JP2001176224A - ディスクドライブ用サスペンション - Google Patents

ディスクドライブ用サスペンション

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JP2001176224A
JP2001176224A JP35644499A JP35644499A JP2001176224A JP 2001176224 A JP2001176224 A JP 2001176224A JP 35644499 A JP35644499 A JP 35644499A JP 35644499 A JP35644499 A JP 35644499A JP 2001176224 A JP2001176224 A JP 2001176224A
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英樹 鹿島
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4813Mounting or aligning of arm assemblies, e.g. actuator arm supported by bearings, multiple arm assemblies, arm stacks or multiple heads on single arm

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化されたディスクドライブ用サスペンシ
ョンを提供する。 【解決手段】 このサスペンション17は、ロードビー
ム30とベースプレート31を備えている。ロードビー
ム30は、ヘッド部18を支持するためのフレキシャ3
2が固定されるビーム本体30aと、ベースプレート3
1が固定される基部30bと、ビーム本体30aと基部
30bとをつなぐヒンジ部30cを含んでいる。ヒンジ
部30cは、板状のばね部材の一部に形成されている。
ベースプレート31は、円環状のフランジ部61と、短
円筒状のボス部62を備えている。ロードビーム30の
基部30bに、ベースプレート31の外径に応じた内径
の円形の孔50が形成されている。この孔50に、ベー
スプレート31のフランジ部61が嵌合させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばパーソナ
ルコンピュータ等の情報処理装置に内蔵されるディスク
ドライブ用サスペンションに関する。
【0002】
【従来の技術】回転する磁気ディスクあるいは光磁気デ
ィスク等に情報を記録し再生するためのハードディスク
ドライブ(HDD)は、軸を中心に旋回可能なキャリッ
ジを有している。このキャリッジは、ポジショニング用
モータによって、前記軸を中心に旋回駆動される。
【0003】前記キャリッジは、例えば米国特許(US
P)第4,167,765号明細書に記載されているよ
うに、アーム(アクチュエータアーム)と、このアーム
の先端部に設けたサスペンションと、サスペンションに
取付けたスライダを含むヘッド部などを備えている。デ
ィスクが高回転すると、スライダがディスク表面から僅
かに浮上するとともに、ディスクとスライダとの間にエ
アベアリングが形成される。
【0004】前記サスペンションは、精密な薄板ばねか
らなるロードビーム(load beam )と、ロードビームの
先端部にレーザ溶接等によって固定された極薄い板ばね
からなるフレキシャ(flexure )と、ロードビームの基
部にレーザ溶接等によって固定されたベースプレートな
どからなる。ベースプレートは前記アームのサスペンシ
ョン取付面に固定される。
【0005】このようなディスクドライブにおいては、
ディスクに記録される情報の高密度化とディスクドライ
ブの高速化が進み、探索時間(seek time)を短縮するこ
とも要求されている。探索時間を短縮するには、ディス
クドライブの可動部(例えば前記サスペンション)を軽
量化することによって、可動部を高速化する必要があ
る。
【0006】前記サスペンションは、一例として図12
に示す従来のサスペンション1のように、ロードビーム
2とベースプレート3を有している。ベースプレート3
にボス部4が形成されている。このベースプレート3は
ロードビーム2の基部2aに積層され、レーザ溶接等に
よって基部2aに固定される。ロードビーム2は、曲げ
縁5やリブ等の補強部を形成することによって曲げ剛性
を高めた主部2bと、平坦で撓みやすい形状の可撓部2
cを有している。したがってこのロードビーム2に曲げ
荷重が入力したとき、主としてベースプレート3の前縁
3a付近が荷重の支持端となり、前縁3a付近を境に可
撓部2cが撓むことになる。このため従来のサスペンシ
ョン1のベースプレート3は、その前縁3aがロードビ
ーム2の軸線Cに対して直交する方向に延びている必要
があり、そのためにほぼ四角形のベースプレート3が使
われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし四角形のベース
プレート3は面積が広くなる傾向があるため、ベースプ
レート3の軽量化を図るには限界があった。しかもベー
スプレート3の前縁3aが荷重の支持端となるから、ロ
ードビーム2の軸線Cに対して前縁3aが直交するよう
に、ベースプレート3の回転方向(図12中に矢印Rで
示す方向)の位置決めを正確に行う必要があった。図1
2中に2点鎖線fで示すように、ベースプレート3が回
転方向Rの位置ずれを生じると、ベースプレート3の前
縁3aがロードビーム2の軸線Cに対して斜めになり、
可撓部2cのばね特性が変化するという問題が発生す
る。
【0008】また、サスペンションに取付けるヘッド部
の位置を高精度にするには、図12中のx軸方向とy軸
方向に関し、ロードビーム2に対するベースプレート3
の位置を正確に規制する必要がある。これらの理由か
ら、ベースプレート3をロードビーム2に固定する際の
位置決め作業に格別の配慮を必要としていた。
【0009】従来より、サスペンションを前記アクチュ
エータアームに固定するために、ボス部4をアクチュエ
ータアームの孔に挿入したのち、ボス部4を広げるなど
の塑性加工(スウェージ工程)が行われてきた。従来の
サスペンション1は、このスウェージ工程においてベー
スプレート3が変形すると、変形の影響が前縁3a付近
の可撓部2cに及びやすかった。変形の影響が可撓部2
cに及ぶと、可撓部2cのばね特性等が変化し、ヘッド
部(スライダ)のフライング高さ(flying height)がば
らついたり、共振特性が劣化するなどの問題を生じる。
【0010】従ってこの発明の目的は、軽量化を図るこ
とができ、かつ、ベースプレートの変形の影響がロード
ビームに及ぶことを回避できるサスペンションを提供す
ることにある。さらにこの発明の目的は、ロードビーム
とベースプレートとの位置決めが容易なサスペンション
を提供することにもある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を果たすための
本発明のサスペンションのロードビームは、ヘッド部を
支持するフレキシャが固定されるビーム本体と、ベース
プレートが固定される基部と、前記ビーム本体と基部と
の間に位置しかつ前記ビーム本体と基部よりも曲げ剛性
の小さいヒンジ部とを含み、前記ベースプレートが円形
の外周部を有していることを特徴とする。このロードビ
ームに曲げ荷重が入力すると、前記ヒンジ部が撓むこと
により、所定のばね特性が発揮される。
【0012】前記ベースプレートは、例えば円環状のフ
ランジ部と、このフランジ部の内周縁からベースプレー
トの厚み方向に立ち上がる短円筒状のボス部を備えてい
る。このフランジ部をロードビームの基部に重ねるか、
もしくは基部に形成された円形の孔にベースプレートを
嵌合させることにより、ロードビームに対するベースプ
レートの位置決めがなされる。前記フランジ部の厚さを
前記基部の厚さよりも薄くすることにより、さらなる軽
量化が可能となる。
【0013】この発明のロードビームにおいて、前記ビ
ーム本体と基部とが互いに分れた別部品からなり、これ
らビーム本体と基部をばね部材からなる前記ヒンジ部に
よってつないでもよい。また、ビーム本体と、基部と、
これらビーム本体および基部よりも薄いヒンジ部とを、
互いに共通の1つの材料によって一体に成形してもよ
い。その場合のヒンジ部は、前記材料の一部をパーシャ
ルエッチング等によって薄肉化することにより、形成す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第1の実施形態に
ついて、図1から図5を参照して説明する。図5に示さ
れたハードディスクドライブ(HDD)10は、軸11
を中心に旋回可能なキャリッジ12を有している。キャ
リッジ12は、ボイスコイルモータ等のポジショニング
用モータ13によって、軸11を中心に旋回駆動され
る。
【0015】キャリッジ12は、複数のアーム(アクチ
ュエータアーム)16と、各アーム16の先端部に取付
けられたサスペンション17と、各サスペンション17
の先端部に設けたヘッド部18などを備えている。モー
タ13によってキャリッジ12が駆動されることによ
り、ヘッド部18がディスク19の所望トラックまで移
動する。
【0016】ヘッド部18は、ディスク19の記録面と
対向可能な位置に設けるスライダ20と、スライダ20
に保持されたトランスジューサ(図示せず)などを含ん
でいる。ディスク19が高速回転したときに、ディスク
19とスライダ20との間に入り込む空気によって、ス
ライダ20がディスク19から僅かに浮上するととも
に、ディスク19とスライダ20との間にエアベアリン
グが形成される。
【0017】図1に示すようにサスペンション17は、
ロードビーム30と、ベースプレート31と、フレキシ
ャ32とを備えている。フレキシャ32に前記ヘッド部
18が装着される。図2に示すようにロードビーム30
は、フレキシャ32が固定されるビーム本体30aと、
ベースプレート31が固定される基部30bと、薄い板
状のばね部材40からなるヒンジ部30cとの3つの部
分を含んでいる。この実施形態のビーム本体30aは、
軽量化と高剛性を両立させるために、例えばアルミニウ
ム合金などの軽合金からなり、しかも厚み方向に貫通す
る開口部45が形成されている。開口部45の代りに、
例えばエッチング等によってビーム本体30aの一部に
凹部を形成してもよい。
【0018】基部30bの中央には、後述する丸形ベー
スプレート31が丁度嵌合することのできる内径D2を
有する真円形の孔50が形成されている。ビーム本体3
0aや基部30bの材料に、TiやAl合金等の軽金属
(Feよりも比重の小さい金属)を用いてもよいし、あ
るいは合成樹脂を用いてもよい。こうすることにより軽
量化が図れ、周波数特性と振動特性が向上する。
【0019】板状のばね部材40の一部に、エッチング
あるいは精密プレス加工等によって開口51が形成され
ている。この開口51の両側に位置する部分52の曲げ
剛性(ばね定数)を、開口51が形成されていない部位
の曲げ剛性よりも小さくすることにより、ばね性を有す
る可撓性のヒンジ部30cが構成されている。
【0020】ばね部材40の材料は、ばね性のある例え
ば薄いステンレス鋼圧延板が使用され、その板厚は、ビ
ーム本体30aと基部30bの板厚よりも薄い。このば
ね部材40には、基部30bの孔50と対応した位置に
円形の貫通孔55が形成されている。この貫通孔55の
内径はベースプレート31の外径D1よりも小さい。こ
のため、図4に示すようにベースプレート31を基部3
0cの孔50に嵌合させたときに、ばね部材40によっ
てベースプレート31が支持される。
【0021】図3等に示すように、ばね部材40の一端
部40aは、ビーム本体30aの端部30dに重ねた状
態でレーザ溶接等によって固定される。ばね部材40の
残りの部分40bは、ロードビーム30の基部30bに
重ねた状態で、レーザ溶接等によって基部30bに固定
される。なお、ばね部材40をビーム本体30aと基部
30bに固定する手段として、溶接の代りに接着剤が使
われてもよい。
【0022】ビーム本体30aに固定されるフレキシャ
32は、極薄い板ばね(例えばステンレス鋼の圧延材)
からなり、レーザ溶接等によってビーム本体30aの所
定位置に固定される。フレキシャ32に、ヘッド部18
を構成するスライダ20が装着される。
【0023】ベースプレート31は、真円形の外周部
(輪郭)60を有する円環状のフランジ部61と、フラ
ンジ部61の内周縁からベースプレート31の厚み方向
に立ち上がる短円筒状のボス部62とを有している。図
4に示すようにフランジ部61の厚さt1は基部30b
の厚さt2よりも薄い。したがってフランジ部61の表
面61aは、基部30bの表面30eの内側に少し引っ
込んでいる。ベースプレート31の外径D1は、基部3
0bの孔50に丁度嵌合できる寸法である。
【0024】図5に示すように、基部30bがアクチュ
エータアーム16のサスペンション取付面16aに固定
される。さらに詳しくは、前記ボス部62をアクチュエ
ータアーム16に形成された円形の孔16bに挿入し、
治具によってボス部62を広げるなどの塑性加工によ
り、サスペンション17がアクチュエータアーム16に
固定される。この実施形態の場合、フランジ部61の表
面61aが基部30bの表面30eの内側に引っ込んで
いるため、基部30bの表面30eがサスペンション取
付面16aに接することになる。
【0025】ベースプレート31は、前記塑性加工を容
易にするために、比較的柔らかい金属が使われるのが通
例である。これに対しロードビーム30の基部30bに
は、ベースプレート31よりも硬度の高い金属が使われ
ている。すなわち、硬質材料からなる基部30bの表面
30eがサスペンション取付面16aに接する。このた
めアクチュエータアーム16に対するサスペンション1
7の接触面の平坦度が高く、硬度も高めることができる
から接合精度が向上し、接合強度が向上する。また、フ
ランジ部61を基部30bの表面30eに重ねる場合
(図10に示す)と比較して、ボス部62を含む部分の
厚さt3を薄くすることができる。
【0026】円形のベースプレート31は、その外径D
1と同等の長さの四辺を有する四角形のベースプレート
と比較して、面積が大幅に減少し、軽量化を図ることが
できる。例えば板厚が1.5mm、幅が4mmの正方形
の従来のベースプレートの重量が17.39mgであっ
たのに対し、この実施形態の丸形ベースプレート31の
重量は13.50mgであり、22.37%の重量減と
なった。しかも、図4に示すようにベースプレート31
の厚さt1を基部30bの厚さt2よりも薄くすること
で、ベースプレート31の重量をさらに減らすことがで
きる。
【0027】このベースプレート31は、基部30bに
形成された円形の孔50に嵌合させるだけで、図12に
示すx軸方向とy軸方向の位置決めをなすことができ
る。しかも丸形ベースプレート31は、z軸回転方向に
ついて方向性を問わないため、ロードビーム30に対す
るベースプレート31の位置決めを容易に行うことがで
きる。
【0028】この実施形態のサスペンション17は、ロ
ードビーム30を構成するビーム本体30aと、基部3
0bと、ヒンジ部30cとが互いに別々の部品によって
構成されているため、各部に適した材料と板厚を選定で
きる。このため、ビーム本体30aに要求される性能
(例えば高剛性)と、ヒンジ部30cに要求される性能
(例えば低ばね定数)を両立させることが容易となる。
また、ヒンジ部30cを構成するばね部材40に精度の
高い圧延材を使用することで、安定した低ばね定数のヒ
ンジ部30cが得られる。
【0029】図6は、この発明の第2の実施形態のサス
ペンション17Aのロードビーム30の一部とベースプ
レート31を示している。この実施形態のベースプレー
ト31は、フランジ部61の外径D3が第1の実施形態
のフランジ部61の外径D1よりも小さい。それ以外の
構成と作用、効果について、この第2の実施形態のサス
ペンション17Aは、第1の実施形態のサスペンション
17と共通であるから説明は省略する。
【0030】図7は、この発明の第3の実施形態のサス
ペンション17Bのロードビーム30の一部とベースプ
レート31を示している。この実施形態のベースプレー
ト31は、フランジ部61の外径D4がボス部62の外
径とほぼ等しい。それ以外の構成と作用、効果につい
て、この第3の実施形態のサスペンション17Bは第1
の実施形態のサスペンション17と共通である。これら
の実施形態に代表されるように、ベースプレート31の
外径(フランジ幅)と孔50の内径は、必要に応じて適
宜に選定することができる。
【0031】図8から図10はこの発明の第4の実施形
態のサスペンション17Cを示している。このサスペン
ション17Cは、ロードビーム30の基部30bの所定
位置にベースプレート31のフランジ部61を重ねてい
る。このフランジ部61は、レーザ溶接あるいは接着剤
等によって基部30bに固定される。この場合、フラン
ジ部61の表面61aがアクチュエータアーム16(図
5に示す)のサスペンション取付面16aに接すること
になる。それ以外の構成について、この第4の実施形態
のサスペンション17Cは前記第1の実施形態のサスペ
ンション17と同様であるから、両者に共通の部位に同
一の符号を付して説明を省略する。
【0032】図11に示す第5の実施形態のロードビー
ム30′は、ビーム本体30aと基部30bとヒンジ部
30cとが1枚の金属板70によって互いに一体に形成
されている。ヒンジ部30cは、この金属板70の長手
方向中間部の厚さを、パーシャルエッチング等によって
ビーム本体30aと基部30bよりも薄くすることによ
って形成されている。このヒンジ部30cは、ロードビ
ーム30′の幅方向、すなわちロードビーム30′の軸
線と直交する方向に延びている。基部30bには、第1
の実施形態のサスペンション17と同様の円形の孔50
が形成され、この孔50にベースプレート31(図2等
に示す)が嵌合させられる。
【0033】この実施形態のロードビーム30′は、ビ
ーム本体30aと基部30bとヒンジ部30cとが一体
であるため、ロードビーム30′を構成する部品数を減
らすことができる。それ以外の構成と作用、効果につい
て、この第5の実施形態のロードビーム30′を備えた
サスペンションは第1の実施形態と同様であるから、両
者に共通の部位に同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】なお、この発明を実施するに当たって、ロ
ードビームやベースプレートをはじめとして、フレキシ
ャ、ビーム本体、基部、ヒンジ部、ベースプレートなど
のサスペンション構成要素を、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々に変更して実施できることは言うまでも
ない。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、ベー
スプレートの軽量化によってサスペンションの重量を軽
減することができる。このため、ディスクドライブの可
動部分を軽量化することができ、ディスクドライブのさ
らなる高速化に対応することが可能となる。また、円形
のベースプレートは回転方向の位置に関して方向性を問
わないため、ロードビームに対する位置決めが容易であ
る。しかもサスペンションをアクチュエータアームに固
定する際などにベースプレートが変形しても、その変形
の影響がロードビームに及びにくい。
【0036】請求項2に記載した発明によれば、ロード
ビームに対するベースプレートの位置決めをさらに容易
にかつ高精度に行うことができる。請求項3に記載した
発明によれば、サスペンションをさらに軽量化すること
ができる。また、ベースプレートに比べて高剛性、高精
度のロードビームの基部を、アクチュエータアームのサ
スペンション取付面に直接重ねることができる。
【0037】請求項4に記載した発明によれば、ビーム
本体や基部およびヒンジ部の各々の要求特性に応じて、
これら各部の材質や板厚等の最適化を図ることができ
る。請求項5に記載した発明によれば、ビーム本体や基
部およびヒンジ部が一体であるため、ロードビームを構
成する部品数を減らすことができ、構造も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示すディスクドラ
イブ用サスペンションの斜視図。
【図2】 図1に示されたサスペンションの分解斜視
図。
【図3】 図1に示されたサスペンションの一部の側面
図。
【図4】 図3中のF4−F4線に沿うサスペンション
の一部の断面図。
【図5】 図1に示されたサスペンションを備えたハー
ドディスクドライブの一部の断面図。
【図6】 本発明の第2の実施形態を示すサスペンショ
ンの一部の断面図。
【図7】 本発明の第3の実施形態を示すサスペンショ
ンの一部の断面図。
【図8】 本発明の第4の実施形態を示すサスペンショ
ンの斜視図。
【図9】 図8に示されたサスペンションの分解斜視
図。
【図10】 図8に示されたサスペンションの一部の側
面図。
【図11】 本発明の第5の実施形態を示すサスペンシ
ョンのロードビームの斜視図。
【図12】 従来のサスペンションの一部を示す斜視
図。
【符号の説明】
10…ディスクドライブ 17,17A,17B,17C…サスペンション 18…ヘッド部 30…ロードビーム 30a…ビーム本体 30b…基部 30c…ヒンジ部 31…ベースプレート 32…フレキシャ 40…ばね部材 50…円形の孔 61…フランジ部 62…ボス部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロードビームとベースプレートを有するデ
    ィスクドライブ用サスペンションにおいて、 前記ロードビームは、 ヘッド部を支持するフレキシャが固定されるビーム本体
    と、 前記ベースプレートが固定される基部と、 前記ビーム本体と基部との間に位置しかつ前記ビーム本
    体と基部よりも曲げ剛性の小さいヒンジ部とを含み、 前記ベースプレートが円形の外周部を有することを特徴
    とするディスクドライブ用サスペンション。
  2. 【請求項2】前記基部に、前記ベースプレートの外径に
    応じた内径の孔が形成され、この孔に前記ベースプレー
    トを嵌合させることを特徴とする請求項1記載のディス
    クドライブ用サスペンション。
  3. 【請求項3】前記ベースプレートは、円環状のフランジ
    部と、このフランジ部の内周縁から該ベースプレートの
    厚み方向に立ち上がる短円筒状のボス部とを有し、前記
    フランジ部の厚さを前記基部の厚さよりも薄くしたこと
    を特徴とする請求項2記載のディスクドライブ用サスペ
    ンション。
  4. 【請求項4】前記ビーム本体と前記基部とが互いに分か
    れた別部品からなり、両者が互いに板状のばね部材から
    なる前記ヒンジ部によってつながれていることを特徴と
    する請求項1記載のディスクドライブ用サスペンショ
    ン。
  5. 【請求項5】前記ビーム本体と、基部と、これらビーム
    本体および基部よりも薄いヒンジ部とが互いに共通の1
    つの材料によって一体に成形されていることを特徴とす
    る請求項1記載のディスクドライブ用サスペンション。
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