JP2001178681A - 眼底カメラ - Google Patents

眼底カメラ

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JP2001178681A
JP2001178681A JP36509199A JP36509199A JP2001178681A JP 2001178681 A JP2001178681 A JP 2001178681A JP 36509199 A JP36509199 A JP 36509199A JP 36509199 A JP36509199 A JP 36509199A JP 2001178681 A JP2001178681 A JP 2001178681A
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filter
optical system
infrared
fundus
lens
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JP36509199A
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English (en)
Inventor
Takanori Takeda
孝紀 武田
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Original Assignee
Topcon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で重量を軽減できると共に小型化で
きる眼底カメラを提供すること。 【解決手段】照明光学系1に挿脱可能な防熱フィルタ1
8,19,赤外フィルタ21,NDフィルタ23,指標
反射ミラー20,22と、撮影スイッチ53を備える眼
底カメラにおいて、防熱フィルタ18,19,赤外フィ
ルタ21,NDフィルタ23,指標反射ミラー20,2
2を一体に円板17に並設保持した光学部材保持ユニッ
トが設けられていると共に、撮影スイッチ53の操作に
連動して作動して前記光学部材保持ユニットを駆動し、
円板17に保持された防熱フィルタ18,19,赤外フ
ィルタ21,NDフィルタ23,指標反射ミラー20,
22の一つを照明光学系1に順次切り換えて挿入させる
駆動手段16が設けられている眼底カメラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、並設保持されて
ユニット化された複数の光学部材を撮影スイッチに連動
して照明光学系に切り換え挿入可能にした眼底カメラに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の眼底カメラには、照明光学系に赤
外フィルタを挿入することにより、赤外光で眼底を照明
できるようにし、照明光学系から赤外フィルタを外すこ
とにより、可視光で眼底を照明できるようにすると共
に、照明光学系に撮影時にNDフィルタ(減光フィル
タ)を挿入する様にしたものがある。
【0003】また、この様な眼底カメラでは、アライメ
ント時に装置を眼底に合焦させるため、合焦指標を眼底
に投影させる合焦指標投影光学系を設けているのが普通
である。そして、この合焦指標投影光学系からの合焦指
標をアライメント時に眼底に投影させるために、合焦指
標投影光学系からの合焦指標を反射する指標反射ミラー
が照明光学系に挿脱可能に設けたものが考えられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
眼底カメラでは、赤外フィルタ,NDフィルタ及び指標
反射ミラー等の照明光学系への挿脱が専用の挿脱機構で
別々に行われていたため、装置全体が大型化すると共に
重量が大きくなり、複雑化していた。
【0005】そこで、この発明は、簡単な構造で重量を
軽減できると共に小型化できる眼底カメラを提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、照明光学系に挿脱可能な少なく
とも2種類の光学部材と、撮影スイッチを備える眼底カ
メラにおいて、前記少なくとも2種類の光学部材を一体
に保持部材に並設保持した光学部材保持ユニットが設け
られていると共に、前記撮影スイッチの操作に連動して
作動して前記光学部材保持ユニットを駆動し、該光学部
材保持ユニットに保持された前記複数の光学部材の一つ
を前記照明光学系に順次切り換えて挿入させる駆動手段
が設けられている眼底カメラとしたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、前記光学部材は
赤外フィルタとNDフィルタであることを特徴とする。
【0008】更に、請求項3の発明は、前記光学部材は
赤外フィルタと防熱フィルタであることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、前記光学部材は赤外フ
ィルタ,防熱フィルタ及びNDフィルタであることを特
徴とする。
【0010】請求項5の発明は、前記光学部材は合焦指
標投影光学系からの合焦指標を反射する指標反射ミラー
と赤外フィルタであることを特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、前記光学部材は合焦指
標投影光学系からの合焦指標を反射する指標反射ミラー
とNDフィルタであることを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、前記指標反射ミラーは
防熱フィルタ又は赤外フィルタの中央に設けられている
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 [構成]図1において、眼科撮影装置としての眼底カメラ
は、被検眼Eの眼底Erに照明光を投影する照明光学系
1と、装置を眼底Erに合焦させる際に用いる合焦指標
投影光学系2と、眼底Erからの光束を受光する観察・
撮影光学系3を備えている。 <照明光学系1>照明光学系1は、凹面反射鏡4a,ハ
ロゲンランプ4,コンデンサーレンズ5,キセノンラン
プ6,コンデンサーレンズ7,第1の光学部材挿脱装置
8,リレーレンズ9,反射ミラー10,リレーレンズ1
1,第2の光学部材挿脱装置(光学部材保持ユニット)
12,リレーレンズ13,中央に透孔が設けられた孔開
きミラー14,対物レンズ15をこの順に有する。尚、
図1においては、図示の便宜上、第1の光学部材挿脱装
置8,第2の光学部材挿脱装置12の詳細な図示は省略
してある。 (第1の光学部材挿脱装置8)第1の光学部材挿脱装置
8は、可視蛍光撮影用のエキサイタフィルター(光学部
材)8aと、赤外蛍光撮影用のエキサイタフィルター
(光学部材)8bと、このエキサイタフィルター8a,
8bを照明光学系1の光路に対して挿脱させるソレノイ
ド等の駆動手段8cを有する。 (第2の光学部材挿脱装置12)第2の光学部材挿脱装
置12は、図2に示したように、パルスモータ等の駆動
モータ16と、駆動モータ16の出力軸16aに取り付
けられて回転駆動される円板(フィルタ保持部材)17
を有する。このターレットである円板17には、図3に
示したように4つの透孔17a〜17dが設けられてい
る。
【0014】また、第2の光学部材挿脱装置12は、透
孔17a,17bをそれぞれ覆うように円板17に取り
付けられた防熱フィルタ(光学部材)18,19と、防
熱フィルタ19の中央に取り付けられて合焦指標投影光
学系からの合焦指標を反射する指標反射ミラー(光学部
材)20を有する。尚、防熱フィルタ18,19には、
赤外カットのコーティングが施された透明な素通しのガ
ラス板が用いられる。
【0015】更に、第2の光学部材挿脱装置12は、透
孔17cを覆うように円板17に取り付けられた赤外フ
ィルタ(光学部材)21と、赤外フィルタ21の中央に
取り付けられて合焦指標投影光学系からの合焦指標光束
のうち赤外光束を反射する赤外指標反射ミラー(光学部
材)22と、透孔17dを覆うように円板17に取り付
けられたNDフィルタ(光学部材)23を有する。 <合焦指標投影光学系2>合焦指標投影光学系2は、図
2に示したように光源24,コンデンサレンズ25,ス
プリットプリズム26をこの順に有する。 <観察・撮影光学系3>観察・撮影光学系3は、観察光
学系,フィルム撮影光学系(第1の撮影光学系),赤外
電子撮影光学系(第2の撮影光学系),可視電子撮影光
学系(第3の撮影光学系)を有する。 (フィルム撮影光学系)フィルム撮影光学系は、対物レ
ンズ16,孔開きミラー14の中央の透孔,撮影絞り2
7,光学部材挿脱装置28,合焦レンズ29,変倍レン
ズ30,結像レンズ31及び35ミリカメラ32を有す
る。fは35ミリカメラの撮影フィルムである。
【0016】この光学部材挿脱装置28は、可視蛍光用
のバリアフィルタ(光学部材)28a及び赤外蛍光用の
バリアフィルタ(光学部材)28bと、このバリアフィ
ルター28a,28bを観察・撮影光学系3の光路に対
して挿脱させるソレノイド等の駆動手段28cを有す
る。 (観察光学系)観察光学系は、対物レンズ15から結像
レンズ31までの光学部材と、クイックリターンミラー
33,34,ピントガラス35及び接眼レンズ36をこ
の順に有する。そして、クイックリターンミラー33
は、結像レンズ31,結像レンズ31と35ミリカメラ
32との間に挿脱可能に設けられている。 (赤外電子撮影光学系)赤外電子撮影光学系は、対物レ
ンズ15からクイックリターンミラー33までの光学部
材,フィールドレンズ37,クイックリターンミラー3
8,テレビリレーレンズ39及び赤外CCDカメラ40
をこの順に有する。 (可視電子撮影光学系)可視電子撮影光学系は、対物レ
ンズ15からフィールドレンズ37までの光学部材,反
射ミラー41,テレビリレーレンズ42,及び可視CC
Dカメラ43をこの順に有する。 <制御回路(制御手段)>図4において、50は演算制
御回路(演算制御手段)である。この演算制御回路50
は、上述の駆動モータ16を作動制御するようになって
いる。この上述の駆動手段8c,28cは演算制御回路
50により作動制御される様になっている。
【0017】しかも、演算制御回路50には、撮影スイ
ッチ53,モード選択スイッチ51が接続されていると
共に、ハロゲンランプ4,キセノンランプ6,合焦指標
用の光源24が接続されている。
【0018】また、上述のクイックリターンミラー3
3,34,38は図示しないソレノイド等の駆動手段5
2,53,54で光路に対してそれぞれ挿脱されるよう
になっている。駆動手段52,53,54の作動制御は
演算制御回路50により行われる。また、合焦レンズ2
9を光軸方向に駆動する駆動モータ等の駆動手段55を
設けて、この駆動手段55を演算制御回路50により作
動制御させると共に、図示しないスイッチで駆動手段5
5を演算制御回路50を介して正転、又は逆転操作でき
るようになっている。 [作用]次に、この様な構成の眼底カメラの作用を説明す
る。尚、この説明において、通常、クイックリターンミ
ラー33,38が実線で示した如く撮影光学系の光路に
挿入され、クイックリターンミラー34が撮影光学系の
光路から外れているものとして作用を説明する。 (1)赤外観察モード 赤外光による眼底観察を行う場合には、モード選択スイ
ッチ51により眼底Erの赤外観察モードを選択する。
【0019】そして、演算制御回路50は、モード選択
スイッチ51により眼底Erの赤外観察モードが選択さ
れると、駆動モータ16を作動制御して赤外フィルタ2
1を照明光学系1の光路に挿入した後、ハロゲンランプ
4を点灯させると共に、赤外光源24を点灯させる。
【0020】この点灯によりハロゲンランプ4からの光
束は、コンデンサーレンズ5,7,リレーレンズ9,反
射ミラー10,リレーレンズ11を介して赤外フィルタ
21に投影される。この赤外フィルタ21は、入射する
光束のうち可視光をカットして、赤外光を透過する。こ
の透過した赤外光は、リレーレンズ13,孔開きミラー
14,対物レンズ15を介して被検眼Eの眼底Erに投
影される。
【0021】一方、光源24からの光束は、コンデンサ
レンズ25を介してスプリットプリズム26に入射し
て、2つの合焦光束に分離される。この分離された2つ
の合焦光束は赤外フィルタ21の中央の赤外指標反射ミ
ラー20に入射して、2つの合焦光束に含まれる赤外光
の波長のみが反射する。そして、この赤外光による2つ
の合焦指標は、リレーレンズ13,孔開きミラー14,
対物レンズ15を介して被検眼Eの眼底Erに投影さ
れ、眼底Erに赤外光による2つの合焦光束像を形成す
る。
【0022】この様にして眼底Erに投影された赤外光
は、眼底で反射して、対物レンズ15に入射する。そし
て、対物レンズ15に入射した光束は、孔開きミラー1
4の中央の透孔,撮影絞り27,合焦レンズ29,変倍
レンズ30,結像レンズ31,クイックリターンミラー
33を介してフィールドレンズ37に赤外眼底像を結像
する。
【0023】このフィールドレンズ37に結像された赤
外眼底像からの光束は、クイックリターンミラー38,
テレビリレーレンズ39を介して赤外CCDカメラ40
に入射し、CCDカメラ40で撮像される。そして、こ
の赤外CCDカメラ40で撮像された赤外眼底像は、図
示しない液晶表示器やモニターテレビ等の表示装置(表
示手段)に表示される。
【0024】この様な状態で、装置全体を被検眼Eの角
膜Ecに対してアライメントする。そして、装置全体が
被検眼Eの角膜Ecに対してアライメントされた後、合
焦光学系2により眼底Erに形成される2つの合焦光束
像が一致するように、図示しない合焦操作ツマミを操作
して合焦レンズ29を観察・撮影光学系3の光軸方向に
駆動制御する。これにより、合焦光学系2から眼底Er
に投影される2つの合焦光束の像が一致すると、合焦操
作が完了する。
【0025】尚、この合焦作業は、駆動モータ等の駆動
手段55で合焦レンズ29を観察・撮影光学系3の光軸
方向に進退駆動操作することにより行うようにしても良
い。この際、合焦動作は、自動的に行うようにすること
もできるし、スイッチ等で駆動手段55を駆動操作する
ことにより行うことができる。 (2)可視観察モード(接眼レンズによる観察) 可視光による眼底観察を行う場合には、モード選択スイ
ッチ51により眼底Erの可視観察モードを選択する。
【0026】演算制御回路50は、モード選択スイッチ
51により眼底Erの可視観察モードが選択されると、
駆動手段54を作動制御してクイックリターンミラー3
8を破線で示した如く可視撮影光学系の光路から外す。
【0027】また、演算制御回路50は、モード選択ス
イッチ51により眼底Erの可視観察モードが選択され
ると、駆動モータ16を作動制御して防熱フィルタ19
を照明光学系1の光路に挿入した後、ハロゲンランプ4
を点灯させると共に、光源24を点灯させる。
【0028】そして、この点灯によりハロゲンランプ4
からの光束は、コンデンサーレンズ5,7,リレーレン
ズ9,反射ミラー10,リレーレンズ11,防熱フィル
タ19,リレーレンズ13,孔開きミラー14,対物レ
ンズ15を介して被検眼Eの眼底Erに投影される。
【0029】一方、光源24からの光束は、コンデンサ
レンズ25を介してスプリットプリズム26に入射し
て、2つの合焦光束に分離された後、防熱フィルタ19
の中央の反射ミラー20に入射する。この分離された2
つの合焦光束は、反射ミラー20で反射された後、リレ
ーレンズ13,孔開きミラー14,対物レンズ15を介
して被検眼Eの眼底Erに投影され、眼底Erに可視光
による2つの合焦光束像を形成する。尚、この反射ミラ
ー20に赤外光カット,可視光反射のフィルタの機能を
持たせることもできる。
【0030】この様にして眼底Erに投影されたハロゲ
ンランプ4からの可視光及び光源24からの可視光は、
眼底で反射して、対物レンズ15に入射する。そして、
対物レンズ15に入射した光束は、孔開きミラー14の
中央の透孔,撮影絞り27,合焦レンズ29,変倍レン
ズ30,結像レンズ31,クイックリターンミラー33
を介してフィールドレンズ37に可視眼底像を結像す
る。
【0031】この様な状態で、装置全体を被検眼Eの角
膜Ecに対してアライメントする。そして、接眼レンズ
36を介して眼底Erを観察しながら、合焦光学系2に
より眼底Erに形成される2つの合焦光束像が一致する
ように、図示しない合焦ツマミの操作により合焦レンズ
29を観察・撮影光学系3の光軸方向に駆動制御する。
これにより、合焦光学系2から眼底Erに投影される2
つの合焦光束の像が一致すると、合焦操作が完了する。
【0032】尚、この合焦作業は、駆動モータ等の駆動
手段55で合焦レンズ29を観察・撮影光学系3の光軸
方向に進退駆動操作することにより行うようにしても良
い。この際、合焦動作は、自動的に行うようにすること
もできるし、スイッチ等で駆動手段55を駆動操作する
ことにより行うことができる。 (3)赤外電子撮影 演算制御回路50は、赤外光による眼底Erの赤外電子
撮影モードが選択されると、上述の赤外観察モードす
る。この状態で、赤外CCDカメラ40による観察・撮
影が行われる。この撮影状態は、リアルタイムでビデオ
等に撮影記録できる。また、撮影状態の一時点での赤外
光による眼底像を静止画像として撮影記録することもで
きる。 (4)赤外蛍光電子撮影 また、赤外CCDカメラ40による赤外蛍光電子撮影を
行う場合には、被検者に赤外蛍光撮影用のICG(イン
ドシアニングリーン)を静脈注射する一方、モード選択
スイッチ54により赤外蛍光電子撮影モードを選択す
る。
【0033】そして、演算制御回路50は、赤外蛍光電
子撮影モードが選択されている状態で撮影スイッチ53
がONされると、光源24を消灯させると共に、駆動手
段8cを作動制御して、照明光学系1の光路に赤外蛍光
用のエキサイタフィルター8bを挿入し、且つ駆動手段
28cを作動制御して、観察・撮影光学系3の光路に赤
外蛍光用のバリアフィルタ28bを挿入する。
【0034】一方、演算制御回路50は、キセノンラン
プ6を発光させる。このキセノンランプ6からの照明光
束は、コンデンサーレンズ7,赤外蛍光用のエキサイタ
フィルター8b,リレーレンズ9,反射ミラー10,リ
レーレンズ11,赤外フィルタ21,リレーレンズ1
3,孔開きミラー14,対物レンズ15を介して被検眼
Eの眼底Erに投影される。
【0035】この際、赤外蛍光用のエキサイタフィルタ
ー8bは、眼底血管に血液と共に循環されるICGを励
起して、ICGから赤外蛍光を発生させる。
【0036】この赤外蛍光は、対物レンズ15,孔開き
ミラー14の中央の透孔,撮影絞り27,赤外蛍光用の
バリアフィルタ28b,合焦レンズ29,変倍レンズ3
0,結像レンズ31,クイックリターンミラー33を介
してフィールドレンズ37に眼底血管の赤外蛍光像を結
像する。
【0037】このフィールドレンズ37に結像された赤
外蛍光像からの光束は、クイックリターンミラー38,
テレビリレーレンズ39を介して赤外CCDカメラ40
に入射し、CCDカメラ40で撮像される。そして、こ
の赤外CCDカメラ40で撮像された赤外眼底像は、図
示しない液晶表示器やモニターテレビ等の表示装置(表
示手段)に表示される。
【0038】また、演算制御回路50は、キセノンラン
プ6を消灯して撮影が終了した後、駆動手段8cを作動
制御して、照明光学系1の光路から赤外蛍光用のエキサ
イタフィルター8bを外すと共に、駆動手段28cを作
動制御して、観察・撮影光学系3の光路から赤外蛍光用
のバリアフィルタ28bを外す。 (5)可視電子撮影 更に、高感度の可視CCDカメラ43による可視電子撮
影を行う場合には、モード選択スイッチ54により眼底
の可視電子撮影モードを選択する。演算制御回路50
は、モード選択スイッチ54により眼底の可視電子撮影
モードが選択されると、駆動手段54を作動制御してク
イックリターンミラー38を破線で示した如く撮影光学
系の光路から外す。
【0039】また、演算制御回路50は、モード選択ス
イッチ54により眼底の可視電子撮影モードが選択され
ると、駆動モータ16を作動制御してNDフィルタ23
を照明光学系1の光路に挿入した後、キセノンランプ6
を点灯させる。
【0040】そして、この点灯によりキセノンランプ6
からの光束は、コンデンサーレンズ7,リレーレンズ
9,反射ミラー10,リレーレンズ11を介してNDフ
ィルタ23に投影される。このNDフィルタ23は、入
射する可視光を減光させる。この減光された可視光は、
リレーレンズ13,孔開きミラー14,対物レンズ15
を介して被検眼Eの眼底Erに投影される。
【0041】この様にして眼底Erに投影されたキセノ
ンランプ6からの可視光は、眼底で反射して、対物レン
ズ15に入射する。そして、対物レンズ15に入射した
光束は、孔開きミラー14の中央の透孔,撮影絞り2
7,合焦レンズ29,変倍レンズ30,結像レンズ3
1,クイックリターンミラー33を介してフィールドレ
ンズ37に可視眼底像を結像する。このフィールドレン
ズ37に結像された可視眼底像からの光束は、反射ミラ
ー41,テレビリレーレンズ42を介して可視CCDカ
メラ43に入射し、可視CCDカメラ43で撮像され
る。そして、この可視CCDカメラ43で撮像された赤
外眼底像は、図示しない液晶表示器やモニターテレビ等
の表示装置(表示手段)に表示される。
【0042】また、演算制御回路50は、キセノンラン
プ6を消灯して可視電子撮影が終了すると、駆動手段5
4を作動制御してクイックリターンミラー38を実線で
示した如く撮影光学系の光路に挿入すると共に、駆動モ
ータ16を作動制御してNDフィルタ23を照明光学系
1の光路から外す。 (6)可視蛍光電子撮影 更に、高感度の可視CCDカメラ43による可視蛍光電
子撮影を行う場合には、モード選択スイッチ54により
眼底の可視蛍光電子撮影モードを選択すると共に、被検
者にフルオレッセンを静脈注射する。
【0043】演算制御回路50は、モード選択スイッチ
54により眼底の可視蛍光電子撮影モードが選択される
と、駆動手段54を作動制御してクイックリターンミラ
ー38を破線で示した如く撮影光学系の光路から外す。
【0044】また、演算制御回路50は、モード選択ス
イッチ54により眼底の可視電子撮影モードが選択され
ると、駆動手段8cを作動制御して可視蛍光用のエキサ
イタフィルター8aを照明光学系1の光路に挿入し、駆
動モータ16を作動制御して防熱フィルタ18を照明光
学系1の光路に挿入すると共に、駆動手段28cを作動
制御して可視蛍光用のバリアフィルタ28aを観察・撮
影光学系3の光路に挿入した後、キセノンランプ6を点
灯させる。
【0045】そして、この点灯によりキセノンランプ6
からの光束は、コンデンサーレンズ7,エキサイタフィ
ルター8a,リレーレンズ9,反射ミラー10,リレー
レンズ11を介して防熱フィルタ18,リレーレンズ1
3,孔開きミラー14,対物レンズ15を介して被検眼
Eの眼底Erに投影される。
【0046】この際、可視蛍光用のエキサイタフィルタ
ー8aは、眼底血管に血液と共に循環されるフルオレッ
センを励起して、フルオレッセンから可視蛍光を発生さ
せる。
【0047】この可視蛍光は、対物レンズ15,孔開き
ミラー14の中央の透孔,撮影絞り27,可視蛍光用の
バリアフィルタ28a,合焦レンズ29,変倍レンズ3
0,結像レンズ31,クイックリターンミラー33を介
してフィールドレンズ37に眼底血管の可視蛍光像を結
像する。
【0048】このフィールドレンズ37に結像された可
視蛍光像からの光束は、反射ミラー41,テレビリレー
レンズ42を介して可視CCDカメラ43に入射し、可
視CCDカメラ43で撮像される。そして、この可視C
CDカメラ43で撮像された可視蛍光像は、図示しない
液晶表示器やモニターテレビ等の表示装置(表示手段)
に表示される。
【0049】また、演算制御回路50は、キセノンラン
プ6を消灯して可視蛍光撮影が終了すると、駆動手段5
4を作動制御してクイックリターンミラー38を実線で
示した如く撮影光学系の光路に挿入すると共に、駆動手
段8cを作動制御して可視蛍光用のエキサイタフィルタ
ー8aを照明光学系1の光路から外し、駆動モータ16
を作動制御して防熱フィルタ18を照明光学系1の光路
から外し、駆動手段28cを作動制御して可視蛍光用の
バリアフィルタ28aを観察・撮影光学系3の光路から
外す。 [変形例]以上説明した実施例では、第2の光学部材挿脱
装置12をリレーレンズ11,13間に配置すると共
に、2つの防熱フィルタ18,19と、赤外フィルタ2
1,NDフィルタ23を第2の光学部材挿脱装置12に
設け、防熱フィルタ19及び赤外フィルタ21に反射ミ
ラー20,22をそれぞれ設けた構成としたが、必ずし
もこの構成に限定されるものではない。
【0050】例えば、図3に示した第2の光学部材挿脱
装置12の反射ミラー20,22を省略すると共に、防
熱フィルタ19を省略して、図7に示したような第2の
光学部材挿脱装置12′を設け、この第2の光学部材挿
脱装置12′をリレーレンズ7,9間に配設した構成と
しても良い。
【0051】従って、この第2の光学部材挿脱装置1
2′は、図7に示したように防熱フィルタ18,赤外フ
ィルタ21,NDフィルタ23を有し、これらの防熱フ
ィルタ18,赤外フィルタ21,NDフィルタ23が上
述したように用いられる。尚、合焦光学系は、上述した
実施例の構成に限定されるものではなく、他の従来周知
な構成を用いることができる。
【0052】また、第2の光学部材挿脱装置12′及び
合焦光学系以外の構成及び作用は上述した図1〜図4の
実施例と同じであるので、その説明は省略する。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、照明光学系に挿脱可能な少なくとも2種類の光学部
材と、撮影用の撮影スイッチを備える眼底カメラにおい
て、前記少なくとも2種類の光学部材を一体に保持部材
に並設保持した光学部材保持ユニットが設けられている
と共に、前記撮影スイッチの操作に連動して作動して前
記光学部材保持ユニットを駆動し、該光学部材保持ユニ
ットに保持された前記複数の光学部材の一つを前記照明
光学系に順次切り換えて挿入させる駆動手段が設けられ
ている構成としたので、簡単な構造とできると共に、重
量を軽減し且つ全体の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る眼底カメラの光学系を示す説明
図である。
【図2】図1に示した光学系の第2の光学部材挿脱装置
の部分の詳細説明図である。
【図3】図2の円板の正面図である。
【図4】図1に示した眼底カメラの制御回路図である。
【図5】この発明に係る眼底カメラの光学系の他の例を
示す説明図である。
【図6】図5に示した光学系の第2の光学部材挿脱装置
の部分の詳細説明図である。
【図7】図6の円板の正面図である。
【符号の説明】
1・・・照明光学系 12,12′・・・第2の光学部材挿脱装置(光学部材保
持ユニット) 16・・・駆動手段 17・・・円板(保持部材) 18,19・・・防熱フィルタ(光学部材) 20・・・指標反射ミラー(光学部材) 21・・・赤外フィルタ(光学部材) 22・・・指標反射ミラー(光学部材) 23・・・NDフィルタ(光学部材) 50・・・演算制御回路(演算制御手段) 53・・・撮影スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明光学系に挿脱可能な少なくとも2種類
    の光学部材と、撮影スイッチを備える眼底カメラにおい
    て、 前記少なくとも2種類の光学部材を一体に保持部材に並
    設保持した光学部材保持ユニットが設けられていると共
    に、前記撮影スイッチの操作に連動して作動して前記光
    学部材保持ユニットを駆動し、該光学部材保持ユニット
    に保持された前記複数の光学部材の一つを前記照明光学
    系に順次切り換えて挿入させる駆動手段が設けられてい
    ることを特徴とする眼底カメラ。
  2. 【請求項2】前記光学部材は赤外フィルタとNDフィル
    タであることを特徴とする請求項1に記載の眼底カメ
    ラ。
  3. 【請求項3】前記光学部材は、赤外フィルタと防熱フィ
    ルタであることを特徴とする請求項1に記載の眼底カメ
    ラ。
  4. 【請求項4】前記光学部材は赤外フィルタ,防熱フィル
    タ及びNDフィルタであることを特徴とする請求項1に
    記載の眼底カメラ。
  5. 【請求項5】前記光学部材は合焦指標投影光学系からの
    合焦指標を反射する指標反射ミラーと赤外フィルタであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の眼底カメラ。
  6. 【請求項6】前記光学部材は合焦指標投影光学系からの
    合焦指標を反射する指標反射ミラーとNDフィルタであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の眼底カメラ。
  7. 【請求項7】前記指標反射ミラーは防熱フィルタ又は赤
    外フィルタの中央に設けられていることを特徴とする請
    求項5又は6に記載の眼底カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005169098A (ja) * 2003-12-05 2005-06-30 Imedos Gmbh 万能形眼科検査装置及び眼科検査方法
JP2008132239A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Canon Inc 眼科撮影装置及び該眼科撮影装置に使用するフォーカスユニット

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