JP2001172467A - 樹脂組成物及びその用途 - Google Patents
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Abstract
汚染性、耐水性、耐溶剤性に優れた樹脂組成物を提供す
ること。 【解決手段】 特定構造を有する不飽和単量体(A)、
ラジカル重合性不飽和単量体(B)の重合物及びシリケ
ートオリゴマー(C)を含有してなる樹脂組成物。
Description
化液)の放置安定性、塗膜の耐候性、耐汚染性、耐水
性、耐溶剤性等に優れた水性樹脂組成物、特には水性コ
ーティング剤組成物に関するものである。
テトラアルコキシシランや、アルコキシシリル基(加水
分解性シリル基)含有単量体等を含有する樹脂、特にア
クリル−シリコン系樹脂は常温硬化性を有し、高硬度の
塗膜を形成し、耐候性、耐汚染性等の性能に優れるた
め、従来より接着剤や塗料用バインダー、紙コーティン
グ剤として使用されている。
は、アルコキシシリル基含有アクリル共重合体、テトラ
アルキルシリケート(テトラアルコキシシラン)及び/
又はその縮合物、及び硬化触媒よりなる親水性硬化性組
成物が開示され、塗膜表面が親水性となるので、汚染物
質を雨水等により洗い流せることができ、耐汚染性が良
好であることが記載されている。
て、公害対策あるいは省資源の観点より、有機溶剤を使
用するものから、水性あるいは水分散性樹脂への樹脂の
転換が試みられているが、上記開示技術では、有機溶剤
系での重合が中心で、水系では、安定な重合が出来ず目
的とするエマルジョンの製造にはかなりの技術が必要と
なる。
試みられており、例えば、アルコキシシリル基含有単量
体を用いた乳化重合の例としては、特開平3−2273
12号公報にはメタクリル酸アルキルエステル、アルコ
キシシラン基含有単量体、アクリルアミド等を乳化重合
してなるエマルジョンが開示され、又、特開平5−25
354号公報には加水分解性シリル基とアミンイミド基
を各々1分子中に少なくとも1個有する樹脂を含有する
反応型樹脂エマルジョンが開示されている。
の開示技術では、ある程度の塗膜の耐候性、耐溶剤性は
向上するものの、更なる改良が求められており、特にエ
マルジョンの放置安定性、塗膜の耐汚染性についてはま
だまだ満足のいくものは得られていない。
いる水系での重合は前述したように、ポリアルコキシポ
リシロキサンが水媒体中で安定に存在しがたく、又、一
般に行われている乳化重合法、即ち、水媒体中にポリア
ルコキシポリシロキサン及び重合性単量体の一部を乳化
分散させ開始剤の存在下、ポリアルコキシポリシロキサ
ン及び重合性単量体を仕込みながら、加熱重合を行う方
法では、ポリアルコキシポリシロキサンをエマルジョン
粒子中に安定に導入できないという欠点があり、目的と
するエマルジョンは得難いものであった。
いて、エマルジョンの放置安定性が良好で、塗膜の耐候
性、耐水性、耐溶剤性、耐汚染性に優れる樹脂組成物、
とりわけコーティング剤組成物を提供することを目的と
するものである。
かかる課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、下記一
般式(1)で示される不飽和単量体(A)とラジカル重
合性不飽和単量体(B)との重合物及びシリケートオリ
ゴマー(C)を含有してなる樹脂組成物が、上記目的に
合致することを見いだし、本発明を完成した。
−又は−(Y)m−で、Xはアルキレン基又はフェニレ
ン基で、Yはアルキレンオキサイド基で、n、mはそれ
ぞれ1〜20の整数である。
不飽和単量体(A)及びラジカル重合性不飽和単量体
(B)をシリケートオリゴマー(C)の存在下で重合し
てなる樹脂組成物、又は上記一般式(1)で示される不
飽和単量体(A)とラジカル重合性不飽和単量体(B)
の重合物に、シリケートオリゴマー(C)を配合してな
る樹脂組成物であることが好ましく、更には、上記一般
式(1)で示される不飽和単量体(A)、ラジカル重合
性不飽和単量体(B)をシリケートオリゴマー(C)の
存在下で乳化重合してなる樹脂組成物が好ましく、特に
は、上記一般式(1)で示される不飽和単量体(A)、
ラジカル重合性不飽和単量体(B)及びシリケートオリ
ゴマー(C)を予備乳化させた水性乳化液を重合してな
る樹脂組成物が好ましい。
明する。本発明で用いる不飽和単量体(A)としては、
上記一般式(1)で示される構造を有するものであれ
ば、特に限定されることない。中でも、一般式(1)で
示される構造において、特にXが、−CH2−、−CH
(CH3)−CH−、−CH(CH3)−CH(CH3)
−、 で、Yが、−CH2CH2−O−、−CH(CH3)CH2
−O−、−CH(CH3)CH(CH3)−O−、−CH
2CH2CH2CH2O−であることが好ましい。
えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチ
レングリコール(メタ)アクリレート、テトラエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリ
レート、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、グリセリンジ(メタ)アクリレート、テトラメチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ジテトラメチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、トリテトラメ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリテトラ
メチレングリコールジ(メタ)アクリレート等が挙げら
れる。中でも、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリ
レート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート等が好適に用いられる。
体(B)としては、上記(A)とラジカル重合するある
いは単独でラジカル重合するものであれば特には限定さ
れないが、具体的には、スチレン、メチル(メタ)アク
リレート、エチル(メタ)アクリレート、イソプロピル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、イソプチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アク
リレート、ラウリル(メタ)アクリレート、酢酸ビニ
ル、t−デカン酸ビニル、トリデシル(メタ)アクリレ
ート、ステアリル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、オクチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メ
タ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリ
レート、ビニルトルエン、(メタ)アクリロニトリル、
イタコン酸ジアルキルエステル、フマル酸ジアルキルエ
ステル、マレイン酸ジアルキルエステル、アクリルクロ
ライド、アセトアセチル化(メタ)アクリレート、(メ
タ)アクリルアミドや(メタ)アクリル酸、クロトン
酸、フマール酸、(無水)マレイン酸、イタコン酸、シ
トラコン酸、リシノール酸等のカルボキシル基含有単量
体及びそれらの塩(アミン塩、ナトリウム塩、カリウム
塩)等が挙げられ、これらは単独もしくは2種以上の混
合物にて使用される。これらの中でも、スチレン、メチ
ル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、(メタ)アク
リル酸(アンモニウム塩、ジエチルアミン塩)、クロト
ン酸(アンモニウム塩、ジエチルアミン塩)、イタコン
酸(アンモニウム塩、ジエチルアミン塩)が好ましく用
いられる。
は、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシ
ラン、テトラプロピオキシシラン、テトラブトキシシラ
ン等のテトラアルコキシシラン又はテトラフェノキシシ
ランを加水分解(縮合)することにより得られる。縮合
度は加水分解率を制御することにより調整できる。
とができ、例えば、上記テトラアルコキシシランに所定
量の水を加えて酸触媒の存在下に、副生するアルコール
を留去しながら、通常、室温程度〜100℃で反応させ
る。この反応によりアルコキシシランは加水分解し、更
に縮合反応によりヒドロキシル基を2以上有する液状の
シリケートオリゴマー(通常平均重合度2〜8程度、好
ましくは3〜6)が加水分解物として得られる。加水分
解の程度は、使用する水の量により適宜調節することが
できるが、コーティング剤組成物の物性あるいは塗膜の
硬化を考慮すると、本発明においては通常40〜90%
程度、好適には60〜80%程度から選ばれる。上記範
囲以上の場合は接着性が低下し、それ以下の場合は硬度
が低下し好ましくない。
はモノマーが通常2〜10%程度含有されている。この
モノマーが含有されているとコーティング剤組成物の保
存安定性が欠け、保存中に増粘し、薄膜形成が困難とな
るので、モノマー含有量が1%以下、好ましくは0.3
%以下になるように、このモノマー除去をフラシュ蒸
留、真空蒸留で行う。
和単量体(A)、ラジカル重合性不飽和単量体(B)及
びシリケートオリゴマー(C)を用いて、本発明の樹脂
組成物が得られる。以下、本発明の樹脂組成物について
説明する。
される不飽和単量体(A)とラジカル重合性不飽和単量
体(B)との重合物及びシリケートオリゴマー(C)を
含有してなるが、その方法としては、一般式(1)で
示される不飽和単量体(A)及びラジカル重合性不飽和
単量体(B)をシリケートオリゴマー(C)の存在下で
重合する方法、又は一般式(1)で示される不飽和単
量体(A)とラジカル重合性不飽和単量体(B)の重合
物に、シリケートオリゴマー(C)を配合する方法等が
挙げられる。
(1)で示される不飽和単量体(A)及びラジカル重合
性不飽和単量体(B)をシリケートオリゴマー(C)の
存在下で乳化重合する方法が好ましく、特には、一般
式(1)で示される不飽和単量体(A)、ラジカル性不
飽和単量体(B)及びシリケートオリゴマー(C)を予
備乳化させた水性乳化液を重合する方法がシリケートオ
リゴマー(C)を安定にエマルジョン粒子内に保持させ
る点で最も好ましい。
備乳化させた水性乳化液を得る際には乳化剤(E)を用
いることが好ましく、本発明で用いる乳化剤(E)とし
ては、不飽和単量体(A)、ラジカル重合性不飽和単量
体(B)及びシリケートオリゴマー(C)の各成分を水
媒体中に乳化させ得る機能を持つものであれば特には限
定されず、反応性(イオン性)界面活性剤、非反応性
(イオン性)界面活性剤等が挙げられるが、塗膜の耐水
性の点で反応性界面活性剤が好ましい。
(A)、ラジカル重合性不飽和単量体(B)とラジカル
反応性を有するイオン性、非イオン性の界面活性剤であ
ればよく、該反応性界面活性剤としては例えば、下記一
般式(2)〜(7)のような構造をもつものである。
R3はアルキル基、R4は水素又はメチル基、R5はアル
キレン基、hは1以上の整数、Zは水素、SO3NH4、
SO3Naのいずれかである。
リアリープSE−20N(アニオン性)、アデカリアリ
ープSE−10N(アニオン性)、アデカリアリープN
E−10(ノニオン性)、アデカリアリープNE−20
(ノニオン性)、アデカリアリープNE−30(ノニオ
ン性)〔以上、旭電化(株)製〕、エレミノールJS−
2(アニオン性)、エレミノールRS−30(アニオン
性)〔以上、三洋化成(株)製〕、ラテムルS−180
A(アニオン性)、ラテムルS−120A(アニオン
性)〔以上、花王(株)製〕、アクアロンBC−05
(アニオン性)、アクアロンBC−10(アニオン
性)、アクアロンBC−20(アニオン性)、アクアロ
ンHS−05(アニオン性)、アクアロンHS−10
(アニオン性)、アクアロンHS−20(アニオン
性)、アクアロンRN−10(ノニオン性)、アクアロ
ンRN−20(ノニオン性)、アクアロンRN−30
(ノニオン性)、アクアロンRN−50(ノニオン
性)、ニューフロンティアS−510(アニオン)〔以
上、第一工業製薬(株)製〕、フォスフィノ−ルTX
(アニオン性)〔東邦化学工業(株)製〕)等の市販品
が挙げられる。
重合の際に加水分解抑制剤(D)を添加して予備乳化さ
せた水性乳化液として用いることが好ましく、該加水分
解抑制剤(D)は限定されないが、塩基で中和してなる
酸官能基及び/又はアミンイミド基を含有する化合物で
あることが好ましい。該化合物としては分散機能を有す
る高分子化合物、pH緩衝機能を有する化合物、ラジカ
ル重合機能を有する化合物等が挙げられるが、分散機能
を有する高分子化合物が特に好ましい。
いて述べる。該高分子化合物はスルホン酸基、カルボキ
シル基、リン酸基等の酸官能基をもち、該官能基を塩基
で中和した高分子化合物等が挙げられるが、カルボキシ
ル基含有重合体を塩基で中和してなる高分子化合物が特
に好ましい。該カルボキシル基含有重合体とは、(メ
タ)アクリル酸、クロトン酸、フマール酸、(無水)マ
レイン酸、イタコン酸、シトラコン酸、リシノール酸
(好ましくは(メタ)アクリル酸、フマール酸)等のカ
ルボキシル基含有単量体を単独重合又は他の不飽和単量
体と共重合させて得られる。
を含有するものも好ましく、該高分子化合物はアミンイ
ミド基含有単量体を単独重合、又は他の不飽和単量体と
共重合させて得られる。該アミンイミド基含有単量体と
しては、1,1,1−トリメチルアミンメタクリルイミ
ド、1,1−ジメチル−1−エチルアミンメタクリルイ
ミド、1,1−ジメチル−1−(2−ヒドロキシプロピ
ル)アミンメタクリルイミド、1,1−ジメチル−1−
(2’−フェニル−2’−ヒドロキシエチル)アミンメ
タクリルイミド、1,1−ジメチル−1−(2’−ヒド
ロキシ−3’−フェノキシプロピル)アミンメタクリル
イミド、1,1,1−トリメチルアミンアクリルイミ
ド、あるいは下記一般式(8)、一般式(9)で示され
る単量体が挙げられる。
ては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−
ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリ
ル酸エステル、酢酸ビニル、スチレン、バーサチック酸
ビニルエステル等の脂肪酸エステル等が単独又は併用し
て用いられる。
特には限定されないが、数平均分子量として、500〜
500,000が好ましく、更に好ましくは700〜3
0,000で、該分子量が500未満の時は得られるコ
ーティング剤組成物の重合時の安定性が低下し、50
0,000を越える時は高粘度化し重合時の希釈剤が多
くなり不経済であり好ましくない。
基性化合物で中和するに当たり、該塩基性化合物として
は、例えばアンモニア、N,N−ジメチルエタノールア
ミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モルフォリ
ン、2−ジメチルアミノ−2−メチル−1−プロパノー
ル、モノイソプロパノールアミン、モノエタノールアミ
ン、N,N−ジエチルエタノールアミン、2−アミノ−
2−メチル−1−プロパノール、N−メチルジエタノー
ル、ジイソプロパノールアミン、N−エチル−ジエタノ
ールアミン、トリイソプロパノールアミン、トリエタノ
ールアミン等が挙げられ、好ましくはアンモニア、ジエ
チルアミンが用いられる。
を有する化合物である場合について説明する。該化合物
としては、反応系をpH6〜10に保持できるものであ
れば特に制限されないが、具体的には、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム、リン酸一ナトリウム、リン酸
一カリウム、リン酸二ナトリウム、リン酸三ナトリウ
ム、酢酸ナトリウム、酢酸アンモニウム、蟻酸ナトリウ
ム、ギ酸アンモニウム等が挙げられる。又、上記加水分
解抑制剤(D)は、同種異種の化合物を2種以上組合せ
て使用することもできる。
(1)で示される不飽和単量体(A)、ラジカル重合性
不飽和単量体(B)及びシリケートオリゴマー(C)、
好ましくは加水分解抑制剤(D)を添加して予備乳化さ
せた水性乳化液を重合するものであり、かかる重合に際
しては重合開始剤(F)が用いられる。
ては、特に制限されず、水溶性、油溶性のいずれのもの
も用いることが可能で、具体的には、アルキルパーオキ
サイド、t−ブチルヒドロパーオキサイド、クメンヒド
ロパーオキサイド、p−メタンヒドロパーオキサイド、
イソブチルパーオキサイド、ラウロリルパーオキサイ
ド、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイ
ド、オクタノイルパーオキサイド、t−ブチルクミルパ
ーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ジクロルベ
ンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジ
−t−ブチルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノンパーオキ
サイド、メチルシクロヘキサノンパーオキサイド、ジ−
イソブチルパーオキシジカーボネート、ジ−2−エチル
ヘキシルパーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオ
キシイソブチレート等の有機過酸化物、アゾビスイソブ
チロニトリル、ジメチルアゾジイソブチレート、2,2
−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,
2−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、過硫酸カ
リウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過酸
化水素、4,4’−アゾビス−4−シアノバレリックア
シッドのアンモニウム(アミン)塩、2,2’−アゾビ
ス(2−メチルアミドオキシム)ジヒドロクロライド、
2,2’−アゾビス(2−メチルブタンアミドオキシ
ム)ジヒドロクロライドテトラヒドレート、2,2’−
アゾビス{2−メチル−N−〔1,1−ビス(ヒドロキ
シメチル)−2−ヒドロキシエチル〕−プロピオンアミ
ド}、2,2’−アゾビス〔2−メチル−N−(2−ヒ
ドロキシエチル)−プロピオンアミド}、各種レドック
ス系触媒(この場合酸化剤としては、過硫酸アンモニウ
ム、過硫酸カリウム、過酸化水素、t−ブチルハイドロ
パーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、キュメン
ハイドロパーオキサイド、p−メンタンハイドロパーオ
キサイド等が、還元剤としては亜硫酸ナトリウム、酸性
亜硫酸ナトリウム、ロンガリット、アスコルビン酸等が
用いられる。)等が挙げられ、これらの中でもアゾビス
イソブチロニトリル、2,2’−アゾビス〔2−メチル
−N−(2−ヒドロキシエチル)−プロピオンアミ
ド}、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アン
モニウム、4,4’−アゾビス−4−シアノバレリック
アシッドのアンモニウム(アミン)塩等が挙げられる。
加えておいてもよいし、重合開始直前に加えてもよい
し、又、乳化の前の(A)、(B)の混合液あるいは
(A)、(B)、(C)の混合液、又は(A)、
(B)、(C)、(D)の混合液に予め添加したり、該
乳化後の乳化液に添加してもよい。
(A)、ラジカル重合性不飽和単量体(B)、シリケー
トオリゴマー(C)、加水分解抑制剤(D)、乳化剤
(E)、重合開始剤(F)の他に、本発明の効果を損わ
ない範囲で公知の連鎖移動剤、消泡剤、防腐剤、防錆
剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等を添加してもよい。
又、塗膜の硬化を促進するため、有機スズ化合物、有機
アルミニウム化合物等の有機金属化合物等の硬化剤を添
加してもよく、該硬化剤はエマルジョンの形で添加して
もよい。
る不飽和単量体(A)、ラジカル重合性不飽和単量体
(B)、シリケートオリゴマー(C)、好ましくは更に
加水分解抑制剤(D)を予め乳化させ、水性乳化液を得
る方法について説明する。
定されないが、水に乳化剤(E)を溶解した後、その他
の成分を仕込むのが好ましい。一般式(1)で示される
不飽和単量体(A)、ラジカル重合性不飽和単量体
(B)の配合量については、ラジカル重合性不飽和単量
体(B)100重量部に対して、不飽和単量体(A)が
0.01〜100重量部であることが好ましく、より好
ましくは0.1〜50重量部、特に好ましくは0.5〜
30重量部である。不飽和単量体(A)の配合量が0.
01重量部未満では耐汚染性、耐溶剤性が充分ではな
く、又保存安定性が低下することとなり、100重量部
を越えると塗膜が脆くなったり、安定した製造ができな
くなったりと好ましくない。
は、ラジカル重合性不飽和単量体(B)100重量部に
対して、0.1〜100重量部であることが好ましく、
より好ましくは1〜80重量部、特に好ましくは1〜6
0重量部である。かかる配合量が0.1重量部未満では
耐汚染性、耐溶剤性が充分ではなく、100重量部を越
えると塗膜が脆くなったり、安定した製造ができない等
好ましくない。
(A)、ラジカル重合性不飽和単量体(B)及びシリケ
ートオリゴマー(C)の合計量100重量部に対して
0.1〜10重量部とすることが好ましく、更に好まし
くは0.3〜5重量部である。乳化剤(E)が0.1重
量部未満では、充分な乳化性能を保持できず安定性が低
下することとなり、10重量部を越えるとコーティング
剤組成物を皮膜にした時、耐水性が悪くなり好ましくな
い。
合、該配合量は不飽和単量体(A)、ラジカル重合性不
飽和単量体(B)及びシリケートオリゴマー(C)の合
計量100重量部に対して0.01〜10重量部とする
ことが好ましく、更に好ましくは0.03〜3重量部で
ある。かかる配合量が0.01重量部未満ではシリケー
トオリゴマー(C)の加水分解が進行し安定性不良を招
くこととなり、10重量部を越えるとコーティング剤組
成物を皮膜にした時の耐水性が低下したり、重合安定性
が低下することがあり好ましくない。
カル重合性不飽和単量体(B)及びシリケートオリゴマ
ー(C)の合計量100重量部に対して50〜400重
量部が好ましく、更には70〜200重量部とすること
が好ましく、50重量部未満では水性乳化液が高粘度と
なり、又、重合安定性も低下することとなり、400重
量部を越えると生成する水性乳化液の濃度が低くなり、
塗膜化する際の乾燥性が低下し好ましくない。
ー、超音波処理装置等の乳化装置を用いることが重要
で、高圧ホモジナイザーを用いる際の圧力は10〜15
00kg/cm2にすることが好ましく、更に好ましく
は30〜1000kg/cm2である。乳化時の温度
は、乳化中に組成物が反応しない程度の温度であれば問
題なく、通常5〜60℃程度が適当である。又、乳化液
の通過(Pass)回数は1〜5回程度が好ましい。
尚、上記の乳化する前に、撹拌、震動等により予備乳化
しておくのが好ましい。
される不飽和単量体(A)、ラジカル重合性不飽和単量
体(B)及びシリケートオリゴマー(C)等の油滴成分
を水媒体中で乳化させる。油滴の径については1000
nm以下にすることが好ましく、より好ましくは50〜
1000nm、更に好ましくは100〜500nmであ
る。該油滴の径が1000nmを越えると樹脂組成物の
重合安定性が低下するので好ましくない。
重合を開始するのであるが、その方法としては例えば、
(ア)乳化液全量をそのまま昇温して重合する、(イ)
乳化液の一部を昇温して重合を開始し、残りの乳化液を
滴下して重合を継続する、(ウ)反応缶に水(必要に応
じて一部の乳化剤及び一部又は全部の加水分解抑制剤、
重合開始剤を仕込んでおいてもよい)を仕込んで昇温し
た後、乳化液を全量滴下又は、分割、連続滴下して重合
する等が挙げられるが、重合温度の制御が容易であり、
重合安定性も良い点で(イ)が最も好ましい。
(A)、ラジカル重合性不飽和単量体(B)及びシリケ
ートオリゴマー(C)の合計量100重量部に対して
0.03〜2重量部使用することが好ましく、更に好ま
しくは0.05〜1重量部である。かかる使用量が上記
範囲より少ない場合は重合速度が遅くなり、上記範囲を
越えるとコーティング剤組成物を塗膜にしたとき、耐溶
剤性、耐候性が低下する場合があり好ましくない。
0℃程度の範囲が適当であり、昇温開始後1〜8時間程
度で反応が終了する。(イ)の重合条件としては反応液
の5〜50重量%を40〜90℃で0.1〜4時間重合
した後、残りの反応液を1〜5時間程度かけて滴下し
て、その後同温度で1〜3時間程度熟成する。(ウ)の
重合条件としては水を反応液の5〜100重量%となる
ように仕込み、40〜90℃に昇温し、反応液を2〜5
時間程度かけて滴下し、その後同温度で1〜3時間程度
熟成する。
等のアルカリ液を添加し、pH6〜8、好ましくは7〜
8に調整することにより、樹脂組成物、とりわけコーテ
ィング剤組成物として有用なエマルジョンが得られる。
かかるエマルジョンの粒子径は50〜1000nmの微
粒子であることが好ましい。
で示される不飽和単量体(A)とラジカル重合性不飽和
単量体(B)を有機溶媒中にて重合することも可能であ
る。使用される溶媒としては各成分を溶解するものが使
用でき、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロピルアルコール、n−ブタノール、オク
タノール等のアルコールやエチレングリコール、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、エチレングリコールモノn−プロ
ピルエーテル、エチレングリコールモノn−ブチルエー
テル等のグリコール誘導体やベンゼン、ケロシン、トル
エン、キシレン等の炭化水素や酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル
等のエステル類やアセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、アセチルアセトン等のケトン類や
エチルエーテル、ブチルエーテル、メチルセロソルブ、
エチルセロソルブ、ジオキサン、フラン、テトラヒドロ
フラン等のエーテル類等が挙げられる。これらは単独で
も複数組み合わせてもよい。
飽和単量体(B)100重量部に対して25〜2000
重量部であることが好ましく、より好ましくは150〜
1000重量部である。重合触媒としては、公知のラジ
カル重合触媒、例えばアゾビスイソブチロニトリル、ベ
ンゾイルパーオキサイド、ジターシャリーブチルパーオ
キサイド、クメンハイドロパーオキサイド等のが用いら
れる。重合時の温度は60〜150℃が適当であり、
又、重合時間は6〜20時間程度が実用的である。
量体(A)とラジカル重合性不飽和単量体(B)の重合
物及びシリケートオリゴマー(C)を含有してなる樹脂
組成物が得られ、該樹脂組成物は、エマルジョンの放置
安定性が良好で、塗膜の耐候性、耐水性、耐溶剤性、耐
汚染性等に優れ、特にコーティング剤組成物として有用
である。中でも建材塗料、接着剤、紙コーティング剤等
に有用である。
に説明する。尚、例中「%」、「部」とあるのは特に断
りのない限り重量基準である。
計、撹拌翼を備えたフラスコに、イソプロピルアルコー
ル100部を仕込み、80℃に昇温した。次いでアクリ
ル酸15部、メチルメタクリレート35部、2−エチル
ヘキシルアクリレート50部にアゾビスイソブチロニト
リル1部を溶解した混合液を80℃で4時間かけて滴下
重合し、更に、80℃で3時間重合させた。次いで、撹
拌しながらアンモニア水を添加し、更にイソプロピルア
ルコールを留去し、最後にアンモニア水でpH=8.0
に調整して、加水分解抑制剤(D)の25%水溶液を得
た。
デカリアリープSE−10N」)2.4部及び上記加水
分解抑制剤(D)1部を水84.1部((D)に含まれ
る水も含む)に溶解し、次いで一般式(1)で示される
不飽和単量体(A)としてトリプロピレングリコールジ
アクリレート2.0部、ラジカル重合性不飽和単量体
(B)としてメチルメタクリレート57.1部、n−ブ
チルアクリレート20.1部、シリケートオリゴマー
(C)としてエチルシリケート(コルコート(株)製、
「ES−48」)20.8部、更にアゾビスイソブチル
ニトリル1.0部を溶解混合したものを添加し、撹拌混
合し予備乳化を行った。該予備乳化液を高圧ホモジナイ
ザー(GAULIN社製)で圧力500kg/cm2、
常温で1Pass処理し、200nmの径の油滴をもつ
乳化液180.1部を調製した。
2.7部を仕込み、80℃で1時間初期重合を行い、残
りの乳化液を3時間かけて滴下し重合を行った。滴下後
更に80℃で2時間重合を続け、冷却後、5%アンモニ
ア水でpHを8.5に調整し、水性コーティング剤組成
物(エマルジョン)を得た(固形分45.8%であっ
た)。該水性コーティング剤組成物に対して以下の評価
を行った。
の径と乳化重合後のエマルジョンの平均粒子径を大塚電
子製レーザー光散乱粒径測定機DLS−700で測定し
た。 (粘度)JIS K7117に準拠する回転粘度計及び
条件を用いて25℃にて粘度を測定した。
物を100meshの金網で濾過し、濾過残分を105
℃で1時間乾燥して得られた粗粒子の重量をエマルジョ
ン100gに対する重量で示した。 (残留アルコール量)該コーティング剤組成物を遠心分
離後、水層についてHITACHI 163型 FID
ガスクロマトグラフィーを使用して残留アルコール量を
測定した。
60℃で1ケ月放置して、状態を目視で観察した。 ○・・・変化無し △・・・やや粘度上昇あり ×・・・粘度上昇又はゲル化
ラス板にキャスティング(条件は膜厚100μmとなる
ようにアプリケータでキャスティング)し室温で7日間
乾燥後、屋外暴露を6カ月行い、塗膜の様子を目視で観
察した。 ◎・・・光沢のある透明皮膜であった。 ○・・・やや光沢の低下が認められる程度で、皮膜状態
は良好であった。 △・・・光沢の低下と皮膜の破壊が認められた。 ×・・・光沢の著しい低下と著しい皮膜の破壊(白化、
クラック)が認められた。
ガラス板にキャスティング(条件は膜厚100μmとな
るようにアプリケータでキャスティング)し室温で7日
間乾燥後、屋外暴露を6カ月行い、塗膜の雨筋を目視で
観察した。 ◎・・・ほとんど雨筋が認められない。 ○・・・一部にうっすら雨筋が認められた。 △・・・ところどころに雨筋が認められた。 ×・・・全面にはっきり雨筋が認められた。
ラス板にキャスティングし、室温で7日間乾燥後蒸留水
に24時間浸漬後の表面状態を目視で観察した。 ◎・・・全く白化、膨れは認められなかった。 ○・・・わずかに白化が認められたが、膨れは認められ
なかった。 △・・・白化、膨れが認められた。 ×・・・白化、膨れが進行し、ところどころで溶出して
いた。
ガラス板にキャスティングし、室温で7日間乾燥後酢酸
エチルに24時間浸漬後の表面状態を目視で観察した。 ◎・・・変化なし ○・・・表面にやや膨れ、白化が認められた。 △・・・膨れ、白化が全面に広がった。 ×・・・全体に膨れ、白化が進行し、ガラス板より塗膜
が脱落した。
体(A)として、1,9−ノナンジオールジアクリレー
トを用いた以外は同様に行いコーティング剤組成物(エ
マルジョン)を調製し、実施例1と同様の評価を行っ
た。
体(A)として、トリテトラメチレングリコールジメタ
クリレート(m=3)を用いた以外は同様に行いコーテ
ィング剤組成物(エマルジョン)を調製し、実施例1と
同様の評価を行った。
として、メチルメタクリレート42.7部、n−ブチル
アクリレート36.7部、メタクリル酸アンモニウム塩
の25%水溶液0.5部を用いた以外は同様に行い、コ
ーティング剤組成物(エマルジョン)を調製し、実施例
1と同様の評価を行った。
て、メチルシリケート(三菱化学社製、「MS−5
6」)を用いた以外は同様に行い、コーティング剤組成
物(エマルジョン)を調製し、実施例1と同様の評価を
行った。
アンモニウムの25%水溶液4部を用いた以外は同様に
行い、コーティング剤組成物(エマルジョン)を調製
し、実施例1と同様の評価を行った。
として、メチルメタクリレート58.8部、n−ブチル
アクリレート20.6部、シリケートオリゴマー(C)
として、メチルシリケート(三菱化学社製、「MS−5
1」)18.9部、加水分解性抑制剤(D)として、酢
酸アンモニウムの25%水溶液4部を用いた以外は同様
に行い、コーティング剤組成物(エマルジョン)を調製
し、実施例1と同様の評価を行った。
レートを用いず、ラジカル重合性不飽和単量体(B)と
して、メチルメタクリレート58.6部、n−ブチルア
クリレート20.6部、シリケートオリゴマー(C)と
してエチルシリケート(コルコート(株)製、ES−4
8)20.8部を用いた以外は同様に行い、、コーティ
ング剤組成物(エマルジョン)を調製し、実施例1と同
様の評価を行った。
のエチルシリケート(コルコート(株)製、ES−4
8)を用いなかった以外は同様に行い、コーティング剤
組成物(エマルジョン)を調製し、実施例1と同様の評
価を行った。実施例1〜7、比較例1〜2の評価結果を
表1に示す。
和単量体(A)とラジカル重合性不飽和単量体(B)の
重合物及びシリケートオリゴマー(C)を含有してなる
樹脂組成物、好ましくは一般式(1)で示される不飽和
単量体(A)、ラジカル重合性不飽和単量体(B)及び
シリケートオリゴマー(C)を予備乳化させた水性乳化
液を重合してなる樹脂組成物であるため、樹脂組成物の
放置安定性が良好で、塗膜の耐候性、耐水性、耐溶剤
性、耐汚染性に優れた効果を示すものであり、コーティ
ング剤組成物として非常に有用で、中でも建材塗料、接
着剤、紙コーティング剤等に有用である。
Claims (8)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で示される不飽和単量
体(A)とラジカル重合性不飽和単量体(B)との重合
物及びシリケートオリゴマー(C)を含有してなること
を特徴とする樹脂組成物。 【化1】 ここで、R1は水素又はメチル基、R2は−(X)n−O
−又は−(Y)m−で、Xはアルキレン基又はフェニレ
ン基で、Yはアルキレンオキサイド基で、n、mはそれ
ぞれ1〜20の整数である。 - 【請求項2】 上記一般式(1)で示される不飽和単量
体(A)中のXが、−CH2−、−CH(CH3)−CH
−、−CH(CH3)−CH(CH3)−、 で、Yが、−CH2CH2−O−、−CH(CH3)CH2
−O−、−CH(CH3)CH(CH3)−O−、−CH
2CH2CH2CH2O−であることを特徴とする請求項1
記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 上記一般式(1)で示される不飽和単量
体(A)及びラジカル重合性不飽和単量体(B)をシリ
ケートオリゴマー(C)の存在下で重合してなることを
特徴とする請求項1又は2記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】 上記一般式(1)で示される不飽和単量
体(A)とラジカル重合性不飽和単量体(B)の重合物
に、シリケートオリゴマー(C)を配合してなることを
特徴とする請求項1又は2記載の樹脂組成物。 - 【請求項5】 上記一般式(1)で示される不飽和単量
体(A)、ラジカル重合性不飽和単量体(B)をシリケ
ートオリゴマー(C)の存在下で乳化重合してなること
を特徴とする請求項1、2又は3記載の樹脂組成物。 - 【請求項6】 上記一般式(1)で示される不飽和単量
体(A)、ラジカル重合性不飽和単量体(B)及びシリ
ケートオリゴマー(C)を予備乳化させた水性乳化液を
重合してなることを特徴とする請求項1、2、3又は5
記載の樹脂組成物。 - 【請求項7】 更に加水分解抑制剤(D)を添加して予
備乳化させた水性乳化液を用いることを特徴とする請求
項6記載の樹脂組成物。 - 【請求項8】 請求項1〜7いずれか記載の樹脂組成物
を用いることを特徴とするコーティング剤組成物。
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1999
- 1999-12-17 JP JP35826099A patent/JP5116187B2/ja not_active Expired - Fee Related
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