JP2001178906A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001178906A
JP2001178906A JP2000362205A JP2000362205A JP2001178906A JP 2001178906 A JP2001178906 A JP 2001178906A JP 2000362205 A JP2000362205 A JP 2000362205A JP 2000362205 A JP2000362205 A JP 2000362205A JP 2001178906 A JP2001178906 A JP 2001178906A
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Application number
JP2000362205A
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English (en)
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Hiroyuki Kanebayashi
浩之 金林
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Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の図柄を表示しうる表示装置を備え、その
表示装置における図柄の変動表示を行う遊技機におい
て、興趣の飛躍的な向上を図る。 【解決手段】パチンコ機1の遊技盤2には第1種始動口
3及び大入賞口4が設けられ、遊技盤2の中央部分には
表示部13aを備えた表示装置13が組込まれている。
表示部13aには複数の図柄列が表示され、図柄列は複
数種類の主図柄によって構成されている。制御装置24
は、リーチ目変動回数を獲得し、その回数に応じた分だ
け、遊技球5の第1種始動口3への入賞とは別に表示装
置13での主図柄の変動表示を行う。このため、第1種
始動口3に遊技球5が1つしか入賞しなかったとして
も、2回以上変動表示が行われる場合も起こりうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の図柄を表示
しうる表示装置を備え、その表示装置における図柄の変
動表示を行うパチンコ機等の遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機の一種として、複数種類の
図柄等を、予め定められた配列で変動表示するための変
動表示装置を備えたパチンコ機が知られている。
【0003】このパチンコ機では、表示装置での変動表
示停止時の表示図柄(停止図柄)に応じて、リーチ状態
を経た後に遊技者に有利な状態となる「特別遊技状態
(大当たり状態)」、リーチ状態を経た後に特別遊技状
態とはならない「外れリーチ状態」、又は、リーチ状態
を経ず、かつ、特別遊技状態ともならない「外れ状態」
が発生させられる。停止図柄には、特別遊技状態を発生
させるための特別遊技図柄、外れリーチを発生させるた
めの外れリーチ図柄、及び、外れ状態を発生させるため
の外れ図柄がある。
【0004】前記のようなパチンコ機では、遊技者の操
作に応じて変化する遊技状況が、所定の条件を満たすこ
と(例えば、遊技球が始動口に入賞すること等)に基づ
いて、表示装置において、図柄の変動表示が開始され
る。また、上記特別遊技図柄、外れリーチ図柄、及び、
外れ図柄の中から、遊技状況に応じた停止図柄が選択さ
れる。そして、その選択された停止図柄で前記変動表示
が停止させられる。この場合、停止図柄が予め定められ
た特定の図柄であると、上述した特別遊技状態が発生さ
せられる。より詳しくは、大入賞口が所定時間開放さ
れ、その開放時において、当該大入賞口に遊技球を入賞
させることにより、遊技者に対し多くの景品球が払い出
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術においては、上記大当たり状態が発生するためには、
表示装置において図柄の変動表示が行われなければなら
ない。また、図柄の変動表示が行われるためには、遊技
球が始動口に入賞(又は始動ゲートを通過)しなければ
ならない。換言すれば、遊技球が始動口に入賞等しない
限り、図柄の変動表示が行われる機会が与えられること
がなく、そのため、遊技者は、まず遊技球を始動口に入
賞させることに集中しなければならかった。従って、本
来ならば、遊技における最終目標であるはずの特別遊技
状態の発生をわくわく感をもちながら遊技を行うことに
集中することができないおそれがあった。
【0006】特に、釘等の植設条件が遊技者に不利とな
っているような場合には、なかなか遊技球を始動口に入
賞等させることができない場合も生じることがあった。
その結果、遊技に際して興趣を低減させてしまうおそれ
があった。
【0007】本発明は、上述した問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、複数の図柄を表示しうる表
示装置を備え、その表示装置における図柄の変動表示を
行う遊技機において、興趣の飛躍的な向上を図ることの
できる遊技機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、複数の図柄を表
示しうる表示装置と、遊技者の操作に応じて変化する遊
技状況において所定の条件が成立したことを検出する条
件成立検出手段と、前記条件成立検出手段からの検出出
力に基づいて加算せしめ、前記表示装置において図柄が
変動表示されたことに基づいて減算せしめることによ
り、前記表示装置における図柄の変動表示が行われる回
数を計数し、記憶する計数記憶手段と、前記計数記憶手
段の出力に基づいて、前記表示装置における図柄の変動
表示を前記回数分だけ行う変動表示制御手段と、前記変
動表示制御手段による変動が特定の図柄で停止されるこ
とに基づいて、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させ
る特別遊技状態発生手段とを備えた遊技機において、前
記計数記憶手段の出力とは別の特定条件の成立により、
前記表示装置での変動表示を行う第2の変動表示制御手
段を設けたことをその要旨としている。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の遊技機において、さらに、前記計数記憶手段
の出力に基づいて、その記憶状態を遊技者に可視表示す
る記憶状態表示手段を設けたことをその要旨としてい
る。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明では、請求
項1又は2に記載の遊技機において、前記第2の変動表
示制御手段により前記表示装置での変動表示が行われた
場合には、前記計数記憶手段における回数の減算を禁止
することをその要旨としている。
【0011】(作用)上記請求項1に記載の発明によれ
ば、表示装置において複数の図柄が表示されうる。ま
た、遊技者の操作に応じて変化する遊技状況において、
条件成立検出手段により、所定の条件が成立したことが
検出される。さらに、計数記憶手段では、条件成立検出
手段からの検出出力に基づいて、表示装置における図柄
の変動表示が行われる回数が加算させられ、表示装置に
おいて図柄が変動表示されたことに基づいて減算させら
れる。つまり、計数記憶手段では、図柄の変動表示が行
われる回数が計数され、記憶される。また、変動表示制
御手段では、前記計数記憶手段の出力に基づいて、表示
装置における図柄の変動表示が記憶された回数分だけ行
われる。そして、変動表示制御手段による変動が特定の
図柄で停止されることに基づいて、特別遊技状態発生手
段では、遊技者に有利な特別遊技状態が発生させられ
る。
【0012】さらに、本発明では、前記計数記憶手段の
出力とは別の特定条件の成立により、第2の変動表示制
御手段によって前記表示装置での変動表示が行われる。
このため、条件成立検出手段により所定の条件が成立し
たことが検出されなかったとしても、表示装置での変動
表示が行われる場合も生じうる。従って、遊技者は所定
の条件が成立することだけに集中する必要がなくなり、
仮に所定の条件成立が検出されなかった場合であって
も、特別遊技状態の発生を期待しうる。そのため、遊技
内容の面白味が一層増すこととなる。
【0013】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、さらに、記憶状態
表示手段では、前記計数記憶手段の出力に基づいて、そ
の記憶状態が遊技者に可視表示される。従って、遊技者
は、その表示された記憶状態を視認していれば、変動表
示制御手段による変動表示があと何回行われるのかを認
識することができる。
【0014】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1、2に記載の発明の作用に加えて、前記第2の
変動表示制御手段により前記表示装置での変動表示が行
われた場合には、前記計数記憶手段における回数の減算
が禁止される。従って、第2の変動表示制御手段により
表示装置での変動表示が行われたとしても、変動表示制
御装置による変動表示回数に何ら影響が与えられること
がない。
【0015】また、請求項2に記載の発明の作用とも相
まって、遊技者は、その表示された記憶状態を視認して
いれば、変動表示制御手段による変動表示が行われたの
か、第2の変動表示制御手段による変動表示が行われた
のかを区別することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における遊技機
を、第1種始動口付パチンコ遊技機(以下、単に「パチ
ンコ機」という)に具体化した一実施の形態を、図面に
基づいて詳細に説明する。
【0017】図1に示すように、パチンコ機1の遊技盤
2には、第1種始動口3及び大入賞口4が設けられてい
る。第1種始動口3は、遊技球5の通路を備えており、
その通路入口には羽根6が開閉可能に支持されている。
大入賞口4の奥には、シーソー7が設けられており、そ
の右側にはVゾーン8が、左側には入賞通路9が設けら
れている(左右逆でもよい)。そして、大入賞口4に入
賞した遊技球5は、シーソー7上を転がって、Vゾーン
8又は入賞通路9のいずれか一方を通って図示しない入
賞球処理装置の方へと導かれる。また、大入賞口4の前
には、シャッタ11が設けられている。このシャッタ1
1は、大入賞口4の側部に設けられた大入賞口用ソレノ
イド12により作動させられ、大入賞口4を開閉する。
詳しくは、当該ソレノイド12が励磁状態となることに
より、シャッタ11が略水平に傾き、これにより大入賞
口4が開かれる。また、ソレノイド12が非励磁状態と
なることにより、シャッタ11が略垂直状態となり、こ
れにより大入賞口4は閉鎖される。前記大入賞口4の一
側部には、シーソー用ソレノイド10が設けられてい
る。シーソー用ソレノイド10は通常、非励磁状態とな
っており、この状態においては、遊技球5がVゾーン8
を通過するようにシーソー7を傾けている。また、シー
ソー用ソレノイド10が励磁状態となることにより、シ
ーソー7は、遊技球5が入賞通路9を通過するように傾
動させられる。本実施の形態では、シャッタ11が開状
態において、遊技球5が1つでもVゾーン8を通過した
場合には、シーソー用ソレノイド10が励磁される。そ
して、シャッタ11が閉じられることにより、シーソー
用ソレノイド10が非励磁状態となる。
【0018】遊技盤2の中央部分には、特別図柄表示装
置(以下、単に「表示装置」という)13が組込まれて
いる。表示装置13は、液晶ディスプレイ(LCD)よ
りなる表示部13aを備えており、ここに複数の図柄列
が表示される。図2に示すように、本実施の形態では、
これらの図柄列として左図柄列14、中図柄列15及び
右図柄列16の3つの図柄列が表示されるが、それ以外
の数の図柄列が表示されてもよい。前記表示部13aに
は、その下部において、大当たりラインを構成する表示
領域が備えられている。
【0019】各図柄列14〜16は、基本的には、図
2,3に示すように、複数種類(12種類)の主図柄1
7A〜17Lによって構成されている。各主図柄17A
〜17Lは、基本的には皿に盛られた魚等の絵と、
「一」〜「十二」の数字との組合せによって構成されて
おり、「一」〜「十二」の数字は、昇順に配列されてい
る。より詳しくは、「一」が「タイ」の絵と、「二」が
「ウズラ」の絵と、「三」が「カッパ」の絵と、「四」
がヒラメの絵と、「五」が「プリン」の絵と、「六」が
「サザエ」の絵と、「七」が「女の子」の絵と、「八」
が「タコ」の絵と、「九」が「キツネ」の絵と、「十」
が「クジラ」の絵と、「十一」が「タケノコ」の絵と、
「十二」が「カニ」の絵と組み合わされている。これら
の主図柄17A〜17Lは、特別遊技図柄としての大当
たり図柄、外れリーチ図柄及び外れ図柄のいずれかにな
りうる(これらについては後述する)。
【0020】各々の図柄列14〜16においては、あた
かも回転寿司店における複数の(3つの)回転テーブル
上に載置されたように表示される主図柄17A〜17L
が、テーブルとともに回転可能に表示される。なお、回
転表示される都合上、各図柄列14〜16には、大当た
りラインに配置表示される主図柄17A〜17L以外に
も、大当たりラインとは無関係の複数の主図柄17A〜
17Lが表示されるようになっている(例えば次に大当
たりラインに並びうる主図柄17A〜17Lや、既に大
当たりラインに並んだ後の主図柄17A〜17L等)。
しかし、このような表示態様に何ら限定されるものでは
なく、例えば各図柄列14〜16に1つずつの主図柄1
7A〜17Lが表示される態様であってもよい。
【0021】図4(a)に示すように、表示装置13の
表示部13aでは、各図柄列14〜16の図柄変動(回
転変動)が、遊技球5の第1種始動口3への入賞に基づ
いて開始させられる。また、大当たり図柄、外れリーチ
図柄、外れ図柄の中から1つが選択され、これが停止図
柄として設定される。停止図柄とは、各図柄列14〜1
6が図柄変動を停止したときに表示される図柄である。
本実施の形態では、図柄変動は、左図柄列14、右図柄
列16、中図柄列15の順に停止させられるが、これは
あくまでも1例にすぎず、別の順序で停止させられるよ
うにしてもよい。
【0022】図4(b)は、表示部13aにおける大当
たり報知画面を示す図であって、大当たり状態が発生し
たときに、それを再度遊技者に報知させるものである。
同図に示すように、大当たり図柄は、リーチ状態を経た
後、遊技者に有利な特別遊技状態としての大当たり状態
を発生させるための図柄である。詳しくは、全ての図柄
列14〜16の変動が停止させられたとき、表示されて
いる主図柄17A〜17Lの組合せが、予め定められた
大当たりの組合せ、すなわち、同一種類の主図柄17A
〜17Lが大当たりラインに沿って並んでいるときの同
主図柄17A〜17Lの組合せ(例えば、同図に示すよ
うに、「一」、「一」、「一」の主図柄17A)となる
場合がある。この組合せを構成する図柄が「大当たり図
柄」である。大当たりの組合せが成立すると、特別電動
役物が作動し(大入賞口4が開かれ)、遊技者にとって
有利な大当たり状態の到来、すなわち、より多くの賞球
を獲得することが可能となる。
【0023】また、図5(a),(b)に示すように、
リーチ状態とは、大当たり直前の状態をいう。リーチ状
態には、右図柄列16の図柄変動が、大当たりライン上
において左図柄列14の停止図柄と同一種類の図柄で停
止する状態が含まれる。図に示す例では、大当たりライ
ンが、表示部13aの下部において水平方向へ延びるよ
うに位置しており、かつ、同ライン上で停止している左
・右両図柄列14,16の主図柄17A〜17Lが共に
「一」の付された主図柄17Aとなっている。
【0024】上記のリーチ状態には、中図柄列15の図
柄変動が、最終的に左・右両図柄列14,16の停止図
柄と同一種類の図柄(大当たり図柄)で停止して大当た
り状態になるもの以外にも、異なる種類の図柄(これを
「外れリーチ図柄」という)で停止して、大当たり状態
とならないもの(以下、「外れリーチ状態」という)が
含まれる。さらには、中図柄列15の図柄変動が一旦停
止した後、同一種類の主図柄17A〜17Lが大当たり
ラインに沿って並んだ状態で、再度全図柄列が変動し、
その後全図柄列14〜16の主図柄17A〜17Lが同
時に停止するような場合(再変動全回転リーチとも称さ
れる)も含まれる。
【0025】さらに、前述した各図柄列14〜16での
図柄変動に加え、図2(a),(b)に示すように、主
図柄17A〜17Lとは別の、複数種類(本実施の形態
では2種類)のキャラクタが表示部13aに表示され
る。本実施の形態におけるキャラクタとしては、寿司屋
の源さんGC及びカンナちゃんKCが設定されている。
本実施の形態では、遊技中において所定の条件が満たさ
れる毎に、源さんGC及びカンナちゃんKC間でのキャ
ラクタの入れ替えが行われるようになっている。
【0026】上記リーチ状態においては、各キャラクタ
に対応した種々のリーチパターンが設定されている。リ
ーチパターンとしては、図6に示すように、キャラクタ
が源さんGCの場合においては「ノーマルリーチ」、
「握りリーチ」、「仕入れリーチ」、「出前リーチ」が
設定され、キャラクタがカンナちゃんKCの場合におい
ては「ノーマルリーチ」、「玉突きリーチ」、「ハンマ
ーリーチ」、「いけすリーチ」が設定されている。これ
らリーチパターンのうち、「ノーマルリーチ」以外のリ
ーチパターンは、いわゆる「スーパーリーチ」と称され
るものである。「スーパーリーチ」の動作が開始された
場合には、「ノーマルリーチ」の場合に比べて、大当た
り状態が発生する期待値(大当たり期待値)が高くなる
ようになっている。また、「スーパーリーチ」において
も、各リーチパターンによって大当たり期待値が異なっ
たものとなっている。なお、上記各リーチパターンの動
作状態等については後述することとする。
【0027】遊技球5の第1種始動口3への入賞に基づ
いて各図柄列14〜16の図柄変動が開始させられるこ
とはすでに説明したが、この変動表示中にさらに遊技球
5が第1種始動口3に入賞した場合には、その分の変動
表示は、原則として現在行われている変動表示の終了後
に行われる。つまり、変動表示が待機(保留)される。
この保留される変動表示の最大回数は、パチンコ機の機
種毎に決められている。本実施の形態では保留最大回数
が4回に設定されているが、これに限られるものではな
い。
【0028】図1に示すように、表示装置13におい
て、表示部13aの上方には、遊技者に保留状態(記憶
状態)を可視表示するための発光ダイオード(LED)
からなる保留ランプ18a,18b,18c,18dが
組み込まれている。保留ランプ18a〜18dの数は、
前述した保留最大回数と同じ(この場合4個)である。
保留ランプ18a〜18dは、変動表示の保留毎に点灯
させられ、その保留に対応した変動表示の実行に伴い消
灯させられる。このほかにも、パチンコ機1の複数箇所
には、遊技効果を高めるための各種ランプが取付けられ
ている。これらのランプは、遊技の進行に応じて点灯状
態(消灯、点灯、点滅等)が変えられる。さらに、パチ
ンコ機1には、遊技の進行に応じて効果音を発生する図
示しないスピーカが設けられている。
【0029】遊技者の操作に応じて変化するパチンコ機
1の遊技状態を検出するべく、本実施の形態では、遊技
盤2には、始動口用スイッチ21、Vゾーン用スイッチ
22及びカウントスイッチ23がそれぞれ取付けられて
いる。始動口用スイッチ21は、遊技球5の第1種始動
口3への入賞を検出し、Vゾーン用スイッチ22は遊技
球5の大入賞口4のうちのVゾーン8への入賞を検出
し、カウントスイッチ23は、遊技球5の大入賞口4へ
の入賞を検出する。
【0030】本実施の形態では、各スイッチ21〜23
の検出結果に基づきソレノイド10,12、表示装置1
3、各保留ランプ18a〜18d等をそれぞれ駆動制御
するために制御装置24が設けられている。制御装置2
4は、読み出し専用メモリ(ROM)、中央処理制御装
置(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等を
備えている。ROMは所定の制御プログラムや初期デー
タを予め記憶しており、CPUはROMの制御プログラ
ム等に従って各種演算処理を実行する。RAMは、CP
Uによる演算結果を、図7に示す図柄乱数バッファ31
〜36、図8に示す図柄乱数エリア41(i)〜45
(i)、図9に示す停止図柄エリア46〜48等に一時
的に記憶する。
【0031】図7に示すように、図柄乱数バッファは、
左・中・右の3つの外れ図柄乱数バッファ31,32,
33と、左・中・右の3つの外れリーチ図柄乱数バッフ
ァ34,35,36とによって構成されている。図8に
示すように、図柄乱数エリアは、5つの内部乱数エリア
41(i)と、5つの外れリーチ乱数エリア42(i)
と、5つの左外れ図柄乱数エリア43(i)と、5つの
中外れ図柄乱数エリア44(i)と、5つの右外れ図柄
乱数エリア45(i)とによって構成されている。i
は、5つずつ存在する各図柄乱数エリアを区別するため
のものであり、「0」、「1」、「2」、「3」、
「4」の値をとる。iの各値は、保留されている変動表
示の回数に対応している。また、図9に示すように、停
止図柄エリアは、左・中・右の各停止図柄乱数エリア4
6,47,48によって構成されている。
【0032】次に、前記のように構成されたパチンコ機
1の作用及び効果について説明する。図11〜図17及
び図19のフローチャートは、制御装置24によって実
行される各種ルーチンを示している。これらのルーチン
の処理は、カウンタ群及び入賞判定フラグFE等に基づ
いて実行される。カウンタ群は、ラウンドカウンタC
R、保留カウンタCH、入賞カウンタCE、内部乱数カ
ウンタCI、外れリーチ乱数カウンタCO、大当たり図
柄乱数カウンタCB、左・中・右の各図柄乱数カウンタ
CDL,CDC,CDR、リーチ種別決定カウンタCV
及びリーチ目変動処理用乱数カウンタCRMZ等よりな
っている。
【0033】なお、ラウンドカウンタCRは、ラウンド
回数をカウントするためのものであり、入賞カウンタC
Eは大入賞口4への遊技球5の入賞個数をカウントする
ためのものである。また、保留カウンタCHは変動表示
の保留回数をカウントするためのものであり、「0」,
「1」,「2」,「3」,「4」の値を順にとる。これ
らの値は、前述した図柄乱数エリア41(i)〜45
(i)の「(i)」に対応している。従って、CH=0
は、保留されていない状態を意味する。図10に示すよ
うに、内部乱数カウンタCIは、表示装置13での大当
たり状態を決定するためのものである。また、外れリー
チ乱数カウンタCOは外れリーチ状態時の表示を行うか
否かを決定するためのものであり、大当たり図柄乱数カ
ウンタCBは大当たり図柄を決定するためのものであ
る。これらのカウンタCI,CO,CBはそれぞれ所定
時間(例えば「2ms」)毎に値を所定範囲内で更新す
る。各値は、所定の条件に従って乱数として読み出され
る。また、各カウンタCI,CO,CBは、各値がそれ
ぞれ特定の値になった場合に、初期値に戻すようになっ
ている。
【0034】左・中・右の各図柄乱数カウンタCDL,
CDC,CDRは、停止図柄等を決定するためのもので
ある。左図柄乱数カウンタCDLは、所定時間(例えば
「2ms」)毎に値を所定範囲内で更新し、特定の値に
なると初期値に戻す。中図柄乱数カウンタCDCは、左
図柄乱数カウンタCDLが一巡する毎に値を所定範囲内
で更新し、特定の値になると初期値に戻す。右図柄乱数
カウンタCDRは、中図柄乱数カウンタCDCが一巡す
る毎に値を所定範囲内で更新し、特定の値になると初期
値に戻す。
【0035】また、図6に示すリーチ種別決定カウンタ
CVは、上述した複数種類のリーチパターンのうちの1
つを選択するために用いられるものであり、上述したキ
ャラクタに応じて、例えば左図柄乱数カウンタCDLが
一巡する毎に値(乱数値)を更新し、特定の値になると
初期値に戻す。ただし、各リーチパターンには重み付け
がなされており、各リーチパターンの選択される確率は
個々に異なったものとなっている。また、本実施の形態
においては、大当たりとなる場合(大当たり時)と、外
れとなる場合(外れリーチ時)とで各リーチパターンの
選択される確率は個々に異なったものとなっている。
【0036】さらに、表示されるキャラクタによって
も、すなわち、表示されているキャラクタが源さんGC
であるか、カンナちゃんKCであるかによっても、各リ
ーチパターンの選択される確率が異なっている。例え
ば、表示されているキャラクタがカンナちゃんKCの場
合には、源さんGCが表示されている場合に比べて「ス
ーパーリーチ」が選択される確率は高いものとなってい
る。ただし、これはあくまでも一例であって、上記とは
逆の関係となっていてもよいし、各リーチパターンの選
択される確率は任意である。
【0037】併せて、入賞判定フラグFEは、Vゾーン
への入賞の有無を判定するために用いられるものであ
る。同フラグFEは、入賞なしの場合に「0」に設定さ
れ、入賞ありの場合に「1」に設定される。
【0038】加えて、本実施の形態では、リーチ目動作
処理なるものが行われるようになっている。これは、第
1種始動口3に遊技球5が入賞することに直接関係する
ことなく、特別の条件が満たされることにより、制御装
置24が表示装置13での主図柄17A〜17Lの変動
表示を行わせるものである(第2の変動表示制御)。よ
り詳しくは、制御装置24は、リーチ目変動回数RMC
NTを獲得し、その獲得したリーチ目変動回数RMCN
Tの分だけ、第1種始動口3への遊技球5の入賞とは別
に、いわば疑似的に表示装置13での主図柄17A〜1
7Lの変動表示を行うのである。図18(a)〜(c)
に示すように、リーチ目変動用乱数カウンタCRMZ
は、「00」〜「99」までの値をとり、そのときどき
のカウント値に基づいて、リーチ目変動回数RMCNT
や、リーチ目変動処理に際しての停止図柄(RMZ1,
RMZ2)が設定されるようになっている。なお、この
リーチ目変動に際しては、変動表示が特定の主図柄
(「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」)で停止
されやすいように設定されている。これらについては後
述するフローチャートの説明において詳述する。
【0039】さて、図11のフローチャートは、上述し
た各カウンタCI,CO,CB,CL,CDL,CD
C,CDR,CVの更新後に、図柄乱数カウンタCD
L,CDC,CDRの値(乱数)の組合せを分別し(振
分け)、その振分けられた値を対応する図柄乱数バッフ
ァ31〜36に格納するための「乱数振分けルーチン」
を示している。このルーチンは、パチンコ機1の電源投
入後、所定時間(2ms)毎に実行される。このルーチ
ンが開始されると、制御装置24はまずステップS1に
おいて、内部乱数カウンタCI、外れリーチ乱数カウン
タCO、大当たり図柄乱数カウンタCBにそれぞれ
「1」を加算する(更新する)。
【0040】また、ステップS2において、左図柄乱数
カウンタCDLに「1」を加算する。中・右図柄乱数カ
ウンタCDC,CDRに関しては、それぞれ左・中図柄
乱数カウンタCDL,CDCの値に応じて更新処理を行
う。詳しくは、左図柄乱数カウンタCDLが初期値に戻
されるタイミングであれば中図柄乱数カウンタCDCに
「1」を加算し、それ以外のタイミングであれば同カウ
ンタCDCの値を維持する。また、中図柄乱数カウンタ
CDCが初期値に戻されるタイミングであれば右図柄乱
数カウンタCDRに「1」を加算し、それ以外のタイミ
ングであれば同カウンタCDRの値を維持する。さら
に、ステップS3において、制御装置24は、リーチ種
別決定カウンタCVを更新する。また、このとき、リー
チ目変動用乱数カウンタCRMZをも更新する。
【0041】次に、ステップS4において、図柄乱数カ
ウンタCDL,CDC,CDRの値の組合せが、予め定
められた「外れ図柄の組合せ」であるか否かを判断す
る。そして、この条件が満たされていると、ステップS
5において各図柄乱数カウンタCDL,CDC,CDR
の値を、対応する外れ図柄乱数バッファ31,32,3
3に格納する。ここで、対応する外れ図柄乱数バッファ
31〜33とは、具体的には左図柄乱数カウンタCDL
に関しては左外れ図柄乱数バッファ31を指し、中図柄
乱数カウンタCDCに関しては中外れ図柄乱数バッファ
32を指し、右図柄乱数カウンタCDRに関しては右外
れ図柄乱数バッファ33を指すものとする(後述するス
テップS7に関しても同様)。そして、制御装置24
は、ステップS5の処理を実行した後、その後の処理を
一旦終了する。
【0042】一方、前記ステップS4の条件が満たされ
ていない場合には、ステップS6において、図柄乱数カ
ウンタCDL,CDC,CDRの値の組合せが、予め定
められた「外れリーチ図柄の組合せ」であるか否かを判
断する。そして、この条件が満たされていると、ステッ
プS7において各図柄乱数カウンタCDL,CDC,C
DRの値を、対応する外れリーチ図柄乱数バッファ3
4,35,36に格納し、その後の処理を一旦終了す
る。
【0043】なお、ステップS6の条件が満たされてい
ない場合には、前記ステップS5,7のいずれの処理を
も行うことなく、「乱数振分けルーチン」を終了する。
この場合とは、各図柄乱数カウンタCDL,CDC,C
DRの値の組合せが、外れ図柄、外れリーチ図柄のいず
れの組合せでもない場合、すなわち、大当たり図柄の組
合せの場合である。
【0044】このように、「乱数振分けルーチン」で
は、所定時間毎に3つの図柄乱数カウンタCDL,CD
C,CDRの値の組合せがチェックされる。そして、外
れ図柄の組合せの場合には、外れ図柄乱数バッファ31
〜33に乱数が格納され、外れリーチ図柄の場合には、
外れリーチ図柄乱数バッファ34〜35に乱数が格納さ
れる。また、大当たり図柄の組合せの場合には、乱数は
どの図柄乱数バッファ31〜36にも格納されない。
【0045】次に、図12のフローチャートに示す「格
納処理ルーチン」について説明する。このルーチンの主
な機能は、遊技球5が第1種始動口3に入賞する毎に、
乱数カウンタCI,CO,CDL,CDC,CDRの値
を図柄乱数エリア41(i)〜45(i)に格納するこ
とである。
【0046】当該「格納処理ルーチン」が開始される
と、制御装置24は、ステップS10において、始動口
用スイッチ21の検出結果に基づき、遊技球5が第1種
始動口3に入賞したか否かを判定する。そして、この判
定条件が満たされていない場合には、その後の処理を一
旦終了し、満たされている場合には、ステップS11に
おいて、保留カウンタCHの値が最大保留回数(この場
合「4」)よりも小さいか否かを判定する。
【0047】保留カウンタCHの値が最大保留回数より
も小さい場合には、ステップS12において、保留カウ
ンタCHに「1」を加算する。また、続くステップS1
3において、制御装置24は対応する保留ランプ(18
aから18dのうちの1つ)を点灯させ、ステップS1
4へ移行する。一方、前記ステップS11の判定条件が
満たされていない場合には、前述したステップS12以
降の処理を行うことなくその後の処理を一旦終了する。
従って、図柄変動表示は、4回までしか保留されず、そ
れ以上の入賞があっても保留は記憶されない。
【0048】ステップS14において、制御装置24
は、内部乱数カウンタCIの値を内部乱数エリア41
(i)に格納する。また、次のステップS15におい
て、外れリーチ乱数カウンタCOの値を、外れリーチ乱
数エリア42(i)に格納する。さらに、ステップS1
6において、制御装置24は、左・中・右の各外れ図柄
乱数バッファ31〜33の値(CDL,CDC,CD
R)を、対応する左・中・右の各外れ図柄乱数エリア4
3(i)〜45(i)に格納し、その後の処理を一旦終
了する。
【0049】このように、「格納処理ルーチン」におい
ては、乱数カウンタCI,CO,CDL,CDC,CD
Rの値が各図柄乱数エリア41(i)〜45(i)に格
納される。なお、ステップS14〜ステップS16で
は、例えばステップS12での更新後の保留カウンタC
Hの値が「3」であれば、内部乱数エリア41(i=
3)、外れリーチ乱数エリア42(i=3)、左外れ図
柄乱数エリア43(i=3)、中外れ図柄乱数エリア4
4(i=3)、右外れ図柄乱数エリア45(i=3)
が、今回制御周期での格納場所となる。
【0050】次に、図13、図14のフローチャートに
示す「特別電動役物制御ルーチン」について説明する。
このルーチンは、前述した「乱数振分けルーチン」、
「格納処理ルーチン」等の演算結果を用いて特別電動役
物を制御するためのものであり、パチンコ機1の電源投
入後、所定時間毎に実行される。
【0051】この「特別電動役物制御ルーチン」が開始
されると、制御装置24はまずステップS20におい
て、保留カウンタCHの値が「0」でないか否かを判定
する。そして、否定判定された場合、つまり、保留カウ
ンタCHの値が「0」の場合には、その後の処理を一旦
終了する。これに対し、前記判定条件が満たされている
(CH=1,2,3,4)場合には、ステップS30に
おいて、「i」を「0」に設定し、次のステップS40
において保留カウンタCHが「i」と同一でないか否か
を判定する。
【0052】そして、この判定条件が満たされている場
合(CH≠i)には、ステップS50において、内部乱
数エリア41(i+1)、外れリーチ乱数エリア42
(i+1)、外れ図柄乱数エリア43(i+1)〜45
(i+1)の各データを、1つ前のエリア41(i)〜
45(i)にそれぞれシフトする。次いで、ステップS
60において、制御装置24は、「i」に「1」を加算
し、ステップS40へ戻る。
【0053】一方、ステップS40の判定条件が満たさ
れない場合(CH=i)には、ステップS70へ移行
し、保留ランプ18a〜18dのうち前記保留カウンタ
CHに対応するものを消灯させる。また、次のステップ
S80において保留カウンタCHから「1」を減算す
る。
【0054】次に、制御装置24は、ステップS90に
おいて、図柄の変動開始処理を実行する。詳しくは、図
15の「変動開始処理ルーチン」に示すように、ステッ
プS901において、キャラクタの取得を行う。すなわ
ち、表示画面として源さんGCを表示させるのか、カン
ナちゃんKCを表示させるのかを決定する。ただし、所
定の条件が満たされない限り、基本的にはそれまでと同
じキャラクタが取得される。また、続くステップS90
2においては、内部乱数カウンタCIの値が大当たり値
であるか否かを判定する。そして、内部乱数カウンタC
Iの値が大当たり値の場合には、ステップS903にお
いて、大当たり値に対応する大当たり図柄を停止図柄と
してメモリに記憶し、ステップS906へ移行する。
【0055】一方、ステップS902における判定条件
が満たされていないと、ステップS904において、外
れリーチ乱数カウンタCOの値が予め定められた外れリ
ーチ値と同じであるか否かを判定する。そして、外れリ
ーチ乱数カウンタCOの値が外れリーチ値と同一である
場合には、ステップS905において、外れリーチ値に
対応する図柄(外れリーチ図柄)を停止図柄としてメモ
リに記憶し、ステップS906へ移行する。
【0056】また、ステップS904の判定条件が満た
されていない場合には、ステップS907において、ス
テップS16での外れ図柄を停止図柄としてメモリに記
憶し、ステップS908へ移行する。
【0057】さて、ステップS903又はステップS9
05から移行して、ステップS906においては、リー
チパターンを取得する。すなわち、取得されたキャラク
タが源さんGCの場合においては、上述した「ノーマル
リーチ」、「握りリーチ」、「仕入れリーチ」、「出前
リーチ」のいずれかをリーチ種別決定カウンタCVに基
づいて決定し、取得されたキャラクタがカンナちゃんK
Cの場合においては、「ノーマルリーチ」、「玉突きリ
ーチ」、「ハンマーリーチ」、「いけすリーチ」のいず
れかをリーチ種別決定カウンタCVに基づいて決定す
る。
【0058】そして、ステップS906又はステップS
907から移行して、ステップS908においては、リ
ーチ目変動回数獲得処理を実行する。
【0059】より詳しくは、図16の「リーチ目変動回
数・停止図柄獲得処理ルーチン」に示すように、ステッ
プS9081において、制御装置24は、まずリーチ目
変動回数RMCNTを獲得する。このリーチ目変動回数
RMCNTの獲得に際しては、図18(a)に示すリー
チ目変動回数設定テーブルが参酌される。すなわち、今
回が大当たり時であれば、現在のリーチ目変動用乱数カ
ウンタCRMZの値が「00」〜「49」の範囲内にあ
るときには、リーチ目変動回数RMCNTとして「0」
回が設定(獲得)される。この場合には、リーチ目変動
は行われない。また、現在のリーチ目変動用乱数カウン
タCRMZの値が「50」〜「59」の範囲内にあると
きには、リーチ目変動回数RMCNTとして「1」回が
設定される。この場合には、1回のリーチ目変動が実行
される。さらに、現在のリーチ目変動用乱数カウンタC
RMZの値が「60」〜「99」の範囲内にあるときに
は、リーチ目変動回数RMCNTとして「2」回が設定
される。この場合には、連続して2回のリーチ目変動が
実行される。
【0060】また、今回が外れリーチ時であれば、現在
のリーチ目変動用乱数カウンタCRMZの値が「00」
〜「79」の範囲内にあるときには、リーチ目変動回数
RMCNTとして「0」回が設定され、「80」〜「9
4」の範囲内にあるときには、リーチ目変動回数RMC
NTとして「1」回が設定され、「95」〜「99」の
範囲内にあるときには、リーチ目変動回数RMCNTと
して「2」回が設定される。さらに、今回が外れ時であ
れば、現在のリーチ目変動用乱数カウンタCRMZの値
が「00」〜「89」の範囲内にあるときには、リーチ
目変動回数RMCNTとして「0」回が設定され、「9
0」〜「96」の範囲内にあるときには、リーチ目変動
回数RMCNTとして「1」回が設定され、「97」〜
「99」の範囲内にあるときには、リーチ目変動回数R
MCNTとして「2」回が設定される。このように、大
当たり時には、リーチ目変動が実行される可能性が高
く、しかも2回のリーチ目変動が実行される可能性が高
くなる。
【0061】次に、制御装置24は、ステップS908
2において、今回獲得したリーチ目変動回数RMCNT
が「2」回であるか否かを判定する。そして、肯定判定
された場合には、ステップS9083において、リーチ
目1停止図柄(2回目のリーチ目変動に際し停止される
図柄)RMZ1及びリーチ目2停止図柄(1回目のリー
チ目変動に際し停止される図柄)RMZ2を獲得する。
これら停止図柄の獲得に際しては、図18(b)に示す
リーチ目1停止図柄,リーチ目2停止図柄設定テーブル
が参酌される。
【0062】すなわち、今回が大当たり時であれば、現
在のリーチ目変動用乱数カウンタCRMZの値が「0
0」〜「74」の範囲内にあるときには、リーチ目1停
止図柄RMZ1(L,C,R:左,中,右の意、以下同
様)として「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」
が設定(獲得)され、リーチ目2停止図柄RMZ2とし
て「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」が設定さ
れる。従って、この場合には、2回のリーチ目変動に際
し2回とも「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」
の図柄で停止させられることとなる。
【0063】また、リーチ目変動用乱数カウンタCRM
Zの値が「75」〜「84」の範囲内にあるときには、
リーチ目1停止図柄RMZ1として「三、カッパ」
「四、ヒラメ」「一、タイ」が設定され、リーチ目2停
止図柄RMZ2として最終的に停止される図柄(この場
合は大当たり図柄)が設定される。従って、この場合に
は、1回目のリーチ目変動に際しては最終停止図柄(大
当たり図柄)で停止され、2回目のリーチ目変動に際し
ては「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」の図柄
で停止させられることとなる。さらに、リーチ目変動用
乱数カウンタCRMZの値が「85」〜「94」の範囲
内にあるときには、リーチ目1停止図柄RMZ1として
最終停止図柄が設定され、リーチ目2停止図柄RMZ2
として「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」が設
定される。従って、この場合には、1回目のリーチ目変
動に際しては「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タ
イ」の図柄で停止させられ、2回目のリーチ目変動に際
しては最終停止図柄(大当たり図柄)で停止されること
となる。併せて、リーチ目変動用乱数カウンタCRMZ
の値が「95」〜「99」の範囲内にあるときには、リ
ーチ目1停止図柄RMZ1として最終停止図柄が設定さ
れ、リーチ目2停止図柄RMZ2としても最終停止図柄
が設定される。従って、この場合には、2回のリーチ目
変動に際し2回とも最終停止図柄で停止させられること
となる。
【0064】また、今回が外れリーチ時または外れ時で
あれば、現在のリーチ目変動用乱数カウンタCRMZの
値が「00」〜「04」の範囲内にあるときには、リー
チ目1停止図柄RMZ1及びリーチ目2停止図柄RMZ
2として共に「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タ
イ」が設定される。従って、この場合には、2回のリー
チ目変動に際し2回とも「三、カッパ」「四、ヒラメ」
「一、タイ」の図柄で停止させられることとなる。
【0065】また、リーチ目変動用乱数カウンタCRM
Zの値が「05」〜「14」の範囲内にあるときには、
リーチ目1停止図柄RMZ1として「三、カッパ」
「四、ヒラメ」「一、タイ」が設定され、リーチ目2停
止図柄RMZ2として最終的に停止される図柄(この場
合は外れリーチ図柄または外れ図柄)が設定される。従
って、この場合には、1回目のリーチ目変動に際しては
最終停止図柄で停止され、2回目のリーチ目変動に際し
ては「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」の図柄
で停止させられることとなる。さらに、リーチ目変動用
乱数カウンタCRMZの値が「15」〜「24」の範囲
内にあるときには、リーチ目1停止図柄RMZ1として
最終停止図柄が設定され、リーチ目2停止図柄RMZ2
として「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」が設
定される。従って、この場合には、1回目のリーチ目変
動に際しては「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タ
イ」の図柄で停止させられ、2回目のリーチ目変動に際
しては最終停止図柄で停止されることとなる。併せて、
リーチ目変動用乱数カウンタCRMZの値が「25」〜
「99」の範囲内にあるときには、リーチ目1停止図柄
RMZ1及びリーチ目2停止図柄RMZ2として共に最
終停止図柄が設定される。従って、この場合には、2回
のリーチ目変動に際し、2回とも最終停止図柄で停止さ
せられることとなる。そして、制御装置24はその後の
処理を一旦終了する。一方、前記ステップS9082に
おいて、否定判定された場合には、ステップS9084
へ移行する。ステップS9084においては、今回獲得
したリーチ目変動回数RMCNTが「1」回であるか否
かを判定する。そして、肯定判定された場合には、ステ
ップS9085において、リーチ目1停止図柄(この場
合1回しかリーチ目変動は行われない)RMZ1を獲得
する。この停止図柄の獲得に際しては、図18(c)に
示すリーチ目1停止図柄設定テーブルが参酌される。
【0066】すなわち、今回が大当たり時であれば、現
在のリーチ目変動用乱数カウンタCRMZの値が「0
0」〜「94」の範囲内にあるときには、リーチ目1停
止図柄RMZ1として「三、カッパ」「四、ヒラメ」
「一、タイ」が設定(獲得)される。また、リーチ目変
動用乱数カウンタCRMZの値が「95」〜「99」の
範囲内にあるときには、リーチ目1停止図柄RMZ1と
して最終的に停止される図柄(この場合は大当たり図
柄)が設定される。
【0067】また、今回が外れリーチ時または外れ時で
あれば、現在のリーチ目変動用乱数カウンタCRMZの
値が「00」〜「04」の範囲内にあるときには、リー
チ目1停止図柄RMZ1として「三、カッパ」「四、ヒ
ラメ」「一、タイ」が設定される。また、リーチ目変動
用乱数カウンタCRMZの値が「05」〜「99」の範
囲内にあるときには、リーチ目1停止図柄RMZ1とし
て最終的に停止される図柄(この場合は外れリーチ図柄
または外れ図柄)が設定される。そして、制御装置24
はこの「リーチ目変動回数・停止図柄獲得処理ルーチ
ン」を一旦終了する。
【0068】さて、上記「リーチ目変動回数・停止図柄
獲得処理ルーチン」、すなわち、「変動開始処理ルーチ
ン」におけるステップS908の処理を実行した後、制
御装置24は、ステップS909において、前記表示装
置13の図柄変動を開始させ、「変動開始処理ルーチ
ン」を終了する。
【0069】上記のように、ステップS90(「変動開
始処理ルーチン」)の処理を実行した後、制御装置24
は、図13のステップS100において、リーチ目変動
処理を実行する。詳しくは、図17の「リーチ目変動処
理ルーチン」に示すように、ステップS1001におい
て、制御装置24は、今回獲得したリーチ目変動回数R
MCNTが「0」回であるか否かを判定する。そして、
肯定判定された場合には、何らの処理をも行うことな
く、この「リーチ目変動処理ルーチン」を一旦終了す
る。また、リーチ目変動回数RMCNTが「0」回でな
い場合には、実際にリーチ目変動処理を行うべくステッ
プS1002へ移行する。ステップS1002において
は、今回獲得したリーチ目変動回数RMCNTが「1」
回であるか否かを判定する。そして、否定判定された場
合には、今回獲得したリーチ目変動回数RMCNTが
「2」回であるものとして、ステップS1003におい
て、リーチ目2停止図柄RMZ2(上記ステップS90
83で獲得した図柄)で一旦主図柄17A〜17Lの変
動を停止させる。なお、かかる主図柄17A〜17Lの
変動開始から停止までの期間は、リーチ目変動を行わな
い通常の変動の場合と同様(スーパーリーチ等の場合は
除いてもよい)、約8秒程度に設定される。そして、続
くステップS1005において、現在のリーチ目変動回
数RMCNTから「1」を減算した値を、新たなリーチ
目変動回数RMCNTとして設定する。さらに続くステ
ップS1006においては、主図柄17A〜17Lの変
動を開始させる。但し、このときには、対応する保留ラ
ンプ18a〜18dの消灯は行われず、保留カウンタC
Hの減算も行われない。つまり、第1種始動口3への入
賞とは直接関係することなく、ステップS1006での
変動が行われる。
【0070】また、ステップS1002において、肯定
判定された場合には、今回獲得したリーチ目変動回数R
MCNTが「1」回であるか、又は当初リーチ目変動回
数RMCNTが「2」回であった場合の2回目のリーチ
目変動処理を行う場合であるかのいずれかであるもの
(つまり、あと1回のリーチ目変動処理を行うもの)と
して、ステップS1004へ移行する。そして、ステッ
プS1004において、制御装置24は、リーチ目2停
止図柄RMZ1(上記ステップS9083又はステップ
S9085で獲得した図柄)で一旦主図柄17A〜17
Lの変動を停止させる。なお、かかる主図柄17A〜1
7Lの変動開始から停止までの期間も、上記同様約8秒
程度に設定される。そして、続くステップS1005に
おいて、現在のリーチ目変動回数RMCNTから「1」
を減算した値を、新たなリーチ目変動回数RMCNTと
して設定する。従って、この場合には、新たなリーチ目
変動回数RMCNTは「0」となり、次回以降は、再度
リーチ目変動回数RMCNTが「0」以外の回数が獲得
されない限りステップS1001で肯定判定されること
となり、リーチ目変動処理は行われない。そして、続く
ステップS1006においては、主図柄17A〜17L
の変動を開始させる。もちろん、このときにも、保留ラ
ンプ18a〜18dの消灯、保留カウンタCHの減算は
行われない。その後、ステップS1001で肯定判定さ
れることにより、この「リーチ目変動処理ルーチン」を
一旦終了する。
【0071】さて、リーチ目変動処理を実行した後、制
御装置24は、図13のステップS110において、左
右両図柄列14,16における主図柄17A〜17L
を、前記ステップS903,S905,S907のいず
れかの処理で記憶した停止図柄に差替える。また、左右
両図柄列14,16での図柄変動を停止させ、差替え後
の主図柄17A〜17Lを左右両図柄列14,16に表
示する。次に、ステップS120において、制御装置2
4は、リーチ動作処理を行う。詳しくは、図18の「リ
ーチ動作処理ルーチン」に示すように、ステップS12
01において、ステップS906で取得したリーチパタ
ーンが、キャラクタが源さんGCである場合の「ノーマ
ルリーチ」(以下このような場合「源さんノーマルリー
チ」等という)でないか否かを判定する。そして、否定
判定された場合(「源さんノーマルリーチ」の場合)に
は、ステップS1202において、源さんノーマルリー
チ動作処理を行う。この場合においては、キャラクタで
ある源さんGCがそれまでとは異なる動きをする(例え
ば源さんGCが主図柄17A〜17Lとは無関係に踊
る)等の処理が行われる。
【0072】また、ステップS1201で肯定判定され
た場合には、ステップS1203に移行する。ステップ
S1203においては、ステップS906で取得したリ
ーチパターンが、キャラクタが源さんGCである場合の
「握りリーチ」でないか否かを判定する。そして、否定
判定された場合(「握りリーチ」の場合)には、ステッ
プS1204において、握りリーチ動作処理を行う。こ
の場合においては、源さんGCが主図柄17A〜17L
を握り(作り)、それを回転テーブル上に配列させる動
作を行う等の処理が行われる。
【0073】また、ステップS1203で肯定判定され
た場合には、ステップS1205に移行する。ステップ
S1205において、ステップS906で取得したリー
チパターンが、キャラクタが源さんGCである場合の
「仕入れリーチ」でないか否かを判定する。そして、否
定判定された場合(「仕入れリーチ」の場合)には、ス
テップS1206において、仕入れリーチ動作処理を行
う。この場合には、まず中図柄列15の主図柄17A〜
17L(中図柄)が上方へ移動し、表示部13a上に源
さんGC、猫及び盆が表示される。そして、図5(b)
に示すように、猫及び源さんGCがあたかも盆を引っ張
りあうように左右方向に動作するとともに、主図柄17
A〜17Lが左右方向に交互にスライドしつつ一時的に
判別不能な状態に変形するよう表示される等の処理が行
われる。
【0074】さて、前記ステップS1205で肯定判定
された場合には、ステップS1207に移行する。ステ
ップS1207においては、ステップS906で取得し
たリーチパターンが、キャラクタが源さんGCである場
合の「出前リーチ」でないか否かを判定する。そして、
否定判定された場合(「出前リーチ」の場合)には、ス
テップS1208において、出前リーチ動作処理を行
う。この場合においては、源さんGC及び「おかもち」
が表示部13aに表示されるとともに、源さんGCが
「おかもち」の蓋を開閉する動作が行われる。また、源
さんGCが前記蓋を開ける度に、主図柄17A〜17L
が1つずつ登場し、それが前方へ移動するよう動作させ
る等の処理が行われる。
【0075】また、前記ステップS1207で肯定判定
された場合には、ステップS1209に移行する。ステ
ップS1209においては、ステップS906で取得し
たリーチパターンが、キャラクタがカンナちゃんKCで
ある場合の「カンナノーマルリーチ」でないか否かを判
定する。そして、否定判定された場合(「カンナノーマ
ルリーチ」の場合)には、ステップS1210におい
て、カンナノーマルリーチ動作処理を行う。この場合に
おいては、「源さんノーマルリーチ」と同様、キャラク
タであるカンナちゃんKCがそれまでとは異なる動きを
する等の処理が行われる。
【0076】さらに、前記ステップS1209で肯定判
定された場合には、ステップS1211に移行する。ス
テップS1211においては、ステップS906で取得
したリーチパターンが、キャラクタがカンナちゃんKC
である場合の「玉突きリーチ」でないか否かを判定す
る。そして、否定判定された場合(「玉突きリーチ」の
場合)には、ステップS1212において、玉突きリー
チ動作処理を行う。この場合においては、表示部13a
にカンナちゃんKC及び玉突きリーチを行う場合の背景
を表示させるとともに、中図柄列15の主図柄17A〜
17Lが玉突き動作(次に控えている主図柄17A〜1
7Lが、その前方に表示されている主図柄17A〜17
Lを押し出すように動作すること)を行う等の処理が行
われる。
【0077】一方、前記ステップS1211で肯定判定
された場合には、ステップS1213に移行する。ステ
ップS1213においては、ステップS906で取得し
たリーチパターンが、キャラクタがカンナちゃんKCで
ある場合の「ハンマーリーチ」でないか否かを判定す
る。そして、ここで否定判定された場合(「ハンマーリ
ーチ」の場合)には、ステップS1214において、ハ
ンマーリーチ動作処理を行う。この場合においては、ま
ず表示部13aの背景が変更され、ハンマーを持ったカ
ンナちゃんKCが配置表示される。そして、図5(a)
に示すように、カンナちゃんKCがあたかもハンマーを
振り下ろして中図柄(主図柄17A〜17L)を叩くよ
うにして動作を行わせ、これに伴い、主図柄17A〜1
7Lを一時的に判別不能な状態に変形表示させる等の処
理が行われる。
【0078】さて、前記ステップS1213で肯定判定
された場合には、ステップS1215に移行する。ステ
ップS1215においては、ステップS906で取得し
たリーチパターンが、キャラクタがカンナちゃんKCで
ある場合の「いけすリーチ」でないか否かを判定する。
そして、否定判定された場合(「いけすリーチ」の場
合)には、ステップS1216において、いけすリーチ
動作処理を行う。この場合においては、表示部13aに
「いけす」及び「たも網」を持ったカンナちゃんKCが
表示されるとともに、「いけす」の中に各図柄列14〜
16の主図柄17A〜17Lが表示され、さらに、中央
に渦巻きが表示される。そして、渦巻きに連動して、渦
巻きの周りを中図柄(主図柄17A〜17L)が回転す
る動作が行われる。
【0079】また、前記ステップS1215で肯定判定
された場合には、いずれのリーチ動作処理をも行うこと
なく、当該「リーチ動作処理ルーチン」を一旦終了す
る。また、ステップS1202,1204,1206,
1208,1210,1212,1214,1216の
各リーチ処理動作処理を実行した後においても、当該
「リーチ動作処理ルーチン」を一旦終了する。
【0080】上記のように、ステップS120(「リー
チ動作処理ルーチン」)の処理を実行した後、制御装置
24は、ステップS130(図13参照)において、中
図柄列15での図柄変動を停止させる。
【0081】続いて、制御装置24は、ステップS13
5において、再変動処理を実行する。詳しくは、再変動
処理を実行する条件が成立しているか否かを判定し、再
変動処理実行条件が成立している場合には、前記リーチ
動作処理における各リーチ動作と同じ背景で、全図柄列
14〜16の図柄17A〜17H,17Kを同時に再変
動させる。そして、所定条件が成立した後、全図柄列1
4〜16の図柄17A〜17H,17Kを停止させる。
一方、再変動処理を実行する条件が成立していない場合
には、何らの処理をも実行しない。
【0082】さて、再変動処理を行った後、制御装置2
4は、次に、ステップS140において、主図柄17A
〜17Lの組合せが大当たりの組合せであるか否かを判
定する。なお、この際には、停止図柄の差替えが正しく
行われたか否かの確認も行われる。そして、この判定条
件が満たされていない場合には、「特別電動役物制御ル
ーチン」を終了する。また、主図柄17A〜17Lの組
合せが大当たりの組合せである場合(実際に再変動が行
われた場合も、この場合に該当する)には、ステップS
150において、ラウンドカウンタCRを「0」にクリ
ヤする。なお、このとき、制御装置24によって図4
(b)に示すような大当たり報知表示がなされる。
【0083】次に、制御装置24は、ステップS160
(図14参照)において、入賞カウンタCEを「0」に
クリヤするとともに、入賞判定フラグFEを「0」に設
定する。また、続くステップS170においては、ラウ
ンドカウンタCRを「1」ずつインクリメントする。
【0084】さらに、ステップS180において、制御
装置24は、大入賞口用ソレノイド12を励磁させる。
すると、シャッタ11が倒れて略水平状態となり、大入
賞口4が開放される。この開放により、遊技球5のVゾ
ーン8及び入賞通路9への入賞が可能となる。
【0085】次に、ステップS190において、制御装
置24は、入賞カウンタCEの値が予め定められた所定
値CEmaxよりも小さいか否かを判定する。そして、
この判定条件が満たされている場合には、ステップS2
00において、未だ大入賞口4の閉鎖予定時期が到来し
ていないか否かを判定する。この判定条件が満たされて
いない場合には、処理をステップS190へ戻す。その
結果、大入賞口4の開放開始後に所定値CEmax個よ
りも多くの遊技球5が入賞するか、閉鎖予定時期が到来
するかしない限りは、大入賞口4が開放され続ける。こ
れに対し、ステップS190又はステップS200のい
ずれか一方が満たされていないと、ステップS210に
おいて、制御装置24は、大入賞口用ソレノイド12を
消磁する。すると、シャッタ11が起こされて略垂直状
態となり、大入賞口4が閉鎖される。
【0086】続いて、ステップS220において、制御
装置24は、ラウンドカウンタCRの値が予め定められ
た所定値CRmax以下であるか否かを判定する。そし
て、ラウンドカウンタCRの値が所定値CRmax以下
の場合には、続くステップS230において入賞判定フ
ラグFEが「1」であるか否かを判定する。入賞判定フ
ラグFEが「1」の場合には、処理をステップS160
へと戻す。従って、一旦大当たり遊技状態が発生する
と、遊技球5がVゾーン8に入賞することによる継続条
件が、所定値CRmax回数満たされるまでは、大入賞
口4が開閉のサイクルを繰り返す。例えば所定値CEm
axが「10」に設定され、大入賞口4の開放時間が
「約29.5秒」に設定され、所定値CRmaxが「1
6」に設定されている場合には、大入賞口4の開放後、
(1)遊技球5が大入賞口4へ10個入賞すること、
(2)約29.5秒が経過すること、のいずれか一方の
条件が満たされた時点で大入賞口4が閉鎖される。この
大入賞口4の開閉のサイクルが遊技球5のVゾーン8へ
の入賞を条件に最大で16回繰り返されることとなる。
そして、ステップS220又はステップS230の判定
条件のいずれか一方が満たされていない場合には、「特
別電動役物制御ルーチン」を一旦終了する。
【0087】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、獲得されたリーチ目変動回数RMCNTが「1」回
又は「2」回となることにより、その回数に応じた分だ
け、遊技球5の第1種始動口3への入賞とは別に表示装
置13での主図柄17A〜17Lの変動表示が行われ
る。このため、第1種始動口3に遊技球5が1つしか入
賞しなかったとしても、2回以上変動表示が行われる場
合も起こりうる。従って、遊技者は第1種始動口3に遊
技球5を入賞させることだけに集中する必要がなくな
り、仮に第1種始動口3に1つしか入賞しなかった場合
であっても、2回目又は3回目の変動に際し大当たり状
態の発生を期待しうる。そのため、遊技内容の面白味が
一層増すこととなり、ひいては興趣の飛躍的な向上を図
ることができる。
【0088】また、本実施の形態では、保留ランプ18
a〜18dにより、保留状態が遊技者に可視表示され
る。従って、遊技者は、その表示された保留状態を視認
していれば、いわゆる通常の変動表示があと何回行われ
るのかを認識することができる。さらに、上述したリー
チ目変動処理が行われた場合には、結果的に保留ランプ
18a〜18dの消灯、保留カウンタCHの減算が行わ
れない。従って、リーチ目変動処理により、主図柄17
A〜17Lの変動表示が行われたとしても、通常の変動
表示回数に何ら影響が与えられることがない。特に、上
記保留ランプ18a〜18d等に関する作用とも相まっ
て、遊技者は、その表示された保留状態を視認していれ
ば、通常の変動表示が行われたのか、リーチ目変動処理
による変動表示が行われたのかを区別することが可能と
なる。その結果、さらに面白味が増す。
【0089】さらに、本実施の形態では、大当たり時に
おいて、高い確率でリーチ目変動処理を行うこととし
た。すなわち、上記リーチ目変動処理による変動表示が
行われた場合には、大当たり状態の発生する期待値が高
められる。そのため、遊技者は、リーチ目変動処理によ
る変動表示が行われたことを認識した場合には、大当た
り状態が発生することを非常に期待し、いままでにない
わくわく感をもって遊技を楽しむこととなる。かかる意
味で、従来にない、遊技内容を堪能することができる。
【0090】併せて、リーチ目変動処理が行われた場合
には、予め定められた一定の図柄(本実施の形態では、
「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」:図2参
照)で停止される可能性を高くした。従って、遊技者
は、かかる一定の主図柄で停止した場合に、その主図柄
を視認することにより、その主図柄がいわゆるリーチ目
図柄であることを認識しうる。そのため、その次あるい
はそのまた次の変動表示に際し、大当たり状態が発生す
るのではないかと期待することにより、さらに一層わく
わく感が増し、興趣のさらなる向上が図られる。
【0091】また、このようないわゆるリーチ目での停
止により、上述した保留ランプ18a〜18dの消灯状
態を見逃してしまったとしても、遊技者は、もしかして
現在リーチ目変動処理が行われているのかもしれないと
いう期待感が生じ、さらに面白味が増すこととなる。特
に、遊技経験の浅い遊技者にとっては、上記図柄で停止
することが、大当たり状態の発生へのキーワード的な役
割を果たすかの如き認識される。従って、場合によって
は、大当たり状態の発生とともに、上記図柄で停止する
ことをも期待することが起こりうることから、遊技内容
の厚みが増すこととなる。
【0092】一方で、リーチ目変動処理が行われたとし
ても、必ずしも上述した図柄で停止するとは限らない。
このため、遊技内容の厚みがより一層増し、より一層の
興趣の向上を図ることができる。
【0093】加えて、本実施の形態では、リーチ目変動
処理に際し、表示装置13での主図柄17A〜17Lの
変動表示時間は、通常の変動表示時間とほぼ同等に設定
されている。従って、遊技者は、表示装置13を視認し
ているだけでは、当該変動表示が、通常の変動表示なの
か、リーチ目変動表示なのを判別することが困難とな
る。このため、さらに面白味が増すとともに、場合によ
っては、保留状態とは別に変動表示が行われることによ
り、遊技者はその変動分だけ得をした気分になる。
【0094】さらに、本実施の形態では、大当たり時で
あるか、外れリーチ時であるか、または外れ時であるか
によって、リーチ目変動回数RMCNT、リーチ目1停
止図柄RMZ1、リーチ目2停止図柄RMZ2を種々異
ならせることとした。特に、本実施の形態では、大当た
り時の場合ほど、獲得されるリーチ目変動回数RMCN
Tが多くなりやすいよう、また、大当たり時の場合ほ
ど、「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」のいわ
ゆるリーチ目で停止されやすいようにした。このため、
遊技者は、リーチ目変動処理が多く行われることを期待
するとともに、その場合にできるだけ、「三、カッパ」
「四、ヒラメ」「一、タイ」のいわゆるリーチ目で停止
することを希望する。従って、より一層面白味が増し、
さらなる興趣の向上を図ることができる。
【0095】尚、本発明は上述した実施の形態の記載内
容に限定されるものではなく、従って、発明の趣旨を逸
脱しない範囲で、例えば次のように実施してもよい。
【0096】(a)上記実施の形態では、主図柄17A
〜17Lを、魚等の絵と、「一」〜「十二」の数字との
組合せによって構成することとしたが、遊技者に認識さ
れるものであればいかなる図柄であってもよい。例えば
数字のみからなる図柄や、絵や記号のみからなる図柄で
あってもよい。
【0097】(b)上記実施の形態では、いわゆるリー
チ目を「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」の図
柄から構成することとしたが、このような図柄に何ら限
定されるものではない。
【0098】(c)また、複数のリーチ目を設けること
としてもよい。さらに、この場合に、各リーチ目により
大当たり状態の期待値を異ならせることとしてもよい。
これにより、さらに遊技内容に厚みが増す。 (d)さらに、上記のようにリーチ目を設けない構成と
してもよい。
【0099】(e)上記実施の形態では、リーチ目変動
処理に際し、「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タ
イ」以外で停止しうる図柄として、最終停止図柄を採用
したが、これ以外の図柄であってもよい。
【0100】また、複数のリーチ目を設けることとして
もよい。さらに、この場合に「三、カッパ」「四、ヒラ
メ」「三、カッパ」のように外れリーチ図柄で停止させ
るようにしてもよい。併せて、この場合に、大当たり時
には、「三、カッパ」「三、カッパ」「三、カッパ」で
停止するよう、当たり目(大当たり図柄)を示唆するよ
うな表示制御を行ってもよい。このような構成とするこ
とで、図柄の種類によっては確率変動モードや、時間短
縮モード等の如き遊技者にさらに有利な利益が与えられ
るようなケースにおいては、遊技者は、示唆された図柄
に基づいてわくわくどきどきすることになり、さらに興
趣の向上を図ることができる。
【0101】(f)リーチ目変動処理に際し、背景の画
面をそれまでとは変更させる等、遊技者にあえて認識さ
せるようにしてもよい。 (g)リーチ目変動回数RMCNTを「3」回以上に設
定してもよい。
【0102】(h)上記実施の形態では、リーチ目変動
処理に際し、表示装置13での主図柄17A〜17Lの
変動表示時間を、通常の変動表示時間とほぼ同等に設定
することとしたが、異なる時間としてもよい。
【0103】(i)上記実施の形態では、第1種始動口
3に少なくとも1つの遊技球5が入賞しない場合には理
論上、リーチ目変動処理が実行されないようになってい
たが、必ずしもそのようにしなくともよい。すなわち、
第1種始動口3への遊技球5の入賞とは全く無関係にリ
ーチ目変動処理を行ってもよい。例えばアウト口(遊技
盤2下部の遊技球5の外れ口)に導かれた遊技球5が所
定数を超える毎、或いは普通入賞口に入賞する毎に上記
リーチ目変動処理を行うこととしてもよい。 (j)保留ランプ18a〜18dを省略することとして
もよい。
【0104】(k)上記実施の形態では、再変動処理を
行うこととしたが、かかる処理を省略してもよい。ま
た、再変動処理に際しては、それまでのリーチパターン
を維持することとしたが、そのようなリーチパターンを
維持せずとも、単に全図柄列14〜16の主図柄17A
〜17Lを再変動させるだけの構成としてもよい。ま
た、それまでとは異なったリーチパターンを採用しても
よい。
【0105】(l)上記実施の形態では、源さんGC及
びカンナちゃんKCといった複数種類のキャラクタを用
意し、それらを適宜切替表示することとしたが、このよ
うな切り替えを行わないこととしてもよい。また、キャ
ラクタを省略しても何ら差し支えない。
【0106】(m)表示装置13としては、上述した液
晶ディスプレイ以外にも、CRT、ドットマトリック
ス、LED、エレクトロルミネセンス(EL)、蛍光表
示菅等を用いてもよい。
【0107】(n)乱数に関するカウンタ(内部乱数カ
ウンタCI、外れリーチ乱数カウンタCO、大当たり図
柄乱数カウンタCB、左・中・右の各図柄乱数カウンタ
CDL,CDC,CDR、リーチ種別決定カウンタCV
及びリーチ目変動用乱数カウンタCRMZ)を適宜変更
してもよい。例えば、1つの乱数カウンタを用い、その
値に基づき大当たり状態、外れリーチ状態等を決定して
もよい。また、リーチ目変動用乱数カウンタCRMZに
ついては、リーチ目変動回数RMCNT獲得用と、リー
ち目停止図柄RMZ1,RMZ2獲得用とに区別しても
よい。
【0108】(o)本発明は、上記実施の形態とは異な
るタイプのパチンコ機等にも適用できる。また、本発明
は、パチンコ機以外にも、アレパチ、アレンジボール等
の各種遊技機にも適用できる。
【0109】(p)リーチ目変動処理が行われたとき
の、大当たり状態となる場合、又は外れリーチ状態とな
る場合のリーチ動作については、上述した各種リーチ動
作(ノーマルリーチ、スーパーリーチ)以外の動作を行
わせるようにしてもよい。例えば、そのまま中図柄が単
純に停止するように表示してもよいし、ゆっくりと変動
しながら停止するように表示してもよい。
【0110】(q)上記実施の形態では特に言及しなか
ったが、リーチ目変動処理を行わない場合においても、
いわゆるリーチ目で停止する確率を増やすようにしても
よい。例えば、ステップS904の直前に、所定の条件
を満たした場合に強制的に「三、カッパ」「四、ヒラ
メ」「一、タイ」を外れ図柄として記憶させるようにし
てもよい。このようにすることで、遊技者は、たまたま
「三、カッパ」「四、ヒラメ」「一、タイ」で停止した
のか、リーチ目変動処理で停止したのかを識別しにくい
場合が生じ、さらなる遊技内容の厚みを増すことができ
る。
【0111】特許請求の範囲の請求項に記載されないも
のであって、上記実施の形態から把握できる技術的思想
について以下にその効果とともに記載する。
【0112】(1)請求項1〜3に記載の遊技機におい
て、前記第2の変動表示制御手段により前記表示装置で
の変動表示が行われた場合には、特別遊技状態の発生す
る期待値を高めるようにしたことを特徴とする。
【0113】このような構成とすることにより、第2の
変動表示制御手段による変動表示が行われたことを知っ
た遊技者は、特別遊技状態が発生することを期待し、こ
れによりさらなる興趣の向上を図ることができる。
【0114】(2)請求項1〜3、上記付記(1)に記
載の遊技機において、前記第2の変動表示制御手段によ
り前記表示装置での変動表示が行われた場合には、予め
定められた一定の図柄で停止されるようにしたことを特
徴とする。
【0115】このような構成とすることにより、遊技者
は、前記一定の図柄で停止した場合に、その図柄を視認
することにより、その図柄がいわゆるリーチ目図柄であ
ることを認識しうる。そのため、さらに一層わくわく感
が増し興趣のさらなる向上が図られる。
【0116】(3)請求項1〜3、上記付記(1)に記
載の遊技機において、前記第2の変動表示制御手段によ
り前記表示装置での変動表示が行われた場合には、予め
定められた一定の図柄で停止される場合と、それ以外の
図柄で停止される場合とが発生するようにしたことを特
徴とする。
【0117】このような構成とすることにより、前記一
定の図柄で停止した場合には、遊技者がその図柄を視認
することにより、その図柄がいわゆるリーチ目図柄であ
ることを認識しうる。また、それ以外の図柄で停止した
場合には、その図柄がいわゆるリーチ目図柄ではないこ
とを認識しうる。そのため、遊技内容に厚みが増し、よ
り一層の興趣の向上が図られる。
【0118】(4)請求項1〜3、上記付記(1)〜
(3)に記載の遊技機において、前記第2の変動表示制
御手段による前記表示装置での図柄の変動表示時間は、
前記変動表示制御手段による前記表示装置における図柄
の変動表示時間とほぼ同等(同一でもよいし、遊技者に
同等と認識される程度の同等でもよいし、遊技者に違和
感を与えない程度の同等でもよい)に設定されているこ
とを特徴とする。
【0119】このような構成とすることにより、遊技者
は、表示装置を視認しているだけでは、当該変動表示
が、変動表示制御装置によるものなのか、第2の変動表
示制御装置によるものなのかが判別困難となり、さらに
面白味が増す。
【0120】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
複数の図柄を表示しうる表示装置を備え、その表示装置
における図柄の変動表示を行う遊技機において、興趣の
飛躍的な向上を図ることができるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるパチンコ機を示す正面図
である。
【図2】(a),(b)ともに表示部の表示状態の例を
示す模式図である。
【図3】表示部に表示されうる主図柄の種類を説明する
図である。
【図4】(a)は表示部における図柄列の変動状態を示
す図であり、(b)は表示部における大当たり報知画面
を示す図である。
【図5】(a)は表示部におけるハンマーリーチ状態を
示す図であり、(b)は表示部における仕入れリーチ状
態を示す図である。
【図6】リーチ種別決定カウンタの概念を説明する図表
である。
【図7】図柄乱数バッファの概念を説明する図表であ
る。
【図8】図柄乱数エリアの概念を説明する図表である。
【図9】停止図柄エリアの概念を説明する図表である。
【図10】乱数カウンタの概念を説明する図表である。
【図11】制御装置により実行される「乱数振分けルー
チン」を示すフローチャートである。
【図12】「格納処理ルーチン」を示すフローチャート
である。
【図13】「特別電動役物制御ルーチン」の一部を示す
フローチャートである。
【図14】「特別電動役物制御ルーチン」の一部であっ
て、図13の続きを示すフローチャートである。
【図15】「変動開始処理ルーチン」を示すフローチャ
ートである。
【図16】「リーチ目変動回数・停止図柄獲得処理ルー
チン」を示すフローチャートである。
【図17】「リーチ目変動処理ルーチン」を示すフロー
チャートである。
【図18】(a)はリーチ目変動回数設定テーブルを、
(b)はリーチ目1停止図柄,ルー値目2停止図柄設定
テーブルを、(c)はリーチ目1停止図柄設定テーブル
をそれぞれ示す図表である。
【図19】「リーチ動作処理ルーチン」を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…パチンコ機、2…遊技盤、3…第1種始動口、4…
大入賞口、5…遊技球、13…表示装置、13a…表示
部、14…左図柄列、15…中図柄列、16…右図柄
列、17A〜17L…主図柄、18a〜18d…保留ラ
ンプ、24…制御装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を表示しうる表示装置と、 遊技者の操作に応じて変化する遊技状況において所定の
    条件が成立したことを検出する条件成立検出手段と、 前記条件成立検出手段からの検出出力に基づいて加算せ
    しめ、前記表示装置において図柄が変動表示されたこと
    に基づいて減算せしめることにより、前記表示装置にお
    ける図柄の変動表示が行われる回数を計数し、記憶する
    計数記憶手段と、 前記計数記憶手段の出力に基づいて、前記表示装置にお
    ける図柄の変動表示を前記回数分だけ行う変動表示制御
    手段と、 前記変動表示制御手段による変動が特定の図柄で停止さ
    れることに基づいて、遊技者に有利な特別遊技状態を発
    生させる特別遊技状態発生手段とを備えた遊技機におい
    て、 前記計数記憶手段の出力とは別の特定条件の成立によ
    り、前記表示装置での変動表示を行う第2の変動表示制
    御手段を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 さらに、前記計数記憶手段の出力に基づいて、その記憶
    状態を遊技者に可視表示する記憶状態表示手段を設けた
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の遊技機におい
    て、 前記第2の変動表示制御手段により前記表示装置での変
    動表示が行われた場合には、前記計数記憶手段における
    回数の減算を禁止することを特徴とする遊技機。
JP2000362205A 2000-11-29 2000-11-29 遊技機 Pending JP2001178906A (ja)

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