JP2973986B2 - レーダ装置、レーダ装置の追尾ビーム選択方法及び追尾ビーム選択プログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

レーダ装置、レーダ装置の追尾ビーム選択方法及び追尾ビーム選択プログラムを記録した記憶媒体

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JP2973986B2
JP2973986B2 JP9281862A JP28186297A JP2973986B2 JP 2973986 B2 JP2973986 B2 JP 2973986B2 JP 9281862 A JP9281862 A JP 9281862A JP 28186297 A JP28186297 A JP 28186297A JP 2973986 B2 JP2973986 B2 JP 2973986B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダ装置に関
し、特に追尾ビーム走査を行う場合に、進入してきた目
標の発見の遅れを軽減できるとともに、追尾ビーム走査
できない目標が生じにくいレーダ装置、レーダ装置の追
尾ビーム選択方法及び追尾ビーム選択プログラムを記録
した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】固定アンテナを使用し、電子走査を行な
って覆域内を順次ビーム走査するとともに、追尾中の目
標に対して、捜索ビームと捜索ビームの合間に、追尾ビ
ームによって走査を行なうことによって、追尾データレ
ートを向上させるようにしたレーダ装置は、従来から知
られている(例えば特開平7−128442号公報参
照)。以下、従来の捜索ビーム走査と追尾ビーム走査が
可能なレーダ装置について説明する。図3は、捜索ビー
ムによって覆域を定期的に走査して目標からのエコーに
よって目標を探知するPSR(primary surveyor rada
r:一次レーダ)の機能と、質問信号を含む捜索ビーム
によって覆域を定期的に走査して目標からの応答信号に
よって目標を探知するSIF(selective identificati
on feature:二次レーダ)の機能とを備えた従来のレー
ダ装置の電気的構成を示すブロック図である。なお、図
3においては、レーダ画像の表示部は省略して示されて
いる。PSR送受信部2で発生した送信パルスは、PS
R空中線部1から空間に放射されて、目標で反射され
る。目標からのエコーが、再びPSR空中線部1を経て
PSR送受信部2で受信される。受信信号がPSR信号
処理部3へ入力されると、PSR信号処理部3では、送
信パルスの放射タイミングと、目標からのエコーの受信
タイミングとから、目標までの距離を計測するととも
に、このときのPSR空中線部1の電波発射方位から、
目標の方位を計測する。以降、一次レーダによって検出
された目標の方位、距離情報を、PSRプロットと呼
ぶ。
【0003】一方、SIF送受信部11で発生した特定
のパルス列からなる質問信号は、SIF空中線部10か
ら空間に放射され、目標内のトランスポンダ(不図示)
で受信される。目標内のトランスポンダは、質問信号に
対応する特定のパルス列からなる応答信号を発射し、こ
の応答信号がSIF空中線部10を経て、SIF送受信
部11で受信される。受信した応答信号がSIF信号処
理部12に入力されると、SIF信号処理部12では、
質問信号の放射タイミングと、目標内のトランスポンダ
からの応答信号の受信タイミングとから、目標までの距
離を計測するとともに、このときの、SIF空中線部1
0の電波発射方位から、目標の方位を計測する。以降、
二次レーダによって検出された目標の方位、距離情報を
SIFプロットと呼ぶ。また、PSRプロットとSIF
プロットとを総称して、単にプロットと呼ぶ。
【0004】ビーム制御部13は、予め定めた覆域をカ
バーできるように、PSR空中線部1及びSIF空中線
部10のビーム放射方向を、順次、変化させる。以降、
このように、予め定めた覆域を周期的にカバーするため
に走査するPSRのビームを、PSR捜索ビームと呼
び、SIFのビームをSIF捜索ビームと呼ぶ。また、
PSR捜索ビームとSIF捜索ビームとを総称して、単
に捜索ビームと呼ぶ。
【0005】捜索ビームによって検出されたプロット
は、相関処理部4に入力される。相関処理部4は、入力
されたプロットの位置から最も近い位置の航跡データ
を、航跡記憶部5Aから読み出す。ここで航跡データと
は、各目標ごとに、プロットから計算した、目標の方
位、距離、高度、進行方向、速度及びこれらの値が更新
された時刻等の情報の総称である。相関処理部4は、航
跡データの更新時刻と、入力されたプロットの検出時刻
との差と、航跡データにおける目標の進行方向、速度及
び予め定めた目標の最大加速度から、目標が検出され得
る領域を算出する。以降、この目標が検出され得る領域
を相関ゲートと呼ぶ。
【0006】相関処理部4は、入力されたプロットが相
関ゲート内に入った場合、そのプロットは、着目してい
る航跡データに対応する目標のプロットであると判定し
て、そのプロット及び航跡データを追尾計算部6Aに出
力する。また、相関処理部4は、入力されたプロットが
相関ゲート内に入らない場合は、入力されたプロットの
位置から2番目に近い航跡データを読み出して、相関ゲ
ート内又は外の判定を行う。以後、入力されたプロット
が、相関ゲート内と判定されるまで、この処理が繰り返
して行われる。
【0007】相関ゲート内に入ったプロットおよび航跡
データは、追尾計算部6Aに入力される。追尾計算部6
Aでは、予め定められた計算式に従って、航跡データが
更新されて、航跡記憶部5Aに出力される。また、同時
に、更新された航跡データ、追尾ビーム計算部14Aに
出力される。追尾ビーム計算部14Aは、入力された航
跡データから、所定時間Tt 秒後の目標の予測位置を計
算する。ここで、T秒は、捜索ビームが捜索領域を捜
索する1周期の時間T秒よりも小さな値となるよう
に、予め定められている。Tt 秒後の目標の予測位置
は、ビーム制御部13に入力される。
【0008】ビーム制御部13は、PSR捜索ビームと
SIF捜索ビームの双方の、走査順序、方向を記憶した
テーブルを有し(以降、このビーム制御部13の有する
テーブルを、捜索ビーム走査順序テーブルと呼ぶ)、こ
のテーブルの情報に基づいて、PSR空中線部1、SI
F空中線部10等の各装置に対して、必要な制御信号を
発生している。ビーム制御部13は、入力されたTt
後の目標の予測位置にビームを指向するように、PSR
捜索ビームの捜索ビーム走査順序テーブルに、この目標
の予測位置データを割り込ませることによって、捜索ビ
ーム走査と次の捜索ビーム走査との周期(Ts 秒間)の
間に、目標に対してビームを指向して、その目標を探知
する。このように、ある目標に対する走査と次の走査と
の合間に、目標に対してビームを指向して、その目標を
探知することを、追尾ビームと呼ぶ。従来の技術では、
追尾ビームは、PSR捜索ビーム走査に対してのみ実施
され、SIF捜索ビームに対しては、追尾ビームは実施
されなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のレーダ装置
においては、追尾している目標の数が増加した場合、及
び高い頻度で追尾ビームを走査する場合(Tt<<Ts
の場合)、PSR追尾ビーム走査に必要な時間が増大す
る。PSR追尾ビーム走査は、PSR捜索ビーム走査に
割り込んで実施されるため、PSR追尾ビーム走査に要
する時間が長くなると、PSR捜索データレートが長く
なるが、PSR捜索データレートが長くなると、覆域内
に侵入してきた目標の発見が遅れるという問題が発生す
る。また、PSR捜索データレートを一定値以下に抑え
る場合は、PSR追尾ビーム走査に割り当てることがで
きる時間が、限られてしまうため、追尾ビーム走査を行
うことができない目標が生じる可能性があるが、追尾ビ
ーム走査を行えない場合は、レーダ装置の追尾性能が劣
化するという問題が発生する。このような問題が発生す
る原因は、従来のレーダ装置においては、追尾ビーム
は、PSR捜索ビーム走査に対してのみ実施され、SI
F捜索ビームに対しては、実施されていないためであ
る。さらに、すべての目標に対して、同じ頻度で追尾ビ
ームを走査していたためである。
【0010】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
ものであって、追尾している目標の数が増加した場合、
及び高い頻度で追尾ビーム走査を行なう必要がある場合
に、PSR捜索ビームデータレートの増大を抑制し、覆
域内に侵入してきた目標の発見の遅れを軽減できるとと
もに、PSR捜索データレートを一定値以下に保った場
合でも、追尾ビーム走査を行うことができない目標を生
じにくくすることが可能な、レーダ装置を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係るレーダ装置は、捜索ビー
ムによって覆域を定期的に走査して目標からのエコーに
よって目標を探知する一次レーダ(以下PSRという)
の機能と、質問信号を含む捜索ビームによって覆域を定
期的に走査して目標からの応答信号によって目標を探知
する二次レーダ(以下SIFという)の機能とを備えた
レーダ装置において、上記PSR捜索ビーム走査の合間
に特定の目標にビームを指向して探知するPSR追尾ビ
ーム走査と、上記SIF捜索ビーム走査の合間に特定の
目標にビームを指向して探知するSIF追尾ビーム走査
とを行なうように構成してなることを特徴としている。
【0012】また、請求項2記載の発明に係るレーダ装
置は、捜索ビームによって覆域を定期的に走査して目標
からのエコーによって目標を探知するPSRの機能と、
質問信号を含む捜索ビームによって覆域を定期的に走査
して目標からの応答信号によって目標を探知するSIF
の機能とを備えたレーダ装置において、航跡データを記
憶する航跡記憶手段と、上記PSR捜索ビーム走査に基
づくデータとSIF捜索ビーム走査に基づくデータとに
よって上記航跡記憶手段の航跡データを更新するととも
に該航跡データから目標ごとの速度と加速度とを検出す
る追尾計算手段と、上記航跡データと予め定めた民間機
の飛行ルートとから目標の位置が民間機の飛行ルートの
内か外かを判断する空域判定手段と、質問信号に対する
目標のSIF応答率を算出する応答率計算手段と、上記
民間機の飛行ルート内又は外の情報と、SIF応答率の
大又は小の情報と、航跡データから求められた目標の速
度及び加速度の情報と、航跡データにおける非民間機に
対する特定のSIF応答の有又は無の情報とから、上記
PSR捜索ビーム走査の合間に特定の目標にビームを指
向して探知するPSR追尾ビーム走査と、上記SIF捜
索ビーム走査の合間に特定の目標にビームを指向して探
知するSIF追尾ビーム走査とのそれぞれの要否及び頻
度を決定する追尾ビーム選択手段とを備えたことを特徴
としている。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2の発明に
係るレーダ装置であって、上記PSR捜索ビーム走査に
基づくデータとSIF捜索ビーム走査に基づくデータ
が、それぞれPSR捜索ビーム走査及びSIF捜索ビー
ム走査によって検出された目標の方位と距離の情報であ
ることを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2又は3の
発明に係るレーダ装置であって、上記航跡データが、各
目標ごとに、上記PSR捜索ビーム走査に基づくデータ
と、上記SIF捜索ビーム走査に基づくデータとから計
算した、目標の方位、距離、高度、進行方向及びこれら
の値が更新された時刻等のデータからなることを特徴と
している。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項2,3又は
4の発明に係るレーダ装置の追尾ビーム選択方法であっ
て、該レーダ装置における上記PSR追尾ビーム走査と
SIF追尾ビーム走査とのそれぞれの要否及び頻度を決
定する論理が、上記応答率計算手段で算出されたSIF
応答率が所定値より大きいか否かを判断するステップ
と、該SIF応答率が低いときはPSR追尾ビーム走査
のみを高頻度で行うステップと、SIF応答率が所定値
より大きい場合に特定のSIF応答の有無を確認するス
テップと、該特定のSIF応答がある目標の速度が所定
値より大きいか否かを判断するステップと、該目標速度
が所定値より大きくないとき該目標の加速度が所定値よ
り大きいか否かを判断するステップと、該目標速度が所
定値より大きいか又は該目標加速度が所定値より大きい
ときPSR追尾ビーム走査とSIF追尾ビーム走査とを
同時に高頻度で行なうステップと、該目標速度が所定値
より小さくかつ該目標加速度が所定値より小さいときP
SR追尾ビーム走査とSIF追尾ビーム走査とを同時に
低頻度で行なうステップと、上記特定のSIF応答がな
い目標の速度が所定値より大きいか否かを判断するステ
ップと、該目標速度が所定値より大きくないとき該目標
の加速度が所定値より大きいか否かを判断するステップ
と、該目標速度が所定値より大きいか又は該目標加速度
が所定値より大きいときSIF追尾ビーム走査のみを高
頻度で行なうステップと、該目標速度が所定値より小さ
くかつ該目標加速度が所定値より小さいとき民間機の飛
行ルート内又は外を判断するステップと、該民間機の飛
行ルート内のとき追尾ビーム走査を行なわないステップ
と、該民間機の飛行ルート外のときSIF追尾ビーム走
査のみを低頻度で行なうステップとからなることを特徴
としている。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明に係る追尾ビーム選択プログラムを記録した記録媒体
であって、上記応答率計算手段で算出されたSIF応答
率が所定値より大きいか否かを判断し、該SIF応答率
が低いときはPSR追尾ビーム走査のみを高頻度で行
い、SIF応答率が所定値より大きい場合に特定のSI
F応答の有無を確認し、該特定のSIF応答がある目標
の速度が所定値より大きいか否かを判断して該目標速度
が所定値より大きくないとき該目標の加速度が所定値よ
り大きいか否かを判断し、該目標速度が所定値より大き
いか又は該目標加速度が所定値より大きいときPSR追
尾ビーム走査とSIF追尾ビーム走査とを同時に高頻度
で行ない、該目標速度が所定値より小さくかつ該目標加
速度が所定値より小さいときPSR追尾ビーム走査とS
IF追尾ビーム走査とを同時に低頻度で行ない、上記特
定のSIF応答がない目標の速度が所定値より大きいか
否かを判断して該目標速度が所定値より大きくないとき
該目標の加速度が所定値より大きいか否かを判断し、該
目標速度が所定値より大きいか又は該目標加速度が所定
値より大きいときSIF追尾ビーム走査のみを高頻度で
行ない、該目標速度が所定値より小さくかつ該目標加速
度が所定値より小さいとき民間機の飛行ルート内または
外を判断し、該民間機の飛行ルート内のとき追尾ビーム
走査を行なわず、該民間機の飛行ルート外のときSIF
追尾ビーム走査のみを低頻度で行なうプログラムを記録
したことを特徴としている。
【0017】
【作用】この発明の構成では、民間航空機の飛行ルート
の内又は外、SIF応答率の大又は小、目標加速度、目
標速度、SIFモード2応答の有又は無の5種類の情報
をもとに、追尾ビームのビーム種別(PSR追尾ビーム
走査のみ、PSR追尾ビーム走査とSIF追尾ビーム走
査の併用、SIF追尾ビーム走査のみ)及び走査の要否
と走査の頻度を決定する。従って、追尾ビーム走査は、
PSR追尾ビーム走査とSIF追尾ビーム走査の両方で
実施されるため、PSR追尾ビームのみをによって追尾
ビーム走査を行っていた従来技術の場合と比較して、P
SR追尾ビーム数を低減することができる。従ってこの
発明によれば、PSR捜索ビームデータレートの増加を
抑制するので、覆域内に侵入してきた目標の発見の遅れ
を軽減できるとともに、PSR捜索データレートを一定
に保った場合に、追尾ビーム走査を行うことができない
目標が生じにくくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行なう。図1は、この発明の一実施例である
レーダ装置の電気的構成を示すブロック図、また、図2
は、同レーダ装置における追尾ビーム選択部の処理を示
すフローチャートである。この例のレーダ装置は、図1
に示すように、PSR空中線部1と、PSR送受信部2
と、PSR信号処理部3と、相関処理部4と、航跡記憶
部5と、追尾計算部6と、空域判定部7と、応答率計算
部8と、追尾ビーム選択部9と、SIF空中線部10
と、SIF送受信部11と、SIF信号処理部12と、
ビーム制御部13と、追尾ビーム計算部14とから概略
構成されている。
【0019】上記各構成要素のうち、PSR空中線部1
と、PSR送受信部2と、PSR信号処理部3と、相関
処理部4と、SIF空中線部10と、SIF送受信部1
1と、SIF信号処理部12と、ビーム制御部13との
構成は、図3に示された従来技術の場合と同様なので、
以下においては、これらについての詳細な説明を省略す
る。
【0020】航跡記憶部5は、複数の目標について、そ
れぞれプロットから計算した、目標の方位、距離、高
度、進行方向、速度の情報を記憶するとともに、追尾計
算部6から入力されたデータによって、これらの値を更
新し、かつ更新された時刻の情報を記憶する。追尾計算
部6は、相関ゲート内に入ったプロット及び航跡データ
から、所定の計算式に従って、航跡データを更新して、
航跡記憶部5、空域判定部7、追尾ビーム計算部14に
出力するとともに、目標の速度及び加速度を算出して追
尾ビーム選択部9に出力する。空域判定部7は、追尾計
算部6から入力された航跡データと、予め内部に保持し
ている民間航空機(以下、民間機という)の飛行ルート
とを比較して、民間機ルート内又は外の判定を行う。応
答計算部8は、航跡記憶部5から入力されたSIF応答
の有又は無の情報をもとに、各目標ごとにSIF応答率
を算出する。追尾ビーム選択部9は、入力された目標速
度、目標加速度、民間機ルート内又は外の情報、SIF
モード2応答の有又は無の情報、SIF応答率をもと
に、予め定められた論理によって、追尾ビームの種別
と、追尾ビーム走査の要否及び頻度を決定する。追尾ビ
ーム計算部14は、追尾計算部6から入力された航跡デ
ータと、追尾ビーム選択部9から入力された追尾ビーム
の種別、走査の要否及び頻度をもとに、追尾ビーム走査
を行う時刻における目標の予測位置とビーム種別をビー
ム制御部13に出力する。
【0021】次に、図1を参照して、この例のレーダ装
置の動作について説明する。PSR送受信部2で発生し
た送信パルスを、PSR空中線部1から空間に放射し、
目標からのエコーを、再びPSR空中線部1を経てPS
R送受信部2で受信した受信信号は、PSR信号処理部
3へ入力される。PSR信号処理部3では、送信パルス
の放射タイミングと、目標からのエコーの受信タイミン
グとから、目標までの距離を計測し、PSR空中線部1
の電波発射方位から、目標の方位を計測して、PSRプ
ロットを発生する。
【0022】一方、SIF送受信部11で発生した質問
信号を、SIF空中線部10から空間に放射し、目標内
のトランスポンダ(不図示)が質問信号に応じて発射し
た応答信号を、SIF空中線部10を経てSIF送受信
部11で受信した受信信号は、SIF信号処理部12に
入力される。SIF信号処理部12では、質問信号の放
射タイミングと、目標からの応答信号の受信タイミング
とから、目標までの距離を計測し、SIF空中線部10
の電波発射方位から、目標の方位を計測して、SIFプ
ロットを発生する。
【0023】ビーム制御部13は、PSR空中線部1及
びSIF空中線部10のビーム放射方向を、順次、変化
させて、予め定めた覆域を周期的にカバーするPSR捜
索ビームと、SIF捜索ビームとを発生する。PSR捜
索ビームとSIF捜索ビームとからなる捜索ビームによ
って検出された、PSRプロットとSIFプロットとか
らなるプロットは、相関処理部4に入力される。
【0024】相関処理部4では、入力されたプロットの
位置から最も近い位置の航跡データを、航跡記憶部5か
ら読み出し、航跡データの更新時刻と、入力されたプロ
ットの検出時刻との差と、航跡データにおける目標の進
行方向、速度及び予め定めた目標の最大加速度から、目
標が検出され得る領域を、相関ゲートとして算出する。
航跡データの内容は、前述した従来技術の場合と同様で
ある。
【0025】相関処理部4は、入力されたプロットが相
関ゲート内に入った場合、そのプロットは、着目してい
る航跡データに対応する目標のプロットであると判定し
て、そのプロット及び航跡データを追尾計算部6に出力
し、入力されたプロットが相関ゲート内に入らない場合
は、入力されたプロットの位置から2番目に近い航跡デ
ータを読み出して、相関ゲート内又は外の判定を行う処
理を、入力されたプロットが、相関ゲート内と判定され
るまで、繰り返して行う。
【0026】相関ゲート内に入ったプロット及び航跡デ
ータは、追尾計算部6に入力され、追尾計算部6におい
て、予め定められた計算式に従って、航跡データが更新
されて、航跡記憶部5、空域判定部7、追尾ビーム計算
部14に出力される。また追尾計算部6は、目標の速度
及び加速度を算出して、追尾ビーム選択部9に出力す
る。
【0027】航跡記憶部5は、追尾計算部6から入力さ
れた航跡データを用いて、当該目標の航跡データを更新
する。また、航跡記憶部5は、航跡データに含まれるS
IFモード2の応答の有無を追尾ビーム選択部9に出力
し、SIF応答の有無を応答率計算部8に出力する。こ
こでSIFモード2応答は、SIF捜索ビームの質問信
号に対する、民間航空機以外の航空機(以下、非民間機
という)からの応答信号を指している。
【0028】空域判定部7は、追尾計算部6から入力さ
れた航跡データと、予め内部に記憶している、民間機の
飛行ルートを比較して、民間機飛行ルート内又は外の判
定を行ない、判定結果を追尾ビーム選択部9に出力す
る。応答率計算部8は、航跡記憶部5から入力されたS
IF応答の有又は無の情報をもとに、各目標ごとに、S
IF応答率を算出して、追尾ビーム選択部9へ出力す
る。
【0029】追尾ビーム選択部9は、入力された目標速
度、目標加速度、民間機ルート内又は外の情報、SIF
モード2応答有又は無の情報、SIF応答率をもとに、
予め定められた論理によって、追尾ビーム走査のビーム
種別(PSR追尾ビーム走査のみ、PSR追尾ビーム走
査とSIF追尾ビーム走査の併用、SIF追尾ビーム走
査のみ)、追尾ビーム走査の要否及び頻度を決定する。
【0030】以下、図2を参照して、防衛用途等のレー
ダ装置の場合の、追尾ビーム選択部の論理の例を説明す
る。SIF応答率が、所定値より大きいか否かをみて
(ステップS1)、所定値より小さいときは、SIF追
尾ビーム走査を行っても、応答信号が得られないと考え
られるので、PSR追尾ビーム走査を行う。また、SI
F応答率が低い(ゼロの場合を含む)場合は、目標にお
けるSIFトランスポンダ(不図示)の故障や、故意に
SIFトランスポンダを停止させていることが考えられ
るので、PSR追尾ビーム走査を高頻度で行う(ステッ
プS2)。
【0031】SIF応答率が所定値より大きい場合に
は、特定のSIF応答であるSIFモード2応答の有無
を確認する(ステップS3)。SIFモード2応答があ
る目標は、非民間機であり、防衛用途のレーダの場合
は、確実な探知が必要になるため、PSR追尾ビームと
SIF追尾ビームとを併用して、同時に走査する。さら
にこの場合に、目標の速度が所定値より大きいことが判
明したとき(ステップS4)、又は目標の速度は大きく
ないが、目標の加速度が所定値より大きいことが判明し
たとき(ステップS5)は、追随性を向上させるため、
PSR追尾ビームとSIF追尾ビームとを同時に高頻度
で走査し(ステップS6)、目標の速度も加速度も所定
値より大きくないときは、PSR追尾ビームとSIF追
尾ビームとを同時に低頻度で走査する(ステップS
7)。
【0032】SIFモード2応答がない場合は、民間機
と判断して(ステップS3)、SIF追尾ビームのみで
走査を行うか、又は追尾ビーム走査を行わない。これに
よって、レーダ装置の覆域内に多数存在する民間機に対
しては、PSR追尾ビーム走査を行わないことになり、
PSR追尾ビーム走査の総数を大幅に低減することがで
きる。この場合、目標の速度が所定値より大きいことが
判明したとき(ステップS8)、又は目標の速度は大き
くないが加速度が所定値より大きいことが判明したとき
(ステップS9)は、追随性を向上させるため、SIF
追尾ビーム走査のみを高頻度で行う(ステップS1
0)。また目標の速度も加速度も所定値より大きくない
ときは、民間機飛行ルート内又は外の判定を行って(ス
テップS11)、民間機飛行ルート内の場合は、捜索ビ
ーム走査のみでも十分な航跡データが得られるので、追
尾ビーム走査を行わず(ステップS12)、民間機飛行
ルート外の場合は、SIF追尾ビーム走査を低頻度で行
う(ステップS13)。
【0033】以上、追尾ビーム選択部9の動作の一例を
示したが、この場合に限らず、例えば操作員の手動によ
って、追尾ビーム走査の種別、走査の要否および頻度を
指定するようにすることも可能である。
【0034】追尾ビーム計算部14は、追尾計算部6か
ら入力された航跡データと、追尾ビーム選択部9から入
力された追尾ビーム走査の種別、走査の要否及び頻度と
ともに、追尾ビーム走査を行う時刻における目標の予測
位置、追尾ビーム走査種別を、ビーム制御部13に対し
て出力する。ビーム制御部13は、PSR及びSIFの
捜索ビーム走査順序テーブルに、入力された目標の予測
位置データを割り込ませる。
【0035】ビーム制御部13は、PSR及びSIFの
捜索ビーム走査順序テーブルの内容と、これらに追加さ
れた追尾ビーム走査のための目標予測位置データとを順
次読み出して、PSR空中線部1、SIF空中線部10
等の制御を行う。このようにして、捜索ビーム走査と、
その合間の追尾ビーム走査が実現される。
【0036】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、この発明
のレーダ装置は、その一部である追尾ビーム選択部9等
が、CPU(中央処理装置)と、ROMやRAM等の内
部記憶装置と、FDD(フレキシブルディスクドライ
バ)、HDD(ハードディスクドライバ)、CD−RO
Mドライバ等の外部記憶装置と、キーボードやマウス等
の入力装置と、表示装置とを有するコンピュータによっ
て構成されている態様が好ましく、この場合、FD(フ
レキシブルディスク)、HD(ハードディスク)、CD
−ROM等の記憶媒体上には、上述の実施例(図2)の
処理をコンピュータに実行させる追尾ビーム選択プログ
ラムが記録されている態様が好ましい。このような構成
では、追尾ビーム選択プログラムは、記録媒体からコン
ピュータに読み込まれて、コンピュータの動作を制御
し、これによってコンピュータは、追尾ビーム選択部9
として動作する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、追尾ビーム走査に、PSR追尾ビーム走査の他
にSIF追尾ビーム走査も用いているとともに、目標の
速度、加速度、SIF応答率、SIFモード2応答の有
又は無の情報、民間機飛行ルート内又は外の情報等の各
種の情報をもとに、追尾ビーム走査のビーム種別、走査
の要否、走査の頻度を定めているので、追尾している目
標数が増大した場合、及び高い頻度で追尾ビーム走査を
行なう必要がある場合に、PSR捜索ビームデータレー
トの増大を抑制し、侵入してきた目標の発見の遅れを軽
減することができる。また、PSR走査データレートを
一定に保った場合には、追尾ビーム走査できない目標が
生じにくいようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるレーダ装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【図2】同レーダ装置における追尾ビーム選択部の処理
を示すフローチャートである。
【図3】従来のレーダ装置の電気的構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
5 航跡記憶部(航跡記憶手段) 6 追尾計算部(追尾計算手段) 7 空域判定部(空域判定手段) 8 応答率計算部(応答率計算手段) 9 追尾ビーム選択部(追尾ビーム選択手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−168389(JP,A) 特開 平4−155286(JP,A) 特開 平3−282389(JP,A) 特開 平1−180485(JP,A) 特開 平2−40583(JP,A) 特開 昭62−43582(JP,A) 特開 平3−92785(JP,A) 特開 平3−170892(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捜索ビームによって覆域を定期的に走査
    して目標からのエコーによって目標を探知する一次レー
    ダ(以下PSRという)の機能と、質問信号を含む捜索
    ビームによって覆域を定期的に走査して目標からの応答
    信号によって目標を探知する二次レーダ(以下SIFと
    いう)の機能とを備えたレーダ装置において、 前記PSR捜索ビーム走査の合間に特定の目標にビーム
    を指向して探知するPSR追尾ビーム走査と、前記SI
    F捜索ビーム走査の合間に特定の目標にビームを指向し
    て探知するSIF追尾ビーム走査とを行なうように構成
    してなることを特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】 捜索ビームによって覆域を定期的に走査
    して目標からのエコーによって目標を探知するPSRの
    機能と、質問信号を含む捜索ビームによって覆域を定期
    的に走査して目標からの応答信号によって目標を探知す
    るSIFの機能とを備えたレーダ装置において、 航跡データを記憶する航跡記憶手段と、 前記PSR捜索ビーム走査に基づくデータとSIF捜索
    ビーム走査に基づくデータとによって前記航跡記憶手段
    の航跡データを更新するとともに該航跡データから目標
    ごとの速度と加速度とを検出する追尾計算手段と、 前記航跡データと予め定めた民間機の飛行ルートとから
    目標の位置が民間機の飛行ルートの内か外かを判断する
    空域判定手段と、 質問信号に対する目標のSIF応答率を算出する応答率
    計算手段と、 前記民間機の飛行ルート内又は外の情報と、SIF応答
    率の大又は小の情報と、航跡データから求められた目標
    の速度及び加速度の情報と、航跡データにおける非民間
    機に対する特定のSIF応答の有又は無の情報とから、
    前記PSR捜索ビーム走査の合間に特定の目標にビーム
    を指向して探知するPSR追尾ビーム走査と、前記SI
    F捜索ビーム走査の合間に特定の目標にビームを指向し
    て探知するSIF追尾ビーム走査とのそれぞれの要否及
    び頻度を決定する追尾ビーム選択手段とを備えたことを
    特徴とするレーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記PSR捜索ビーム走査に基づくデー
    タとSIF捜索ビーム走査に基づくデータが、それぞれ
    PSR捜索ビーム走査及びSIF捜索ビーム走査によっ
    て検出された目標の方位と距離の情報であることを特徴
    とする請求項2記載のレーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記航跡データが、各目標ごとに、前記
    PSR捜索ビーム走査に基づくデータと、前記SIF捜
    索ビーム走査に基づくデータとから計算した、目標の方
    位、距離、高度、進行方向及びこれらの値が更新された
    時刻等のデータからなることを特徴とする請求項2又は
    3記載のレーダ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2,3又は4記載のレーダ装置に
    おける前記PSR追尾ビーム走査とSIF追尾ビーム走
    査とのそれぞれの要否及び頻度を決定する論理が、 前記応答率計算手段で算出されたSIF応答率が所定値
    より大きいか否かを判断するステップと、該SIF応答
    率が低いときはPSR追尾ビーム走査のみを高頻度で行
    うステップと、SIF応答率が所定値より大きい場合に
    特定のSIF応答の有無を確認するステップと、該特定
    のSIF応答がある目標の速度が所定値より大きいか否
    かを判断するステップと、該目標速度が所定値より大き
    くないとき該目標の加速度が所定値より大きいか否かを
    判断するステップと、該目標速度が所定値より大きいか
    又は該目標加速度が所定値より大きいときPSR追尾ビ
    ーム走査とSIF追尾ビーム走査とを同時に高頻度で行
    なうステップと、該目標速度が所定値より小さくかつ該
    目標加速度が所定値より小さいときPSR追尾ビーム走
    査とSIF追尾ビーム走査とを同時に低頻度で行なうス
    テップと、前記特定のSIF応答がない目標の速度が所
    定値より大きいか否かを判断するステップと、該目標速
    度が所定値より大きくないとき該目標の加速度が所定値
    より大きいか否かを判断するステップと、該目標速度が
    所定値より大きいか又は該目標加速度が所定値より大き
    いときSIF追尾ビーム走査のみを高頻度で行なうステ
    ップと、該目標速度が所定値より小さくかつ該目標加速
    度が所定値より小さいとき民間機の飛行ルート内又は外
    を判断するステップと、該民間機の飛行ルート内のとき
    追尾ビーム走査を行なわないステップと、該民間機の飛
    行ルート外のときSIF追尾ビーム走査のみを低頻度で
    行なうステップとからなることを特徴とするレーダ装置
    の追尾ビーム選択方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のレーダ装置の追尾ビーム
    選択方法を実行するプログラムを記載したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体であって、前記応答率計算手段
    で算出されたSIF応答率が所定値より大きいか否かを
    判断し、該SIF応答率が低いときはPSR追尾ビーム
    走査のみを高頻度で行い、SIF応答率が所定値より大
    きい場合に特定のSIF応答の有無を確認し、該特定の
    SIF応答がある目標の速度が所定値より大きいか否か
    を判断して該目標速度が所定値より大きくないとき該目
    標の加速度が所定値より大きいか否かを判断し、該目標
    速度が所定値より大きいか又は該目標加速度が所定値よ
    り大きいときPSR追尾ビーム走査とSIF追尾ビーム
    走査とを同時に高頻度で行ない、該目標速度が所定値よ
    り小さくかつ該目標加速度が所定値より小さいときPS
    R追尾ビーム走査とSIF追尾ビーム走査とを同時に低
    頻度で行ない、前記特定のSIF応答がない目標の速度
    が所定値より大きいか否かを判断して該目標速度が所定
    値より大きくないとき該目標の加速度が所定値より大き
    いか否かを判断し、該目標速度が所定値より大きいか又
    は該目標加速度が所定値より大きいときSIF追尾ビー
    ム走査のみを高頻度で行ない、該目標速度が所定値より
    小さくかつ該目標加速度が所定値より小さいとき民間機
    の飛行ルート内または外を判断し、該民間機の飛行ルー
    ト内のとき追尾ビーム走査を行なわず、該民間機の飛行
    ルート外のときSIF追尾ビーム走査のみを低頻度で行
    なうプログラムを記録したことを特徴とする追尾ビーム
    選択プログラムを記録した記録媒体。
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