセクションDCC及びRセクションDCCのビッ
トレートの和以上のビットレート、例えば、その和に等
しいビットレートである。装置内側パケット受信部20
2#iは、装置内クロックに同期した、監視制御PCB
より送信される装置内送信DCCのビットレートに等し
い第2クロックに同期して、装置内送信DCCを受信し
て、装置内送信DCCに挿入されたチャネル番号に該当
する送信FIFO104#ijに書き込む。第2クロッ
クは、第1クロックと同様の制限があり、本例では、第
1クロックと第2クロックは装置構成を簡単にする観点
より同じものとする。
【0073】図16は、図15中の装置内側パケット送
信部200#iの構成図である。図16に示すように、
装置内側パケット送信部200#iは、読み出し制御部
210#i、チャネル番号挿入部212#iおよびパケ
ット送信部214#iを有する。読み出し制御部210
#iは、伝送路側パケット受信部96#ijより書き込
み終了通知を受けると、図15中の受信FIFO98#
ijより第1クロックに同期して受信DCCを順次読み
出す。
【0074】チャネル番号挿入部212#iは、書き込
み終了通知を受けると、第1クロックに同期して、受信
FIFO98#ijより出力される受信DCCパケット
の所定の位置にチャネル番号を挿入する。パケット送信
部214#iは、書き込み終了通知を受けるまでは、ア
イドルパターンを、書き込み終了通知を受けると、受信
FIFO98#ijより出力される受信DCCバイトを
パケットに組み立て、パケットを、それぞれ装置内受信
DCCとして、第1クロックに同期して信号線176#
iに送信する。
【0075】図17は、図15中の装置内側パケット受
信部202#iの構成図である。図17に示すように、
装置内側パケット受信部202#iは、パケット受信部
218#i、チャネル番号分離部220#i及び書き込
み制御部222#iを有する。パケット受信部202#
iは、第2クロックに同期して、装置内送信DCCを受
信する。チャネル番号分離部220#iは、第2クロッ
クに同期して、受信された装置内送信DCCからチャネ
ル番号を分離する。
【0076】書き込み制御部222#iは、DCCバイ
ト上の通信パケットの物理的なフォーマットを認識し、
有効なパケットを受信した場合、パケット内のデータを
第2クロックに同期して、チャネル番号に該当する送信
FIFO104#ij(例えば、チャネル番号=1なら
ば、送信FIFO104#i1)に書き込み、パケット
の書き込みが終了すると、伝送路側パケット送信部10
6#ijに書き込み終了通知を行う。
【0077】図18は、図14中の監視制御PCB17
4の構成図であり、図10中の構成要素と実質的に同一
の構成要素には同一の符号を付している。受信パケット
終端部230#iは、インタフェース部172#i毎に
設けられていること、装置内クロックに同期した、第1
クロックと同一の周波数の第3クロックに同期して、装
置内受信DCCを受信すること、装置内受信DCCから
チャネル番号を分離してチャネル番号に該当するポート
に出力することが図10中の受信パケット終端部150
#ijと異なる。
【0078】送信パケット終端部232#iは、インタ
フェース部172#i毎に設けられていること、通信処
理部236より2つの入力ポートに入力される送信DC
Cパケットを受信して、装置内クロックに同期した、第
2クロックと同一の周波数の第4クロックに同期して、
送信DCCパケットをパケット単位に多重化して、信号
線178#iを通して、図15中の装置内側パケット受
信部202#iに出力することが図10中の送信パケッ
ト終端部152#ijと異なる。
【0079】図19は、図18中のルーチングテーブル
234の構成図である。図19に示すように、ルーチン
グテーブル234は、送信先アドレスをインデックスと
して、該送信先アドレスを含むパケットを出力する出力
ポート番号及該パケットがMセクションDCC又はRセ
クションDCCのいずれであるかを示すチャネル番号が
登録されている。
【0080】図20は、図18中の通信処理部236の
構成図である。図20に示すように、通信処理部236
は、ルーチング部240及びチャネル番号挿入部242
を有する。ルーチング部240は、入力ポートよりパケ
ットを入力して、パケットヘッダに設定されている送信
先アドレスをインデックスとして、ルーチングテーブル
234を検索して出力ポート番号及びチャネル番号を取
得する。そして、出力ポート番号に該当する出力ポート
に送信DCCパケットを出力する。チャネル番号挿入部
242は、ルーチング部240より出力される出力ポー
ト番号に該当する出力ポートより出力される送信DCC
パケットにチャネル番号を挿入する。
【0081】図21は、図15の動作説明図である。以
下、この図面を参照して、図15の動作説明をする。
【0082】(1) 同期フレームの受信動作 第1実施形態の(1)と同様にして、DCCバイト受信
処理部90#ij(j=1又は2)は、受信DCCバイ
トを、伝送路側パケット受信部96#ijに受信DCC
バイトに同期した受信クロックと共に出力する。
【0083】伝送路側パケット受信部96#ijは、受
信クロックに同期した受信DCCのビットレートで、M
セクションDCCバイト又はRセクションDCCバイト
を受信して、DCCバイト上の通信パケットの物理的な
フォーマットを認識し、有効なパケットを受信した場
合、パケット内のデータを受信クロックに同期して、受
信FIFO98#ijに書き込み、パケットの書き込み
が終了すると、装置内側パケット送信部200#iに書
き込み終了通知を行う。
【0084】図16中の読み出し制御部210#iは、
伝送路路側パケット受信部96#ijより書き込み終了
通知を受けると、図15中の受信FIFO98#ijよ
り第1クロックに同期して受信DCCパケットを順次読
み出す。チャネル番号挿入部212#ijは、書き込み
終了通知を受けると、図21に示すように、第1クロッ
クに同期して受信FIFO98#ijより出力される受
信DCCパケットにチャネル番号=jを挿入する。
【0085】パケット送信部214#iは、書き込み終
了通知を受けるまでは、第1クロックに同期してアイド
ルパターンを信号線176#iに送信しており、書き込
み終了通知を受けると、受信FIFO98#ijより出
力される受信DCCパケットを組み立て、第1クロック
に同期して、装置内受信DCCとして、信号線176#
iに送信する。これにより、MセクションDCCとRセ
クションDCCが多重化される。
【0086】図18中の受信パケット終端部230#i
は、装置内クロックに同期した第3クロック同期して、
装置内受信DCCを受信して、チャネル番号を分離す
る。そして、チャネル番号に該当する出力ポートに出力
する。図20中のルーチング部240は、各入力ポート
よりパケットを入力して、パケットヘッダに設定されて
いる送信先アドレスをインデックスとして、ルーチング
テーブル234を検索して出力ポート番号及びチャネル
番号を取得する。そして、出力ポート番号に該当する出
力ポートに送信DCCパケットを出力する。チャネル番
号挿入部242は、ルーチング部240より出力される
出力ポート番号に該当する出力ポートより出力される送
信DCCパケットにチャネル番号を挿入する。
【0087】(2) 同期フレームの送信時の動作 監視制御処理部158は、障害情報や送信先アドレス等
を含むパケットを生成して、通信処理部236に出力す
る。通信処理部236は、監視制御処理部158や受信
パケット終端部230#kより入力されるパケットの送
信先アドレスに従って上述したように、チャネル番号の
付加及びルーチング処理をして、該当する送信パケット
終端部232#iに出力している。送信パケット終端部
232#iは、通信処理部236より2つの入力ポート
に入力されるチャネル番号を含む送信DCCパケットを
受信して、第4クロックに同期して、送信DCCパケッ
トを多重化して、信号線178#iを通して、装置内送
信DCCとして、図15中の装置内側パケット受信部2
02#iに出力する。
【0088】図17中のパケット受信部218#iは、
第2クロックに同期して、多重化された装置内送信DC
Cを受信する。チャネル番号分離部220#iは、装置
内送信DCCからチャネル番号を分離する。書き込み制
御部222#iは、DCCバイト上の通信パケットの物
理的なフォーマットを認識し、有効なパケットを受信し
た場合、パケット内のデータを第2クロックに同期し
て、チャネル番号に該当する送信FIFO104#ij
に書き込む。パケットの書き込みが終了すると、チャネ
ル番号に該当する伝送路側パケット送信部106#ij
に書き込み終了通知を行う。
【0089】伝送路側パケット送信部106#ij及び
DCCバイト送信処理部92#ijは、第1実施形態と
同様の動作をして、送信DCCをオーバヘッドにマッピ
ングする。オーバヘッド及びペイロードは、同期フレー
ムにマッピングされて、光伝路42#iに伝送される。
【0090】以上説明した第2実施形態によれば、各イ
ンタフェース部と監視制御PCBとの間で、Mセクショ
ンDCC及びRセクションDCCを多重化して送受信す
るようにしたので、第1実施形態よりも信号線数を減ら
すことができ、監視制御PCBの回路構成が簡単にな
る。
【0091】第3実施形態 図22は、本発明の第3実施形態による伝送装置の構成
図であり、図14中の構成要素と実質的に同一の構成要
素には同一の符号を付している。
【0092】図23は、図22中のインタフェース部2
52#iのDCCバイト処理に係わる部分、装置内側パ
ケット送信部254及び装置内側パケット受信部256
の構成図であり、図15中の構成要素と実質的に同一の
構成要素には同一の符号を付している。
【0093】装置内側パケット送信部254は、インタ
フェース部252#i毎ではなく、複数のインタフェー
ス部252#1〜252#nについて1個設けられてい
ること、複数の受信FIFO98#ij(i=1〜n,
j=1,2)に書き込まれた受信DCCを、装置内クロ
ックに同期した、受信DCCのビットレートの総和以上
の周波数の第5クロックに同期して読み出して、1本に
多重化するようにしたこと、図23中の受信FIFO9
8#ij(i=1〜n,j=1,2)より出力された受
信DCCにチャネル番号を挿入するが、このチャネル番
号はインタフェース部252#i及びその受信DCCが
Mセクション又はRセクションのいずれであるかを特定
するための番号であることが図15中の装置内側パケッ
ト送信部200#iと異なる。
【0094】装置内側パケット受信部256は、インタ
フェース部252#i毎ではなく、複数のインタフェー
ス部252#1〜252#nについて1個設けられたこ
と、装置内クロックに同期した第6クロックに同期し
て、監視制御PCB258より1本に多重化されて送信
される送信DCCを受信すること、それに挿入されてい
るチャネル番号に該当する送信FIFO104#ijに
書き込むようにしたことが、図15中の装置内側パケッ
ト受信部202#iと異なる。
【0095】尚、本実施形態では、装置内側パケット送
信部254及び装置内側パケット受信部256をそれぞ
れ1個設けているが、インタフェース部252#i(i
=1〜n)を複数のグループに分けて、各グループでそ
れぞれ1個設けても良い。
【0096】監視制御PCB258は、図18と同様
に、受信パケット終端部、送信パケット終端部、ルーチ
ングテーブル、通信処理部及び監視制御処理部より構成
される。受信パケット終端部は、装置内クロックに同期
した第5クロックに等しい周波数の第7クロックに同期
して、多重化された受信DCCを受信する。そして、そ
こに挿入されているチャネル番号を分離して、チャネル
番号に該当する通信処理部の入力ポートに出力する。
【0097】通信処理部は、受信DCCのヘッダに設定
されている送信先アドレスに該当するチャネル番号を、
ルーチングテーブルを参照して求めて、それを受信DC
Cに挿入して、送信DCCとして出力する。送信パケッ
ト終端部は、複数の入力ポートに入力される送信DCC
を受信して、第6クロックに等しい周波数の第8クロッ
クに同期して、パケット単位に多重化して、装置内側パ
ケット受信部256に出力する。
【0098】図24は、図23の動作説明図である。以
下、この図面を参照して、図22の動作説明をする。
【0099】(1) 同期フレームの受信動作 第1実施形態の(1)と同様にして、DCCバイト受信
処理部90#ij(j=1又は2)は、受信DCCバイ
トを、伝送路側パケット受信部96#ijに受信DCC
バイトに同期した受信クロックと共に出力する。
【0100】伝送路側パケット受信部96#ijは、受
信クロックに同期した受信DCCのビットレートで、M
セクションDCCバイト又はRセクションDCCバイト
を受信受信して、DCCバイト上の通信パケットの物理
的なフォーマットを認識し、有効なパケットを受信した
場合、パケット内のデータを受信クロックに同期して、
受信FIFO98#ijに書き込み、パケットの書き込
みが終了すると、装置内側パケット送信部254に書き
込み終了通知を行う。
【0101】装置内側パケット送信部254は、書き込
み終了通知を受けると、受信FIFO98#ijより第
5クロックに同期して、受信DCCパケットを順次読み
出し、図24に示すように、受信FIFO98#ijよ
り出力される受信DCCパケットにチャネル番号(例え
ば、受信FIFO98#ijから受信DCCが読み出さ
れた場合、チャネル番号=2×i−1)を挿入して、受
信DCCを、信号線257を通して、監視制御PCB2
58に出力する。
【0102】監視制御部258中の受信パケット終端部
は、第7クロックに同期して、多重化された受信DCC
を受信する。そして、そこに挿入されているチャネル番
号を分離して、チャネル番号に該当する通信処理部の入
力ポートに出力する。通信処理部は、受信DCCのヘッ
ダに設定されている送信先アドレスに該当する出力ポー
ト番号及びチャネル番号を、ルーチングテーブルを参照
して求める。そして、それを受信DCCに挿入して、送
信DCCとして該当する出力ポートより出力する。送信
パケット終端部は、複数の入力ポートに入力される送信
DCCを受信して、第8クロックに従って、多重化し
て、装置内側パケット受信部256に出力する。
【0103】(2) 同期フレームの送信時の動作 監視制御処理部は、障害情報や送信先アドレス等を含む
パケットを生成して、通信処理部に出力する。通信処理
部は、監視制御処理部や受信パケット終端部より入力さ
れる受信DCCパケットの送信先アドレスに従って、上
述したように、チャネル番号の付加及びルーチング処理
をして、該当する送信パケット終端部に出力している。
送信パケット終端部は、通信処理部より2つの入力ポー
トに入力されるチャネル番号を含む送信DCCパケット
を受信して、第8クロックに同期して、送信DCCパケ
ットを多重化して、信号線259を通して、装置内送信
DCCとして、図23中の装置内側パケット受信部25
6に出力する。
【0104】装置内側パケット受信部256は、第6ク
ロックに同期して、多重化された装置内送信DCCバイ
トを受信して、そこに挿入されているチャネル番号を分
離する。そして、DCCバイト上の通信パケットの物理
的なフォーマットを認識し、有効なパケットを受信した
場合、パケット内のデータを第6クロックに同期して、
チャネル番号に該当する送信FIFO104#ijに書
き込む。パケットの書き込みが終了すると、チャネル番
号に該当する伝送路側パケット送信部106#ijに書
き込み終了通知を行う。
【0105】伝送路側パケット送信部106#ij及び
DCCバイト送信処理部92#ijは、第1実施形態と
同様の動作をして、送信DCCをオーバヘッドにマッピ
ングする。オーバヘッド及びペイロードは、同期フレー
ムにマッピングされて、光伝路42#iに伝送される。
【0106】以上説明した第3実施形態によると、監視
制御PCBとインタフェースPCBとの間は、多重化さ
れたパケットを送受信するのみなので、監視制御PCB
の回路構成が第2実施形態よりも更に簡単になる。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば、パケット処理部に受信
クロック及び送信クロックを信号線により供給しないの
で、パケット処理部の構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態による伝送ネットワーク構成
図である。
【図3】本発明の第1実施形態による伝送装置の構成図
である。
【図4】図3中のインタフェース部の構成図である。
【図5】図4中のDCCバイト受信部及びDCCバイト
送信部の構成図である。
【図6】図5中の伝送路側パケット受信部の構成図であ
る。
【図7】図5中の装置内側パケット送信部の構成図であ
る。
【図8】図5中の装置内側パケット受信部の構成図であ
る。
【図9】図5中の伝送路側パケット送信部の構成図であ
る。
【図10】図3中の監視制御PCB構成図である。
【図11】図10中のルーチングテーブル構成図であ
る。
【図12】図4中のDCCバイト受信部のタイムチャー
トである。
【図13】図4中のDCCバイト送信部のタイムチャー
トである。
【図14】本発明の第2実施形態による伝送装置の構成
図である。
【図15】図14中のDCCバイト受信部及びDCCバ
イト送信部の構成図である。
【図16】図15中の装置内側パケット送信部の構成図
である。
【図17】図15中の装置内側パケット受信部の構成図
である。
【図18】図14中の監視制御PCBの構成図である。
【図19】図18中のルーチングテーブル構成図であ
る。
【図20】図18中の通信処理部の構成図である。
【図21】図15の動作説明図である。
【図22】本発明の第3実施形態による伝送装置の構成
図である。
【図23】図22中のインタフェース部の主要部の構成
図である。
【図24】図23の動作説明図である。
【符号の説明】
2#i(i=1〜n) インタフェース部 4 パケット処理部 6#i(i=1〜n) 受信クロック生成部 8 装置内クロック生成部 10#i(i=1〜n) 受信メモリ 12#i(i=1〜n) データ分離部 14#i(i=1〜n) 第1データ受信部 16#i(i=1〜n) 第1データ送信部 18 パケット受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA06 CC06 KK03 NN01 NN32 SS01 SS11 5K030 GA04 HA08 HB21 HC14 JA01 JA06 JL10 LE06 9A001 CC07 CC08 DD10 JZ19 KZ56

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーバヘッドとペイロードとで構成され
    る同期フレームを終端する複数のインタフェース部と、
    前記オーバヘッドにマッピングされるデータにより構成
    されるパケットデータを処理するパケット処理部とを有
    する伝送装置であって、 入力される同期フレームから受信クロックを抽出する前
    記各インタフェース部にそれぞれ設けられた複数の受信
    クロック生成部と、 装置内クロックを生成する装置内クロック生成部と、 少なくとも1個の前記インタフェース部にそれぞれ設け
    られた受信メモリと、 前記受信クロックに同期して、前記同期フレームから前
    記オーバヘッド中の所定位置にマッピングされた第1デ
    ータを分離する前記各インタフェース部に設けられた複
    数のデータ分離部と、 前記受信クロックに同期して、前記第1データを前記受
    信メモリに書き込む前記インタフェース部に設けられた
    第1データ受信部と、 前記装置内クロックに同期して、前記第1データを前記
    受信メモリから読み出して前記パケット処理部に送信す
    る前記インタフェース部に設けられた第1データ送信部
    と、 前記装置内クロックに同期して、前記第1データ送信部
    より送信された前記第1データを受信する前記パケット
    処理部に設けられたパケット受信部と、 を具備したことを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1データ受信部は、前記第1デー
    タにより構成されるパケットデータの最後のデータを前
    記受信メモリに書き込むと、書き込み終了通知を前記第
    1データ送信部に行い、前記第1データ送信部は、前記
    書き込み終了通知に基いて前記受信メモリから前記第1
    データを読み出すことを特徴とする請求項1記載の伝送
    装置。
  3. 【請求項3】 送信クロックを生成する送信クロック生
    成部と、 少なくとも1つの前記インタフェースに設けられた送信
    メモリと、 前記装置内クロックに同期して、パケットデータを送信
    する前記パケット処理部に設けられたパケット送信部
    と、 前記装置内クロックに同期して、前記パケットデータを
    受信して、前記送信メモリに書き込む前記インタフェー
    ス部に設けられた第2データ受信部と、 前記送信クロックに同期して、前記送信メモリから第2
    データを読み出して、送信する前記インタフェース部に
    設けられた第2データ送信部と、 前記送信クロックに同期して、前記第2データを受信し
    て、前記オーバヘッドの前記所定位置に挿入する前記イ
    ンタフェース部に設けられたデータ挿入部とを更に具備
    したことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  4. 【請求項4】 オーバヘッドとペイロードとで構成され
    る同期フレームを終端する複数のインタフェース部と、
    前記オーバヘッドにマッピングされる第1及び第2デー
    タによりそれぞれ構成される第1及び第2パケットデー
    タを処理するパケット処理部とを有する伝送装置であっ
    て、 入力される同期フレームから受信クロックを抽出する前
    記各インタフェース部にそれぞれ設けられた複数の受信
    クロック生成部と、 装置内クロックを生成する装置内クロック生成部と、 少なくとも1個の前記インタフェース部に設けられた第
    1及び第2受信メモリと、 前記受信クロックに同期して、前記同期フレームから前
    記オーバヘッド中の第1及び第2所定位置にそれぞれマ
    ッピングされた第1及び第2データをそれぞれ分離する
    前記各インタフェース部にそれぞれ設けられた複数のデ
    ータ分離部と、 前記受信クロックに同期して、前記第1及び第2データ
    を前記第1及び第2受信メモリにそれぞれ書き込む前記
    インタフェース部に設けられた第1データ受信部と、 前記第1及び第2データを前記第1及び第2受信メモリ
    から読み出して前記第1及び第2パケットデータに組み
    立て、前記装置内クロックに同期して、パケット単位に
    前記第1及び第2パケットデータを多重化して、前記パ
    ケット処理部に送信する前記インタフェース部に設けら
    れた第1パケット送信部と、 前記装置内クロックに同期して、前記第1パケット送信
    部よりパケットを受信する前記パケット処理部に設けら
    れた第1パケット受信部と、 を具備したことを特徴とする伝送装置。
  5. 【請求項5】 送信クロックを生成する送信クロック生
    成部と、 少なくとも1つの前記インタフェースに設けられた第1
    及び第2送信メモリと、 各パケットの第3所定位置に前記第1及び第2送信メモ
    リのいずれのへのデータであるかを識別する第1識別番
    号を挿入する前記パケット処理部に設けられた識別番号
    挿入部と、 前記装置内クロックに同期して、前記第1識別番号が挿
    入されたパケットを多重化して、前記インタフェース部
    に送信する前記パケット処理部に設けられた第2パケッ
    ト送信部と、 前記装置内クロックに同期して、前記第2パケット送信
    部より送信されたパケットを受信し、該パケットから前
    記第1識別番号を取り出して、該第1識別番号に該当す
    る前記第1及び第2送信メモリのいずれかに前記パケッ
    トを書き込む前記インタフェース部に設けられた第2パ
    ケット受信部と、 前記送信クロックに同期して、前記第1及び第2送信メ
    モリからデータを読み出して、送信する前記インタフェ
    ース部に設けられたデータ送信部と、 前記送信クロックに同期して、前記データ送信部が送信
    した前記データを受信して、前記オーバヘッドの前記第
    1所定位置に挿入する前記インタフェース部に設けられ
    たデータ挿入部と、 を更に具備したことを特徴とする請求項4記載の伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 オーバヘッドとペイロードとで構成され
    る同期フレームを終端する複数のインタフェース部と、
    前記オーバヘッドにマッピングされるデータにより構成
    されるパケットを処理するパケット処理部とを有する伝
    送装置であって、 入力される同期フレームから受信クロックを抽出する前
    記各インタインタフェース部にそれぞれ設けられた複数
    の受信クロック生成部と、 装置内クロックを生成する装置内クロック生成部と、 前記複数のインタフェース部にそれぞれ設けられた複数
    の受信メモリと、 前記受信クロックに同期して、前記同期フレームから前
    記オーバヘッド中の第1所定位置にマッピングされた第
    1データを分離する前記各インタフェース部にそれぞれ
    設けられた複数のデータ分離部と、 前記受信クロックに同期して、前記第1データを前記受
    信メモリに書き込む前記各インタフェース部にそれぞれ
    設けられた複数の第1データ受信部と、 前記第1データを前記複数の受信メモリから読み出し
    て、それぞれパケットに組み立て、前記装置内クロック
    に同期して、パケット単位に多重化して、前記パケット
    処理部に送信する前記インタフェース部に設けられた第
    1パケット送信部と、 前記装置内クロックに同期して、前記第1パケット送信
    部よりパケットを受信する前記パケット処理部に設けら
    れた第1パケット受信部と、 を具備したことを特徴とする伝送装置。
  7. 【請求項7】 送信クロックを生成する送信クロック生
    成部と、 前記複数のインタフェースにそれぞれ設けられた複数の
    送信メモリと、 各パケットの第2所定位置に前記複数の送信メモリのい
    ずれへのデータであるかを示す第1識別番号を挿入する
    前記パケット処理部に設けられた識別番号挿入部と、 前記装置内クロックに同期して、前記第1識別番号が挿
    入された前記パケットをパケット単位で多重化して、送
    信する前記パケット処理部に設けられた第2パケット送
    信部と、 前記装置内クロックに同期して、前記第1パケット送信
    部より送信されたパケットを受信し、該パケットから前
    記第1識別番号を取り出して、該第1識別番号に該当す
    る前記複数の送信メモリのいずれかに前記パケットを書
    き込む前記インタフェース部に設けられた第2パケット
    受信部と、 前記送信クロックに同期して、前記送信メモリからデー
    タを読み出して送信する前記インタフェース部に設けら
    れた第2データ送信部と、 前記送信クロックに同期して、前記データ送信部が送信
    した前記データを受信して、前記オーバヘッドの前記第
    1所定位置に挿入する前記インタフェース部に設けられ
    たデータ挿入部と、 を更に具備したことを特徴とする請求項6記載の伝送装
    置。
  8. 【請求項8】 前記パケット処理部は、 送信先アドレスと出力ポート番号と前記第1識別番号と
    の関係を記憶するルーチングテーブルと、複数の入力ポ
    ート及び複数の出力ポートを有し、前記各入力ポートよ
    り入力されるパケットのヘッダに設定されている送信先
    アドレスに基いて、前記ルーチングテーブルより対応す
    る出力ポート番号を求め、該出力ポート番号に該当する
    前記出力ポートより出力するルーチング部とを具備し、 前記識別番号挿入部は、前記送信先アドレスに対応する
    前記第1識別番号を前記パケットの前記第2所定位置に
    挿入することを特徴とする請求項7記載の伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記第1パケット送信部は、前記パケッ
    トデータの各第3所定位置に前記複数の受信メモリのい
    ずれからのデータであるかを識別する第2識別番号を挿
    入してから、前記装置内クロックに同期して、パケット
    単位に前記パケットを多重化し、前記第1パケット受信
    部は、前記パケットに含まれる前記第2識別番号を取り
    出して、該第2識別番号に該当する前記入力ポートに出
    力することを特徴とする請求項8記載の伝送装置。
JP36436599A 1999-12-22 1999-12-22 伝送装置 Withdrawn JP2001186177A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36436599A JP2001186177A (ja) 1999-12-22 1999-12-22 伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36436599A JP2001186177A (ja) 1999-12-22 1999-12-22 伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001186177A true JP2001186177A (ja) 2001-07-06

Family

ID=18481638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36436599A Withdrawn JP2001186177A (ja) 1999-12-22 1999-12-22 伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001186177A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3667337B2 (ja) Atm交換システム
JP4852963B2 (ja) 伝送装置
JP5258976B2 (ja) 時分割多重信号を交換するために分割および再組み立て(sar)機能を用いるスケーラブルなネットワーク要素
JP3551894B2 (ja) 多重化送受信装置
JPH10505974A (ja) 統合多重構造デジタルクロスコネクトインテグレーテッドオフィスリンク
US20020065073A1 (en) Extended-cell communication network and transmission apparatus
US6256326B1 (en) Pseudo-synchronization prevention method in SDH transmission mode, pseudo-synchronization preventing SDH transmission system, and transmitter-receiver in pseudo-synchronization preventing SDH transmission system
JP3522247B2 (ja) 多重転送システム及び装置
JPH10209995A (ja) 伝送装置
US8306066B2 (en) Transmission device
JP2001186177A (ja) 伝送装置
JP4037811B2 (ja) Sonet/sdh装置の監視制御通信方式
US7778285B2 (en) Method and apparatus for extraction and insertion of plesiochronous overhead data
JP2002176408A (ja) マルチフレーム多重伝送装置
KR100310845B1 (ko) 비대칭디지털가입자라인다중화전송장치
KR100353866B1 (ko) 디지털가입자회선 가입자 다중화정합모듈의비동기전송모드 셀 다중화장치
JP3607080B2 (ja) 回線障害検出方法および装置
JP3276087B2 (ja) Atmセル化制御方式
KR100333713B1 (ko) 비동기 전달 모드 스위치 정합 장치
JPH05276187A (ja) 警報発出方式
KR100452514B1 (ko) 비동기전송모드 교환기 디에스3급 듀얼모드 회선망 정합장치
EP1298867A1 (en) Master-slave communication system and method for a network element
KR100372876B1 (ko) 에스티엠-4씨급 가입자 정합 장치 및 방법
KR100271312B1 (ko) 광가입자 전송장치에서의 관리단위신호 교환장치
JPH10308741A (ja) Atm網におけるaisセル発生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306