JP2023132653A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、顧客の注文意欲を沸かせることが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、商品を搬送するレーンから客席にて取り上げた前記商品の数を数える計数部と、取り上げた前記商品の数が所定数を満たしたかを判断する判断部と、前記判断部が所定数を満たしたと判断した場合に、前記レーンを搬送する商品を無料進呈するメッセージを表示部に表示させる表示制御部と、を備える。【選択図】図13

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
従来から、レーン上を皿に載せられた種々の商品(寿司)が流れてくる回転寿司店が存在する。このような回転寿司店は、製造した商品を載せて不特定多数の顧客の席に順次搬送させる巡回レーンと、注文端末から注文された商品(以降「注文商品」という)を当該顧客まで搬送する注文レーンとがある。顧客は、巡回レーンを流れてきた商品、あるいは注文レーンを搬送された注文商品を取り上げて食する。
店舗は、顧客に少しでも多くの商品を取り上げてもらえるよう、顧客に対し、より注文意欲を沸かせる提案をしたい。
本発明が解決しようとする課題は、顧客の注文意欲を沸かせることが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、商品を搬送するレーンから客席にて取り上げた前記商品の数を数える計数部と、取り上げた前記商品の数が所定数を満たしたかを判断する判断部と、前記判断部が所定数を満たしたと判断した場合に、前記レーンを搬送する商品を無料進呈するメッセージを表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
図1は、実施形態に係る注文管理システムを示す図である。 図2は、店内の客席付近の様子を説明する説明図である。 図3は、注文端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、商品情報部の構成を示すメモリマップである。 図5は、店舗サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、商品管理部の構成を示すメモリマップである。 図7は、本部サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図8は、顧客マスタの構成を示すメモリマップである。 図9は、商品履歴部の構成を示すメモリマップである。 図10は、携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図11は、注文端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 図12は、注文端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、商品の無料進呈処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、注文端末の表示の一例を示す図である。 図15は、店舗サーバの制御処理の流れを示すフローチャートである。 図16は、本部サーバの制御処理の流れを示すフローチャートである。 図17は、携帯端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図18は、携帯端末の表示例を示す図である。 図19は、携帯端末の他の表示例を示す図である。 図20は、携帯端末の更に他の表示例を示す図である。
以下第1実施形態について説明する。実施形態では、回転寿司チェーン店舗の各客席K(図2を参照)に設置された、商品(寿司)を指定して注文する注文端末を情報処理装置の一例として説明する。なお、実施形態は本発明を説明するための一例であって、本発明を限定するものではない。
回転寿司と呼ばれる寿司店では、客席Kに接するように設けられた、店内の各客席Kを巡回している巡回レーンR(図2を参照)上に、商品である寿司(多品種多数の寿司)を皿の上に載せて客席Kに搬送している。客席Kに着席した顧客は、巡回レーンRの巡回に伴って移動してきた商品から自分が食したい商品を皿ごと取り上げる。
また、各客席Kには、注文端末が1台ずつ設置されている。注文端末は、店舗が販売するすべての商品のうち、顧客が選択した商品を注文するための装置である。注文端末から注文された商品は、例えば注文した商品を専用に搬送する注文レーンL(図2を参照)によって客席Kに搬送される。顧客は、注文レーンLによって搬送された商品を取り上げる。なお、巡回レーンRと注文レーンLの両方を指す場合「レーン」という。
図1は、店舗Mにおける注文商品を管理する注文管理システムである。注文管理システム10は、店舗Mを統括する本部に設置された本部サーバ5、店舗Mに設置された店舗サーバ3と注文端末1、顧客が携帯する携帯端末7とを備える。本部サーバ5と店舗サーバ3は、例えばインターネット回線や無線や有線の専用回線等の通信回線2で接続されている。店舗M内において、各客席Kに設置されている注文端末1と店舗サーバ3とは、例えばLAN(Local Area Network)回線等の通信回線4で接続されている。また、本部サーバ5は、例えばインターネット回線等の通信回線6を介して、顧客が携帯する携帯端末7と接続している。
注文端末1は、店舗M内の各客席Kに1台または複数台設置されている。注文端末1は、顧客によって操作され、顧客が食べたい商品を指定して店舗サーバ3に送信することで、商品の注文をする装置である。注文端末1は、店舗Mで注文可能なすべての商品の商品情報(例えば商品名、価格、商品の画像、等)を標準メニューとして表示部18(図3を参照)に表示する。また、注文端末1は、後述する無料進呈商品に係る顧客へのメッセージを表示部18に表示する。注文端末1は、カードリーダ20(図3を参照)を備えており、顧客ID(顧客を特定する顧客特定情報)を読み取って店舗サーバ3に送信する。なお、注文端末1は、店舗での飲食を予約する際に携帯端末7から送信された顧客IDを取得するようにしてもよい。また注文端末1は、顧客が来店した際に入口で操作する入店装置において入力された顧客IDを取得するようにしてもよい。
店舗サーバ3は、各店舗Mにおける商品の売り上げを管理する。店舗サーバ3は、注文端末1から受信した顧客IDを本部サーバ5に送信する。店舗サーバ3は、注文端末1から受信した精算情報を本部サーバ5に送信する。
本部サーバ5は、各店舗Mの商品の売上げを管理する。本部サーバ5は、顧客ID別に、顧客の注文履歴(注文した商品の種類、数(皿の枚数)、注文した日時、等)を記憶する。
また、本部サーバ5は、顧客が食した商品の数(すなわち皿の数)の情報、目標値に対する実績数の情報、目標値を別の指標に変換した情報等を含むメッセージを、顧客の携帯端末7に送信する。詳細は後述する。
携帯端末7は、例えば携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等の機器である。携帯端末7は、例えば専用のアプリケーションがインストールされている。携帯端末7は、本部サーバ5から受信したメッセージを表示部78(図10を参照)に表示する。
次に、顧客が着席する客席K付近の構造について説明する。図2は、店内の客席K付近の様子を説明する説明図である。図2に示すように、客席Kは、エンドレスの巡回レーンRと、往復動が可能な略直線状の注文レーンLに隣接して設けられる。巡回レーンRに載った商品は、巡回レーンRの移動に伴い矢印Y方向に移動する。巡回レーンRは不特定多数の商品を搬送する。注文レーンLは、巡回レーンRの上方に設置される。注文レーンLは、注文端末1から注文した商品Sを厨房から注文した客席Kまで直接搬送する。
客席Kには、テーブルTが設置され、テーブルTの両側に席Cが設置されている。また、各客席Kには、客席Kを特定する客席番号が付されている。顧客は、席Cに着席し、巡回レーンRおよび注文レーンLから商品をテーブルTに取り上げて食べる。注文端末1は、客席Kの略中央部であって、注文レーンLの上方に設置されている。席Cに着席した顧客は、注文端末1を操作して、お好みの商品を注文する。
商品を食した後の皿は、投入口Nから投入する。投入口Nに投入された皿は厨房に回収される。投入口Nには、投入口Nへの皿の投入を検知するとともに、投入された皿の種類(レーンから取り上げた商品の種類(例えば、100円の寿司、200円の寿司、300円の寿司のいずれであるか)を検知する商品判別センサ21(図3を参照)が設置されている。顧客が投入口Nに皿を投入する度に、商品判別センサ21は、商品の種類を判別する。商品判別センサ21が判別した商品の種類に基づいて、商品別の商品の数が商品情報部131(図3を参照)に記憶される。
ここからは、注文端末1のハードウェア構成について説明する。図3は、注文端末1のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、注文端末1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は注文端末1の制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。メモリ部14は各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する注文端末1の制御処理を実行する。
RAM13は、商品情報部131、顧客ID部132を有する。商品情報部131は、取り上げた商品の商品情報(商品を特定する商品特定情報(商品ID)、取り上げた商品の数、注文した商品の数、等)を記憶する。商品情報部131については図4で後述する。顧客ID部132は、カードリーダ20が顧客カードから読み取った顧客IDを記憶する。あるいは顧客ID部132は、店舗Mの予約時に有力した顧客IDを記憶する。あるいは顧客ID部132は、入店の際に入店端末から入力した顧客IDを記憶する。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部141、商品マスタ142、客席番号部143、進呈商品部144、コメント情報部145を有する。商品マスタ142は、各店舗Mで販売されるすべての商品の商品情報(商品名、価格、等)を、商品を特定する商品特定情報(商品ID)に対応して記憶する。客席番号部143は、当該注文端末1が設置されている客席Kを特定する客席番号を記憶する。進呈商品部144は、無料進呈する商品(寿司)の種類と条件を記憶する。無料進呈する商品は、店舗Mで販売するすべての商品でもいいが、指定された商品(価格を指定した(例えば100円の)商品、あるいは種類を指定した商品(マグロ、等)であってもよい。また、商品を無料進呈する条件は、例えば次のような条件が考えられる。
(1)顧客が取り上げた全ての商品の数(皿の枚数)が所定数に達した場合。すなわち、商品の種類は条件とせず、商品を無料進呈する条件は商品の数が所定数に達した場合のみとする。
(2)注文端末1から注文した商品(すなわち、注文レーンLから取り上げた商品)の数(皿の枚数)が所定数に達した場合。すなわち、商品を無料進呈する条件は、商品の種類が注文端末1から注文した商品であって、当該種類の商品が所定数に達した場合とする。
(3)顧客が取り上げた特定の商品(例えばマグロの赤身)の数(皿の枚数)が所定数に達した場合。すなわち、商品を無料進呈する条件は、商品の種類が特定の商品であって、当該商品が所定数に達した場合とする。例えば店舗Mが大量に仕入れした商品を特定の商品にする。このようにすることで、店舗Mは、大量に仕入れた商品を早く捌くことができる。
進呈商品部144は、上記(1)(2)(3)のいずれかの条件を満たす商品の種類と所定数を記憶する。実施形態では、(2)を条件として以降説明する。コメント情報部145は、上記条件を満たした場合に、商品を1品無料進呈することを示すメッセージを記憶する。メッセージは、例えば「お客様に寿司1品を無料進呈します。巡回レーンRからお好きなお寿司を1品お取りください」等である。
また、無料進呈する商品は、店舗Mで販売するすべての商品を対象としてもよいが、例えば、巡回レーンRに載せられた商品であってもよい。このようにすることで、巡回レーンRに載せられた商品を早期に捌ける、という店舗Mにとってのメリットがある。また、無料進呈する商品を指定した場合、指定した商品を早期に捌くことができる。
また、制御部100は、バス15およびコントローラ16を介して、操作部17、表示部18、音声入力部19、カードリーダ20、商品判別センサ21と接続している。操作部17は、例えば表示部18上に設けられたタッチパネルであり、注文端末1の操作者である顧客が操作する。操作部17は、商品選択キー171、注文キー172、精算キー173、取得キー174を有する。商品選択キー171は、注文する商品を選択するキーである。注文キー172は、選択した商品を注文するキーである。商品が注文されると、注文情報は厨房に設けられた注文表示部(図示せず)に表示され、注文商品が調理される。精算キー173は、食事を終了して精算を行う場合に操作する。精算キー173が操作されると、例えばカードリーダ20がクレジットカード等の情報を読み取って、客席Kで精算処理を行う。あるいは図示しない精算装置に出向き、現金精算処理やカード精算処理を行ってもよい。取得キー174は、無料進呈商品を取り上げた際に操作する。取得キー174が操作されると、無料進呈商品を取り上げたことを示す情報が出力される。表示部18は、注文端末1の操作者に対して情報を表示する。表示部18は、商品選択キー171、注文キー172、精算キー173、取得キー174のキーの画像を表示する。
音声入力部19は、入力された人の声を音声認識する装置であり、注文を音声で行う装置である。音声入力部19は、例えば店舗Mにおいて個々の商品に固有に付された商品を識別するための商品番号が入力された場合に、当該商品番号が音声として入力されると、音声認識技術により該当商品を特定する。制御部100は、商品が特定されると、自動的に当該商品の注文処理を行う。また、特定の音声(例えば「いつものお任せ」のような決められた音声)が入力されると、音声認識技術により音声が認識する。制御部100は、音声が認識されると、予め決められた商品について自動的に発注処理を行う。予め決められた商品は、例えば当該顧客がよく注文する商品であり、予め携帯端末7から設定しておく。なお、「いつものお任せ」の音声に基づいて、テイクアウトする商品を注文することができる。
カードリーダ20は、顧客が持参したカード(クレジットカード、デビットカード、ポイントカード、等)を読み取る。制御部100は、カードリーダ20が読み取った顧客IDを店舗サーバ3に送信する。制御部100は、カードリーダ20が読み取ったクレジットカードやデビットカードに基づいて、食事に係る精算処理を実行する。
また、制御部100は、バス15を介して、通信部22と接続している。通信部22は、通信回線4を介して店舗サーバ3と接続し、情報の送受信を行う。
次に、商品情報部131について説明する。図4は、商品情報部131の構成を示すメモリマップである。図4に示すように、商品情報部131は、商品ID部1311、枚数部1312、注文枚数部1313、合計枚数部1314、進呈枚数部1315を有する。
商品ID部1311は、商品を特定する商品ID(商品特定情報)を記憶する。図4の例では、商品Aを特定する商品ID~商品Nを特定する商品IDが記憶されている。枚数部1312は、商品ID部1311に記憶された商品IDに対応付けて、レーン(巡回レーンRおよび注文レーンL)から当該商品を取り上げた商品の数(すなわち皿の枚数)を商品別に記憶する。商品別の商品の数は、投入口Nに投入された皿に埋め込まれた商品の種類(例えば商品Aであるか商品Bであるか)を示す無線タグの情報を読み取った商品判別センサ21の出力を制御部100が受信して、制御部100は受信した出力の内容に基づいて商品の種類を判断して、商品別に+1カウントして計数した数値を記憶する。注文枚数部1313は、商品ID部1311に記憶された商品IDに対応付けて、注文端末1から注文した(すなわち、注文レーンLから取り上げた)商品の数(皿の数)を商品別に記憶する。合計枚数部1314は、当該顧客がレーンから取り上げた商品の合計枚数を記憶する。合計枚数は、投入口Nに投入された皿に埋め込まれた無線タグの情報を読み取った商品判別センサ21の出力を計数する。あるいは、合計枚数は、全ての商品に係る枚数部1312に記憶された商品の数を合計して算出する。進呈枚数部1315は、取得キー174が操作された回数(すなわち、無料進呈された商品を取り上げた回数)を記憶する。
ここからは、店舗サーバ3のハードウェア構成について説明する。図5は、店舗サーバ3のハードウェア構成を示すブロック図である。図5に示すように、店舗サーバ3は、CPU31、ROM32、RAM33、メモリ部34等を備えている。CPU31は店舗サーバ3の制御主体となる。ROM32は各種プログラムを記憶する。RAM33はプログラムや各種データを展開する。メモリ部34は各種プログラムを記憶する。CPU31、ROM32、RAM33、メモリ部34は、互いにバス35を介して接続されている。CPU31とROM32とRAM33が、制御部300を構成する。すなわち、制御部300は、CPU31がROM32やメモリ部34に記憶されRAM33に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する店舗サーバ3の制御処理を実行する。
RAM33は、商品管理部331を有する。商品管理部331は注文端末1から受注した注文情報を記憶する。商品管理部331は、図6で後述する。
メモリ部34は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部341、商品マスタ342を有する。商品マスタ342は、各店舗Mで販売されるすべての商品の商品情報を、商品を特定する商品特定情報(商品ID)に対応して記憶する。
また、制御部300は、バス35およびコントローラ36を介して、操作部37、表示部38と接続している。操作部37は、例えば表示部38上に設けられたタッチパネルであり、店舗サーバ3の操作者が操作する。表示部38は、店舗サーバ3の操作者に対して情報を表示する。
また、制御部300は、バス35を介して、通信部39、通信部40と接続している。通信部39は、通信回線4を介して、注文端末1と接続し、情報の送受信を行う。通信部40は、通信回線2を介して本部サーバ5と接続し、情報の送受信を行う。
次に、商品管理部331について説明する。図6は、商品管理部331の構成を示すメモリマップである。図6に示すように、商品管理部331は、客席番号部3311、商品情報部3312、顧客ID部3313を有する。客席番号部3311は、各客席Kに付された客席番号を記憶する。商品情報部3312は、客席番号部3311に記憶された客席番号に対応させて、当該客席Kで取り上げられた商品(皿)の数を客席番号別に記憶する。すなわち商品情報部3312は、商品情報部131に記憶された商品情報を情報客席番号とともに受信し、当該商品情報を客席番号別に記憶する。なお、客席番号は、注文端末1を識別する識別情報であってもよい。顧客ID部3313は、当該客席Kに備えられた注文端末1が顧客IDを読み取った場合(予約時に顧客IDを入力した場合、入店端末で顧客IDを入力した場合も含む)に、当該顧客IDを記憶する。
ここからは、本部サーバ5のハードウェア構成について説明する。図7は、本部サーバ5のハードウェア構成を示すブロック図である。図7に示すように、本部サーバ5は、CPU51、ROM52、RAM53、メモリ部54等を備えている。CPU51は本部サーバ5の制御主体となる。ROM52は各種プログラムを記憶する。RAM53はプログラムや各種データを展開する。メモリ部54は各種プログラムを記憶する。CPU51、ROM52、RAM53、メモリ部54は、互いにバス55を介して接続されている。CPU51とROM52とRAM53が、制御部500を構成する。すなわち、制御部500は、CPU51がROM52やメモリ部54に記憶されRAM53に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する本部サーバ5の制御処理を実行する。
メモリ部54は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部541、商品マスタ542、顧客マスタ543を有する。商品マスタ542は、各店舗Mで販売されるすべての商品の商品情報を、商品を特定する商品特定情報に対応して記憶する。顧客マスタ543は、顧客が今までに食した(レーンから取り上げた)商品の数を累積的に蓄積した蓄積情報、および当該蓄積情報に基づいて他の指標に換算した情報を顧客別に記憶する。顧客マスタ543については図8および図9で後述する。
また、制御部500は、バス55およびコントローラ56を介して、操作部57、表示部58と接続している。操作部57は、本部サーバ5の操作者が操作するキーボードである。表示部58は、本部サーバ5の操作者に対して情報を表示する。
また、制御部500は、バス55を介して、通信部59、通信部60と接続している。通信部59は、通信回線6を介して、携帯端末7と接続し、情報の送受信を行う。通信部60は、通信回線2を介して店舗サーバ3と接続し、情報の送受信を行う。
次に、顧客マスタ543について説明する。図8は、顧客マスタ543の構成を示すメモリマップである。図8に示すように、顧客マスタ543は、顧客ID部5431、顧客情報部5432、商品履歴部5433を備える。顧客ID部1431は、顧客を特定する顧客ID(顧客特定情報)を顧客別に記憶する。顧客情報部1432は、顧客ID部1431に記憶された顧客IDに対応付けて、当該顧客の顧客情報(氏名、住所、電話番号、携帯端末7のアドレス、等)を記憶する。商品履歴部5433は、各顧客の顧客IDに対応させて、取り上げた商品の数に係る種々の情報を顧客別に記憶する。商品履歴部5433については図9で後述する。
図9は、一人の顧客(例えば顧客A)に対する商品履歴部5433の構成を示すメモリマップである。商品履歴部5433は、商品ID部54331、枚数部54332、目標記憶部54333、換算情報部54334、獲得ポイント部54335、比較対象部54336、合計枚数部54337、合計換算部54338、合計ポイント部54339を備える。
商品ID部54331は、商品のIDを商品別に記憶する。枚数部54332は、商品ID部54331に記憶された商品IDに対応付けて、当該顧客(例えば顧客A)が所定期間にレーンから取り上げた商品(皿)の数の累計数(蓄積情報)を商品別に記憶する。所定期間とは、店舗Mが予め定めた期間であって、例えば1年や1カ月等である。なお、所定期間を設けず、過去にレーンから取り上げた商品の総数であってもよい。目標記憶部54333は、商品ID部54331に記憶された商品IDに対応付けて、目標とする商品の数(皿の枚数)を商品別に記憶する。商品によって人気度や顧客の好みの程度が異なるため、商品別に当該商品に合った目標数を設けることが望ましい。なお、目標数は、顧客(例えば顧客A)が自ら設定してもよいが、顧客間による皿の枚数の積み上げの競争意欲(すなわち、顧客による商品の注文意欲)を高めるために、店舗Mが設定してもよい。
換算情報部54334は、積み上げた皿の枚数を違う指標に換算して記憶する。例えば皿1枚の高さ(約3cm)とし、取り上げた皿の枚数を、例えば高さ(長さ)の指標に換算した数値を商品別に記憶する。例えば枚数部54332に記憶されている商品Aの皿の枚数が500皿である場合、換算情報部54334には3cm×500(皿)=1500cmの数値が記憶される。獲得ポイント部54335は、例えば同一の商品を取り上げた数に応じて付与されるポイントの数を商品別に記憶する。ポイントは、例えば所定数(例えば10皿)取り上げたら1ポイント付与される。所定数は、商品毎に異なっていてもよい。また、付与するポイント数も商品毎に異なっていてもよい。獲得ポイント部54335に記憶されるポイント数は、当該顧客にとってステータスとなるものであり、ポイント数が多いほど、店舗Mに貢献していることを示す。そのため、ポイント数が所定数に達した場合に、店舗Mが当該顧客に対して表彰したり、特典を付与したりすることが望ましい。また、ポイント数が多い顧客は店舗Mにとって優良顧客であるため、当該顧客に対して店舗運営に係る意見徴収等を行う機会を与えてもよい。
比較対象部54336は、換算情報部54334に記憶されている換算情報に対する目標となる数値を記憶する。例えば、目標数値を分かり易い指標(例えば東京タワーや富士山の高さを表す数値(メートル)として記憶する。合計枚数部54337は、枚数部54332に記憶された各商品の数の合計数(蓄積情報)を記憶する。合計枚数部54337に記憶された皿の枚数は、当該顧客が今までに取り上げた皿の総枚数である。合計換算部54338は、換算情報部54334に記憶された各商品の換算した数値の合計数値を記憶する。合計換算部54338に記憶された数値は、当該顧客が今まで取り上げた皿の総数を別の指標に換算した数値である。合計ポイント部54339は、獲得ポイント部54335に記憶された各商品に係るポイント数の合計ポイント数を記憶する。合計ポイント部54339は、当該顧客が今までに取り上げた皿の総枚数によって付与された総ポイント数である。
ここからは、携帯端末7のハードウェア構成について説明する。図10は、携帯端末7のハードウェア構成を示すブロック図である。図10に示すように、携帯端末7は、CPU71、ROM72、RAM73、メモリ部74等を備えている。CPU71は携帯端末7の制御主体となる。ROM72は各種プログラムを記憶する。RAM73はプログラムや各種データを展開する。メモリ部74は各種プログラムを記憶する。CPU71、ROM72、RAM73、メモリ部74は、互いにバス75を介して接続されている。CPU71とROM72とRAM73が、制御部700を構成する。すなわち、制御部700は、CPU71がROM72やメモリ部74に記憶されRAM73に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する携帯端末7の制御処理を実行する。
RAM73は、情報記憶部731を備えている。情報記憶部731は、本部サーバ5から受信した、当該顧客が取り上げた商品(皿)の数や換算情報と、目標情報との関係を示すメッセージを記憶する。メッセージについては、図17~図20で後述する。
メモリ部74は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部741、顧客ID部742を備える。顧客ID部742は、携帯端末7を所有する顧客を特定する顧客ID(顧客特定情報)を記憶する。
また、制御部700は、バス75およびコントローラ76を介して、操作部77、表示部78と接続している。操作部77は、例えば表示部78上に設けられたタッチパネル式のキーボードである。表示部78は、操作者に情報を表示する。
また、制御部700は、バス75を介して、通信部79と接続している。通信部79は、通信回線6を介して、本部サーバ5と接続し、本部サーバ5と情報を送受信する。
ここからは、実施形態に係る注文端末1の機能構成について説明する。図11は、注文端末1の機能構成を示す機能ブロック図である。図11に示すように、注文端末1の制御部100は、ROM12やメモリ部14の制御プログラム部141に記憶された制御プログラムに従うことで、計数部101、判断部102、表示制御部103として機能する。
計数部101は、皿に載置された商品を搬送するレーンから客席Kにて取り上げた商品の数を数える。具体的には、計数部101は、レーンから取り上げられ投入口Nから投入された皿を検知した、商品判別センサ21からの出力情報に基づいて、当該商品の数を計数する。
判断部102は、取り上げた商品の数が、所定数を満たしたかを判断する。具体的には、判断部102は、商品判別センサ21が検知した数が、進呈商品部144に記憶された、商品の所定数を含む(2)の条件を満たしたかを判断する。
表示制御部103は、判断部102が所定数を満たしたと判断した場合に、レーンを搬送する商品を無料進呈するメッセージを表示部18に表示させる。具体的には、表示制御部103は、判断部102が所定数を含む条件を満たしたと判断した場合に、巡回レーンRを搬送される商品を無料進呈するメッセージを表示部18に表示させる。
ここからは、注文端末1の制御について説明する。図12は、注文端末1の制御処理の流れを示すフローチャートである。注文端末1の制御部100は、カードリーダ20等から顧客IDが入力されたかを判断する(S11)。顧客IDが入力されたと判断した場合には(S11のYes)、制御部100は、入力された顧客IDを顧客ID部132に記憶する(S12)。そして制御部100は、記憶した顧客IDを店舗サーバ3に送信する(S13)。そして制御部100はS11に戻る。
また、顧客IDの入力ではないと判断した場合には(S11のNo)、制御部100は、商品選択キー171が操作されたかを判断する(S14)。商品選択キー171が操作されたと判断した場合には(S14のYes)、制御部100は、選択された商品に係る商品情報(商品ID、商品名、価格、販売日時、等)をRAM13に記憶する(S15)。そして制御部100はS11に戻る。
また、商品選択キー171の操作ではないと判断した場合には(S14のNo)、制御部100は、注文キー172が操作されたかを判断する(S16)。注文キー172が操作されたと判断した場合には(S16のYes)、制御部100は、S15の処理でRAM13に記憶された商品に係る注文枚数部1313に記憶された枚数を+1計数する(S17)。そして制御部100は、S15の処理で記憶した商品について、厨房に注文の指示を出す処理を実行する(S18)。
また、注文キー172の操作ではないと判断した場合には(S16のNo)、制御部100は、投入口Nに設けられた商品判別センサ21が出力した、投入口Nに投入された皿に載せられていた商品の種類を示す情報を受信したかを判断する(S19)。皿の種類示す情報を受信したと判断した場合には(S19のYes)、制御部100は、商品の無料進呈処理を実行する(S20)。
図13は、S20で処理される商品の無料進呈処理の流れを示すフローチャートである。図13において、計数部101は、受信した商品の種類を示す情報に基づいて、該当する商品に対応した枚数部1312に記憶された枚数の情報を+1する(S201)。すなわち、レーンから取り上げた該当する商品の数を計数する。次に判断部102は、特典を付与する(例えば商品を無料進呈する)条件を満たしているかを判断する(S202)。例えば、判断部102は、上記(2)の条件を満たしているかを判断する。すなわち、判断部102は、注文端末1から注文した商品(すなわち、注文レーンLから取り上げた商品)の数が所定数を満たしているかを判断する。条件を満たしていると判断した場合には(S202のYes)、表示制御部103は、コメント情報部145から、商品の無料進呈に係るメッセージを読み出して、表示部18に表示する(S203)。
図14に、S203で表示されたメッセージの表示例を示す。図14は、注文端末の表示の一例を示す図である。図14に示すように、注文端末1の表示部18には、商品1品を無料進呈することを表すメッセージ181および取得キー174が表示される。顧客は、商品(寿司)1品を巡回レーンRから取り上げ、取得キー174を操作する。
図13の説明に戻る。制御部100は、取得キー174が操作されたかを判断する(S204)。操作されるまで待機し(S204のNo)、取得キー174が操作されたと判断した場合には(S204のYes)、制御部100は、表示部18に表示されているメッセージを非表示にする(S205)。そして制御部100は処理を終了する。また、上記(2)の条件を満たしていと判断した場合には(S202のNo)、制御部100は処理を終了する。
図12の説明に戻る。また、商品の種類示す情報の受信ではないと判断した場合(S19のNo)、およびS18の処理、S20の処理を実行した後に、制御部100は、精算キー173が操作されたかを判断する(S21)。精算キー173が操作されたと判断した場合には(S21のYes)、制御部100は、当該顧客の食事に係る精算情報を店舗サーバ3に送信する(S22)。精算情報は、商品情報部131に記憶されている全ての情報と、顧客ID部132に記憶されている顧客ID(記憶されている場合のみ)、客席番号部143に記憶されている客席番号等である。そして制御部100は処理を終了する。また、精算キー173の操作ではないと判断した場合には(S21のNo)、制御部100はS11に戻る。
このような実施形態の注文端末1は、皿に載置された商品を搬送する注文レーンLから客席Kにて取り上げた前記商品の数を数える計数部101と、注文レーンLから取り上げた商品の数が所定数を満たしたかを判断する判断部102と、判断部102が所定数を満たしたと判断した場合に、巡回レーンRを搬送する商品を無料進呈するメッセージを表示部18に表示させる表示制御部103と、を備える。
このような構成の注文端末1は、巡回レーンRを搬送される商品を無料進呈するための表示を顧客に対して行うことができる。そのため、顧客の注文意欲を沸かせることが可能となる。なお、巡回レーンRによって搬送される商品は、品質の観点から、一定時間が経過すると破棄される。そのため巡回レーンR上の商品を無料進呈することで、破棄される商品の数を減らすことができる。なお、実施形態では、条件(2)を用いたが、条件(1)または条件(3)を用いてもよい。条件(1)を用いた場合、判断部102は、レーン(巡回レーンRおよび注文レーンLのいずれであってもよい)から取り上げた商品の数が所定数を満たしたかを判断する。条件(3)を用いた場合、判断部102は、レーン(巡回レーンRおよび注文レーンLのいずれであってもよい)から取り上げた特定の商品の数が所定数を満たしたかを判断する。
ここからは、店舗サーバ3の制御について説明する。図15は、店舗サーバ3の制御処理の流れを示すフローチャートである。図15に示すように、店舗サーバ3の制御部300は、注文端末1から顧客IDの情報を受信したかを判断する(S31)。顧客IDの情報を受信したと判断した場合には(S31のYes)、制御部300は、受信した顧客IDを本部サーバ5に送信する(S32)。そして制御部300は処理を終了する。
また、注文端末1からの顧客IDの受信ではないと判断した場合には(S31のNo)、制御部300は、注文端末1から商品の注文情報および客席番号を受信したかを判断する(S33)。商品の注文情報および客席番号を受信したと判断した場合には(S33のYes)、制御部300は、客席番号部3311に記憶されている当該客席番号に対応付けて、受信した注文情報を商品情報部3312に記憶する(S34)。なお、同時に顧客IDを受信した場合には、制御部300は、当該顧客IDを、受信した客席番号に関連付けた顧客ID部3313に記憶する(S34)。次に制御部300は、記憶した注文情報に基づいて、厨房に対して商品の調理発注処理を行う(S35)。そして制御部300は処理を終了する。
また、商品の注文情報および客席番号の受信ではないと判断した場合には(S33のNo)、制御部300は、注文端末1から精算情報を受信したかを判断する(S36)。精算情報を受信したと判断した場合には(S36のYes)、制御部300は、当該精算情報に基づいて精算処理を実行する(S37)。そして制御部300は、精算処理をした精算情報(対応する顧客ID部3313に顧客IDが記憶されている場合は当該顧客IDも)を本部サーバ5に送信する(S38)。そして制御部300は処理を終了する。また、精算情報の受信ではないと判断した場合には(S36のNo)、制御部300は処理を終了する。
ここからは、本部サーバ5の制御について説明する。図16は、本部サーバ5の制御処理の流れを示すフローチャートである。図16に示すように、本部サーバ5の制御部500は、店舗サーバ3から精算情報と顧客IDの情報を受信したかを判断する(S51)。受信するまで待機し(S51のNo)、精算情報と顧客IDの情報を受信したと判断した場合には(S51のYes)、制御部500(顧客情報部)は、受信した精算情報に基づいて、当該顧客IDに係る商品履歴部5433に記憶されている情報を更新する(S52)。実施形態ではS52の処理として次の処理を実行する。すなわち、精算情報に含まれる枚数部1312に記憶された情報に基づいて、枚数部54332に記憶されている蓄積情報(今までに食した商品の数)を商品別に更新する。そして、更新された枚数部54332の情報に基づいて、合計枚数部54337の合計数(蓄積情報)を更新する。また、更新した枚数部54332の蓄積情報に基づいて、換算情報部54334の換算情報を更新する。実施形態では、更新された今までに取り上げた商品の数に基づいて、積み上げた皿の高さを更新する。更新された換算情報部54334の換算情報に基づいて合計換算部54338の換算情報を更新する。また、更新した枚数部54332の蓄積情報に基づいて、獲得ポイント部54335に記憶されているポイント数を更新する。更新された獲得ポイント部54335の情報に基づいて、合計ポイント部54339に記憶されている合計ポイント数の情報を更新する。
次に制御部500(生成部)は、更新した商品履歴部5433に記憶されている情報の情報に基づいて、各顧客について、店舗M(チェーン店の各店舗を含む)における今まで食した商品の数に係るメッセージを作成する(S53)。作成するメッセージは例えば、次のようである。
(4)枚数部54332の蓄積情報または合計枚数部54337の蓄積情報と、目標記憶部54333の目標情報を用いて、顧客が食した商品と設定された目標数との関係を示すメッセージ。枚数部54332の蓄積情報に基づく場合は、特定の商品(商品A~商品Nのいずれか一つまたは複数)について、目標数との関係を示すメッセージ。合計枚数部54337の蓄積情報に基づく場合は、すべての商品の合計数について、目標数との関係を示すメッセージ。
(5)枚数部54332の蓄積情報または合計枚数部54337の蓄積情報と、他の顧客の枚数部54332の蓄積情報を用いて、顧客が食した商品の数について、店舗Mにおける当該顧客のランキングを示すメッセージ。枚数部54332の蓄積情報に基づく場合は、特定の商品について、店舗Mにおける当該顧客のランキングを示すメッセージ。合計枚数部54337の蓄積情報に基づく場合は、すべての商品の合計数について、店舗Mにおける当該顧客のランキングを示すメッセージ。
(6)食した商品の数を別の指標に変換した換算情報部54334の換算情報または合計換算部54338の換算情報と、比較対象部54336の情報を用いて、目標としている指標(例えば東京タワーの高さ)に対して実際に食した商品の数(積み上げた皿の高さ)がどの程度まで達しているかを示すメッセージ。換算情報部54334の換算情報に基づく場合は、特定の商品について、目標としている指標に対する実績を示すメッセージ。合計換算部54338の換算情報に基づく場合は、食したすべての商品の合計について、目標としている指標に対する実績を示すメッセージ。
次に制御部500(出力部)は、作成したメッセージを携帯端末7に送信する(S54)。そして制御部500は処理を終了する。なお、制御部500が(4)~(6)のいずれのメッセージを送信するかは、携帯端末7で設定し、本部サーバ5は設定情報を受信して対応するメッセージを送信する。
ここからは、携帯端末7の制御について説明する。図17は、携帯端末7の制御処理の流れを示すフローチャートである。携帯端末7には、予めアプリケーションがインストールされており、このアプリケーションに基づいて、(4)~(6)を指定する機能、および本部サーバ5から受信した情報を表示する機能を備えている。
すなわち携帯端末7の制御部700は、本部サーバ5からメッセージの情報を受信したかを判断する(S71)。受信するまで待機し(S71のNo)、メッセージの情報を受信したと判断した場合には(S71のYes)、制御部700は、受信したメッセージを表示部78に表示する(S72)。そして制御部700は処理を終了する。
例えば(4)のメッセージ情報を受信した場合には、制御部700は、例えば図18に示すようなメッセージを表示する。図18は、携帯端末7の表示部78への表示例を示す図である。表示例781は、顧客が今まで食した商品の数を、値段が異なる商品別に表示したものである。表示例782は、顧客が今まで食した特定の商品の数が相当する量を何かに例えて表示したものである。表示例783および表示例784は、顧客が今まで食した商品の数と目標値との関係を表示したものである。表示例785は、顧客が今まで食した特定の商品の数と目標値との関係を表示したものである。制御部700は、携帯端末7における選択設定に応じて、表示例781~785のうち選択されたものを表示する。
また、例えば(5)のメッセージ情報を受信した場合には、制御部700は、例えば図19に示すようなメッセージを表示する。図19は、携帯端末7の表示部78への表示例を示す図である。表示例786は、顧客が今まで食した商品の数のランキングを、ランキング1位の顧客と比較して表した表示である。表示例787は、当該顧客のランキングを、ランキング1位の顧客と比較して図式化して表した表示である。制御部700は、表示例786と表示例787をいずれか一方、または両方同時に表示する。
また、例えば(6)のメッセージ情報を受信した場合には、制御部700は、例えば図20に示すようなメッセージを表示する。図20は、携帯端末7の表示部78への表示例を示す図である。表示例788は、顧客が今まで食した商品の数を皿を積んだ高さに換算した情報と、目標とする物体(例えば東京タワー)の高さとを比較した表示である。表示例789は、表示例788の情報を図式化した表示である。
このように、実施形態の本部サーバ5は、顧客がレーンから取り上げた商品の数を蓄積した蓄積情報を、顧客を特定する顧客特定情報別に累積的に記憶する顧客情報部と、前記顧客情報部により記憶された前記蓄積情報と当該蓄積情報に係る目標情報に基づいて、当該顧客の過去に取り上げた商品の数の目標との関係を示すメッセージを生成する生成部と、生成した情報を表示装置に表示可能に出力する出力部と、を備える。
このような構成を備えた本部サーバ5は、携帯端末7に対し、顧客の注文意欲を沸かせる表示をさせることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、注文端末1を情報処理装置の一例として説明した。しかしながらこれに限らず、例えば、店舗サーバ3、本部サーバ5、携帯端末7が情報処理装置であってもよい。
また、各実施形態では、顧客が携帯する携帯端末7を用いて説明した。しかしながらこれに限らず、携帯端末7の代わりに例えばPC(Personal Computer)等の携帯できない装置を用いてもよい。
また、実施形態では、精算情報を、注文端末1から店舗サーバ3を経由して本部サーバ5に送信するようにした。しかしながらこれに限らず、注文端末1は、精算情報を電子レシート化した電子レシート情報を電子レシート管理サーバに送信し、電子レシート管理サーバが受信した電子レシート情報から、精算情報に含まれる商品数(皿の数)を抽出して、顧客マスタ543の情報を更新するようにしてもよい。
また、実施形態では、注文端末1は、商品判別センサ21からの出力によって、レーンから取り上げられた商品の数を計数し商品の種類を判断した。しかしながらこれに限らず、例えば客席Kの上方にカメラを設置し、当該カメラがレーンから商品を取り上げる動作を撮像し、撮像した画像に基づいて、レーンから取り上げられた商品の種類を判断するようにしてもよい。
また、実施形態では、商品を搬送するレーンとして巡回レーンRと注文レーンLを用いて説明した。しかしながらこれに限らず、商品を、巡回レーンRのみ、または注文レーンLのみを用いて搬送してもよい。
また、実施形態では、商品判別センサ21が検知した商品の数による無料進呈処理(図12のS19の処理とS20の処理、または図13におけるS201の処理とS202の処理)を注文端末1が実行した。しかしながらこれに限らず、これらの処理を店舗サーバ3が実行するようにしてもよい。
また、実施形態において携帯端末7が実行した図17処理および図18~図20の表示は、注文端末1が行うようにしてもよい。
なお、実施形態の注文端末1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態の注文端末1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態の注文端末1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、実施形態の注文端末1で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
なお、実施形態では、上記のように、顧客が取り上げた商品の数に係る実績情報や各種比較情報を本部サーバ5が作成して、携帯端末7に表示させるようにした。このような処理は、顧客の注文意欲を沸かせることを課題として実施される。以下この発明について付記する。なお、付記した発明に係る実施形態では、本部サーバ5が情報処理装置の一例であるが、情報処理装置は、店舗サーバ3や携帯端末7であってもよい。
[付記]
[請求項1]
顧客がレーンから取り上げた商品の数を蓄積した蓄積情報を、顧客を特定する顧客特定情報別に累積的に記憶する顧客情報部と、
前記顧客情報部により記憶された前記蓄積情報と当該蓄積情報に係る目標情報に基づいて、当該顧客の過去に取り上げた商品の数の目標との関係を示すメッセージを生成する生成部と、
生成した情報を表示装置に表示可能に出力する出力部と、
を備えた情報処理装置。
[請求項2]
前記生成部は、前記蓄積情報を特定の指標に基づいて換算した情報と当該指標における目標情報とを比較可能なメッセージを生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項3]
前記生成部は、特定の商品についての前記蓄積情報を特定の指標に基づいて換算した情報と当該指標における目標情報とを比較可能なメッセージを生成する、
請求項2に記載の情報処理装置。
[請求項4]
前記生成部は、前記蓄積情報を特定の指標に基づいて換算した情報と前記目標情報とを図式化して比較可能なメッセージを生成する、
請求項2または3に記載の情報処理装置。
[請求項5]
情報処理装置としてのコンピュータを、
顧客がレーンから取り上げた商品の数を蓄積した蓄積情報を、顧客を特定する顧客特定情報別に累積的に記憶する顧客情報部と、
前記顧客情報部により記憶された前記蓄積情報と当該蓄積情報に係る目標情報に基づいて、当該顧客の過去に取り上げた商品の数の目標との関係を示すメッセージを生成する生成部と、
生成した情報を表示装置に表示可能に出力する出力部と、
として機能させるためのプログラム。
1 注文端末
3 店舗サーバ
5 本部サーバ
7 携帯端末
10 注文管理システム
21 商品判別センサ
100 制御部
101 計数部
102 判断部
103 表示制御部
131 商品情報部
132 顧客ID部
142 商品マスタ
143 客席番号部
144 進呈商品部
145 コメント情報部
300 制御部
331 商品管理部
342 商品マスタ
500 制御部
542 商品マスタ
543 顧客マスタ
700 制御部
731 情報記憶部
1311 商品ID部
1312 枚数部
1313 注文枚数部
1314 合計枚数部
1315 進呈枚数部
1431 顧客ID部
1432 顧客情報部
5431 顧客ID部
5432 顧客情報部
5433 商品履歴部
54331 商品ID部
54332 枚数部
54333 目標記憶部
54334 換算情報部
54335 獲得ポイント部
54336 比較対象部
54337 合計枚数部
54338 合計換算部
54339 合計ポイント部
K 客席
L 注文レーン
N 投入口
R 巡回レーン
特開2014-52944号公報

Claims (6)

  1. 商品を搬送するレーンから客席にて取り上げた前記商品の数を数える計数部と、
    取り上げた前記商品の数が所定数を満たしたかを判断する判断部と、
    前記判断部が所定数を満たしたと判断した場合に、前記レーンを搬送する商品を無料進呈するメッセージを表示部に表示させる表示制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記レーンは、多種類の商品を店内の各客席を巡回して搬送する巡回レーンと、前記情報処理装置から注文された商品を顧客に直接搬送する注文レーンとを有し、
    前記所定数は前記巡回レーンから取り上げられた商品の数と前記注文レーンから取り上げられた商品の数の合計数である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記レーンは、多種類の商品を店内の各客席を巡回して搬送する巡回レーンと、前記情報処理装置から注文された商品を顧客に直接搬送する注文レーンとを有し、
    前記所定数は前記注文レーンから取り上げられた商品の数の合計数である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記判断部が前記所定数を満たしたと判断した場合に、前記巡回レーンを搬送する商品を無料進呈するメッセージを表示部に表示させる、
    請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記計数部は、前記客席に設けられたセンサに基づいて前記レーンから取り上げられた商品を載せる皿の数を数える、
    請求項1乃至4のいずれか一に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置としてのコンピュータを、
    商品を搬送するレーンから客席にて取り上げた前記商品の数を数える計数部と、
    取り上げた前記商品の数が所定数を満たしたかを判断する判断部と、
    前記判断部が所定数を満たしたと判断した場合に、前記レーンを搬送する商品を無料進呈するメッセージを表示部に表示させる表示制御部と、
    として機能させるためのプログラム。
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