JP2001179354A - 製品仕分け装置 - Google Patents

製品仕分け装置

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JP2001179354A
JP2001179354A JP35997799A JP35997799A JP2001179354A JP 2001179354 A JP2001179354 A JP 2001179354A JP 35997799 A JP35997799 A JP 35997799A JP 35997799 A JP35997799 A JP 35997799A JP 2001179354 A JP2001179354 A JP 2001179354A
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Japan
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turret
box
conveyor
product
arm
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JP35997799A
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Nobutaka Arima
宜孝 有馬
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品仕分け用のボックスを二段重ねにするこ
とにより、より多くの種類の製品の仕分けを可能にした
製品仕分け装置を提供する。 【解決手段】 板材加工機60の近傍に回転可能なタレ
ット25を設置し、該タレット25の円周方向に沿って
製品仕分け用のボックス30を二段づつ複数個配置して
下段ボックス30Bに対して上段ボックス30Aを退避
可能に取り付け、板材加工機60とタレット25間に搬
送コンベア31を設けて上段ボックス30A又は下段ボ
ックス30Bに接続切替え可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製品仕分け装置、特
にタレットパンチプレス、レーザ加工機などの板材加工
機に使用される製品仕分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、タレットパンチプレスやレー
ザ加工機などの板材加工機には、製品仕分け装置が設け
られ、ワークから切り離された製品を種類別に仕分けす
るようになっている。
【0003】例えば、タレットパンチプレスには(図1
1)、加工テーブル100の一部を切り欠いたワークシ
ュータ101が加工位置Kの近傍に傾斜自在に設けられ
ている。
【0004】また、ワークシュータ101の下方の下部
フレーム102には、穴103が形成され、該穴103
の直下には、横方向(X軸方向)にスロープ104が設
けられ、該スロープ104は、取出口105まで延び、
該取出口105の外にはボックス106が設置されてい
る。
【0005】この構成により、上部タレット106と下
部タレット107に配置されたパンチPとダイDによ
り、ワークが輪郭加工され製品Sが切り離された場合に
は、上記ワークシュータ101が傾く。
【0006】これにより、製品Sは、傾いたワークシュ
ータ101から穴103を介してスロープ104上に落
下し、取出口105から取り出され、ボックス106内
に収納される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】図11の製品仕分け装置におけるボックス
106の配置の仕方としては、図12(A)に示すよう
に1個の場合と、図12(B)に示すように複数個の場
合とがある。
【0009】ところが、図12(A)の場合には、1個
のボックス106内に複数種類の製品Sが混在してしま
う。
【0010】そのため、ボックス106内の全ての製品
Sを取り出し、人手により仕分けをしなければならず、
面倒で時間がかかる。
【0011】図12(B)の場合には、製品Sの種類に
対応してボックス106を直線状に移動させ、該当する
製品Sを所定のボックス106内に収納して仕分けるこ
とが可能であり、上記図12(A)の場合のように、全
ての製品Sを取り出すという手間は省ける。
【0012】しかし、図12(B)の場合には、ボック
ス106を直線状に配置しなければならず、そのためボ
ックス106の数が制限される。
【0013】その結果、より多くの種類の製品Sを仕分
けすることが困難である。
【0014】この課題を解決するために提案されたのが
図13に示す製品仕分け装置107である(例えば米国
特許NO4,571,810)。
【0015】図13の製品仕分け装置107は、回転可
能なタレット109上にボックス108を環状に配置し
たものであり、各ボックス108は、板材加工機110
で加工される製品の種類に対応している。
【0016】この構成により、タレット109を回転さ
せてその上の該当するボックス108を取出口に移動さ
せておけば、板材加工機110で加工された製品は、取
出口から排出されてこの該当するボックス108内に収
納されて仕分けされる。
【0017】この図13に示す製品仕分け装置107に
よれば、ボックス108をタレット109上に環状に配
置した点で、前記図12(B)に示すようにボックス1
06を直線状に配置した製品仕分け装置に比べて、より
多くの種類の製品を仕分けすることが可能である。
【0018】しかし、図13の製品仕分け装置107
は、そのタレット109上にボックス108が一段づつ
配置されているに過ぎず、もっと多くの種類の製品が加
工された場合には、一段ずつのボックス108だけでは
製品の仕分けすることができず、結局は、図12(B)
の場合と同様にこのままでは一層多くの種類の製品の仕
分けが困難となる。
【0019】また、図13の製品仕分け装置107で
は、タレット109上のボックス108に入りきれない
もっと大きな製品が加工された場合には、その製品の仕
分けが困難であるなど種々の課題がある。
【0020】本発明の目的は、製品仕分け用のボックス
を二段重ねにすることにより、より多くの種類の製品の
仕分けを可能にした製品仕分け装置を提供する。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、図1〜図10に示すように、板材
加工機60の近傍に回転可能なタレット25を設置し、
該タレット25の円周方向に沿って製品仕分け用のボッ
クス30を二段づつ複数個配置して下段ボックス30B
に対して上段ボックス30Aを退避可能に取り付け、板
材加工機60とタレット25間に搬送コンベア31を設
けて上段ボックス30A又は下段ボックス30Bに接続
切替え可能としたことを特徴とする製品仕分け装置が提
供される。
【0022】従って、本発明の構成によれば、タレット
25上の上段ボックス30Aへ収納して仕分けする場合
には、搬送コンベア31を(図8(A))傾斜させて上
段ボックス30A側へ接続を切り替えておけば、板材加
工機60で加工された製品Sは、第1シュータ21と第
2シュータ22を(図2)経由して滑り板43を介して
上記搬送コンベア31へ乗り移りそのまま上段ボックス
30Aへ収納され、タレット25上の下段ボックス30
Bへ収納して仕分けする場合には、搬送コンベア31を
(図8(E))水平にして下段ボックス30B側へ接続
を切り替えると共に上段ボックス30Aを例えばチャッ
ク51で把持してアーム50を介して退避させておけ
ば、板材加工機60で加工された製品Sは、同様に搬送
コンベア31へ乗り移りそのまま下段ボックス30Bへ
収納される。
【0023】このため、製品仕分け用のボックスを二段
重ねにすることにより、より多くの種類の製品の仕分け
が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
形態を示す全体図である。
【0025】図1において、板材加工機60の近傍、例
えば後述するサイドテーブル34の下方には(図2)、
本発明に係る製品仕分け装置23が設置されている。
【0026】図1に示す板材加工機60は、例えばタレ
ットパンチプレスであり、該タレットパンチプレスは、
上部タレット6と下部タレット7に同心円状に配置され
たパンチPとダイDを有し、上部フレーム1に(図3)
設置されたラムシリンダ2でパンチPを殴打することに
より、ワークWに輪郭切断加工(図7)等のパンチ加工
を施すようになっている。
【0027】ワークWを(図2)把持するクランプ13
は、後述するキャリッジべース11上をX軸ガイドレー
ル18に沿ってX軸方向に移動可能なキャリッジ12に
取り付けられ、該キャリッジ12は、センタテーブル3
3の両側のサイドテーブル34、35と共にY軸方向に
移動可能なキャリッジべース11に取り付けられてい
る。
【0028】キャリッジべース11は、サポートブラケ
ット16上に固定され(図3)、下部フレーム15に敷
設されたY軸ガイドレール17に滑り結合していると共
に、その上部が上部フレーム1に設けられたY軸モータ
Myのボールねじ14に螺合している。
【0029】また、上部タレット6の回転軸8と、下部
タレット7の回転軸9には、チェーン4と5が巻回さ
れ、該チェーン4と5は、モータMで駆動する駆動軸3
に巻回されている。
【0030】これにより、上部タレット6と下部タレッ
ト7が同期回転することにより、所定のパンチPとダイ
Dを加工位置Kに位置決めすることができ、例えばワー
クWを輪郭切断加工して小製品Sが(図7)切り離され
るようになっている。
【0031】また、タレットパンチプレス60の前記セ
ンタテーブル33を(図2)切り欠くことにより、第1
シュータ21と第2シュータ22が設けられ、該第1シ
ュータ21は、支柱29に(図3)支持されクレビスシ
リンダ28を介して縦方向(Y軸方向)の前方に傾斜
し、該第2シュータ22は、支柱38に(図5)支持さ
れクレビスシリンダ26を介して横方向(X軸方向)の
前方に傾斜する。
【0032】また、上記第2シュータ22の前方には
(図5)、滑り板43が設けられ、該滑り板43の前方
には、本発明を構成する搬送コンベア31が設置されて
いる。
【0033】この構成により、タレットパンチプレス6
0で加工された製品Sは、第1シュータ21と第2シュ
ータ22を(図2)経由して滑り板43を介して機外へ
排出され、上記搬送コンベア31へ乗り移る(例えば図
8(A)、図8(E))。
【0034】搬送コンベア31は、傾斜可能であって、
後述する上段ボックス30Aと(図8(A))下段ボッ
クス30Bに(図8(E))対する接続が切り替えられ
るようになっている。
【0035】また、搬送コンベア31の先端には(図
1)、先細り状の小物ボックス用シュータ32が取り付
けられ、前記小製品Sが(図7)確実にボックス30内
に落下収納され、仕分けされるようになっている。
【0036】更に、搬送コンベア31の前方上方に(図
5)、もう1個の搬送コンベア36を設け、その前方に
延長コンベア37を設けることにより、上段ボックス3
0Aや下段ボックス30Bに収納しきれない大製品を、
タレット25外に増設した大ボックス38に収納し仕分
けすることも可能である。
【0037】上記搬送コンベア31の前方には(図
2)、回転可能なタレット25が設置され、該タレット
25の中心C′は、搬送コンベア31の中心線Cの延長
上にある。
【0038】このタレット25上には、その円周方向に
沿って製品仕分け用のボックス30が二段づつ複数個配
置され、例えば全部のボックス30が中心C′に向いて
放射状に配置されている。
【0039】上記ボックス30は(図1)、上段ボック
ス30Aと下段ボックス30Bにより構成され、いずれ
も例えば小製品Sが収納され、それぞれ異なった種類の
小製品Sが仕分けされる。
【0040】このボックス30には、その上部に係合部
65が(図6(B))設けられ、後述するように、上段
ボックス30Aの係合部65には、アーム50の先端の
チャック51が係合することにより、該上段ボックス3
0Aを持ち上げ(図8(D))これを退避させることが
できる(図8(E))。
【0041】それにより、露出した下方の下段ボックス
30B内に、別の種類の小製品Sが収納され、例えば従
来より一層多くの種類の小製品Sの仕分けが可能とな
る。
【0042】上記ボックス30が配置されたタレット2
5の中央部には(図1)、支軸27が貫通し、該支軸2
7には、タレット25のハブ61がベアリングを介して
支持されている。
【0043】また、タレット25の側方には、モータm
が設置され、該モータmのロータ63に取り付けたプー
リ64と前記タレット25のハブ61のプーリ62に
は、チェーン56が巻回されている。
【0044】この構成により、モータmを作動すれば、
チェーン56が循環することにより、前記タレット25
が回転し、その上の所定のボックス30を前記搬送コン
ベア31に対向させることができ、これにより、タレッ
トパンチプレス60で加工された例えば小製品Sを該当
するボックス30に収納して仕分けすることができる。
【0045】上記タレットパンチプレス60の支軸27
上には、基台24が取り付けられ、該基台24上には、
Z軸ガイド39が立設しており、該Z軸ガイド39を介
して後述するアームガイド40が上下動するようになっ
ている。
【0046】アームガイド40は、その下面が上下シリ
ンダ44に結合し、外側には、上部と下部にわたってガ
イドローラ41が(図5、図6)回転自在に取り付けら
れ、該ガイドローラ41は、前記Z軸ガイド39の両側
に当接している(図5)。
【0047】この構成により、アームガイド40は、上
下シリンダ44を作動すれば、Z軸ガイド39に沿って
上下動し、後述するチャック51を介して(図5)上段
ボックス30Aを把持して持ち上げることができる(図
8(C)、図8(D))。
【0048】また、アームガイド40の内側には、上部
のみにガイドローラ42が回転自在に取り付けられ(図
4)、該ガイドローラ42は、アーム50の外側のX軸
ガイド50Aに当接し、該アーム50の前部内側には
(図5)、アームガイド40上の前後シリンダ45が結
合している。
【0049】この構成により、アーム50は、前後シリ
ンダ45を作動すれば、該アームガイド40に沿って前
進・後退することにより、前記搬送コンベア31に対向
した位置にある上段ボックス30Aに対して接近・離反
可能であり、上記したように(図8(C)、図8
(D))、チャック51を介して持ち上げた上段ボック
ス30Aを一旦退避させることができる(図8
(E))。
【0050】このアーム50の先端には、筐体52を介
してチャック51がオンオフ自在に取り付けられている
(図6)。
【0051】即ち、アーム50先端の筐体52には(図
6(A))、その両側に回転軸55が取り付けられ、該
回転軸55の両端には、チャック51が取り付けられて
いる。
【0052】そして、両側の回転軸55には、それぞれ
独立してチャックオンオフ用シリンダ54が結合し、例
えば該シリンダ54を外方に突出させると(図6
(B))、回転軸55が外側に回転してチャック51が
オンして閉じることにより、上段ボックス30Aを把持
する。
【0053】従って、前記したように、この状態で前記
アームガイド40を上昇させれば(図8(D))、上記
チャック51で把持した上段ボックス30Aを持ち上げ
ることができ、更にアーム50を後退させることにより
(図8(E))、該上段ボックス30Aを退避させるこ
とができる。
【0054】図10は、本発明の他の実施形態を示す図
であり、タレット25を搬送コンベア31に対して変位
させた場合である。
【0055】即ち、図10において、搬送コンベア31
の中心線Cに対してタレット25の中心C′が距離Lだ
け変位している。
【0056】これにより、タレット25上の各ボックス
30は、図2のように放射状ではなく、小製品Sを仕分
けする際に該タレット25が回転することにより丁度搬
送コンベア31に対向するような配置となっている。
【0057】また、これに伴って、アーム50とそのア
ームガイド40の位置も、図示するように、搬送コンベ
ア31の中心線Cに整列させるべくタレット25の中心
C′からはずれている。
【0058】以下、上記構成を有する本発明の動作を図
8に基づいて説明する。
【0059】A.小製品Sの仕分け動作。
【0060】A−(1)上段ボックス30Aへ収納して
仕分けする場合の動作。
【0061】上段ボックス30Aへ収納する場合には、
図8(A)に示すように、アーム50を退避させた状態
で、搬送コンベア31を傾斜させて上段ボックス30A
側へ接続を切り替えておく。
【0062】これにより、タレットパンチプレス60で
加工された小製品Sは、第1シュータ21と第2シュー
タ22を(図2)経由して滑り板43を介して上記搬送
コンベア31へ乗り移りそのまま上段ボックス30Aへ
収納される。
【0063】A−(2)下段ボックス30Bへ収納して
仕分けする場合の動作。
【0064】下段ボックス30Bへ収納する場合には、
図8(B)に示すように、搬送コンベア31を水平にし
て、アーム50を前進させ上段ボックス30Aの直上方
に位置させ、次いで、アームガイド40を下降させて、
アーム50先端のチャック51を下段ボックス30Bの
係合部65に係合させる(図8(C))。
【0065】この状態でアームガイド40を上昇させた
後(図8(D))、アーム50を後退させれば(図8
(E))、チャック51で把持した上段ボックス30A
を退避させることができる。
【0066】これにより、下方の下段ボックス30Bは
露出され(図8(E))、タレットパンチプレス60で
加工された小製品Sは、第1シュータ21と第2シュー
タ22を(図2)経由して滑り板43を介して上記水平
な搬送コンベア31へ乗り移りそのまま下段ボックス3
0Bへ収納される。
【0067】B.大製品の仕分け動作。
【0068】この場合には、図5に示すように、搬送コ
ンベア31を傾斜させて前方の他の搬送コンベア36と
整列させておく。
【0069】これにより、タレットパンチプレス60で
加工された大製品は、傾斜した搬送コンベア31からそ
の前方の搬送コンベア36へ乗り移って、次段の延長コ
ンベア37で搬送されて、タレット25外の大ボックス
38へ収納されることにより、仕分けされる。
【0070】C.製品とボックス30との対応動作。
【0071】上記Aにおいて述べた小製品Sがボックス
30へ収納される場合に、両者の対応動作は、次のよう
にして行われる。
【0072】例えば、図9(A)に示すように、ワーク
Wから切り離される小製品S(a、b・・・とする)に
特殊なコード(例えばMコード)を付けておき、そのコ
ードc1、c2・・・に基づいて、加工された小製品
a、b・・・を、タレット25上のボックス30と1対
1に対応させる。
【0073】この場合には、製品情報J(c1、c2・
・・)は、板材加工機60のNCに入力され、その入力
された製品情報Jに基づいて、製品仕分け装置23との
間で所定のボックス30の選択が行われる(図9
(A))。
【0074】また、例えば、図9(B)に示すように、
ワークWから切り離される小製品S、例えばaに関し
て、原点(0,0)に対する基準座標(xa ,ya )と
寸法(Xa ,Ya )を製品情報Jとし、この製品情報J
に基づいて、加工された小製品aを、タレット25上の
ボックス30に対応させる。
【0075】この場合には、一般には、各小製品a、b
・・・に関しては、製品情報J{(xa ,ya ),(X
a ,Ya )・・・}となり、この製品情報Jを、板材加
工機60と製品仕分け装置23に同時に入力するので
(図9(B))、上記図9(A)に比べてデータ処理時
間は早くなる。
【0076】尚、前記実施形態においては、本発明がタ
レットパンチプレスに適用される場合について詳述した
が、本発明はそれに限定されず、レーザ加工機等の他の
板材加工機にも適用され、同様の効果を奏することは勿
論である。
【0077】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、板材加
工機の近傍に回転可能なタレットを設置し、該タレット
の円周方向に沿って製品仕分け用のボックスを二段づつ
複数個配置して下段ボックスに対して上段ボックスを退
避可能に取り付け、板材加工機とタレット間に搬送コン
ベアを設けて上段ボックス又は下段ボックスに接続切替
え可能としたという技術的手段が講じられた。
【0078】従って、本発明の構成によれば、板材加工
機で加工された製品をタレット上の上段ボックスへ収納
して仕分けする場合には、搬送コンベアを傾斜させて上
段ボックス側へ接続を切り替えておけば、該製品は、機
外へ排出されて搬送コンベアへ乗り移りそのまま上段ボ
ックスへ収納され、板材加工機で加工された製品をタレ
ット上の下段ボックスへ収納して仕分けする場合には、
搬送コンベアを水平にして下段ボックス側へ接続を切り
替えると共に上段ボックスを例えばチャックで把持して
退避させておけば、該製品は、同様に搬送コンベアへ乗
り移りそのまま下段ボックスへ収納される。
【0079】このため、本発明によれば、製品仕分け用
のボックスを二段重ねにすることにより、より多くの種
類の製品の仕分けが可能となるという技術的効果を奏す
ることとなった。
【0080】更に、タレットの上方に他の搬送コンベア
と延長コンベアを設けると共に、タレット外に大ボック
スを増設することにより、タレット上のボックスに入り
きれない大製品の仕分けも可能となり、これにより、加
工された全ての製品の仕分けをすることができるという
効果もある。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】本発明に係る製品仕分け装置23の側面から見
た詳細図である。
【図5】本発明に係る製品仕分け装置23の正面から見
た詳細図である。
【図6】本発明を構成するチャック51の詳細図であ
る。
【図7】本発明による加工状況説明図である。
【図8】本発明による動作説明図である。
【図9】本発明による製品とボックス30との対応関係
を示す図である。
【図10】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図11】第1従来技術の構成を説明する図である。
【図12】図11の課題を説明する図である。
【図13】第2従来技術の説明図である。
【符号の説明】
21 第1シュータ 22 第2シュータ 23 製品仕分け装置 24 基台 25 タレット 26、28 クレビスシリンダ 27 支軸 29 支柱 30 ボックス 30A 上段ボックス 30B 下段ボックス 31 搬送コンベア 32 小物ボックス用シュータ 39 Z軸ガイド 40 アームガイド 41、42 ガイドローラ 43 滑り板 44、45 シリンダ 50 アーム 51 チャック 52 筐体 54 チャックオンオフ用シリンダ 55 軸 60 板材加工機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工機の近傍に回転可能なタレット
    を設置し、該タレットの円周方向に沿って製品仕分け用
    のボックスを二段づつ複数個配置して下段ボックスに対
    して上段ボックスを退避可能に取り付け、板材加工機と
    タレット間に搬送コンベアを設けて上段ボックス又は下
    段ボックスに接続切替え可能としたことを特徴とする製
    品仕分け装置。
  2. 【請求項2】 上記タレットの側方にモータが設置さ
    れ、該モータのプーリとタレットのプーリには、チェー
    ンが巻回されている請求項1記載の製品仕分け装置。
  3. 【請求項3】 上記タレットにはチャックが取り付けら
    れ、該チャックは、搬送コンベアに対向した位置にある
    上段ボックスに対して接近・離反可能となっている請求
    項1記載の製品仕分け装置。
  4. 【請求項4】 上記チャックがアームの先端に取り付け
    られ、該アームはアームガイド上の前後シリンダに結合
    され、アームガイドは上下シリンダに結合されている請
    求項3記載の製品仕分け装置。
  5. 【請求項5】 上記チャックがアーム先端両側の回転軸
    に取り付けられ、該回転軸はチャックオンオフ用シリン
    ダに結合されている請求項4記載の製品仕分け装置。
  6. 【請求項6】 上記アームガイドの内側のガイドローラ
    がアームのX軸ガイドに当接し、アームガイドの外側の
    ガイドローラがタレットの支軸上の基台に立設したZ軸
    ガイドに当接している請求項4記載の製品仕分け装置。
  7. 【請求項7】 上記搬送コンベアの前方上方に他の搬送
    コンベアを設け、該他の搬送コンベアの前方に延長コン
    ベアを設け、該延長コンベアの前方タレット外に製品仕
    分け用のボックスが配置されている請求項1記載の製品
    仕分け装置。
  8. 【請求項8】 上記タレットの中心が搬送コンベアの中
    心線に対して変位している請求項1記載の製品仕分け装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105903840A (zh) * 2016-06-30 2016-08-31 成都市龙泉通惠实业有限责任公司 一种芯板自动落料装置
CN106077156A (zh) * 2016-06-30 2016-11-09 成都市龙泉通惠实业有限责任公司 芯板校平机

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