JP2001180827A - 空気輸送給粉装置 - Google Patents

空気輸送給粉装置

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JP2001180827A
JP2001180827A JP36876999A JP36876999A JP2001180827A JP 2001180827 A JP2001180827 A JP 2001180827A JP 36876999 A JP36876999 A JP 36876999A JP 36876999 A JP36876999 A JP 36876999A JP 2001180827 A JP2001180827 A JP 2001180827A
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JP
Japan
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blade
hopper
blade rotor
air
filling
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JP36876999A
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Yoko Yamaguchi
洋子 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール性が高くでき、空気輸送管の洩れ空気
による精度低下がなく、又構造が簡単で製造・点検・補
修が容易となり、製作費用が低減できる空気輸送給粉装
置を提供する。 【解決手段】 ホッパー1の底壁1aの2個所に排出口
1bを設け、各排出口に近接して臨むように区画羽根3
bを放射状に突設した羽根ロータ3aを横向きに配置
し、同羽根ロータ3aを軸支するケーシング3fをホッ
パー1の底壁1aの下面に取付け、同ケーシング3fの
側面に空気通路口3hを開口し、同空気通路口に空気輸
送管3iを接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体を貯えたホ
ッパーから所定の流量で給粉体を空気輸送管へ供給し、
ホッパー内の給粉体を空気輸送する給粉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気輸送給粉装置としては、粉粒
体を貯えるホッパーの内部下部に充填羽根を設け、ホッ
パーの底面の外周に円弧状の陥凹部を設け、同陥凹部に
区画羽根を外周に放射状に複数設けた水平回転盤を嵌装
し、これを垂直軸まわりに回転自在に取付け、同回転円
盤のホッパーから突出した部分をケーシングで封止し、
このケーシングに垂直の空気輸送管を接続した構造のも
のが知られている。この従来の水平回転盤を使用した空
気輸送給粉装置は、水平回転盤の区画羽根の半分以上が
ホッパーの底部の陥凹部内にあってホッパーの粉粒体と
接触する状態にあるため、空気輸送管の高圧空気のホッ
パー内への洩出を防ぐシールが不充分となり、そのため
空気がホッパー内へ流入し、その空気圧によって給粉量
が変動し、給粉精度が低下するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、シール性
を高くできて空気輸送管の空気圧の影響による精度低下
がなく、又構造が簡単で製造・点検・補修が容易とな
り、製作費用が低減できる空気輸送給粉装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 粉粒体を貯えるホッパーの底面に排出口を設け、
又同底面の上方位置で回転する充填羽根を設け、同充填
羽根と近接した位置で排出口に臨むように放射状に区画
羽根を複数設けた羽根ロータを配置し、同羽根ロータを
気密状のケーシング内に略水平な軸まわり回転可能に封
止し、同ケーシングの側面に空気流で粉粒体を運ぶ空気
輸送管を略水平に接続し、同空気輸送管の空気流が羽根
ロータの区画羽根の通路を横切るように流れるように
し、充填羽根及び羽根ロータの回動する駆動手段を備
え、水平の充填羽根と横向きの羽根ロータによって区画
羽根間の空間にホッパー内の粉粒体を直接充填して直接
空気輸送管内へ排出することを特徴とする空気輸送給粉
装置 2) 充填羽根と羽根ロータとの間隔が50mm以下で
ある前記1)記載の空気輸送給粉装置 3) 充填羽根と羽根ロータとの間隔が20mm以下で
ある前記1)記載の空気輸送給粉装置 4) 一つのホッパーに複数の排出口を設け、各排出口
に羽根ロータ・ケーシング及び空気輸送管を設けた複数
口排出の前記1)〜3)何れか記載の空気輸送給粉装置
にある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の羽根ロータの羽根の先端
がホッパーの排出口の高さ位置程度に羽根ロータを配置
するが、充填羽根の下方50mm以下がよく、更には、
20mm以内に羽根の先端が近づく程度のものが粉粒体
が圧密されず、充填率が安定して円滑に排出できるので
好ましい。本発明の羽根ロータの25%程度の羽根(区
画空間の30%程度)が排出口に臨むようにし、空気輸
送管の空気流は区画空間の2室部分を通過する程度が実
用的である。又、本発明の排出口、羽根ロータ等の排出
部は一つのホッパーに1個所ばかりでなく複数個所設け
ることもできる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、ホッパーの底面の2個所に排出口と
空気輸送排出部を設け、羽根ロータの区画羽根の先端は
ホッパー底面より僅か下方を回転する。羽根ロータの区
画羽根は等ピッチに設けられ、区画羽根間は定容積で一
定粉粒体量を収容する。又区画羽根4枚(区画室5室)
が排出口に露出するようになっていて、充填羽根の下端
と区画羽根との距離は8mmである例である。図1は、
実施例の縦断面図である。図2は、実施例の平面図であ
る。図3は、実施例の羽根ロータを示す斜視図である。
図4は、実施例の要部の側面図である。図5は、実施例
の要部の説明図である。図中、1はホッパー、1aはホ
ッパー1の底壁、1bは底壁1aの外周に開口した2個
所の排出口、2は充填羽根、2aは同充填羽根の回転
軸、2bは同充填羽根2のモータを用いた駆動部、3は
空気輸送排出部、3aは羽根ロータ、3bは同羽根ロー
タの区画羽根、3cは同区画羽根間に形成される一定量
の粉粒体を収容する区画室、3dはロータボス部、3e
は羽根ロータ3aの回転軸、3fはケーシング、3gは
回転軸3eの軸受部、3hはケーシング3fの左右側面
に開口した空気通路口、3iは同空気通路口に接続され
る空気輸送管、3jは回転軸3eスプロケット、3kは
駆動チェーン、3lは駆動チェーン3kを送って羽根ロ
ータ3aを回動させるモータを用いた駆動部である。L
は充填羽根2と羽根ロータ3aの区画羽根3bとの間の
距離で8mmである。Pは粉粒体である。この実施例で
は、粉粒体Pはホッパー1内に収容され、駆動部2bを
作動させて充填羽根2を回転させて、ホッパー1内の粉
粒体を混合するとともに粉粒体Pを底壁1aの排出口1
bへ送り込み、羽根ロータ3aの区画羽根3b間の区画
室3cに粉粒体Pを充填させる。給粉するときは、駆動
部3lを作動し、駆動チェーン3kを送って、スプロケ
ット3jを廻して回転軸3eを回転させ、羽根ロータ3
aを所定の回転速度で回転させる。ホッパー1内の粉粒
体Pは羽根ロータ3aの排出口1bに臨んでいる区画室
3cに収容され、回転させることで、区画室3cの粉粒
体Pは回送され、下方の空気通気口3hの位置に到れ
ば、空気輸送管3iの空気流によって区画室3cで回送
された粉粒体Pは吹き払うように運ばれて空気輸送管3
iで粉粒体Pは空気流で搬送される。排出口1bから排
出される粉粒体bの流量は、羽根ロータ3aの回転数に
区画室3cに充填される粉粒体量との乗算によって計算
される。この実施例では、羽根ロータ3aがホッパー1
に露出する個所が全体の3割程であるため空気の洩出が
少なくできる。又充填羽根2と羽根ロータ3aとの距離
が近接しているので、ホッパー1内の粉粒体を強制充填
可能になっていて、確実な取り込みがなされ、充填羽根
2と羽根ロータ3aの間で充填羽根3aで送られた粉粒
体Pが詰ってしまって円滑な粉粒体bの流れが阻害され
ることがない。もし、排出口1bと羽根ロータ3aとの
間に長い垂直筒の通路があると、この通路で粉粒体が強
く加圧されて圧密状態となってブリッジング現象を生起
し、円滑な排出がなくなる。本実施例では充填羽根2と
羽根ロータ3aとの間隔が8mm程であり、充填羽根2
による粉粒体送り圧が高くなるとホッパー1の底壁1a
の左右へ逃げ、粉粒体Pの送り圧が高くなりすぎるのを
防いでいる。この間隔(充填羽根2下端からの距離は5
0mm以下がよく、20mm以下が好ましいものであっ
た。
【0007】
【発明の効果】以上の様に、本発明によればホッパーの
排出口に臨む羽根ロータの部分が小さくなり、且つシー
ルし易い構造となっているので、気密性を良好にでき、
空気輸送管の圧力空気による粉体の移動に乱れがなくな
り、高い精度の給粉が行える。又、ホッパー底部には排
出口を設けるのみで、残り羽根ロータ・ケーシング空気
輸送管の空気輸送排出部は、後付けの取付けでよいの
で、構造が簡単に且つ製造・点検・補修が容易で、更に
製品コストを安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断面図である。
【図2】実施例の平面図である。
【図3】実施例の羽根ロータを示す斜視図である。
【図4】実施例の要部の側面図である。
【図5】実施例の要部の説明図である。
【符号の説明】
1 ホッパー 1a 底壁 1b 排出口 2 充填羽根 2a 回転軸 2b 駆動部 3 空気輸送排出部 3a 羽根ロータ 3b 区画羽根 3c 区画室 3d ロータボス部 3e 回転軸 3f ケーシング 3g 軸受部 3h 空気通路口 3i 空気輸送管 3j スプロケット 3k 駆動チェーン 3l 駆動部 L 間隔 P 粉粒体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を貯えるホッパーの底面に排出口
    を設け、又同底面の上方位置で回転する充填羽根を設
    け、同充填羽根と近接した位置で排出口に臨むように放
    射状に区画羽根を複数設けた羽根ロータを配置し、同羽
    根ロータを気密状のケーシング内に略水平な軸まわり回
    転可能に封止し、同ケーシングの側面に空気流で粉粒体
    を運ぶ空気輸送管を略水平に接続し、同空気輸送管の空
    気流が羽根ロータの区画羽根の通路を横切るように流れ
    るようにし、充填羽根及び羽根ロータの回動する駆動手
    段を備え、水平の充填羽根と横向きの羽根ロータによっ
    て区画羽根間の空間にホッパー内の粉粒体を直接充填し
    て直接空気輸送管内へ排出することを特徴とする空気輸
    送給粉装置。
  2. 【請求項2】 充填羽根と羽根ロータとの間隔が50m
    m以下である請求項1記載の空気輸送給粉装置。
  3. 【請求項3】 充填羽根と羽根ロータとの間隔が20m
    m以下である請求項1記載の空気輸送給粉装置。
  4. 【請求項4】 一つのホッパーに複数の排出口を設け、
    各排出口に羽根ロータ・ケーシング及び空気輸送管を設
    けた複数口排出の請求項1〜3何れか記載の空気輸送給
    粉装置。
JP36876999A 1999-12-27 1999-12-27 空気輸送給粉装置 Pending JP2001180827A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103407704A (zh) * 2013-08-12 2013-11-27 江苏全能机械设备有限公司 可多点出料的料仓出料装置
CN106586413A (zh) * 2017-01-12 2017-04-26 中材建设有限公司 多用途可拆分式双叶轮回转锁风阀装置
CN115447918A (zh) * 2022-09-02 2022-12-09 无锡锡东能源科技有限公司 一种污泥料仓取料装置

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