JPS6312104Y2 - - Google Patents

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JPS6312104Y2
JPS6312104Y2 JP1982063542U JP6354282U JPS6312104Y2 JP S6312104 Y2 JPS6312104 Y2 JP S6312104Y2 JP 1982063542 U JP1982063542 U JP 1982063542U JP 6354282 U JP6354282 U JP 6354282U JP S6312104 Y2 JPS6312104 Y2 JP S6312104Y2
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JP
Japan
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feed wheel
tank
discharge port
plate
pocket
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JP1982063542U
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JPS58166526U (ja
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉状材料の気送装置に関する。
乾燥状のばら材料を収容しつつこれを施工現場
へ搬送する手段として、気密タンクの底域にフイ
ードホイールを内蔵させ、このフイードホイール
に近い部位に噴口がフイードホイールのポケツト
上側に臨むエア吹込みノズルを固定し、このエア
吹込みノズルの直下又は側方にホースと接続する
吐出部を設けた気送式搬送機が知られている。
このタイプの搬送機は各ポケツトの容積とフイ
ードホイールの回転数の設定により理論的に定量
吐出を行えるため炉材吹付け機器などに広く利用
されているが、気送する材料が炉材のような粒度
の荒いものでなく、急結剤やセメントあるいは微
粉炭などのいわゆる微粉と称されるものである場
合には、微粉状材料がフイードホイールの下面と
タンク底面とのすき間に侵入し、上側からポケツ
トに吹込まれる圧縮エアによる吸込み作用により
ポケツト内の充填材料と共に吐出口から排出圧送
され、その結果主材料に対する添加量にバラツキ
が生じ正確な配合コントロールを行えないという
不具合があつた。
なお、フイードホイールの下面とタンク底のあ
いだにスペーサと称する盤状体を張設することも
行われているが、タンク底の摩耗防止にはそれな
りの効果があるものの前記した微粉材料の定量性
向上には効果がない。実際上もフイードホイール
下面とのクリアランスを小さくすることは加工精
度上限界があり、たとえクリアランスを小さくし
てもメタルタツチのためやはり微粉の侵入や噛込
みを許すすき間が生じるだけでなく、フイードホ
イールの上下の振れにより擦り傷が発生しやすく
なり、摩耗防止効果が損われるという問題があ
る。
本考案は前記のような不具合を解消し、急結剤
などの粒度の細かい材料を気送する場合にも漏れ
吐出が生じず、きわめて正確に定量気送を行える
構造簡易な粉状材料気送装置を提供しようとする
ものである。
以下本考案を添付図面に示す実施例に基き説明
する。
第1図は本考案に係る粉状材料気送装置の一例
を示すもので、1はタンクであり、上部には気密
蓋12を有する投入口10が設けられ、下部には
底板11が設けられると共に底板11の上方に中
心の駆動軸13により回転自在となつたフイード
ホイール2が配されている。フイードホイール2
はコーン部より上側にアジテータ20が取付けら
れると共に、下周部には一定の間隔でポケツト2
1が配設されている。
3はエア吹込みノズルで、フイードホイール近
傍のタンク下側壁部を通して内設され、下面の噴
口31が前記ポケツト21に臨むように側断面で
ほぼエルボ状をなしている。4は前記エア吹込み
ノズル3の噴口軸線方向に形成した吐出口であ
り、本実施例ではタンクの底板11を貫くたて孔
41と底板下面に固定されるエルボ状の部材42
により構成されている。
5はフイードホイール2の下面と密接する弾性
シール体である。この弾性シール体5を当板の全
面に張つたり、当板に代えて張ることは、コスト
がきわめて高くなる点、また不必要にフイードホ
イール2に摩擦抵抗を与え、所要動力を増す点、
フイードホイール2の下面との間に粉状材料が噛
込んで回転されることにより擦り傷が発生して短
寿命となると共に、吐出口の粉状材料の吸込みが
生じてしまう点、メインテナンスが面倒になる点
にそれぞれ問題があり、実用的でない。
本考案はこうした問題点の生ずるのを避けるた
め、第2図と第3図のように底板11とフイード
ホイール2のあいだに当板6を張設すると共に、
この当板6一部とりわけ吐出口4に対応する部分
に外周端が当板外周に到るか又は到らない開口7
を欠設し、この開口7に弾性シール体5を嵌着又
は挿込みなどにより固定し弾性シール体5に吐出
口4と通じる穴8を形成している。
弾性シール体5はゴム質又は合成樹脂質からな
つており、当板6の上面から適度に突出する厚さ
tを備え、さらにエア吹込みノズル2からエアの
吹込れる当該ポケツトを含め前後数個のポケツト
の下面と接し得る幅Wを備えている。本実施例で
は弾性シール体5を円形状にしているためポケツ
ト21の直径をdとするとW(直径)≧3dとして
いる。
吐出口4は必ずしも底板11を垂直に貫通する
必要はなく、斜め方向であつてもよい。またポケ
ツトは円孔でなく半径方向が開放された溝形であ
つてもよい。
さらに本実施例では、エア吹込みノズル2を中
心として少なくとも回転方向後方域に、水平方向
に張出す翼板9を設けており、この翼板9と前記
弾性シール体5により吐出口領域のフイードホイ
ール2を上下から挾むようにしている。この翼板
9は金属製であつてもよいし、少なくとも下面に
弾性片5′を張つた構成としてもよい。後者の場
合にはフイードホイール2の表面に適度の圧力で
接する厚みとする。
その他図面において、15はバルブ、16はレ
ベルスイツチ、17はモータ、18は減速機であ
る。
本考案は上記のような構成からなるので、投入
口10から急結剤などの粉状材料を投入し、これ
をタンク内に収容した状態で駆動軸13を一定の
回転数で回転させると共にエア吹込みノズル2に
圧縮エアを送給する。こうすればタンク内の粉状
材料はフイードホイール2に配されているポケツ
ト21に充填され、フイードホイール2の回転に
より吐出口4の直上に到つたところでエア吹込み
ノズル2から噴射される圧縮エアにより吐出口4
に排出され、吐出口4に連らなるホース(図示せ
ず)を介して吹付けノズルや混合機などに気送さ
れ、他材料と混合状態となつて施工場所に送られ
る。
粉状材料のタンク1から吐出口4への排出に際
し、本考案はタンク底側の吐出口4を囲むように
弾性シール体5を取付け、該弾性シール体5の上
面をもつて常時フイードホイール2の下面と適度
の圧力で密接させるようにしている。そのため、
当板6とフイードホイール2のあいだにかなりの
クリアランスがあつても吐出口4の領域ではクリ
アランスが皆無となり、タンク底に推積している
粉状材料が微粉であつてもこれがフイードホイー
ル2の下面をくぐつて吐出口4に吸込まれる現象
が起らない。また、弾性シール体5の下面も底板
11の上面と密接するため当板6の外周からこれ
を潜つて粉状材料が侵入してきても弾性シール体
5で進出が遮断され、吐出口4には到らない。
そして、弾性シール体5と略同位置のフイード
ホイール上側には翼板9が位置し、この翼板9に
よりポケツト21から盛り上つた粉状材料を摺り
切るためポケツト上側の定量性も良くなる。こと
に翼板9の全体もしくは下側を弾性体5′で構成
した場合には、吐出ゾーンにおいてフイードホイ
ール2が上下面から弾性体で挾圧されるため、フ
イードホイール2の上下の振れが効果的に吸収さ
れると同時に緊急なシール状態が常時形成される
ことになり、これによりポケツトの上面側および
下面側からの粉状材料の漏れが完全に防止され、
定量吐出精度がきわめて向上する。また同時にフ
イードホイール2と当板6との接触も防止され、
摩耗や傷の発生が生じにくくなる。
なお、弾性シール体5と翼板9は夫々ポケツト
数個分以上の接触面積を有しているため、回転方
向の他のポケツトを潜つて粉状材料が侵入するこ
ともない。
以下説明した本考案によるときには、気密タン
クに粉状材料を貯えつつ、これをフイードホイー
ル2とエア吹込みノズル3により連続的に気送す
る装置において、タンク1の底板11に張設した
当板6に吐出口4と同心の開口7を形成し、この
開口7に吐出口4に通じる穴8を備えた弾性シー
ル体5を嵌着し、しかもその弾性シール体5が穴
8を中心として前後にそれぞれ少なくとも1つの
ポケツトの下面と接し得る面積と当板6の上面か
ら突出する厚さを備えているため、フイードホイ
ール2と当板6とにクリアランスを持たせておい
ても吐出口4の領域でのクリアランスをゼロにす
ることができ、また弾性シール体5に加えられる
押圧力でこれと底板11間のシールも確実とな
る。従つて、フイードホイール2の回転抵抗を大
きくすることなくしてタンク底に推積する粉状材
料の漏れ吸込み現象を解消でき、定量吐出性を大
幅に向上することができる。また、弾性シール体
5の大きさが小さくて済むためコストが安く、当
板6の加工精度や当板6とフイードホイール2の
組立て精度を軽減できることとあいまち安価に実
施できると共に、メインテナンスも容易かつ安価
に行えるなどのすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る粉状材料の気送装置の一
実施例を示す一部切欠側面図、第2図は同じく本
考案の要部を示す縦断側面図、第3図は同じくそ
の平面図である。 1……タンク、2……フイードホイール、3…
…エア吹込みノズル、4……吐出口、5……弾性
シール体、6……当板、7……開口、8……穴、
11……底板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉状材料を収容するタンク1と、該タンク1の
    底域に回転自在に内蔵されたフイードホイール2
    と、該フイードホイール2の周部に配されたポケ
    ツト21に噴口が臨むエア吹込みノズル3と、エ
    ア吹込みノズル3と対峙するごとくタンク底側に
    設けられた吐出口4とを備えたものにおいて、タ
    ンク1の底板11に張設した当板6に吐出口4と
    同心状の開口7を欠設し、この開口7に、吐出口
    4に通じる穴8を中心として前後にそれぞれ少な
    くとも1コのポケツトの下面と接し得る面積と当
    板6の上面から適度に突出する厚さを備えた弾性
    シール体5を嵌着したことを特徴とする粉状材料
    の気送装置。
JP6354282U 1982-04-30 1982-04-30 粉状材料の気送装置 Granted JPS58166526U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6354282U JPS58166526U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 粉状材料の気送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6354282U JPS58166526U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 粉状材料の気送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58166526U JPS58166526U (ja) 1983-11-07
JPS6312104Y2 true JPS6312104Y2 (ja) 1988-04-07

Family

ID=30073642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6354282U Granted JPS58166526U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 粉状材料の気送装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58166526U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5127344A (ja) * 1974-08-30 1976-03-06 Hitachi Ltd Kyokumenkyo
JPS5293091A (en) * 1976-01-30 1977-08-05 Nippon Seimitsu Kogyo Pneumatic transportation device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5127344A (ja) * 1974-08-30 1976-03-06 Hitachi Ltd Kyokumenkyo
JPS5293091A (en) * 1976-01-30 1977-08-05 Nippon Seimitsu Kogyo Pneumatic transportation device

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JPS58166526U (ja) 1983-11-07

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