JP2001183223A - 小口荷物集配車用計重装置 - Google Patents
小口荷物集配車用計重装置Info
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Abstract
集配する際に、荷物積載時に取り扱い料金の計算と料金
の収受、過積載検知等が簡易にできるようにすることを
目的とする。 【構成】 パネルバン型荷物車の後部天井に固定された
計重用ロードセルと、計重用ロードセルに設けられた吊
り下げ部材と、吊り下げ部材に一体に設けられ重量を計
測する荷物を載置する載置台と、計重用ロードセルの荷
物重量信号を入力し、荷重および最大積載量との比較、
取り扱い料金の計算等を行う計重表示装置とよりなるも
のである。
Description
重量を個別に計測し、取り扱い料金を算出するととも
に、全積載荷重を計算する小口荷物集配車用計重装置に
関する。
小口荷物集配車は、個別の荷物重量を計測するために、
ばね式台はかり、ロードセル式デジタル台はかり等を携
行し、必要に応じて計測を行っていた。
ーシ部にロードセル等を設置して荷台重量を計測するも
のがあった。
するために携行されるばね式台はかりやロードセル式デ
ジタル台はかりは、主として荷物の取り扱い料金計算を
行うことを目的としたもので、過積載か否かを判断する
ためには個々に計測された荷物重量を別に加算し、許容
荷重以内にあることを確認する必要があった。
のの設置定位置から毎使用時に計測に適した場所へ移動
し、水平を維持して使用する必要があり、取り扱いに不
便な点が多かった。
ドセル等にあっては、大型平ボディー貨物車用に開発さ
れているもので、精度が荒く、個々の荷物重量を計測す
ることができず、取り扱い料金計算時には利用できなか
った。
用計重装置は、パネルバン型集配貨物車に取り付け、集
配時に荷物重量を計測し、料金計算を行うとともに集配
中の荷物積載量を計算し、過積載を行わないよう累積計
重値を表示しようとするものである。
に固定された計重用ロードセルと、計量用ロードセルよ
り吊り下げ部材を介して吊り下げられ、荷物の重量を計
測する台とする積載台と、計重用ロードセルが出力する
荷物重量信号を入力し、必要情報の表示出力等を行う計
重表示装置とより構成されるものである。
物重量を積み降ろし時に検知できるようにするものであ
る。
リングを介して荷物室後部天井に固定されるものであ
る。
いよう、荷物室中部天井に設けられた第1の固定部材ま
たは、計重用ロードセル直下の荷台に第2の固定部材に
より積載台を固定するものである。
は本発明小口荷物集配車用計重装置の取付説明図であ
る。パネルバン型集配荷物車9にはパネル式ボディの荷
物室10が設けられている。荷物室10の後部天井15
には衝撃防止用スプリング6を介して計重用ロードセル
2が固定されている。また計重用ロードセル2には吊り
下げ部材3を介して荷物1を載置し、重量を計測するた
めの積載台4が設けられている。
セル2および、荷物室10の後部天井15にかかる荷物
1の積み降ろし、パネルバン型集配荷物車9の走行中の
衝撃を吸収し、計重用ロードセル2等の破損を防止す
る。
物重量を計測するため載置するもので、図2にしめされ
るようにパネルバン型集配荷物車9の荷物1の積み降ろ
しをする荷物室10の荷台後部に近接して配される。そ
のため積載台4は、人が荷物1を持ち上げ載置できるよ
う計重用ロードセル2より吊り下げ部材3を介して荷台
16の高さまで吊り下げられる。したがってパネルバン
型集配荷物車9に積み降ろしする際に荷物1の重量を計
測できるため、バネ式台はかりやデジタル台はかり等を
持ち歩いたり、収納引出し等の作業が不要になる。
明図である。積載台4は吊り下げ部材3により荷物室1
0の後部天井15より荷台16に接近して吊り下げられ
ている。記号18は載置台4の前後端に設けられた積載
台揺れ防止パッキングで、積載台4が矢印A方向である
前後に揺動した時揺動半径が他より大きいことから荷台
16に接触し、大きな揺れを防止する。そうして、積載
台4を吊り下げたままパネル型集配荷物車9を走行する
ことが可能となる。積載台揺れ防止パッキング18につ
いては、加工上の問題から積載台4の下全面に貼付する
ことも良いものである。記号19は天井係合部で図5に
示されるように、荷物室10の天井に設けられた積載台
係合用フック17に積載台4を係合し、荷台16の面積
を広くする。記号20はフック解除部材で、積載台4を
積載台係合用フック17より手軽に外せるように設けら
れる。フック解除用部材20には紐や軽いワイヤー等を
用いることも良い。
定される上部平板11と積載台4の揺動中心となる回転
可能継手12、積載台吊り下げロット13より構成され
ている。回転可能継手12は積載台4を矢印A方向に揺
動可能にするとともに、積載台吊り下げロット13と積
載台4を上方に引き上げられるよう回動軸22bが摺動
可能に長孔21を形成する。積載台4の上方引き上げ
は、積載台4を荷台16に接することなく大きく回動さ
せることを可能にし、天井フック係合部19を積載台係
合用フック17に係合させ格納することができる。回転
可能継手12について、図4では長孔21を設けている
が、上部平板11に対し矢印B方向に回動可能となるよ
う回転可能継手12の一端部を回動軸22bで軸支する
とともに他端部も又回動軸22bを回動可能に嵌合し、
積載台4を上方へ引き上げられるようにすることも良
い。
2本で構成されているが、強度上注意すれば足り一本で
も良い。また積載台吊り下げロットBの中間部にターン
バックル等長さ調整具を設け屋根高さの異なるパネルバ
ン型集配荷物車9でも取り付けられるようにすることも
良い。
り荷物重量信号を入力し、集配される個々の荷物重量を
計測し、取扱い料金計算を行うとともに、集配中の荷物
積載量を計算し過積載を防止するもので、荷物室10よ
り荷物1を積み降ろしする後部のパネルボディ14等に
設置される。
る。計重表示装置5には計重用ロードセル2の信号を重
量信号として読み取るほか、あらかじめ入力されている
最大積載量、荷物発送先、料金計算プログラム等をもと
に荷物1の重量計測、過積載防止、荷物1の取り扱い価
格等について必要情報を出力する機能を有する。
合には、先に荷物1を積載台4に載せない状態で計重ボ
タン30を押圧操作し、デジタル表示器31がゼロ表示
されることを確認する。次に積載台4に荷物1を載置す
ると、重量表示がなされる。重量表示のフラッシングに
より計量終了が表示される。ここで荷物1の積み込み
か、積み降ろしかを区別するため積み降ろし選択ボタン
32、33を選択して押す。荷物積み込みの場合は積み
降ろし選択ボタン32を押すことによって計量値は記憶
加算される。反対に荷物降ろしの場合は積み降ろし選択
ボタン33を押すことによって計量値は記憶減算され
る。合計ボタン35は、現在の積荷の重量を確認するも
ので、合計値はデジタル表示器31に表示される。取消
ボタン34は計量時フラッシングをしなかったり、荷物
を誤って計重した場合等計重値を取消す場合に用いられ
る。
集配荷物車9の最大積載重量を計重表示装置5に入力す
る必要がある。ここでは例えばメモリー操作ボタン36
を押し、先に記憶されている最大積載重量をリセット釦
37によりゼロに戻した後、改めて0〜9の数字をもつ
テンキー38により最大積載量を入力する。次に合成ボ
タン35を押すことにより最大積載量が計重表示装置5
に記憶され、集配中の積載荷物重量が最大積載量以上に
なった時ブザー39により警報音を発し、過積載に対す
る注意を促すことができる。
ては、荷物1を積載台4に載置して、重量を確認した後
テンキー38により発送先地域コードを指定する。ここ
で計重表示装置5は内部CPUに予め設定している地域
別送料単価と計測された荷物1の計重値とより取り扱い
料金がデジタル表示器31に表示される。印字装置40
は日付、受付番号、重量、料金、地域名等が書き込まれ
た領収証兼受取証を打ち出すもので、料金の収受を円滑
にする。同時に同データーは内部CPUに記憶され料金
計算等管理に用いられる。
用計重装置は次に記載する効果を奏する。
物室10の後部天井およびパネルボディ14に容易に取
り付けられる。
の計重用ロードセル2を用いられることから精度良く荷
物1の計重ができ、料金収受、過積載防止等正確に割り
出すことができる。
吊り下げ部材3、積載台4と単純なものが用いられ故障
が少なく、またメンテナンスも容易にできる。
で、軽貨物車から大型貨物車までパネルバン型貨物車な
らば、どのような車種にも取付が可能である。
ルボディ14に取り付けられることから、荷物1の積み
降ろしの際に、依頼主立会のもと計重でき、料金表示も
なされることから安心した料金収受ができる等の効果が
ある。
図。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 パネルバン型貨物車の荷物室後部天井に
固定され、荷物重量を検知する計重用ロードセルと、該
計重用ロードセルより吊り下げ部材を介して吊り下げら
れ、荷物の重量を計測する台とする積載台と、計重用ロ
ードセルが出力する荷物重量信号を入力し、荷物重量、
荷物の取り扱い料金、総荷物重量を計算するとともに必
要情報の表示出力等を行う計重表示装置とより構成され
たことを特徴とする小口荷物集配車用計重装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の小口荷物集配車用計重装
置において、計重表示装置が荷物室後部に設けられ荷物
の積み降ろし時に荷物重量を検知できるようにしたこと
を特徴とする小口荷物集配車用計重装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の小口荷物集配車用計重装
置において、計重用ロードセルが、衝撃防止用スプリン
グを介して荷物室後部天井に固定され計重用ロードセル
にかかる衝撃力を緩和することを特徴とする小口荷物集
配車用計重装置。 - 【請求項4】 パネルバン型貨物車の荷物室後部天井に
固定された計重用ロードセルより積載台を吊り下げる請
求項1記載の吊り下げ部材を、計重用ロードセルを中心
に前後方向揺動可能にするとともに、該吊り下げ部材の
遊端側に設けられた積載台を荷物室中部天井に設けられ
た第1の固定部材または計重用ロードセル直下の荷台に
第2の固定部材により固定され、積載台が貨物車の走行
時に揺動しないようにしたことを特徴とする小口荷物集
配車用計重装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37705299A JP2001183223A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 小口荷物集配車用計重装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37705299A JP2001183223A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 小口荷物集配車用計重装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001183223A true JP2001183223A (ja) | 2001-07-06 |
JP2001183223A5 JP2001183223A5 (ja) | 2006-09-28 |
Family
ID=18508170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37705299A Pending JP2001183223A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 小口荷物集配車用計重装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001183223A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008001453A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Furukawa Unic Corp | 車両搭載用クレーンの遠隔操作器 |
JP2019011170A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 株式会社タダノ | 移動式クレーン |
JP2019011172A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 株式会社タダノ | 移動式クレーン |
-
1999
- 1999-12-24 JP JP37705299A patent/JP2001183223A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008001453A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Furukawa Unic Corp | 車両搭載用クレーンの遠隔操作器 |
JP2019011170A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 株式会社タダノ | 移動式クレーン |
JP2019011172A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 株式会社タダノ | 移動式クレーン |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060811 |
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