JP3030232B2 - ヘッドサスペンションアセンブリ - Google Patents
ヘッドサスペンションアセンブリInfo
- Publication number
- JP3030232B2 JP3030232B2 JP7173192A JP17319295A JP3030232B2 JP 3030232 B2 JP3030232 B2 JP 3030232B2 JP 7173192 A JP7173192 A JP 7173192A JP 17319295 A JP17319295 A JP 17319295A JP 3030232 B2 JP3030232 B2 JP 3030232B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load beam
- center
- base end
- suspension assembly
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/4806—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はデイスク記憶装置に関
し、特に、信号変換ヘツドを一端に取付けたサスペンシ
ヨンのロードビームのキャリッジに対する取付け構造に
関する。
し、特に、信号変換ヘツドを一端に取付けたサスペンシ
ヨンのロードビームのキャリッジに対する取付け構造に
関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気デイスク装置は、近来、より小型
化、特に薄形化が進み、そのためにさまざまな構成上の
対応がなされている。例えば、磁気ヘッドを支持するサ
スペンションのアクチュエータに対する取付け構造、磁
気ヘッドのロードビームに対する取付け構造等である。
信号変換ヘッドを支持するロードビームの一般的な構成
は図８に示すように、信号変換ヘッド８がフレキシャ１
０ｃによってジンバル支持構成により、支持され、フレ
キシャ１０ｃがロードビーム１０に接合されている。ロ
ードビーム１０はアクチュエータ・アームに固定され、
アクチュエータ・アームはモータによって駆動され、デ
イスクの所定の位置に信号変換ヘッドを位置させ、信号
の読み取り、あるいは書き込みを実行する。
化、特に薄形化が進み、そのためにさまざまな構成上の
対応がなされている。例えば、磁気ヘッドを支持するサ
スペンションのアクチュエータに対する取付け構造、磁
気ヘッドのロードビームに対する取付け構造等である。
信号変換ヘッドを支持するロードビームの一般的な構成
は図８に示すように、信号変換ヘッド８がフレキシャ１
０ｃによってジンバル支持構成により、支持され、フレ
キシャ１０ｃがロードビーム１０に接合されている。ロ
ードビーム１０はアクチュエータ・アームに固定され、
アクチュエータ・アームはモータによって駆動され、デ
イスクの所定の位置に信号変換ヘッドを位置させ、信号
の読み取り、あるいは書き込みを実行する。
【０００３】ロードビーム１０は所定の固有振動数、お
よび剛性等の機械特性を付与するためにその側縁部が基
部平面に対して略直角に折り曲げられ、フランジを形成
している。フランジはロードビームの両側面に形成さ
れ、ロードビームに必要な機械特性を付与する役割を果
たしている。
よび剛性等の機械特性を付与するためにその側縁部が基
部平面に対して略直角に折り曲げられ、フランジを形成
している。フランジはロードビームの両側面に形成さ
れ、ロードビームに必要な機械特性を付与する役割を果
たしている。
【０００４】磁気デイスク記憶装置の薄形化を図る際
に、このハウジング内に収納される機器をいかに薄くし
てハウジング全体の厚さをいかに薄くするかが重要な点
である。特に、磁気デイスクの記録面ごとに配される信
号変換ヘツドをこの記録面の所望の位置へ移動するアク
チユエータへ取付ける構造は、積み重ねられた磁気デイ
スク間隙の大きさを決定する。さらに、信号変換ヘツド
は最上層と最下層の磁気デイスクのさらに上または下に
配されるため、この信号変換ヘツドをアクチユエータに
取付ける構造は、ハウジング全体の厚さを決定する重要
な要素となつている。
に、このハウジング内に収納される機器をいかに薄くし
てハウジング全体の厚さをいかに薄くするかが重要な点
である。特に、磁気デイスクの記録面ごとに配される信
号変換ヘツドをこの記録面の所望の位置へ移動するアク
チユエータへ取付ける構造は、積み重ねられた磁気デイ
スク間隙の大きさを決定する。さらに、信号変換ヘツド
は最上層と最下層の磁気デイスクのさらに上または下に
配されるため、この信号変換ヘツドをアクチユエータに
取付ける構造は、ハウジング全体の厚さを決定する重要
な要素となつている。
【０００５】従来から、信号変換ヘツドを一端に取付け
たロードビームの他端をアクチユエータに取付けるため
に、いわゆるかしめであるスウェッジが多く用いられて
いる。これはアクチュエータのロードビーム取付け部で
あるアクチュエータ・アームに形成された貫通孔にロー
ドビームの他端に形成された開口を有するボスを挿入
し、ここにボスの開口の内径よりやや大きめの球を貫通
させることにより、ボスの外周をアクチュエータ・アー
ムの貫通孔の内面に圧着押圧させて固定するものであ
る。
たロードビームの他端をアクチユエータに取付けるため
に、いわゆるかしめであるスウェッジが多く用いられて
いる。これはアクチュエータのロードビーム取付け部で
あるアクチュエータ・アームに形成された貫通孔にロー
ドビームの他端に形成された開口を有するボスを挿入
し、ここにボスの開口の内径よりやや大きめの球を貫通
させることにより、ボスの外周をアクチュエータ・アー
ムの貫通孔の内面に圧着押圧させて固定するものであ
る。
【０００６】図７乃至図９に従来のロードビーム取付け
構造を示す。図７はアクチュエータ９に複数のロードビ
ーム１０を取付けた構造を示す。このロードビーム１０
の取付けプレート１０ｂが取付けられる側のアクチユエ
ータ９は、アルミ製のくし形のアクチユエータ・アーム
９ａを有し、このアクチユエータ・アーム９ａに同軸的
に複数の貫通孔９ｂ（図９参照）が設けられている。
構造を示す。図７はアクチュエータ９に複数のロードビ
ーム１０を取付けた構造を示す。このロードビーム１０
の取付けプレート１０ｂが取付けられる側のアクチユエ
ータ９は、アルミ製のくし形のアクチユエータ・アーム
９ａを有し、このアクチユエータ・アーム９ａに同軸的
に複数の貫通孔９ｂ（図９参照）が設けられている。
【０００７】この、ロードビーム１０をアクチユエータ
９に取付ける方法を説明する。図８に示すように、ロー
ドビーム１０はスウエッジ用のホールが取付けプレート
のホールと同一軸上となるようにに合致させて取付けプ
レートとロードビームの位置合わせがなされる。
９に取付ける方法を説明する。図８に示すように、ロー
ドビーム１０はスウエッジ用のホールが取付けプレート
のホールと同一軸上となるようにに合致させて取付けプ
レートとロードビームの位置合わせがなされる。
【０００８】図９に複数のロードビームをスウエッジに
よって取付けた構成を示す。図９に示すようにアクチユ
エータ・アーム９ａの貫通孔９ｂのそれぞれの開口端か
らロードビーム１０を挟み込んでの取付けプレート１０
ｂのボス１０ｅが挿入される。この貫通孔９ｂの内径
は、ボス１０ｅの外径よりわずかに、たとえば数１０ミ
クロン程、大きい。そして取付けプレート１０ｂの貫通
孔１０ｄからボス１０ｅの内径よりわずかに大きな径の
鋼球が圧入されアクチユエータ・アーム９ａの貫通孔９
ｂを貫通する。この時、上下のボス１０ｅは拡張されて
外面がアクチユエータ・アーム９ａの貫通孔９ｂの内面
に圧着されて固定される。
よって取付けた構成を示す。図９に示すようにアクチユ
エータ・アーム９ａの貫通孔９ｂのそれぞれの開口端か
らロードビーム１０を挟み込んでの取付けプレート１０
ｂのボス１０ｅが挿入される。この貫通孔９ｂの内径
は、ボス１０ｅの外径よりわずかに、たとえば数１０ミ
クロン程、大きい。そして取付けプレート１０ｂの貫通
孔１０ｄからボス１０ｅの内径よりわずかに大きな径の
鋼球が圧入されアクチユエータ・アーム９ａの貫通孔９
ｂを貫通する。この時、上下のボス１０ｅは拡張されて
外面がアクチユエータ・アーム９ａの貫通孔９ｂの内面
に圧着されて固定される。
【０００９】図９のように複数のロードビームの取付け
構造を有する場合には、このスウエッジ操作を複数の貫
通孔９ｂに対して同時に行うことが可能となり、作業性
が向上する。
構造を有する場合には、このスウエッジ操作を複数の貫
通孔９ｂに対して同時に行うことが可能となり、作業性
が向上する。
【００１０】しかしながら、このサスペンシヨンのスウ
ェッジによる取付け構造は、ボスの開口に球を貫通させ
るものであり、この際にボスの形状変化を起こし、その
結果ヘッド・サスペンション・アセンブリ（ＨＳＡ）の
荷重が変化してしまうという問題がある。
ェッジによる取付け構造は、ボスの開口に球を貫通させ
るものであり、この際にボスの形状変化を起こし、その
結果ヘッド・サスペンション・アセンブリ（ＨＳＡ）の
荷重が変化してしまうという問題がある。
【００１１】ヘッド・サスペンション・アセンブリ（Ｈ
ＳＡ）の荷重が変化してしまうと信号変換ヘッドを搭載
するスライダーのフライング・ハイトも変化してしま
う。フライング・ハイトが高くなるとデイスク上の信号
の読み書きが不可能となり、低くなるとデイスクと変換
器との接触の危険が生じ、デイスク記録装置としての寿
命が短縮するという問題が発生する。現在、この問題を
完全に回避する方法はなく、現在の対処法としてはスウ
ェッジによる荷重変化を予測して、この予測荷重変化に
相当する調整荷重をヘッド・サスペンション・アセンブ
リの段階で付加させておく等の方法がとられている。
ＳＡ）の荷重が変化してしまうと信号変換ヘッドを搭載
するスライダーのフライング・ハイトも変化してしま
う。フライング・ハイトが高くなるとデイスク上の信号
の読み書きが不可能となり、低くなるとデイスクと変換
器との接触の危険が生じ、デイスク記録装置としての寿
命が短縮するという問題が発生する。現在、この問題を
完全に回避する方法はなく、現在の対処法としてはスウ
ェッジによる荷重変化を予測して、この予測荷重変化に
相当する調整荷重をヘッド・サスペンション・アセンブ
リの段階で付加させておく等の方法がとられている。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】この発明は従来のロー
ドビームのヘッド・アクチュエータ・キャリッジへの取
付け構造の上記問題点を解決して、安定したロードビー
ムのアクチユエータへの取付け構造を提供することを目
的とする。
ドビームのヘッド・アクチュエータ・キャリッジへの取
付け構造の上記問題点を解決して、安定したロードビー
ムのアクチユエータへの取付け構造を提供することを目
的とする。
【００１３】この発明は、特にアクチユエータのサスペ
ンシヨン取付け部に、スウエッジによるかしめを用いた
場合において、スウエッジによる荷重変化の影響を減少
させた安定した取付けを可能とするサスペンシヨンのア
クチユエータ取付け構造を提供することを目的とする。
ンシヨン取付け部に、スウエッジによるかしめを用いた
場合において、スウエッジによる荷重変化の影響を減少
させた安定した取付けを可能とするサスペンシヨンのア
クチユエータ取付け構造を提供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明によるデイスク記憶装置の信号変換ヘ
ツドを一端に取付けたサスペンシヨンの他端をアクチユ
エータに取付ける構造は、次のような構成を有する。
ために、この発明によるデイスク記憶装置の信号変換ヘ
ツドを一端に取付けたサスペンシヨンの他端をアクチユ
エータに取付ける構造は、次のような構成を有する。
【００１５】キャリッジに対してスウエッジによる取付
けが行われる取付けプレートをロードビームと別体と
し、取付けプレートに対するロードビームの取付けは溶
接等によって行い、ロードビームがスウェッジされるこ
とのない構成とするとともに、スウエッジ部に直接ロー
ドビームが接触することのない構成とすることで、スウ
エッジの変形等の直接的な影響がロードビームに対して
加わりにくい構成とした。
けが行われる取付けプレートをロードビームと別体と
し、取付けプレートに対するロードビームの取付けは溶
接等によって行い、ロードビームがスウェッジされるこ
とのない構成とするとともに、スウエッジ部に直接ロー
ドビームが接触することのない構成とすることで、スウ
エッジの変形等の直接的な影響がロードビームに対して
加わりにくい構成とした。
【００１６】また、ロードビームの取付けプレート側の
形状をキャリッジの形状を囲うような形状、すなわち、
ロードビーム長手方向中心部より両サイドがキャリッジ
側に延長した構成とすることで、ロードビーム取付けの
安定性を増す構成としている。
形状をキャリッジの形状を囲うような形状、すなわち、
ロードビーム長手方向中心部より両サイドがキャリッジ
側に延長した構成とすることで、ロードビーム取付けの
安定性を増す構成としている。
【００１７】
【実施例】図１はおよび図２はこの発明の実施例を示す
ものである。まず、図１を参照して説明する。図１は本
発明に係るロードビームの平面図、図２はその側面図で
ある。信号変換ヘッド（図示せず）はフレキシャ１２に
よってジンバル支持構成により支持される。フレキシャ
１２はロードビーム１４の一端に接合され、ロードビー
ム１４の他端は図示しないアクチュエータ・アームに固
定される。ボイスコイル・モータ（ＶＣＭ）の駆動によ
りアクチュエータ・アームは駆動され、デイスクの所定
位置に信号変換ヘッドを位置させ、信号の読み取り、あ
るいは書き込みが実行される。
ものである。まず、図１を参照して説明する。図１は本
発明に係るロードビームの平面図、図２はその側面図で
ある。信号変換ヘッド（図示せず）はフレキシャ１２に
よってジンバル支持構成により支持される。フレキシャ
１２はロードビーム１４の一端に接合され、ロードビー
ム１４の他端は図示しないアクチュエータ・アームに固
定される。ボイスコイル・モータ（ＶＣＭ）の駆動によ
りアクチュエータ・アームは駆動され、デイスクの所定
位置に信号変換ヘッドを位置させ、信号の読み取り、あ
るいは書き込みが実行される。
【００１８】信号変換ヘッドにはデータ書き込みあるい
は読み取り信号伝達のための信号線が接続される。この
信号線はロードビーム１４に沿って配設され、アクチュ
エータ・アーム側まで引き出され、所定の回路に接続さ
れる。ロードビーム１４には信号線固定用のカシメ等の
信号線保持手段２２が形成され、信号線のロードビーム
１４上からの脱落を防止している。
は読み取り信号伝達のための信号線が接続される。この
信号線はロードビーム１４に沿って配設され、アクチュ
エータ・アーム側まで引き出され、所定の回路に接続さ
れる。ロードビーム１４には信号線固定用のカシメ等の
信号線保持手段２２が形成され、信号線のロードビーム
１４上からの脱落を防止している。
【００１９】ロードビーム１４のキャリッジ側の端部
（基端と言う）の一面には取付けプレート３２が溶接等
の固着手段によって取付けらる。取付けプレート３２は
キヤリッジとの接合のためのスウエッジ用のホール３４
を有している。ロードビームの上記基端は、図から分か
るように、上記ホール３４を部分的に囲むように上記基
端の両サイド寄りで延びている一対の延長部２４を含む
形状である。
（基端と言う）の一面には取付けプレート３２が溶接等
の固着手段によって取付けらる。取付けプレート３２は
キヤリッジとの接合のためのスウエッジ用のホール３４
を有している。ロードビームの上記基端は、図から分か
るように、上記ホール３４を部分的に囲むように上記基
端の両サイド寄りで延びている一対の延長部２４を含む
形状である。
【００２０】図３、図４はキヤリッジ４０に対して、取
付けプレート３２をスウエッジにより、取付けた構成を
示す平面図、および断面図である。図から分かるよう
に、ロードビーム１４のキャリッジ４０側の基端の形状
は、キャリッジを囲む形状になっている。スウエッジは
キヤリッジと取付けプレートの間の結合のみにおいて実
行され、ロードビーム１４はスエウッジの固着構成とは
離間した状態にあるのでスウエッジによって発生する応
力、および変形の影響を直接的に受けることを免れる。
付けプレート３２をスウエッジにより、取付けた構成を
示す平面図、および断面図である。図から分かるよう
に、ロードビーム１４のキャリッジ４０側の基端の形状
は、キャリッジを囲む形状になっている。スウエッジは
キヤリッジと取付けプレートの間の結合のみにおいて実
行され、ロードビーム１４はスエウッジの固着構成とは
離間した状態にあるのでスウエッジによって発生する応
力、および変形の影響を直接的に受けることを免れる。
【００２１】図５はロードビーム１４のキャリッジ４０
に対する取付け部を示した図である。ロードビーム１４
のキャリッジ側の基端の形状はＡ，Ｂ、Ｃの内周辺から
構成されている。これら３辺がキヤリッジを取り囲むよ
うに取付けプレートに固着されているものである。ここ
で、スウエッジ用ホール３４からＡ、Ｂ、Ｃの３直線に
至る距離ａ、ｂ、ｃはａ＝ｂ＝ｃ、またはａ＞ｂ＝ｃ、
の関係にある。ｂ＝ｃとする理由はスウェツジによる取
付けプレート変形の影響のバランシングのためであり、
左右対称とすることによって、スウエッジによる応力の
分布または、これによる変形の発生にバランスが保たれ
ることになる。
に対する取付け部を示した図である。ロードビーム１４
のキャリッジ側の基端の形状はＡ，Ｂ、Ｃの内周辺から
構成されている。これら３辺がキヤリッジを取り囲むよ
うに取付けプレートに固着されているものである。ここ
で、スウエッジ用ホール３４からＡ、Ｂ、Ｃの３直線に
至る距離ａ、ｂ、ｃはａ＝ｂ＝ｃ、またはａ＞ｂ＝ｃ、
の関係にある。ｂ＝ｃとする理由はスウェツジによる取
付けプレート変形の影響のバランシングのためであり、
左右対称とすることによって、スウエッジによる応力の
分布または、これによる変形の発生にバランスが保たれ
ることになる。
【００２２】また、距離ａを他のｂまたはｃと等しい
か、またはこれらより大としたのは、スウェッジの際の
取付けプレート変形の影響を信号変換ヘッド方向に対し
てより小さくするためである。ａの距離を大とすること
で、スウエッジの際の取付けプレートの変形の影響は辺
ＢまたはＣにより早く到達し、距離の遠い辺Ａには到達
しにくくなる。従って、ロードビームの信号変換ヘッド
方向での変形の可能性をより小さくすることができる。
か、またはこれらより大としたのは、スウェッジの際の
取付けプレート変形の影響を信号変換ヘッド方向に対し
てより小さくするためである。ａの距離を大とすること
で、スウエッジの際の取付けプレートの変形の影響は辺
ＢまたはＣにより早く到達し、距離の遠い辺Ａには到達
しにくくなる。従って、ロードビームの信号変換ヘッド
方向での変形の可能性をより小さくすることができる。
【００２３】図６に他の実施例を示す、ここでは図５で
示したようなＡ，Ｂ，Ｃの３直線ではなくなめらかな曲
線によってロードビーム１４の側端部が形成されてい
る。この曲線もまた、上記の３直線で形成された例と同
様の特徴を有している。スウエッジ用ホール３４の中心
からの距離を図６に示すように左右端に至る距離をｄ、
信号変換ヘッド方向にｅとし、距離ｅは少なくともｄと
等しいか、これより大であるように構成してある。この
理由は図５で述べたものと同様である。
示したようなＡ，Ｂ，Ｃの３直線ではなくなめらかな曲
線によってロードビーム１４の側端部が形成されてい
る。この曲線もまた、上記の３直線で形成された例と同
様の特徴を有している。スウエッジ用ホール３４の中心
からの距離を図６に示すように左右端に至る距離をｄ、
信号変換ヘッド方向にｅとし、距離ｅは少なくともｄと
等しいか、これより大であるように構成してある。この
理由は図５で述べたものと同様である。
【００２４】
【発明の効果】この発明に係るロードビームのキヤリッ
ジに対する取付け構成は、スウエッジ法を用いながらも
スウエッジによるロードビームに対する変形の影響を効
果的に減少させることが可能であり、安定した取付け構
造が提供される。
ジに対する取付け構成は、スウエッジ法を用いながらも
スウエッジによるロードビームに対する変形の影響を効
果的に減少させることが可能であり、安定した取付け構
造が提供される。
【図１】この発明の一実施例のロードビーム平面図、
【図２】この発明の一実施例のロードビーム側面図、
【図３】この発明の一実施例のロードビームのキヤリッ
ジ取付け構造示す平面図、
ジ取付け構造示す平面図、
【図４】この発明の一実施例のロードビームのキヤリッ
ジ取付け構造示す断面図、
ジ取付け構造示す断面図、
【図５】この発明の一実施例のロードビームのキャリッ
ジ側取付け部を示す図、
ジ側取付け部を示す図、
【図６】この発明の他の実施例のロードビームのキャリ
ッジ側取付け部を示す図、
ッジ側取付け部を示す図、
【図７】ロードビームのキヤリッジ取付け構造示す断面
図、
図、
【図８】従来のロードビームと取付けプレートを示す平
面図、
面図、
【図９】従来のロードビームのキヤリッジに対する取付
け構造を示す図、
け構造を示す図、
１２ フレキシャ １４ ロードビーム ２２ 信号線保持手段 ２４ 延長部 ３２ 取付けプレート ３４ スウェッジ用ホール ４０ キャリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土田 裕康 神奈川県藤沢市桐原町１番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 中本 辰雄 神奈川県藤沢市桐原町１番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 辻野 等 神奈川県藤沢市桐原町１番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 津田 真吾 神奈川県藤沢市桐原町１番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 太田 睦郎 神奈川県藤沢市桐原町１番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (56)参考文献 特開 平７−21711（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−74086（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G11B 21/02 601 G11B 21/16
Claims (4)
- 【請求項１】基端および先端を有する細長い薄板状のロ
ードビームであってその基端の一面上に取付けプレート
を面接触関係で固定し、先端の一面上に信号変換ヘッド
を支持しているロードビームと、スウェッジ・ホールの
スウェッジにより上記取付けプレートを面接触関係で固
定したアクチュエータ・アームを含むヘッド・アクチュ
エータ・キヤリッジとを含むデイスク記憶装置における
ヘッドサスペンションアセンブリにおいて、 上記ロードビームの上記基端は、スウェッジ・ホールを
含むアクチュエータ・アーム端部を部分的に取り巻くよ
うに上記基端の中央部を除く両サイド寄りで長手方向に
延びている一対の延長部を含み、該延長部の一方、上記
中央部および上記延長部の他方で限定される内周辺は各
直線辺から成り、上記スウェッジ・ホール中心から上記
中央部内周直線辺に至る距離が上記スウェッジ・ホール
中心から上記各延長部内周直線辺に至る距離に実質的に
等しいかまたはそれよりも長くなるように選択されてい
ることを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。 - 【請求項２】上記中央部内周直線辺は上記ロードビーム
の長手方向中心軸に直交し、さらに上記各延長部内周直
線辺は前記中心軸に関して実質的に対称であることを特
徴とする請求項１に記載のヘッドサスペンションアセン
ブリ。 - 【請求項３】基端および先端を有する細長い薄板状のロ
ードビームであってその基端の一面上に取付けプレート
を面接触関係で固定し、先端の一面上に信号変換ヘッド
を支持しているロードビームと、スウェッジ・ホールの
スウェッジにより上記取付けプレートを面接触関係で固
定したアクチュエータ・アームを含むヘッド・アクチュ
エータ・キヤリッジとを含むデイスク記憶装置における
ヘッドサスペンションアセンブリにおいて、 上記ロードビームの上記基端は、スウェッジ・ホールを
含むアクチュエータ・アーム端部を部分的に取り巻くよ
うに上記基端の中央部を除く両サイド寄りで長手方向に
延びている一対の延長部を含み、該延長部の一方、上記
中央部および上 記延長部の他方で限定される内周辺は各
弧状辺から成り、上記スウェッジ・ホール中心から上記
中央部内周弧状辺に至る距離が上記スウェッジ・ホール
中心から上記各延長部内周弧状辺に至る距離に実質的に
等しいかまたはそれよりも長くなるように選択されてい
ることを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。 - 【請求項４】上記アクチュエータ・アーム端部の形状
は、上記ロードビームの上記基端における上記内周辺に
対向する形状を有することを特徴とする請求項１，２ま
たは３に記載のヘッドサスペンションアセンブリ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7173192A JP3030232B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | ヘッドサスペンションアセンブリ |
| KR1019960023406A KR100239975B1 (ko) | 1995-07-10 | 1996-06-25 | 디스크 기억장치의 헤드 서스펜션 어셈블리 구조체 |
| US08/675,778 US5896245A (en) | 1995-07-10 | 1996-07-05 | Structure in a disk drive system for attaching a load beam to a head actuator carriage including a mountplate having side ends surrounding a swage hole |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7173192A JP3030232B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | ヘッドサスペンションアセンブリ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0935424A JPH0935424A (ja) | 1997-02-07 |
| JP3030232B2 true JP3030232B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=15955806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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