JP2001177974A - 三芯一括型分岐部 - Google Patents
三芯一括型分岐部Info
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- JP2001177974A JP2001177974A JP35267699A JP35267699A JP2001177974A JP 2001177974 A JP2001177974 A JP 2001177974A JP 35267699 A JP35267699 A JP 35267699A JP 35267699 A JP35267699 A JP 35267699A JP 2001177974 A JP2001177974 A JP 2001177974A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- epoxy unit
- shield electrode
- conductor
- branch connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】施工時間、設置面積の縮小化、保守点検の省略
など、大幅な経費削減を可能にする三芯一括型分岐部の
提供。 【解決手段】内部に通電導体併用のシールド電極を埋め
込んだエポキシユニットを用い、このエポキシユニット
にはシールド電極に到達する三箇所のケーブル挿入口を
有し、これらケーブル挿入口に臨んだシールド電極には
導体接続部が設けられ、これら導体接続部に、プラスチ
ック絶縁ケーブル、ＯＦケーブル、若しくはそれら両方
のケーブルの端末を接続可能とした。エポキシユニット
を逆椀状の保護官内に収納し、この保護管の開口側にプ
ラスチック絶縁ケーブルまたはＯＦケーブルの端末に取
り付けられた下部銅管を装着すると良い。
など、大幅な経費削減を可能にする三芯一括型分岐部の
提供。 【解決手段】内部に通電導体併用のシールド電極を埋め
込んだエポキシユニットを用い、このエポキシユニット
にはシールド電極に到達する三箇所のケーブル挿入口を
有し、これらケーブル挿入口に臨んだシールド電極には
導体接続部が設けられ、これら導体接続部に、プラスチ
ック絶縁ケーブル、ＯＦケーブル、若しくはそれら両方
のケーブルの端末を接続可能とした。エポキシユニット
を逆椀状の保護官内に収納し、この保護管の開口側にプ
ラスチック絶縁ケーブルまたはＯＦケーブルの端末に取
り付けられた下部銅管を装着すると良い。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブルの接
続技術の分野に属し、特に、三芯一括型の分岐部に関す
る。
続技術の分野に属し、特に、三芯一括型の分岐部に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来の電力ケーブルにおける分
岐部を示したもので、三本のケーブル端末１２を立ち上
げ、この端末部を気中端「ＥＢ−Ａ」導体引き出し部と
して通電導体１３により一括接続した方式である。
岐部を示したもので、三本のケーブル端末１２を立ち上
げ、この端末部を気中端「ＥＢ−Ａ」導体引き出し部と
して通電導体１３により一括接続した方式である。
【０００３】図３は、従来の電力ケーブルにおける分岐
部の他の例を示したもので、金属タンク１５内に小型の
ケーブル端末１４を収納し、金属タンク内で外部絶縁体
１６を設けたものである。この外部絶縁体１６には、絶
縁油を封入した「ＥＢ−Ｏ」、絶縁ガスを封入した「Ｅ
Ｂ−Ｇ」が多く用いられている。
部の他の例を示したもので、金属タンク１５内に小型の
ケーブル端末１４を収納し、金属タンク内で外部絶縁体
１６を設けたものである。この外部絶縁体１６には、絶
縁油を封入した「ＥＢ−Ｏ」、絶縁ガスを封入した「Ｅ
Ｂ−Ｇ」が多く用いられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来；図２，
３の電力ケーブルの分岐部では、概して大型となること
から、施工機械、施工時間が多く必要となり、しかも設
置面積も大きく必要となる傾向があった。
３の電力ケーブルの分岐部では、概して大型となること
から、施工機械、施工時間が多く必要となり、しかも設
置面積も大きく必要となる傾向があった。
【０００５】また、図３の方式では、「ＥＢ−Ｏ」、
「ＥＢ−Ｇ」のように、外部絶縁体の保守管理が必要と
なる。
「ＥＢ−Ｇ」のように、外部絶縁体の保守管理が必要と
なる。
【０００６】そこで本発明の目的は、施工時間、設置面
積の縮小化、保守点検の省略など、大幅な経費削減を可
能にする、三芯一括型分岐部を提供することにある。
積の縮小化、保守点検の省略など、大幅な経費削減を可
能にする、三芯一括型分岐部を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する三
芯一括型分岐部は、内部に通電導体併用のシールド電極
を埋め込んだエポキシユニットを用い、このエポキシユ
ニットには、前記シールド電極に到達する三箇所のケー
ブル挿入口を有し、これらケーブル挿入口に臨んだシー
ルド電極には導体接続部が設けられ、前記ケーブル挿入
口を通した導体接続部に、プラスチック絶縁ケーブル、
ＯＦケーブル、若しくはそれら両方のケーブルの端末を
接続可能としたことを特徴とする。
芯一括型分岐部は、内部に通電導体併用のシールド電極
を埋め込んだエポキシユニットを用い、このエポキシユ
ニットには、前記シールド電極に到達する三箇所のケー
ブル挿入口を有し、これらケーブル挿入口に臨んだシー
ルド電極には導体接続部が設けられ、前記ケーブル挿入
口を通した導体接続部に、プラスチック絶縁ケーブル、
ＯＦケーブル、若しくはそれら両方のケーブルの端末を
接続可能としたことを特徴とする。
【０００８】前記エポキシユニットを逆椀状の保護官内
に収納し、この保護管の開口側にプラスチック絶縁ケー
ブルまたはＯＦケーブルの端末に取り付けられた下部銅
管を装着すると良い。
に収納し、この保護管の開口側にプラスチック絶縁ケー
ブルまたはＯＦケーブルの端末に取り付けられた下部銅
管を装着すると良い。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は、本発明に係る三芯一括型
分岐部の好ましい実施例を示したものである。
分岐部の好ましい実施例を示したものである。
【００１０】この実施例の三芯一括型分岐部は、２本の
プラスチック絶縁ケーブル（ＣＶケーブル）と１本のＯ
Ｆケーブル（図面上右側）とを接続する分岐部からな
り、逆椀状の保護管１内にエポキシユニット２を収納
し、このエポキシユニット２の内部に通電導体併用のシ
ールド電極４が埋め込まれており、エポキシユニット２
の下側には三箇所のケーブル挿入口３を有し、これらケ
ーブル挿入口３から臨んだシールド電極４の部分に溝穴
状の導体接続部５が設けられたものである。
プラスチック絶縁ケーブル（ＣＶケーブル）と１本のＯ
Ｆケーブル（図面上右側）とを接続する分岐部からな
り、逆椀状の保護管１内にエポキシユニット２を収納
し、このエポキシユニット２の内部に通電導体併用のシ
ールド電極４が埋め込まれており、エポキシユニット２
の下側には三箇所のケーブル挿入口３を有し、これらケ
ーブル挿入口３から臨んだシールド電極４の部分に溝穴
状の導体接続部５が設けられたものである。
【００１１】導体接続部５は、シールド電極４に形成さ
れた穴の内面つまり導体接触面に銀メッキ等の接触抵抗
を減らすための処理を施す。ケーブルサイズが大きい場
合は、さらにチューリップコンタクト、マルチコンタク
ト等のアダプターを併用する（ケーブル側でも良い）。
れた穴の内面つまり導体接触面に銀メッキ等の接触抵抗
を減らすための処理を施す。ケーブルサイズが大きい場
合は、さらにチューリップコンタクト、マルチコンタク
ト等のアダプターを併用する（ケーブル側でも良い）。
【００１２】さて、このように構成された分岐部に対し
て、プラスチックケーブルは、予めケーブル端部６の成
端処理（絶縁処理）を行い、導体端部に導体スリーブ７
を取り付け、ケーブル絶縁体上にプレモールド絶縁体８
を被挿し、そして、ケーブル挿入口３に挿入して、導体
スリーブ７を導体接続部８に挿入して電気的に接触させ
るとともに、プレモールド絶縁体８を保護管１の開口側
に取り付けられた加圧装置；スプリングユニット９でケ
ーブル挿入口３の面に加圧し、さらに保護管１の開口側
に下部銅管１０を装着し、これをケーブル上で防水処理
（テープ巻き）により密に連絡させることにより、プラ
スチックケーブルの接続を成就する。
て、プラスチックケーブルは、予めケーブル端部６の成
端処理（絶縁処理）を行い、導体端部に導体スリーブ７
を取り付け、ケーブル絶縁体上にプレモールド絶縁体８
を被挿し、そして、ケーブル挿入口３に挿入して、導体
スリーブ７を導体接続部８に挿入して電気的に接触させ
るとともに、プレモールド絶縁体８を保護管１の開口側
に取り付けられた加圧装置；スプリングユニット９でケ
ーブル挿入口３の面に加圧し、さらに保護管１の開口側
に下部銅管１０を装着し、これをケーブル上で防水処理
（テープ巻き）により密に連絡させることにより、プラ
スチックケーブルの接続を成就する。
【００１３】一方、ＯＦケーブルの場合は、予めケーブ
ル端部６の成端処理（絶縁処理）を行い、導体端部に導
体スリーブを取り付け、ケーブル絶縁体上に絶縁補強体
１１を施し、そして、ケーブル挿入口に挿入して、導体
スリーブの導体接続部への挿入接続を図り、下部銅管を
保護管１にＯリングやパッキンで油に取り付けるととも
に、同下部銅管をケーブル上に油密（鉛工処理、メカニ
カルシール）に取り付けた後、下部銅管と保護管及びエ
ポキシユニットで囲まれた空間内部を真空引きし、注油
処理を行うことにより、ＯＦケーブルの接続を成就させ
る。
ル端部６の成端処理（絶縁処理）を行い、導体端部に導
体スリーブを取り付け、ケーブル絶縁体上に絶縁補強体
１１を施し、そして、ケーブル挿入口に挿入して、導体
スリーブの導体接続部への挿入接続を図り、下部銅管を
保護管１にＯリングやパッキンで油に取り付けるととも
に、同下部銅管をケーブル上に油密（鉛工処理、メカニ
カルシール）に取り付けた後、下部銅管と保護管及びエ
ポキシユニットで囲まれた空間内部を真空引きし、注油
処理を行うことにより、ＯＦケーブルの接続を成就させ
る。
【００１４】以上のような構造及びケーブル接続方式の
三芯一括型分岐部によれば、通電導体併用のシールド電
極を埋め込んだエポキシユニットを用いて、ケーブルの
分岐接続を行うようにしているため、従来の三芯一括分
岐部；気中終端方式（図２）、金属タンク内終端方式
（図３）に比べて十分に小型にでき、施工時間、施工機
材、設置面積、保守管理等を大幅に削減することが可能
となる。
三芯一括型分岐部によれば、通電導体併用のシールド電
極を埋め込んだエポキシユニットを用いて、ケーブルの
分岐接続を行うようにしているため、従来の三芯一括分
岐部；気中終端方式（図２）、金属タンク内終端方式
（図３）に比べて十分に小型にでき、施工時間、施工機
材、設置面積、保守管理等を大幅に削減することが可能
となる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、施
工時間、設置面積の縮小化、保守点検の省略など、大幅
な経費削減を可能にする、三芯一括型分岐部を提供する
という所期の課題；目的を達成することができる。
工時間、設置面積の縮小化、保守点検の省略など、大幅
な経費削減を可能にする、三芯一括型分岐部を提供する
という所期の課題；目的を達成することができる。
【図１】本発明に係る三芯一括型分岐部の実施例を示す
断面説明図。
断面説明図。
【図２】従来の電力ケーブル分岐部の例を示す説明図。
【図３】従来の電力ケーブル分岐部の他の例を示す説明
図。
図。
１ 保護管 ２ エポキシユニット ３ ケーブル挿入口 ４ 埋込み電極 ５ 導体接続部 ６ ケーブル ７ 導体スリーブ ８ プレモールド絶縁体 ９ スプリングユニット １０ 下部銅管 １１ 絶縁補強体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤吉 泰夫 茨城県日立市日高町５丁目１番１号 日立 電線株式会社日高工場内 Ｆターム(参考） 5G375 AA01 BA26 BB45 CA02 CA18 CB05 CB14 CB27 CB36 CB47 DB22
Claims (2)
- 【請求項１】内部に通電導体併用のシールド電極を埋め
込んだエポキシユニットを用い、このエポキシユニット
には、前記シールド電極に到達する三箇所のケーブル挿
入口を有し、これらケーブル挿入口に臨んだシールド電
極には導体接続部が設けられ、前記ケーブル挿入口を通
した導体接続部に、プラスチック絶縁ケーブル、ＯＦケ
ーブル、若しくはそれら両方のケーブルの端末を接続可
能としたことを特徴とする三芯一括型分岐部。 - 【請求項２】前記エポキシユニットを逆椀状の保護官内
に収納し、この保護管の開口側にプラスチック絶縁ケー
ブルまたはＯＦケーブルの端末に取り付けられた下部銅
管を装着してなる、請求項１記載の三芯一括型分岐部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35267699A JP2001177974A (ja) | 1999-12-13 | 1999-12-13 | 三芯一括型分岐部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35267699A JP2001177974A (ja) | 1999-12-13 | 1999-12-13 | 三芯一括型分岐部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001177974A true JP2001177974A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18425687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35267699A Pending JP2001177974A (ja) | 1999-12-13 | 1999-12-13 | 三芯一括型分岐部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001177974A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102509908A (zh) * | 2011-10-27 | 2012-06-20 | 上海电缆研究所 | 500kV及以下电压等级电缆系统试验用导电连接结构 |
-
1999
- 1999-12-13 JP JP35267699A patent/JP2001177974A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102509908A (zh) * | 2011-10-27 | 2012-06-20 | 上海电缆研究所 | 500kV及以下电压等级电缆系统试验用导电连接结构 |
| CN102509908B (zh) * | 2011-10-27 | 2013-09-25 | 上海电缆研究所 | 500kV及以下电压等级电缆系统试验用导电连接结构 |
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