JP3002684U - 貨物自動車に常備搭載する積算重量計 - Google Patents

貨物自動車に常備搭載する積算重量計

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JP3002684U JP1994004464U JP446494U JP3002684U JP 3002684 U JP3002684 U JP 3002684U JP 1994004464 U JP1994004464 U JP 1994004464U JP 446494 U JP446494 U JP 446494U JP 3002684 U JP3002684 U JP 3002684U
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貴美男 葛西
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 重量計を貨物自動車に常備し、一台の貨物自
動車に積載しようとする積荷の個々に対し、そのすべて
の重量を積載時に検量し、かつ、該検量値を積算して合
計荷重の重量数値を常に表示させ、規定された積荷総重
量に達した時点で、例え積荷可能な空容積が残存しても
積載荷役作業を完了できるようにしたことを目的とす
る。 [構成] 重量計1と、該重量計1により反復計量を累
進的に加算する積算重量計測値を表示できる表示装置3
と、測定開始測定終了のON、OFFを操作できるコン
トローラー2とを設け、これら三者を電気的に接続して
なるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、貨物自動車に常備搭載する積算重量計に関するものである。
【0002】
【技術的背景】
多数の貨物を一度に搬送する一台の貨物自動車において、積込荷役の作業員が 、経験により積載総重量を規定の積載重量の範囲内に抑えているのが現状である が、その係員も正確な積載総重量を認知していないのが実状である。
【0003】
【従来の技術】
一台の貨物自動車に対する貨物の積載重量の検量は、大手の集配所においては 、その荷役時に個々の荷物の重量を検量による検知する手段、あるいは荷主の申 告による手段等により、実地、もしくは事務的に概ね合算予検していたものであ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記のように、貨物自動車を特定した一箇所より貨物を積載して出発させる場 合には、その積荷総量の積載荷重は、おおよそ実荷重に近い値を把握することが できるが、また、積荷のなかには重量数値の表示がなされているものもあるが、 それは、あくまでも梱包された内容物の重量表示で、梱包材まで加算していない 場合が多く、従って、このような搬送物の多量を搬送する場合は、その梱包材の みの重量も加算しなくてはならない。
【0005】 また、積み込み箇所が点在し、不特定形態の貨物を巡回して集荷する場合は、 積載する個々の正確重量を積算することは不可能に近いものであり、このような 事態中には、積載重量に関係なく積荷可能な空容積があれば、そこが満杯になる まで積載作業を続行することも希ではない。
【0006】 このようにして、規定の積載量を超越した場合には、安全走行上においても、 また、道路交通法上においても決して好ましい事態ではない。
【0007】 そこでこの考案は、重量計を貨物自動車に常備し、積荷の個々に対し、そのす べてを積載時に検量し、かつ、該検量値を積算して表示させ、規定された積荷総 重量に達した時点で、例え積荷容積が残存しても積載荷役作業を完了できるよう にしたことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の目的を達成させるための手段として、第1の考案は、重量 計と、該重量計により反復計量を累進的に加算する積算重量計測値を表示できる 表示装置と、測定開始測定終了のON、OFFを操作できるコントローラーとを 設け、これら三者を電気的に接続してなるものである。
【0009】 第2の考案は、従動式コンベアを自在に着脱できる重量計と、該重量計により 反復計量を累進的に加算する積算重量計測値を表示できる表示装置と、測定開始 測定終了のON、OFFを操作できるコントローラーとを設け、これら三者を電 気的に接続してなるものである。
【0010】 第3の考案は、重量計と、該重量計により反復計量を累進的に加算する積算重 量計測値の表示と警報とを発することができる表示装置と、測定開始測定終了の ON、OFFの操作と最高積載重量の数値を設定してこれを入力できるコントロ ーラーとを設け、これら三者を電気的に接続してなるものである。
【0011】 第4の考案は、従動式コンベアを自在に着脱できる重量計と、該重量計により 反復計量を累進的に加算する積算重量計測値を表示と警報とを発することができ る表示装置と、測定開始測定終了のON、OFFの操作と最高積載重量の数値を 設定してこれを入力できるコントローラーとを設け、これら三者を電気的に接続 してなるものである。
【0012】
【作用】
貨物自動車に常備する重量計を貨物積載時に、荷台における貨物出入口付近に 設置する。このとき、必要に応じて、設置する重量計の前方位置に従動式のコン ベアを、その先端位置を荷台の先端に延びるように装着して設置するとともに、 更に必要に応じて重量計の後方にも短い従動式コンベアも取り付ける。
【0013】 貨物の積み込み時における計量作用の前段操作として、重量計に対し電気的作 用を奏するようにコントローラーにおいてON操作を行う。
【0014】 然る後に、貨物自動車に積載する貨物を順次送り込み重量計の上面を経由させ ることにより、該重量計で検量した数値を電気的信号に変換し、これを表示装置 に伝達し、最初の貨物の重量表示は、そのもの個体の重量の検測数値を表示し、 2個目以降の個々の重量は最先の数値に加算累進された数値の表示を行うことが できるようにしたことを基本とするものであるが、場合によって、累進加算数値 表示と併せて個々の重量表示も併出させることもある。
【0015】 これらの表示形態も、デジタル表示の場合と、アナログ表示との場合もある。
【0016】 これら、数値の表示に併せて、予め最大積載重量の数値を設定し、かつ、これ を入力し、記憶させておき、加算されて増加する数値が設定数値に達した時点で 警報を発鳴させる場合もある。
【0017】 このようにして、積載する貨物の重量が規定または設定した数値に達した段階 で積荷作業を完了とするもので、コントローラーに対しOFF操作を与えるもの である。
【0018】 この時、実質的形態として、積荷作業を完了させる頃ともなれば、貨物自動車 における荷台も満杯に近い状態となり、重量計の上面上、また、場合によって用 いる該重量計に接続したコンベア上にも積荷が載置された状態がほとんどとなる ので、この状態をもって積荷を目的地まで搬送し、かつ、荷卸が完了するまで該 状態が継続される場合がほとんどである。
【0019】 更に、前記の表示装置は、その表示事項が目視できることを基本的条件とする ものであるから、重量計に設ける場合は、その側方とし、また、重量計が積荷内 に埋没して目視できない場合も考慮して、重量計本体と別個体となるように分離 し、コントローラーとともに電気的に接続し、荷台後端で、かつ、積荷荷役中で も目視できる位置に装着するために裏側に貼設したマグネットを介して車体の一 部に吸着させる場合もあり、これら離間した各部材を連絡する電気的接続は無線 信号によるもの、または、有線による場合もあり、有線の場合においては、前記 各部材に対して着脱を自在とするものである。
【0020】
【実施例】
次に、この考案の実施例を図とともに説明すれば、1は重量計を示し、上面に 被測定物を載置すれば重量を測定し、かつ、該測定値を電気的にその数値を信号 に変換できるようにしたものである。
【0021】 コントローラー2は電気的開閉を司るON、OFFの開閉スイッチ2aが設け られ、該開閉スイッチ2aの操作をはじめとし、場合によりこのスイッチ操作に 併せて、ある数値を設定して入力手段とすることができるようにしてあり、その 設定数値とは貨物自動車10における荷台11に対し最大積載量を数値とするも のである。
【0022】 3は表示装置を示すもので、その表示手段は電光もしくは物理的に行うデジタ ルまたはアナログ表示である。
【0023】 この考案の積算重量計は、前記した重量計1、コントローラー2、表示装置3 の三主部材をもって構成され、その個々を合体して一個体とする場合と、コント ローラー2と表示装置3との二部門をまとめて一個体にし重量計1のみを別個体 にする場合と、重量計1と、コントローラー2と、表示装置3との三主部材の個 々を分離独立形態とする場合とがあり、これら、いずれの形態であっても本願考 案の作用ならびに効果を阻害するものではないので、強いてこれらの形態のいず れかに限定するものではない、が、図示においては各々が独立した形態を開示し てある。
【0024】 上記した三主部材のうち、一個でも独立した形態を形成するものがあれば、こ れらを電気的に連絡する必要があり、これらを連絡する接続手段4は無線の場合 と、有線の場合とがあり、これらいずれの方式を採用することも任意である。
【0025】 前記の表示装置3にあっては、重量計1によって、個々の被重量計測物を計測 し、該計測によって得た重量数値を電気的数値信号に変換して伝達し、受信した 表示装置3で最先に送られた数値に対し新たに送られてきた信号送達の度ごとに 数値を加算積算し、かつ、これを表示することができるようにしたものである。 この積算数値表示に併せて個々の計測数値もその都度隣接した位置に表示させる 場合もある。
【0026】 また、前記したコントローラー2において、ある設定した数値を入力する手段 にあっては、ON、OFF用の開閉スイッチ2aの他に設定数値入力釦2bが各 位どり単位ごとに設けられ、その設定数値が該コントローラー2に設けた表示窓 2cと、表示装置3とに開示されるように構成し、かつ、積算数値が設定した数 値に達した際にベル音をはじめ電子音もしくは合成音声等の警報を発鳴させ、積 荷の合計重量が設定数値に達したことを告知することができるようにしたもので ある。
【0027】 更に、前記した重量計1にあっては、機械的に着脱できる従動式コンベア5を 用いることもある。
【0028】 この従動式コンベア5は、主にローラー形式のコンベアであって、荷台11に おいて被積載物の移動に便し、大小異種を用意し、大型のものにあってはその先 端を荷台11の前方を指向させ、かつ、後端を、荷台11の積荷出し入れ口であ る後方位置に設置した重量計1に挾着手段または挿入嵌合手段等により着装する ものであり、また、小型のものにあっては、必要に応じて前記と同様手段をもっ て重量計1の後部に接続し、荷台11の出入口端部より重量計1の設置箇所まで の短距離間の連絡用として用いることもある。
【0029】 また、前述の重量計1と分離した表示装置3にあっては、その裏面にマグネッ ト3aを貼着し、荷台11を主に貨物自動車10の任意設定箇所に吸着させ、積 荷作業員が積荷作業中、目視を容易にできるようにして成るものである。
【0030】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成したので、貨物の集配所に設置された重量計で、 一台の貨物自動車に積載する個々の貨物の重量を正確に検測しない限り一搬送時 における正確な積載重量を把握することができなかったものであり、特にこれら 重量計測器が装備されていない場合が多い荷積作業は、その正確な積載重量を認 知せずに搬送運行する事例がほとんどであったが、この考案による重量計は積荷 の個々の重量を、その積載時に各個別の重量を個々に計測し、かつ、個々の測定 値をその都度積算して表示されるものであるから、累計計算する必要もなく、規 定の重量に達したならば積載作業を完了、と、することができ、かつ、また、該 重量計は小型にして軽量であるので、貨物自動車一台に対し一器を専用備品とし て常載しておくことにより、荷積作業の際、容易に使用でき、この簡便重量計測 により、安全運行に供する効果あるものである。
【0031】
【図面の簡単な説明】
図1 積算重量計を載置した貨物自動車荷台の平面図 図2 積算重量計装置の構成略図 図3 表示装置の平面図 図4 表示装置の側面図 図5 コントローラーの平面図
【0032】
【符号の説明】
1 重量計 2 コントローラー 2a 開閉スイッチ 2b 設定数値入力釦 2c 表示窓 3 表示装置 3a マグネット 4 接続手段 5 従動式コンベア 10 貨物自動車 11 荷台

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量計と、該重量計により反復計量を累
    進的に加算する積算重量計測値を表示できる表示装置
    と、測定開始測定終了のON、OFFを操作できるコン
    トローラーとを設け、これら三者を電気的に接続してな
    ることを特徴とする貨物自動車に常備搭載する積算重量
    計。
  2. 【請求項2】 従動式コンベアを自在に着脱できる重量
    計と、該重量計により反復計量を累進的に加算する積算
    重量計測値を表示できる表示装置と、測定開始測定終了
    のON、OFFを操作できるコントローラーとを設け、
    これら三者を電気的に接続してなることを特徴とする貨
    物自動車に常備搭載する積算重量計。
  3. 【請求項3】 重量計と、該重量計により反復計量を累
    進的に加算する積算重量計測値の表示と警報とを発する
    ことができる表示装置と、測定開始測定終了のON、O
    FFの操作と最高積載重量の数値を設定してこれを入力
    できるコントローラーとを設け、これら三者を電気的に
    接続してなることを特徴とする貨物自動車に常備搭載す
    る積算重量計。
  4. 【請求項4】 従動式コンベアを自在に着脱できる重量
    計と、該重量計により反復計量を累進的に加算する積算
    重量計測値を表示と警報とを発することができる表示装
    置と、測定開始測定終了のON、OFFの操作と最高積
    載重量の数値を設定してこれを入力できるコントローラ
    ーとを設け、これら三者を電気的に接続してなることを
    特徴とする貨物自動車に常備搭載する積算重量計。
JP1994004464U 1994-04-01 1994-04-01 貨物自動車に常備搭載する積算重量計 Expired - Lifetime JP3002684U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004279240A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Asahi Kasei Homes Kk 物品の過不足検査システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585369A (ja) * 1981-07-03 1983-01-12 Ricoh Co Ltd 導電性顔料の製造法
JPH05302845A (ja) * 1991-04-02 1993-11-16 Mitsubishi Motors Corp トラック用荷物重量測定システム

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