JP2001184542A - 自動販売機管理システム、自動販売機管理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

自動販売機管理システム、自動販売機管理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001184542A
JP2001184542A JP36838599A JP36838599A JP2001184542A JP 2001184542 A JP2001184542 A JP 2001184542A JP 36838599 A JP36838599 A JP 36838599A JP 36838599 A JP36838599 A JP 36838599A JP 2001184542 A JP2001184542 A JP 2001184542A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄処分の必要に迫られた商品に対して、販
売促進をおこなうことにより廃棄商品の数を低減させる
こと。 【解決手段】 自動販売機のコラムごとに少なくとも商
品名、商品の在庫量、廃棄期限の情報を含んだ販売情報
を、各自動販売機から収集し、収集した販売情報に基づ
いて、将来の指定された期間内における指定された商品
の販売量を予想し、その予想結果を用いて、近い将来に
廃棄する必要のある商品に対して、選択ボタンの位置の
変更や商品の移転、値下げ販売等の特別な廃棄対策をお
こなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも二つの
自動販売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理
装置と、がネットワークに接続されて構成されたシステ
ムにおいて、廃棄対策の必要性が差し迫っている商品の
販売を促進して、廃棄商品の数を低減することのできる
自動販売機管理システム、自動販売機管理方法およびそ
の方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】金銭が投入されることにより自動的に所
望の商品、たとえば飲料やたばこ等を販売する自動販売
機は、多種多様なものが開発されており、商品購入の手
軽さや管理の容易さ、わずかな設置面積、販売に要する
人件費の削減等の理由により、各地に数多く普及するに
至っている。このような自動販売機は、24時間の無人
による商品の販売を可能とする一方で、商品の販売状況
をリアルタイムに得ることができず、商品の補充や新規
商品の投入、賞味期限等の管理は、商品補充員や保守員
が直接自動販売機に出向くことでおこなっていた。
【0003】そこで、各自動販売機に通信機能を備え、
遠隔に位置する自動販売機管理装置が、各自動販売機に
よって販売される商品の管理や自動販売機自体の保守管
理を統合的におこなう自動販売機管理システムが提案さ
れている。この自動販売機管理システムでは、自動販売
機管理装置が、ネットワークを介して、各自動販売機と
のデータの送受信を可能としている。ここで、ネットワ
ークは、専用線や公衆通信回線等の有線回線のみなら
ず、PHS(PersonalHandyphone
System)や携帯電話の通信プロトコルに従うこと
により無線回線を用いることもできる。
【0004】また、各自動販売機において送受信される
データは、商品の残量、入金額、釣銭残高等の自動販売
機の販売情報のみならず、自動販売機の故障検知情報等
も含まれる。このようなネットワークを介した複数の自
動販売機の販売情報の収集や保守管理をおこなうものと
して、たとえば、特開平6−4745号公報や特開平1
0−124585号公報の技術が開示されている。
【0005】このようにネットワークを介することによ
って、自動販売機管理装置側で、複数の自動販売機にお
ける販売状況をリアルタイムに知得することができるの
で、保守員等を各自動販売機に高効率なタイミングで派
遣することができ、通常の店舗による商品販売と同様な
商品管理を実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動販
売機では、商品の販売を促進させる上で他の自動販売機
と差別化を図ることが困難であり、同様な商品の販売を
おこなう自動販売機間において、どの自動販売機を利用
して商品を購入するかは、一般に利用者側の趣向に委ね
ており、商品の販売を積極的におこなうことはできなか
った。
【0007】そのため、商品販売の運営管理において、
より収益を高めるためにも自動販売機の商品補充を効率
の高くおこなうことが必要とされる。効率の高い商品補
充とは、販売数量を最大に、補充回数を最小にかつ販売
できなくなった廃棄商品を0に近づけることである。こ
こで、廃棄商品とは、たとえば販売対象となる商品を缶
飲料とすると、主に賞味期限切れ品とホット飲料の長時
間加熱品(コーヒーやお汁粉、スープなどは長時間加熱
し続けると味や粘度が変化しある限度を超えると廃棄商
品になる)をいう。また、これ以外にも、外観不良、新
製品投入による販売中止商品などが廃棄商品に該当す
る。なお、これら廃棄商品は、自動販売機内にすでに収
納されている商品以外にも、同様な状態の在庫商品を含
んでいる。
【0008】廃棄商品を0に近づけるためには、商品が
廃棄期限に達するまでに以下のいずれかの対策を施すこ
とが考えられる。 その自動販売機において、何ら対策を施さなくても
商品を売り切ることが期待されるため、現状を維持す
る。 その自動販売機において、販売を促進させる対策を
施すことにより販売量を増やす。
【0009】 その自動販売機における商品の販売は
現状維持し、他の自動販売機においてその商品と同一の
商品の販売を新規におこない販売量を増やす。この場
合、他の自動販売機において販売されている商品の一つ
と入れ替える場合と、その自動販売機内で複数の同一商
品コラムがあり、複数の同一商品コラムを一つ減らして
新商品として投入できる場合の二つの場合が考えられ
る。 上記において、その自動販売機における商品の販
売を停止してその商品を回収し、上記した他の自動販売
機としてより多くの販売が期待できるものを選ぶ。
【0010】 その自動販売機において、値引き販売
をおこない商品を売り切る。 その自動販売機における商品の販売を停止してその
商品を回収し、自動販売機以外の一般小売ルート(スー
パーなど)で値引き販売をおこなう。 移し替えると必要経費が増し、また移し替えても売
れる見込みが無いので、何ら対策を施さずに廃棄期限内
に商品を回収する。
【0011】このような対策は、従来より提案されてい
る上記自動販売機管理システムにおいても考慮されてお
らず、特に、営業所単位等の複数の自動販売機からなる
管理範囲において、商品補充を高効率におこなうための
具体的な方法については何ら示唆されていなかった。
【0012】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、自動販売機内および倉庫内において廃棄対策の必要
性が差し迫っている商品に対し、それら商品の販売を促
進することで、廃棄しなければならない商品の数を低減
することのできる自動販売機管理システム、自動販売機
管理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
本発明の目的を達成するため、請求項1の発明にかかる
自動販売機管理システムは、少なくとも二つの自動販売
機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置と、
がネットワークに接続されて構成された自動販売機管理
システムにおいて、前記自動販売機管理装置が、少なく
とも前記自動販売機のコラムごとに商品名、商品の在庫
量、廃棄期限の情報を含んだ販売情報を、各自動販売機
から収集して蓄積する販売情報蓄積手段と、自動販売機
において販売される予定の倉庫等に保管されている商品
に関し、少なくともその商品名、在庫量、廃棄期限の情
報を含んだ倉庫在庫情報を管理して蓄積する倉庫在庫情
報蓄積手段と、前記販売情報および/または前記倉庫在
庫情報に基づいて、将来の指定された期間内における指
定された商品の販売量を予想して算出する販売予想手段
と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、複
数の自動販売機に関する過去の販売情報から、将来の指
定した期間における指定された商品の販売量を取得する
ことができる。
【0014】また、請求項2の発明にかかる自動販売機
管理システムは、請求項1の発明において、前記販売予
想手段によって、特定の商品および特定の期間に対し、
前記販売情報蓄積手段に蓄積されたすべての販売情報か
ら予想される販売量を取得するとともに、前記倉庫在庫
情報蓄積手段から、前記特定の商品に該当する商品名と
前記特定の期間に該当する廃棄期限とを有する商品の倉
庫在庫量を取得し、取得した倉庫在庫量が、取得した販
売量よりも大きい場合に、前記特定の商品に対して廃棄
対策が必要である旨を判断する廃棄対策手段を備えたこ
とを特徴とする。この発明によれば、複数の自動販売機
に関する過去の販売情報から、将来の指定した期間にお
ける指定された商品の販売量を取得した結果を用いて、
近い将来に廃棄する必要のある商品に対して、特別な廃
棄対策をおこなう指示を得ることができる。
【0015】また、請求項3の発明にかかる自動販売機
管理システムは、請求項2の発明において、前記廃棄対
策手段が、廃棄対策として、自動販売機上において、前
記特定の商品が収容されたコラムに対応する選択ボタン
の位置を変更する処理を実行することを特徴とする。こ
の発明によれば、選択ボタンの位置を変更することで、
廃棄対策の対象となる特定の商品の販売を促進すること
ができる。
【0016】また、請求項4の発明にかかる自動販売機
管理システムは、請求項2の発明において、前記廃棄対
策手段が、廃棄対策として、自動販売機上において、前
記特定の商品以外の商品または前記特定の商品であって
前記特定の期間とは異なる廃棄期限を有する商品が収容
されたコラムに、前記特定の商品を収容する処理を実行
することを特徴とする。この発明によれば、廃棄対策の
対象となる特定の商品を、自己または他の自動販売機の
コラムに移転することで、その特定の商品の販売を促進
することができる。
【0017】また、請求項5の発明にかかる自動販売機
管理システムは、請求項2の発明において、前記廃棄対
策手段が、廃棄対策として、自動販売機上において、前
記特定の商品の販売価格を下げる処理を実行することを
特徴とする。この発明によれば、廃棄対策の対象となる
特定の商品を値引き販売することで、その特定の商品の
販売を促進することができる。
【0018】また、請求項6の発明にかかる自動販売機
管理方法は、ネットワークに接続された少なくとも二つ
の自動販売機を管理する自動販売機管理方法において、
少なくとも前記自動販売機のコラムごとに商品名、商品
の在庫量、廃棄期限の情報を含んだ販売情報を、各自動
販売機から収集して蓄積する販売情報蓄積工程と、自動
販売機において販売される予定の倉庫等に保管されてい
る商品に関し、少なくともその商品名、在庫量、廃棄期
限の情報を含んだ倉庫在庫情報を管理して蓄積する倉庫
在庫情報蓄積工程と、前記販売情報および/または前記
倉庫在庫情報に基づいて、将来の指定された期間内にお
ける指定された商品の販売量を予想して算出する販売予
想工程と、を含んだことを特徴とする。この発明によれ
ば、複数の自動販売機に関する過去の販売情報から、将
来の指定した期間における指定された商品の販売量を取
得することができる。
【0019】また、請求項7の発明にかかる自動販売機
管理方法は、請求項6の発明において、前記販売予想工
程によって、特定の商品および特定の期間に対し、前記
販売情報蓄積工程に蓄積されたすべての販売情報から予
想される販売量を取得するとともに、前記倉庫在庫情報
蓄積工程により、前記特定の商品に該当する商品名と前
記特定の期間に該当する廃棄期限とを有する商品の倉庫
在庫量を取得し、取得した倉庫在庫量が、取得した販売
量よりも大きい場合に、前記特定の商品に対して廃棄対
策が必要である旨を判断する廃棄対策工程を含んだこと
を特徴とする。この発明によれば、複数の自動販売機に
関する過去の販売情報から、将来の指定した期間におけ
る指定された商品の販売量を取得した結果を用いて、近
い将来に廃棄する必要のある商品に対して、特別な廃棄
対策をおこなう指示を得ることができる。
【0020】また、請求項8の発明にかかる自動販売機
管理方法は、請求項7の発明において、前記廃棄対策工
程が、廃棄対策として、自動販売機上において、前記特
定の商品が収容されたコラムに対応する選択ボタンの位
置を変更する処理を実行することを特徴とする。この発
明によれば、選択ボタンの位置を変更することで、廃棄
対策の対象となる特定の商品の販売を促進することがで
きる。
【0021】また、請求項9の発明にかかる自動販売機
管理方法は、請求項7の発明において、前記廃棄対策工
程が、廃棄対策として、自動販売機上において、前記特
定の商品以外の商品または前記特定の商品であって前記
特定の期間とは異なる廃棄期限を有する商品が収容され
たコラムに、前記特定の商品を収容する処理を実行する
ことを特徴とする。この発明によれば、廃棄対策の対象
となる特定の商品を、自己または他の自動販売機のコラ
ムに移転することで、その特定の商品の販売を促進する
ことができる。
【0022】また、請求項10の発明にかかる自動販売
機管理方法は、請求項7の発明において、前記廃棄対策
工程が、廃棄対策として、自動販売機上において、前記
特定の商品の販売価格を下げる処理を実行することを特
徴とする。この発明によれば、廃棄対策の対象となる特
定の商品を値引き販売することで、その特定の商品の販
売を促進することができる。
【0023】また、請求項11の発明に係る記憶媒体
は、請求項6〜10に記載された方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラ
ムを機械読み取り可能となり、これによって、請求項6
〜10の動作をコンピュータによって実現することが可
能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる自動販売
機管理システムおよび自動販売機管理方法の実施の形態
を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形
態によりこれら発明が限定されるものではない。
【0025】まず、本実施の形態にかかる自動販売機管
理システムについて説明する。図1は、本実施の形態に
かかる自動販売機管理システムの概略構成を示したブロ
ック図である。図1において、自動販売機30は、販売
対象となる商品がその種類ごとに分別されて収納される
複数のコラムCM1〜CMnと、各コラムCM1〜CM
nにおける商品搬送機構を制御する搬送制御部34と、
各コラムCM1〜CMnにそれぞれ対応し、購入商品を
おこなう際に利用者により押し下げられる選択ボタンS
B1〜SBnと、選択ボタンSB1〜SBnの制御をお
こなう選択ボタン処理部35と、各コラムCM1〜CM
nごとに収納されている商品の残量等を検知するための
商品売切れ検知センサと補充数をカウントする商品投入
センサとからなるセンサSN1〜SNnと、これらセン
サSN1〜SNnを制御するセンサ制御部33と、図示
しない硬貨処理装置や紙幣処理装置を制御する金銭制御
部32と、携帯型端末60と後述する販売情報の送受信
をおこなうための携帯型端末インターフェース38と、
ネットワーク10を介したデータの送受信を制御するネ
ットワーク接続部37と、後述する商品のPR等を表示
する表示部39と、上記した各構成部を統括的に制御す
る自動販売機制御部31と、自動販売機制御部31にお
ける処理の対象となる各種データや販売情報の保持を可
能とする記憶部36と、を備えて構成される。なお、図
1においては、一般の自動販売機に搭載される他の構成
要素を省略している。
【0026】また、携帯型端末インターフェース38に
よる携帯型端末60との通信は、保守員や商品補充員に
よっておこなわれ、後述する販売情報を、ラジオ電波通
信や赤外線通信によって携帯型端末60に入力し、営業
所や自動販売機管理センター等に位置する後述する自動
販売機管理装置20に持ち帰ることができ、これによ
り、自動販売機の販売状況を知ることができる。
【0027】また、ネットワーク10には、上記した自
動販売機30と同じ構成の自動販売機が、図示するよう
に自動販売機40および50のように複数台接続されて
おり、自動販売機管理装置20は、このネットワーク1
0を介して各自動販売機とのデータ送受信を可能として
いる。なお、図1においては、ネットワーク10に接続
された自動販売機を三つのみ示しているが、それ以上の
複数の自動販売機が接続可能であることは言うまでもな
い。
【0028】自動販売機管理装置20は、ネットワーク
10を介したデータの送受信を制御するネットワーク接
続部24と、ネットワーク接続部24により送信するデ
ータの作成や受信したデータの解析や後述する各種処理
をおこなうCPU21と、CPU21において処理の対
象となる各種データや販売情報の保持を可能とする主記
憶部22と、オペレータにより操作される入力部26
と、データの解析結果や販売情報等を適宜表示する表示
部207と、携帯型端末60と販売情報等の送受信をお
こなうための携帯型端末インターフェース25と、後述
する販売情報データベース等の構築や後述する各種処理
を実行させるプログラムを記録した記録媒体(CD−R
OMやFD等)の読み込みを可能とする外部記憶装置2
3と、を備えて構成される。
【0029】なお、ネットワーク10は、専用線や公衆
通信回線等の有線回線のみならず、無線回線であっても
よく、通信を可能とする媒体であれば特に限定しない。
【0030】本実施の形態にかかる自動販売機管理方法
は、上記した構成からなる自動販売機管理システムの下
で実施され、特に、自動販売機管理装置20のCPU2
1において後述する各種処理が実行されることにより実
現される。
【0031】図2は、本実施の形態にかかる自動販売機
管理方法において実行される各種処理を説明するための
説明図である。図2に示すように、本実施の形態にかか
る自動販売機管理方法は、各自動販売機から販売情報を
収集し、収集した販売情報から販売情報データベースD
B1を構築する販売情報収集処理100と、所定の廃棄
処理実施時期110に達した際に廃棄対策を施す必要が
ある商品が収納されたコラムを選定する廃棄対策対象コ
ラム選定処理120と、指定期間でのコラムごとの商品
販売量を予想する販売予想処理130と、第1の対策処
理150、第2の対策処理160および第3の対策処理
170のうち実際に採用する対策を決定する対策決定処
理140と、の4つの処理に大きく分類される。
【0032】また、図2において、倉庫在庫データベー
スDB2は、営業所等に設置された倉庫内に保管されて
いる商品の在庫量や廃棄期限(廃棄リミット)等を情報
により構築されており、図示しない倉庫在庫処理によっ
て管理される。
【0033】以下に、上記した販売情報収集処理10
0、廃棄対策対象コラム選定処理120、販売予想処理
130、対策決定処理140について順に説明する。
【0034】(販売情報収集処理)まず、販売情報収集
処理について説明する。この販売情報収集処理とは、上
記したように、自動販売機管理装置20が、複数の自動
販売機30、40および50から販売情報を収集し、収
集した販売情報から販売情報データベースDB1を構築
するためにおこなわれる処理である。
【0035】図3は、販売情報データベースDB1を構
成するデータ表の例を示す表である。図3に示すよう
に、販売情報データベースDB1は、自動販売機識別番
号ごとに、属性1、自動販売機の各コラムに収容されて
いる商品名、販売数、在庫数、最大収容数、廃棄リミッ
ト、属性2のデータを1レコードとして構成される。な
お、ここで、自動販売機において一つの商品を複数のコ
ラムで販売するように設定されている場合には、一つの
コラムで代表させてもよい。
【0036】属性1としては、たとえば、図4(a)に
示すように、自動販売機の設置先レベル、自動販売機に
おける嗜好、自動販売機における売れ筋商品をそれぞれ
示すフィールドにより構成される。ここで、設置先レベ
ルとは、所定期間内の販売量が期待できる順に、H(良
く売れる)、M(標準)、L(売れない)等に分けるこ
とができる、場所を示したパラメータである。
【0037】また、自動販売機における嗜好とは、設置
先の客層の区分として、不特定、特定1、特定2、特定
3のように客層によって区分されるパラメータであり、
その設置先においてよく売れる商品の区分を示す。ここ
では、不特定として何でも売れる場所、特定1として炭
酸系の飲料が良く売れる若い人が多い場所、特定2とし
てお茶系の飲料が良く売れる成人や高年齢層が多い場
所、特定3として小学生以下(幼児を含む)が多く炭酸
系やお茶系が少なくジュース系が良く売れる場所、がそ
れぞれ対応するものとする。また、自動販売機における
売れ筋商品とは、設置先の新製品への対応を示すパラメ
ータを示し、ここでは、保守的(新しい商品は売れな
い、商品指向が保守的)、普通、先進的(新しい商品は
すぐは売れるが、飽きられやすい)の三つに区分するも
のとする。
【0038】一方、属性2としては、図4(b)に示す
ように、各コラムに対応付けられた選択ボタンの位置を
示すパラメータにより構成され、たとえば、優先(3段
列の下段の両端など選ばれやすい場所に設定してあ
る)、普通、不利(列が3段あると、上段や中段の中央
部など)に分類される。また、上記した各データ項目に
おいて、販売数とは過去の1週間の販売数を示し、在庫
数とはコラムに収容されている商品の残量を示す。そし
て、最大収容数とはそのコラムでの最大収容数を示し、
一つの商品を複数のコラムで販売する交互販売設定の場
合は複数コラムの合計値となる。
【0039】さらに、廃棄リミットとは補充した商品の
賞味期限を示す。ここで、商品の賞味期限は、通常1年
程度であるが、自動販売機の商品は、通例、夏に冷却し
て販売する商品と冬に加熱して販売する商品とに分けら
れるように、季節によって販売商品が異なるので、その
季節を逃すとつぎの季節、すなわち1年後に販売するこ
とになり、1年の賞味期限は決して長いものでない。こ
のことからも本発明の目的でもある賞味期限による廃棄
リミットの管理は重要視される。
【0040】なお、この賞味期限に関するデータは、商
品補充員等が商品の補充の際に、携帯型端末60等によ
って自動販売機へと入力される。したがって、1回の補
充ルート下で複数の自動販売機のコラムへの補充がおこ
なわれれば、それら複数の自動販売機のコラム間におい
て同じ廃棄リミットデータが設定される。
【0041】以上に説明したように、販売情報収集処理
では、ネットワーク等を介して各自動販売機からの販売
情報が送信されるごと、または商品の補充が実施される
ごとに、販売情報データベースDB1上のデータを更新
する。特に、この販売情報データベースDB1は、リレ
ーショナル・データベースの形態をとり、図3に示した
自動販売機ごとに分類されるデータ表だけでなく、商品
名ごとやコラムごとに分類されたデータ表も容易に得る
ことができるものである。
【0042】(廃棄対策対象コラム選定処理)つぎに、
廃棄対策対象コラム選定処理について説明する。図5お
よび図6は、廃棄対策対象コラム選定処理のながれを示
すフローチャートである。まず、所定の廃棄処理実施時
期(たとえば、2週ごと)に達すると、管理下にあるす
べての商品について順に以下の処理が施される。ここで
は、それら商品の一つを対策対象商品Qとして説明す
る。
【0043】対策対象商品Qが指定されると、倉庫在庫
データベースDB2によって、倉庫内において廃棄期限
の近い商品Qの在庫量(ST)、たとえば4週後までに
廃棄リミットが達する商品Qの在庫量を確認する(ステ
ップS51)。販売情報データベースDB1から、該当
する商品Qを収納しているコラムの総数(CN)を取得
し(ステップS52)、指定期間後、たとえば4週後の
販売予想値を、後述する販売予想処理130によって、
コラムごとに算出する(ステップS53)。そして、算
出された販売予想値のうち最大となる販売予想値PMを
特定し(ステップS54)、この販売予想値PMに上記
したコラム総数CNを乗算して最大期待値TMを算出す
る(ステップS55)。
【0044】商品Qの在庫量STがこの最大期待値TM
よりも大きい場合(ステップS56肯定)は、自動販売
機以外での販売または廃棄等を指示する旨を表示部27
に表示し(ステップS58)、在庫量STから最大期待
値TMまでの間のいずれかの値をコラム総数CNで除算
し、その結果を1コラムに割り当てる在庫量Aとする
(ステップS59)。一方、商品Qの在庫量STがこの
最大期待値TMよりも小さい場合(ステップS56否
定)は、在庫量STをコラム総数CNで除算し、その結
果を1コラムに割り当てる在庫量Aとする(ステップS
57)。
【0045】つづいて、販売情報データベースDB1か
ら、商品Qのうち、廃棄リミットが指定時期にある商品
Qを収容したコラム、たとえば、4週後から8週後の間
の廃棄リミットを有する商品Qを収容したコラムを抽出
する(ステップS61)。そして、抽出したコラムごと
に、廃棄リミットより指定期間前、たとえば4週前まで
の販売予想値Biを、後述する販売予想処理130によ
って算出し(ステップS62)、販売情報データベース
DB1から、ステップS61において抽出したコラムご
とに、そのコラム内の商品の残量Fiを取得する(ステ
ップS63)。
【0046】販売予想値Biが、上記した1コラムに割
り当てる在庫量Aに残量Fiを加算した結果よりも大き
い場合(ステップS64肯定)は、現状維持等を指示す
る旨を表示部27に表示し(ステップS66)、販売予
想値Biが、上記した1コラムに割り当てる在庫量Aに
残量Fiを加算した結果よりも小さい場合(ステップS
64否定)は、その販売予想値Biを示すコラムを、対
策対象コラムとしてCiに加える(ステップS65)。
【0047】以上に説明したように、廃棄対策対象コラ
ム選定処理によれば、指定期間内の廃棄リミットを有す
る商品Qに対して、その商品Qを収容しているコラム内
の残量Fiと、そのコラムに割り当てられる倉庫内のそ
の商品Qの在庫数Aと、を加算して得た数が、販売予想
による通常の販売によってもすべて処理できない場合
に、そのコラムを廃棄対策の必要なコラムとしてCiに
加えていく処理をおこなう。
【0048】(販売予想処理)つぎに、販売予想処理に
ついて説明する。図7および図8は、販売予想処理のな
がれを示すフローチャートである。まず、販売予想の対
象となるコラムと、販売予想の対象となる予想期間(こ
こでは、特に予想週)を取得すると、販売情報データベ
ースDB1から、そのコラムを有する自動販売機および
そのコラムに収容された商品についての情報を取得する
(ステップS71)。
【0049】そして、取得した自動販売機の情報が、設
置先が新規であること、すなわちその自動販売機が今年
に新たに設置されたものであることを示し(ステップS
72肯定)、かつ取得した商品の情報が従来品であるこ
とを示す場合(ステップS73従来品)は、新規設置先
と類似の設置先の自動販売機での去年の販売データを用
いて販売量の仮予想値を算出する(ステップS74)。
取得した自動販売機の情報が、設置先が新規であること
を示し(ステップS72肯定)、かつ取得した商品の情
報が新製品であることを示す場合(ステップS73新製
品)は、新規設置先と類似の設置先での類似商品の去年
の販売データを用いて販売量の仮予想値を算出する(ス
テップS75)。
【0050】一方、取得した自動販売機の情報が、設置
先が新規でないこと、すなわちその自動販売機が少なく
とも去年以降に設置されたものであることを示し(ステ
ップS72否定)、かつ取得した商品の情報が従来品で
あることを示す場合(ステップS76従来品)は、その
自動販売機でのその商品の去年の販売データを用いて販
売量の仮予想値を算出する(ステップS77)。取得し
た自動販売機の情報が、設置先が新規でないことを示し
(ステップS72否定)、かつ取得した商品の情報が新
製品であることを示す場合(ステップS76新製品)
は、その自動販売機での類似商品の去年の販売データを
用いて販売量の仮予想値を算出する(ステップS7
8)。
【0051】販売量の仮予想値が算出されると、その仮
予想値に対して修正をおこなう(ステップS79)。こ
の修正としては、たとえば、その去年の週に販売量を増
加させるイベント等がおこなわれている場合、その去年
の週が例年に比べて、その週の季節感を強化させる方向
に気温が高かったり低かったりした場合、その去年の週
の天候が良好(雨や雪等のように外出頻度を低下させる
天候ではないこと)であった場合等には、仮予想値を所
定値分小さくする。
【0052】このように修正された後の仮予想値を真の
予想値とし(ステップS81)、この予想値に対して、
自動販売機環境修正(ステップS82)と温度天候予想
修正(ステップS83)とを施す。自動販売機環境修正
としては、たとえば、今年は競合メーカの自動販売機が
近辺に設置された場合やその自動販売機が去年に新規に
設置されたものであり、その去年の週のデータはその新
規設置によってもたらされたデータである場合に、予想
値を所定値分小さくする。
【0053】また、他にも、その今年の週において市街
整備や事務所増加等により客人の増加または減少が予想
される場合にはその増減に応じて予想値を所定値分大き
くまたは小さくしたり、その自動販売機が今年から新型
となっている場合には、予想値を所定値分大きくするこ
とができる。温度天候予想修正としては、たとえば、そ
の週が天気予報により良好な天候と予報されている場
合、その週は天気予報により季節感を強化する方向に気
温が上昇または下降すると予報されている場合、その週
において客数増加のイベントが予定されている場合等に
は、予想値を所定値分大きくする。
【0054】以上に説明したように、販売予想処理によ
れば、販売情報収集処理によって蓄積された販売情報、
特に自動販売機ごとに分類された情報と、予想対象とな
っている週に対応する去年または今年の天候等の要因を
考慮した修正と、によって指定期間における商品の販売
量の予想値を算出することができる。
【0055】(対策決定処理)つぎに、対策決定処理に
ついて説明する。図9および図10は、対策決定処理の
ながれを示すフローチャートである。まず、対策対象と
なるコラム、すなわち廃棄対策対象コラム選定処理にお
いて選定されたコラムCiと、廃棄対策対象商品Qを取
得すると、第1の対策処理150によって第1の対策に
よる販売予想値Z1を取得する(ステップS91)。そ
して、同様に、第2の対策処理160によって第2の対
策による販売予想値Z2を取得し(ステップS92)、
第3の対策処理170によって第3の対策による販売予
想値Z3を取得する(ステップS93)。なお、これら
第1の対策処理150、第2の対策処理160および第
3の対策処理170の詳細については後述する。
【0056】つづいて、廃棄対策対象コラム選定処理の
ステップS51において取得した商品Qの在庫量STを
用いて(ステップS94)、この在庫量STが、上記し
た販売予想値Z1、Z2およびZ3のうちで最大の販売
予想値以下であるか否かを判定する(ステップS10
1)。
【0057】ステップS101において、在庫量STが
上記した最大の販売予想値以下である場合であって、在
庫量STが販売予想値Z1以下である場合(ステップS
103肯定)には第1の対策を採用する(ステップS1
04)。在庫量STが上記した最大の販売予想値以下で
ある場合であって、在庫量STが販売予想値Z1より大
きい場合(ステップS103否定)には、在庫量ST
が、上記した販売予想値Z2以上であるか否かを判定す
る(ステップS105)。
【0058】そして、ステップS105において、在庫
量STが上記した販売予想値Z2より小さい場合には、
第2の対策を採用し(ステップS106)、在庫量ST
が上記した販売予想値Z2以上である場合には、第3の
対策を採用する(ステップS107)。一方、ステップ
S101において、在庫量STが上記した最大の販売予
想値より大きい場合は、有効な対策なしとする(ステッ
プS102)。
【0059】つぎに、第1の対策処理150、第2の対
策処理160および第3の対策処理170の詳細につい
て、順に説明する。
【0060】(第1の対策処理)まず、第1の対策処理
は、対策対象となっているコラムを有する自動販売機内
における工夫によってもたらされる販売の増加を期待
し、その販売予想値を算出する処理である。ここでは、
その工夫として、コラムに対応付けられた選択ボタンの
位置を変更する。
【0061】図11は、第1の対策処理のながれを示す
フローチャートである。まず、販売予想の対象となるコ
ラム(ここでは、Ci)を取得すると、販売情報データ
ベースDB1から、各コラムCiに対応する選択ボタン
の位置を取得する(ステップS111)。そして、コラ
ムCiのうち、取得した選択ボタンの位置が選択しやす
い位置(優先)に設定されていないコラムを抽出し(ス
テップS112)、さらに、抽出したコラムのうち、選
択しやすい位置の選択ボタンに対応する商品の現販売数
が一定値以上である自動販売機に属するすべてのコラム
に対し、選択ボタン位置変更後の販売予想値Z1を算出
する(ステップS113)。
【0062】ここで、一定値とは、選択ボタン位置を変
更する前に、選択しやすい位置の選択ボタンに対応する
コラムに収容されていた商品と同一の商品を収容する他
のすべてのコラムにおける、その商品の販売平均値を示
す。すなわち、その選択ボタンが選択しやすい位置に設
定されることで、実際に販売促進効果があるか否かの判
断値を示すものである。
【0063】(第2の対策処理)つぎに、第2の対策処
理は、現状のコラムのある自動販売機はいずれも、場所
が良くないと考え、売れそうな設置先にある自動販売機
を探し、その自動販売機上に商品を投入することによっ
てもたらされる販売の増加を期待し、その販売予想値を
算出する処理である。ここで、場所が良くないとは、客
が少ないため、または客は多いが商品に対する嗜好が違
うために売れないことを意味する。
【0064】この第2の対策処理の基本的概念の一つ
は、廃棄処分対策の対象となっている商品Qの性格と売
れる可能性のあるコラムを有した自動販売機での商品嗜
好とのマッチングをおこないながら、新たに販売するコ
ラムを追加して販売量の増加を狙うものである。
【0065】そこで、商品Qの性格として以下の三種類
に分類する。 A1:標準的な商品または主力商品(これは廃棄処分対
策の対象商品と同じ商品名で、新品が他のコラムにある
可能性が大きい) A2:新商品が出て旧タイプになる商品(やがては販売
されなくなる商品) A3:数は少ない特定商品
【0066】また、コラムが属する自動販売機の嗜好性
を以下の三種類に分類する。 先進的:目新しいものは売れやすいが、飽きられること
も多い。 標 準:先進的でも、保守的でもない。 保守的:新しい物はなかなか売れないが、標準的な商品
は安定して売れる。
【0067】図12(a)は、上記した嗜好性を有する
自動販売機が、商品Qの性格に応じて、それぞれ投入先
として適しているか否かを示した表である。なお、図1
2(a)において、○は、投入先として適している(販
売可能性有り)ことを示し、×は、投入先として適して
いない(販売可能性なし)ことを示している。
【0068】そして、第2の対策処理の基本的概念のも
う一つは、廃棄処分対策の対象となっている商品Qのタ
イプと売れる可能性のあるコラムを有した自動販売機で
の売れ筋商品とのマッチングをおこない、不適当な、す
なわち売れそうにない自動販売機に属するコラムを、投
入先の対象から除くことである。
【0069】そこで、商品Qのタイプとして以下の四種
類に分類する。 B1:商品Qは炭酸系 B2:商品Qはお茶系 B3:商品Qはジュース系 B4:商品Qはそれ以外
【0070】また、自動販売機の売れ筋商品のタイプは
以下の四種類に分類する。 売れ筋商品のタイプ1:自動販売機では炭酸系が売れ筋 売れ筋商品のタイプ2:自動販売機ではお茶系が売れ筋 売れ筋商品のタイプ3:自動販売機ではジュース系が売
れ筋 売れ筋商品のタイプ4:自動販売機では売れ筋の特定の
タイプない
【0071】図12(b)は、上記した売れ筋商品を有
する自動販売機が、商品Qのタイプに応じて、それぞれ
投入先として適しているか否かを示した表である。な
お、図12(b)においても同様に、○は、投入先とし
て適していることを示し、×は、投入先として適してい
ないことを示している。
【0072】さらに、第2の対策処理では、コラムのあ
る自動販売機の販売数量によるふるい分けをおこなう。
そこで、自動販売機の設置先レベルとして以下の三種類
に分類する。 C1:良く売れる C2:標準的 C3:売れない自動販売機 これらは、図4(a)において説明した設置先レベル
H、M、Lにそれぞれ相当する。
【0073】図13〜15は、第2の対策処理のながれ
を示すフローチャートである。まず、販売予想の対象と
なるコラム(ここでは、Ci)と対策対象となっている
商品Qを取得すると、販売情報データベースDB1に蓄
積されているすべてのコラムから、上記したコラムCi
を除き、残ったコラムをDiとする(ステップS13
1)。
【0074】そして、コラムDiを有する自動販売機の
嗜好・売れ筋を、販売情報データベースDB1から調査
し、商品Qの性格が、上記したA1、A2およびA3の
いずれに該当するか特定する(ステップS132)。特
定した結果、商品Qの性格がA2である場合には、自動
販売機の嗜好が先進的であるという条件を満たす自動販
売機に属するコラムを、Diから除去する(ステップS
133)。
【0075】また、商品Qの性格がA3である場合に
は、自動販売機の嗜好が標準的または保守的であるとい
う条件を満たす自動販売機に属するコラムを、Diから
除去し(ステップS134)、商品Qのタイプがお茶系
である場合には、自動販売機の売れ筋が炭酸系であると
いう条件を満たす自動販売機に属するコラムを、Diか
ら除去する(ステップS135)。また、商品Qのタイ
プが炭酸系またはジュース系である場合には、自動販売
機の売れ筋がお茶系であるという条件を満たす自動販売
機に属するコラムを、Diから除去する(ステップS1
36)。
【0076】さらに、売れない自動販売機、すなわち設
置先レベルがC3である自動販売機に属するコラムをD
iから除去し(ステップS141)、標準的に売れる自
動販売機、すなわち設置先レベルがC2である自動販売
機に属するコラムを、別途Eiに格納する(ステップS
142)。ここで、Ei、残ったDiの順にコラムリス
トを作成する(ステップS143)。そして、作成した
コラムリストのうち、商品Qと同一の商品ではあるが、
廃棄対策の対象ではない商品(廃棄リミットが指定時期
外の商品)を有しているコラムを抽出する(ステップS
144)。
【0077】つづいて、ステップS144において抽出
したコラムの商品の性格がA2またはA3である場合に
は、そのコラムを上記したコラムリストから除去する
(ステップS145)。残ったコラムリストのうち、同
一の自動販売機に属するコラムがある場合には、そのい
ずれかのコラムを第1の入替コラムとして設定し(ステ
ップS151)、残ったコラムリストのうち、商品Qと
同一の商品を有するコラムがある場合には、そのコラム
を第2の入替コラムとして設定する(ステップS15
2)。そして、第1の入替コラムおよび/または第2の
入替コラムを、商品Qを販売するコラムとして追加した
場合の販売予想値Z2を算出する(ステップS15
3)。
【0078】(第3の対策処理)つぎに、第3の対策処
理は、値引き販売をおこなうことによってもたらされる
販売の増加を期待し、その販売予想値を算出する処理で
ある。この第3の対策処理では、まず、上記した三種類
の商品の性格に応じて、値引き販売をおこなうか否かを
判断する。
【0079】図16(a)は、商品Qの性格ごとに、値
引き販売の対象として適しているか否かを示した表であ
る。なお、図16(a)において、○は、値引き販売の
対象として適している(値引き販売可)ことを示し、×
は、値引き販売の対象として適していない(値引き販売
不可)ことを示している。また、第3の対策処理は、第
2の対策処理と同様に、廃棄処分対策の対象となってい
る商品Qのタイプと売れる可能性のあるコラムを有した
自動販売機での売れ筋商品とのマッチングをおこない、
不適当な、すなわち値引きしても売れそうにない自動販
売機に属するコラムを、値引き販売の対象から除くこと
である。なお、商品Qのタイプ、は、上記したB1〜B
4の四種類とし、自動販売機の売れ筋商品のタイプもま
た、上記した売れ筋商品のタイプ1〜4の四種類とす
る。
【0080】図16(b)は、上記した売れ筋商品を有
する自動販売機が、商品Qのタイプに応じて、それぞれ
値引き販売の対象として適しているか否かを示した表で
ある。なお、図16(b)においても同様に、○は、値
引き販売の対象として適していることを示し、×は、値
引き販売の対象として適していないことを示している。
さらに、第3の対策処理でも、第2の対策処理と同様
に、コラムのある自動販売機の販売数量によるふるい分
けをおこなう。なお、自動販売機の設置先レベルし、上
記したC1〜C3の三種類とする。
【0081】図17は、第3の対策処理のながれを示す
フローチャートである。まず、販売予想の対象となるコ
ラム(ここでは、Ci)と対策対象となっている商品Q
を取得すると、Ciの情報をGiにコピーする(ステッ
プS161)。そして、コラムGiを有する自動販売機
の売れ筋を、販売情報データベースDB1から調査し、
商品Qの性格が、上記したA1、A2およびA3のいず
れに該当するか特定する(ステップS162)。
【0082】特定した結果、商品Qの性格がA1である
場合(ステップS163肯定)には、直ちにこの第3の
対策処理を終了する。一方、特定した結果、商品Qの性
格がA2またはA3である場合(ステップS163否
定)は、以下の除去処理がおこなわれる。商品Qのタイ
プがお茶系である場合には、自動販売機の売れ筋が炭酸
系であるという条件を満たす自動販売機に属するコラム
を、Giから除去し(ステップS164)、商品Qのタ
イプが炭酸系またはジュース系である場合には、自動販
売機の売れ筋がお茶系であるという条件を満たす自動販
売機に属するコラムを、Giから除去する(ステップS
165)。
【0083】さらに、売れない自動販売機、すなわち設
置先レベルがC3である自動販売機に属するコラムをG
iから除去する(ステップS166)。ここで、以上の
除去処理によって除去したコラムのうち、最終的に残っ
たGiに属するコラムと特定関連(同一ビル内、工場内
等で同じグループとみなされる関係)にあるコラムをG
iとして復帰させ(ステップS167)、残ったGiに
対して、値引き販売した場合の販売予想値Z3を算出す
る(ステップS168)。なお、値引き販売により販売
予想値Z3は値引きしない場合の予想値よりも大きくな
る。
【0084】また、上記した値引き販売の対象となった
コラムが属する自動販売機と特定関連にある自動販売機
においては、表示部39上に、値引き販売している旨ま
たは近くの自動販売機で値引き販売していることを表示
するようにする。たとえば、値引き販売している自動販
売機自身において「今月中、商品○○○を、100円値
下げ販売中です。」のように表示したり、「今月中、3
階の自動販売機では、商品○○○を、100円値下げ販
売中です。」のように同一地域内の近くの自動販売機で
のPR表示をおこなう。
【0085】また、上記した以外に、値引きによる販売
増加量が多く在庫量0を超えて商品不足に至る事態を避
けるために、値引き販売コラムの絞り込みをおこなうこ
ともできる。その絞り込み方法としては、販売予想値Z
2の絞り込みにあたっては、Ei、残ったDiの順にリ
ストを作成しているので、その上位にあるEiを優先し
て販売するように絞り込む。また、図18に示す表のよ
うに、値引き販売の対象として適しているコラム(自動
販売機)の判断として、さらに、より適した条件の組み
合わせを設定する。図18では、図16(b)において
○の個所を◎とし、この◎の個所の条件を満たす自動販
売機が、値引き販売の対象としてより適していることを
示す。
【0086】以上に説明したように、対策決定処理によ
れば、選択ボタン位置の変更による販売量の増加を期待
する第1の対策処理、他の自動販売機に商品Qを投入す
ることによる販売量の増加を期待する第2の対策処理、
値引き販売による販売量の増加を期待する第3の対策処
理、の三つの対策処理のうち、それぞれにおいて得られ
る販売予想値が最大となる対策処理を採用して、これを
商品Qの廃棄対策とするので、商品Qや自動販売機の性
質等に応じた最適な販売促進をおこなうことができ、廃
棄しなければならない商品の数を減らすことが可能とな
る。
【0087】このように、本実施の形態にかかる自動販
売機管理システムおよび自動販売機管理方法によれば、
上述した販売情報収集処理100、廃棄対策対象コラム
選定処理120、販売予想処理130、対策決定処理1
40によって、自動販売機内および倉庫内において廃棄
対策の必要性が差し迫っている商品に対し、それら商品
の販売を促進することができ、廃棄しなければならない
商品の数を低減することができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または6
の発明によれば、複数の自動販売機に関する過去の販売
情報から、将来の指定した期間における指定された商品
の販売量を取得するので、特別な廃棄対策が必要である
か否かの判断をおこなう際に活用できるとともに、適切
な販売計画を立案することができるという効果を奏す
る。
【0089】また、請求項2〜5および請求項7〜10
の発明によれば、複数の自動販売機に関する過去の販売
情報から、将来の指定した期間における指定された商品
の販売量を取得した結果を用いて、近い将来に廃棄する
必要のある商品に対して、選択ボタンの位置の変更や商
品の移転、値下げ販売等の特別な廃棄対策をおこなうの
で、自動販売機内および倉庫内において廃棄対策の必要
性が差し迫っている商品に対し、それら商品の販売を促
進することができ、廃棄しなければならない商品の数を
低減することができるという効果を奏する。
【0090】また、請求項11の発明に係る記憶媒体
は、請求項6〜10に記載された方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラ
ムを機械読み取り可能となり、これによって、請求項6
〜10の動作をコンピュータによって実現することが可
能な記録媒体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかる自動販売機管理システムの
概略構成を示したブロック図である。
【図2】実施の形態にかかる自動販売機管理方法におい
て実行される各種処理を説明するための説明図である。
【図3】販売情報データベースDB1を構成するデータ
表の例を示す図である。
【図4】販売情報データベースDB1を構成するデータ
表の一部を示す図である。
【図5】廃棄対策対象コラム選定処理のながれを示すフ
ローチャートである。
【図6】廃棄対策対象コラム選定処理のながれを示すフ
ローチャートである。
【図7】販売予想処理のながれを示すフローチャートで
ある。
【図8】販売予想処理のながれを示すフローチャートで
ある。
【図9】対策決定処理のながれを示すフローチャートで
ある。
【図10】対策決定処理のながれを示すフローチャート
である。
【図11】第1の対策処理のながれを示すフローチャー
トである。
【図12】商品の投入先として適した自動販売機か否か
を判断するための図である。
【図13】第2の対策処理のながれを示すフローチャー
トである。
【図14】第2の対策処理のながれを示すフローチャー
トである。
【図15】第2の対策処理のながれを示すフローチャー
トである。
【図16】値引き販売の対象として適した自動販売機か
否かを判断するための図である。
【図17】第3の対策処理のながれを示すフローチャー
トである。
【図18】値引き販売の対象の絞り込みを説明するため
の図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク 20 自動販売機管理装置 21 CPU 22 主記憶部 23 外部記憶装置 24,37 ネットワーク接続部 25,38 携帯型端末インターフェース 26 入力部 27,39 表示部 30,40,50 自動販売機 31 自動販売機制御部 32 金銭制御部 33 センサ制御部 34 搬送制御部 35 選択ボタン処理部 36 記憶部 60 携帯型端末 CM1〜CMn コラム SB1〜SBn 選択ボタン SN1〜SNn センサ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つの自動販売機と、各自動
    販売機を管理する自動販売機管理装置と、がネットワー
    クに接続されて構成された自動販売機管理システムにお
    いて、 前記自動販売機管理装置は、 少なくとも前記自動販売機のコラムごとに商品名、商品
    の在庫量、廃棄期限の情報を含んだ販売情報を、各自動
    販売機から収集して蓄積する販売情報蓄積手段と、 自動販売機において販売される予定の倉庫等に保管され
    ている商品に関し、少なくともその商品名、在庫量、廃
    棄期限の情報を含んだ倉庫在庫情報を管理して蓄積する
    倉庫在庫情報蓄積手段と、 前記販売情報および/または前記倉庫在庫情報に基づい
    て、将来の指定された期間内における指定された商品の
    販売量を予想して算出する販売予想手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機管理システム。
  2. 【請求項2】 前記販売予想手段によって、特定の商品
    および特定の期間に対し、前記販売情報蓄積手段に蓄積
    されたすべての販売情報から予想される販売量を取得す
    るとともに、前記倉庫在庫情報蓄積手段から、前記特定
    の商品に該当する商品名と前記特定の期間に該当する廃
    棄期限とを有する商品の倉庫在庫量を取得し、取得した
    倉庫在庫量が、取得した販売量よりも大きい場合に、前
    記特定の商品に対して廃棄対策が必要である旨を判断す
    る廃棄対策手段を備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の自動販売機管理システム。
  3. 【請求項3】 前記廃棄対策手段は、廃棄対策として、
    自動販売機上において、前記特定の商品が収容されたコ
    ラムに対応する選択ボタンの位置を変更する処理を実行
    することを特徴とする請求項2に記載の自動販売機管理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記廃棄対策手段は、廃棄対策として、
    自動販売機上において、前記特定の商品以外の商品また
    は前記特定の商品であって前記特定の期間とは異なる廃
    棄期限を有する商品が収容されたコラムに、前記特定の
    商品を収容する処理を実行することを特徴とする請求項
    2に記載の自動販売機管理システム。
  5. 【請求項5】 前記廃棄対策手段は、廃棄対策として、
    自動販売機上において、前記特定の商品の販売価格を下
    げる処理を実行することを特徴とする請求項2に記載の
    自動販売機管理システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続された少なくとも二
    つの自動販売機を管理する自動販売機管理方法におい
    て、 少なくとも前記自動販売機のコラムごとに商品名、商品
    の在庫量、廃棄期限の情報を含んだ販売情報を、各自動
    販売機から収集して蓄積する販売情報蓄積工程と、 自動販売機において販売される予定の倉庫等に保管され
    ている商品に関し、少なくともその商品名、在庫量、廃
    棄期限の情報を含んだ倉庫在庫情報を管理して蓄積する
    倉庫在庫情報蓄積工程と、 前記販売情報および/または前記倉庫在庫情報に基づい
    て、将来の指定された期間内における指定された商品の
    販売量を予想して算出する販売予想工程と、 を含んだことを特徴とする自動販売機管理方法。
  7. 【請求項7】 前記販売予想工程によって、特定の商品
    および特定の期間に対し、前記販売情報蓄積工程に蓄積
    されたすべての販売情報から予想される販売量を取得す
    るとともに、前記倉庫在庫情報蓄積工程により、前記特
    定の商品に該当する商品名と前記特定の期間に該当する
    廃棄期限とを有する商品の倉庫在庫量を取得し、取得し
    た倉庫在庫量が、取得した販売量よりも大きい場合に、
    前記特定の商品に対して廃棄対策が必要である旨を判断
    する廃棄対策工程を含んだことを特徴とする請求項6に
    記載の自動販売機管理方法。
  8. 【請求項8】 前記廃棄対策工程は、廃棄対策として、
    自動販売機上において、前記特定の商品が収容されたコ
    ラムに対応する選択ボタンの位置を変更する処理を実行
    することを特徴とする請求項7に記載の自動販売機管理
    方法。
  9. 【請求項9】 前記廃棄対策工程は、廃棄対策として、
    自動販売機上において、前記特定の商品以外の商品また
    は前記特定の商品であって前記特定の期間とは異なる廃
    棄期限を有する商品が収容されたコラムに、前記特定の
    商品を収容する処理を実行することを特徴とする請求項
    7に記載の自動販売機管理方法。
  10. 【請求項10】 前記廃棄対策工程は、廃棄対策とし
    て、自動販売機上において、前記特定の商品の販売価格
    を下げる処理を実行することを特徴とする請求項7に記
    載の自動販売機管理方法。
  11. 【請求項11】 前記請求項6〜10のいずれか一つに
    記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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