JP2001179243A - 携帯型非常用造水機 - Google Patents

携帯型非常用造水機

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JP2001179243A
JP2001179243A JP37356699A JP37356699A JP2001179243A JP 2001179243 A JP2001179243 A JP 2001179243A JP 37356699 A JP37356699 A JP 37356699A JP 37356699 A JP37356699 A JP 37356699A JP 2001179243 A JP2001179243 A JP 2001179243A
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JP
Japan
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hollow fiber
fiber membrane
housing
cartridge
membrane cartridge
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JP37356699A
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English (en)
Inventor
Fumio Matsuoka
文雄 松岡
Kazumasa Yamakage
和正 山陰
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Toshiba Plant Construction Corp
Original Assignee
Toshiba Plant Construction Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯に便利で且つ、そのカートリッジの取付
け及び分解が容易でコンパクトな携帯型非常用造水機の
提供。 【解決手段】 一対の上支持板2a,下支持板2b間
に、略同一長さのピストン用シリンダ4,中空糸膜カー
トリッジ用ハウジング5,活性炭カートリッジ用ハウジ
ング6を並列する。そして中空糸膜カートリッジ用ハウ
ジング5に中空糸膜カートリッジ11を収納すると共に、
活性炭カートリッジ用ハウジング6に活性炭カートリッ
ジ12を収納し、締結部材7によって一対の上支持板2
a,下支持板2b間を締結固定する。そしてピストン用
シリンダ4を有する手動ポンプ50と、中空糸膜カートリ
ッジ用ハウジング5とを配管13で接続すると共に、中空
糸膜カートリッジ用ハウジング5の出力側と活性炭カー
トリッジ用ハウジング6の入力側とを逆洗用切換弁17を
介して接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非常時に飲料水や
生活用水を確保できる携帯型の非常用造水機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防災用品としての非常用造水機
は、原水を濾過・吸着処理するために、中空糸膜や不織
布、或いは逆浸透膜、さらにはセラミック等のフィルタ
ーと活性炭或いはゼオライトを使用し、それらをパッケ
ージ化したものである。そして原水を採取するために、
専用の電動または手動ポンプを別個独立に用意してい
る。また、その非常用造水機は、その組立て状態で車両
に搭載される車搭載型のものや、キャスターを有する台
車型のもの或いは、キャリア付パッケージ型のものがあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の非常用造水機
は、災害発生時に水や電気・輸送等のライフラインに致
命的なダメージを受けたとき、それを目的場所まで迅速
に移動できるものではなく、機動性に欠けていた。ま
た、電動ポンプか手動ポンプの何れか一つのみが作動源
として使用され、災害現場の環境に合わせて手動と電動
とを使い分けできるものではなかった。そこで本発明
は、これらの問題点を解決することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、互いに平行に位置され、対向平面に夫々整合する円
形の筒端嵌着部1が並列された一対の上支持板2a及び
下支持板2bと、夫々断面外周が円形で、略同一長さの
筒状に形成され、夫々の両端開口が前記筒端嵌着部1に
着脱自在に嵌着されるピストン用シリンダ4、中空糸膜
カートリッジ用ハウジング5および活性炭カートリッジ
用ハウジング6と、両支持板2a,2b間を着脱自在に
締結固定する締結部材7と、前記ピストン用シリンダ4
内に摺接して上下動自在に収納されるピストン8およ
び、そのピストン8に接続され前記上支持板2aを貫通
するピストンロッド9並びに、その先端に取付られる手
動ハンドル10と、前記中空糸膜カートリッジ用ハンジン
グ5内に着脱自在に挿入される中空糸膜カートリッジ11
と、前記活性炭カートリッジ用ハウジング6内に着脱自
在に挿入される活性炭カートリッジ12と、前記ピストン
用シリンダ4の出力側と前記中空糸膜カートリッジ用ハ
ンジング5の入力側とを連結すると共に、その中空糸膜
カートリッジ用ハンジング5の出力側と前記活性炭カー
トリッジ用ハウジング6の入力側とを夫々接続する配管
13,14と、を具備する携帯型非常用造水機である。
【0005】請求項2に記載の本発明は、請求項1にお
いて、前記ピストン用シリンダ4と原水の導入管との間
に、そのピストン用シリンダ4側へのみ原水を流通させ
る第1逆止弁15が介装されると共に、そのピストン用シ
リンダ4と前記中空糸膜カートリッジ用ハウジング5と
の間に、その中空糸膜カートリッジ用ハウジング5方向
へのみ原水を流通させる第2逆止弁16が介装された携帯
型非常用造水機である。請求項3に記載の本発明は、請
求項1または請求項2において、前記中空糸膜カートリ
ッジ用ハンジング5の出力側と前記活性炭カートリッジ
用ハウジング6の入力側とを接続する配管14に、逆洗用
切換弁17が設けられ、それにより中空糸膜カートリッジ
用ハンジング5の出力側の濾過水を、活性炭カートリッ
ジ用ハウジング6の入力側と、逆洗用配管18側とに選択
切り換え可能に形成し、被逆洗用中空糸膜カートリッジ
11aの濾過水出力側開口に逆洗用アダプター19が着脱自
在に接続され、それが前記逆洗用切換弁17に連通される
携帯型非常用造水機である。
【0006】請求項4に記載の本発明は、請求項2にお
いて、前記第1逆止弁15の上流側に原水汲み上げ用ホー
ス37を介して低電圧直流用のポンプ20が設けられ、その
ポンプ20の電源としてバッテリー21と、整流器22を介し
た商用電源とが選択接続可能に形成され、そのポンプ20
は、それを原水汲み上げ用ホース37に接続状態で、電源
の非接続時に、前記手動ハンドル10の駆動の際の負圧に
よりポンプ20内を原水の流通が可能となるように、ポン
プ20の送水駆動用可動部材とそれを収納するケーシング
との間に隙間が形成されたものからなる携帯型非常用造
水機である。請求項5に記載の本発明は、請求項1〜請
求項4のいずれかにおいて、前記上支持板2aに、前記
筒端嵌着部1よりも中心側に前記中空糸膜カートリッジ
11を嵌着するカートリッジ嵌着部23が形成されると共
に、その中心に配管接続用の螺着孔39が貫通され、前記
筒端嵌着部1とカートリッジ嵌着部23との間に空気抜き
孔38が形成され、その空気抜き孔38が空気抜きプラグ45
により開閉自在に閉塞された携帯型非常用造水機であ
る。
【0007】請求項6に記載の本発明は、請求項1〜請
求項5のいずれかにおいて、前記手動ハンドル10が前記
ピストンロッド9の上端から着脱自在に分離できると共
に、前記下支持板2bに脚24が着脱自在に取付られ、そ
の手動ハンドル10、脚24が取り外されて、一対の前記両
支持板2a,2b間に、前記ピストン8を内装したピス
トン用シリンダ4、中空糸膜カートリッジ11を内装した
中空糸膜カートリッジ用ハウジング5および、活性炭カ
ートリッジ12を内装した活性炭カートリッジ用ハウジン
グ6が締結挟持された状態で、それら全てが携帯型収納
用ハードケース内に収納されるように構成された携帯型
非常用造水機である。請求項7に記載の本発明は、請求
項1〜請求項6において、二つの前記中空糸膜カートリ
ッジ用ハウジング5を有し、少なくともその内の一つが
透明な筒体よりなる携帯型非常用造水機である。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施の形態につき説明する。図1は本発明の携帯型非常用
造水機の使用状態を示す一部縦断面略図である。また図
2は図1の右側面図であり、図3は同造水機の各支持板
2a,2bの要部斜視図である。さらに図4は本造水機
の使用状態の説明図、図5は同造水機の手動ポンプ50の
作用を示す説明図である。次に図6は本造水機による逆
洗状態の説明図、図7は同逆洗時のカートリッジケース
26内の説明図、図8は同造水機に用いられるポンプ20の
電源選択説明図である。この携帯型造水機は図1〜図3
に示す如く、上下一対の上支持板2a,下支持板2b
と、それらの間に挟持されるピストン用シリンダ4,二
つの中空糸膜カートリッジ用ハウジング5,活性炭カー
トリッジ用ハウジング6とを有する。そして夫々の中空
糸膜カートリッジ用ハウジング5に中空糸膜カートリッ
ジ11が収納され、活性炭カートリッジ用ハウジング6に
活性炭カートリッジ12が収納されている。
【0009】上支持板2a及び下支持板2bは、図1お
よび図3に示す如く、細長いプラスチック板からなり夫
々の対向面に同一形状の環状の筒端嵌着部1と、その内
側に同心円に形成された凹陥部からなるカートリッジ嵌
着部23と、その中心に貫通された螺着孔39とを有する。
そしてそれらが上支持板2a,下支持板2bの長手方向
に定間隔に且つ、両支持板の互いに整合する位置に形成
されている。また、カートリッジ嵌着部23と筒端嵌着部
1との間には空気抜き孔38が貫通し、その開口部内面に
内ネジが螺刻されている。さらに上支持板2a,下支持
板2bには、締結用の多数のボルト孔41が貫通されてい
る。次に、ピストン用シリンダ4と中空糸膜カートリッ
ジ用ハウジング5と活性炭カートリッジ用ハウジング6
とは夫々同一形状の筒体からなり、その上下両端外周に
Oリング嵌着溝が形成されそこにシール用のOリング3
が嵌着されている。そして、そのピストン用シリンダ
4,二つの中空糸膜カートリッジ用ハウジング5,活性
炭カートリッジ用ハウジング6が上支持板2a,下支持
板2bの筒端嵌着部1に液密に嵌着固定される。なお、
中空糸膜カートリッジ用ハウジング5,活性炭カートリ
ッジ用ハウジング6の数は、必要に応じて任意にするこ
とができる。
【0010】ピストン用シリンダ4内にはピストン8が
上下動自在に挿入され、その外周に図示しないシール用
Oリングが嵌着されている。ピストン8の中心にはピス
トンロッド9の一端が固定され、その中間部がカラー29
を介して上支持板2aを貫通する。このカラー29は、短
い中空ボルト状に形成され、それが上支持板2aの螺着
孔39に螺着締結されている。ピストンロッド9の上端外
周には外ネジが形成され、そこに手動ハンドル10の中心
が着脱自在に螺着される。中空糸膜カートリッジ用ハウ
ジング5はこの例では二つ並列され、夫々の内部に中空
糸膜カートリッジ11が内装される。この中空糸膜カート
リッジ11は図7の構造を有し、カートリッジケース26内
に中空糸25の束が収納されている。この例では中空糸25
は夫々U字状に曲折され、その両端が濾水室48に液密に
連通する。即ち、夫々の中空糸25の両端外周は互いに接
着剤等により固定されると共に、その全体の外周がカー
トリッジケース26の上端部の内周に液密に接合されてい
る。そして、夫々の中空糸25の両端面のみが濾水室48に
連通する。カートリッジケース26の中間部外周には多数
の長孔27が定間隔に貫通されている。
【0011】また、カートリッジケース26の上端外周は
段付に縮小し、その小径部外周に一対のリング溝が形成
され、そのリング溝にシール用のOリング3が嵌着され
ている。そしてこの中空糸膜カートリッジ11の上端部
が、図3におけるカートリッジ嵌着部23に液密に嵌着さ
れる。なお、図1の如く、空気抜き孔38の上端開口には
空気抜きプラグ45が着脱自在に螺着締結されている。次
に、活性炭カートリッジ用ハウジング6内に収納される
活性炭カートリッジ12は筒状の図示しないカートリッジ
ケースに活性炭が収納され、そのカートリッジケースの
上下両端は段付状に縮小した小径部を有し、その小径部
が先端側に向けて僅かに縮小するテーパに形成されてい
る。そしてその上下両端部を図3におけるカートリッジ
嵌着部23に嵌着し、一対の上支持板2a,下支持板2b
間を多数の締結部材7によって締結固定することによ
り、上下の支持板と活性炭カートリッジ12の両端開口と
が液密に且つ着脱自在に接続される。なお、締結部材7
はこの例では長ボルトとナットからなる。
【0012】次に、下支持板2bの下面には夫々ドレン
孔が貫通され、それらにドレンプラグ46が着脱自在に螺
着締結されている。また、下支持板2bの長手方向両端
下面には一対の脚24が着脱自在にボルト等の締結具を介
して固定されている。さらに下支持板2bのピストン用
シリンダ4が嵌着される部分の中心の螺着孔及び一方の
中空糸膜カートリッジ用ハウジング5が嵌着される部分
の中心の螺着孔には夫々配管用のチーズが螺着締結さ
れ、他方の中空糸膜カートリッジ用ハウジング5が嵌着
される部分の中心の螺着孔には、配管用のエルボが螺着
締結されている。そしてそれらが配管13により互いに接
続されると共に、ピストン用シリンダ4の嵌着される部
分の中心に螺着締結されたチーズにはその両側に第1逆
止弁15と第2逆止弁16とが介装されている。両者は夫々
図において、右方から左方にのみ原水を移動できるよう
に配置されている。なお、下支持板2bの下面側であっ
て活性炭カートリッジ用ハウジング6が嵌着される部分
の中心には浄水管49が接続され、その端部にホースカプ
ラ28が設けられている。同様のホースカプラ28は第1逆
止弁15の上流側にも配置されている。
【0013】次に、上支持板2aには、その上端におい
て一方の中空糸膜カートリッジ用ハウジング5が嵌着さ
れる部分の中心の螺着孔に、配管用のエルボが螺着締結
され、他方の中空糸膜カートリッジ用ハウジング5が嵌
着される部分の中心にはチーズが螺着締結されている。
また、活性炭カートリッジ用ハウジング6の嵌着される
部分の中心には逆洗用切換弁17の接続配管が螺着締結さ
れ、その逆洗用切換弁17と前記チーズおよびエルボとの
間が配管14により連通されている。逆洗用切換弁17には
その逆洗配管側にホースカプラ28が取付けられている。
このようにしてなる造水機は、図1の状態から、脚24お
よび手動ハンドル10を取り外して、そのまま図示しない
携帯型収納用ハードケースに収納される。そして、その
ケース内には、取り外された手動ハンドル10、脚24、後
述する逆洗用アダプター19、少なくとも二つの予備の中
空糸膜カートリッジ11、活性炭カートリッジ、その他が
収納される。携帯型収納用ハードケースの大きさは中型
の旅行カバン程度が好ましい。なお、この例では上下一
対の支持板2a,2bが細長いプレートで、その長手方
向に各カートリッジ用ハウジング、ピストンシリンダが
並列された構造であるため、通常の旅行カバンを改造し
てその携帯型収納用ハードケースに利用することがで
き、携帯に便利である。
【0014】
【使用方法】〔使用の準備〕図4に示す如く、手動ポン
プ50の上流側のホースカプラ28に原水汲み上げ用ホース
37の一端を接続すると共に、その他端にポンプ20を接続
する。このポンプ20は、一例として市販されている風呂
水汲み上げ洗濯用水として利用する通称バスポンプと言
われるものが使用できる。これは商用100Vの交流電
源を直流12Vに変換し、ポンプを駆動するものであ
る。そして図8の如く、現場が商用交流電源を使用でき
る状況では、ポンプ20の電源コード32のソケット44に整
流器22の出力側を接続すると共に、その入力側のプラグ
33を商用電源に接続する。また、商用電源が使用できな
い場合には、自動車47に搭載されたバッテリー21のシガ
ーソケット43にシガーソケットプラグ35を接続し、その
電源コード32のプラグ33をポンプ20をのソケット44に接
続する。なお、何れの電源も使用できない場合は、ピス
トン用シリンダ4による手動ポンプ50を使用することが
できる。次に、浄水管49のホースカプラ28にホースを接
続し、その先端を図示しない浄水収納容器に導く。ま
た、図示しない造水機収納用ハードケースに収納されて
いる手動ハンドル10を取り出し、ピストンロッド9の上
端に螺着する。
【0015】〔造水操作〕電源を使用できる場合には、
造水時に手動ハンドル10を駆動する必要がない。しかし
ながら、後述する逆洗浄操作では電源が使用できてもそ
の小さなポンプの出力だけでは足りない。なぜならば、
逆洗には目詰まりした付着物を剥離するに足る充分大き
な加圧力を必要とするため、手動ハンドル10を上下動す
る必要が生じるからである。造水に先立ち、最初に原水
を汲み上げる際には中空糸膜カートリッジ用ハウジング
5に連通する夫々の空気抜きプラグ45を開放しておく。
これは、送水初期において造水機内及びホース中に空気
が混入しているので、それを外部に放出する必要がある
からである。次いでポンプ20を駆動し、配管13を介して
一対の中空糸膜カートリッジ11内に原水を供給する。こ
の例では、中空糸膜カートリッジ11は0.1μmの限外
濾過流域を有するものであって、一例として商品名キャ
ラクター10(クラレ株式会社製)を使用することがで
きる。中空糸膜カートリッジ11によって濾過された濾過
水は、配管14を介し活性炭カートリッジ12に導かれる。
【0016】なお、濾過当初において造水機内のエアー
は、夫々空気抜き孔38から流出し、そこから濾過水の一
部が溢れ出る。そこで、そのことを確認した後に、空気
抜きプラグ45を螺着締結する。また空気抜きプラグ45の
螺着締結の程度は、ある程度緩んだ状態が好ましい。そ
して、常時僅かづつ濾過水がそこから漏出するようにす
る。それにより、原水中に含まれるエアーを常に外部に
放出し、濾過性能を充分に保つ。次いで濾過水は、活性
炭カートリッジ12により脱臭,脱色及び不純物質の吸着
が行われ、浄水として浄水管49を介し図示しない浄水収
納容器に溜められる。
【0017】全ての電源が使用できないときは、造水機
に組み込まれている手動ハンドル10を上下動させ、ピス
トン8を駆動することにより濾過・浄水を行うことがで
きる。図5はその手動ポンプ50の作用を説明するもので
ある。図5(a)の如く、手動ポンプ50の下端連通孔に
は、その上流側と下流側とに第1逆止弁15及び第2逆止
弁16が設けられ、その下流側が配管13を介して中空糸膜
カートリッジ11に連通されている。そして手動ハンドル
10を図5(b)の如く上昇すると、ピストン用シリンダ
4内が負圧となり、そのピストン用シリンダ4内に原水
汲み上げ用ホース37からの原水が流入する。このとき上
流側の第1逆止弁15のみが開放され、下流側の第2逆止
弁16は閉塞している。
【0018】次いで、図5(c)の如く手動ハンドル10
を下方に移動すると、ピストン用シリンダ4の原水は第
2逆止弁16を介して中空糸膜カートリッジ用ハウジング
5及び活性炭カートリッジ用ハウジング7に供給され
る。このとき、第1逆止弁15は図5の(c)の如く閉塞
される。そして中空糸膜カートリッジ用ハウジング5の
下端から流入した原水は、カートリッジケース26の長孔
27(図7参照)より内部に流入し、中空糸25の外周から
濾水室48に導かれる。即ち、中空糸25の外周に存在する
多数の微孔30(同図b参照)から濾過水のみが内部に浸
入する。そして、固形物31は中空糸25の外周に付着す
る。次いで、濾水室48内の濾過水は配管14及び逆洗用切
換弁17を介し活性炭カートリッジ用ハウジング6内に供
給され、その活性炭カートリッジ12の上端から各活性炭
の隙間を通り浄水されて、浄水管49に導かれる。なお、
本造水機によって濾過・浄水された水に、さらに次亜塩
素酸ソーダ・高度さらし粉殺菌剤を添加してもよい。
【0019】〔逆洗浄操作〕原水を濾過・浄水する過程
において、原水中に含有される固形物31は中空糸膜カー
トリッジ11の中空糸25の外周に付着し、それが次第に蓄
積されて中空糸25は目詰まりする。すると、濾水室48か
ら流出する浄水の流量が次第に低下する。その流量低下
の状態及び、透明な中空糸膜カートリッジ用ハウジング
5を通して、その内部の浮遊物等の堆積状態を観察し、
中空糸膜カートリッジ11の逆洗浄を準備する。逆洗浄の
ためには、先ず、造水機の上支持板2a,下支持板2b
間を締結する締結部材7を取り外す。そして作業員は造
水機の脚24を踏みつけて、下支持板2bを床面又は地面
に押さえつけ、上支持板2aを引き上げる。すると、中
空糸膜カートリッジ11,活性炭カートリッジ12,ピスト
ン用シリンダ4その他が締結状態から開放され、全ての
部品が容易に分解される。そこで、異物により閉塞状態
になったこの例では一対の中空糸膜カートリッジ11を中
空糸膜カートリッジ用ハウジング5から取り出し、予備
の新たな中空糸膜カートリッジ11と入れ替え、図1の如
く、元の状態に復帰させる。
【0020】次に、図6及び図7の如く目詰まりした被
逆洗用中空糸膜カートリッジ11aの上端を逆洗用アダプ
ター19に液密に嵌着し、その逆洗用アダプター19の上端
を逆洗用配管(ホース)18を介し、逆洗用切換弁17のホ
ースカプラ28に接続する。そして逆洗用切換弁17を逆洗
浄側に切り換える。なお、これらの準備に先立ってポン
プの電源は切断される。そして準備が完了した場合に
は、仮に電源が存在してもポンプ20を駆動することな
く、手動ポンプ50の手動ハンドル10を上下動する。この
とき、ポンプ20は原水汲み上げ用ホース37に接続したま
までよい。手動ハンドル10の上昇によりピストン用シリ
ンダ4の内部が負圧になると、ポンプ20の図示しない送
水駆動用可動部材とケーシングとの隙間から原水がピス
トン用シリンダ4に導かれる。次いで手動ハンドル10を
下降することにより、原水は造水機内の新たな中空糸膜
カートリッジ11によって濾過され、配管14及び逆洗用切
換弁17,ホースカプラ28を介し被逆洗用中空糸膜カート
リッジ11aの濾水室48に供給される。
【0021】濾水室48の濾過水は手動ハンドル10によっ
て充分加圧され、図7(b)の如く中空糸25の内部から
多数の微孔30を流通し、それらの外部に流出する。この
とき、中空糸25の外周に付着した固形物31が剥離され
る。そこで被洗浄用中空糸膜カートリッジ11aの付着物
を目視監視しながら、逆洗浄水がその被洗浄用中空糸膜
カートリッジ11aから充分流出するまで実施する。そし
て逆洗浄が完了したら手動ポンプ50の操作を終了し、逆
洗浄のセット状態のまま、確認のためポンプ20の電源を
入れ、被洗浄用中空糸膜カートリッジ11aに比較的低圧
の濾過水を供給する。低圧の濾過水が被洗浄用中空糸膜
カートリッジ11aから充分流出すれば、逆洗浄が完了し
ていることを確認できる。そこで、ホースカプラ28から
逆洗用配管(ホース)18を取り外すと共に、逆洗浄を終
了した被洗浄用中空糸膜カートリッジ11aを逆洗用アダ
プター19から取外し、殺菌剤等と共にそれをポリエチレ
ン袋等に入れて保存する。
【0022】〔活性炭カートリッジの取り替え〕活性炭
カートリッジ用ハウジング6内の活性炭カートリッジ12
の活性炭の能力低下が生じた場合には、それを予備のも
のと入れ替える。この入れ替え作業は、前記中空糸膜カ
ートリッジ11の入れ替えの手順と同様に行う。
【0023】
【発明の作用・効果】請求項1に記載の本発明によれ
ば、一対の上支持板2a,下支持板2b間に夫々断面外
周が円形で、略同一長さのピストン用シリンダ4と中空
糸膜カートリッジ用ハウジング5と活性炭カートリッジ
用ハウジング6とが締結部材7よって着脱自在に締結固
定され、その中空糸膜カートリッジ用ハウジング5に中
空糸膜カートリッジ11が、活性炭カートリッジ用ハウジ
ング6に活性炭カートリッジ12が内装されたものである
から、造水機の主要部分を全てコンパクトに一体化する
ことができると共に、締結部材7を取り外すことにより
中空糸膜カートリッジ11及び活性炭カートリッジ12の取
り替えが極めて容易となる。
【0024】請求項2に記載の本発明によれば、第1逆
止弁15及び第2逆止弁16の存在によりピストン8を原水
吸引側に移動したとき、ピストン用シリンダ4内に原水
を導き、ピストン8を加圧側に移動したときその原水を
中空糸膜カートリッジ11及び活性炭カートリッジ12に導
くことができる。しかも構造の簡単な取扱い易い手動型
のピストン用シリンダ4とすることができる。請求項3
に記載の本発明によれば、逆洗用切換弁17の存在により
中空糸膜カートリッジ用ハウジング5の出力側の濾過水
を活性炭カートリッジ用ハウジング6の入力側と逆洗用
配管18側とに切り換え可能にしている。そして逆洗用ア
ダプター19に被逆洗用中空糸膜カートリッジ11aの濾過
水出力側開口を接続し、逆洗用切換弁17を逆洗用配管
(ホース)18側に切り換え、手動ハンドル10を駆動する
ことによる充分な加圧力により、付着物が堆積した被逆
洗用中空糸膜カートリッジ11aを逆洗し、災害現場等で
それを再使用可能とすることができる。
【0025】請求項4に記載の本発明によれば、原水汲
み上げ用ホース37に接続されるポンプ20は、その送水駆
動用可動部材とそれを収納するケーシングとの間に隙間
が形成されたものを用いるため、電源を使用できないと
きにポンプ20を原水汲み上げ用ホース37に接続した状態
で手動ハンドル10を駆動し、原水を濾過することができ
る。また、逆洗時には手動ハンドル10による大きな加圧
力によって逆洗できると共に、その終了後にはポンプ20
に電源を接続することにより比較的低圧力で原水を濾過
することが可能となり、迅速に造水およびカートリッジ
の逆洗を行なうことができる。請求項5に記載の本発明
よれば、上支持板2aにカートリッジ嵌着部23及び空気
抜き孔38が形成され、その空気抜き孔38に空気抜きプラ
グ45が設けられているから、中空糸膜カートリッジ11の
着脱が容易であると共に、原水中に含まれる空気や造水
の始めに造水機内に存在する空気を容易に放出すること
ができ、取扱い易い造水機となる。
【0026】請求項6に記載の本発明よれば、上支持板
2a,下支持板2b間にピストン8を内装したピストン
用シリンダ4、中空糸膜カートリッジ用ハウジング5、
活性炭カートリッジ用ハウジング6並びに中空糸膜カー
トリッジ11及び活性炭カートリッジ12を締結挟持した状
態でそれら全てが携帯型収納用ハードケース内に収納さ
れるように構成したため、さらに取扱い易い携帯型非常
用造水機となり得る。請求項7に記載の本発明は、二つ
の中空糸膜カートリッジ用ハウジング5を有し、少なく
ともその内の一つが透明な筒体からなるので、その目詰
まり状態を容易に目視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型非常用造水機の使用状態を示す
一部縦断面略図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】同造水機の各支持板の要部斜視図。
【図4】本発明の携帯型非常用造水機の使用状態の説明
図。
【図5】同造水機の手動ポンプ50の作用を示す説明図。
【図6】本発明の携帯型非常用造水機による逆洗状態の
説明図。
【図7】同造水機の逆洗時におけるカートリッジケース
26内の説明図。
【図8】同造水機に用いられるポンプ20の電源選択説明
図。
【符号の説明】
1 筒端嵌着部 2a 上支持板 2b 下支持板 3 Oリング 4 ピストン用シリンダ 5 中空糸膜カートリッジ用ハウジング 6 活性炭カートリッジ用ハウジング 7 締結部材 8 ピストン 9 ピストンロッド 10 手動ハンドル 11 中空糸膜カートリッジ 11a 被逆洗用中空糸膜カートリッジ 12 活性炭カートリッジ 13,14 配管 15 第1逆止弁 16 第2逆止弁 17 逆洗用切換弁 18 逆洗用配管 19 逆洗用アダプター 20 ポンプ 21 バッテリー 22 整流器 23 カートリッジ嵌着部 24 脚 25 中空糸 26 カートリッジケース 27 長孔 28 ホースカプラ 29 カラー 30 微孔 31 固形物 32 電源コード 33 プラグ 34 スイッチ 35 シガーソケットプラグ 37 原水汲み上げ用ホース 38 空気抜き孔 39 螺着孔 40 孔 41 ボルト孔 42 逆洗水 43 シガーソケット 44 ソケット 45 空気抜きプラグ 46 ドレンプラグ 47 自動車 48 濾水室 49 浄水管 50 手動ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA06 HA03 HA19 HA91 HA95 JA10A JA14A JA18A JA20A JA22A JA23A JA24A JA25A JA25C JA27A JA51A JA53A JA55A JA63A JA68A JA70A JA71 JB11 KA12 KA22 KA67 KA71 KB12 KB30 KC03 KC07 KC13 KD19 KD24 MA01 MA22 PA01 PB04 PB05 PC53 4D024 AA05 AB02 BA02 CA04 DB05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に位置され、対向平面に夫々
    整合する円形の筒端嵌着部1が並列された一対の上支持
    板2a及び下支持板2bと、 夫々断面外周が円形で、略同一長さの筒状に形成され、
    夫々の両端開口が前記筒端嵌着部1に着脱自在に嵌着さ
    れるピストン用シリンダ4、中空糸膜カートリッジ用ハ
    ウジング5および活性炭カートリッジ用ハウジング6
    と、 両支持板2a,2b間を着脱自在に締結固定する締結部
    材7と、 前記ピストン用シリンダ4内に摺接して上下動自在に収
    納されるピストン8および、そのピストン8に接続され
    前記上支持板2aを貫通するピストンロッド9並びに、
    その先端に取付られる手動ハンドル10と、 前記中空糸膜カートリッジ用ハンジング5内に着脱自在
    に挿入される中空糸膜カートリッジ11と、 前記活性炭カートリッジ用ハウジング6内に着脱自在に
    挿入される活性炭カートリッジ12と、 前記ピストン用シリンダ4の出力側と前記中空糸膜カー
    トリッジ用ハンジング5の入力側とを連結すると共に、
    その中空糸膜カートリッジ用ハンジング5の出力側と前
    記活性炭カートリッジ用ハウジング6の入力側とを夫々
    接続する配管13,14と、 を具備する携帯型非常用造水機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ピストン用シリンダ4と原水の導入管との間に、そ
    のピストン用シリンダ4側へのみ原水を流通させる第1
    逆止弁15が介装されると共に、 そのピストン用シリンダ4と前記中空糸膜カートリッジ
    用ハウジング5との間に、その中空糸膜カートリッジ用
    ハウジング5方向へのみ原水を流通させる第2逆止弁16
    が介装された、 携帯型非常用造水機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記中空糸膜カートリッジ用ハンジング5の出力側と前
    記活性炭カートリッジ用ハウジング6の入力側とを接続
    する配管14に、逆洗用切換弁17が設けられ、 それにより中空糸膜カートリッジ用ハンジング5の出力
    側の濾過水を、活性炭カートリッジ用ハウジング6の入
    力側と、逆洗用配管18側とに選択切り換え可能に形成
    し、 被逆洗用中空糸膜カートリッジ11aの濾過水出力側開口
    に逆洗用アダプター19が着脱自在に接続され、それが前
    記逆洗用切換弁17に連通される携帯型非常用造水機。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記第1逆止弁15の上流側に原水汲み上げ用ホース37を
    介して低電圧直流用のポンプ20が設けられ、そのポンプ
    20の電源としてバッテリー21と、整流器22を介した商用
    電源とが選択接続可能に形成され、 そのポンプ20は、それを原水汲み上げ用ホース37に接続
    状態で、電源の非接続時に、前記手動ハンドル10の駆動
    の際の負圧によりポンプ20内を原水の流通が可能となる
    ように、ポンプ20の送水駆動用可動部材とそれを収納す
    るケーシングとの間に隙間が形成されたものからなる携
    帯型非常用造水機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかにおい
    て、 前記上支持板2aに、前記筒端嵌着部1よりも中心側に
    前記中空糸膜カートリッジ11を嵌着するカートリッジ嵌
    着部23が形成されると共に、その中心に配管接続用の螺
    着孔39が貫通され、 前記筒端嵌着部1とカートリッジ嵌着部23との間に空気
    抜き孔38が形成され、その空気抜き孔38が空気抜きプラ
    グ45により開閉自在に閉塞された携帯型非常用造水機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかにおい
    て、 前記手動ハンドル10が前記ピストンロッド9の上端から
    着脱自在に分離できると共に、前記下支持板2bに脚24
    が着脱自在に取付られ、 その手動ハンドル10、脚24が取り外されて、 一対の前記両支持板2a,2b間に、前記ピストン8を
    内装したピストン用シリンダ4、中空糸膜カートリッジ
    11を内装した中空糸膜カートリッジ用ハウジング5およ
    び、活性炭カートリッジ12を内装した活性炭カートリッ
    ジ用ハウジング6が締結挟持された状態で、 それら全てが携帯型収納用ハードケース内に収納される
    ように構成された携帯型非常用造水機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6において、 二つの前記中空糸膜カートリッジ用ハウジング5を有
    し、少なくともその内の一つが透明な筒体よりなる携帯
    型非常用造水機。
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