JP2001179575A - 割出装置 - Google Patents

割出装置

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JP2001179575A
JP2001179575A JP36394299A JP36394299A JP2001179575A JP 2001179575 A JP2001179575 A JP 2001179575A JP 36394299 A JP36394299 A JP 36394299A JP 36394299 A JP36394299 A JP 36394299A JP 2001179575 A JP2001179575 A JP 2001179575A
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internal gear
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Tadashi Yoneda
直史 米田
Toru Yagami
徹 八上
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】割出用テーブルを装着する前に回転角検出器の
取付精度を検査することができ、しかも、回転角検出器
を減速機内に収める小型割出装置を提供する。 【解決手段】ハウジング10は外歯歯車8の下方に位置
するベース部5から上方に向けて支柱31を立設して構
成された割出し装置1において、外歯歯車8を内歯歯車
9の上端面よりも下方に位置させることにより外歯歯車
8の上方に内歯歯車9の内壁面にて囲まれる回転角検出
器4の収納スペースSを形成し、回転角検出器4の第2
検出素体42をハウジング10の支柱31に取り付ける
と共に、内歯歯車9から収納スペースS内に延設される
固定部材16に第1検出素体41を取り付け、かつ、第
1検出素体41及び第2検出素体42の取付位置の調整
が可能となるように構成し、収納スペースS内の回転角
検出器4を覆うようにして割出用テーブル2を内歯歯車
9に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークが取り付け
られる割出用テーブルを所定の角度位置に割り出す工作
機械の割出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の割出装置としては、電動モータ
により回転する割出用テーブルをウオームギヤ等で構成
された減速機によって減速させるものがあるが、これと
は別の構造で、特許2845970号公報に開示される
ような、電動モータの減速比を大きくしても装置全体を
小型化できる割出装置も存在する。この割出装置の減速
機は、図4に示すように、電動モータaにて偏心運動す
る外歯歯車bに割出用テーブルを兼ねた内歯歯車cを一
部歯合させることにより電動モータaの回転を高比で減
速させるようになっている。
【0003】ところで、割出装置には、割出用テーブル
の回転角度を検出する回転角度検出器が設けられてお
り、上記公報に開示された割出装置では、内歯歯車cの
周面に磁気バンドdを取り付けるとともに、磁気バンド
dの磁界を検出する磁気センサeを割出装置のベース部
fに取付けて割出用テーブルの回転角度を検出するよう
になっている。
【0004】一方、回転角度検出器の割出検出精度は回
転角検出器の取付精度に影響され、前記磁気バンドd等
の検出素体の傾きや偏心等の取付誤差によって、回転角
検出器の角度割出精度が低下するため、割出装置の割出
精度を高精度にするには回転角検出器を精度良く正確に
取り付ける必要がある。したがって、回転角検出器の取
付に際しては、回転角検出器の回転側の検出素体を実際
に回転させて取付精度を検査し、その検査結果に基づい
て回転角検出器の取付精度が許容範囲内のものとなるよ
うに取付位置を修正する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示された割出装置にあっては、割出用テーブルを兼ね
た内歯歯車cを装着して初めて磁気バンドdと磁気セン
サeが対設して回転角度検出器が構成されるので、回転
角検出器を覆う割出用テーブルを兼ねた内歯歯車cが邪
魔になって回転角検出器の取付精度を検査することがで
きないという問題があった。また、装着した割出用テー
ブルを実際に回転させて回転角検出器の角度割出精度を
検査し、この検査結果から回転角検出器の取付精度を間
接的に判断することも考えられるが、回転角検出器の取
付位置を修正する場合には割出用テーブルを兼ねた内歯
歯車cをいちいち取り外さなければならず、修正作業が
面倒になるという問題を一方で生じる。
【0006】また、上記公報に開示された割出装置で
は、回転角検出器が減速機の外周側に配設されているの
で、減速機を装着するためのスペース以外に回転角検出
器を装着するためのスペースを別に確保しなければなら
ず、割出装置の小型化を十分に実現することができない
という問題もあった。
【0007】本発明は以上の実情に鑑みてなされたもの
であって、割出用テーブルを装着する前に回転角検出器
の取付精度を検査することができ、しかも、回転角検出
器を減速機内にすっぽりと収めることができて装置の更
なる小型化が可能となる割出装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するための本発明の請求項1に係る割出装置は、ワ
ークが載置される割出用テーブルと、内歯歯車及び該内
歯歯車に噛合する外歯歯車をハウジング内で保持して成
る減速機と、該減速機を駆動する駆動手段と、前記減速
機の回転側に取り付けられる第1検出素体及び前記減速
機の固定側に取り付けられる第2検出素体を対設して成
る回転角検出器とを備え、前記内歯歯車は、回転自在な
ピン状の内歯を円筒体の内周壁に沿って配設して構成さ
れ、前記外歯歯車は、前記円筒体の内径よりも小さい径
となった円盤の外周に前記内歯歯車の前記内歯の歯数よ
りも少ない数の外歯を形成して構成され、前記ハウジン
グは、前記外歯歯車の下方に位置するベース部から上方
に向けて支柱を立設すると共に、前記ベース部の外周部
から前記内歯歯車を回転自在に保持する円筒保持体を立
設して構成され、前記外歯歯車が前記内歯歯車の前記円
筒体内に位置して前記駆動手段にて前記円筒体の内壁面
に沿って公転することにより、内歯歯車が減速回転して
割出テーブルが所定位置に割り出される割出装置におい
て、前記外歯歯車を前記内歯歯車の前記円筒体の上端面
よりも下方に位置させることによって、前記外歯歯車の
上方に前記内歯歯車の前記円筒体の内壁面にて囲まれる
前記回転角検出器の収納スペースを形成し、前記回転角
検出器の前記第2検出素体を前記ハウジングの前記支柱
に取り付けると共に、前記内歯歯車の前記円筒体から前
記収納スペース内に延設される固定部材に前記第1検出
素体を取り付け、かつ、前記第1検出素体及び前記第2
検出素体の取付位置の調整が可能となるように構成し、
前記収納スペース内の前記回転角検出器を覆うようにし
て前記割出用テーブルを前記内歯歯車の前記円筒体に取
り付けたことを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、前記外歯歯車が前記内
歯歯車の前記円筒体内に位置して前記駆動手段にて前記
円筒体の内壁面に沿って公転することにより、内歯歯車
が減速回転して割出テーブルが所定位置に割り出される
ので、ウオームギア等を用いた減速機に較べて装置の小
型化が可能となる。
【0010】特に、本発明では、前記外歯歯車を前記内
歯歯車の前記円筒体の上端面よりも下方に位置させるこ
とによって、前記外歯歯車の上方に前記内歯歯車の前記
円筒体の内壁面にて囲まれる前記回転角検出器の収納ス
ペースを形成し、前記回転角検出器の前記第2検出素体
を前記ハウジングの前記支柱に取り付けると共に、前記
内歯歯車の前記円筒体から前記収納スペース内に延設さ
れる固定部材に前記第1検出素体を取り付け、かつ、前
記第1検出素体及び前記第2検出素体の取付位置の調整
が可能となるように構成したので、割出用テーブルを装
着する前に、第1検査素体と第2検査素体を収納スペー
ス内で対設させることができ、これらの検出素体の偏心
や傾き等は内歯歯車の円筒体の上方から検査でき、検査
素体の取付誤差がある場合には、検査素体の取付位置を
修正することができる。
【0011】このように、この発明によれば、割出用テ
ーブルを装着することなく回転角検出器の取付精度を検
査してその取付誤差を修正することができるので、回転
角検出器の取付精度の検査及び取付位置の修正作業が容
易となる。
【0012】しかも、回転角検出器を減速機の内歯歯車
内にすっぽりと収めることができるので、回転角検出器
を減速機の外側に取り付ける従来の割出装置のように、
減速機の外側に回転角検出器の装着スペースを別に確保
する必要がなく、割出装置の更なる小型化が可能とな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について添付図面に基づき説明する。図1は、割出用テ
ーブル2を装着する前の割出装置1の断面図を示し、図
2は、割出用テーブル2を装着した後の割出装置1の断
面図を示し、図3は、割出装置1の減速機3の断面図を
示している。
【0014】図2に示すように、割出装置1は、ワーク
固定用パレット(図示省略)を位置決めして保持するク
ランプ21が設けられた割出用テーブル2と、この割出
用テーブル2を減速回転させる減速機3と、この減速機
3を駆動する駆動手段である電動モータMと、割出用テ
ーブル2の割出し角度を検出するための回転角度検出器
である磁気式エンコーダ4とを備えている。
【0015】図1に示すように、減速機3は、内歯歯車
9及びこの内歯歯車9にそれぞれ噛合する第1外歯歯車
8及び第2外歯歯車8Aをハウジング10内で保持する
ことにより構成されている。
【0016】図3に示すように、内歯歯車9は、円筒体
91の下部の内周壁に多数の内歯収納凹部92を該内壁
面の周方向に沿って等間隔で形成し、各内歯収納凹部9
2にピン状の内歯93を回転自在に嵌め込むことにより
構成されている。
【0017】また、同図に示すように、第1外歯歯車8
は、内歯歯車9の円筒体91の内径よりも小さい径とな
った円盤80の外周に内歯歯車9の内歯93の歯数より
も一歯だけ少ない数の外歯84を形成し、円盤80の中
心部には中心孔81を穿設し、この中心孔81の周囲部
に3個の異形のシャフト孔82及び3個の丸孔83をそ
れぞれ穿設することにより構成されている。
【0018】また、第2外歯歯車8Aは、第1外歯歯車
8と同寸法に形成され、第1外歯歯車8の外歯84と同
じ歯数の外歯が形成され、また、第1外歯歯車8と同様
に中心孔81Aの周囲部に3個の異形のシャフト孔82
A及び図示しない3個の丸孔がそれぞれ穿設されてい
る。
【0019】図1に示すように、第1外歯歯車8は第2
外歯歯車8Aの上に配設され、第1外歯歯車8及び第2
外歯歯車8Aは内歯歯車9の円筒体91の下部に収納さ
れており、第1外歯歯車8と第2外歯歯車8Aとは内歯
歯車9の円筒体91の中心点に関してそれぞれ反対方向
に偏心しており、また、第1外歯歯車8は内歯歯車9の
円筒体91の内周のうちの半周の範囲で内歯歯車9と噛
合し、第2外歯歯車8Aは残りの半周の範囲で内歯歯車
9と噛合している。
【0020】電動モータMは、図3に示す3本のクラン
ク軸6を同方向に回転させるものであり、各クランク軸
6には偏心カム7及び図示しない偏心カムが取り付けら
れている。
【0021】ハウジング10は、上面側に凹所5aが設
けられたベース体5、ベースプレート11、中央孔12
aを有する上プレート12、円筒保持体14及び円筒状
の支柱31から構成されている。ベースプレート11は
中央部に中央孔11aを穿設し、この中央孔11aの周
囲部から等間隔で3本のシャフト11bを立設して形成
されている。ベース体5の凹所5a内にはベースプレー
ト11が配設され、ベースプレート11のシャフト11
bの上端には上プレート12がボルト13にて固定さ
れ、ベースプレート11の外周縁からは円筒保持体14
が立設され、ベース体5、ベースプレート11及び円筒
保持体14はボルト25にて固定され、支柱31はベー
ス体5の中央部を貫通してベース体5の上方に向けて立
設されている。
【0022】ベースプレート11の各シャフト11bの
断面形状は、第1外歯歯車8及び第2外歯歯車8Aのシ
ャフト孔82,82Aと相似形であり、かつ、シャフト
孔82,82Aよりも一回り小さくなっており、3本の
シャフト11bは、第1外歯歯車8及び第2外歯歯車8
Aの3個のシャフト孔82,82Aにそれぞれ挿入され
ている。
【0023】図1に示すように、ハウジング10のベー
スプレート11と上プレート12との間には第1外歯歯
車8及び第2外歯歯車8Aが配設され、ベースプレート
11のシャフト11bは第1外歯歯車8及び第2外歯歯
車8Aのシャフト孔82,82Aに挿入されている。そ
して、上プレート12の上方のうち内歯歯車9の円筒体
の上部側の内周壁面で囲まれる領域には、エンコーダ4
を収めるための収納スペースSが形成されている。
【0024】円筒保持体14は内歯歯車9の外側に配設
されて内歯歯車9を回転自在に保持しており、円筒保持
体14と内歯歯車9との間にはベアリング15が介装さ
れている。
【0025】第1外歯歯車8の3個の丸孔83には3本
のクランク軸6の偏心カム7が、第2外歯歯車8Aの図
示しない3個の前記丸孔には3本のクランク軸6の図示
しない前記偏心カムがそれぞれ嵌め込まれている。ま
た、第1外歯歯車8の丸孔83と偏心カム7との間には
軸受28が介装され、第2外歯歯車8Aの丸孔と偏心カ
ム7との間には図示しない軸受が介装されている。な
お、ハウジング10のベースプレート11及び上プレー
ト12にはクランク軸6を軸支するための孔(図示省
略)が穿設されている。ベースハウジング11の中央孔
11a、外歯歯車8,8Aの中央孔81,81A及び上
プレート12の中央孔12aには、支柱31が嵌め込ま
れている。なお、減速機3の構成要素の間には適宜シー
ル材29が設けられている。
【0026】かかる構成の減速機3によれば、電動モー
タMにて各クランク軸6が回転すると、偏心カム7の回
転によって第1外歯歯車8が、図示しない偏心カムの回
転によって第2外歯歯車8Aが自転することなくそれぞ
れ内歯歯車9に沿って公転する。この際、第1外歯歯車
8及び第2外歯歯車8Aは内歯歯車9よりも歯数が少な
いので、第1外歯歯車8及び第2外歯歯車8Aが公転す
ることにより、内歯歯車9が高比で減速回転する。
【0027】エンコーダ4は、上下方向に相対向して配
設される円板状のロータ41と円板状のステータ42と
から成り、ロータ41は減速機3の内歯歯車9側に取り
付けられ、ステータ42はハウジング10の支柱31に
取り付けられている。ロータ41は内歯歯車9と共に回
転することによりロータ41の回転量は電気的デジタル
量またはアナログ量に変換されて割出用テーブル2の回
転角が検出される。ロータ41は中央孔41aを有する
円盤状に形成され、ステータ42と対向する面にはロー
タパターン部(図示省略)が形成されている。
【0028】ロータ41は、固定部材16にて内歯歯車
9に取り付けられている。固定部材16は、円筒体16
aの下縁から内フランジ16bを、円筒体16aの上縁
から外フランジ16cをそれぞれ延設して構成されてい
る。固定部材16の外フランジ16cは内歯歯車9にボ
ルト12にて取り付けられ、固定部材16の内フランジ
16bにはロータ取付フランジ17を介してロータ41
が取り付けられている。このロータ取付フランジ17と
ロータ41及び固定部材16とはボルト18,19にて
連結されており、ボルト18の頭部近くのボルト軸には
筒状のスペーサー20が嵌め込まれてボルト18の頭部
がステータ42に接触するのを防止している。また、ロ
ータ取付フランジ17と固定部材16との間にはロータ
41の隙間調整用のライナ21を介在させることにより
ロータ41の取付高さを調整してロータ41とステータ
42との間隔が最適の検査精度を出せる大きさに調整で
きるようになっている。
【0029】ステータ42は中央孔42aを有する円盤
状に形成されてロータ41と対向する面にはステータパ
ターン部(図示省略)が形成されており、このステータ
42は固定ハウジング10の支柱31にボルト23にて
固定されたステータ取付フランジ22にボルト24にて
取り付けられている。
【0030】このようにして、エンコーダ4のロータ4
1とステータ42とは減速機3の収納スペースS内に配
設される。そして、図2に示すように、ハウジング10
の円筒状の支柱31に中心軸27を挿着した後、割出用
テーブル2をロータ41の固定部材16にボルト25に
て取り付けてロータ41とステータ42を割出用テーブ
ル2で覆う。
【0031】斯くして、割出用テーブル2を減速機3の
内歯歯車9に装着した状態で、上述のように内歯歯車9
を減速回転させた場合には、割出用テーブル2が内歯歯
車9と共に回転する。また、エンコーダ4のロータ41
は固定部材16を介して内歯歯車9に取り付けられてい
るので、ロータ41も内歯歯車9と共に回転して割出用
テーブル2の回転角度が検出され、エンコーダ4による
割出角度の検出により割出用テーブル2が所定位置に割
り出される。
【0032】一方、エンコーダ4のロータ41及びステ
ータ42の取付精度の検査は、割出用テーブル2を減速
機3の内歯歯車9に装着することなく、収納スペースS
がオープンになった状態で行なわれる。例えば、ハウジ
ング10の支柱31の中心に対するロータ41やステー
タ42の偏心の検査は、ロータ41やステータ42にゲ
ージ(図示省略)をセットしてロータ41を実際に回転
させることにより行い、ロータ41及びステータ42の
偏心の調整は、ロータ取付フランジ17を固定するボル
ト19やステータ取付フランジ22を固定するボルト2
3を緩めてロータ取付フランジ17やステータ取付フラ
ンジ22の中心を支柱31の中心に合致させることによ
り行う。また、ロータ41とステータ42との隙間が適
正か否かの検査は、ロータ41とステータ42との間に
隙間ゲージなどを差し込んで行い、該隙間の調整はロー
タ隙間調整用ライナ21の厚みを調整することにより行
う。
【0033】このように、割出用テーブル2を装着する
ことなくロータ41とステータ42の取付精度を検査し
てその取付誤差を修正することができるので、ロータ4
1とステータ42の取付精度の検査及び取付位置の修正
作業が容易となる。
【0034】なお、本発明の実施形態は上述の構成のも
のに限定されない。例えば、ステータ42の取付け位置
は減速機3の固定側であれば良いので、ハウジング10
の上プレート12に取り付けても良い。この場合には、
上プレート12が固定されているシャフト11bが請求
項1にいう支柱となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一具体的な実施形態にかかる割出用テ
ーブルを装着する前の割出装置の断面図である。
【図2】本実施形態における割出用テーブルを装着した
後の割出装置を断面図である。
【図3】本実施形態における割出装置の減速機の断面図
である。
【図4】従来例の割出装置の断面図である。
【符号の説明】
1 割出装置 2 割出用テーブル 3 減速機 4 磁気式のエンコーダ M 電動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C028 CC03 CC06 DD00 3J027 FA36 FB31 GB03 GC03 GC24 GC26 GC29 GD03 GD07 GD13 GE11 GE30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークが載置される割出用テーブルと、
    内歯歯車及び該内歯歯車に噛合する外歯歯車をハウジン
    グ内で保持して成る減速機と、該減速機を駆動する駆動
    手段と、前記減速機の回転側に取り付けられる第1検出
    素体及び前記減速機の固定側に取り付けられる第2検出
    素体を対設して成る回転角検出器とを備え、前記内歯歯
    車は、回転自在なピン状の内歯を円筒体の内周壁に沿っ
    て配設して構成され、前記外歯歯車は、前記円筒体の内
    径よりも小さい径となった円盤の外周に前記内歯歯車の
    前記内歯の歯数よりも少ない数の外歯を形成して構成さ
    れ、前記ハウジングは、前記外歯歯車の下方に位置する
    ベース部から上方に向けて支柱を立設すると共に、前記
    ベース部の外周部から前記内歯歯車を回転自在に保持す
    る円筒保持体を立設して構成され、前記外歯歯車が前記
    内歯歯車の前記円筒体内に位置して前記駆動手段にて前
    記円筒体の内壁面に沿って公転することにより、内歯歯
    車が減速回転して割出テーブルが所定位置に割り出され
    る割出装置において、 前記外歯歯車を前記内歯歯車の前記円筒体の上端面より
    も下方に位置させることによって、前記外歯歯車の上方
    に前記内歯歯車の前記円筒体の内壁面にて囲まれる前記
    回転角検出器の収納スペースを形成し、 前記回転角検出器の前記第2検出素体を前記ハウジング
    の前記支柱に取り付けると共に、前記内歯歯車の前記円
    筒体から前記収納スペース内に延設される固定部材に前
    記第1検出素体を取り付け、かつ、前記第1検出素体及
    び前記第2検出素体の取付位置の調整が可能となるよう
    に構成し、 前記収納スペース内の前記回転角検出器を覆うようにし
    て前記割出用テーブルを前記内歯歯車の前記円筒体に取
    り付けたことを特徴とする割出装置。
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