JPH09271763A - 携帯可能な精製飲料水製造装置 - Google Patents
携帯可能な精製飲料水製造装置Info
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- JPH09271763A JPH09271763A JP8108450A JP10845096A JPH09271763A JP H09271763 A JPH09271763 A JP H09271763A JP 8108450 A JP8108450 A JP 8108450A JP 10845096 A JP10845096 A JP 10845096A JP H09271763 A JPH09271763 A JP H09271763A
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- container
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F9/00—Multistage treatment of water, waste water or sewage
- C02F9/20—Portable or detachable small-scale multistage treatment devices, e.g. point of use or laboratory water purification systems
Abstract
(57)【要約】
【構成】 前処理装置（３）および主浄水装置（１）を
設備した携帯可能な精製飲料水製造装置において、該装
置を収容する容器が着脱可能な蓋をもつアルミ製トラン
ク型容器（２）であること、容器の長辺側壁に固定させ
た他動力ポンプ（４）を設備していること、ならびに、
前処理装置の水の注ぎ口とつながったカプラーの本体を
容器短辺側壁上部に固定させた着脱可能なカプラー式吸
水ホース（６）を設備させたことを特徴とする装置。吸
水ホースが先端に荒ゴミ除去フィルタ（８）および浮き
過ぎ、沈み過ぎを防ぐ浮き玉（７）をもっている。 【効果】 ほぼ水源を選ばず飲料水として完全に安全で
美味しい水を手軽に提供することができる。
設備した携帯可能な精製飲料水製造装置において、該装
置を収容する容器が着脱可能な蓋をもつアルミ製トラン
ク型容器（２）であること、容器の長辺側壁に固定させ
た他動力ポンプ（４）を設備していること、ならびに、
前処理装置の水の注ぎ口とつながったカプラーの本体を
容器短辺側壁上部に固定させた着脱可能なカプラー式吸
水ホース（６）を設備させたことを特徴とする装置。吸
水ホースが先端に荒ゴミ除去フィルタ（８）および浮き
過ぎ、沈み過ぎを防ぐ浮き玉（７）をもっている。 【効果】 ほぼ水源を選ばず飲料水として完全に安全で
美味しい水を手軽に提供することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は携帯可能な精製飲料水製
造装置に関する。詳細には、本発明は超微孔濾過マトリ
ックスで構成され浄水能を有する公知の浄水用カートリ
ッジを用いて、ほぼ水源を選ばず飲料水として完全に安
全で美味しい水を手軽に製造することができる携帯可能
な精製飲料水製造装置に関する。
造装置に関する。詳細には、本発明は超微孔濾過マトリ
ックスで構成され浄水能を有する公知の浄水用カートリ
ッジを用いて、ほぼ水源を選ばず飲料水として完全に安
全で美味しい水を手軽に製造することができる携帯可能
な精製飲料水製造装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】大地震の際に「ライフライン」の復旧に
手間取ったことは記憶に新しいことである。「都市ガ
ス」が報道でとりあげられましたが、飲料水の困窮も大
変なものであった。いとも簡単に崩れやすい私達の生活
基盤、ボーイスカウト運動の祖「ベーデンパウエル卿」
の言葉にある、「備えよ常に」を実感したものである。
防災の備えの第一に、非常用浄水装置を加えるべきであ
るという考えが浸透している。
手間取ったことは記憶に新しいことである。「都市ガ
ス」が報道でとりあげられましたが、飲料水の困窮も大
変なものであった。いとも簡単に崩れやすい私達の生活
基盤、ボーイスカウト運動の祖「ベーデンパウエル卿」
の言葉にある、「備えよ常に」を実感したものである。
防災の備えの第一に、非常用浄水装置を加えるべきであ
るという考えが浸透している。
【０００３】水は安全でただで当たり前という考え方は
今はもう通用しない。日常の飲料水でさえ、安全でおい
しいものは商売が成り立つ時代となっている。飲料水に
ついて、“ポイント・オブ・ユース”という発想が注目
されている。公共体等で処理されている水のうち、実際
に飲料水として消費されるものが全体の１％であるとい
う背景の下、すべての水について飲料水として満足でき
る基準にまで上げるという考え方に対する、水を使用す
る地点で、必要な量だけを浄化するという合理的で現実
的な考え方である。
今はもう通用しない。日常の飲料水でさえ、安全でおい
しいものは商売が成り立つ時代となっている。飲料水に
ついて、“ポイント・オブ・ユース”という発想が注目
されている。公共体等で処理されている水のうち、実際
に飲料水として消費されるものが全体の１％であるとい
う背景の下、すべての水について飲料水として満足でき
る基準にまで上げるという考え方に対する、水を使用す
る地点で、必要な量だけを浄化するという合理的で現実
的な考え方である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このポイン
ト・オブ・ユースを実現し、どこでもいつでもきれいな
水が飲める非常用浄水装置を提供することを目的とす
る。本発明は超微孔濾過マトリックスで構成され浄水能
を有する公知の浄水用カートリッジを用いて、ほぼ水源
を選ばず飲料水として完全に安全で美味しい水を手軽に
製造することを目的とする。本発明は超微孔濾過マトリ
ックスで構成され浄水能を有する公知の浄水用カートリ
ッジを用いて、特別な動力源を必要とせず、いつでもど
こでも生命に必要な飲料水を製造することを目的とす
る。
ト・オブ・ユースを実現し、どこでもいつでもきれいな
水が飲める非常用浄水装置を提供することを目的とす
る。本発明は超微孔濾過マトリックスで構成され浄水能
を有する公知の浄水用カートリッジを用いて、ほぼ水源
を選ばず飲料水として完全に安全で美味しい水を手軽に
製造することを目的とする。本発明は超微孔濾過マトリ
ックスで構成され浄水能を有する公知の浄水用カートリ
ッジを用いて、特別な動力源を必要とせず、いつでもど
こでも生命に必要な飲料水を製造することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前処理装置お
よび主浄水装置を設備した携帯可能な精製飲料水製造装
置において、該装置を収容する容器が着脱可能な蓋をも
つアルミ製トランク型容器であること、容器壁に固定さ
せた他動力ポンプを設備していること、容器壁に固定さ
せたカプラーの本体をもつ着脱可能なカプラー式吸水ホ
ースを設備させたことを特徴とする装置である。
よび主浄水装置を設備した携帯可能な精製飲料水製造装
置において、該装置を収容する容器が着脱可能な蓋をも
つアルミ製トランク型容器であること、容器壁に固定さ
せた他動力ポンプを設備していること、容器壁に固定さ
せたカプラーの本体をもつ着脱可能なカプラー式吸水ホ
ースを設備させたことを特徴とする装置である。
【０００６】本発明の装置は、アルミ製トランク型容器
に収容されており携帯可能である。外箱容器が着脱可能
な蓋をもつアルミ製トランク型容器あるので、重量が重
くなくシンプルな形状であり、各部品を効率的に収容で
き、コンパクトであり保存に場所をとらず常時の置き場
所の確保に問題がなく、持ち運びが容易であるため、非
常時あるいはレジャー時の持ち出し、水源までの移動が
簡単である。蓋は着脱可能にしてあり、水源の近くに運
んだ後は容器の蓋を開け、蓋をはずすことで、次の作動
を効率良く実施することができる。
に収容されており携帯可能である。外箱容器が着脱可能
な蓋をもつアルミ製トランク型容器あるので、重量が重
くなくシンプルな形状であり、各部品を効率的に収容で
き、コンパクトであり保存に場所をとらず常時の置き場
所の確保に問題がなく、持ち運びが容易であるため、非
常時あるいはレジャー時の持ち出し、水源までの移動が
簡単である。蓋は着脱可能にしてあり、水源の近くに運
んだ後は容器の蓋を開け、蓋をはずすことで、次の作動
を効率良く実施することができる。
【０００７】本発明の装置は、蓋が着脱可能なアルミ製
トランク型容器には、水源を選ばず飲料水として完全に
安全で美味しい水を製造するために、前処理装置および
本処理装置を組み合わせて収容している。これらの前処
理装置および本処理装置である主浄水装置はそれぞれ容
器の底板に固定され、前処理装置の水の出口と本処理装
置への水の注ぎ口とが水の通路となる管でつながれてい
る。主浄水装置は、その中に超微孔濾過マトリックス体
で構成され浄水能を有する浄水用カートリッジを装填し
た容器からなっており、前処理装置を通過する水を浄水
することで浄化能がある期間を長くすることができる。
トランク型容器には、水源を選ばず飲料水として完全に
安全で美味しい水を製造するために、前処理装置および
本処理装置を組み合わせて収容している。これらの前処
理装置および本処理装置である主浄水装置はそれぞれ容
器の底板に固定され、前処理装置の水の出口と本処理装
置への水の注ぎ口とが水の通路となる管でつながれてい
る。主浄水装置は、その中に超微孔濾過マトリックス体
で構成され浄水能を有する浄水用カートリッジを装填し
た容器からなっており、前処理装置を通過する水を浄水
することで浄化能がある期間を長くすることができる。
【０００８】本発明で用いる浄水用カートリッジは、超
微孔による濾過作用をもつ平均０．１μ（最大０．４
μ）のフイルターの微小透過粒方式に基づく公知の浄水
システムにおいて用いられる超微孔濾過マトリックス体
により構成されたものが水中で腐敗が生じないタイプで
あり好ましい。そのタイプには、米国のゼネラル・エコ
ロジー社製の円柱状で筒の中央に浄化水が集まる通路を
形成しているものが好ましい例として例示されるが、こ
れに限定されることはない。いずれにせよ浄化されるべ
き水のための、濾過作用、吸着作用、固着作用等による
浄水能をもった濾過材である超微孔濾過マトリックスで
構成され、浄水された水の出口となる水の通路を有する
形の浄水用カートリッジであれば何でもよい。
微孔による濾過作用をもつ平均０．１μ（最大０．４
μ）のフイルターの微小透過粒方式に基づく公知の浄水
システムにおいて用いられる超微孔濾過マトリックス体
により構成されたものが水中で腐敗が生じないタイプで
あり好ましい。そのタイプには、米国のゼネラル・エコ
ロジー社製の円柱状で筒の中央に浄化水が集まる通路を
形成しているものが好ましい例として例示されるが、こ
れに限定されることはない。いずれにせよ浄化されるべ
き水のための、濾過作用、吸着作用、固着作用等による
浄水能をもった濾過材である超微孔濾過マトリックスで
構成され、浄水された水の出口となる水の通路を有する
形の浄水用カートリッジであれば何でもよい。
【０００９】本発明で用いる浄水用カートリッジ装填用
容器は、前処理された浄化すべき水を注入可能な水注入
孔、水注入管等の注ぎ口を有し、１本またはそれ以上の
浄水用カートリッジを装填できるスペースとそれらの着
脱手段が設けられている。浄水用カートリッジの交換は
カートリッジ能力の限界を知らせるタイプ、すなわち浄
化能を失うと目づまりし流量が減りやがてスットプして
しまう型の場合は、流量が減り始めた時、或いはスット
プした時に行う。そうでない場合は使用量、時間を目安
に行う。交換の操作は、容器の蓋を開けて、その中の浄
水用カートリッジを取り外し新しいものと入れ替えるだ
けでよい。
容器は、前処理された浄化すべき水を注入可能な水注入
孔、水注入管等の注ぎ口を有し、１本またはそれ以上の
浄水用カートリッジを装填できるスペースとそれらの着
脱手段が設けられている。浄水用カートリッジの交換は
カートリッジ能力の限界を知らせるタイプ、すなわち浄
化能を失うと目づまりし流量が減りやがてスットプして
しまう型の場合は、流量が減り始めた時、或いはスット
プした時に行う。そうでない場合は使用量、時間を目安
に行う。交換の操作は、容器の蓋を開けて、その中の浄
水用カートリッジを取り外し新しいものと入れ替えるだ
けでよい。
【００１０】浄水用カートリッジを構成する超微孔濾過
マトリックス体への水の通過を手動ポンプで押し込むこ
とにより行う。手動ポンプであるため誰でもがどこでも
必要なだけ簡単に使用することが可能である。吸水ホー
スおよび他動力ポンプが、該容器に装填したカートリッ
ジを構成するマトリックス体に通過させ浄化する水を水
源より吸引する手段である。
マトリックス体への水の通過を手動ポンプで押し込むこ
とにより行う。手動ポンプであるため誰でもがどこでも
必要なだけ簡単に使用することが可能である。吸水ホー
スおよび他動力ポンプが、該容器に装填したカートリッ
ジを構成するマトリックス体に通過させ浄化する水を水
源より吸引する手段である。
【００１１】本発明の装置は、ガソリン、電気などの特
別な動力源を必要とせず、誰でもが簡単に作動でき、い
つでもどこでも生命に必要な飲料水を確保することがで
きるように、浄化する水を水源より吸引する手段とし
て、手動ポンプおよび給水ホースを組み合わせて収容し
ている。しかもこれら他動力ポンプおよび吸水ホースは
アルミ製トランク型容器中にコンパクトにかつ機能的に
収容するため、他動力ポンプは長方形の容器の長辺の側
壁に固定し、吸水ホースは着脱可能なカプラー式吸水ホ
ースを採用し、しかも該カプラーの本体を長方形の容器
の短辺の側壁に固定している。
別な動力源を必要とせず、誰でもが簡単に作動でき、い
つでもどこでも生命に必要な飲料水を確保することがで
きるように、浄化する水を水源より吸引する手段とし
て、手動ポンプおよび給水ホースを組み合わせて収容し
ている。しかもこれら他動力ポンプおよび吸水ホースは
アルミ製トランク型容器中にコンパクトにかつ機能的に
収容するため、他動力ポンプは長方形の容器の長辺の側
壁に固定し、吸水ホースは着脱可能なカプラー式吸水ホ
ースを採用し、しかも該カプラーの本体を長方形の容器
の短辺の側壁に固定している。
【００１２】水の循環には水圧差が必要であり、そのた
めに手動ポンプを用いる。水圧差は手動ポンプによる水
の吸引により形成する。しかし誰でもが場所を選ばず簡
単に作動するには、その作動空間をアルミ製トランク型
容器中に確保する必要がある。本発明の装置においては
他動力ポンプはアルミ製トランク型容器の長辺の側壁に
固定し、ポンプ用ハンドルをはめ込み所定の操作により
使用することができる。
めに手動ポンプを用いる。水圧差は手動ポンプによる水
の吸引により形成する。しかし誰でもが場所を選ばず簡
単に作動するには、その作動空間をアルミ製トランク型
容器中に確保する必要がある。本発明の装置においては
他動力ポンプはアルミ製トランク型容器の長辺の側壁に
固定し、ポンプ用ハンドルをはめ込み所定の操作により
使用することができる。
【００１３】手順としてはポンプ用ハンドルをはめ込み
所定の操作をするときには、アルミ製トランク型容器の
蓋を取りはずし、容器の収納空間に巻いて収納している
吸水ホースのカプラーの差し込み側を、容器の短辺の側
壁上部に固定させている該カプラーの本体に差し込み、
他側を水源に入れる。該カプラーの本体と前処理装置の
水の注ぎ口と水の通路となる管体でつながれているの
で、手動ポンプを作動させるとホースは水を吸い込んで
前処理装置に注ぎ込む。着脱可能なカプラー式吸水ホー
スを予備にもう一本備えておけば、さらに離れた水源に
届かせることができる。
所定の操作をするときには、アルミ製トランク型容器の
蓋を取りはずし、容器の収納空間に巻いて収納している
吸水ホースのカプラーの差し込み側を、容器の短辺の側
壁上部に固定させている該カプラーの本体に差し込み、
他側を水源に入れる。該カプラーの本体と前処理装置の
水の注ぎ口と水の通路となる管体でつながれているの
で、手動ポンプを作動させるとホースは水を吸い込んで
前処理装置に注ぎ込む。着脱可能なカプラー式吸水ホー
スを予備にもう一本備えておけば、さらに離れた水源に
届かせることができる。
【００１４】このように水源に給水ホースを入れ浄化を
必要とする水を他動力ポンプを作動させて吸引し、給水
圧により高圧にして前処理装置を経由させて浄水用カー
トリッジに注水し浄水用カートリッジを構成する超微孔
濾過マトリックス体に通過させ、そしてその圧力で給水
をする。水源をほぼ選ばずないで給水するために、吸水
ホースは先端に荒ゴミ除去フィルタをもっていることが
好ましい。荒ゴミ除去フィルタは、吸水ホースが水を吸
い込みやすいように給水能をもつが、水面に浮いたり混
ざった枯れ葉、水草などが通過しないように濾過機能を
もつように構成されている。
必要とする水を他動力ポンプを作動させて吸引し、給水
圧により高圧にして前処理装置を経由させて浄水用カー
トリッジに注水し浄水用カートリッジを構成する超微孔
濾過マトリックス体に通過させ、そしてその圧力で給水
をする。水源をほぼ選ばずないで給水するために、吸水
ホースは先端に荒ゴミ除去フィルタをもっていることが
好ましい。荒ゴミ除去フィルタは、吸水ホースが水を吸
い込みやすいように給水能をもつが、水面に浮いたり混
ざった枯れ葉、水草などが通過しないように濾過機能を
もつように構成されている。
【００１５】さらに、吸水ホースは、水面の浮いたゴミ
と水底の汚泥を集めないように水源の一番きれいな水を
利用できるように、先端に浮き過ぎ、沈み過ぎを防ぐ浮
き玉をもっていることが好ましい。この玉は美しい色を
つけることによって、目視で吸水ホースの先端を確認す
ることができる。
と水底の汚泥を集めないように水源の一番きれいな水を
利用できるように、先端に浮き過ぎ、沈み過ぎを防ぐ浮
き玉をもっていることが好ましい。この玉は美しい色を
つけることによって、目視で吸水ホースの先端を確認す
ることができる。
【００１６】
【実施例】図１および図２を見ながら、本発明の実施例
を説明する。本発明がこの実施例に限定されるものでな
いことは言うまでもない。
を説明する。本発明がこの実施例に限定されるものでな
いことは言うまでもない。
【００１７】実施例 図１ないし図５に示されているように、本発明の携帯可
能な精製飲料水製造装置〔重量（乾燥時）１７.５ｋｇ
（全装備重量）〕は以下の通りの部品により構成されて
いる。 主浄水装置（１）：米国ゼネラルエコロジー社製シーガ
ルフォーＸ−２Ｆ、微小透過方式、浄水能力：８ｔ（８
ｌ／分）、交換用マトリックス：ＲＳ−２ＳＧ 蓋つき外箱容器（２）：アルミ製トランク、内部耐水塗
装、Ｗ４５５×Ｄ２６８×Ｈ３５４ 前処理装置（３）：米国ゼネラルエコロジー社製キャニ
スタークリア＃５、浄水能力：１０ｔ、交換用マトリッ
クス：ＡＰ−５ 給水ホース（６）：ワンタッチ給水ホース４ｍ（給水側
ホースφ１５、ナイロンメッシュとポリエステル綿強化
樹脂製ＳＵＳストレーナ付４ｍ）、吸水ホースの先端に
ネジ式に着脱可能に装着された荒ゴミ除去フィルタ
（８）収納缶および細いワイヤで結び付けた赤色浮き玉
（７） 手動ポンプ（４）：ウイングポンプ、口径１５、２４０
ｃｃ／ストローク、給水能力：５ｍ、押上能力：１５ｍ 付属品：浄水側蛇腹管６０ｃｍ、ポンプ用木製ハンドル
（５）、スパナ、取扱説明書、呼び水用スポイト
能な精製飲料水製造装置〔重量（乾燥時）１７.５ｋｇ
（全装備重量）〕は以下の通りの部品により構成されて
いる。 主浄水装置（１）：米国ゼネラルエコロジー社製シーガ
ルフォーＸ−２Ｆ、微小透過方式、浄水能力：８ｔ（８
ｌ／分）、交換用マトリックス：ＲＳ−２ＳＧ 蓋つき外箱容器（２）：アルミ製トランク、内部耐水塗
装、Ｗ４５５×Ｄ２６８×Ｈ３５４ 前処理装置（３）：米国ゼネラルエコロジー社製キャニ
スタークリア＃５、浄水能力：１０ｔ、交換用マトリッ
クス：ＡＰ−５ 給水ホース（６）：ワンタッチ給水ホース４ｍ（給水側
ホースφ１５、ナイロンメッシュとポリエステル綿強化
樹脂製ＳＵＳストレーナ付４ｍ）、吸水ホースの先端に
ネジ式に着脱可能に装着された荒ゴミ除去フィルタ
（８）収納缶および細いワイヤで結び付けた赤色浮き玉
（７） 手動ポンプ（４）：ウイングポンプ、口径１５、２４０
ｃｃ／ストローク、給水能力：５ｍ、押上能力：１５ｍ 付属品：浄水側蛇腹管６０ｃｍ、ポンプ用木製ハンドル
（５）、スパナ、取扱説明書、呼び水用スポイト
【００１８】本発明の携帯可能な精製飲料水製造装置
は、前処理装置（３）および主浄水装置（１）を設備し
た携帯可能な精製飲料水製造装置において、該装置を収
容する容器が着脱可能な蓋をもつアルミ製トランク型容
器（２）であること、容器の長辺側壁に固定させた他動
力ポンプ（４）を設備していること、ならびに、前処理
装置の水の注ぎ口とつながったカプラーの本体を容器短
辺側壁上部に固定させた着脱可能なカプラー式吸水ホー
ス（６）を設備させたことを特徴とする装置である。主
浄水装置（１）は、その中に超微孔濾過マトリックス体
で構成され浄水能を有する浄水用カートリッジを装填し
た容器である。
は、前処理装置（３）および主浄水装置（１）を設備し
た携帯可能な精製飲料水製造装置において、該装置を収
容する容器が着脱可能な蓋をもつアルミ製トランク型容
器（２）であること、容器の長辺側壁に固定させた他動
力ポンプ（４）を設備していること、ならびに、前処理
装置の水の注ぎ口とつながったカプラーの本体を容器短
辺側壁上部に固定させた着脱可能なカプラー式吸水ホー
ス（６）を設備させたことを特徴とする装置である。主
浄水装置（１）は、その中に超微孔濾過マトリックス体
で構成され浄水能を有する浄水用カートリッジを装填し
た容器である。
【００１９】使用するときは上記装置を水源近くまで運
ぶ。アルミ製トランク型容器（２）の蓋を取りはずし、
容器の収納空間に巻いて収納している吸水ホースのカプ
ラーの差し込み口を、容器の短辺の側壁上部に固定させ
ている該カプラーの本体に差し込むことで、吸水ホース
と前処理装置の水の注ぎ口とを結合する。水源に給水ホ
ースを入れる。給水ホースの先端部分につないだ浮き過
ぎ、沈み過ぎを防ぐ浮き玉（７）の作用により給水ホー
スは水面よりやや沈む。この浮き玉は樹脂発泡材製で内
部は発泡体、外部は樹脂膜でできている直径７５ｍｍの
赤色の玉である。付属の呼び水用スポイトでポンプに呼
び水を入れる。付属品のポンプ用木製ハンドル（５）を
はめ込み所定の操作をする。他動式ポンプ（手動式ポン
プ）（４）を作動させるとホースはその先端につけた荒
ゴミ除去フィルタ（８）から水を吸い込んで給水圧によ
り高圧にして前処理装置（３）を経由させて浄水用カー
トリッジに注水し浄水用カートリッジを構成する超微孔
濾過マトリックス体に通過させ、そしてその圧力で給水
をする。この時、超微孔濾過マトリックス（図示せず）
で構成され浄水能を有する浄水用カートリッジ１本を装
填した容器は、前処理装置（２）で一次処理された浄化
されるべき水を安全なおいしい水にかえる精製飲料水製
造装置の主浄水装置（１）を構成している。安全なおい
しい水は出水管（９）より供給される。浄水用カートリ
ッジの浄水能力を長時間維持するために、前処理装置
（３）を備えているので、特に非常時には川や池、プー
ルやお風呂の水を利用することが可能である。
ぶ。アルミ製トランク型容器（２）の蓋を取りはずし、
容器の収納空間に巻いて収納している吸水ホースのカプ
ラーの差し込み口を、容器の短辺の側壁上部に固定させ
ている該カプラーの本体に差し込むことで、吸水ホース
と前処理装置の水の注ぎ口とを結合する。水源に給水ホ
ースを入れる。給水ホースの先端部分につないだ浮き過
ぎ、沈み過ぎを防ぐ浮き玉（７）の作用により給水ホー
スは水面よりやや沈む。この浮き玉は樹脂発泡材製で内
部は発泡体、外部は樹脂膜でできている直径７５ｍｍの
赤色の玉である。付属の呼び水用スポイトでポンプに呼
び水を入れる。付属品のポンプ用木製ハンドル（５）を
はめ込み所定の操作をする。他動式ポンプ（手動式ポン
プ）（４）を作動させるとホースはその先端につけた荒
ゴミ除去フィルタ（８）から水を吸い込んで給水圧によ
り高圧にして前処理装置（３）を経由させて浄水用カー
トリッジに注水し浄水用カートリッジを構成する超微孔
濾過マトリックス体に通過させ、そしてその圧力で給水
をする。この時、超微孔濾過マトリックス（図示せず）
で構成され浄水能を有する浄水用カートリッジ１本を装
填した容器は、前処理装置（２）で一次処理された浄化
されるべき水を安全なおいしい水にかえる精製飲料水製
造装置の主浄水装置（１）を構成している。安全なおい
しい水は出水管（９）より供給される。浄水用カートリ
ッジの浄水能力を長時間維持するために、前処理装置
（３）を備えているので、特に非常時には川や池、プー
ルやお風呂の水を利用することが可能である。
【００２０】
【発明の効果】ほぼ水源を選ばず飲料水として完全に安
全で美味しい水を手軽に提供することができる。特別な
動力源を必要とせず、女性にも簡単に作動できるポンプ
の採用でいつでもどこでも生命に必要な飲料水を確保す
ることができる。コンパクトであり保存に場所をとらず
常時の置き場所の確保に問題がなく、持ち運びも容易で
あるため、非常時の持ち出し、水源までの移動が簡単で
ある。より基準が上がった飲料水を簡単に製造すること
ができる。
全で美味しい水を手軽に提供することができる。特別な
動力源を必要とせず、女性にも簡単に作動できるポンプ
の採用でいつでもどこでも生命に必要な飲料水を確保す
ることができる。コンパクトであり保存に場所をとらず
常時の置き場所の確保に問題がなく、持ち運びも容易で
あるため、非常時の持ち出し、水源までの移動が簡単で
ある。より基準が上がった飲料水を簡単に製造すること
ができる。
【図１】本発明の一つの実施例である携帯可能な精製飲
料水製造装置の正面図である。
料水製造装置の正面図である。
【図２】本発明の一つの実施例である携帯可能な精製飲
料水製造装置の上面図である。
料水製造装置の上面図である。
【図３】本発明の一つの実施例である携帯可能な精製飲
料水製造装置の外観図である。
料水製造装置の外観図である。
【図４】図３の精製飲料水製造装置の使用態様を示す図
面である。
面である。
【図５】本発明の精製飲料水製造装置のカプラー式吸水
ホースなどの付属品を示す図面である。
ホースなどの付属品を示す図面である。
１ 主浄水装置（浄水用カートリッジを装填した容器） ２ 蓋つき外箱容器（着脱可能な蓋をもつアルミ製トラ
ンク型容器） ３ 前処理装置 ４ 他動力ポンプ（手動式ポンプ） ５ ポンプ用ハンドル ６ カプラー式吸水ホース ７ 浮き玉 ８ 荒ゴミ除去フィルタ ９ 出水管
ンク型容器） ３ 前処理装置 ４ 他動力ポンプ（手動式ポンプ） ５ ポンプ用ハンドル ６ カプラー式吸水ホース ７ 浮き玉 ８ 荒ゴミ除去フィルタ ９ 出水管
Claims (5)
- 【請求項１】 前処理装置および主浄水装置を設備した
携帯可能な精製飲料水製造装置において、該装置を収容
する容器が着脱可能な蓋をもつアルミ製トランク型容器
であること、容器の長辺側壁に固定させた他動力ポンプ
を設備していること、ならびに、前処理装置の水の注ぎ
口とつながったカプラーの本体を容器短辺側壁上部に固
定させた着脱可能なカプラー式吸水ホースを設備させた
ことを特徴とする装置。 - 【請求項２】 主浄水装置が、その中に超微孔濾過マト
リックス体で構成され浄水能を有する浄水用カートリッ
ジを装填した容器からなる請求項１の携帯可能な精製飲
料水製造装置。 - 【請求項３】 カプラー式吸水ホースおよび他動力ポン
プが該容器に装填した前処理装置および主浄水装置に通
過させ浄化する水を水源より吸引する手段である請求項
１または２の携帯可能な精製飲料水精製装置。 - 【請求項４】 吸水ホースが先端に荒ゴミ除去フィルタ
をもっている請求項１、２、または３の携帯可能な精製
飲料水精製装置。 - 【請求項５】 吸水ホースが先端にさらに浮き過ぎ、沈
み過ぎを防ぐ浮き玉をもっている請求項４の携帯可能な
精製飲料水精製装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8108450A JPH09271763A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 携帯可能な精製飲料水製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8108450A JPH09271763A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 携帯可能な精製飲料水製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09271763A true JPH09271763A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=14485095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8108450A Withdrawn JPH09271763A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 携帯可能な精製飲料水製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09271763A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3045234U (ja) * | 1997-05-09 | 1998-01-27 | 鐘紡株式会社 | カバー付き可搬型飲料水精製装置 |
| JP2006341209A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Techno Morioka Kk | 水処理装置 |
| JP2007014840A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Kawamoto Pump Mfg Co Ltd | パッケージ型浄化装置 |
| JP2008055371A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Kuraray Co Ltd | 消火栓連結型浄水器 |
| JP5693695B1 (ja) * | 2013-10-28 | 2015-04-01 | 株式会社ウェルシィ | 浄水器及びその使用方法 |
| CN108786233A (zh) * | 2018-05-29 | 2018-11-13 | 衢州科创工业设计服务有限公司 | 污水处理装置 |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP8108450A patent/JPH09271763A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3045234U (ja) * | 1997-05-09 | 1998-01-27 | 鐘紡株式会社 | カバー付き可搬型飲料水精製装置 |
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| JP2007014840A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Kawamoto Pump Mfg Co Ltd | パッケージ型浄化装置 |
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| JP5693695B1 (ja) * | 2013-10-28 | 2015-04-01 | 株式会社ウェルシィ | 浄水器及びその使用方法 |
| CN108786233A (zh) * | 2018-05-29 | 2018-11-13 | 衢州科创工业设计服务有限公司 | 污水处理装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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