JP2001175556A - 電子メール受信装置及びその電子メール受信方法ならびに記録媒体 - Google Patents

電子メール受信装置及びその電子メール受信方法ならびに記録媒体

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JP2001175556A
JP2001175556A JP36256599A JP36256599A JP2001175556A JP 2001175556 A JP2001175556 A JP 2001175556A JP 36256599 A JP36256599 A JP 36256599A JP 36256599 A JP36256599 A JP 36256599A JP 2001175556 A JP2001175556 A JP 2001175556A
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JP36256599A
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Atsushi Taneda
淳 種田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部端末からのリモートアクセスによる、電
子メール受信装置に接続されている印刷装置を用いた電
子メールの印刷を、より単純なシステム、より簡単な操
作で実現することができる電子メール受信装置及びその
電子メール受信方法ならびに記録媒体を提供する。 【解決手段】 外出先からメールサーバにアクセスして
着信電子メールの内容を確認し、印刷して残しておきた
いメールであると判断した場合にはその電子メールが分
類「印刷装置へ」へ振り分けられるように、例えば件名
に「印刷希望」という文字列を含ませてから自分宛に転
送する。その後、電子メール受信装置が定期タイマによ
り立ち上げられ(ステップS602)、着信電子メール
が取りこまれ(ステップS603)、その着信メールに
「印刷希望」の文字列がある場合には分類「印刷装置
へ」に振り分けられ、所定の処理後印刷データが印刷装
置へ送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール受信装
置およびその電子メール受信方法ならびに記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子メールを受信して処理する電
子メール受信機能を備え、電子メール受信装置として用
いることができるゲーム装置が提案されている。かかる
ゲーム装置(電子メール受信装置)は、一般に、その装
置に接続されている印刷装置を用いた電子メールの印刷
を、外部端末から制御して実行させる(リモートアクセ
スによる印刷操作)ことが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例では、ゲーム装置をリモートアクセスで駆動す
る場合には、以下に示す問題点があった。
【0004】すなわち、リモートアクセスを可能にする
ため、ゲーム装置の一部は常に電源投入状態とする必要
があり、その場合にはセキュリティに対する配慮が必要
になる。さらに、ゲーム装置としての機能が本来の役割
であるため、ゲーム中であっても外部からのリモートア
クセスに対して対処する手法を講じなければならないと
いう問題点があった。
【0005】また、外部端末におけるリモートアクセス
操作も複雑になるため、装置・システムの仕組みについ
てある程度知識を有する者でなければリモートアクセス
操作は困難であるという問題点があった。
【0006】また、リモートアクセスは応答時間が長
く、必ず待ち時間が発生してしまうという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、外部端末からのリモートアクセスによ
る、電子メール受信装置に接続されている印刷装置を用
いた電子メールの印刷を、より単純なシステム、より簡
単な操作で実現することができる電子メール受信装置及
びその電子メール受信方法ならびに記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の電子メール受信装置は、定期的に装置を
起動させる起動制御手段と、前記装置が起動していると
きに着信電子メールを受信する受信手段と、前記受信手
段により受信された着信電子メールを分類別に振り分け
る振り分け手段と、前記振り分けの条件を設定する振り
分け条件設定手段と、所定の分類に振り分けられた着信
電子メールを印刷用に処理して外部印刷装置へ転送する
印刷制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2の電子メール受信装置は、上記請
求項1記載の電子メール受信装置において、前記起動制
御手段により装置が起動させられた後に電子メール受信
アプリケーションを起動するアプリケーション起動手段
を備えることを特徴とする。
【0010】請求項3の電子メール受信装置は、上記請
求項1または2記載の電子メール受信装置において、前
記アプリケーション起動手段により起動された電子メー
ル受信アプリケーションの指示に応じてメールサーバへ
アクセスし、着信電子メールがあるか否かを判別する着
信メール判別手段を備え、前記受信手段は、前記着信メ
ール判別手段により前記着信電子メールがあると判別さ
れた場合に前記着信メールを受信することを特徴とす
る。
【0011】請求項4の電子メール受信装置は、上記請
求項1〜3のいずれか1項記載の電子メール受信装置に
おいて、前記所定の分類は、外部印刷装置へデータを転
送して印刷を実行する分類であることを特徴とする。
【0012】請求項5の電子メール受信装置は、上記請
求項1〜3のいずれか1項記載の電子メール受信装置に
おいて、前記所定の分類は、外部印刷装置へ所定種類の
ファイルを転送して印刷を実行する分類であることを特
徴とする。
【0013】請求項6の電子メール受信装置は、上記請
求項1〜3のいずれか1項記載の電子メール受信装置に
おいて、前記所定の分類は、外部印刷装置へインターネ
ットのWEBコンテンツの内容を転送して印刷を実行す
る分類であり、前記電子メール受信装置は、前記受信手
段により受信された着信電子メールが前記所定の分類に
振り分けられた場合にインターネットへ接続処理を行う
接続手段と、前記着信電子メールに含まれるURLを入
力して前記WEBコンテンツを取得するコンテンツ取得
手段とを備え、前記印刷制御手段は、前記コンテンツ取
得手段により取得されたWEBコンテンツの内容を印刷
用にデータ処理して外部印刷装置へ転送することを特徴
とする。
【0014】請求項7の電子メール受信装置は、上記請
求項6記載の電子メール受信装置において、前記コンテ
ンツ取得手段により前記WEBコンテンツが正常に取得
されたか否かを判別する判別手段と、前記判別手段によ
り前記WEBコンテンツが正常に取得されなかったと判
別された場合は、前記インターネットとの接続を切断す
る接続切断手段とを備えることを特徴とする。
【0015】請求項8の電子メール受信装置は、上記請
求項7記載の電子メール受信装置において、前記接続切
断手段により前記インターネットとの接続を切断してか
らの所定時間を計時する計時手段を備え、前記接続手段
は、前記所定時間経過後に再度前記インターネットへ接
続処理を行うことを特徴とする。
【0016】請求項9の電子メール受信装置は、上記請
求項1〜8のいずれか1項記載の電子メール受信装置に
おいて、前記振り分け条件設定手段は、前記着信電子メ
ールの件名及び用件の少なくとも一方に所定文字列が含
まれることを前記振り分けの条件とすることを特徴とす
る。
【0017】請求項10の電子メール受信装置は、上記
請求項1〜9のいずれか1項記載の電子メール受信装置
において、ビデオゲーム手段を有するビデオゲーム装置
内に設けられることを特徴とする。
【0018】請求項11の電子メール受信方法は、定期
的に装置を起動させ、前記装置が起動しているときに着
信電子メールを受信し、予め設定された振り分けの条件
により前記受信された着信電子メールを分類別に振り分
け、所定の分類に振り分けられた着信電子メールを印刷
用に処理して外部印刷装置へ転送することを特徴とす
る。
【0019】請求項12の電子メール受信方法は、上記
請求項11記載の電子メール受信方法において、前記電
子メール受信装置が起動させられた後に電子メール受信
アプリケーションを起動することを特徴とする。
【0020】請求項13の電子メール受信方法は、上記
請求項11または12記載の電子メール受信方法におい
て、前記アプリケーション起動手段により起動された電
子メール受信アプリケーションの指示に応じてメールサ
ーバへアクセスし、着信電子メールがあるか否かを判別
し、前記着信電子メールがあると判別された場合に前記
着信メールを受信することを特徴とする。
【0021】請求項14の電子メール受信方法は、上記
請求項11〜13のいずれか1項記載の電子メール受信
方法において、前記所定の分類は、外部印刷装置へデー
タを転送して印刷を実行する分類であることを特徴とす
る。
【0022】請求項15の電子メール受信方法は、上記
請求項11〜13のいずれか1項記載の電子メール受信
方法において、前記所定の分類は、外部印刷装置へ所定
種類のファイルを転送して印刷を実行する分類であるこ
とを特徴とする。
【0023】請求項16の電子メール受信方法は、上記
請求項11〜13のいずれか1項記載の電子メール受信
方法において、前記所定の分類は、外部印刷装置へイン
ターネットのWEBコンテンツの内容を転送して印刷を
実行する分類であり、前記受信された着信電子メールが
前記所定の分類に振り分けられた場合にインターネット
へ接続処理を行い、前記着信電子メールに含まれるUR
Lを入力して前記WEBコンテンツを取得し、前記取得
されたWEBコンテンツの内容を印刷用にデータ処理し
て外部印刷装置へ転送することを特徴とする。
【0024】請求項17の電子メール受信方法は、上記
請求項16記載の電子メール受信方法において、前記W
EBコンテンツが正常に取得されたか否かを判別し、前
記WEBコンテンツが正常に取得されなかったと判別さ
れた場合は、前記インターネットとの接続を切断するこ
とを特徴とする。
【0025】請求項18の電子メール受信方法は、上記
請求項17記載の電子メール受信方法において、前記イ
ンターネットとの接続を切断してからの所定時間を計時
し、前記所定時間経過後に再度前記インターネットへ接
続処理を行うことを特徴とする。
【0026】請求項19の電子メール受信方法は、上記
請求項11〜18のいずれか1項記載の電子メール受信
方法において、前記着信電子メールの件名及び用件の少
なくとも一方に所定文字列が含まれることを前記振り分
けの条件とすることを特徴とする。
【0027】請求項20の記録媒体は、定期的に装置を
起動させる起動制御工程と、前記装置が起動していると
きに着信電子メールを受信する受信工程と、前記受信工
程において受信された着信電子メールを分類別に振り分
ける振り分け工程と、前記振り分けの条件を設定する振
り分け条件設定工程と、所定の分類に振り分けられた着
信電子メールを印刷用に処理して外部印刷装置へ転送す
る印刷制御工程とを含む電子メール受信プログラムをコ
ンピュータにより読取可能な形式で記録したことを特徴
とする。
【0028】請求項21の記録媒体は、上記請求項20
記載の記録媒体において、前記電子メール受信プログラ
ムは前記起動制御工程において装置が起動させられた後
に電子メール受信アプリケーションを起動するアプリケ
ーション起動工程を含むことを特徴とする。
【0029】請求項22の記録媒体は、上記請求項20
または21記載の記録媒体において、前記電子メール受
信プログラムは前記アプリケーション起動工程において
起動された電子メール受信アプリケーションの指示に応
じてメールサーバへアクセスし、着信電子メールがある
か否かを判別する着信メール判別工程を含み、前記受信
工程においては、前記着信メール判別工程において前記
着信電子メールがあると判別された場合に前記着信メー
ルを受信することを特徴とする。
【0030】請求項23の記録媒体は、上記請求項20
〜22のいずれか1項記載の記録媒体において、前記所
定の分類は、外部印刷装置へデータを転送して印刷を実
行する分類であることを特徴とする。
【0031】請求項24の記録媒体は、上記請求項20
〜22のいずれか1項記載の記録媒体において、前記所
定の分類は、外部印刷装置へ所定種類のファイルを転送
して印刷を実行する分類であることを特徴とする。
【0032】請求項25の記録媒体は、上記請求項20
〜22のいずれか1項記載の記録媒体において、前記所
定の分類は、外部印刷装置へインターネットのWEBコ
ンテンツの内容を転送して印刷を実行する分類であり、
前記電子メール受信プログラムは、前記受信工程におい
て受信された着信電子メールが前記所定の分類に振り分
けられた場合にインターネットへ接続処理を行う接続工
程と、前記着信電子メールに含まれるURLを入力して
前記WEBコンテンツを取得するコンテンツ取得工程と
を含み、前記印刷制御工程においては、前記コンテンツ
取得工程において取得されたWEBコンテンツの内容を
印刷用にデータ処理して外部印刷装置へ転送することを
特徴とする。
【0033】請求項26の記録媒体は、上記請求項25
記載の記録媒体において、前記電子メール受信プログラ
ムは、前記コンテンツ取得工程において前記WEBコン
テンツが正常に取得されたか否かを判別する判別工程
と、前記判別工程において前記WEBコンテンツが正常
に取得されなかったと判別された場合は、前記インター
ネットとの接続を切断する接続切断工程とを備えること
を特徴とする。
【0034】請求項27の記録媒体は、上記請求項26
記載の記録媒体において、前記電子メール受信プログラ
ムは、前記接続切断工程において前記インターネットと
の接続を切断してからの所定時間を計時する計時工程
と、前記所定時間経過後に再度前記インターネットへ接
続処理を行う再接続工程とを含むことを特徴とする。
【0035】請求項28の記録媒体は、上記請求項20
〜27のいずれか1項記載の記録媒体において、前記振
り分け条件設定工程においては、前記着信電子メールの
件名及び用件の少なくとも一方に所定文字列が含まれる
ことを前記振り分けの条件とすることを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図12を参照して、
本発明の実施形態を説明する。
【0037】(第1実施形態)まず、図1〜図9を参照
して本発明の第1実施形態について説明する。
【0038】図1は、本実施形態に係る電子メール受信
装置を含むシステム構成図である。
【0039】同図において、101は、本発明に係る電
子メール受信装置として機能するビデオゲーム装置本体
である。ビデオゲーム装置101には、ICカードスロ
ットに外部と電子メール等の送受信を行うモデムカード
(PCMCIA)106が装着されており、別のスロッ
トには受信した電子メール等の保存に使用されるメモリ
カード107が装着されている。
【0040】また、ビデオゲーム装置本体101には、
ケーブル104を介して、後述する手法により振り分け
制御が行われた電子メールを印刷する印刷装置102が
接続されており、ケーブル105には、受信した電子メ
ール等の表示を行う表示装置103が接続されている。
【0041】図2は、図1に示した電子メール受信装置
として機能するビデオゲーム装置本体101の機能構成
を示すブロック図である。
【0042】同図において、電子メールは、が部よりビ
デオゲーム器本体101に装着されたモデムカード10
6を介して、電子メール制御部202内の電子メール受
信部201で受信される。受信された電子メールは電子
メール振り分け処理等を行う電子メール処理部203に
より、予め設定された分類毎に振り分けられ、その結果
は表示制御部204へ表示データが送られて表示装置1
03に表示される。
【0043】着信電子メールは、基本的にはすべてビデ
オゲーム装置本体101に装着されたメモリカード(外
部保存メモリ)107に保存される。また、メモリカー
ド107に保存された着信電子メールのうち、後述する
振り分けにより分類「印刷装置へ」に振り分けられたも
のについては、その電子メールデータが印刷制御部20
5に送られて、外部に接続されている印刷装置102に
より印刷出力される。
【0044】定期起動制御部206は、定期電子メール
アプリケーション起動部207及び定期メールサーバア
クセス部208とを含む。定期起動制御部206は、後
述する電池521(図5)でバックアップされたタイマ
520により主電源(不図示)を立ち上げた後、定期電
子メールアプリケーション起動部207によりアプリケ
ーションを立ち上げ、さらに定期メールサーバアクセス
部208により、電子メール受信部201及びモデムカ
ード106を介して外部契約プロバイダ内のメールサー
バ(不図示)にアクセスすることにより着信電子メール
の有無を確認する。もし着信電子メールがある場合に
は、電子メール受信部201により受信処理が行われ
る。
【0045】図3及び図4は、本発明が適用されるビデ
オゲーム装置の外観図である。両図に示すように、ビデ
オゲーム装置1は、基本的には、ビデオゲーム装置本体
101と、ビデオゲーム装置本体101に対してケーブ
ル27を介して接続されている操作装置17とにより構
成されている。
【0046】図3において、ビデオゲーム装置本体10
1の前面部には、電動引きこみ型のトレイ方式のディス
ク装着部3が設けられ、その内部には図5に示すような
DVD−ROM51やCD−ROM(不図示)や読み書
き可能なメディア(RAM)(不図示)を装着可能であ
る。図中ディスク装着部3の右側上部には、装置の電源
をオンまたはオフするときに操作される電源スイッチ5
が設けられている。また、図中ディスク装着部3の右側
下部には、ディスク装着部3に対して各種メディアを着
脱するときに操作されるディスク操作スイッチ6が設け
られている。
【0047】また、ビデオゲーム装置本体101の前面
部には、接続部7Aおよび7Bが設けられている。これ
らの接続部7Aまたは7Bは、それぞれ、操作装置17
に対してケーブル27を介して接続されている接続端子
部26(図4)と接続することができるように構成され
ている。すなわち、このビデオゲーム装置本体101に
は、2台の操作装置17を接続することができるように
構成されている。
【0048】ビデオゲーム装置本体101の前面部に
は、また、主にメモリカード等からなる記録装置を装着
可能な2つのスロット38A、38Bが設けられてい
る。本実施形態では、スロット38Aにメモリカード1
07が装着されている場合について説明する。
【0049】ビデオゲーム装置本体101の左下部に
は、2つのUSBポート4A、4Bが設けられている。
本実施形態では、図中下側のUSBポート4Bにケーブ
ルを介して印刷装置102が接続されている。USBポ
ート4A、4Bの図中右側には、400Mbit/se
cのデータ転送能力のあるIEEE1394ポート8が
設けられている。
【0050】さらに、ビデオゲーム装置本体101に
は、ICカード等を接続可能であるPCカード(PCM
CIA typeIII)スロット9が設けられている。本実施
形態では、PCカードスロット9にはモデムカード10
6が装着されている。
【0051】図4は、接続部7Bに接続端子部26が接
続されており、接続部7Aには接続端子部が装着されて
いない状態を示している。
【0052】操作装置17は、左右の手で把持される支
持部20が左右に設けられており、各支持部20の先端
には操作部24が設けられている。また、各支持部20
の上面には、操作部18がそれぞれ設けられている。操
作部24は左右の手の人差し指で主に操作することがで
き、また、操作部18は、左右の手の親指で主に操作す
ることができるように配置されている。
【0053】各操作部18の間には、ゲーム中にセレク
ト操作を行うときに操作されるセレクトスイッチ(不図
示)とゲーム等を開始するときに操作されるスタートス
イッチ23とが設けられている。
【0054】図5は、ビデオゲーム器本体101の内部
構成を示すブロック図である。メインCPU507は、
128ビットのメインバス505を介して各種の処理を
実行する。この128ビットのメインバス505には、
2本のベクトル演算エンジンとして、VPE0(Vector
Processing Engine 0)508、VPE1 509、及
びIPU(Image Processing Unit)503が接続され
ている。
【0055】メインCPU507のコアは2本の整数演
算ユニット(Integer Unit)(不図示)と浮動小数点演
算ユニット(FPU: Floating Point Unit)506と複数
のキャッシュメモリ(不図示)等から構成されている。
【0056】VPE0 508は主にメインCPU50
7のコプロセッサとして、VPE1509は主にグラフ
ィックスよりの各種計算を行うために用いられ、例えば
メインCPU507からの演算要求に対して、座標変
換、光源計算、透視変換曲面の生成等の計算を行う。
【0057】IPU503は主にMPEG2のデコード
(データ伸長)に用いられる演算エンジンである。デコ
ード後には、データが大幅に増大するので、データ転送
時におけるメインバス505の圧迫を防止するために、
データを瞬時に圧縮してVPE1 509に渡すような
機能を構成している。IPU503では、MPEG2の
デコード以外にも、色空間の変換やベクトル量子化処理
も行われる。
【0058】メインバス505を介してIPU503か
ら転送される圧縮データは、VPEG1 509にある
瞬時解凍機構により解凍される。
【0059】メインバス505には、CPU507等の
演算ユニットのほか、RAM(Random Access Memory)
からなるメインメモリ504、メインDMA(Direct M
emory Access Controller)502、及びレンダリング
プロセッサとしてのGPU(Graphic Processing Uni
t)511へ接続されるGPUインターフェース(GP
UI/F)510が接続されている。GPU I/F5
10は、VPE1 509にも接続されている。
【0060】メインメモリ504はDirect RD
RAM(RAM BUS社仕様 DRAM)から構成され
ており、各種のプログラムやデータ等が適宜記憶され
る。
【0061】メインDMA502は、メインメモリ50
4上のデータを、128ビットメインバス505を介し
てGPU I/F510に渡す作業を行う。
【0062】GPU I/F510からデータがビデオ
出力されるまでの間には、グラフィックシンセサイザー
機能が存在する。この機能は、グラフィックの描画を担
当するGPU511と、ディスプレイ表示を担当するC
RTC(CRT Controller)512、フレームメモリ51
3等から構成されている。
【0063】GPU511は、PKE(Programmable P
acket Engine)によるアンパケット処理と、プログラム
に対応してデータを処理する演算部と、演算部から供給
された描画命令を解釈し、頂点の色データと奥行きを表
示するZ値とからポリゴン(三角形や四角形等の基本的
な単位図形)を構成する全ての画素と色とを考慮して、
フレームメモリ513に画素データを書きこむ処理(レ
ンダリング処理)を行う描画部とから構成されている。
【0064】CRTC512の表示部103への出力
は、現在のテレビ方式であるNTSC(National Telev
ision Standard Committee)やPAL(Phase Alternat
ion byLine)に加えてDTC(Digital TV)に対応して
いる。画面サイズは最大で1280×1024ドットで
ある。本実施形態では、表示制御部204からの表示用
データは、最終的にCRTC512を介して表示装置1
03へ出力される。
【0065】メインバス505より低速でありバス幅が
32ビットであるサブバス519は、メインバス505
とサブバスI/F514を介して接続されている。サブ
バス519には、USBポート4(4A及び4B)を介
して印刷装置102への印刷データを送る印刷制御をし
たり、PCカードスロット9に装着されるモデムカード
106を介して電子メールを受信したり、スロット38
(38A及び38B)に装着されるメモリカード107
に情報を格納したり、IEEE1394ポート8を介し
て所定のデータ転送をしたりする等、さまざまな入出力
インターフェースを制御するためのI/Oプロセッサと
してのサブCPU516が設けられている。サブCPU
516の動作環境として、サブRAM517、サブRO
M518、サブDMA515が構成されていて、サブC
PU516は各種I/Oとのやり取りを行う。
【0066】タイマ520はビデオゲーム装置本体10
1の主電源(不図示)がオフされた後も電池521によ
りバックアップされており、定期的に、または設定時刻
になると、タイマ520から電源制御部(POWERC: Powe
r Controller)522へトリガ信号が発行され、POW
ERC522では主電源立上げ制御が行われる。また、
タイマ520からは上述した定期電子メールアプリケー
ション起動部207へも、所定のタイミングでトリガ信
号が発行される。
【0067】つぎに、表示装置103への表示処理に関
し、基本的動作の一例について説明する。
【0068】サブCPU516はサブバス519を介し
てDVD−ROM501ドライブに接続されている。サ
ブCPU516は、操作装置17の操作に対応して、D
VD−ROMドライブ501を制御し、DVD−ROM
(不図示)を再生させ、その再生データをサブRAM5
17に記憶させる。記憶された再生データは、サブバス
I/F 514を介してメインメモリ504へDMA転
送され、メインメモリ504に記憶される。メインCP
U507は、メインメモリ504のデータを読出し、演
算を行い、この結果に基づいてポリゴンの組み合わせと
して表示装置103に表示すべき三次元モデルを定義す
る。そして、メインCPU507は、三次元画像を描画
するための各ポリゴンに対応する描画命令を作成し、こ
の描画命令をコマンドパケットとしてGPU511へ転
送する。
【0069】GPU511においては、描画命令をアン
パケット化してローカルメモリ(不図示)に記憶する。
そして、GPU511はこの描画命令を解釈し、ポリゴ
ンの頂点から中間の頂点を補間生成する等してポリゴン
を描画する命令を作成する。このポリゴン描画命令に対
応して、ポリゴンの頂点の色データと奥行きを示すZ値
とを考慮して、画素データをフレームメモリ513に描
画するレンダリング処理が行われる。描画部は、また、
フレームメモリ513に描画された画素データを読み出
して、CRTC512を介して表示装置103にその画
素データを出力し、表示を行わせる。
【0070】図6は、本実施形態に係る電子メール受信
処理手順を示すフローチャートである。
【0071】ビデオゲーム装置本体101は、最初、主
電源オフ状態にあるものとする。ただし、印刷装置は特
に家庭用の汎用印刷装置には、リモートアクセスで電源
を投入できる機種が限定されるため、常時電源は投入さ
れている状態であるものとする。
【0072】タイマ520により、所定のタイミングで
定時タイマトリガが発行されると(ステップS60
1)、それを受けてPOWERC522により主電源立
上げ制御が行われ(ステップS602)、主電源が立ち
上げられる。その後、タイマ520により起動トリガが
発行され、その起動トリガが電子メールアプリケーショ
ン起動部207へ送られ(ステップS603)、電子メ
ールアプリケーション起動部207により電子メールア
プリケーションが起動され(ステップS604)、さら
に定期メールサーバアクセス部208により、例えばア
ナログ回線を介して外部契約プロバイダ内のメールサー
バにアクセスすることにより、着信電子メールの有無が
確認される(ステップS605)。そして、着信電子メ
ールがあるか否かが判別され(ステップS606)、着
信電子メールがない場合はプロバイダ接続(アナログ回
線接続)が切断され、主電源がオフにされて、本手順が
終了される。
【0073】一方、ステップS606の判別で、着信電
子メールがある場合は、その着信電子メールを取りこむ
処理が行われ(ステップS607)、取りこみ後にプロ
バイダ接続が切断される。
【0074】ステップS607における着信電子メール
取りこみ処理等の制御は、サブCPU516により行わ
れる。取りこまれた電子メールは、サブCPUのワーク
メモリであるサブRAM517に記憶される。
【0075】そして、後述する分類の一つである分類
「印刷装置」に電子メールが割り振られているか否かが
判別され(ステップS608)、割り振られている場合
は、電子メールが印刷制御部205へ転送され(ステッ
プS610)、印刷用にデータ処理が行われ(ステップ
S611)、その処理により得られる印刷データが印刷
装置102に送信される(ステップS612)。
【0076】電子メールにはボディ部とヘッダ部とがあ
り、印刷用データ処理ではボディ部の印刷は必須であ
る。ヘッダ部の件名、着信日時、差出人メールアドレ
ス、送信先メールアドレス等に対しては、予め決められ
た書式に則り編集処理が行われる。分類「印刷装置へ」
へは、差出人メールアドレスまたは件名等に基づいて振
り分けられる。例えば、見逃してはならない最重要ラン
クのAさんから送信された電子メールを分類「印刷装置
へ」に差出人設定することにより、差出人がAさんであ
る電子メールはすべて分類「印刷装置へ」へ振り分けら
れ、この分類「印刷装置へ」へ振り分けられた電子メー
ルは、後述する手法により全て自動的に印刷出力され
る。
【0077】本実施形態では、「印刷装置へ」に分類す
るために件名で「印刷希望」を設定し、着信電子メール
の件名に「印刷希望」と一致する文字列があるときにそ
の着信電子メールは分類「印刷装置へ」へ振り分けられ
る。
【0078】なお、分類「印刷装置へ」への振り分け
は、差出人設定や件名設定のほか、それらの論理和また
は論理積に設定することも可能である。
【0079】ステップS608の判別で、着信電子メー
ルが分類「印刷装置へ」へ振り分けられていない場合、
あるいはステップS612で印刷データが印刷装置10
2へ送信された後は、電子メールの振り分け処理が行わ
れ(ステップS609)、分類「印刷装置へ」へ振り分
けられた電子メールも、この手順で再度振り分けられ
る。そして、振り分けられた電子メールはメモリカード
107へ格納され(ステップS613)、すべての処理
が終了した場合には各電源がOFFにされて、本手順が
終了される。
【0080】なお、本実施形態では、リモートアクセス
で電源投入ができない印刷装置を一例として説明した
が、電源がリモートアクセス可能な印刷装置であって、
ゲーム装置本体101及び印刷装置102に対してそれ
ぞれ電源投入制御を行うように構成することも可能であ
る。
【0081】ここで、ビデオゲーム装置本体101で予
め設定すべき項目について説明する。
【0082】(1)定期電子メールアクセス設定 まず、ビデオゲーム装置本体101の電源を投入し、電
子メールアプリケーションを立ち上げて、そのアプリケ
ーション画面から「設定」または「定期電子メールアク
セス設定」が選択されると、図7に示す画面が表示装置
103に表示される。なお、図7は、表示装置103の
表示画面上に表示されるアプリケーション画面の一例を
示す説明図である。
【0083】図7において、操作装置を用いてボタン7
01をクリックすることにより「定期電子メールアクセ
スを有効にする」701を選択すると、起動時間設定画
面702が有効になり時間設定が可能となる。起動タイ
ミングとして、所望する複数の時刻を設定することもで
き、また、一定時間間隔でアクセスを行うように起動タ
イミングを設定することもできる。
【0084】このように起動時間の設定が終了すれば、
設定時刻に自動的に電子メールアクセスが実行される。
本実施形態では、電源オフ時についての説明であるが、
電源投入状態であっても定期電子メールアクセスは可能
であることはいうまでもない。
【0085】(2)振り分け制御の設定 自動印刷の振り分け制御の設定を行うために、アプリケ
ーション画面から「設定」または「振り分け設定」が選
択されると、図8に示す画面が表示装置103に表示さ
れる。なお、図8は、振り分け設定時に表示装置103
の表示画面上に表示されるアプリケーション画面の一例
を示す説明図である。
【0086】この画面の「分類」として下ボタン801
を押下すると、表示欄802に分類「印刷装置へ」が表
示される。これを選択した後、さらに、件名内条件とし
て文字列欄803に振り分け条件文字列を書きこみ、用
件内条件として文字列欄804に振り分け条件文字列を
書きこむ。これらの条件は一方のみでもよく、また、両
方の条件を用いる場合にはAND条件又はOR条件を選
択欄805において選択する。また、なお、振り分け制
御設定を複数設定することも可能である。
【0087】図9は、ビデオゲーム装置本体101内に
保存される振り分け条件設定を記憶するデータベースの
概念図である。同図に示すように設定されている場合、
例えば、件名として「印刷希望」が設定されている場合
には、件名に「印刷希望」という文字列が含まれている
電子メールが分類「印刷装置へ」へ振り分けられる。
【0088】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、例えば外出先からメールサーバにアクセスして着信
電子メールの内容を確認し、印刷して残しておきたいメ
ールであると判断した場合にはその電子メールが分類
「印刷装置へ」へ振り分けられるように、例えば件名に
「印刷希望」という文字列を含ませてから自分宛に転送
することにより、上述した手順により定期的に行われる
電子メール受信動作によって自動的にその電子メールの
受信及び印刷が行われる。従って、外部端末からのリモ
ートアクセスによる電子メールの印刷を行う場合であっ
ても、従来のようにリモートアクセス時の待ち時間の発
生する余地はなく、従来と比較してより単純なシステ
ム、より簡単な操作で実現することができる。
【0089】また、必要なときにのみ電子メール受信装
置として機能するビデオゲーム装置の電源を立ち上げる
ので、装置の一部を常に電源オン状態にしておかなけれ
ばならないリモートアクセス方式と比較して、省電力化
を図ることができる。
【0090】また、外出中に緊急を要する電子メールが
着信した場合であっても、外出する前に定期電子メール
受信の時間設定を帰宅予定時刻の少し前の時刻とするこ
とにより、帰宅時には本体を立ち上げなくてもすでに自
動的に印刷出力された電子メールを読むことができるた
め、素早い対応が可能になり、また、重要な電子メール
の見逃しを防止するという効果も得られる。
【0091】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を、図10を参照して説明する。なお、電子メール
受信装置としてのビデオゲーム装置は、上述した第1実
施形態におけるビデオゲーム装置と同様の構成により実
現可能である。
【0092】図10は、本実施形態に係る電子メール受
信装置としてのビデオゲーム装置により行われる電子メ
ール受信処理手順を示すフローチャートである。同図に
おいて、ステップS901からステップS907までの
処理手順は、上述した第1実施形態の図6に示したステ
ップS601からステップS607までの処理手順と同
様である。
【0093】ステップS907において着信電子メール
の取りこみが行われた後、図8に示したように予め設定
されている分類「写真を印刷装置へ」へその着信電子メ
ールが振り分けられているか否かが判別され(ステップ
S908)、振り分けられている場合は電子メール内の
写真ファイル(例えばJPEGデータ)が印刷制御部20
5へ転送され(ステップS910)、その写真ファイル
が例えばRAW−RGBデータ変換、サイズ変換、色処
理等の処理によって印刷用にデータ処理され(ステップ
S911)、処理された印刷データが印刷装置102へ
送信される(ステップS912)。
【0094】なお、印刷用データ処理では、写真ファイ
ルを所定のサイズに変更することができる(例えば、印
刷の最高品位をデフォルトとして印刷した場合に、サイ
ズ変更により印刷が荒くなる場合がある)。また、ヘッ
ダ部の件名、着信日時、差出人メールアドレス、送信先
メールアドレス等を所定の書式に則り編集処理し、その
データを図8に示したデータベースに追加することも可
能である。
【0095】上記電子メール受信手順において、分類
「写真を印刷装置へ」へ振り分けられるために件名内条
件として文字列「写真印刷希望」が件名に含まれている
ことを条件とするように設定すると、件名に「写真印刷
希望」の文字列が含まれている電子メールが分類「写真
を印刷装置へ」へ分類される。
【0096】分類「写真を印刷装置へ」へ振り分けられ
た電子メールがない場合、またはステップS912にお
ける印刷データの送信が終了した場合は、差出人設定、
件名設定、あるいはこれらの論理和若しくは論理積を用
いて電子メールが振り分けられ(ステップS909)、
振り分けられた電子メールがメモリカード107へ格納
される(ステップS913)。その後、すべての処理が
終了していれば、電源がオフにされ、本手順が終了され
る。
【0097】なお、本実施形態においても、上述した第
1実施形態と同様に、リモートアクセスで電源投入がで
きない印刷装置を一例として説明したが、電源がリモー
トアクセス可能な印刷装置であって、ゲーム装置本体1
01及び印刷装置102に対してそれぞれ電源投入制御
を行うように構成することも可能である。
【0098】ここで、ビデオゲーム装置本体101で予
め行われる振り分け制御の設定について説明する。
【0099】自動印刷の振り分け制御の設定を行うため
に、アプリケーション画面から「設定」または「振り分
け設定」が選択されると、図8に示す画面と同様の画面
が表示装置103に表示される。
【0100】この画面の「分類」として下ボタン801
を押下すると、表示欄802に分類「写真を印刷装置
へ」が表示される。これを選択した後、さらに、件名内
条件として文字列欄803に振り分け条件文字列を書き
こみ、用件内条件として文字列欄804に振り分け条件
文字列を書きこむ。これらの条件は一方のみでもよく、
また、両方の条件を用いる場合にはAND条件又はOR
条件を選択欄805において選択する。また、なお、振
り分け制御設定を複数設定することも可能である。
【0101】また、ビデオゲーム装置本体101の負荷
を軽くするために、振り分け条件として、ファイルの種
類を特定して、例えば電子メールに添付された写真ファ
イルが「JPEGファイル」であるときにその電子メー
ルを分類「写真を印刷装置へ」へ振り分けるように構成
すれば、その振り分け後はJPEGファイルのみの解凍
処理、サイズ変換、色処理等を行えばよいように構成す
ることも可能である。
【0102】以上説明したように本実施形態によれば、
例えば外出先でデジタルカメラ等を用いて取りこんだ画
像を印刷して残しておきたい場合に、電子メールにその
画像データを添付し、分類「写真を印刷装置へ」へその
電子メールが振り分けられるように件名に所定の文字列
を含ませて送信することにより、定期電子メール受信動
作によりその電子メールは自動的に印刷出力され、帰宅
時には印刷画像を見ることができる。従って、外部端末
からのリモートアクセスによる電子メールの印刷を行う
場合であっても、従来のようにリモートアクセス時の待
ち時間の発生する余地はなく、従来と比較してより単純
なシステム、より簡単な操作で実現することができる。
【0103】また、必要なときにのみ電子メール受信装
置として機能するビデオゲーム装置の電源を立ち上げる
ので、装置の一部を常に電源オン状態にしておかなけれ
ばならないリモートアクセス方式と比較して、省電力化
を図ることができる。
【0104】(第3実施形態)つぎに、本発明の第3実
施形態を、図11を参照して説明する。なお、電子メー
ル受信装置としてのビデオゲーム装置は、上述した第1
実施形態におけるビデオゲーム装置と同様の構成により
実現可能である。
【0105】図11は、本実施形態に係る電子メール受
信装置としてのビデオゲーム装置により行われる電子メ
ール受信処理手順を示すフローチャートである。
【0106】同図において、ステップS1001からス
テップS1007までの処理手順は、上述した第1実施
形態の図6に示したステップS601からステップS6
07までの処理手順と同様である。
【0107】ステップS1007において着信電子メー
ルの取りこみが行われた後、予め設定されている分類
「コンテンツを印刷装置へ」へその着信電子メールが振
り分けられているか否かが判別され(ステップS90
8)、振り分けられている場合は、上記プロバイダ経由
でインターネットでの接続処理が行われ(ステップS1
010)、電子メールに含まれているURLを設定して
所望コンテンツを開く処理が行われる(ステップS10
11)。そして、所望コンテンツが正常に開かれたか否
かが判別される(ステップS1012)。
【0108】ステップS1012の判別で、コンテンツ
が正常に開かれた場合は、コンテンツの内容が印刷制御
部207に転送され(ステップS1013)、印刷制御
部207においてその内容が印刷用にデータ処理される
(ステップS1014)。コンテンツの内容は、HTM
L形式で記述された主にTEXTデータとGIFファイ
ルとから構成され、それらの内容を印刷用誌1枚に収ま
るように編集することが好ましい。
【0109】印刷用に処理されたデータは、印刷装置1
02へ送信され(ステップS1015)、その後プロバ
イダ接続(アナログ回線接続)が切断される(ステップ
S1016)。
【0110】本実施形態では、着信電子メールを分類
「コンテンツを印刷装置へ」へ分類するために、件名に
「コンテンツ印刷希望」の文字列を設定し、この文字列
を含む電子メールを分類「コンテンツを印刷装置へ」へ
振り分ける。差出人設定、件名設定による振り分けの
他、これらの論理和もしくは論理積を設定することも可
能である。
【0111】ステップS1008の判別で分類「写真を
印刷装置へ」へ振り分けられた電子メールがない場合、
またはステップS1015における印刷データの送信が
終了した場合は、差出人設定、件名設定、あるいはこれ
らの論理和若しくは論理積を用いて電子メールが振り分
けられる(ステップS1009)。上述したように分類
「コンテンツを印刷装置へ」へ振り分けられた電子メー
ルも、このステップで再び振り分けられる。振り分けら
れた電子メールは、メモリカード107へ格納される
(ステップS1017)。その後、すべての処理が終了
していれば、電源がオフにされ、本手順が終了される。
【0112】ここで、ビデオゲーム装置本体101で予
め行われる振り分け制御の設定について説明する。
【0113】自動印刷の振り分け制御の設定を行うため
に、アプリケーション画面から「設定」または「振り分
け設定」が選択されると、図8に示す画面と同様の画面
が表示装置103に表示される。
【0114】この画面の「分類」として下ボタン801
を押下すると、表示欄802に分類「コンテンツを印刷
装置へ」が表示される。これを選択した後、さらに、件
名内条件として文字列欄803に振り分け条件文字列を
書きこみ、用件内条件として文字列欄804に振り分け
条件文字列を書きこむ。これらの条件は一方のみでもよ
く、また、両方の条件を用いる場合にはAND条件又は
OR条件を選択欄805において選択する。また、な
お、振り分け制御設定を複数設定することも可能であ
る。
【0115】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、例えば外出先からインターネット検索で見つけたコ
ンテンツを印刷して残しておきたい場合に、電子メール
に所望のコンテンツURLをコピーして電子メールに添
付し、件名内条件として設定されている文字列、例えば
「コンテンツ印刷希望」を件名に含ませて自分宛に送信
することにより、定期電子メール受信動作が行われたと
きに自動印刷され、帰宅時には印刷画像をみることがで
きる。従って、外部端末からのリモートアクセスによる
電子メールの印刷を行う場合であっても、従来のように
リモートアクセス時の待ち時間の発生する余地はなく、
従来と比較してより単純なシステム、より簡単な操作で
実現することができる。
【0116】また、必要なときにのみ電子メール受信装
置として機能するビデオゲーム装置の電源を立ち上げる
ので、装置の一部を常に電源オン状態にしておかなけれ
ばならないリモートアクセス方式と比較して、省電力化
を図ることができる。
【0117】また、コンテンツ内容が画像である場合に
は印刷にかなりの時間がかかるため、特にユーザの利便
性が向上する。
【0118】また、コンテンツの内容辞退を送信する必
要がなく、電子メールの要領を小さくすることができる
ので、転送時間が少なくなり、格納メモリ容量も少なく
てすむので、省資源化を図ることが可能となる。
【0119】(第4実施形態)次に、本発明の第4実施
形態を、図12を参照して説明する。なお、電子メール
受信装置としてのビデオゲーム装置は、上述した第1実
施形態におけるビデオゲーム装置と同様の構成により実
現可能である。
【0120】図12は、本実施形態に係る電子メール受
信装置としてのビデオゲーム装置により行われる電子メ
ール受信処理手順を示すフローチャートである。
【0121】同図から明らかなように、本実施形態は、
上述した第3実施形態の図12、ステップS1012の
判別で、コンテンツが正常に開かれなかった場合の処理
を追加した点で、第3実施形態と相違する。これ以外の
処理手順は、上記図12のフローチャートに示した処理
手順と同様であるので、同一手順には同一番号を付して
ある。
【0122】ステップS1012において、コンテンツ
が正常に開かれなかった場合であっても、例えば回線が
混雑していたり、URLが正しくない等の原因によりト
ラブルが発生している場合があることを考慮して、本実
施形態では、一旦プロバイダ接続を切断し(ステップS
1201)、所定時間経過後に(ステップS1202)
ステップS1010に進んで再度接続処理が行われる。
そして、エラーメッセージがなければ正常にコンテンツ
が開かれたと判断して、ステップS1013以降の処理
に進む。
【0123】このように、一度の接続処理によって所望
するコンテンツを正常に開くことが出来なかった場合で
も再度接続処理を行うようにしたので、上述した第3実
施形態により得られる効果に加えて、より確実に所望す
るコンテンツを得ることが出来るという効果が得られ
る。
【0124】(他の実施形態)なお、本発明は、複数の
機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器
から成る装置に本発明を適用してもよい。また、本発明
は、システムあるいは装置にプログラムを供給すること
によって実施される場合にも適用できることはいうまで
もない。この場合、本発明に係るプログラムを格納した
記憶媒体が本発明を構成することになる。そして、該記
憶媒体からそのプログラムをシステムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、予
め定められたしかたで動作する。
【0125】また、上述した実施形態の機能を実現する
ソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を
システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは
装置のコンピュータ(またはCPU,MPU)が記憶媒
体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するこ
とによっても、本発明の目的が達成されることはいうま
でもない。
【0126】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。プログラムコードを供給す
る為の記憶媒体としては、例えば、フロッピーディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROM等を用いることができる。
【0127】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
はいうまでもない。
【0128】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の電子メ
ール受信装置または請求項11の電子メール受信方法に
よれば、定期的に装置を起動させ、前記装置が起動して
いるときに着信電子メールを受信し、予め設定された振
り分けの条件により前記受信された着信電子メールを分
類別に振り分け、所定の分類に振り分けられた着信電子
メールを印刷用に処理して外部印刷装置へ転送するよう
にしたので、例えば端末からのリモートアクセスによ
る、電子メール受信装置に接続されている印刷装置を用
いた電子メールの印刷は、上記予め設定された振り分け
の条件を電子メールに付加しておくことにより実現でき
る、すなわち外部端末からのリモートアクセスによる電
子メール受信装置に接続されている印刷装置を用いた電
子メールの印刷を、より単純なシステム、より簡単な操
作で実現することができるという効果が得られる。
【0130】請求項5の電子メール受信装置または請求
項15の電子メール受信方法によれば、前記所定の分類
は、外部印刷装置へ所定種類のファイルを転送して印刷
を実行する分類であるので、たとえば外出先で得た画像
を印刷して残したい場合に、電子メールに所定種類のフ
ァイルとしての写真画像ファイルを添付しておけば、写
真の印刷を外出先から行わせることができる、すなわ
ち、外部端末からのリモートアクセスによる電子メール
受信装置に接続されている印刷装置を用いた印刷を、よ
り単純なシステム、より簡単な操作で実現することがで
きるという効果が得られる。
【0131】請求項6の電子メール受信装置または請求
項16の電子メール受信方法によれば、前記所定の分類
は、外部印刷装置へインターネットのWEBコンテンツ
の内容を転送して印刷を実行する分類であり、前記受信
された着信電子メールが前記所定の分類に振り分けられ
た場合にインターネットへ接続処理を行い、前記着信電
子メールに含まれるURLを入力して前記WEBコンテ
ンツを取得し、前記取得されたWEBコンテンツの内容
を印刷用にデータ処理して外部印刷装置へ転送するよう
にしたので、たとえば外出先で見つけたコンテンツを印
刷して残したい場合に、電子メールにURLを添付して
おけば、そのコンテンツの印刷を外出先から行わせるこ
とができる、すなわち、外部端末からのリモートアクセ
スによる電子メール受信装置に接続されている印刷装置
を用いた印刷を、より単純なシステム、より簡単な操作
で実現うることができるという効果が得られる。
【0132】請求項10の電子メール受信装置によれ
ば、ビデオゲーム手段を有するビデオゲーム装置内に設
けられるので、資源の共用を図り、ユーザの利便性、経
済性が向上し、共通化により装置の簡略化を図ることが
できるという効果が得られる。
【0133】請求項20の記録媒体によれば、定期的に
装置を起動させる起動制御工程と、前記装置が起動して
いるときに着信電子メールを受信する受信工程と、前記
受信工程において受信された着信電子メールを分類別に
振り分ける振り分け工程と、前記振り分けの条件を設定
する振り分け条件設定工程と、所定の分類に振り分けら
れた着信電子メールを印刷用に処理して外部印刷装置へ
転送する印刷制御工程とを含む電子メール受信プログラ
ムをコンピュータにより読取可能な形式で記録したの
で、かかるプログラムを従来の電子メール受信装置のコ
ンピュータに読み取らせて実行させることにより、上記
請求項1の電子メール受信装置と同様の効果を得ること
ができる。
【0134】請求項24の記録媒体によれば、前記所定
の分類は、外部印刷装置へ所定種類のファイルを転送し
て印刷を実行する分類であるので、かかるプログラムを
従来の電子メール受信装置のコンピュータに読み取らせ
て実行させることにより、上記請求項5の電子メール受
信装置と同様の効果を得ることができる。
【0135】請求項25の記録媒体によれば、前記所定
の分類は、外部印刷装置へインターネットのWEBコン
テンツの内容を転送して印刷を実行する分類であり、前
記電子メール受信プログラムは、前記受信工程において
受信された着信電子メールが前記所定の分類に振り分け
られた場合にインターネットへ接続処理を行う接続工程
と、前記着信電子メールに含まれるURLを入力して前
記WEBコンテンツを取得するコンテンツ取得工程とを
含み、前記印刷制御工程においては、前記コンテンツ取
得工程において取得されたWEBコンテンツの内容を印
刷用にデータ処理して外部印刷装置へ転送するので、か
かるプログラムを従来の電子メール受信装置のコンピュ
ータに読み取らせて実行させることにより、上記請求項
6の電子メール受信装置と同様の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電子メール受信装
置を含むシステム構成図である。
【図2】図1に示した電子メール受信装置として機能す
るビデオゲーム装置本体101の機能構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明が適用されるビデオゲーム装置の外観図
である。
【図4】本発明が適用されるビデオゲーム装置の外観図
である。
【図5】ビデオゲーム装置本体101の内部構成を示す
ブロック図である。
【図6】本実施形態に係る電子メール受信処理手順を示
すフローチャートである。
【図7】表示装置103の表示画面上に表示されるアプ
リケーション画面の一例を示す説明図である。
【図8】振り分け設定時に表示装置103の表示画面上
に表示されるアプリケーション画面の一例を示す説明図
である。
【図9】ビデオゲーム装置本体101内に保存される振
り分け条件設定を記憶するデータベースの概念図であ
る。
【図10】本発明の第2実施形態に係る電子メール受信
装置としてのビデオゲーム装置により行われる電子メー
ル受信処理手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3実施形態に係る電子メール受信
装置としてのビデオゲーム装置により行われる電子メー
ル受信処理手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第4実施形態に係る電子メール受信
装置としてのビデオゲーム装置により行われる電子メー
ル受信処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 ビデオゲーム装置本体 102 印刷装置 103 表示装置 201 電子メール受信部 203 電子メール処理部 204 表示制御部 205 印刷制御部 207 定期電子メールアプリケーション起動部 208 定期メールサーバアクセス部

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定期的に装置を起動させる起動制御手段
    と、 前記装置が起動しているときに着信電子メールを受信す
    る受信手段と、 前記受信手段により受信された着信電子メールを分類別
    に振り分ける振り分け手段と、 前記振り分けの条件を設定する振り分け条件設定手段
    と、 所定の分類に振り分けられた着信電子メールを印刷用に
    処理して外部印刷装置へ転送する印刷制御手段とを備え
    ることを特徴とする電子メール受信装置。
  2. 【請求項2】 前記起動制御手段により装置が起動させ
    られた後に電子メール受信アプリケーションを起動する
    アプリケーション起動手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の電子メール受信装置。
  3. 【請求項3】 前記アプリケーション起動手段により起
    動された電子メール受信アプリケーションの指示に応じ
    てメールサーバへアクセスし、着信電子メールがあるか
    否かを判別する着信メール判別手段を備え、 前記受信手段は、前記着信メール判別手段により前記着
    信電子メールがあると判別された場合に前記着信メール
    を受信することを特徴とする請求項1または2記載の電
    子メール受信装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の分類は、外部印刷装置へデー
    タを転送して印刷を実行する分類であることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項記載の電子メール受信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記所定の分類は、外部印刷装置へ所定
    種類のファイルを転送して印刷を実行する分類であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の電子
    メール受信装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の分類は、外部印刷装置へイン
    ターネットのWEBコンテンツの内容を転送して印刷を
    実行する分類であり、 前記電子メール受信装置は、前記受信手段により受信さ
    れた着信電子メールが前記所定の分類に振り分けられた
    場合にインターネットへ接続処理を行う接続手段と、前
    記着信電子メールに含まれるURLを入力して前記WE
    Bコンテンツを取得するコンテンツ取得手段とを備え、 前記印刷制御手段は、前記コンテンツ取得手段により取
    得されたWEBコンテンツの内容を印刷用にデータ処理
    して外部印刷装置へ転送することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項記載の電子メール受信装置。
  7. 【請求項7】 前記コンテンツ取得手段により前記WE
    Bコンテンツが正常に取得されたか否かを判別する判別
    手段と、 前記判別手段により前記WEBコンテンツが正常に取得
    されなかったと判別された場合は、前記インターネット
    との接続を切断する接続切断手段とを備えることを特徴
    とする請求項6記載の電子メール受信装置。
  8. 【請求項8】 前記接続切断手段により前記インターネ
    ットとの接続を切断してからの所定時間を計時する計時
    手段を備え、 前記接続手段は、前記所定時間経過後に再度前記インタ
    ーネットへ接続処理を行うことを特徴とする請求項7記
    載の電子メール受信装置。
  9. 【請求項9】 前記振り分け条件設定手段は、前記着信
    電子メールの件名及び用件の少なくとも一方に所定文字
    列が含まれることを前記振り分けの条件とすることを特
    徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の電子メール
    受信装置。
  10. 【請求項10】 ビデオゲーム手段を有するビデオゲー
    ム装置内に設けられることを特徴とする請求項1〜9の
    いずれか1項記載の電子メール受信装置。
  11. 【請求項11】 定期的に装置を起動させ、 前記装置が起動しているときに着信電子メールを受信
    し、 予め設定された振り分けの条件により前記受信された着
    信電子メールを分類別に振り分け、 所定の分類に振り分けられた着信電子メールを印刷用に
    処理して外部印刷装置へ転送することを特徴とする電子
    メール受信方法。
  12. 【請求項12】 前記電子メール受信装置が起動させら
    れた後に電子メール受信アプリケーションを起動するこ
    とを特徴とする請求項11記載の電子メール受信方法。
  13. 【請求項13】 前記アプリケーション起動手段により
    起動された電子メール受信アプリケーションの指示に応
    じてメールサーバへアクセスし、着信電子メールがある
    か否かを判別し、 前記着信電子メールがあると判別された場合に前記着信
    メールを受信することを特徴とする請求項11または1
    2記載の電子メール受信方法。
  14. 【請求項14】 前記所定の分類は、外部印刷装置へデ
    ータを転送して印刷を実行する分類であることを特徴と
    する請求項11〜13のいずれか1項記載の電子メール
    受信方法。
  15. 【請求項15】 前記所定の分類は、外部印刷装置へ所
    定種類のファイルを転送して印刷を実行する分類である
    ことを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項記載
    の電子メール受信方法。
  16. 【請求項16】 前記所定の分類は、外部印刷装置へイ
    ンターネットのWEBコンテンツの内容を転送して印刷
    を実行する分類であり、 前記受信された着信電子メールが前記所定の分類に振り
    分けられた場合にインターネットへ接続処理を行い、 前記着信電子メールに含まれるURLを入力して前記W
    EBコンテンツを取得し、 前記取得されたWEBコンテンツの内容を印刷用にデー
    タ処理して外部印刷装置へ転送することを特徴とする請
    求項11〜13のいずれか1項記載の電子メール受信方
    法。
  17. 【請求項17】 前記WEBコンテンツが正常に取得さ
    れたか否かを判別し、 前記WEBコンテンツが正常に取得されなかったと判別
    された場合は、前記インターネットとの接続を切断する
    ことを特徴とする請求項6記載の電子メール受信方法。
  18. 【請求項18】 前記インターネットとの接続を切断し
    てからの所定時間を計時し、 前記所定時間経過後に再度前記インターネットへ接続処
    理を行うことを特徴とする請求項17記載の電子メール
    受信方法。
  19. 【請求項19】 前記着信電子メールの件名及び用件の
    少なくとも一方に所定文字列が含まれることを前記振り
    分けの条件とすることを特徴とする請求項11〜18の
    いずれか1項記載の電子メール受信方法。
  20. 【請求項20】 定期的に装置を起動させる起動制御工
    程と、 前記装置が起動しているときに着信電子メールを受信す
    る受信工程と、 前記受信工程において受信された着信電子メールを分類
    別に振り分ける振り分け工程と、 前記振り分けの条件を設定する振り分け条件設定工程
    と、 所定の分類に振り分けられた着信電子メールを印刷用に
    処理して外部印刷装置へ転送する印刷制御工程とを含む
    電子メール受信プログラムをコンピュータにより読取可
    能な形式で記録したことを特徴とする記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記電子メール受信プログラムは前記
    起動制御工程において装置が起動させられた後に電子メ
    ール受信アプリケーションを起動するアプリケーション
    起動工程を含むことを特徴とする請求項20記載の記録
    媒体。
  22. 【請求項22】 前記電子メール受信プログラムは前記
    アプリケーション起動工程において起動された電子メー
    ル受信アプリケーションの指示に応じてメールサーバへ
    アクセスし、着信電子メールがあるか否かを判別する着
    信メール判別工程を含み、 前記受信工程においては、前記着信メール判別工程にお
    いて前記着信電子メールがあると判別された場合に前記
    着信メールを受信することを特徴とする請求項20また
    は21記載の記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記所定の分類は、外部印刷装置へデ
    ータを転送して印刷を実行する分類であることを特徴と
    する請求項20〜22のいずれか1項記載の記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記所定の分類は、外部印刷装置へ所
    定種類のファイルを転送して印刷を実行する分類である
    ことを特徴とする請求項20〜22のいずれか1項記載
    の記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記所定の分類は、外部印刷装置へイ
    ンターネットのWEBコンテンツの内容を転送して印刷
    を実行する分類であり、 前記電子メール受信プログラムは、前記受信工程におい
    て受信された着信電子メールが前記所定の分類に振り分
    けられた場合にインターネットへ接続処理を行う接続工
    程と、前記着信電子メールに含まれるURLを入力して
    前記WEBコンテンツを取得するコンテンツ取得工程と
    を含み、 前記印刷制御工程においては、前記コンテンツ取得工程
    において取得されたWEBコンテンツの内容を印刷用に
    データ処理して外部印刷装置へ転送することを特徴とす
    る請求項20〜22のいずれか1項記載の記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記電子メール受信プログラムは、前
    記コンテンツ取得工程において前記WEBコンテンツが
    正常に取得されたか否かを判別する判別工程と、 前記判別工程において前記WEBコンテンツが正常に取
    得されなかったと判別された場合は、前記インターネッ
    トとの接続を切断する接続切断工程とを備えることを特
    徴とする請求項25記載の記録媒体。
  27. 【請求項27】 前記電子メール受信プログラムは、前
    記接続切断工程において前記インターネットとの接続を
    切断してからの所定時間を計時する計時工程と、前記所
    定時間経過後に再度前記インターネットへ接続処理を行
    う再接続工程とを含むことを特徴とする請求項26記載
    の記録媒体。
  28. 【請求項28】 前記振り分け条件設定工程において
    は、前記着信電子メールの件名及び用件の少なくとも一
    方に所定文字列が含まれることを前記振り分けの条件と
    することを特徴とする請求項20〜27のいずれか1項
    記載の記録媒体。
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