JP2001180842A - 平坦な被印刷体用の案内装置 - Google Patents

平坦な被印刷体用の案内装置

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JP2001180842A
JP2001180842A JP2000330398A JP2000330398A JP2001180842A JP 2001180842 A JP2001180842 A JP 2001180842A JP 2000330398 A JP2000330398 A JP 2000330398A JP 2000330398 A JP2000330398 A JP 2000330398A JP 2001180842 A JP2001180842 A JP 2001180842A
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Michael Gieser
ジーサー ミカエル
Thoma Peter
トーマ ペーター
Joerg Oliver Kain
オリヴァー カイン ユルク
Mathias Schuster
シュスター マスィアス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平坦な被印刷体用の案内装置について、欠陥
品率を低減可能な構成を提供する。 【解決手段】 案内装置は、被印刷体に向き合う、特に
高度の表面品質の案内面17を有する平坦形構造体を備
えている。特に案内装置を製造する際の、案内面17に
起こり得る損傷を防ぐために、案内装置は、案内面17
を形成する被覆層24によって覆われる支持層21'を
備えた平坦形構造体を用いて形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被印刷体と向き合
う案内面を有する平坦形構造体を備えた、平坦な被印刷
体用の案内装置、およびこのような案内装置を備えた枚
葉紙処理機械、特に輪転印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】このような種の案内装置が、例えばドイ
ツ特許第19602514号公報によって知られてい
る。この中で開示されているように、平坦な被印刷体用
の案内装置に対する要求、特にこの案内装置上に形成さ
れた案内面に対しては高い要求がある。この案内面は特
に平滑にされる必要がある。このため本出願人によって
用いられる案内装置は、高度に光沢研磨された案内面を
備えている。これによって、従来の案内装置を製造およ
び操作する場合、特に注意深く取り扱う必要があり、そ
れに伴ってある欠陥品率を生じる恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、起こ
り得る欠陥品率を明確に低減できる冒頭で述べたような
種類の案内装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、平坦形構造
体が支持層を備えること、および案内面を構成し、支持
層を覆う被覆層を備えることによって達成される。
【0005】この態様では、支持層は、案内面を構成す
る被覆層用の土台を形成しており、したがって、この支
持層は全面でではないが被覆層に密着させる必要があ
る。特に、支持層は、その好ましい態様では、比較的薄
い層厚にもかかわらず、要求を満たす形状安定性を備え
ており、そして例えば一体的に形成された固定プレート
を備えており、一方他の構成では、支持層と共に小組立
部を構成する少なくとも1つの支持部材を備えている構
成になっている。
【0006】この支持層は、例えばそれを覆う被覆層か
ら離れる方向へ向けられた、溝として形成された変形部
を有していてもよく、この結果特に、支持層の固定部材
を介して平坦構造部と結合される支持部材が備えられて
いる他の構成では、各溝の底部で支持層を支持部材と結
合させる種々の方法が、案内面を支持部材にどのような
形でも当接させることなく可能である。案内面を構成す
る被覆層は、むしろ前述の溝および/または、被覆層を
向いた支持層表面の、他の、場合によっては存在する不
連続部または凹凸部に橋を渡すようになっている。した
がって、支持層は、特に、支持部材が設けられた、支持
層の溝に対応した底部で小組立部にねじ固定、または溶
接されてもよい。しかし、支持部材への支持層の溶接
は、支持層が被覆層によって覆われる前に、場合によっ
ては被覆層の延び具合に影響を与える隆起部を研磨する
ことができるので、支持層に溝を構成しなくても、支持
層の、被覆層を向いた表面における特定の隆起部に対応
する溶接継ぎ目によっても可能である。
【0007】したがって、冒頭で述べた案内装置の、本
発明による構成では、被覆層によって覆われた支持層表
面に関する限り、支持層に対してより高い要求がなされ
ることはない。
【0008】したがって、前述の小組立部の製造方法
は、小組立部に属する部分の表面を保護するための特別
な処置を必要としない。相応する処置は、被覆層を用い
て支持層を覆うことによって案内装置を完全な状態にす
る場合、および完全な状態にされた案内装置のその後の
取り扱いの場合に必要なだけである。この時に案内面が
損傷した場合、これから生じる損害は被覆層の交換に限
られ、この結果、場合によっては生じ得る欠陥品のため
に発生するコストは、従来の案内装置を製造する際の欠
陥品の場合よりも著しく低減される。
【0009】好適な態様では、支持部材は桶状に形成さ
れ、かつ流入開口および排出開口を備えており、その他
の部分は支持層によって密閉されている。さらに、この
ように構成された支持部材と支持層は、密になるように
互いに結合されていることが好ましく、この結果、冷却
液をポンプで送ることが可能なチャンバが形成される。
したがって、このように構成された案内装置は、平坦な
被印刷体を、熱が乾燥機から案内装置へ伝えられる経路
部分に沿って案内することに適している。
【0010】好適な態様では、前述の桶状の支持部材
が、立上がり部を有する桶底部を備えており、この立上
がり部が支持層に結合されている。これによって、支持
層および支持部材が比較的薄い構成であっても、これら
から構成される小組立部は、比較的高い形状安定性を有
していることがわかる。
【0011】支持部材の好適な他の構成によって、支持
層と支持部材の各立上がり部とが密に互いに結合され、
一方では支持層が、他方では各立上がり部がその領域で
互いに連通する穴を備えており、被覆層にこれらの穴と
連通する開口を備えていると、前述の冷却液が、支持層
と支持部材によって形成されたチャンバを貫流する際
に、各穴を取り囲む、冷却液に接触しない領域が支持層
と支持部材に形成され、この結果、支持部材と支持層
が、したがって被覆層もが、その穴を通して、冷却液と
は別の流体を流すことが可能となるように、簡単な手段
を用いて有利なことに流通可能にされる。この場合、桶
底部の立上がり部は、桶底部の外側から桶底部へ凹んだ
皿状の凹部として形成することが好ましい。
【0012】前述の流体は気体状であることが好まし
く、周囲の空気を自由に使用可能な状態、または該周囲
の空気を再生使用される状態にされており、それを流せ
るようにするために、桶底部ドームの立上がり部によっ
て形成された、作動時にこの流体が流れて通るチャンバ
機構を備えているのが特に好ましい。この際、再生使用
される周囲の空気によって、特に、この周囲の空気が例
えば乾燥および/または加熱され、および/またはそれ
自身とともに粉を運ぶということが分かる。
【0013】チャンバ機構を通る流れは、案内装置の使
用形態に応じて、被覆層に備えられた開口から吹き出し
空気が流出するという方法で、またはこの開口が低圧発
生源に接続されるという方法で、または幾つかの開口が
低圧発生源に接続されている一方で残りの開口から吹き
出し空気が流出するという方法で生じる。この最後に挙
げた方法の場合、チャンバ機構は、相応する高圧チャン
バと低圧チャンバに分けられる。互いに分離された複数
の個別チャンバという形態のチャンバ機構の構成は、被
覆層に備えられた開口を、特に、グループごとに異なる
体積流れが流れ、さらに、これらの開口の各グループが
個別チャンバの少なくとも1つと連通している場合にも
好ましい。
【0014】他の態様では、被覆層はノズルを備えてい
る。各ノズルは、一方では被覆層の開口の1つを構成
し、他方ではこれらの開口の1つと連通する穴の1つの
中に延びている。これらのノズルは、被覆層に一体的に
結合されるように、被覆層を変形させることによって形
成されることが特に好ましい。これによって、全体とし
て、製造工程を表面品質に全く配慮することなく行うこ
とが可能な、平坦な被印刷体用に備えられた案内装置が
得られる。つまり、表面の保護についての目視による特
別な配慮は、被覆層に備えられる開口を形成する場合
と、支持層に被覆層を取り付ける場合にのみ必要であ
る。
【0015】ノズルを被覆層に一体的に結合することに
よって、案内面と、被覆層の、各ノズルを形成する領域
が連続的に移行することが可能である。特に、案内装置
に独立したノズルを取り付ける場合には避けることがで
きない継ぎ目や段がノズルの領域に生じることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0017】平坦な被印刷体用の案内装置は、巻き取り
紙輪転印刷機のみならず枚葉紙処理輪転印刷機にも用い
られ、枚葉紙処理輪転印刷機では巻き取り紙輪転印刷機
と同じように、各被印刷体が各機械を通過する際に向き
を大きく変えられる領域に設置されるのが好ましい。こ
の場合、枚葉紙処理輪転印刷機は、処理された、すなわ
ち、印刷された、そして場合によってはニス引きされた
枚葉紙をパイル台へその経路上を案内するために、然る
べき案内装置も備えられている限りにおいて特別な位置
を占める。
【0018】したがって、以下の説明は、例示的に、枚
葉紙処理印刷機に基づくものである。
【0019】したがって、図1には、枚葉紙処理輪転印
刷機の、排紙装置を含む部分が示されている。この部分
は、最後の処理部に続く排紙装置1を含んでいる。この
ような処理部は、印刷ユニット、または例えばニス引き
ユニットのような後処理ユニットであってよい。本例で
は、この最後の処理部は、圧胴2.1を備えた、オフセ
ット印刷法で作動する印刷ユニット2である。この圧胴
2.1は、各枚葉紙3の形態の平坦な被印刷体を回転方
向矢印5で示された処理方向に、圧胴2.1と、それと
協働するゴムブランケット胴2.2との間の印刷用間隙
を通して案内し、続いて枚葉紙3を、圧胴2.1のそば
に配置された、枚葉紙3をくわえづめ周辺部で枚葉紙3
の先行端で把持するために備えられたくわえづめが開い
ている間にチェーン搬送装置4に渡す。チェーン搬送装
置4は2つの搬送チェーン6を備えており、この2つの
搬送チェーン6の各々はチェーン排紙装置1の各側壁に
沿って循環する。各搬送チェーン6は、回転軸が互いに
一列の、同期して駆動される2つの駆動チェーンホイー
ル7のそれぞれ1つに巻き付けられており、本例では、
駆動チェーンホイール7に対し処理方向に関して上流側
にあるそれぞれ1つの方向転換用チェーンホイール8に
よって案内される。両搬送チェーン6の間には、これら
によって支持された、くわえづめ9.1を備えたくわえ
づめ装置9が延びており、くわえづめ9.1は、圧胴
2.1に配置されたくわえづめ9.1の間を通過し、こ
の際各枚葉紙3を、圧胴2.1に配置されたくわえづめ
が開く直前に枚葉紙3の先行端を前述のくわえづめ用周
辺部で把持することによって受け取り、ここでは極度に
簡略化して示された案内装置10によって枚葉紙制動装
置11へ搬送し、そこで、枚葉紙3を枚葉紙制動装置1
1に渡すために開く。この枚葉紙制動装置11は枚葉紙
3を処理速度よりも遅い排紙速度にし、そして、枚葉紙
3が排紙速度に到達した後に解放し、この結果、すでに
減速された各枚葉紙3は、最終的に前縁ストッパ12に
当接し、そして、この前縁ストッパ12と、この前縁ス
トッパ12に対向する後縁ストッパ13で揃えられされ
ながら、パイル14が増える分だけ昇降ユニットによっ
て降下可能なパイル14を、先行および/または後続の
枚葉紙3と共に形成する。この昇降ユニットについて
は、図1では、パイル14を支持する台15と、この台
15を支持する、一点鎖線によって表された昇降チェー
ン16だけが示されている。
【0020】搬送チェーン6は、その経路に沿って、一
方で駆動チェーンホイール7と、他方で方向転換チェー
ンホイール8との間でチェーン案内レールによって案内
され、したがってチェーン案内レールはチェーンホイー
ル間部分のチェーン経路を決めている。本例では、枚葉
紙3は、図1中の下側のチェーンホイール間部分によっ
て搬送される。この下側のチェーンホイール間部分が通
るチェーン経路部分には、このチェーン経路部分を向
き、案内装置10の表面に形成された案内面17が沿っ
ている。この案内面17と、それぞれこの案内面17上
を案内されていく枚葉紙3との間には、支持用エアクッ
ションが運転時に形成されることが好ましい。このため
に、さらに詳細に説明する、案内面17へ通じている吹
き出し空気ノズルを有する案内装置10が備えられてい
る。
【0021】パイル14内で、印刷された枚葉紙3同士
がくっつき合うことを防ぐために、駆動チェーンホイー
ル7から枚葉紙制動装置11までの枚葉紙3の経路上
に、乾燥機19と粉かけ装置20が備えられている。
【0022】乾燥機19による案内面17の過熱を防ぐ
ために、案内装置10は、同じくさらに詳細に説明する
冷却剤循環経路内に組込まれている。
【0023】図2から、支持層21が、案内面が形成さ
れた被覆層24によって覆われているという、本発明に
よる案内装置の構造の基本原理が理解できる。ここで示
されている案内装置の部分10'は、被印刷体の走行方
向に沿った断面図の形で図示されている。この部分1
0'は、好ましい他の構成に対応して、結合された少な
くとも1つの支持部材22,22'と共に小組立部23を
形成している支持層21を含んでいる。支持層21は、
この小組立部23が組み立てられた後、案内面17が形
成された被覆層24によって覆われる。
【0024】いずれにしても、被覆層24が、被印刷体
の走行方向に対して横方向に、少なくとも被印刷体の、
走行方向に対して横の幅に亘って延びているということ
が理解される。しかし、実用的には、被覆層24の横方
向の幅、および支持層21の横方向の幅も被印刷体の、
横方向の幅を越えており、したがって被印刷体の、横方
向の幅の外側にある案内装置の縁には、好ましくは取り
外し可能に支持層21と結合されている被覆層24が設
けられている。しかしこれにもかかわらず、被覆層24
が案内装置の前述の縁の領域内で支持層21と取り外し
不能に結合されていることは本発明の範囲内であり、こ
の場合、然るべき取り外し可能な、または取外し不能な
結合は、小組立部23の組み立てに続いて行われること
が好ましい。被覆層24と支持層21間の然るべき結合
は、特に、被覆層24が支持層21によって意図的に形
成された経路に沿うように行われる。この文脈におい
て、「意図的」とは、被覆層24が、特に支持層21の
局所的な凹部に橋を渡すことを意味している。
【0025】本実施形態では、支持層21の局所的な凹
部は、支持層21の、折り曲げられた舌状部21.1の
形で、および皿状に形成してもよく、または被印刷体の
走行方向に対して横に支持層21に亘って延びており、
支持層21を、被覆層24にどのような影響も与えるこ
となく支持部材22または22'と結合可能な領域を形
成している溝25の形で存在している。
【0026】他の構成では、皿状の溝と長く延びた溝と
が組み合わされている。
【0027】考えられる結合方法の例として、図2に
は、支持部材22とのねじ結合と、支持部材22’との
溶接結合が具体的に示されている。
【0028】図2に示された実施形態では、この支持部
材22,22'は、例えば図1に示されているように、案
内装置10'を輪転印刷機内に取り付けるのに用いられ
る。このために、支持部材22,22'には、例えば輪転
印刷機の各側壁にねじ固定によって固定される折り曲げ
部22.1,22'. 1が備えられている。
【0029】図では示されていない構成では、被印刷体
の走行方向に対して横に長く延びている溝が形成されて
おり、この溝の底部に一体的に形成されている、折り曲
げ部22.1,22'.1に相当する固定プレートが備え
られている。
【0030】図3には、図1で単に大まかに簡略化して
示された案内装置10の一部が、被印刷体の走行方向に
沿う断面図の形で、かつ好ましい他の構成に対応して、
延ばされた形で示されている。ここでは、支持層21'
と、それに結合された支持部材22''が、支持部材2
2''が桶状になっている点で特殊な構造の小組立部2
3'を形成しており、すなわち流入開口26と流出開口
27を備えており、他の部分は支持層21'によって密
閉されている。
【0031】支持層21'と支持部材22''は、さら
に、一方では流入開口26に、他方では流出開口27に
接続された接続管28を介して冷却液循環路に組み込み
可能なチャンバが形成されるように、密に互いに結合さ
れることが好ましい。
【0032】さらに、桶状の支持部材22''は、立上が
り部29を有する桶底部30を備えている。立上がり部
29と支持層21'との間では、特に、他の支持層21'
および支持部材22''の壁強度が比較的低い場合でも小
組立部23'が確実な形状安定性を有するようにするこ
とに役立つ結合が行われる。
【0033】図4は、図3に示された案内装置の端部の
間にある部分を、図3で選択された図示手法で示してお
り、以下に説明する特徴が、図3の場合よりも明確に理
解できる。
【0034】これらの特徴には、特に、立上がり部29
と支持層21'の前述の結合が密に行われているという
ことが含まれる。このために、本実施形態では、桶底部
30が支持層21'に向かう方向に立ち上がっている立
上がり部29が、桶底部30の外側からこの桶底部30
の中へ凹まされた皿状の凹部として形成されており、端
部のない溶接継ぎ目31によって支持層21'と結合さ
れている。既に説明したように、このような結合は、溶
接継ぎ目が、好ましくは、支持層21'の、被覆層24
から離れる方向を向いた溝32の底部に位置している限
りは、被覆層24に形成された案内面17の品質につい
て何らの問題も生じさせない。
【0035】レーザによって溶接継ぎ目31を好適に形
成する場合、レーザは十分に高い出力にされ、これによ
って、結合を支持層21'と立上がり部29との間で例
外なく申し分なく行うことができる。この場合、レーザ
によって結合される部分に、どの側からレーザが向けら
れるかは、考えられる両方の場合、溝のために、溶接が
全く関与しない被覆層24の案内面17に悪影響を与え
る障害が生じないので重要なことではない。
【0036】既に述べた、支持層21'と桶状に形成さ
れた支持部材22''の間の、その他の密な結合、すなわ
ち支持層21'と、支持部材22''の、周囲の縁との結
合は、同じくレーザを用いた溶接によって行われること
が好ましく、この場合、図3に図示したものとは異な
り、支持層21'は、周囲の縁に沿っており、被覆層2
4から離れる方向に向けられた、然るべき、端部のない
溶接継ぎ目が底部に延びている溝を備えている。場合に
よっては、このような溝を備えない場合、場合によって
は支持層21'上で溶接によって生じる局所的な材料隆
起部は、被覆層24の広がりに悪影響を与えるものであ
る限り除かれるべきである。
【0037】既に述べたように、支持層21'と桶状の
支持部材22''によって、冷却液循環路に組み込まれた
冷却剤チャンバ33が形成されており、立上がり部29
が各溶接継ぎ目31によって密に支持層21'と接続さ
れているので、溶接継ぎ目31の1つによって取り巻か
れている領域の各々は、以下に説明するように、被印刷
体が浮遊して案内面17の上方を案内される場合のため
に形成された、冷却剤チャンバ33を貫流する冷却液に
関してそれが到達不可能である隔離領域を形成してい
る。
【0038】この隔離領域は、ここでは図示していない
所定の配置で案内装置に亘って分布しており、それぞ
れ、支持層21’の穴34と、この穴34に連通してい
る、支持部材22’’の穴35とを備えている。被覆層
24には、開口36が備えられており、これらの開口3
6の1つは、それぞれ支持層21’内に備えられた穴3
4の1つ、したがって、支持部材22’’の、それぞれ
配置された穴35の1つにも連通している。さらに、桶
底部30の立上がり部29がチャンバ機構37のドーム
を形成するように構成されたチャンバ機構37が備えら
れている。チャンバ機構37は、各々が立上がり部29
の部分集合の1つを含む、既に説明したように互いに分
離されている個別チャンバ37'から構成されているこ
とが好ましい。このような構成は、図3に単に典型的な
ものが示されている。ここでは、各個別チャンバ37'
の1つに属している立上がり部29が、紙面に対して垂
直に互いに向かい合って続いている。しかし、案内装置
の構成は、立上がり部29と個別チャンバ37'のこの
配置に限定されるものではない。
【0039】本実施形態では、各個別チャンバ37'
は、桶縁部38.1で、桶状に形成された支持部材2
2''の桶底部30の、支持層21'側の反対側と結合さ
れた桶38によって形成されている。
【0040】各個別チャンバ37'は、必要であれば、
それに連通する接続管37'.1を介して送風機または
低圧発生装置に接続可能であり、したがって案内装置の
この形態では、被覆層24の各開口36には、さらに処
置を施すことなく、作動可能に、ある方向またはこれと
逆の方向に周囲の空気が貫流する。
【0041】この場合、桶縁部38.1と支持部材2
2''の結合の気密性に対しては、支持部材22''と支持
層21'との間の各結合よりも要求が根本的に少ない。
特に、桶底部38.1を、例えばリング状シール部材を
中間位置に置いて支持部材22''の桶底部30にねじ止
めすれば十分である。さらに、図4に他の構成として示
すように、桶底部30に溶接されたねじボルト、また
は、桶底部30内に入り込んだねじ穴を備えてもよい。
【0042】特に、個別チャンバ37'を送風機へ接続
する場合のために、それぞれ個別チャンバ37'から外
へ延びる開口36が、被覆層に備えられ、開口36に割
り当てられた、支持層21'と支持部材22''の穴34,
35内へ延びているノズル39に形成されている。ノズ
ル39は、図5に概略的に示すように、それぞれ被覆層
24の変形された領域を形成しており、打ち抜きと型押
しによって作成される。図5の矢印40は、前述の送風
機によって発生した流れがノズル39から出ている状態
での主要な流れの方向を概ね表している。図4では、ノ
ズル39が、図5でIVで示された断面での形状に対応
して示されており、このノズル39は、図1に大まかに
簡略化して示された案内装置10の一部を通る、図4に
示された縦方向断面に対応して、枚葉紙3の走行方向に
向けられている。しかしこれは、ノズル39の可能な向
きの1つが示されているにすぎない。いずれにしても、
図4、5で例示として示された形状のノズルに限定され
るものではない。特に、例えばねじれ流れを生じさせる
ノズルの配置および形状も、本発明の範囲内にある。
【0043】特に、案内装置10が冷却剤循環路内に組
み込み可能である前述の案内装置10の形態の場合、被
覆層24と支持層21'は、良好な熱伝導性を有する材
料から構成されており、また、被覆層24は、良好な熱
伝導性を有する耐熱性の接着剤によって支持層21'と
はり合わされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】枚葉紙処理輪転印刷機の、排紙装置を含む部分
を大まかに簡略化して示す図である。
【図2】本発明による、平坦な被印刷体用の案内装置の
構成の特徴を示す図である。
【図3】被印刷体を案内して送るための浮遊式案内装置
として使用可能であり、冷却液を流すことが可能であ
る、本発明による案内装置の一実施形態を示す図であ
る。
【図4】図3を拡大した断面図である。
【図5】案内装置から切り離した部分を示す図である。
【符号の説明】
1 排紙装置 2 印刷ユニット 2.1 圧胴 2.2 ゴムブランケット胴 3 枚葉紙 4 チェーン搬送装置 5 回転方向矢印 6 搬送チェーン 7 駆動チェーンホイール 8 方向転換チェーンホイール 9 くわえづめ装置 9.1 くわえづめ 10 案内装置 10' 案内装置の一部 11 枚葉紙制動装置 12 前縁ストッパ 13 後縁ストッパ 14 パイル 15 台 16 昇降チェーン 17 案内面 19 乾燥機 20 粉かけ装置 21,21' 支持層 21.1 舌状部 22,22',22'' 支持部材 22.1,22'.1 折り曲げ部 23,23' 小組立部 24 被覆層 25 溝 26 流入開口 27 排出開口 28 接続管 29 立上がり部 30 桶底部 31 溶接継ぎ目 32 溝 33 冷却剤チャンバ 34,35 穴 36 開口 37 チャンバ機構 37' 個別チャンバ 37'.1 接続管 38 桶 38.1 桶縁部 39 ノズル 40 矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 ミカエル ジーサー ドイツ連邦共和国 68723 オフタルシャ イム プランクシュタッター シュトラー セ 17 (72)発明者 ペーター トーマ ドイツ連邦共和国 68199 マンハイム モルクフェルトシュトラーセ 60 (72)発明者 ユルク オリヴァー カイン ドイツ連邦共和国 64331 ヴァイターシ ュタット グローシュ−ジラウアー−シュ トラーセ 69 (72)発明者 マスィアス シュスター ドイツ連邦共和国 69123 ハイデルベル ク ヴィーヴリンガー ヴェーク 77

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷体と向き合う案内面を有する平坦
    形構造部を備えた、平坦な被印刷体用の案内装置におい
    て、 前記平坦形構造体が支持層(21;2l')を備えており、
    また該支持層(21;2l')を覆い、前記案内面(17)を
    形成する被覆層(24)を備えていることを特徴とする平
    坦な被印刷体用の案内装置。
  2. 【請求項2】 前記支持層(21;21')と共に小組立部
    (23;23')を構成する少なくとも1つの支持部材(2
    2;22';22'')を有する、請求項1に記載の案内装
    置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材(22'')が桶状に形成さ
    れ、かつ流入開口(26)と排出開口(27)を備えてお
    り、その他の部分は前記支持層(21')によって密閉さ
    れている、請求項2に記載の案内装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材(22'')と前記支持層(2
    1')が、密になるように互いに結合されている、請求項
    3に記載の平坦な被印刷体用の案内装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材(22'')が、立上がり部
    (29)を有する桶底部(30)を備えており、前記立上が
    り部(29)が前記支持層(21')と結合されている、請
    求項3に記載の案内装置。
  6. 【請求項6】 前記支持部材(22'')と、一方では前記
    各立上がり部(29)とが 、他方では前記支持層(21')
    とが密になるように互いに結合されており、前記各立上
    がり部(29)の領域に互いに連通している穴(34,3
    5)を備えており、前記被覆層(24) には前記穴(34,
    35)に連通する開口(36)が備えられている、請求項
    5に記載の案内装置。
  7. 【請求項7】 前記桶底部(30)の前記立上がり部(2
    9)によってドームを形成するチャンバ機構(37)を有
    する、請求項6に記載の案内装置。
  8. 【請求項8】 前記被覆層(24)がノズル(39)を備え
    ており、各該ノズル(39) が、一方では前記被覆層(2
    4)の前記開口(36)の1つを形成しており、他方では
    前記開口(36) の1つと連通する、前記支持層(21')
    の前記穴(34)内に延びている、請求項6に記載の案内
    装置。
  9. 【請求項9】 前記各ノズル(39) が、前記被覆層(2
    4)の変形された領域を形成している、請求項8に記載
    の案内装置。
  10. 【請求項10】 平坦な被印刷体用の案内装置を備えた
    輪転印刷機において、 前記案内装置(10)が請求項1〜9のいずれか1項に記
    載の構成を有することを特徴とする輪転印刷機。
JP2000330398A 1999-10-28 2000-10-30 平坦な被印刷体用の案内装置 Pending JP2001180842A (ja)

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