JP2001172561A - 缶内面用塗料樹脂組成物及びこれを塗布した缶内面用塗装金属板 - Google Patents

缶内面用塗料樹脂組成物及びこれを塗布した缶内面用塗装金属板

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JP2001172561A
JP2001172561A JP36331199A JP36331199A JP2001172561A JP 2001172561 A JP2001172561 A JP 2001172561A JP 36331199 A JP36331199 A JP 36331199A JP 36331199 A JP36331199 A JP 36331199A JP 2001172561 A JP2001172561 A JP 2001172561A
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resin composition
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Osamu Morimoto
修 森元
Shoji Koketsu
将司 纐纈
Hiroshi Tachika
弘 田近
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品、および飲料用金属缶等に塗装され、加
工性、密着性、耐レトルト性、耐内容物性、抽出性、耐
オーバーベーク性、耐経時劣化性、耐デント性に優れ、
特に缶内面用に適した塗料樹脂組成物、及びこれを塗布
した缶内面用塗装金属板を提供する。 【解決手段】(A)ポリアルコール成分のうち(式1)
に示されるような骨格を有するポリアルコール、及び/
または1,4−シクロヘキサンジメタノールの内、これ
らの中から少なくとも1種以上を含有するポリエステル
樹脂と、(B)架橋剤からなる缶内面用塗料樹脂組成
物。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は飽和共重合ポリエス
テル樹脂を有効成分とする塗料樹脂組成物であり、食
品、および飲料用金属缶等に塗装され、加工性、密着
性、耐レトルト性、耐内容物性、抽出性、耐オーバーベ
ーク性、耐経時劣化性、耐デント性に優れ、特に缶内面
用に適した塗料樹脂組成物、及びこれを塗布した缶内面
用塗装金属板に関する。
【0002】
【従来の技術】缶内面用塗料は内容物の風味やフレイバ
ーを損なわないこと、および多種多様の食物による缶材
質の腐食を防止することを目的として使用されるもので
あり、まず毒性のないこと、加熱殺菌(レトルト)処理
に耐えること、次いで接着性、加工性に優れること、食
塩や酸性を示す内容物を加熱殺菌処理したときの耐ブリ
スター性と耐白化性(耐内容物性)、製缶時の過度の焼
付による加工性の劣化の無いこと(耐オーバーベーク
性)、塗装金属板の長期保管後の加工性の低下の無いこ
と(耐経時劣化性)、レトルト後の耐衝撃性(耐デント
性)などが要求される。また特に近年では外因子内分泌
撹乱物質(以下、環境ホルモン)を含むビスフェノール
型エポキシ樹脂等の物質も使用が避けられつつある。
【0003】缶内面用塗料樹脂としてはポリ塩化ビニル
系樹脂、及びエポキシ−フェノール系樹脂が現在多く使
用されているが、これらは次のような重大な問題を指摘
されているのが現状である。
【0004】まず、ポリ塩化ビニル系樹脂は、優れた耐
レトルト性、耐内容物性、加工性を有するが樹脂中に残
留する塩ビモノマーが発ガン性などの重大な衛生上問題
のある物質であることが指摘されている。また、缶をリ
サイクルや廃棄する際に焼却処理するとポリ塩化ビニル
系樹脂から毒性、腐食性の強い塩素ガス、塩化水素ガ
ス、猛毒のダイオキシンが発生するので、焼却装置の腐
食や環境汚染につながる問題がある。さらにポリ塩化ビ
ニル系樹脂は缶材質である金属との接着性が不十分であ
りエポキシ樹脂で処理した上にコーティングする必要が
あるなどコーティング行程が複雑である。
【0005】次にエポキシ−フェノール系樹脂では焼き
付け温度が高く、焼付け時に発泡等の外観不良を起し易
い。また、先に述べたようにエポキシ樹脂中に含まれる
ビスフェノール−Aが環境ホルモンとして作用する事が
発表されたため、これに代わる内面コート剤の開発が望
まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる問題点を解決す
るために、塗装、焼付けが容易で、加工性、金属との密
着性、耐レトルト性に優れ、焼却時に有毒、腐食ガスを
発生せず、塗膜中にビスフェノール−Aなどの環境ホル
モンを含有しないポリエステル系樹脂の製缶用内用コー
ティング剤への適応が試みられているが、これらに加え
耐内容物性、抽出性、耐オーバーベーク性、耐経時劣化
性、耐デント性に優れた缶内面用のポリエステル系樹脂
は得られていない。
【0007】つまり特公昭60−42829号公報、特
公昭61−36548号公報のような飽和ポリエステル
樹脂単独での缶内面塗料樹脂は沸水または蒸気のみにお
いての加熱処理(耐レトルト性)に対して耐ブリスター
及び耐白化性に優れるが、いまだ性能不十分で塗膜の表
面状態劣化や光沢の低下などを起こしたり、内容物を想
定しての食塩水及び酸性雰囲気中でのレトルト処理(耐
内容物性)においてはブリスターや白化を生じ、外観不
良を起こす。
【0008】特開平7−113058号公報、特開平7
−113059号公報、特開平8−325513号公報
においてはポリエステル樹脂にビスフェノール−A型や
フェノールノボラック型のエポキシ樹脂を配合、ブレン
ド、或いはアミノ樹脂を併用することで耐レトルト性、
耐内容物性の優れた塗膜の提供を提案しているが、この
ものは耐オーバーベーク性、耐デント性が不足してい
る。また一部エポキシ樹脂には環境ホルモンとされるビ
スフェノール−Aが含まれるため使用が困難となってい
る。
【0009】また、特開平1−245065号公報、特
開平5−112755号公報ではプロピレングリコール
を主とした成分の飽和ポリエステル樹脂とアルキルエー
テル化アミノホルムアルデヒド樹脂からなる塗料組成物
を缶内面用コーティング剤に適用することで加工性と耐
レトルト性の優れた塗膜の提供を提案している。しか
し、これらは缶内面塗料に必要な耐オーバーベーク性、
耐経時劣化性、耐デント性を十分に満足できない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者はこれらの問題
点のうち、特に上記した従来技術では検討されていなか
った耐オーバーベーク性、耐経時劣化性、耐デント性に
ついて鋭意検討した結果ポリアルコール成分に次に示す
特定のものを使用することによりこれらの諸問題を解決
できることを見出し、本発明に到達した。
【0011】すなわち本発明は(A)ポリアルコール成
分のうち(式1)に示されるような骨格を有するポリア
ルコール又は(式2)に示されるような骨格を有するポ
リアルコール、又は1,4−シクロヘキサンジメタノー
ルの内、これらの中から少なくとも1種以上を含有する
ポリエステル樹脂と、(B)架橋剤からなる缶内面用塗
料樹脂組成物、及びこれを塗布した缶内面用塗装金属板
である。
【0012】
【化2】
【0013】本発明に使用する(A)ポリエステル樹脂
に使用するポリカルボン酸成分としてはテレフタル酸、
イソフタル酸、オルソフタル酸、ナフタレンジカルボン
酸等の芳香族ジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオン
酸、ダイマー酸などの脂肪族ジカルボン酸、1,4−シ
クロヘキサンジカルボン酸、テトラヒドロフタル酸、ヘ
キサヒドロイソフタル酸、1,2−シクロヘキセンジカ
ルボン酸などの脂環族ジカルボン酸、フマル酸、マレイ
ン酸、テルペン−マレイン酸付加体などの不飽和ジカル
ボン酸などを挙げることができ、これらの中から1種又
はそれ以上を使用できる。衛生面で好ましいのはテレフ
タル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、アジピン酸、
セバシン酸、ダイマー酸、1,4−シクロヘキサンジカ
ルボン酸、フマル酸、マレイン酸である。芳香族ジカル
ボン酸としては、好ましくはテレフタル酸、及び/また
はイソフタル酸を20〜100モル%、更に好ましくは
40〜100モル%、脂肪族、及び/または脂環族ジカ
ルボン酸としては、好ましくはアジピン酸、セバシン
酸、ダイマー酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸
を0〜30モル%、更に好ましくは0〜20モル%であ
る。
【0014】本発明に使用される(A)ポリエステル樹
脂はポリアルコール成分のうち(式1)に示されるよう
な骨格を有するポリアルコール又は(式2)に示される
ような骨格を有するポリアルコール、または1,4−シ
クロヘキサンジメタノールの内、これらの中から少なく
とも1種以上を含有し、合わせて含有される量として
は、好ましくは10〜100モル%、更に好ましくは2
0〜100モル%の範囲である。(式1)のポリアルコ
ールとしては、例えば2−メチル−1,3−プロパンジ
オール、1,3−プロパンジオール、1,5−ペンタン
ジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、3
−エチル−1,5−ペンタンジオール、3−プロピル−
1,5−ペンタンジオール等があり、これらの中から1
種、または2種以上併用し使用できる。(式1)のポリ
アルコール、又は(式2)のポリアルコール又は1,4
−シクロヘキサンジメタノールのいずれか一種以上が含
有されることで、レトルト処理後のポリエステルの屈曲
性や耐デント性が失われない。
【0015】その他のポリアルコール成分としては、例
えばエチレングリコール、1,2−ブタンジオール、ネ
オペンチルグリコール、1,4−ブタンジオール、1,
4−ペンタンジオール、1,3−ペンタンジオール、
2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオール、1,4
−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1−
メチル−1,8−オクタンジオール、3−メチル−1,
6−ヘキサンジオール、4−メチル−1,7−ヘプタン
ジオール、4−メチル−1,8−オクタンジオール、4
−プロピル−1,8−オクタンジオール、1,9−ノナ
ンジオール等の脂肪族グリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレング
リコールなどのポリエーテルグリコール類、1,4−シ
クロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジ
メタノール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、ト
リシクロデカングリコール類、水添加ビスフェノール類
などの脂環族ポリアルコールが挙げることができ、これ
らの中から1種、又はそれ以上を選び使用できる。この
うち衛生上好ましいものはエチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−
ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ジエチレン
グリコーなどを挙げることができ、これらの中から1
種、又はそれ以上を選び使用できる。
【0016】本発明に使用される(A)ポリエステル樹
脂はポリカルボン酸成分、ポリアルコール成分に3官能
以上のポリカルボン酸または/およびポリアルコールを
加工性の低下しない範囲で使用して良い。3価以上のポ
リカルボン酸成分としては、例えばトリメリト酸、ピロ
メリト酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸などが挙げ
られ、3官能以上のポリアルコールとしてはグリセリ
ン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
マンニトール、ソルビトール、ペンタエリスリトール、
α−メチルグルコシドなどが挙げられる。衛生上好まし
くはトリメリト酸、トリメチロールエタン、トリメチロ
ールプロパン、グリセリンである。好ましくは0.1〜
3モル%の範囲で使用し、これらの3官能成分が3モル
%を越えるとポリエステル樹脂の可撓性が失われ、加工
性が低下したりする。
【0017】本発明に使用される(A)ポリエステル樹
脂の特性のうち、数平均分子量は5,000〜100,
000が好ましく、より好ましくは8,000〜30,
000である。好ましいガラス転移温度(Tg)は15
〜120℃、より好ましくは50〜100℃である。数
平均分子量が5,000未満であると塗膜が脆くなり、
加工性や耐熱水性に劣ったりし、100,000を越え
ると塗装作業性が低下する場合がある。また、ガラス転
移温度が15℃未満であると耐レトルト性が劣り、特に
フレーバー性を必要とする内容物には50℃以上のTg
が望ましい。Tgが120℃を超えると加工性や塗装作
業性が低下したりする場合がある。なお、ここで言う数
平均分子量はゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)に
よって標準ポリスチレンの検量線を用いて測定したもの
であり、ガラス転移温度(Tg)とは示差熱分析(DS
C)によって測定したものである。
【0018】本発明に使用される(A)ポリエステル樹
脂は任意の方法で酸価を与えてもよい。酸価を与える目
的としては架橋剤との硬化促進、缶用金属材料との密着
性改良等が挙げられる。これらを目的とする場合、好ま
しい酸価の範囲は40〜200eq/106gである。
200eq/106gを超えると耐レトルト性が低下し
たり、酸付加成分が内容物へ溶出する可能性がある。酸
価を付与する方法としては重縮合後期に多価カルボン酸
無水物を付加する解重合方法、プレポリマー(オリゴマ
ー)の段階でこれを高酸価とし、次いでこれを重縮合
し、酸価を有するポリエステル樹脂を得る方法などがあ
るが、操作の容易さ、目標とする酸価を得易いことから
前者の解重合方法が好ましい。
【0019】このような解重合方法での酸付加に用いら
れる多価カルボン酸無水物としては無水フタル酸、無水
テトラヒドロフタル酸、無水コハク酸、無水トリメリト
酸、無水ピロメリト酸、無水ヘキサヒドロフタル酸など
が挙げられる。好ましくは無水トリメリト酸である。
【0020】本発明の塗料組成物に使用する(B)架橋
剤はアミノ樹脂、フェノール樹脂、イソシアネート化合
物、エポキシ樹脂などが挙げられるが、衛生面よりアミ
ノ樹脂、フェノール樹脂が好ましい。特に、ポリエステ
ル樹脂のとの架橋性、加工性、耐内容物性、耐デント性
などについてはアミノ樹脂が好ましい。
【0021】上記のアミノ樹脂としては、メラミン、尿
素、ベンゾグアナミン、アセトグアナミン、ステログア
ナミン、スピログアナミン、ジシアンジアミド、などの
アミノ成分と、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、ベンツアルデヒドなどのアルデ
ヒド成分との反応によって得られるメチロール化アミノ
樹脂が挙げられる。このメチロール化アミノ樹脂のメチ
ロール基を炭素原子数1〜6のアルコールによってエー
テル化したものも上記アミノ樹脂に含まれる。これらの
内、単独或いは併用して使用できる。衛生上、メラミ
ン、ベンゾグアナミンを使用したアミノ樹脂が好まし
く、更に好ましくは耐レトルト性、抽出性に優れるベン
ゾグアナミンを使用したアミノ樹脂である。
【0022】ベンゾグアナミンを使用したアミノ樹脂と
しては、メチロール化ベンゾグアナミン樹脂のメチロー
ル基を一部又は全部を、メチルアルコールによってエー
テル化したメチルエーテル化ベンゾグアナミン樹脂、ブ
チルアルコールによってブチルエーテル化したブチルエ
ーテル化ベンゾグアナミン樹脂、或いはメチルアルコー
ルとブチルアルコールとの両者によってエーテル化した
メチルエーテル、ブチルエーテルとの混合エーテル化ベ
ンゾグアナミン樹脂が好ましい。上記、ブチルアルコー
ルとしてはイソブチルアルコール、n−ブチルアルコー
ルが好ましい。
【0023】メラミンを使用したアミノ樹脂としては、
メチロール化メラミン樹脂のメチロール基を一部又は全
部を、メチルアルコールによってエーテル化したメチル
エーテル化メラミン樹脂、ブチルアルコールによってブ
チルエーテル化したブチルエーテル化メラミン樹脂、或
いはメチルアルコールとブチルアルコールとの両者によ
ってエーテル化したメチルエーテル、ブチルエーテルと
の混合エーテル化メラミン樹脂が好ましい。
【0024】また、上記フェノール樹脂としては特には
限定はしないが、フェノール樹脂にアルカリ触媒の存在
下でアルデヒドを反応させたレゾール型樹脂、フェノー
ルに酸性触媒の存在下でアルデヒドを反応させたノボラ
ック型等が挙げられ、特に架橋剤として好適なのはレゾ
ール樹脂である。これらのフェノール樹脂に用いるフェ
ノール類は、フェノール、o−クレゾール、p−クレゾ
ール、m−クレゾールや、m−メトキシフェノール、
2,3−キシレノール、2,5−キシレノール、p−t
ert−ブチルフェノール、p−エチルフェノール等の
アルキルフェノール類、ビスフェノール−A、ビスフェ
ノール−F等が挙げられ、ポリエステルの相容性の面に
優れ、かつ環境ホルモンとして指摘されていないアルキ
ルフェノール類が好ましい。これらのフェノール類のモ
ノ〜トリメチロール化物やその縮合物、或いはそれらの
アルキルエーテル化物、好ましくはブチルエーテル化
物、或いはこれらをエポキシ変性、油変性、メラミン変
性、アミド変性、アクリル変性など各種変性をしたもの
などが使用できる。
【0025】また、更に硬化性を向上させる目的でエポ
キシ樹脂、イソシアネート化合物など他の架橋剤を衛生
性などの特性を低下させない範囲で併用しても良い。
【0026】本発明の塗料組成物は(A)ポリエステル
樹脂と(B)架橋剤からなるが、好ましくは重量比で
(A)/(B)=60/40〜95/5、更に好ましく
は70/30〜85/15である。(B)架橋剤が上記
成分量未満であると、十分な硬化塗膜が得られず、加工
性、耐レトルト性、耐内容物性が得られず、上記成分量
を超えると加工性の低下や衛生性が低下したりする。
【0027】また、(C)硬化触媒を使用することで塗
膜の効果反応を少ない熱エネルギーで進めることがで
き、良好な塗膜性能となる。(C)硬化触媒は下式範囲
内で使用することが望ましい。 {(A)+(B)}/(C)=100/0.01〜1.0 [重量比] 上記成分量未満であると硬化触媒を添加する効果が十分
に得られず、加工性、耐レトルト性、耐内容物性、抽出
性が得られない場合がある。上記成分量を超えると、架
橋反応が逆反応を起こしたり、ポリエステル樹脂の分解
を招き易く、特にオーバーベーク時に顕著に硬化性が低
下する現象を引き起こし、加工性、耐レトルト性、耐内
容物性が低下する。本発明に用いる前記した硬化触媒
(C)としては、例えば硫酸、p−トルエンスルホン
酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、樟脳スルホン酸、ナ
フタレンスルホン酸、及びこれらをアミンブロック(ア
ミンを添加し一部中和している)したもの等が挙げら
れ、これらの中から1種、又は2種以上を併用すること
ができるが、樹脂との相容性、衛生性の面からドデシル
ベンゼンスルホン酸が好ましい。特にアミノ樹脂とスル
ホン酸系触媒との組み合わせの場合で150〜250℃
×30秒〜15分程度の焼付の場合、触媒量は好ましく
は0.01〜0.5であり、より好ましくは0.05〜
0.2である。
【0028】本発明の缶用塗料用樹脂組成物には用途に
合わせた酸化チタン、シリカなどの公知の無機顔料、リ
ン酸およびそのエステル化物、有機スズ化合物等の硬化
触媒、表面平滑剤、消泡剤、分散剤等の公知の添加剤を
配合することができる。
【0029】本発明の缶用塗料用樹脂組成物は公知の有
機溶剤に溶解された状態で塗料化される。塗料化に使用
する有機溶剤としては、例えばトルエン、キシレン、芳
香族系炭化水素化合物、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン、メチ
ルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エチレングリコール
モノアセテート等から溶解性、蒸発速度等を考慮して選
択される。
【0030】本発明の塗料組成物は飲料缶、缶詰用缶、
その蓋、キャップ等に用いることができる金属板であれ
ばいずれへも塗装し使用でき、例えばブリキ板、ティン
フリースティール、アルミ等を挙げることができる。
【0031】本発明の塗料組成物はロールコーター塗
装、スプレー塗装などの公知の塗装方法によって塗装
し、本発明の塗装金属板を得ることができる。塗装膜厚
は特に限定されるものではないが、乾燥膜厚で3〜18
μm、更には3〜10μmの範囲であることが好まし
い。塗膜の焼付条件は通常、約100〜300℃の範囲
で約5秒〜約30分の程度であり、更には約150〜2
50℃の範囲で、約1〜約15分の程度である事が好ま
しい。
【0032】
【実施例】以下実施例を挙げて、本発明を具体的に説明
する。実施例において単に部とあるものは重量部を示
す。各測定項目は以下の方法に従った。
【0033】(1)樹脂組成の測定 核磁気共鳴スペクトル法、およびアルコリシス後のガス
クロマトグラフによる分析により、酸成分、アルコール
成分のモル比を求めた。
【0034】(2)数平均分子量の測定 ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によって標準ポ
リスチレンの検量線を用いて測定した。
【0035】(3)還元粘度の測定 ポリエステル樹脂0.10gをフェノール/テトラクロ
ロエタン(重量比6/4)の混合溶媒25ccに溶か
し、30℃で測定した。
【0036】(4)ガラス転移温度の測定 示差走査熱量計(DSC)を用いて20℃/分の昇温速
度で測定した。
【0037】(5)酸価の測定 ポリエステル0.2gを20mlのクロロホルムに溶解
し、0.1NのKOHエタノール溶液で滴定し、樹脂1
6g当りの当量(eq/106g)を求めた。
【0038】評価項目 (6)テストピースの作成 塗料組成物をブリキ板(70mm×150mm×0.3
mm)にバーコーターで膜厚が4〜8μmになるように
塗装し、硬化焼き付けを行い、これを試験片とした。焼
付条件としては雰囲気温度を210℃とした乾燥機中に
塗装後のブリキ板を10分間置き塗膜を形成した。ま
た、比較例(8)については270℃(PMT)×30
秒で、同じく比較例(12)については80℃×30分
の予備乾燥の後、240℃(PMT)×60秒の焼付条
件で塗膜を形成したものを評価した。
【0039】(7)加工性 試験片と同じ厚さのブリキ板を1枚挟み180度方向に
曲げる。この加工部を1%NaCl水溶液に浸漬したス
ポンジに接触させ5.5Vの電圧をかけたときの通電値
により評価した。通電値が小さい方が良好である。
【0040】(8)耐経時劣化性 試験片を1ヶ月間、室温下で放置し、これを(7)と同
じ方法で加工性を評価した。
【0041】(9)オーバーベーク性 試験片を再度210℃×10分の熱処理を行い、これを
(7)と同じ方法で加工性を評価した。
【0042】(10)耐レトルト性 試験片を立ててステンレスカップに入れし、これにイオ
ン交換水を試験片の半分の高さまで注ぐ。これを圧力釜
の中に設置し、125℃×30分のレトルト処理を行
う。処理後の評価は水中部分と蒸気部分とで行い、それ
ぞれ白化の度合いを目視で以下のように判定する。 ◎:良好 ○:わずかに白化はあるがブリスターは無
し △:若干白化、または若干のブリスターあり ×:著しい白化、または著しいブリスターあり
【0043】(11)耐内容物性 試験片を食塩3wt%、及び乳酸3wt%を含む水溶液
に浸し、125℃×30分処理した後、塗膜の白化、ブ
リスターの状態を目視で判定した。 ◎:良好 ○:わずかに白化はあるがブリスターは無
し △:若干白化、または若干のブリスターあり ×:著しい白化、または著しいブリスターあり
【0044】(12)耐デント性 (10)に示したレトルト処理を行った試験片の塗装面
を下にし、デュポン衝撃試験器を用い、その裏面より1
/2インチ×300g×30cm高さの条件で衝撃を加
える。次いでその凸部分を1%NaCl水溶液に浸漬し
たスポンジに接触させ5.5Vの電圧をかけたときの通
電値により評価した。通電値が小さい方が良好である。
【0045】(13)抽出性 (10)に示したレトルト試験後の抽出液を過マンガン
カリウムによる滴定により、塗膜からの有機物の抽出量
を定量した。数値の少ない方が良好である。
【0046】エステル交換法による合成例(a) ジメチルテレフタル酸236部、ジメチルイソフ233
部、トリメリト酸2.4部、1,3−プロパンジオール
93部、1,2−プロパンジオール277部、チタンテ
トラブトキシド0.2部を2Lフラスコに仕込み、4時
間かけて220℃まで徐々に昇温しエステル交換を行な
った。ついで、30分かけて10mmHgまで減圧初期
重合を行なうとともに温度を250℃まで昇温し、さら
にこのまま、1mmHg以下で90分間後期重合を行な
い本発明のポリエステル樹脂(a)を得た。
【0047】直接重合法による合成例(a) テレフタル酸283部、イソフタル酸、2800部、ト
リメリト酸33.6部、1,3−プロパンジオール13
00部、1,2−プロパンジオール3380部、チタン
テトラブトキシド1.5部を10Lオートクレーブに仕
込み、3.5Kg/cm・Gの窒素加圧下で3時間かけ
て235℃まで徐々に昇温し、エステル化を行った。次
いで、1時間かけて10mmHgまで減圧重合を行うと
共に温度を250℃まで昇温し、さらにこのまま1mm
Hg以下で90分間後期重合を行ない本発明のポリエス
テル樹脂(a)を得た。それぞれエステル交換法、及び
直接重合法で得られた樹脂(a)の性能には差異はな
く、組成と特性値は表1に示す。また、得られた樹脂は
シクロヘキサノン/ソルベッソ−150=1/1溶剤で
固形分40%の樹脂ワニスとし、これを用いて本発明の
塗料組成物を調製した。
【0048】合成例 (b) ジメチルテレフタル酸380部、2−メチル−1,3−
プロパンジオール255部、ネオペンチルグリコール1
59部、トリメチロールプロパン3部、チタンブトキサ
イド0.2部を2Lフラスコに仕込み、4時間かけて2
20℃まで徐々に昇温しエステル交換を行なった。つい
で、200℃以下に冷却後、セバシン酸45部を添加
し、再度230℃まで昇温し、エステル化反応を行っ
た。次にこれを、30分かけて10mmHgまで減圧初
期重合を行なうとともに温度を250℃まで昇温し、さ
らに250℃、1mmHg以下で90分間後期重合を行
なった。この後、一端樹脂を窒素気流下で220℃まで
冷却し、これにトリメリト酸3.4部を添加し本発明の
ポリエステル樹脂(b)を得た。得られた樹脂の組成と
特性値は表1に示す。また、得られた樹脂はシクロヘキ
サノン/ソルベッソ−150=1/1溶剤で固形分40
%の樹脂ワニスとし、これを用いて本発明の塗料組成物
を調製した。
【0049】合成例(c)〜(e) 合成例(a)のエステル交換法、または直接重合法に
て、樹脂組成が表1に示されるような本発明のポリエス
テル樹脂(c)〜(e)、及びそれらの固形分40%の
樹脂ワニスを得た。
【0050】
【表1】
【0051】*1:1,4-シクロヘキサンジメタノー
【0052】比較例 (f)〜(i) 合成例(a)または(b)と同様にして、樹脂組成が表
2に示されるような比較例ポリエステル樹脂(f)〜
(i)を得た。また、得られた樹脂はシクロヘキサノン
/ソルベッソ−150=1/1溶剤で固形分40%の樹
脂ワニスとし、これを用いて塗料組成物を調製した。
【0053】
【表2】
【0054】*1:1,4-シクロヘキサンジカルボン
【0055】比較例 (k)エポキシ変性ポリエステル
の合成 ポリエステル樹脂(f)100部をシクロヘキサノン3
5部、ソルベッソ−150 35部で80℃に加熱溶解
し、これにエピコート#1004(油化シェル・エポキ
シ(株)製)20部、N,N−ジメチルベンジルアミン
1部を添加し100〜110℃に昇温、付加反応させ
た。反応ワニスの酸価が初期値の20〜60%になった
とき、シクロヘキサノン40部、ソルベッソ−150
40部を加え、冷却し、比較例のエポキシ変性ポリエス
テル樹脂(k)を得た。変性組成を表3に示す。
【0056】
【表3】 *:ビスフェノール−Aジグリシジルエーテル化合物、
エポキシ当量900〜1000g/eq(油化シェル・
エポキシ(株)製)
【0057】実施例 (1) 樹脂ワニス(a)20部、マイコート−106(三井サ
イテック(株)製)2.6部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸0.01部を配合した後、シクロヘキサノン/ソル
ベッソ−150=1/1で塗装に適した粘度になるまで
希釈し、本発明の塗料組成物(1)を得た。これを前述
した方法により塗布、焼付を行い本発明の塗装金属板の
テストピースを得た。配合組成、並びにテストピースを
評価した結果を表4に示す。
【0058】実施例(2)〜(7) 実施例(1)と同様にして本発明の塗料樹脂組成物
(2)〜(7)を得た後、同じく前述した方法により塗
布、焼付を行い本発明の塗装金属板のテストピースを得
た。配合組成、並びにテストピースを評価した結果を表
4に示す。
【0059】
【表4】
【0060】*1:部分メチルエーテル化ベンゾグアナ
ミン樹脂(三井サイテック(株)製) *2:メチルエーテル化ベンゾグアナミン樹脂(三井サ
イテック(株)製) *3:メチルエーテル化メラミン樹脂(三井サイテック
(株)製) *4:レゾール型フェノール樹脂(住友デュレズ(株)
製) *5:フェノールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェ
ルエポキシ(株)製) *6:ドデシルベンゼンスルホン酸 *7:ドデシルベンゼンスルホン酸系硬化触媒(キング
インダストリイズ社製)
【0061】比較例 (8)〜(14) 実施例(1)と同様にして、比較例の塗料樹脂組成物
(8)〜(14)を得た後、同じく前述した方法により
塗布、焼付を行い比較例のテストピースを得た。配合組
成、並びにテストピースを評価した結果を表5に示す。
ちなみに(14)はエポキシ−フェノール樹脂塗料を再
現したものである。
【0062】
【表5】
【0063】*1:ビスフェノール型エポキシ樹脂(油
化シェルエポキシ(株)製) *2:部分メチルエーテル化ベンゾグアナミン樹脂(三
井サイテック(株)製) *3:メチルエーテル化ベンゾグアナミン樹脂(三井サ
イテック(株)製) *4:メチルエーテル化メラミン樹脂(三井サイテック
(株)製) *5:メチルエーテル化メラミン樹脂(住友化学(株)
製) *6:レゾール型フェノール樹脂(住友デュレズ(株)
製) *7:フェノールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェ
ルエポキシ(株)製) *8:ドデシルベンゼンスルホン酸 *9:ドデシルベンゼンスルホン酸系硬化触媒(キング
インダストリイズ社製)
【0064】表4〜5で明らかなように、本発明の缶塗
料用樹脂組成物を塗布した金属板ははその加工性、耐レ
トルト性、耐内容物性、耐オーバーベーク性、耐経時劣
化性、抽出性、耐デント性に優れている。
【0065】
【発明の効果】食品や飲料缶内面に塗装される塗料はそ
の性質から毒性がなく、廃棄、リサイクル時にも汚染物
質の排出もなく、製缶の加工、レトルト処理の蒸気、
熱、内容物の塩、酸に耐えるものでなければならない。
また近年はエポキシ−フェノール系塗料など外因子内分
泌撹乱物質(環境ホルモン)とされるビスフェノール化
合物を含む塗料の代替化も望まれている。本発明の缶内
面用塗料樹脂組成物は、上記した毒性化合物の含有、排
出がなく、環境ホルモンを含まず、加工性、耐レトルト
性、耐内容物性を満足し、更には加工性の経時劣化や耐
オーバーベーク性、耐デント性に優れるため、食品缶の
内面塗料に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 CA13 CA18 DA19 DC42 EB32 EB35 EB45 4J038 DA132 DA142 DA152 DA162 DA172 DD041 JC13 KA03 KA04 NA04 NA12 NA14 NA27 PB04 PC02 4K062 AA01 BB21 BC11 BC13 FA02 GA01 GA03 GA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリアルコール成分のうち(式1)
    に示される骨格を有するポリアルコール又は(式2)に
    示される骨格を有するポリアルコール、又は1,4−シ
    クロヘキサンジメタノールの内、これらの中から少なく
    とも1種以上を含有するポリエステル樹脂と、(B)架
    橋剤からなる缶内面用塗料樹脂組成物。 【化1】
  2. 【請求項2】(A)ポリエステル樹脂と(B)架橋剤か
    らなる缶内面用塗料組成物に硬化触媒として(C)有機
    スルホン酸化合物を{(A)+(B)}/(C)=10
    0/0.01〜1.0[重量比]の範囲内で配合した請
    求項1に記載の缶内面用塗料樹脂組成物。
  3. 【請求項3】(B)架橋剤がアミノ樹脂である請求項
    1、および2に記載の缶内面用塗料樹脂組成物、及びこ
    れを塗布した缶内面用塗装金属板。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3のいずれかに記載の
    缶内面用塗料樹脂組成物を塗布したことを特徴とする缶
    用塗装金属板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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