JP2001184783A - ネットワークシステム、ネットワーク機器、録音動作継続方法及び記録媒体 - Google Patents

ネットワークシステム、ネットワーク機器、録音動作継続方法及び記録媒体

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JP2001184783A
JP2001184783A JP36228999A JP36228999A JP2001184783A JP 2001184783 A JP2001184783 A JP 2001184783A JP 36228999 A JP36228999 A JP 36228999A JP 36228999 A JP36228999 A JP 36228999A JP 2001184783 A JP2001184783 A JP 2001184783A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 録音動作を適切に継続させることのできるネ
ットワークシステムを提供することである。 【解決手段】 Recマネージャは、バスリセットが発
生すると、楽曲特定情報を記憶する(ステップS2
1)。Recマネージャは、バスリセットが所定時間内
に終了しない場合に、録音動作を停止する(ステップS
25)。そして、バスリセット終了後、楽曲再生機器が
ネットワーク上に存在するか否かを判別し(ステップS
26)、存在する場合に、記憶した楽曲特定情報に従っ
て、楽曲の頭出し等を楽曲再生機器に指示し(ステップ
S28)、録音動作を再開する(ステップS31)。一
方、楽曲再生機器が存在しない場合に、Recマネージ
ャは、ネットワーク異常を報知し(ステップS34)、
ネットワークが復旧した後に、楽曲の頭出し等を指示し
て録音動作を再開する(ステップS31)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電子機器が
IEEE(Institute of Electrical and Electronics
Engineers;米国電気電子技術者協会)1394バス等
によって接続されて構成されているネットワークシステ
ムに関し、特にネットワーク上に異常な通信の中断が発
生した場合であっても録音動作を適切に継続させること
のできるネットワークシステム、ネットワーク機器、録
音動作継続方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一体型のステレオセット等は、ア
ンプ、チューナ、カセットレコーダ、CD(コンパクト
ディスク)プレーヤ、MD(ミニディスク)レコーダ等
が物理的に一体として構成され、所定の部屋に設置され
ていた。このため、利用者は、所定の操作パネルを操作
して、例えばCDプレーヤが再生した楽曲をMDレコー
ダにて録音するといった録音動作をMDレコーダ等に容
易に指示することができる。また、この録音動作中に何
らかのトラブルが発生して録音が失敗した場合、利用者
は、トラブルの原因を取り除いた後に、MDプレーヤ等
を再設定することにより録音動作を再開させることが容
易に行えた。また、一体型でないステレオセット等であ
っても、一般に同じ部屋内に配置されるため、利用者
は、ほぼ同時に全ての機器を目視でき、トラブル発生時
の対処を容易に行うことができた。
【0003】近年、ビデオカメラ、オーディオ製品、パ
ーソナルコンピュータ等の複数の電子機器を接続してネ
ットワークシステムを構築するためのデジタルインタフ
ェースの規格として、IEEE1394バスが開発され
ている。このIEEE1394バスは、データの転送速
度が速く、拡張性が高い等の特徴を有することから、多
くの家庭用電子機器に採用されつつある。また、IEE
E1394バスを用いてネットワークシステムを構築す
ることで、接続した個々の機器をあたかも一体型の機器
として扱うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このIEEE1394
バスの特徴的な機能として、各機器の電源を入れたまま
で、接続機器を抜き差しできるホット・プラグ・イン
や、プラグ・アンド・プレイ等の機能をサポートしてい
る点がある。この機能により、システムの動作中に、機
器の設置場所を変えたり、機器を取り外したり、新たな
機器を接続することができる。すなわち、利用者は、任
意の機会にシステムの構成や配置を変更することができ
る。
【0005】このような場合、ネットワークシステム
(IEEE1394バス)には、バスリセットが発生
し、ネットワークが再構築される。この間(バスリセッ
トから再構築まで)、IEEE1394バスは、再構築
に必要な所定情報の送受信に使用されるため、各機器間
の通常の通信が途絶えることとなる。なお、バスリセッ
トは、IEEE1394の規格で定められている通常の
動作である。そのため、各機器は、この間に途絶えるこ
ととなる通信(通常動作に要する情報の送受信)をカバ
ーする機能を備えている。例えば、ネットワークを構成
するCDプレーヤからMDレコーダに所定の楽曲を録音
する録音動作を行っている途中でバスリセットが発生し
た場合、ネットワークが再構築されるまでの間、CDプ
レーヤからMDレコーダへの楽曲データの送信が途絶え
ることになる。それでも、MDレコーダ等に備えられた
バッファ内に、所定量の楽曲データが蓄えられているた
め、音切れのような不具合を発生させずに、録音動作を
継続できる。
【0006】しかし、何らかの原因によってバスリセッ
トが長時間継続した場合や、ネットワークの再構築の際
にCDプレーヤ等が外されてしまった場合には、録音エ
ラー等となり、録音動作が異常終了してしまう。この場
合、CDプレーヤとMDレコーダとが同じ部屋内に配置
されていれば、利用者は、異常終了等に気がつき易く、
また、各機器を操作して容易に対処措置をとることが可
能となる。しかし、これらの機器が異なる部屋に配置さ
れているような場合、利用者が異常終了に気がつかなか
ったり、また、気がついても対処措置が容易でないこと
が多い。すなわち、利用者は、それぞれの機器が配置さ
れている各部屋に行き、各機器の再設定等をした後に、
再度録音動作を指示する必要があり、とても煩雑であっ
た。
【0007】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、ネットワーク上に異常な通信の中断が発生した場合
であっても録音動作を適切に継続させることのできるネ
ットワークシステム及びネットワーク機器、録音動作継
続方法および記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るネットワークシステム
は、制御対象機器及び制御機器を含む複数の電子機器が
IEEE1394インタフェース規格に準拠したバスを
介して接続されるネットワークシステムであって、制御
対象機器は、制御機器から送られる所定のコマンドを受
信するコマンド受信手段と、前記コマンド受信手段が受
信したコマンドに従って、所定のデータを制御機器に送
信するデータ送信手段と、を備え、制御機器は、前記デ
ータ送信手段から送られるデータを受信するデータ受信
手段と、前記データ受信手段が受信したデータを所定の
媒体に順次記録する記録手段と、バス上に発生したバス
リセットを検出する検出手段と、前記検出手段によりバ
スリセットが検出された際に、前記データ受信手段が受
信していたデータを特定するための特定情報を記憶する
記憶手段と、前記検出手段により検出されたバスリセッ
トが所定時間内に正常終了したか否かを判別する判別手
段と、前記判別手段がバスリセットの不正終了を判別す
ると、前記記憶手段に記憶された特定情報に従って、対
象のデータの再送を指示するコマンドを制御対象機器に
送信するコマンド送信手段と、を備える、ことを特徴と
する。
【0009】この発明によれば、制御対象機器のコマン
ド受信手段は、制御機器から送られる例えば、再生コマ
ンドを受信する。データ送信手段は、コマンド受信手段
が受信したコマンドに従って、例えば、再生楽曲データ
を制御機器に送信する。一方、制御機器のデータ受信手
段は、データ送信手段から送られるデータを受信する。
記録手段は、データ受信手段が受信したデータを例え
ば、MD(ミニディスク)等の記録媒体に順次記録す
る。検出手段は、バス上に発生したバスリセットを検出
する。記憶手段は、検出手段によりバスリセットが検出
された際に、データ受信手段が受信していたデータを特
定するための例えば、楽曲番号等の特定情報を記憶す
る。判別手段は、検出手段により検出されたバスリセッ
トが所定時間内に正常終了したか否かを判別する。コマ
ンド送信手段は、判別手段がバスリセットの不正終了
(所定時間内に正常終了しない)を判別すると、記憶手
段に記憶された特定情報に従って、対象のデータの再送
を指示する例えば、楽曲の頭出し及び再生等のコマンド
を制御対象機器に送信する。この結果、ネットワーク上
に異常な通信の中断が発生した場合であっても録音動作
を適切に継続させることができる。
【0010】上記制御機器は、前記判別手段がバスリセ
ットの不正終了を判別すると、前記記録手段による記録
を停止させ、前記コマンド送信手段が送信したコマンド
に応じて前記データ送信手段から再送されるデータを前
記データ受信手段が受信すると、前記記録手段による記
録を再開させる制御手段を更に備えてもよい。
【0011】上記制御機器は、前記検出手段により検出
されたバスリセットが終了した際に、ネットワークシス
テムから制御対象機器が排除されたことを検出する排除
検出手段と、前記排除検出手段が制御対象機器の排除を
検出すると、ネットワークシステムの異常を例えば、光
や音などで利用者に報知する報知手段と、を更に備えて
もよい。この場合、ネットワークの異常を利用者に的確
に報知できる。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係るネットワークシステムは、楽曲再生機器及び
楽曲録音機器を含む複数の電子機器がIEEE1394
インタフェース規格に準拠したバスを介して接続される
ネットワークシステムであって、楽曲再生機器は、楽曲
録音機器から送られる再生コマンドを受信するコマンド
受信手段と、前記コマンド受信手段が受信した再生コマ
ンドに従って、所定の楽曲の再生データを楽曲録音機器
に送信するデータ送信手段と、を備え、楽曲録音機器
は、前記データ送信手段から送られる再生データを受信
するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信した
再生データを所定の媒体に順次録音する録音手段と、バ
ス上に発生したバスリセットを検出する検出手段と、前
記検出手段によりバスリセットが検出された際に、前記
データ受信手段が受信していた再生データを特定するた
めの楽曲特定情報を記憶する記憶手段と、前記検出手段
により検出されたバスリセットが所定時間内に正常終了
したか否かを判別する判別手段と、前記判別手段がバス
リセットの不正終了を判別すると、前記記憶手段に記憶
された楽曲特定情報に従って、対象の再生データの再送
を指示するコマンドを制御対象機器に送信するコマンド
送信手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、楽曲再生機器のコマン
ド受信手段は、楽曲録音機器から送られる再生コマンド
を受信する。データ送信手段は、コマンド受信手段が受
信した再生コマンドに従って、所定の楽曲の再生データ
を楽曲録音機器に送信する。一方、楽曲録音機器のデー
タ受信手段は、データ送信手段から送られる再生データ
を受信する。録音手段は、データ受信手段が受信した再
生データを所定の媒体に順次録音する。検出手段は、バ
ス上に発生したバスリセットを検出する。記憶手段は、
検出手段によりバスリセットが検出された際に、データ
受信手段が受信していた再生データを特定するための楽
曲特定情報を記憶する。判別手段は、検出手段により検
出されたバスリセットが所定時間内に正常終了したか否
かを判別する。コマンド送信手段は、判別手段がバスリ
セットの不正終了を判別すると、記憶手段に記憶された
楽曲特定情報に従って、対象の再生データの再送を指示
するコマンドを制御対象機器に送信する。この結果、ネ
ットワーク上に異常な通信の中断が発生した場合であっ
ても録音動作を適切に継続させることができる。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係るネットワーク機器は、IEEE1394イン
タフェース規格に準拠したバスを備えたネットワーク機
器であって、制御対象となる機器から送られるデータを
受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信
したデータを所定の媒体に順次記録する記録手段と、バ
ス上に発生したバスリセットを検出する検出手段と、前
記検出手段によりバスリセットが検出された際に、前記
データ受信手段が受信していたデータを特定するための
特定情報を記憶する記憶手段と、前記検出手段により検
出されたバスリセットが所定時間内に正常終了したか否
かを判別する判別手段と、前記判別手段がバスリセット
の不正終了を判別すると、前記記憶手段に記憶された特
定情報に従って、対象のデータの再送を指示するコマン
ドを制御対象となる機器に送信するコマンド送信手段
と、を備えることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、データ受信手段は、制
御対象となる機器から送られる例えば、楽曲再生データ
を受信する。記録手段は、データ受信手段が受信したデ
ータを例えば、MD等の記録媒体に順次記録する。検出
手段は、バス上に発生したバスリセットを検出する。記
憶手段は、検出手段によりバスリセットが検出された際
に、データ受信手段が受信していたデータを特定するた
めの例えば、楽曲番号等の特定情報を記憶する。判別手
段は、検出手段により検出されたバスリセットが所定時
間内に正常終了したか否かを判別する。コマンド送信手
段は、判別手段がバスリセットの不正終了を判別する
と、記憶手段に記憶された特定情報に従って、対象のデ
ータの再送を指示する例えば、楽曲の頭出し及び再生等
のコマンドを制御対象となる機器に送信する。この結
果、ネットワーク上に異常な通信の中断が発生した場合
であっても録音動作を適切に継続させることができる。
【0016】上記ネットワーク機器は、前記判別手段が
バスリセットの不正終了を判別すると、前記記録手段に
よる記録を停止させ、前記コマンド送信手段が送信した
コマンドに応じて制御対象となる機器から再送されるデ
ータを前記データ受信手段が受信すると、前記記録手段
による記録を再開させる制御手段を更に備えてもよい。
【0017】上記ネットワーク機器は、前記検出手段に
より検出されたバスリセットが終了した際に、ネットワ
ークシステムから制御対象となる機器が排除されたこと
を検出する排除検出手段と、前記排除検出手段が制御対
象となる機器の排除を検出すると、ネットワークシステ
ムの異常を報知する報知手段と、を更に備えてもよい。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点に係るネットワーク機器は、IEEE1394イン
タフェース規格に準拠したバスを備えたネットワーク機
器であって、所定の楽曲を再生する制御対象機器から送
られる再生データを受信するデータ受信手段と、前記デ
ータ受信手段が受信した再生データを所定の媒体に順次
録音する録音手段と、バス上に発生したバスリセットを
検出する検出手段と、前記検出手段によりバスリセット
が検出された際に、前記データ受信手段が受信していた
再生データを特定するための楽曲特定情報を記憶する記
憶手段と、前記検出手段により検出されたバスリセット
が所定時間内に正常終了したか否かを判別する判別手段
と、前記判別手段がバスリセットの不正終了を判別する
と、前記記憶手段に記憶された楽曲特定情報に従って、
対象の再生データの再送を指示するコマンドを制御対象
機器に送信するコマンド送信手段と、を備えることを特
徴とする。
【0019】この発明によれば、データ受信手段は、所
定の楽曲を再生する制御対象機器から送られる再生デー
タを受信する。録音手段は、データ受信手段が受信した
再生データを所定の媒体に順次録音する。検出手段は、
バス上に発生したバスリセットを検出する。記憶手段
は、検出手段によりバスリセットが検出された際に、デ
ータ受信手段が受信していた再生データを特定するため
の楽曲特定情報を記憶する。判別手段は、検出手段が検
出したバスリセットが所定時間内に正常終了したか否か
を判別する。コマンド送信手段は、判別手段がバスリセ
ットの不正終了を判別すると、記憶手段に記憶された楽
曲特定情報に従って、対象の再生データの再送を指示す
るコマンドを制御対象機器に送信する。この結果、ネッ
トワーク上に異常な通信の中断が発生した場合であって
も録音動作を適切に継続させることができる。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点に係る録音動作継続方法は、制御対象機器及び制御
機器を含む複数の電子機器がIEEE1394インタフ
ェース規格に準拠したバスを介して接続されるネットワ
ークシステムにおける録音動作継続方法であって、制御
機器から送られる所定のコマンドを制御対象機器にて受
信するコマンド受信ステップと、前記コマンド受信ステ
ップにて受信したコマンドに従って、所定のデータを制
御機器に送信するデータ送信ステップと、前記データ送
信ステップにて送られるデータを制御機器にて受信する
データ受信ステップと、前記データ受信ステップにて受
信したデータを所定の媒体に順次記録する記録ステップ
と、バス上に発生したバスリセットを検出する検出ステ
ップと、前記検出ステップにてバスリセットが検出され
た際に、前記データ受信ステップにて受信していたデー
タを特定するための特定情報を取得する特定情報取得ス
テップと、前記検出ステップにて検出されたバスリセッ
トが所定時間内に正常終了したか否かを判別する判別ス
テップと、前記判別ステップにてバスリセットの不正終
了を判別すると、前記特定情報取得ステップにて取得さ
れた特定情報に従って、対象のデータの再送を指示する
コマンドを制御対象機器に送信するコマンド送信ステッ
プと、を備えることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、コマンド受信ステップ
は、制御機器から送られる例えば、再生コマンドを制御
対象機器にて受信する。データ送信ステップは、コマン
ド受信ステップにて受信したコマンドに従って、例え
ば、楽曲再生データを制御機器に送信する。データ受信
ステップは、データ送信ステップにて送られるデータを
制御機器にて受信する。記録ステップは、データ受信ス
テップにて受信したデータを例えば、MD等の記録媒体
に順次記録する。検出ステップは、バス上に発生したバ
スリセットを検出する。特定情報取得ステップは、検出
ステップにてバスリセットが検出された際に、データ受
信ステップにて受信していたデータを特定するための特
定情報を取得する。判別ステップは、検出ステップにて
検出されたバスリセットが所定時間内に正常終了したか
否かを判別する。コマンド送信ステップは、判別ステッ
プにてバスリセットの不正終了を判別すると、特定情報
取得ステップにて取得された特定情報に従って、対象の
データの再送を指示するコマンドを制御対象機器に送信
する。この結果、ネットワーク上に異常な通信の中断が
発生した場合であっても録音動作を適切に継続させるこ
とができる。
【0022】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点に係る記録媒体は、複数の電子機器がIEEE13
94インタフェース規格に準拠したバスを介して接続さ
れたネットワークシステムにおける録音動作継続方法を
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
記録媒体であって、制御機器から送られる所定のコマン
ドを受信するコマンド受信ステップと、前記コマンド受
信ステップにて受信したコマンドに従って、所定のデー
タを制御機器に送信するデータ送信ステップと、前記デ
ータ送信ステップにて送られるデータを制御機器にて受
信するデータ受信ステップと、前記データ受信ステップ
にて受信したデータを所定の媒体に順次記録する記録ス
テップと、バス上に発生したバスリセットを検出する検
出ステップと、前記検出ステップにてバスリセットが検
出された際に、前記データ受信ステップにて受信してい
たデータを特定するための特定情報を取得する特定情報
取得ステップと、前記検出ステップにて検出されたバス
リセットが所定時間内に正常終了したか否かを判別する
判別ステップと、前記判別ステップにてバスリセットの
不正終了を判別すると、前記特定情報取得ステップにて
取得された特定情報に従って、対象のデータの再送を指
示するコマンドを制御対象機器に送信するコマンド送信
ステップとを有する録音動作継続方法をコンピュータに
実行させるためのプログラムを記録する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかるネッ
トワークシステムについて、以下に図面を参照して説明
する。
【0024】図1は、本発明の実施の形態におけるネッ
トワークシステムの構成の一例を示す模式図であり、I
EEE1394バスを用いて複数の電子機器が接続され
ている。図1に示したネットワークシステムは、CD−
ROM11と、コンピュータ12と、MDレコーダ13
と、アンプ14と、CDプレーヤ15とがIEEE13
94ケーブル16を介して接続されている。
【0025】ネットワークシステムを構成する各機器
(CD−ROM11〜CDプレーヤ15)は、複数の部
屋に任意に分けられて配置されている。図示するよう
に、部屋AにはCD−ROM11及びコンピュータ12
が配置され、部屋BにはMDレコーダ13が配置され、
部屋Cにはアンプ14及びCDプレーヤ15が配置され
ている。
【0026】なお、IEEE1394バスは、デイジー
チェーン、ノード分岐等による接続が可能であるので、
ネットワークシステムを構成する電子機器およびその接
続形態は任意であり、図1に示したものに限られず、種
々の機器を自由に組み合わせて接続することができる。
【0027】図2は、本発明の実施の形態におけるネッ
トワークシステムを構成する各機器に共通して備えられ
ている制御部を説明するためのブロック図である。すな
わち、図2に示す制御部は、CD−ROM11〜CDプ
レーヤ15に共通して備えられる。ただし、図2には、
本実施の形態の説明に必要な部分のみを示している。
【0028】図2に示した制御部は、管理部1と、ID
記憶部2と、動作記憶部3と、コマンド記憶部4と、タ
イマカウンタ5と、状態記憶部6と、データバッファ7
と、インタフェース部8とを有する。
【0029】管理部1は、自己を含む各機器の動作を管
理する制御プログラムを備えており、ID記憶部2〜デ
ータバッファ7に所定のデータを記憶したり、ID記憶
部2〜データバッファ7に記憶されたデータを使用して
各機器に対して所定のコマンドを送信する。例えば、M
Dレコーダ13にてCDプレーヤ15の再生する楽曲を
録音する場合、MDレコーダ13の管理部1は、Rec
マネージャ(録音動作の制御プログラム)として、録音
動作に必要な所定のコマンド等をCDプレーヤ15に送
信する。
【0030】ID記憶部2は、制御の対象となる機器を
識別するための情報であるユニークIDを記憶する。例
えば、MDレコーダ13にてCDプレーヤ15の再生す
る楽曲を録音する場合、MDレコーダ13のID記憶部
2には、CDプレーヤ15を識別するためのユニークI
Dが記憶される。
【0031】動作記憶部3は、自己が実行すべき動作内
容、例えば録音、録画、再生等の動作内容を記憶する。
【0032】コマンド記憶部4は、制御の対象となる機
器との間で送受信する情報、および、各機器のネットワ
ーク上における接続状況等を示す情報等を記憶する。例
えば、コマンド記憶部4には、自己が各機器に一括送信
するコマンド等が記憶される。
【0033】タイマカウンタ5は、自己が実行すべき動
作がバスリセット等により中断した際の時間をカウント
する。例えば、MDレコーダ13のタイマカウンタ5
は、上述のRecマネージャが行う録音動作がバスリセ
ットにより中断した場合、その中断した時間を計時す
る。
【0034】状態記憶部6は、バスリセット等によって
自己が実行すべき動作が中断した時点における自己の動
作状態を記憶する。例えば、MDレコーダ13の状態記
憶部6は、Recマネージャが行う録音動作が中断した
際に、現在録音中の楽曲等を特定するための楽曲特定情
報等を記憶する。
【0035】データバッファ7は、制御の対象となる機
器から送信されるデータ、または、自己が送信するデー
タ等を一時的に蓄積する。なお、バスリセットの際に、
通常動作(例えば、MDレコーダ13が行う録音動作
等)に要する通信が中断するが、データバッファ7に
は、バスリセットが正常に終了する所定時間内の中断を
カバーできる容量のデータが蓄積される。
【0036】インタフェース部8は、予め定められたI
EEE1394バス規格のインタフェースを構成する。
インターフェース部8は、IEEE1394ケーブル1
6を介して他の機器のインターフェース部8と接続され
ており、所定のデータの送受信を行う。
【0037】このようなネットワークシステムにおい
て、本発明の録音動作継続処理の一例として、CDプレ
ーヤ15が再生する所定の楽曲をMDレコーダ13にて
録音する際の録音動作について図面を参照して説明す
る。
【0038】図3は、本発明の実施の形態におけるMD
レコーダ13が行う録音処理を説明するためのフローチ
ャートである。具体的には、MDレコーダ13の管理部
1が備える制御プログラム(Recマネージャ)が、図
3に示す録音処理を実行する。すなわち、Recマネー
ジャがCDプレーヤ15等を制御しつつ、MDレコーダ
13にて所定の楽曲をMD等に録音する。
【0039】図3に示す録音処理は、利用者が部屋Aに
配置されたコンピュータ12等を操作して、部屋CのC
Dプレーヤ15に対し所定の楽曲の再生を指示し、ま
た、部屋BのMDレコーダ13に対しその楽曲の録音を
指示した際に開始される。なお、MDレコーダ13に
は、記録媒体であるMDが予め利用者によりセットさ
れ、また、CDプレーヤ15には、再生対象(音源)で
ある所定のCDがセットされている。
【0040】図3に示す録音処理において、CDプレー
ヤ15が再生する楽曲をMDレコーダ13にて録音する
録音動作が指示されると、Recマネージャは、CDプ
レーヤ15を識別するためのユニークID等を記憶する
(ステップS11)。すなわち、利用者により録音ソー
スとしてCDプレーヤ15が指定されると、Recマネ
ージャは、CDプレーヤ15を識別するためのユニーク
IDをID記憶部2に記憶する。
【0041】Recマネージャは、録音動作を開始する
(ステップS12)。すなわち、Recマネージャは、
CDプレーヤ15に対して「Playコマンド」を送信
し、CDプレーヤ15を再生状態にする。そして、Re
cマネージャは、CDプレーヤ15から送られる再生が
開始した旨の情報を受信すると、録音動作を開始する。
以降、MDレコーダ13は、CDプレーヤ15から送ら
れる楽曲データ(再生オーディオ信号等)を所定のMD
に順次記録(録音)する。
【0042】Recマネージャは、バスリセットが発生
したか否かを判別する(ステップS13)。すなわち、
Recマネージャは、利用者が他の機器をネットワーク
に接続する等により生ずるバスリセットが発生したか否
かを判別する。
【0043】Recマネージャは、バスリセットが発生
していないと判別した場合、後述するステップS15に
処理を進める。一方、バスリセットが発生したと判別し
た場合、Recマネージャは、録音動作継続処理を実行
する(ステップS14)。すなわち、Recマネージャ
は、録音動作を適切に継続させるべく、録音動作継続処
理を実行する。なお、この録音動作継続処理の詳細につ
いては後述する。
【0044】Recマネージャは、動作継続処理を終え
た後、又は、ステップS13にてバスリセットが発生し
ていないと判別した場合、録音動作が完了したか否かを
判別する(ステップS15)。すなわち、CDプレーヤ
15にて全ての楽曲の再生が終了する等により、MDレ
コーダ13の録音動作が完了したか否かを判別する。R
ecマネージャは、録音動作が完了していないと判別し
た場合、ステップS13に処理を戻し、上述のステップ
S13〜S15の処理を繰り返し実行する。一方、録音
動作が完了したと判別した場合、録音処理を終了する。
【0045】以下、上述のステップS14にて実行され
る録音動作継続処理について、図4を参照して説明す
る。まず、Recマネージャは、現在録音中の楽曲を特
定するための楽曲特定情報を記憶する(ステップS2
1)。すなわち、Recマネージャは、バスリセット時
に録音していた楽曲の番号(楽曲番号)等からなる楽曲
特定情報を状態記憶部6に記憶する。
【0046】Recマネージャは、バスリセットが終了
したか否かを判別する(ステップS22)。すなわち、
Recマネージャは、バスリセットに伴うネットワーク
の再構築が終了したか否かを判別する。
【0047】Recマネージャは、バスリセットが終了
していないと判別した場合、所定時間が経過したか否か
を判別する(ステップS23)。すなわち、Recマネ
ージャは、バスリセットが正常に終了するために必要と
される予め定められた時間が経過したか否かを判別す
る。
【0048】Recマネージャは、所定時間が経過して
いないと判別した場合、ステップS22に処理を戻す。
一方、所定時間が経過していると判別した場合、Rec
マネージャは、録音動作が停止済みか否かを判別する
(ステップS24)。すなわち、Recマネージャは、
後述するステップS25を既に実行しており、録音動作
を停止しているか否かを判別する。
【0049】Recマネージャは、録音動作が停止済み
であると判別した場合、ステップS22に処理を戻す。
一方、録音動作が停止済みでないと判別した場合、Re
cマネージャは、録音動作を停止する(ステップS2
5)。すなわち、Recマネージャは、バスリセットが
正常に終了していないとして、楽曲の録音を停止し、録
音途中の楽曲の先頭領域(MD内の対象楽曲の先頭位
置)に録音ヘッダ等を戻して、録音動作を一時停止(ポ
ーズ)する。Recマネージャは、録音動作を停止後、
ステップS22に処理を戻し、上述のステップS22〜
S25の処理を繰り返し実行する。
【0050】そして、ステップS22にて、バスリセッ
トが終了したと判別した場合、Recマネージャは、ネ
ットワーク上にCDプレーヤ15を示すユニークIDが
存在するか否かを判別する(ステップS26)。すなわ
ち、Recマネージャは、ID記憶部2に記憶している
ユニークIDに従って、再構築後のネットワーク内にC
Dプレーヤ15が存在するか否かを判別する。
【0051】Recマネージャは、ユニークIDが存在
すると判別した場合、録音動作が停止中であるか否かを
判別する(ステップS27)。すなわち、バスリセット
が正常に終了していないとして、上述のステップS25
にて録音動作が停止されているか否かを判別する。
【0052】Recマネージャは、録音動作が停止中で
ないと判別した場合、すなわち、バスリセットが所定時
間内に正常に終了した場合、後述するステップS30に
処理を進める。一方、録音動作が停止中であると判別し
た場合、すなわち、バスリセットが所定時間内に終了し
なかった場合、Recマネージャは、再生対象の楽曲の
頭出しをCDプレーヤ15に指示する(ステップS2
8)。つまり、Recマネージャは、状態記憶部6に記
憶された楽曲特定情報を使用して、CDプレーヤ15に
対して楽曲の頭出し(楽曲の最初に戻る)を指示するコ
マンドを送信する。
【0053】Recマネージャは、CDプレーヤ15か
ら送られる頭出しが終了した旨の情報を受信すると、録
音の一時停止(ポーズ)を解除する(ステップS2
9)。すなわち、Recマネージャは、上述のステップ
S25にて録音停止後、録音ヘッダ等を所定位置に戻し
て録音の再開を待機していた一時停止を解除する。
【0054】一時停止を解除した後、又は、ステップS
27にて録音動作が停止中でないと判別した場合(バス
リセットが所定時間内に正常終了した場合)、Recマ
ネージャは、楽曲特定情報を破棄する(ステップS3
0)。すなわち、Recマネージャは、状態記憶部6に
記憶された楽曲番号等の楽曲特定情報を削除する。
【0055】Recマネージャは、録音動作を再開する
(ステップS31)。すなわち、CDプレーヤ15に対
して再度「Playコマンド」を送信すると共に、CD
プレーヤ15から送られる楽曲データ(再生オーディオ
信号等)を所定のMDに順次記録(録音)する。録音動
作を再開後、Recマネージャは、図3に示す録音処理
に処理を戻す。
【0056】また、ステップS26にて、CDプレーヤ
15を示すユニークIDがネットワーク内に存在しない
と判別した場合、Recマネージャは、録音動作中か否
かを判別する(ステップS32)。すなわち、Recマ
ネージャは、バスリセットが所定時間内に終了したた
め、録音動作中であるか否かを判別する。
【0057】Recマネージャは、録音動作中でないと
判別した場合、すなわち、バスリセットが正常に終了し
ていないとして、上述のステップS25にて録音動作が
停止している場合、後述するステップS34に処理を進
める。一方、録音動作中であると判別した場合、Rec
マネージャは、録音動作を停止する(ステップS3
3)。すなわち、Recマネージャは、録音動作がその
まま継続できないとして、楽曲の録音を一時停止し、録
音途中の楽曲の先頭領域(MD内の対象楽曲の先頭位
置)に録音ヘッダ等を戻して、録音動作を一時停止(ポ
ーズ)する。
【0058】Recマネージャは、ネットワークの異常
を利用者に報知する(ステップS34)。すなわち、R
ecマネージャは、MDレコーダ13等が備える所定の
表示部等にネットワーク異常を示す警告メッセージを表
示する等により、ネットワークの異常を利用者に報知す
る。なお、報知方法は任意であり、例えば、所定のスピ
ーカからアラーム音等を発してもよい。
【0059】Recマネージャは、ネットワークが復旧
するまで、後続の処理を待機する(ステップS35)。
すなわち、Recマネージャは、利用者によりCDプレ
ーヤ15がネットワークに再接続される等によって、C
Dプレーヤ15がネットワーク上に認識されるまで処理
を待機する。
【0060】Recマネージャは、ネットワークが復旧
したと判別した場合、上述のステップS28に処理を進
める。そして、同様に上述のステップS28〜S31の
処理を実行し、録音動作を再開する。
【0061】このように、バスリセットが所定時間内に
正常に終了しなかった場合であっても、Recマネージ
ャは、CDプレーヤ15等を制御して適切に録音動作を
継続することができる。この結果、ネットワーク上に異
常な通信の中断が発生した場合であっても録音動作を適
切に継続させることができる。
【0062】本実施の形態においては、CDプレーヤ1
5からMDレコーダ13への録音動作中にネットワーク
トラブルが発生した場合の録音動作継続処理について説
明したが、適用することができる機器は、MDレコーダ
13等に限られず任意である。例えば、カセットテープ
に楽曲等を録音できるテープデッキ等への録音動作にも
同様に適用可能である。また、適用することができる動
作は、録音動作に限られない。例えば、コンピュータ1
2が再生する所定の動画を図示せぬ所定のVCR(ビデ
オカムレコーダ)に録画する録画動作等にも同様に適用
可能である。
【0063】また、本実施の形態においては、MDレコ
ーダ13の管理部1(Recマネージャ)が主体とな
り、録音動作を継続させたが、CDプレーヤ15側が主
体となって録音動作を継続させてもよい。例えば、CD
プレーヤ15の管理部1が、バスリセットの終了時間等
を管理して、MDレコーダ13に対して録音指示コマン
ド等を随時送信して、録音動作を継続させてもよい。
【0064】さらに、本実施の形態においては、IEE
E1394インタフェース規格に準拠したバスを用いた
ネットワークシステムについて説明したが、これに限ら
れず、オーディオ・ビジュアル機器、コンピュータ等を
接続するホームネットワークシステムに使用することが
できるバスであれば良い。
【0065】なお、本発明の動作継続処理を行う電子機
器は、専用の機器によらず、通常のコンピュータシステ
ムを用いて実現することが可能である。例えば、コンピ
ュータに、上述の処理を実行するプログラムを記録した
記録媒体(フロッピーディスク、CD−ROM等)から
当該プログラムをインストールすることによって、上述
の処理を実行する電子機器を構成することができる。
【0066】また、コンピュータにプログラムを供給す
る媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワーク、通
信システムのように、一時的かつ流動的にプログラムを
保持する媒体)であっても良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に当該プログラムを掲示し、こ
れを所定のネットワークを介して配信しても良い。そし
て、このプログラムを起動し、OS(オペレーティング
システム)の制御下で、他のアプリケーションプログラ
ムと同様に実行することによって、上述の処理を実行す
ることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ネットワ
ーク上に異常な通信の中断が発生した場合であっても録
音動作を適切に継続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るネットワークシステ
ムの構成の一例を示す模式図である。
【図2】各電子機器に共通して備えられている制御部の
構成の一例を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る録音処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係る録音動作継続処理を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 管理部 2 ID記憶部 3 動作記憶部 4 コマンド記憶部 5 タイマカウンタ 6 状態記憶部 7 データバッファ 8 インタフェース部 11 CD−ROM 12 コンピュータ 13 MDレコーダ 14 アンプ 15 CDプレーヤ 16 IEEE1394ケーブル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御対象機器及び制御機器を含む複数の電
    子機器がIEEE1394インタフェース規格に準拠し
    たバスを介して接続されるネットワークシステムであっ
    て、 制御対象機器は、 制御機器から送られる所定のコマンドを受信するコマン
    ド受信手段と、 前記コマンド受信手段が受信したコマンドに従って、所
    定のデータを制御機器に送信するデータ送信手段と、を
    備え、 制御機器は、 前記データ送信手段から送られるデータを受信するデー
    タ受信手段と、 前記データ受信手段が受信したデータを所定の媒体に順
    次記録する記録手段と、 バス上に発生したバスリセットを検出する検出手段と、 前記検出手段によりバスリセットが検出された際に、前
    記データ受信手段が受信していたデータを特定するため
    の特定情報を記憶する記憶手段と、 前記検出手段により検出されたバスリセットが所定時間
    内に正常終了したか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段がバスリセットの不正終了を判別すると、
    前記記憶手段に記憶された特定情報に従って、対象のデ
    ータの再送を指示するコマンドを制御対象機器に送信す
    るコマンド送信手段と、を備える、 ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】制御機器は、 前記判別手段がバスリセットの不正終了を判別すると、
    前記記録手段による記録を停止させ、前記コマンド送信
    手段が送信したコマンドに応じて前記データ送信手段か
    ら再送されるデータを前記データ受信手段が受信する
    と、前記記録手段による記録を再開させる制御手段を更
    に備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステ
    ム。
  3. 【請求項3】制御機器は、 前記検出手段により検出されたバスリセットが終了した
    際に、ネットワークシステムから制御対象機器が排除さ
    れたことを検出する排除検出手段と、 前記排除検出手段が制御対象機器の排除を検出すると、
    ネットワークシステムの異常を報知する報知手段と、を
    更に備える、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク
    システム。
  4. 【請求項4】楽曲再生機器及び楽曲録音機器を含む複数
    の電子機器がIEEE1394インタフェース規格に準
    拠したバスを介して接続されるネットワークシステムで
    あって、 楽曲再生機器は、 楽曲録音機器から送られる再生コマンドを受信するコマ
    ンド受信手段と、 前記コマンド受信手段が受信した再生コマンドに従っ
    て、所定の楽曲の再生データを楽曲録音機器に送信する
    データ送信手段と、を備え、 楽曲録音機器は、 前記データ送信手段から送られる再生データを受信する
    データ受信手段と、 前記データ受信手段が受信した再生データを所定の媒体
    に順次録音する録音手段と、 バス上に発生したバスリセットを検出する検出手段と、 前記検出手段によりバスリセットが検出された際に、前
    記データ受信手段が受信していた再生データを特定する
    ための楽曲特定情報を記憶する記憶手段と、 前記検出手段により検出されたバスリセットが所定時間
    内に正常終了したか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段がバスリセットの不正終了を判別すると、
    前記記憶手段に記憶された楽曲特定情報に従って、対象
    の再生データの再送を指示するコマンドを楽曲再生機器
    に送信するコマンド送信手段と、を備える、 ことを特徴とするネットワークシステム。
  5. 【請求項5】IEEE1394インタフェース規格に準
    拠したバスを備えたネットワーク機器であって、 制御対象となる機器から送られるデータを受信するデー
    タ受信手段と、 前記データ受信手段が受信したデータを所定の媒体に順
    次記録する記録手段と、 バス上に発生したバスリセットを検出する検出手段と、 前記検出手段によりバスリセットが検出された際に、前
    記データ受信手段が受信していたデータを特定するため
    の特定情報を記憶する記憶手段と、 前記検出手段により検出されたバスリセットが所定時間
    内に正常終了したか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段がバスリセットの不正終了を判別すると、
    前記記憶手段に記憶された特定情報に従って、対象のデ
    ータの再送を指示するコマンドを制御対象となる機器に
    送信するコマンド送信手段と、 を備えることを特徴とするネットワーク機器。
  6. 【請求項6】前記判別手段がバスリセットの不正終了を
    判別すると、前記記録手段による記録を停止させ、前記
    コマンド送信手段が送信したコマンドに応じて制御対象
    となる機器から再送されるデータを前記データ受信手段
    が受信すると、前記記録手段による記録を再開させる制
    御手段を更に備える、 ことを特徴とする請求項5に記載のネットワーク機器。
  7. 【請求項7】前記検出手段により検出されたバスリセッ
    トが終了した際に、ネットワークシステムから制御対象
    となる機器が排除されたことを検出する排除検出手段
    と、 前記排除検出手段が制御対象となる機器の排除を検出す
    ると、ネットワークシステムの異常を報知する報知手段
    と、を更に備える、 ことを特徴とする請求項5又は6に記載のネットワーク
    機器。
  8. 【請求項8】IEEE1394インタフェース規格に準
    拠したバスを備えたネットワーク機器であって、 所定の楽曲を再生する制御対象機器から送られる再生デ
    ータを受信するデータ受信手段と、 前記データ受信手段が受信した再生データを所定の媒体
    に順次録音する録音手段と、 バス上に発生したバスリセットを検出する検出手段と、 前記検出手段によりバスリセットが検出された際に、前
    記データ受信手段が受信していた再生データを特定する
    ための楽曲特定情報を記憶する記憶手段と、 前記検出手段により検出されたバスリセットが所定時間
    内に正常終了したか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段がバスリセットの不正終了を判別すると、
    前記記憶手段に記憶された楽曲特定情報に従って、対象
    の再生データの再送を指示するコマンドを制御対象機器
    に送信するコマンド送信手段と、 を備えることを特徴とするネットワーク機器。
  9. 【請求項9】制御対象機器及び制御機器を含む複数の電
    子機器がIEEE1394インタフェース規格に準拠し
    たバスを介して接続されるネットワークシステムにおけ
    る録音動作継続方法であって、 制御機器から送られる所定のコマンドを制御対象機器に
    て受信するコマンド受信ステップと、 前記コマンド受信ステップにて受信したコマンドに従っ
    て、所定のデータを制御機器に送信するデータ送信ステ
    ップと、 前記データ送信ステップにて送られるデータを制御機器
    にて受信するデータ受信ステップと、 前記データ受信ステップにて受信したデータを所定の媒
    体に順次記録する記録ステップと、 バス上に発生したバスリセットを検出する検出ステップ
    と、 前記検出ステップにてバスリセットが検出された際に、
    前記データ受信ステップにて受信していたデータを特定
    するための特定情報を取得する特定情報取得ステップ
    と、 前記検出ステップにて検出されたバスリセットが所定時
    間内に正常終了したか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにてバスリセットの不正終了を判別す
    ると、前記特定情報取得ステップにて取得された特定情
    報に従って、対象のデータの再送を指示するコマンドを
    制御対象機器に送信するコマンド送信ステップと、 を備えることを特徴とする録音動作継続方法。
  10. 【請求項10】複数の電子機器がIEEE1394イン
    タフェース規格に準拠したバスを介して接続されたネッ
    トワークシステムにおける録音動作継続方法をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体
    であって、 制御機器から送られる所定のコマンドを制御対象機器に
    て受信するコマンド受信ステップと、前記コマンド受信
    ステップにて受信したコマンドに従って、所定のデータ
    を制御機器に送信するデータ送信ステップと、前記デー
    タ送信ステップにて送られるデータを制御機器にて受信
    するデータ受信ステップと、前記データ受信ステップに
    て受信したデータを所定の媒体に順次記録する記録ステ
    ップと、バス上に発生したバスリセットを検出する検出
    ステップと、前記検出ステップにてバスリセットが検出
    された際に、前記データ受信ステップにて受信していた
    データを特定するための特定情報を取得する特定情報取
    得ステップと、前記検出ステップにて検出されたバスリ
    セットが所定時間内に正常終了したか否かを判別する判
    別ステップと、前記判別ステップにてバスリセットの不
    正終了を判別すると、前記特定情報取得ステップにて取
    得された特定情報に従って、対象のデータの再送を指示
    するコマンドを制御対象機器に送信するコマンド送信ス
    テップとを有する録音動作継続方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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