JP2001174547A - 複数レーダ連携システム及びその運用方法並びに複数レーダ管理制御装置 - Google Patents
複数レーダ連携システム及びその運用方法並びに複数レーダ管理制御装置Info
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- JP2001174547A JP2001174547A JP35883699A JP35883699A JP2001174547A JP 2001174547 A JP2001174547 A JP 2001174547A JP 35883699 A JP35883699 A JP 35883699A JP 35883699 A JP35883699 A JP 35883699A JP 2001174547 A JP2001174547 A JP 2001174547A
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Abstract
テムは、各レーダ装置が測定した目標データを比較し
て、そのうちの最適のデータだけを利用するものであっ
たので、例えば自然条件の変動により、そのレーダ装置
の性能が低下しても、最も条件のよいレーダ装置の測定
結果以上のものを得ることは出来なかった。 【解決手段】 レーダ装置10は、目標諸元の測定デー
タ32の他に、測定している空間のレーダ環境状態情報
31を出力する。複数のレーダ装置10a…10nと通
信回線13で接続された複数レーダ管理制御装置14
は、目標諸元データ32またはレーダ環境状態情報31
にもとづき決定した運転条件33を出力し、各レーダ装
置10に指令して、自然条件の変動により性能が低下し
たレーダ装置の補完を他のレーダ装置により行って、シ
ステム全体としての性能の低下を防止する。
Description
上位に各レーダ装置を管理制御する装置を設置し全体を
ネットワーク化して連携して動作させる複数レーダの連
携システムに関するものである。
−245081号公報に開示されたものと類似のレーダ
システムのブロック図を図15に示す。図において、1
0は送信パルスに基づく信号を含むビームを、アンテナ
の方位方向および(又は)仰角方向にアンテナより繰り
返して送信し、目標より反射された信号をアンテナで受
信して、目標の検出および表示を行うレーダ装置であ
る。10a〜10nはn基のレーダ装置を示している。
のレーダ10a〜10nからのデータ、例えば目標の位
置、速度、進行方向などを入力し、統合処理部2に送出
する。統合処理部2はレーダ装置10の複数のデータが
それぞれ一定距離内に捕捉した目標がある場合には、こ
れを同一目標であると見なし、この目標の示すデータに
指標を付加し、優先度算出部3に送出する。優先度算出
部3は統合処理部2で付加された指標によって指定され
る空間領域に最適追尾を行うことが出来る運用優先度の
最も高いレーダ装置を主レーダとして算出、決定し、主
レーダのデータのみを表示処理部4に送出する。
置された単体のレーダが、それぞれ独立して運用され、
この独立した運用によって得られたデータの内から、最
適なものを選択して使用するようになっていた。即ち、
各レーダ装置は単体のセンサとして機能し、レーダ装置
間での運用情報の交換は行われていなかった。
は以上のように、単体のセンサとして機能し、隣接レー
ダ装置とは何ら運用情報のやりとりが無いため、例えば
クラッタ等の多発により当該レーダ装置の目標検出追尾
能力が低下した場合であって隣接レーダ装置に能力余裕
がある場合においても、隣接レーダ装置による覆域拡大
等の能力補完がなされず、レーザシステム全体としては
性能が低下してしまうという問題があった。
るためになされたもので、複数のレーダの内の特定のレ
ーダ装置に何らかの性能低下が認められる場合に、他の
レーダ装置によって低下した前述の性能を補完し、レー
ダシステム全体としては性能の低下を防止できるレーダ
システム及び運用方法並びにその装置、を得ることを目
的とする。
理制御装置は、各々が、目標を監視すべき空間に外部か
らの指令信号にもとづき設定した運用条件で電波を発射
し、目標からの反射波を受信して、目標の諸元を計測し
て諸元データを出力するとともに、反射波の状態にもと
づき空間のレーダ環境状態を計測してレーダ環境状態情
報を出力する複数のレーダ装置に、運用条件を指令する
ものであって、複数のレーダ装置と通信回線で接続さ
れ、目標の諸元又はレーダ環境状態情報にもとづき運用
条件を決定し、各レーダ装置に指令するものである。
を監視すべき空間に外部からの指令信号にもとづき設定
した運用条件で電波を発射し、目標からの反射波を受信
して、目標の諸元を計測して諸元データを出力するとと
もに、反射波の状態にもとづき空間のレーダ環境状態を
計測してレーダ環境状態情報を出力する複数のレーダ装
置、この複数のレーダ装置と通信回線で接続され、目標
の諸元またはレーダ環境状態情報にもとづき運用条件を
決定し、複数のレーダ装置の各々に指令する複数レーダ
管理制御装置を備えたものである。
方法は、各々が、目標を監視すべき空間に外部からの指
令信号にもとづき設定した運用条件で電波を発射し、目
標からの反射波を受信して目標の諸元を計測するととも
に、反射波の状態にもとづき空間のレーダ環境状態を計
測する複数のレーダ装置と、この複数のレーダ装置と通
信回線で接続され、空間のレーダ環境状態にもとづき運
用条件を決定し、複数のレーダ装置の各々に指令する複
数レーダ管理制御装置とを有する複数レーダ連携システ
ムの運用方法であって、反射波から各々のレーダ装置の
監視範囲内のクラッタの大小を解析する手順と、クラッ
タの大小に基づき各レーダ装置の使用、不使用を決定
し、運用条件として指令する手順とを含むものである。
ラッタの大小に基づき、使用するレーダ装置の探索方位
幅を決定し、運用条件として指令する手順を含むもので
ある。
ラッタの大小に基づき、使用するレーダ装置から送出す
る電波のビーム仰角を決定し、運用条件として指令する
手順を含むものである。
ラッタの大小に基づき、使用するレーダ装置から送出す
る電波のデータレートを決定し、運用条件として指令す
る手順を含むものである。
ラッタの大小に基づき、使用するレーダ装置の監視距離
範囲を決定し、運用条件として指令する手順を含むもの
である。
ータに基づいて目標の今後の位置を予測する手順と、予
測に基づいて各レーダ装置の覆域を決定し運用条件とし
て指令する手順とを含むものである。
に使用するレーダ装置の使用台数を決定し、運用条件と
して指令する手順を含むものである。
ムのデータレートを決定し、運用条件として指令する手
順を含むものである。
の位置の予測範囲に応じて探索方位幅を決定し運用条件
として指令する手順を含むものである。
ム仰角を決定し、運用条件として指令する手順を含むも
のである。
方位幅を決定し運用条件として指令する手順を含むもの
である。
範囲の位置と幅を決定し、運用条件として指令する手順
を含むものである。
一実施の形態を図について説明する。図1はこの発明の
実施の形態1によるレーダシステムを示すブロック図で
ある。なお、以下の各図に於いて同符号は同一または相
当部分を示すので、その詳細な説明は省略する。図に於
いて、10は後述する他のブロックからの制御指令信号
に基づいて、電波周波数、電力、パルスレート、角度範
囲、受信したあとのレーダ画像の処理条件、その他レー
ダ操作に関する全ての運用条件を設定し、これらによつ
て決定され発生された送信パルスに基づく電波ビームを
方位方向および(又は)仰角方向にアンテナより繰り返
して送信し、目標より反射された電波信号をアンテナで
受信して、目標の諸元データ32(例えば大きさ、形、
速度、高度、方向など)の検出および表示を行う複数の
レーダ装置である。10a、10b、10c、…10n
は各レーダ装置を示している。
0と他のブロックとの間で、データ及び指令信号の授受
を行う。13は全ての通信制御装置12が接続されたネ
ットワーク、14はこのネットワーク13に図示しない
通信制御装置を介して接続された複数レーダ管理制御装
置である。
について図2に説明する。これらレーダ装置10a 、1
0b、10c、…10nは、指令を受けた各種の運用条
件33で運用され、また、後述するレーダ環境状態情報
31とレーダ装置10により測定された目標の諸元に関
するデータ32とが、各々通信制御装置12a 、12
b、12c、…12nを通じ、ネットワーク線路13に
送出される。ネットワーク線路3を経由したレーダ環境
状態情報31と目標諸元のデータ32とは複数レーダ管
理制御装置14にて受信され、各種の計算処理が実行さ
れて、レーダ装置10a 、10b、10c、…10nを
制御するための運用条件33が決定される。この運用条
件33(制御情報とも言う)は逆経路をたどりレーダ装
置10a 、10b、10c、…10nにフィードバック
される。
標諸元データ32とには、前述した目標の位置等のデー
タの他、例えば、レーダ画像を処理した結果判明する各
種のクラッタの存在、その位置、降雨などの自然条件に
よつて左右される画像精度など(これらを総称してレー
ダ環境状態情報31という)も含まれる。レーダ装置1
0a 、10b、10c、…10n、通信制御装置12a
、12b、12c、…12n、ネットワーク13、複
数レーダ管理制御装置14により複数レーダ連携システ
ムが構成される。
ダシステムを具体的なレーダ環境状態情報31の一つに
対応させた運用方法の実施形態について説明する。図3
のシステム構成は実施の形態1の図1のシステム構成と
同じ構成であるが、例えばレーダ装置10bの主監視方
向に過度のクラッタ領域6が発生し、レーダ装置10b
による監視続行が不能となった場合の運用方法を説明す
るものである。
析して、クラッタの有無又は大小、あるいは、その位置
などを判定する。そして過度のクラッタ領域6の発生に
より、フォールスが増加している場合には、フォールス
が増加したという情報21を複数レーダ管理制御装置1
4に提供する。この情報21を受けた複数レーダ管理制
御装置14は、システム全体のリソース配分の観点から
レーダ装置10bの監視続行の可否を判断する。そして
可否に応じて各レーダ装置の使用、不使用を決定する。
続行不可の判断に至った場合、運用条件33としてレー
ダ装置10bをシステムより切り離し運用を停止する指
令を発信する。このことにより無駄なシステムリソース
の消費を防止することが可能となる。フォールス増加情
報21はレーダ環境状態を表す情報31の一つである。
ステムの運用方法の他の実施の形態について図4により
説明する。レーダ装置10bの主監視方向に無視できな
いクラッタ領域6の発生により実質的なレーダ覆域が減
少しレーダ装置10bによる監視続行が困難となった場
合の他の対応を説明するものである。レーダ装置10b
はクラッタ領域6の発生により、フォールスが増加した
情報21を複数レーダ管理制御装置14に情報提供す
る。この情報21を受けた複数レーダ管理制御装置14
は、システム全体のリソース配分とシステム全体の能力
向上の観点からレーダ装置10bの監視続行の可否と隣
接レーダ装置10aまたは10cによる覆域能力補完の
可否を判断する。レーダ装置10bによる監視続行が不
可との判断に至った場合、レーダ装置10bをシステム
より切り離し運用を停止する。ここまでは実施の形態2
と同じである。
置10aもしくは10cの覆域をそれぞれ5a、5cに
記載のように拡大し、即ち、探索方位幅を変更しレーダ
装置10bの覆域を補完する。このことにより能力の不
足したレーダ装置10b対し、隣接レーダ装置により補
完し、レーダシステム全体としての能力減少を最小限に
することが可能となる。
ステムの実施の形態4による運用方法について図5によ
り説明する。例えばレーダ装置10bの主監視方向に無
視できないクラッタ領域6の発生により、レーダ装置1
0bによる監視続行が困難となった場合の他の運用方法
を説明する。レーダ装置10bはクラッタ領域6の発生
により、フォールスが増加したことを複数レーダ管理制
御装置14に情報提供する。この情報21を受けた複数
レーダ管理制御装置14はシステム全体のリソース配分
とシステム全体の能力の観点からレーダ装置10bの運
用条件の変更を判断する。
レーダ装置10bによる監視の続行は可能であるが、レ
ーダ装置10bから放出されるビームの仰角の変更が必
要との結論に至った場合、新たに仰角が設定され新たな
レーダ覆域51bが実現される。このことによりレーダ
システム全体としての能力減少を最小限にすることが可
能となる。
ステムの実施の形態5による運用方法について図6によ
り説明する。図6のシステム構成は実施の形態1の図1
の構成と同じ構成のシステムであるが、例えばレーダ装
置10bが低データレートビーム7にて運用中、主監視
方向にクラッタ領域6の発生した場合の運用方法を考え
る。レーダ装置10bはクラッタ領域6の発生により、
フォールスが増加したことを複数レーダ管理制御装置1
4に情報提供する。この情報21を受けた複数レーダ管
理制御装置14はシステム全体のリソース配分とシステ
ム全体の能力の観点からレーダ装置10bの運用条件の
変更を判断する。例えば、隣接レーダ装置との覆域の関
係上、レーダ装置10bによる監視の続行は可能である
が、レーダ装置10bから放出されるビームのデータレ
ートの変更が必要との結論に至った場合、新たに高デー
タレートビーム71が設定される。このことによりレー
ダシステム全体としての能力減少を最小限にすることが
可能となる。
ステムの実施の形態6による運用方法について図7によ
り説明する。図7のシステム構成は実施の形態1の図1
のシステムと同じ構成のものであるが、例えばレーダ装
置10bが縮小ゲート(監視範囲とも言う)100にて
運用中、主監視方向にクラッタ領域6の発生した場合の
運用方法を考える。レーダ装置10bはクラッタ領域6
の発生により、フォールスが増加したことを複数レーダ
管理制御装置14に情報提供する。この情報21を受け
た複数レーダ管理制御装置14はシステム全体のリソー
ス配分とシステム全体の能力の観点からレーダ装置10
bの運用条件の変更を判断する。例えば、隣接レーダ装
置との覆域の関係上、レーダ装置10bによる監視の続
行は可能であるが、レーダ装置10bのゲートの変更が
必要との結論に至った場合、新たに拡大されたゲート1
01が設定される。このことによりレーダシステム全体
としての能力減少を最小限にすることが可能となる。
ステムの実施の形態7による運用方法について図8によ
り説明する。図8は実施の形態1のシステム構成と同じ
ものであるが、例えば追尾目標8がレーダ装置10a、
10b、10cの覆域5a、5b、5cを航跡9にて順
次通過する場合を考える。当初、レーダ覆域5aにて探
知された目標8は5aの覆域限界まで追尾され、この追
尾情報22を複数レーダ管理制御装置14に送出する。
この追尾情報22を受けた複数レーダ管理制御装置14
が追尾方位、目標位置などのデータから、目標がレーダ
覆域5aを通過した後はレーダ覆域5bに入ると予測し
た場合、レーダ装置10bは予想情報を複数レーダ管理
制御装置14より得て、目標8を待ち受ける準備に入
り、探知・追尾を実行する。この後、同様に追尾情報2
2を複数レーダ管理制御装置14を通じ、レーダ装置1
0cに渡し、追尾がレーダ覆域5cにて実行される。こ
のように複数レーダ管理制御装置14の仲介により順
次、追尾情報22を受け渡して行くことにより単体レー
ダ装置ではなし得ないレーダ覆域の大幅な拡大が実現さ
れ、レーダシステム全体としての性能が向上する。
ステムの実施の形態8による運用方法について図9によ
り説明する。図9は実施の形態1のシステム構成と同じ
ものであるが、目標の距離方位精度の高低による動作に
ついて説明する。例えば領域11で示される様な距離方
位精度が比較的低い場合、複数レーダ管理制御装置14
からの指示により複数レーダ装置10a、10b、10
cによる探知・追尾を行うものとする。その後、より精
度の高い距離方位情報が領域111として得られた場
合、即座にレーダ装置10nによる探知・追尾動作に移
行する。このように得られる情報に応じ、使用するレー
ダ装置及びその数を指示することにより、臨機応変な運
用が可能となりレーダシステム全体としての性能が向上
する。
ステムの実施の形態9による運用方法について図10に
より説明する。図10のシステム構成は実施の形態1の
システム構成と同じだが目標の距離方位精度の高低によ
る動作について異なる運用方法を説明する。例えば領域
11で示される様な距離方位精度が比較的低い場合、複
数レーダ管理制御装置14からの指示により複数のレー
ダ装置10a、10b、10cにより、高データレート
ビーム71を使用した探知・追尾を行う。つまり複数の
レーダ装置を用いることと、高データレートビームの使
用により、実効的にデータレートがさらに高い状態で運
用を行う。その後、より精度の高い距離方位情報が領域
111として得られた場合、即座に低データレート7に
よる探知・追尾動作に移行し、システム全体としての負
荷を軽減する。このように得られる情報に応じ、使用す
るレーダ装置の数、運用条件を指示することにより、臨
機応変な運用が可能となりレーダシステム全体としての
負荷軽減、性能の向上が実現できる。
システムの実施の形態10による運用方法について図1
1により説明する。図11は実施の形態1の図1の構成
と同じシステム構成のものであり、目標の予測範囲の大
小による運転方法と動作について説明する。例えば領域
12で示される様な目標の予測範囲が比較的大きい場
合、当該複数レーダ管理制御装置14からの指示により
複数のレーダ装置例えば10c…、10nによる捜索を
行うものとする。この際、捜索方位幅を最大とする様な
運用条件にて運用する。その後、より確度の高い目標の
予測範囲情報であるがより遠方である領域121が得ら
れた場合、即座にレーダ装置10a、10bによる捜索
に移行する。この際、探索方位幅を減少させビームを狭
い範囲に集中させ、より遠方を捜索するものである。こ
のように得られる情報に応じ、使用するレーダ装置及び
その数、捜索方位幅等を指示することにより、臨機応変
な運用が可能となりレーダシステム全体としての性能が
向上する。
システムの実施の形態11による運用方法について図1
2により説明する。図12は実施の形態1のシステム構
成と同じ構成のものであるが、目標の予測範囲の大小に
よる動作について説明する。例えば領域12で示される
様な目標の予測範囲が比較的大きい場合、複数レーダ管
理制御装置14からの指示により例えばレーダ装置10
bによる所定の仰角(例えば低仰角)の捜索を行う。そ
の後、より確度の高い目標の予測範囲情報で領域121
が得られた場合、複数レーダ管理制御装置14からの再
度の指示によりレーダ装置10bの仰角に関する運用条
件33が変更される。このように得られる情報に応じ、
使用するレーダ装置の仰角の運用条件を指示することに
より、臨機応変な運用が可能となりレーダシステム全体
としての性能が向上する。
システムの実施の形態12による運用方法について図1
3により説明する。図13は実施の形態1のシステム構
成と同じものであるが、目標の予測範囲の大小による動
作について説明する。例えば領域12で示される様な目
標の予測範囲が比較的大きい場合、複数レーダ管理制御
装置14からの指示により例えばレーダ装置10bは高
データレートビーム71による捜索を行うものとする。
その後、より確度の高い目標の予測範囲情報でより狭い
領域121が得られた場合、複数レーダ管理制御装置1
4からの再度の指示によりレーダ装置10bの発射する
ビームは低データレートビーム7に変更される。このよ
うに得られる情報に応じ、使用するレーダ装置のデータ
レートの条件を指示することにより、臨機応変な運用が
可能となりレーダシステム全体としてのリソースの有効
配分が図れる。
システムの実施の形態13による運用方法について図1
4により説明する。図14は実施の形態1の図1のシス
テム構成と同じシステムのものであるが、目標の予測範
囲の大小による動作について説明する。例えば領域12
1で示される様な目標の予測範囲が比較的大きい場合、
複数レーダ管理制御装置14からの指示により複数のレ
ーダ装置例えば10a、10b、10cにより拡大ゲー
ト(監視範囲とも言う)101をもって捜索を行うもの
とする。その後、より確度の高い目標の予測範囲情報で
領域122が得られた場合、複数レーダ管理制御装置1
4からの再度の指示によりレーダ装置10nによる縮小
ゲート10による運用条件に変更される。このように得
られる情報に応じ、使用するレーダ装置及びその数、ゲ
ートを指示することにより、臨機応変な運用が可能とな
りレーダシステム全体としてのリソース効率と性能が向
上する。
理制御装置によれば、各レーダ装置が出力するレーダ環
境状態情報または目標諸元データにもとづき、各レーダ
装置の運用条件を決定しているので、システムリソース
の最適配分とシステム総合性能の向上を図ることが可能
となる。
によれば、各レーダ装置をネットワーク化し、その上位
に一元管理する複数レーダ管理制御装置を配したので、
システムリソースの最適配分とシステム総合性能の向上
を図ることが可能となる。
の運用方法によれば、レーダ装置の主監視方向に過度の
クラッタ領域が発生し、フォールスが多発し監視続行が
不能となった場合、当該レーダ装置の運用を停止するこ
とにより無駄なシステムリソースの消費を防止すること
ができる。
ないクラッタ領域が発生し、フォールスが多発し実質的
レーダ覆域が減少した場合、当該レーダ装置をシステム
より切り離し、隣接レーダ装置もしくは隣接レーダ装置
の覆域を拡大することにより能力の補完が可能となる。
ないクラッタ領域が発生し、フォールスが多発した場
合、当該レーダ装置より発射されるビームの仰角を変更
することによりシステムリソースの有効活用が可能とな
る。
ないクラッタ領域が発生し、フォールスが多発した場
合、当該レーダ装置より発射されるビームのデータレー
トを変更することによりレーダシステム全体としての能
力減少を最小限にすることが可能となる。
ないクラッタ領域が発生し、フォールスが多発した場
合、レンジゲートを変更することによりレーダシステム
全体としての能力減少を最小限にすることが可能とな
る。
に順次、追尾情報を受け渡して行くことにより単体レー
ダ装置ではなし得ないレーダ覆域の大幅な拡大が実現さ
れ、レーダシステム全体としての性能が向上する。
用するレーダ装置及びその数を指示することにより、臨
機応変な運用が可能となりレーダシステム全体としての
リソース効率と性能の向上が図れる。
用するレーダ装置の数、データレートを指示することに
より、臨機応変な運用が可能となりレーダシステム全体
としての負荷軽減、性能の向上が実現できる。
するレーダ装置及びその数、捜索方位幅を指示すること
により、臨機応変な運用が可能となりレーダシステム全
体としてのリソース効率と性能が向上する。
するレーダ装置の仰角の条件を指示することにより、臨
機応変な運用が可能となりレーダシステム全体としての
リソース効率と性能が向上する。
するレーダ装置のデータレートの条件を指示することに
より、臨機応変な運用が可能となりレーダシステム全体
としてのリソース効率と性能が向上する。
するレーダ装置及びその数、ゲートを指示することによ
り、臨機応変な運用が可能となりレーダシステム全体と
してのリソース効率と性能が向上する。
携システムのブロック図である。
されるデータの種類の説明図である。
る図である。
る図である。
る図である。
る図である。
る図である。
る図である。
る図である。
する図である。
明する図である。
明する図である。
明する図である。
明する図である。
ータレートビーム、8 目標、 9 目標航跡、 10
レーダ装置、 11 低目標精度域、12 通信制御
装置、 13 ネットワーク線路、14 複数レーダ管
理制御装置、 51 新設定レーダ覆域、71 高デー
タレートビーム、 100 ゲート、 101 拡大ゲ
ート、102 縮小ゲート、 111 高目標精度域、
121 低精度目標予測範囲、 122 高精度目標予
測範囲。
Claims (14)
- 【請求項1】 各々が、目標を監視すべき空間に外部か
らの指令信号にもとづき設定した運用条件で電波を発射
し、前記目標からの反射波を受信して、前記目標の諸元
を計測して諸元データを出力するとともに、前記反射波
の状態にもとづき前記空間のレーダ環境状態を計測して
レーダ環境状態情報を出力する複数のレーダ装置に、前
記運用条件を指令する複数レーダ管理制御装置であっ
て、 複数の前記レーダ装置と通信回線で接続され、前記目標
の諸元または前記レーダ環境状態情報にもとづき前記運
用条件を決定し、前記各レーダ装置に指令する複数レー
ダ管理制御装置。 - 【請求項2】 各々が、目標を監視すべき空間に外部か
らの指令信号にもとづき設定した運用条件で電波を発射
し、前記目標からの反射波を受信して、前記目標の諸元
を計測して諸元データを出力するとともに、前記反射波
の状態にもとづき前記空間のレーダ環境状態を計測して
レーダ環境状態情報を出力する複数のレーダ装置、 前記複数のレーダ装置と通信回線で接続され、前記目標
の諸元または前記レーダ環境状態情報にもとづき前記運
用条件を決定し、前記複数のレーダ装置の各々に指令す
る複数レーダ管理制御装置を備えたことを特徴とする複
数レーダ連携システム。 - 【請求項3】 各々が、目標を監視すべき空間に外部か
らの指令信号にもとづき設定した運用条件で電波を発射
し、前記目標からの反射波を受信して、前記目標の諸元
を計測して諸元データを出力するとともに、前記反射波
の状態にもとづき前記空間のレーダ環境状態を計測して
レーダ環境状態情報を出力する複数のレーダ装置と、 前記複数のレーダ装置と通信回線で接続され、前記目標
の諸元又は前記レーダ環境状態情報にもとづき前記運用
条件を決定し、前記複数のレーダ装置の各々に指令する
複数レーダ管理制御装置とを有する複数レーダ連携シス
テムの運用方法であって、 前記反射波から各々のレーダ装置の監視範囲内のクラッ
タの大小を解析する手順と、前記クラッタの大小に基づ
き各レーダ装置の使用、不使用を決定し、前記運用条件
として指令する手順とを含むことを特徴とする複数レー
ダ連携システムの運用方法。 - 【請求項4】 計測した空間のレーダ環境状態情報に含
まれる各レーダ装置の監視範囲内のクラッタの大小情報
に基づき、使用するレーダ装置の探索方位幅を決定し、
運用条件として指令する手順を含むことを特徴とする請
求項3記載の複数レーダ連携システムの運用方法。 - 【請求項5】 計測した空間のレーダ環境状態に含まれ
る各レーダ装置の監視範囲内のクラッタの大小情報に基
づき、使用するレーダ装置から送出する電波のビーム仰
角を決定し、運用条件として指令する手順を含むことを
特徴とする請求項3記載の複数レーダ連携システムの運
用方法。 - 【請求項6】 計測した空間のレーダ環境状態に含まれ
る各レーダ装置の監視範囲内のクラッタの大小情報に基
づき、使用するレーダ装置から送出する電波のデータレ
ートを決定し、運用条件として指令する手順を含むこと
を特徴とする請求項3記載の複数レーダ連携システムの
運用方法。 - 【請求項7】 計測した空間のレーダ環境状態に含まれ
る各レーダ装置の監視範囲内のクラッタの大小情報に基
づき、使用するレーダ装置の監視距離範囲を決定し、運
用条件として指令する手順を含むことを特徴とする請求
項3記載の複数レーダ連携システムの運用方法。 - 【請求項8】 計測した目標諸元に含まれる目標の位置
データに基づいて前記目標の今後の位置を予測する手順
と、前記予測に基づいて各レーダ装置の覆域を決定し運
用条件として指令する手順とを含むことを特徴とする請
求項3記載の複数レーダ連携システムの運用方法。 - 【請求項9】 予測した目標の位置に基づいて、同時に
使用するレーダ装置の使用台数を決定し、運用条件とし
て指令する手順を含むことを特徴とする請求項8記載の
複数レーダ連携システムの運用方法。 - 【請求項10】 予測した目標の位置に基づいて、ビー
ムのデータレートを決定し、運用条件として指令する手
順を含むことを特徴とする請求項8記載の複数レーダ連
携システムの運用方法。 - 【請求項11】 予測した目標の位置に基づいて、探索
方位幅を決定し、運用条件として指令する手順を含むこ
とを特徴とする請求項8記載の複数レーダ連携システム
の運用方法。 - 【請求項12】 予測した目標の位置に応じてビーム仰
角を決定し、運用条件として指令する手順を含むことを
特徴とする請求項8記載の複数レーダ連携システムの運
用方法。 - 【請求項13】 予測した目標の広さに応じて探索方位
幅を決定し運用条件として指令する手順を含むことを特
徴とする請求項8記載の複数レーダ連携システムの運用
方法。 - 【請求項14】 予測した目標の広さに応じて監視範囲
の位置と幅を決定し、運用条件として指令する手順を含
むことを特徴とする請求8記載の複数レーダ連携システ
ムの運用方法。
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---|---|---|---|
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