JP2001173976A - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents

天井埋込形空気調和機

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JP2001173976A
JP2001173976A JP36078299A JP36078299A JP2001173976A JP 2001173976 A JP2001173976 A JP 2001173976A JP 36078299 A JP36078299 A JP 36078299A JP 36078299 A JP36078299 A JP 36078299A JP 2001173976 A JP2001173976 A JP 2001173976A
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JP
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ceiling
pair
air conditioner
heat exchangers
partition plate
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JP36078299A
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English (en)
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Akimasa Shirai
章雅 白井
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕切板と側板との取り付けを工夫することに
より左右一対の側板を同一のものを使用できるようにし
て、送風機を略方形に囲う略L字状に折曲した一対の熱
交換器を同一のものを使用できるようにする。 【解決手段】 送風機を略方形に囲うように略L字状に
折曲した一対のフィンチューブ形の熱交換器9を対向し
て配置し、同一対の熱交換器9の対向した両端の内、前
記熱交換器9の伝熱管へ冷媒を導く接続配管26を接続
した配管側を前記送風機の送風を仕切る仕切板30によ
り連結してなる天井埋込形空気調和機において、前記一
対の熱交換器9の配管側端面に各々、上下断面形状がコ
字状の側板24を設け、同側板24の各々内側のコ字状
延出部の回転対称な上下位置に切欠き溝27とねじ孔2
8とを形成し、前記仕切板30の両側に前記切欠き溝2
7に係止する係止爪31と前記ねじ孔28に螺着する取
付ねじを挿通する挿通孔32を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込形空気調
和機に係わり、より詳細には、熱交換器の取付けの構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井埋込形空気調和機は、図1と
図11にて示すように、天井面2に埋め込まれた本体ケ
ーシング1の下面に、中央に吸込口15を設け同吸込口
15の周囲四辺に風向変更板17を備えた吹出口11を
設けたパネルが取り付けられ、前記本体ケーシング1内
に形成された前記吸込口15と前記吹出口11とを結ぶ
空気通路に、前記吸込口15に対向して上下方向の駆動
軸を有したモータ7とファン8からなる送風機6と同送
風機6を略方形に囲うように略L字状に折曲した一対の
フィンチューブ形の熱交換器9を対向して配置し、同一
対の熱交換器9の対向した両端の内、前記熱交換器9の
伝熱管25へ冷媒を導く接続配管26を接続した配管側
を前記送風機6の送風を仕切る仕切板40により連結し
た構成であり、前記仕切板40を前記熱交換器9に取り
付ける構成は、前記一対の熱交換器9の配管側端面に各
々、上下断面形状がコ字状の側板41を設け、同側板4
1の各々内側のコ字状延出部42の左右対称な位置に左
右一対の切欠き溝27と左右一対のねじ孔28を設け、
前記仕切板40の左右対称な位置に前記切欠き溝27に
係止する左右一対の係止爪31と前記ねじ孔28に螺着
する取付ねじ(図示省略)を挿通する左右一対の挿通孔
32を形成し、前記左右一対の切欠き溝27に前記左右
一対の係止爪31を係止し、前記左右一対の挿通孔32
に取付ねじ(図示省略)を挿通し前記左右一対のねじ孔
28に螺着する構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、前記側板の左右一対の切欠き溝と左右一対のね
じ孔とが左右対称位置に形成されているため、前記側板
を左右同一のものを使用することができなくなり側板の
金型が2種類必要になるとともに、前記側板を装着した
一対の熱交換器を同一のものを使用するこどができなく
なり、金型作製のための初期投資費用が増加し、かつ部
品点数の増加により部品管理コストが上昇するという問
題点があった。本発明においては、上記の問題点に鑑
み、仕切板と側板との取り付けを工夫することにより左
右一対の側板を同一のものを使用できるようにして、送
風機を略方形に囲う略L字状に折曲した一対の熱交換器
を同一のものを使用できるようにした天井埋込形空気調
和機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、天井面に埋め込まれた本体ケーシングの下
面に、中央に吸込口を設け同吸込口の周囲四辺に風向変
更板を備えた吹出口を設けたパネルが取り付けられ、前
記本体ケーシング内に形成された前記吸込口と前記吹出
口とを結ぶ空気通路に、前記吸込口に対向して上下方向
の駆動軸を有したモータとファンからなる送風機と同送
風機を略方形に囲うように略L字状に折曲した一対のフ
ィンチューブ形の熱交換器を対向して配置し、同一対の
熱交換器の対向した両端の内、前記熱交換器の伝熱管へ
冷媒を導く接続配管を接続した配管側を前記送風機の送
風を仕切る仕切板により連結してなる天井埋込形空気調
和機において、前記一対の熱交換器の配管側端面に各
々、上下断面形状がコ字状の側板を設け、同側板の各々
内側のコ字状延出部の回転対称な上下位置に切欠き溝と
ねじ孔とを形成し、前記仕切板の両側に前記切欠き溝に
係止する係止爪と前記ねじ孔に螺着する取付ねじを挿通
する挿通孔を形成した構成となっている。
【0005】また、前記側板の各々内側のコ字状延出部
の延出角度を45°とした構成となっている。
【0006】また、前記仕切板の上端に、前記本体ケー
シングの天面に螺着する固着ねじを挿通する挿通孔を形
成した固着フランジを設けた構成となっている。
【0007】また、前記係止爪を前記切欠き溝に下方よ
り引掛けるように形成した構成となっている。
【0008】また、前記取付ねじと前記ねじ孔とを、セ
ルフタッピング方式のねじとバーリング孔とした構成と
なっている。
【0009】更に、前記仕切板を鋼板にて形成し、前記
係止爪と前記固着フランジとを前記仕切板に一体に形成
した構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図10にて示す本発明の
実施例により、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、図1の断面図、図2と図3の分解斜視図および図
4の斜視図にて示す天井埋込形空気調和機の全体構成に
ついて説明する。1は天井面2に埋め込まれ内側に発泡
スチロール等の断熱材により形成された断熱壁3を備え
たSECC(電気亜鉛メッキ鋼鈑)等の鋼鈑をプレス成
形して形成された天板4、側板5により構成された本体
ケーシング、6は同本体ケーシング1の中央に設け上下
方向の駆動軸を有したモータ7とファン8とからなる送
風機、9は同送風機6を略方形に囲うように対向して配
置された略L字状に折曲した一対のフィンチューブ形の
熱交換器、10は同熱交換器9の下方に設け周囲四辺に
吹出口11を備え発泡スチロール等の断熱材により形成
された露受皿、12は同露受皿10の中央に配設し一側
に下方に開口した電装部品収納部13と同電装部品収納
部13を覆う収納部カバー14とを備え中央に吸込口1
5を形成したベルマウスである。
【0011】16は前記露受皿10の周囲を囲うように
設け前記四辺の吹出口11に設けた風向変更板17を回
動自在に軸支し、同風向変更板17を連結し駆動する風
向変更装置18を四つの角部に装着したABS(アクリ
ルニトリルブタジエンスチレン)等の合成樹脂により形
成されたパネル枠、19は前記吸込口15から前記吹出
口11の両側および内側にかけて覆い中央に吸込開口孔
20を複数形成しフィルタ21を備えた開閉自在で着脱
可能なABS(アクリルニトリルブタジエンスチレン)
等の合成樹脂により形成された中央パネル、22は前記
吹出口11の外周から前記中央パネル19の四つの角部
23の外周にかけて覆うABS(アクリルニトリルブタ
ジエンスチレン)等の合成樹脂により形成された化粧枠
であり、前記パネル枠16と前記中央パネル19と前記
化粧枠22とによりパネルが構成されている。
【0012】次に、図5の要部透視平面図、図6乃至図
8の要部斜視図、図9の要部断面図にて示す本発明の第
一の実施例の詳細構成について説明する。24は前記一
対の熱交換器9の対向した両端の内、前記熱交換器9の
伝熱管25へ冷媒を導く接続配管26を接続した配管側
に装着された上下断面形状がコ字状のSECC(電気亜
鉛メッキ鋼鈑)等の鋼板により形成された一対の側板、
27と28とは同一対の側板24の各々内側のコ字状延
出部29の回転対称な上下位置に設けられた切欠き溝と
バーリング孔状に形成したねじ孔、30は前記一対の熱
交換器9の側板24に取り付け、前記送風機6からの送
風が前記一対の熱交換器9の配管側の両端の間から前記
吹出口11へ漏れ出さないように仕切るSECC(電気
亜鉛メッキ鋼鈑)等の鋼板により形成された仕切板、3
1と32とは同仕切板30の両側を45°に折曲し、そ
の両側に一体に形成された前記切欠き溝27に下方より
引掛けるように係止する係止爪と前記ねじ孔28に螺着
するセルフタッピング方式の取付ねじ33を挿通する挿
通孔、34は前記仕切板の上端に一体に設け前記本体ケ
ーシング1の天面である天板4に螺着する固着ねじ35
を挿通する挿通孔36を形成した固着フランジである。
【0013】上記構成において、次にその作用と効果に
ついて、図5乃至図9のいずれかを用いて説明する。前
記切欠き溝27と前記ねじ孔28とは、前記一対の側板
24の各々内側のコ字状延出部29の回転対称な上下位
置に設けられていることにより、同一形状の一対の側板
24を各々前記一対の熱交換器9の対向した両端に一方
を回転させた状態にして装着すればよく、前記側板24
が一種類で済むため、同側板24を作製のための金型が
一種類で済み初期投資費用を抑えることができるととも
に、部品の種類が減少することにより部品管理コストを
抑えることができる。更に、前記側板24を装着した略
L字状に折曲した一対の熱交換器9も、同一のものの一
方を回転させ互いに対向させて用いることができるため
一種類で済み、サブ組立状態の部品としても部品の種類
が減少し、部品管理コストを抑えることができる。な
お、前記熱交換器9はサイズが大きいため、そのサブ組
立状態の部品の種類が減少することは、部品管理コスト
の大きな低減に繋がる。
【0014】前記仕切板30の上端に、前記本体ケーシ
ング1の天板4に螺着する固着ねじ35を挿通する挿通
孔36を形成した固着フランジ34を設けることによ
り、前記一対の熱交換器9の対向する両端を同時に前記
天板4に固着することができる。また、前記係止爪31
を前記切欠き溝27に下方より引掛けるように形成する
ことにより、前記熱交換器9の重量が前記係止爪31に
引っ掛かる方向に作用するため、万一前記側板24と前
記仕切板30とを取り付ける前記取付ねじ33が緩んで
外れても前記熱交換器9が落下する恐れがない。
【0015】前記取付ねじ33と前記ねじ孔28とを、
セルフタッピング方式のねじとバーリング孔とすること
により、前記側板24を部品として作製するときにタッ
プ加工をする必要がなく部品コストを低減することがで
きる。また、前記ねじ孔28をプレス加工時に形成でき
るバーリング孔とすることにより、前記セルフタッピン
グ方式のねじである取付ねじ33をねじ切りしながらね
じ込んで行くとき等にねじ山数を多くできるため、部品
コストを上昇させることなく、ねじ馬鹿になる恐れを低
減することができる。
【0016】前記仕切板30をSECC(電気亜鉛メッ
キ鋼鈑)等の鋼板にて形成し、前記係止爪31と前記固
着フランジ34とを前記仕切板30に一体に形成するこ
とにより、前記熱交換器9を取り付けるための部品点数
を少なくすることができるため、部品コストおよび部品
管理コストを低減することができる。
【0017】次に、図10の要部斜視図にて示す本発明
の第二の実施例について説明する。上記第一の実施例と
は、側板と仕切板との取付部の構成が異なる。37は前
記側板24の各々内側より延出角度を45°として延出
し前記切欠き溝27と前記ねじ孔28とを形成したコ字
状延出部、38は面一な両側に前記切欠き溝27に係止
する係止爪31と前記ねじ孔28に螺着する取付ねじ3
3を挿通する挿通孔32とを形成した仕切板である。
【0018】このような構成とすることにより、前記仕
切板38の両側に曲げを設ける必要がなくなり、曲げ工
程数を減少させることができるため、部品コストを低減
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仕切板と側板との取り付けを工夫することにより左右一
対の側板を同一のものを使用できるようにして、送風機
を略方形に囲う略L字状に折曲した一対の熱交換器を同
一のものを使用できるようにした天井埋込形空気調和機
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天井埋込形空気調和機の全体構成を示す断面図
である。
【図2】天井埋込形空気調和機の全体構成の上方部分を
示す分解斜視図である。
【図3】天井埋込形空気調和機の全体構成の下方部分を
示す分解斜視図である。
【図4】天井埋込形空気調和機の全体構成を示す斜視図
である。
【図5】本発明による天井埋込形空気調和機の下方から
見た要部透視平面図である。
【図6】本発明による天井埋込形空気調和機の第一の実
施例の要部斜視図である。
【図7】本発明による天井埋込形空気調和機の第一の実
施例の図6のA部詳細を示す要部斜視図である。
【図8】本発明による天井埋込形空気調和機の第一の実
施例の要部斜視図である。
【図9】本発明による天井埋込形空気調和機の要部断面
図である。
【図10】本発明による天井埋込形空気調和機の第二の
実施例の要部斜視図である。
【図11】従来の天井埋込形空気調和機の要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 本体ケーシング 2 天井面 6 送風機 7 モータ 8 ファン 9 熱交換器 11 吹出口 15 吸込口 16 パネル枠 17 風向変更板 19 中央パネル 22 化粧枠 24 側板 25 伝熱管 26 接続配管 27 切欠き溝 28 (バーリング孔状の)ねじ孔 29 コ字状延出部 30 仕切板 31 係止爪 32 挿通孔 33 (セルフタッピング方式の)取付ねじ 34 固着フランジ 35 固着ねじ 36 挿通孔 37 (延出角度が45°の)コ字状延出部 38 (両側が面一な)仕切板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に埋め込まれた本体ケーシングの
    下面に、中央に吸込口を設け同吸込口の周囲四辺に風向
    変更板を備えた吹出口を設けたパネルが取り付けられ、
    前記本体ケーシング内に形成された前記吸込口と前記吹
    出口とを結ぶ空気通路に、前記吸込口に対向して上下方
    向の駆動軸を有したモータとファンからなる送風機と同
    送風機を略方形に囲うように略L字状に折曲した一対の
    フィンチューブ形の熱交換器を対向して配置し、同一対
    の熱交換器の対向した両端の内、前記熱交換器の伝熱管
    へ冷媒を導く接続配管を接続した配管側を前記送風機の
    送風を仕切る仕切板により連結してなる天井埋込形空気
    調和機において、 前記一対の熱交換器の配管側端面に各々、上下断面形状
    がコ字状の側板を設け、同側板の各々内側のコ字状延出
    部の回転対称な上下位置に切欠き溝とねじ孔とを形成
    し、前記仕切板の両側に前記切欠き溝に係止する係止爪
    と前記ねじ孔に螺着する取付ねじを挿通する挿通孔を形
    成してなることを特徴とする天井埋込形空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記側板の各々内側のコ字状延出部の延
    出角度を45°としてなることを特徴とする請求項1記
    載の天井埋込形空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記仕切板の上端に、前記本体ケーシン
    グの天面に螺着する固着ねじを挿通する挿通孔を形成し
    た固着フランジを設けてなることを特徴とする請求項1
    記載の天井埋込形空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記係止爪を前記切欠き溝に下方より引
    掛けるように形成してなることを特徴とする請求項3記
    載の天井埋込形空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記取付ねじと前記ねじ孔とを、セルフ
    タッピング方式のねじとバーリング孔としてなることを
    特徴とする請求項1記載の天井埋込形空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記仕切板を鋼板にて形成し、前記係止
    爪と前記固着フランジとを前記仕切板に一体に形成して
    なることを特徴とする請求項3記載の天井埋込形空気調
    和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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