JP2008055371A - 消火栓連結型浄水器 - Google Patents
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Abstract
【課題】街の路面や商業施設に設置される消火栓からの消火用水を水源として利用し、これから飲料用水を容易に生成することのできるコンパクトな浄水器を提供する。
【解決手段】規定の消火栓Fに接続されて浄水Cを生成する浄水器Aであって、ろ過材8a,8bを収納した浄水カートリッジ8と、消火栓Fに接続されて浄水カートリッジ8に消火栓Fからの原水Hを供給するカプラ15と、浄水カートリッジ8からのろ過水Cを排出する給水口6aとを備えている。
【選択図】図2
【解決手段】規定の消火栓Fに接続されて浄水Cを生成する浄水器Aであって、ろ過材8a,8bを収納した浄水カートリッジ8と、消火栓Fに接続されて浄水カートリッジ8に消火栓Fからの原水Hを供給するカプラ15と、浄水カートリッジ8からのろ過水Cを排出する給水口6aとを備えている。
【選択図】図2
Description
本発明は、地震や火災のような災害の発生に起因する上水道の破壊・寸断という非常事態においても、消火栓からの消火用水(原水)をろ過して非常用の飲料用水とすることができる消火栓連結型浄水器に関する。
地震のような災害が発生すると、最も重要なライフラインの一つである上水道が破壊・寸断されるという非常事態に陥る場合がある。このような非常事態を想定して、従来、河川、湖、用水路、貯水池、貯水槽などの水源を飲料用水として利用する浄水設備が提案されている。この浄水設備は、例えば、内燃機関のような駆動機と、この駆動機により駆動するポンプと、ポンプにより汲み上げられた水を浄水するろ過装置とを備えている。この浄水設備では、河川や湖のような豊富な水量を保つ水源の中に前記ポンプに接続されたホース先端を取水口として沈め、ポンプの揚水作用によって河川や湖の水を汲み上げ、汲み上げた水をろ過装置でろ過したものを非常用の飲料用水として利用できるようになっている。なお、貯水槽をろ過する装置は、例えば特許文献1に記載されている。
特開2006−43507
ところが、前記浄水設備の場合、浄水設備が比較的嵩高い複数の装置類の結合からなるので設備全体として大型で高価なものとなる。
そこで、本発明は、街の路面や商業施設に設置される消火栓からの消火用水を水源として利用し、これから飲料用水を容易に生成することのできるコンパクトな浄水器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の浄水器は、規定の消火栓に接続されて浄水を生成する浄水器であって、ろ過材を収納した浄水カートリッジと、前記消火栓に接続されて前記浄水カートリッジに消火栓からの原水を供給するカプラと、前記浄水カートリッジからのろ過水を排出する給水口とを備えている。
この構成によれば、規定の消火栓にカプラを接続するだけで浄水器を設置でき、消火栓からの原水を安定した水源として容易に利用できる。また、消火栓からの原水は工業用水または水道水であり、消火用水の性質上、長く使用されていないために汚れはあっても、元々一定の水質レベルを保持しているので、浄水カートリッジのろ過材のろ過により、飲用に適した良質のろ過水を大量に生成することができる。また、水源とする規定の消火栓からの原水は一定以上の圧力を保有し、この原水の圧力を利用する浄水器であるから、従来のような特別の駆動機(動力源)が不要となるので、コンパクトで安価になり、非常時に備えた保管にも有利となる。
好ましくは、前記カプラと前記浄水カートリッジの間に前記原水の流量を所定値以下に調節する流量調節器が配置されている。この構成によれば、カプラから供給される消火栓からの原水は消防上の立場から高水圧となっているが、流量調節器で流量が所定値以下に調節される。したがって、大流量による浄水カートリッジの破損を防止できる。
好ましくは、前記浄水カートリッジを収納する筒形のボデイと、前記給水口を有し前記ボデイの先端部を閉止するカバー体とを設ける。この構成によれば、ボデイとカバー体とにより浄水カートリッジを保護できる。また、カバー体に給水口が設けられているので、別途給水口部材を設ける必要がなくなり、構造が簡単になる。
好ましくは、さらに、前記原水を前記浄水カートリッジに導入する導入路を有し前記ボデイの基端部を支持する支持体が設けられ、この支持体に前記導入路を開閉する切換弁が設けられている。この構成によれば、ろ過水を使用しないとき、切換弁を閉止することにより原水の圧力が浄水カートリッジに作用しなくなるので、浄水カートリッジを保護できる。
また、前記支持体に、前記浄水カートリッジに導入される原水の圧力が一定値以上となったときに原水を外部に放出するリリーフ弁を設けるのが好ましい。この構成によれば、浄水カートリッジが目詰まりした場合でも、原水の過大な圧力によって浄水カートリッジが破損するのを防止できる。
前記支持体に前記浄水カートリッジの上流側で原水を外部へ排出するドレン通路が形成され、前記切換弁が前記導入路およびドレン通路の開閉を行うのが好ましい。この構成によれば、初期の通水時に流入する濁った原水をドレン通路から浄水器の外部へ排出できるので、浄水カートリッジの目詰まりを予防することができる。
さらに好ましくは、前記ボデイを前記支持体に着脱自在に連結する連結部材を備えている。この構成によれば、連結部材の着脱によってボデイと支持体との連結・分離を行って浄水カートリッジを容易に交換できる。
本発明の他の実施形態では、前記浄水カートリッジを収納する筒形のボデイと、前記原水を前記浄水カートリッジに導入する導入路を有し前記ボデイの基端部を支持する支持体と、一端の底部が前記カプラを支持し他端部が前記支持体に対して着脱自在に連結された有底の筒体とを備え、前記筒体内に前記カプラからの原水を前記導入路へ供給する伸縮自在なチューブが収納されている。
この構成によれば、筒体の他端部から支持体を取り外すことにより、チューブを伸張させ、浄水器先端の給水口を消火栓から離れた場所に設定できる。したがって、給水の作業性が向上する。
本発明に係る消火栓連結型浄水器によれば、消火栓にカプラを接続するだけで浄水器を設置でき、消火栓からの原水を安定した水源として容易に利用して、良質なろ過水を生成することができる。また、消火栓からの原水そのものが保有する圧力を利用するので、従来のような特別の動力源が不要になるから、コンパクトで安価になり、非常時に備えた保管にも有利となる。
以下、本発明に係る消火栓連結型浄水器の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る消火栓連結型浄水器の正面図である。同図に示すように、この消火栓連結型浄水器Aは、主に、浄水部1と、消火栓Fからの原水Hを取り入れる原水取入部2と、これら浄水部1と原水取入部2とを着脱自在に連結する連結部材3とからなる。
前記浄水部1は、図2に示すように、筒形のボデイ4と、このボデイ4の先端部を閉止するカバー体5とを有し、前記ボデイ4の内部に、ろ過材を収納した浄水カートリッジ8が配置されている。前記カバー体5には浄水カートリッジ8のろ過水Cの出口に接続された下向きの給水口6aを備えた給水部材6が取り付けられている。前記カバー体5と給水部材6はいずれも樹脂で形成されており、接着により結合されている。また、図3に示すように、前記給水部材6はカバー体5の軸心に合致した位置に設けられている。前記ボデイ4とカバー体5との連結手段は、ボデイ4の先端部の内側に設けた雌ねじ4aに、カバー体5に設けた雄ねじ5aを一方向に回して螺合することにより連結されている。
図2に示す浄水カートリッジ8は円筒ケース80内にろ過材を収納し、その基端側に原水入口部81が突出し、先端側にろ過水出口82が突出している。浄水カートリッジ8内に収納されるろ過材の種類は特に限定されないが、この実施形態の場合、ろ過材として浄水カートリッジ8の基端側(入口側)には活性炭8aが、浄水カートリッジ8の先端側(出口側)には中空糸膜8bがそれぞれ配置され、消火栓Fからの原水Hに含まれるさびや不純物を前記活性炭8aで吸着除去し、吸着除去できない不純物を中空糸膜8bで取り除くようになっている。なお、前記ボデイ4は例えばアルミニウム、ステンレスのような金属で形成され、カバー体5は、火災現場での使用に耐えるように、例えばポリアセタールのような耐熱性樹脂で形成されている。
前記ボデイ4の基端部には硬質ゴムのような樹脂で形成された支持体9が取り付けられ、その内部には原水Hの導入路10が形成されている。また、この支持体9には、前記浄水カートリッジ8の上流側で原水Hを排出するドレン通路11が下向きに設けられ、前記導入路10およびドレン通路11を開閉する切換弁12が設けられている。さらに、支持体9には、導入路10内の原水Hを浄水器の外部へ放出する放出路13が形成され、この放出路13にリリーフ弁70が設けられている。リリーフ弁70は、支持体9に形成されて放出路13の外端部に連通する弁室71、この弁室71に収納された弁体72、放出用のリリーフ孔73を有し前記弁室71を閉止する蓋74、および蓋74と弁体72との間に介挿されて弁体72を弁口75に押圧することにより閉弁させるばね体76を備え、導入路10を通って浄水カートリッジ8に導入される原水Hの圧力が一定値以上となったときに開弁して、原水Hを放出路13から浄水器の外部に放出する。
前記支持体9は、ブロック91とこのブロック91からカバー体5側に向かって延びる雄ねじ92aが外周に切られたスリーブ92とからなり、このスリーブ92にねじ連結される前記連結部材3を介して、スリーブ92にボデイ4の基端部が着脱自在に取り付けられる。前記導入路10、ドレン通路11、切換弁12および放出路13はブロック91に設けられている。ボデイ4の基端には鍔部41が溶接で接合され、この鍔部41を連結部材3に係止させることによって、ボデイ4と連結部材3が連結されている。なお、前記連結部材3は耐熱性ゴムのようなゴム材で形成され、その外周にすべり止めとしてローレットが形成されている。
前記スリーブ部92は、その基端部がブロック91の先端外周部に設けた嵌合凹部91aに嵌合されて、接着により固定されている。浄水カートリッジ8の原水入口部81は、ブロック91の軸心部に設けた入口接続凹所93に嵌め込まれて浄水カートリッジ8が導入路10に接続され、原水入口部82は、カバー体5の軸心部に設けた出口接続凹所53に嵌め込まれて給水口6aに接続されている。前記ボデイ4と支持体9とは独立した別部品であるので、ボデイ4を支持体9から取り外すことにより、浄水カートリッジ8をボデイ4から抜き出して容易に交換できる。
図1の原水取入部2は、さらに、消火栓Fに接続されて原水Hを取り入れるカプラ15と、この消火栓Fからの原水Hの流量を、浄水カートリッジ8内のろ過材を傷めないように所定値(例えば3リットル/分)以下に調節する流量調節器16と、カプラ15を支持体9に連結する第1ニップル21とを有している。流量調節器16は第1ニップル21の中空部に挿通され、その先端部が第2ニップル22を介して支持体9にねじ連結されることにより、カプラ15と流量調節器16が接続されている。こうして、流量調節器16はカプラ15と支持体9との間に位置し、浄水カートリッジ8に供給される原水Hの流量を制限する。この流量調節器16として、この例では、フローワッシャー23を使用するワッシャー式定流量弁を使用している。
また、カプラ15と消火栓Fとの接続は、図2に示すように、消火栓Fの接続端部f1に対して、浄水器Aのカプラ15の凹所15aを差し込むことにより、前記凹所15aのチャック部15b,15bが接続端部f1への押込圧によって凹所15aの径方向外方に押し込まれ、これらチャック部15b,15bの復帰力によって前記接続端部f1の外周面が凹所15aの内壁面15cに密着して固定されることで、消火栓Fと浄水器Aが接続される。
支持体9のドレン通路11は、図4に示すように、支持体9のブロック91の下部中央に開口しており、前記給水口6aは給水部材6の先端底面に開口している。切換弁12は、三方弁からなり、図5(a)に示すように、オン位置で導入路10を開放して、流量調節器16を通過した原水Hを浄水カートリッジ8に導入する。放出路13は前記ブロック91の上部中央に開口しており、切換弁12のオン位置で切換弁12を介して導入路10に連通する。浄水カートリッジ8が目詰まりして浄水カートリッジ8へ導入される原水Hの圧力が一定値(例えば5気圧)以上となったとき、図2に示す弁体72がばね体76のばね力に抗して上方へ移動し、弁口75を開放する。これにより、リリーフ弁70が開弁し、原水Hを放出路13から外部に放出する。したがって、浄水カートリッジ8が目詰まりした場合でも、浄水カートリッジ8に過大な圧力がかかるのを防止できる。
切換弁12を右へ90°回転した図5(b)に示すオフ位置で導入路10が遮断される。このとき、原水Hの圧力が浄水カートリッジ8に作用しないので、浄水カートリッジ8が保護される。さらに、図5(c)に示すように、切換弁12を図5(a)のオン位置から左へ90°回転したドレン位置にすると、流量調節器16を通過した原水Hがドレン通路11を通って外部に排出される。
図4に示すように、切換弁12のつまみ部12aは支持体9の背面側に突出している。図6の背面図に示すように、セット位置Sにダイヤル表示S1(オン)を合わせると、導入路10が開放されてこの導入路1から原水Hが浄水カートリッジ8側へ導かれ、ここでろ過されてろ過水Cが得られる。セット位置Sにダイヤル表示S2(オフ)を合わせると、導入路10が遮断されてオフ状態となり、ろ過水の給水が停止する。セット位置Sにダイヤル表示S3(ドレン)を合わせると、前記ドレン通路11が開放されてドレン通路11から原水Hが排出される。
上記構成において、地震のような災害の発生により上水道の断水が生じた場合、近くにある消火栓Fを探し、図2に示す消火栓Fの接続端部f1に浄水器Aのカプラ15を接続する。消火栓Fは地震や火災のような災害時でも生き残る場合が多い。この消火栓Fへの浄水器Aの接続の際、切換弁12は、図6のダイヤル表示S2をセット位置Sに合わせることでオフとなっている。つづいて、切換弁12を回してダイヤル表示S3をセット位置Sに合わせると、図2のドレン通路11が開放され、カプラ15からの原水Hが流量調節器16とドレン通路11を通って外部に排出される。原水Hの排出時間は、消火栓Fの付近で滞留して濁っていた原水Hが、目視でさびのような茶褐色の汚れが完全に消え去るまでの時間で十分である。こうして、通水初期の濁った原水Hを捨てることにより、浄水カートリッジの目詰まりを防止している。
ドレン通路11からの原水Hに目視による汚れがなくなった段階で、図6のダイヤル表示S1(オン)をセット位置Sに合わせる。これにより、図2の導入路10が開放され、カプラ15からの原水H(通常5〜8気圧)は流量調節器16に導かれ、原水Hの圧力が所定範囲(例えば3〜5気圧)内に調節されたのち、この導入路10から浄水カートリッジ8へ導かれ、ここでろ過されたのち、給水口6aから飲用に適するろ過水Cとして吐出される。
また、消火栓Fからの浄水器Aの取り外しは、消火栓Fの接続端部f1に設けられたコネクタ(図示せず)を解除操作して浄水器Aのカプラ15を引き抜くだけで、接続端部f1から容易に取り外せる。浄水器Aを一定ろ過量使用した後、浄水カートリッジ8を交換する場合、浄水器Aを消火栓Fに接続したままで、連結部材3を弛めてボデイ4を支持体9から取り外し、このボデイ4から浄水カートリッジ8を取り出し、新しい浄水カートリッジ8と交換し、再び、逆の手順でボデイ4を連結部材3により支持体9に取り付ける。したがって、浄水カートリッジ8の交換が容易である。
以上のような本発明の第1実施形態に係る浄水器Aによれば、消火栓Fにカプラ15を接続するだけで浄水器Aを使用可能な状態に設置でき、しかも従来のように電気や石油のようなエネルギー源が不要で、消火栓Fからの原水Hの保有する圧力のみを利用して給水口6aから飲用に適したろ過水を得ることができる。つまり、消火栓Fを安定した水源として利用できる。また、消火栓Fからの原水Hは工業用水または水道水であり、消火用水の性質上、長く使用されていないために配管の錆や汚れにより水質が低下していることはあっても、元々一定の水質レベルを保持しているので、浄水カートリッジ8のろ過材でのろ過により良質なろ過水を大量に生成することができる。
また、消火栓Fからの原水Hそのものが保有する圧力を利用するので、従来のような特別の動力源が不要となるから、コンパクトで安価になり、非常時に備えた保管にも有利となる。
消火栓Fからの原水Hは消防上の観点から一定圧以上の高水圧となっているが、前記流量調節器16により原水Hの流量を所定値以下に制限しているので、過大な流量の原水Hが浄水カートリッジ8を通過することによる浄水カートリッジ8の破損を防止できる。
次に、本発明の第2実施形態に係る消火栓連結型浄水器Bについて図7を参照しながら説明する。この浄水器Bは、前記第1実施形態と同様、浄水部1と、消火栓Fからの原水Hを取り入れる原水取入部2と、これら浄水部1と原水取入部2とを着脱自在に連結する連結部材3とからなる。基本的な構成は第1実施形態の場合と同一であり、異なる点のみについて説明する。
図8に示すように、この第2実施形態に係る浄水器Bでは、カプラ15と、ボデイ4の基端部を支持する支持体9との間に、有底の筒体30が配置されている。この筒体30は一端が樹脂製のブロックからなる底部30aにより閉止されており、この底部30aに前記カプラ15が連結されている。底部30aの外周に設けた嵌合凹部に筒部30bの一端部を嵌合して接着することにより、底部30aが筒部30bに固定されている。筒部30の他端部(右端)30cは開放されており、この他端部30cが支持体9に対して着脱自在に連結されている。前記筒体30内に原水Hを通す伸縮自在な螺旋状に巻かれたチューブ31が収納されている。カプラ15は、第1実施形態と同様に、チューブ31を介して筒体30の底部30aに連結されている。流量調節器16は、チューブ31の中空部に挿通され、第2ニップル22を介して底部30aにねじ連結されている。
チューブ31の左側の基端部は、取付ねじ部25aを有する第1チューブコネクタ25によって筒体底部30aに取り付けられ、流量調節器16に連通している。チューブ31の右側の先端部は、取付ねじ部26aを有する第2チューブコネクタ26によって支持体9のブロック91に取り付けられ、連通路10に連通している。チューブ31の巻心はチューブコネクタ25,26、ボデイ4、カプラ15、支持体9および筒体30の軸心に合致していて、チューブ31の伸縮時の動きをスムースにしている。筒体30と支持体9とは、ゴムのO−リング35を介して着脱自在に連結され、脱落防止および水密性が確保されている。
この第2実施形態では、消火栓Fに連結した筒体30から支持体9およびボデイ4を取り外し、ボデイ4を手に持って消火栓Fから離れると、チューブ31が伸張する。これにより、浄水器A先端の給水口6aを消火栓Fから離れた場所に設定できる。したがって、適切な場所での給水が可能になる。
A,B 消火栓連結型浄水器
F 消火栓
H 消火栓からの原水
C ろ過水
1 浄水部
2 原水取入部
3 連結部材
4 ボデイ
5 カバー体
6 給水部材
6a 給水口
8 浄水カートリッジ
8a,8b ろ過材
9 支持体
10 導入路
11 ドレン通路
15 カプラ
16 流量調節器
30 筒体
30a 底部
31 チューブ
F 消火栓
H 消火栓からの原水
C ろ過水
1 浄水部
2 原水取入部
3 連結部材
4 ボデイ
5 カバー体
6 給水部材
6a 給水口
8 浄水カートリッジ
8a,8b ろ過材
9 支持体
10 導入路
11 ドレン通路
15 カプラ
16 流量調節器
30 筒体
30a 底部
31 チューブ
Claims (9)
- 規定の消火栓に接続されて浄水を生成する浄水器であって、
ろ過材を収納した浄水カートリッジと、
前記消火栓に接続されて前記浄水カートリッジに消火栓からの原水を供給するカプラと、
前記浄水カートリッジからのろ過水を排出する給水口と、
を備えた浄水器。 - 請求項1において、前記カプラと前記浄水カートリッジの間に前記原水の流量を所定値以下に調節する流量調節器が配置されている浄水器。
- 請求項1または2において、前記浄水カートリッジを収納する筒形のボデイと、
前記給水口を有し前記ボデイの先端部を閉止するカバー体と、
を備えた浄水器。 - 請求項3において、前記原水を前記浄水カートリッジに導入する導入路を有し前記ボデイの基端部を支持する支持体が設けられ、この支持体に前記導入路を開閉する切換弁が設けられている浄水器。
- 請求項4において、前記支持体に、前記浄水カートリッジに導入される原水の圧力が一定値以上となったときに原水を外部に放出するリリーフ弁が設けられている浄水器。
- 請求項4または5において、前記支持体に前記浄水カートリッジの上流側で原水を外部へ排出するドレン通路が形成され、前記切換弁は前記導入路およびドレン通路の開閉を行う浄水器。
- 請求項1から6のいずれか一項において、前記ボデイを前記支持体に着脱自在に連結する連結部材を備えた浄水器。
- 請求項1において、前記浄水カートリッジを収納する筒形のボデイと、前記原水を前記浄水カートリッジに導入する導入路を有し前記ボデイの基端部を支持する支持体と、一端の底部が前記カプラを支持し他端部が前記支持体に対して着脱自在に連結された有底の筒体とを備え、
前記筒体内に前記カプラからの原水を前記導入路へ供給する伸縮自在なチューブが収納されている浄水器。 - 請求項8において、前記カプラと前記筒体の底部との間に、前記原水の流量を所定値以下に調節する流量調節器が配置されている浄水器。
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