JP2001172009A - 過酸化水素水溶液を精製する方法 - Google Patents

過酸化水素水溶液を精製する方法

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JP2001172009A JP2000327462A JP2000327462A JP2001172009A JP 2001172009 A JP2001172009 A JP 2001172009A JP 2000327462 A JP2000327462 A JP 2000327462A JP 2000327462 A JP2000327462 A JP 2000327462A JP 2001172009 A JP2001172009 A JP 2001172009A
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クリスティーヌ・デボー
Didier Demay
ディディエール・ドゥマイ
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エルベ・デュルフィー
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LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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Abstract

(57)【要約】 【課題】過酸化水素水溶液を現場で精製するための方法
を提供すること。 【解決手段】過酸化水素溶液は、樹脂床に注入され、好
ましくは10m/hないし50m/h、より好ましくは
10m/hないし20m/hのほぼ線速度で樹脂床を通
過し、一方、樹脂床は、溶液が樹脂と接触することによ
り精製される時間の少なくとも50%の間実質的にコン
パクト化されたままである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イオン交換樹脂を
用いて過酸化水素水溶液を精製する方法に関する。特
に、本発明は、きわめて少量の不純物、特に金属不純物
を含み、半導体の製造のために意図される過酸化水素水
溶液の製造のための方法に関し、この製造方法は水溶液
の使用のポイントにきわめて近くでかまたはそのポイン
トで実施される。
【0002】本発明は極めて少量の不純物を含む過酸化
水素水溶液を製造するためのプラントにもまた関する。
【0003】
【従来の技術】集積回路の形態で製造されるメモリーの
容量の増加は、集積回路が製造されるチップの製造のた
めに用いられる化学物質の純度の増加を伴って進む。
【0004】1985年ないし1990年は、オンチッ
プメモリーの容量は、1.5μmないし0.8μmのエ
ッチングライン厚さについて1メガビットないし16メ
ガビットであり、それぞれ100ppb未満でなければ
ならない不純物濃度の過酸化水素溶液が要求された。
【0005】現在では、同じサイズのチップ上での64
メガビットメモリーの製造はほぼ0.35μmのライン
幅を要求し、一般的に、それぞれ0.1から1ppbの
範囲で存在する不純物についての最大不純物含有度を有
する過酸化水素のグレードを用いる。
【0006】半導体製造業者は、近い将来、0.18μ
m未満の最小エッチングジオメトリーの256メガビッ
トおよび1ギガビットメモリーを販売することを可能と
することを考えている。メモリー容量の増加は、それぞ
れの不純物の量が50ppt未満でなければならない製
品をこれから要求するであろう。
【0007】過酸化水素は、一般的に、アントラキノン
誘導体またはその様な誘導体の混合物の自動的な酸化に
より製造される。前記アントラキノン誘導体は、エステ
ルまたはアルコールと混ぜられた芳香族炭化水素のよう
な複雑な混合物の有機溶媒の中に溶解されて用いられ
る。この溶液は、使用液を形成する。この使用液はまず
触媒の存在下で水素化され、このことはキノンをハイド
ロキノンに変換する。次いでそれは、空気または酸素富
化空気との接触にもたらすことにより酸化される。この
酸化の間に、ハイドロキノンは再びキノンに酸化され、
過酸化水素を同時に形成する。前記過酸化水素は水で抽
出され、使用液は、再び用いられる前に再生処理を受け
る。
【0008】原料の過酸化水素水溶液は一般的に精留に
より濃縮され、アルミニウムまたはステンレス鋼蒸留塔
の中で精製される。
【0009】この工程の後、過酸化水素水溶液はいま
だ、アントラキノン誘導体、溶剤並びにそれらの化合物
由来の分解産物に由来する有機物質、および用いられる
部材および管の表面に由来するアルミニウム、鉄、クロ
ムおよび亜鉛のような金属元素のような不純物を含む。
それゆえ、この過酸化水素溶液は、半導体産業により要
求される純度を達成するために続く処理を受けなければ
ならない。
【0010】蒸留、結晶化、吸着樹脂および/またはイ
オン交換床の通過、逆浸透、ろ過、限外ろ過、等のよう
なさまざまの技術がその様な溶液を精製するために用い
られ得る。
【0011】一般的に、有機物質は、蒸留プロセスおよ
び/または吸着性樹脂を含むプロセスにより良好に精製
される。それらのプロセスについてのより詳細について
は、特許FR−A−2,710,045、EP−A−8
35,842、EP−A−502,466および/また
はFR−A−1,539,843に参照がなされ得る。
マイクロエレクトロニクスにおける適用にためには無視
できない量で存在する金属元素、ならびに例えば硝酸塩
または硫酸塩のようなアニオンは一般的に、イオン交換
樹脂の床を通過させることにより除去される。
【0012】イオン交換樹脂を用いて過酸化水素水溶液
を精製するさまざまの方法が文献中に提案されてきた。
一般的に、それらの方法は、溶液を、スチレンの重合お
よびジビニルベンゼンによる架橋、続いて硫酸処理によ
り得られる少なくとも1種のきわめて酸性のカチオン交
換樹脂、並びに、例えばポリクロロメチルスチレンとト
リメチルアミンのような第3級アミンの反応により得ら
れる少なくとも1種のきわめて塩基性のアニオン交換樹
脂との接触にもたらすことを含む。
【0013】一般的に、当業者は、水酸化形態のアニオ
ン性樹脂は取り去られるべきであることを知っている。
というのは、過酸化水素は、それと接触するとき極めて
急速に分解するからである。より小さい塩基性の炭酸塩
CO3 2-および重炭酸塩HCO3 - 形態が用いられ得る
ものであり、例えば、US−A−3,294,488、
US−A−3,305,314および/またはUS−A
−3,297,404において記載されている。
【0014】しかしながら、特にもし過酸化水素が室温
で数十分間樹脂と静的接触したままなら、過酸化水素が
この僅かに塩基性の支持体と接触するとき過酸化水素分
解反応はいまだ可能である。
【0015】当業者は、この過酸化水素分解反応は、樹
脂それ自体の中に含まれ得、その合成のために用いられ
る材料に由来する鉄およびクロムのようなある種の材料
により加速されることを知っている。この目的のため
に、使用の前に樹脂を調製する特別の方法が開発され
た。このようにして、JP−A−08,337,405
は、鉱酸(例えばHCl)の超純水水溶液により使用の
前にアニオン性およびカチオン性樹脂を処理するための
方法を記載する。この酸処理の後、樹脂は、超純水の中
ですすがれる。次いで、アニオン性樹脂は水酸化ナトリ
ウム水溶液により処理され、次いで、超純水によりすす
がれる前に炭酸ナトリウムまたは重炭酸ナトリウム溶液
により処理される。それらの処理は一般的に長く、汚染
を防ぐように実施するとき特に注意が払われなければな
らない。
【0016】過酸化水素分解は、樹脂により取りこまれ
る金属の増加により前記過酸化物の精製の間に徐々に増
加し得るものであり、過酸化水素溶液それ自体により進
行することもまた知られている。US−A−5,20
0,166において記載されているようにアニオン性樹
脂と、またはUS−A−5,534,238において記
載されているようにカチオン性樹脂と接触する前に過酸
化水素溶液に鉱酸HXを付加することは、過酸化水素分
解による酸素の発生を減少させることを可能とする。
【0017】それらの方法は、樹脂のリットル当たり精
製され得る過酸化水素の体積を顕著に減少させる欠点を
有する。例えば、アニオン性樹脂の場合においては、部
位はXにより占められ、Xは、過酸化水素において含ま
れるアニオン性金属不純物と比較して無視できない量で
加えられる。このポイントは、過酸化水素を製造するこ
とを意図する工業プラントの場合においては特に重要で
ある。このことは、同じ体積の過酸化水素については、
もしHX樹脂が過酸化水素に加えられるならば、精製の
ために必要とされる樹脂の量がより大きくなるであろう
からである。
【0018】EP−A−846,654は、精製されて
いないかまたは部分的に精製された溶液が重力の下でア
ニオン性およびカチオン性樹脂を流動通過する過酸化水
素水溶液を精製するための方法および装置を開示する。
樹脂によるヘッドロスのために、操作流量は限定され
る。というのは、流れは重力によってのみ作り出され、
それにより製造能力を顕著に減少させるからである。こ
の方法の実施において、用いられるカチオン性樹脂は、
痕跡量の金属を除去するように酸であらかじめ処理され
る。
【0019】更に、記載された装置は、ユニットの温度
が急激に上昇する場合にユニットを急速に停止すること
を可能とする安全機構から利益を得ず、常に過酸化水素
処理ユニットについて制御下になければならない爆発の
危険を伴う。
【0020】従って、極端に純粋な過酸化水素の現場で
の生成は、あらかじめ精製された過酸化水素が用いられ
るときでさえ現時点では問題を残す。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、先行
技術の不利益を持たず、従って、危険なしに、半導体産
業のために意図される超純粋グレードの過酸化水素を製
造することが可能な過酸化水素溶液、特に予備精製され
た過酸化水素の付加的な精製のための方法を提供するこ
とである。本発明の好ましい形態によれば、過酸化水素
溶液は蒸留により予備精製される。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、過酸化水素溶
液を該溶液中に存在する不純物を少なくとも部分的に吸
着または吸収することが可能な樹脂床を通過させる過酸
化水素水溶液の現場での精製のための方法であって、過
酸化水素溶液を樹脂床に注入し、樹脂床を好ましくは1
0m/hないし50m/h、より好ましくは10m/h
ないし20m/hのほぼ線速度で通過させること、該樹
脂床が、好ましくは該溶液が該樹脂と接触することによ
り精製される時間の少なくとも50%の間実質的にコン
パクト化(compacted)されたままであることを特徴と
する過酸化水素の精製方法を提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明によれば、好ましくは、少
なくとも2つのカラムが用いられ、それらは直列に設置
され、各カラムはイオン交換樹脂または吸着性樹脂を含
む(特にカラムがアニオン性および/またはカチオン性
樹脂の連続床を含むならば、単一カラムを有することが
可能である。)。好ましくは、スチレン−ジビニルベン
ゼンコポリマーのスルホン化により得られる強酸性カチ
オン性樹脂が用いられる。また、好ましくは、タイプ1
アニオン性樹脂が用いられ、それはクロロメチルスチレ
ン−ジビニルベンゼンコポリマーのアミノ化により得ら
れ、その樹脂のイオン形態は炭酸塩または重炭酸塩形態
である。有利には、それらの樹脂は、特に耐酸化性であ
る。
【0024】用いられるイオン交換樹脂は、好ましく
は、ほぼ均一の直径により特徴付けられるボールからな
り、それにより1に近い均一性係数が得られ、ボールの
直径は好ましくは700μm以下である。本発明を実施
する好ましい方法による樹脂ボールの粒子サイズは、通
常の樹脂を用いた場合よりも速い速度の交換反応を可能
とし、それゆえ、きわめて高い純度の過酸化水素溶液を
生成させる。
【0025】本発明の別の側面によれば、乾燥樹脂のリ
ットル当たり50mg未満の鉄および/または10mg
未満の銅および/または50mg未満のアルミニウムを
含む樹脂が用いられる。実際、上記のもののような低濃
度の金属元素を有するこれら小さな直径の樹脂は、特に
純粋な過酸化水素が得られることを可能とすることが見
いだされた。したがって特に、精製カラムに導入される
前に、先行技術の樹脂では必要とされる酸予備処理を無
しで済ますことが可能である。
【0026】本発明の実施の好ましい方法によれば、ア
ニオン性樹脂および/またはカチオン性樹脂が使用さ
れ、それらは同一カラムまたは異なるカラムの中に順次
的に配置される床の中に置かれる。
【0027】好ましくは、アニオン性樹脂は第1のカラ
ムの中に配置され(第1アニオン精製)、カチオン性樹
脂は任意に第2のカラムの中に配置される。
【0028】好ましくは、液体は、例えば、樹脂の炭酸
塩または重炭酸塩イオンにより過酸化水素中に溶けてい
るアニオンの交換から到来する二酸化炭素のような気体
の除去を促進するように、カラム、特にアニオン性樹脂
を含むカラムを通って上方に流れる。
【0029】有利には、本発明による装置は、カラムの
断面にわたって液体の均一な分布を可能とするように、
(例えば、漏斗形の)カラムのそれぞれの底部に液体を
分配するためのシステムを具備する。精製の有効性を減
少させるカラムの中の優先経路(preferred paths)の
形成はこのようにして回避される。
【0030】有利には、本発明による装置は、樹脂床が
液体の上昇流により持ち上げられないようにカラムのそ
れぞれの中に樹脂ボールを保持するデバイスを具備す
る。このデバイスは更に、床上にわずかな圧力を及ぼす
ことにより樹脂をカラムの中でコンパクト化させつづけ
ることを可能とし得る。
【0031】加えて、このデバイスは安全装置を構成す
る。これは、カラムの中で過剰圧力が起こったとき、デ
バイスがカラムの外側に向かって押し戻され、樹脂床が
膨張することを可能とし、過酸化水素分解により生成す
る酸素のような気体をより急速に放出させるためであ
る。従って、このデバイスが以下の図において記載され
るようにカラムの中のスライディングカバーからなるタ
イプのものであるとき、このスライディングカバーは、
一方では本発明によりコンパクト化されつづけるように
樹脂に圧力を維持し、他方では過酸化水素の分解により
生ずるカラムに過剰圧力が起こったとき上方にスライド
し、カラムから吐き出され得るという二重機能を有し、
従って安全機能を提供する。
【0032】本発明の好ましい側面によれば、一方で、
樹脂床を(好ましくは上方に)通過する液体の速度がほ
ぼリニアであり(すなわち、速度ベクトルは本質的にヘ
ッドロスの範囲内までほぼ一定のモジュラスの垂直成分
を有する)、他方で、過酸化水素が通過する樹脂床が、
用いられる樹脂床の少なくとも1つの有意の部分にわた
って実質的にコンパクト化されつづけていれば、きわめ
て良好な過酸化水素生成が得られることが見いだされ
た。「実質的にコンパクト化される」という表現は、ボ
ールの上に存在する他のボールの重量に由来する力に加
えて、垂直成分を有する付加的な力が、各ボール上に及
ぼされることを意味するものとして理解されるべきであ
る。好ましくは、この付加的な力は、精製プロセスの実
施の持続時間のほぼ全体について適用され得る。
【0033】もう1つの好ましい特徴によれば、カラム
の中の液体および/または気体は大気圧に近い圧力であ
る。このことは、過酸化水素分解が起こったときに装置
の安全性のために特に重要である。樹脂粒子のみが大気
圧より大きな圧力に少なくとも部分的に暴露され(少な
くとも部分的にコンパクト化された床)、一方、液体お
よび/または気体は大気圧に維持される。
【0034】溶液の形態にある過酸化水素の精製を適切
に実施するために、樹脂床は、溶液が樹脂と接触するこ
とにより精製される時間の少なくとも50%の間実質的
にコンパクト化されたままである。これは、樹脂粒子が
互いに分離しているとき(流動化されたかまたは部分的
に流動化された樹脂床を作る)、特に精製のほぼ50%
未満がコンパクト化された樹脂と接触し生じるとき、す
なわち、粒子のほぼ50%未満である樹脂が互いに接触
しているときはいつでも精製の効率は大きく減少するか
らである(コンパクト化された樹脂との接触により起こ
る精製の50%未満もまた、本発明によれば、粒子の5
0%未満が平均して床の高さ全体にわたって互いに接触
する樹脂床を意味し、のみならず、例えば第1の床が流
動化された形態にあり、例えば、第2の床がコンパクト
化された形態にあり、またはその逆である床の連続をも
意味する)(一般的に、樹脂粒子の少なくとも一部が少
なくとも1の他の粒子と実質的に接触しているならば、
樹脂は実質的にコンパクト化されているとみなされ得
る。)。
【0035】好ましくは、溶液が少なくとも部分的に床
を通過させるために床に上方に注入されるとき、樹脂床
は、床を形成する樹脂粒子またはボールに圧力を掛ける
ことにより実質的にコンパクト化されつづける。
【0036】樹脂は、好ましい方法によれば、カラムの
中に貯蔵され、その上にほぼ平面の表面が樹脂から距離
dで配置される高さhの床を形成し、比d/hは、すべ
ての環境下で、ほぼ0.1未満、好ましくは<0.0
5、より好ましくは<0.01に維持される。
【0037】好ましくは、少なくとも100パスカルの
相対圧力、好ましくは少なくとも200パスカルが、
(アニオン性および/またはカチオン性)樹脂床の少な
くとも一部に掛けられる。
【0038】好ましくは、樹脂床は、10%以内でほぼ
同一である直径を有するモノスフェア(monosphere)か
らなる。
【0039】本発明の1つの形態によれば、樹脂が1つ
のカラムの中の床の形態で配置されるものの中で、溶液
は、樹脂床の断面積の実質的に全体にわたって溶液を注
入するようにカラムの壁に実質的に結合する立体角で液
体を注入する注入ノズルを用いて前記カラムの基部に注
入される。
【0040】好ましくは、溶液は、ポンピングシステム
を用いて、樹脂床の下方部分を介して樹脂床に注入され
る。幾つかの連続的なアニオン性および/またはカチオ
ン性樹脂床を提供することもまた可能である。
【0041】1つの形態によれば、本発明による装置
は、溶液を精製するための幾つかの連続的なカラムを含
み、各カラムは少なくとも1つのアニオン性および/ま
たはカチオン性樹脂床を有し、前記床はほぼ同じ高さに
配置されている。
【0042】好ましくは、バブルトラップが、ポンプと
液体が精製カラムに注入されるポイントとの間に取り付
けられる。
【0043】本発明の1つの形態によれば、より大きな
安全性を提供するために、少なくとも1つの樹脂床の中
の液体の温度が、異常な温度上昇を検出するように測定
され、それは水回路の開放を生じさせ、水が樹脂床をあ
ふれさせる。1つの事例においては、水は一般的に樹脂
床の基部に注入され、樹脂床を通って上昇する。
【0044】本発明の別形態によれば、窒素が樹脂床上
に注入される。一般的に、注入された窒素は、好ましく
は、半導体の製造において要求される気体純度に適合す
るいわゆる「エレクトロニック」純度を有し、特にそれ
は、液体溶液を用いて続いて製造される。好ましくは、
窒素は、周囲空気と液体との間のあらゆる接触を防ぐよ
うにすべてのカラムとバッファータンクに注入される。
【0045】液体は、好ましくは、オーバーフローする
ことによりそれぞれのカラムからタンクに流入する。次
いで、液体は、このタンクから次のカラムにポンプ輸送
される。タンクが装置の最後のカラムの後に配置されて
いるとき、液体は、リジェクトポイントかまたは貯蔵タ
ンクかまたはループの中で循環するように装置の第1の
カラムの頂部にポンプ輸送され得る。有利には、過酸化
水素溶液は、貯蔵タンクが精製される過酸化水素溶液を
供給されることを可能とするためか、または貯蔵タンク
が精製された過酸化水素溶液について排水されることを
可能とするためにループの中を循環する。この方式にお
いて、ユニットの中での停止を回避し、それゆえ、製造
能力の減少を回避することが可能である。
【0046】コントロールシステムは、システム全体の
一定流量を得ることを可能とする。具体的な流量は、1
-1ないし10h-1であり、より好ましくは10ないし
20h-1である。
【0047】この方法は、好ましくは連続的に操業する
ことを特徴とする。例えば、オペレーターがメンテナン
ス操作を実施するようにシステムが止められるとき、そ
れは好ましくは超純水ですすがれる。用いられる水の抵
抗率は、好ましくは、25℃で18MΩ・cm以上であ
る。
【0048】好ましくは、樹脂と接触する過酸化水素の
分解の危険を回避するために、本発明の方法は、0ない
し25℃、好ましくは0ないし15℃、さらにより好ま
しくは実質的に約5℃に等しい温度で実施される。
【0049】樹脂劣化の問題を回避するために、処理さ
れる水溶液は、60重量%を超える過酸化水素を含む過
酸化水素水溶液であることは稀である。本発明により処
理される溶液は、一般的に、10から60重量%の過酸
化水素を含む水溶液である。その方法は、特にエレクト
ロニクス産業において用いられることが意図されるもの
である30重量%を含む水溶液の精製にとって極めて適
切である。
【0050】本発明のもう1つの側面によれば、上記の
ように、水の殺到の下で樹脂床が急速にあふれることを
可能とするセーフティシステムが用いられる。
【0051】セーフティシステムは、自動的にまたは手
動的に、樹脂が水で極めて急速にすすがれることを可能
とする。好ましくは、液体の流れが止められるとき、ま
たは流量が機能不全のために設定流量の50%未満であ
るとき及び過酸化水素が樹脂の1種と接触しつづける傾
向があるとき、樹脂はすすがれるであろう。ユニットを
安全にするための装置は、過酸化水素精製のために用い
られるラインより大きな直径の別のラインからなる。有
利には、すすぎのための水は、カラムを通って上方に流
れるであろう。
【0052】好ましくは、水の殺到は、不純物を導入し
ないように、そして異常を修復した後極めて急速にシス
テムを再起動することを可能とするように現場で入手可
能な極めて純粋な水でもたらされる。しかしながら、も
し超純水が入手できないならば、システムは、プラント
を安全にするように本管の水道水によりすすがれる。弁
とセンサーからなる装置が、超純水から本管の水道水に
切り換えるために用いられる。
【0053】方法の1つの形態において、水道水は、例
えば、加圧されたコンテナのような水の貯蔵により置き
換えられ得る。好ましくは、このコンテナの体積は、カ
ラムの体積全体の少なくとも10倍である。
【0054】ユニットは、好ましくは、圧縮空気を供給
される空気ポンプを具備する。圧縮空気供給においては
中断が存在すべきであり、圧縮された空気がふたたび、
多くともユニットを自動的に管理するためのシステムに
おいてすでに設定された時間tの間入手可能となるまで
ポンプは次いで窒素、任意に「エレクトロニック」グレ
ードの窒素を供給される。この時間tの後、ユニット
は、上記説明された水の殺到によりすすがれる。
【0055】本発明はまた、有機および/または金属不
純物を含む過酸化水素水溶液の精製のためのユニットお
よび装置にも関する。
【0056】この装置は、好ましくは、−アニオン性樹
脂を含む少なくとも1つのカラム、−カチオン性樹脂を
含む少なくとも1つのカラム、−樹脂と接触して精製さ
れる液体、特に過酸化水素を含むタンク、−液体と過酸
化水素を第1のカラムの底部に送ることを可能とするポ
ンプ、好ましくは空気ポンプ、−好ましくは、タンクの
それぞれの液体レベルが調節される、それぞれのカラム
の後に配置されるバッファータンクおよびポンプ、を具
備する。
【0057】アニオン性樹脂を含むカラムは、好ましく
は、カチオン性樹脂を含むカラムの前に配置され、カラ
ムは好ましくは上昇流が供給される。
【0058】前記装置のカラムのそれぞれは、一般的
に、−樹脂ボールがコンパクト化されたままであること
を可能とする手段、−カラムの底部に位置する樹脂床の
中で液体の良好な分布を可能とする手段(例えば、漏斗
形注入システム)、−カラムの底部の過酸化水素溶液ま
たはすすぎ水が流動することを可能とするライン、−カ
ラムの頂部の過酸化水素溶液またはすすぎ水がバッファ
ータンクにオーバーフローにより流出することを可能と
するライン、を具備する。
【0059】本発明は、図とともに、発明を限定しない
ものとして与えられる以下の例示のための例の補助によ
り、より明確に理解されるであろう。
【0060】図1は本発明による装置全体を記載する図
である。
【0061】図2は、本発明による装置のセーフティシ
ステムの詳細図である。
【0062】図3は、本発明による樹脂上の圧力を維持
するためのシステムを具備する樹脂床上の精製のための
カラムの原理を示す図である。
【0063】図4は、図1において記載された装置にお
いて用いられるカラムを例示する図である。
【0064】図5は図4の断面図である。
【0065】図6は図4の断面図である。
【0066】図7は、図4の上部の詳細図である。
【0067】図1において、脱イオン水DIWの供給源
1は、ライン2を介して、一方で、貯蔵コンテナ7(T
0)に接続されるライン3に、他方で、ポンプ5に、次
いでバブルトラップ6を介してカラム13の基部に接続
されるライン4に接続される。コンテナ7(T0)は、
弁10を介して過酸化水素H2 2 の供給源11により
供給され、また、供給ライン8を介して高純度窒素タン
ク21から到来する高純度窒素を注入するための入口も
含み、コンテナ7はまた、弁52およびライン26を介
してポンプ49の下流のリサイクルライン9に接続され
る。カラム13は、その基部に、弁14を介してカラム
13の下方部分16に接続される水が殺到するシステム
12を有する。メッシュ17はその下方部分で樹脂床7
1を支持し、その上には可動プレート73が本発明の方
法により樹脂上にわずかの圧力(少なくとも100パス
カル、相対圧力)を維持するように設けられ、この可動
プレートはカラムのスライディング部分19の下方末端
に固定され、その上方部分は、それを通って窒素タンク
21から到来する超純粋窒素を注入するためのパイプ2
3が通過し得るカバー75により閉じられる。樹脂床の
中に存在するカラム13のボディ15の中に、温度がモ
ニターされ、もし温度が前もって設定されたスレショル
ドを超えるならば水の殺到が開始されることを可能とす
る温度プローブ18が存在する。可動部分73の上のカ
ラムの上方部分においては、弁20を介してカラム13
の上方部分19のオーバーフローに接続されるドレン2
1が存在し(オーバーフローは図において示されていな
い)、一方、第1のカラム13の樹脂床71上をろ過さ
れ、精製される、例えば過酸化水素のような化学的液体
は、ライン30を介してタンク40(T1)に流れ、も
し液体がライン30および貯蔵タンク40に十分な量で
流れ得ないならば、上記オーバーフローは過剰な液体が
排出されることを可能とする。
【0068】このタンク40(T1)は、(例えばアニ
オン性樹脂のみであるかもしれない樹脂71により)第
1段階で精製される過酸化水素を受け入れる。このタン
ク40は、ライン44を介してタンク40の下方部分に
接続されるポンプ43の操作を制御するレベルディテク
ター41を有し、前記ポンプ43は、ライン45を介し
てすでに部分的に精製された化学的液体をバブルトラッ
プ46に配送し、それはそれ自体カラム33の底部にラ
イン47を介して接続され、そのカラムはカラム13と
同一であり得るしまたは異なり得る。このカラム33は
また、その下方部分において、温度プローブ37が位置
する樹脂72を支持するメッシュ36を有するカラム3
3の下方部分35に弁38を介して接続される水を殺到
させる機構39をも有し、一方、この樹脂72および可
動アセンブリ27上に支えられている可動部分74はそ
の上方部分において、窒素タンク21に接続される窒素
注入パイプ25が備えられているカバー76により閉じ
られ、その下方部分において、一方で、第2のカラム3
2から精製された液体を引き出すためのライン31およ
び弁28を介してドレン29に接続されるオーバーフロ
ーシステムを有する。ライン31は、それ自体ポンプ4
9に接続され、パイプ50を介してタンク57を空にす
るようにポンプを制御するレベルディテクター48を有
するタンク57(T2)に接続されている。このポンプ
49の出力サイドは、一方で、過酸化水素のような化学
的液体を貯蔵するためのタンク55に弁54を介して接
続され、他方で、最終的にタンク7(T0)に弁52を
介してシステムをパージする必要が起こることか可能で
あるように弁53を介してドレンシステム56に接続さ
れる。
【0069】図2は、例えば、温度が設定値を超える
と、図1におけるシステムのカラムの樹脂に洪水を起こ
すことを意図する水を殺到させる機構に接続されるセー
フティシステムを簡潔に記載する。すなわち、多量の水
をあふれさせるための水を殺到させるためのシステム7
8は、一方でライン84を介して弁79VP3に接続さ
れ、他方で、逆止弁77を介して弁76VP2に接続さ
れ、その他方の末端は逆止弁72を介して弁73VP1
に接続され、その出力サイドは脱イオン水DIW75の
容器に接続され、圧力測定システム74は、脱イオン水
容器75の中の脱イオン水の存在または欠如が検出され
ることを可能とする。水を殺到させるシステムに供給す
るライン84は弁79VP3の一方の末端に接続され、
その他方の末端は、一方で、ライン83を介してドレン
システム85を制御する弁VP481に接続され、他方
で、ライン80 VP5を介して逆止弁86を介して、
例えば温度上昇の問題が存在するであろう脱イオン水の
欠如について補充することを意図する操業水の供給源で
あり得る第2の水の供給源87に接続される。すすぎ水
のシステム70は、弁71(VP6)を介して、弁76
(VP2)と逆止弁77との間の共通ポイントに接続さ
れる。
【0070】図3は、図1のカラム13および33の原
理を示す図である。
【0071】カラム全体100は、必要ではないが、好
ましくは円筒状のシェル101を備え、中実の下方部
分、例えば102は軸的に配置され、その中央には、漏
斗形部104の中に現れるダクト103が存在する。上
記漏斗の角度は例えば約120°である。その漏斗形部
上で、かつ漏斗104の末端がシェル101に連結する
ポイント近傍に、周囲にスクレーパーシール149を有
する第1の開孔プレート145が配置され、次いで、そ
のプレート145の上に樹脂ボールを保持するように所
望の寸法のメッシュを有するフィルター146が設けら
れ、次いで、そのフィルター146の上に載って、再び
開孔プレート147が存在し、それはプレート145と
同一であるかまたは異なり、その周囲にOリングシール
148を有し、漏斗104と精製用樹脂133を含むカ
ラム100の内側との間の完全な密封を保証することを
可能とする。プレート145、147およびフィルター
146は一般的にシェル101に固着されている、すな
わち、それらは固定されている。樹脂床133は、カラ
ム100の中の所望の高さを占める。この床の上にある
のがプレート105、107およびフィルター106の
可動システムであり(それらはアセンブリ145、14
7、146と同じタイプであるかまたは異なる)、この
可動システムはカラムのスライディング部分110に固
定され、Oリングシール108およびスクレーパーシー
ル109を有する。
【0072】ボディ110は、その下方部分において、
液体が112に流出することを可能とする複数のスロッ
トまたはオリフィス111の形態の開口を有する。ブロ
ック113、114、115、116のシステムが、カ
ラムの中にある樹脂133上に圧力が存在することを保
証するように可動部分110のボディのまわりに備えら
れ、ブロックの前記システムは、この可動部分がシェル
101の内側にスライドし、樹脂133上に一定圧力を
保つことを可能とし、さらに開口111は、カラムの中
を流れる液体上の圧力が大気圧にほぼ等しいことを保証
する。可動ボディ110の上方部分は、好ましくは超純
粋(いわゆる「エレクトロニック」グレード)窒素の任
意注入のための中央開口131を有するディスク129
により閉じられ、周囲には、ピン125、126により
シリンダー117、118のロッド123、124に接
続されるU字形部品127、128を介してシリンダー
117に接続される破裂ボルト130を有する。保持ケ
ーブル121、122は、もしボルトに対してかかるあ
る程度の力によりボルトが壊れるような方式で補正され
ているボルトに破壊が起こるならば、上方部分129
が、シリンダー117および118がそれぞれの固定部
品119および120により固定されるシステムのボデ
ィ101上に保持されるように備えられる。
【0073】図4〜図7は、図3において模式的に示さ
れるカラムの詳細な例示を示す。これらの図において、
ほぼ同じ機能を有する図3におけるものと同じ要素は、
図3における最初の数字1が図4〜図7において数字2
に置き換えられていることを除いて同じ参照番号を有す
る(従って、図3におけるカラムのボディ101は図4
〜図7においては201となる)。
【0074】カラムのボディ201は、漏斗形中実部2
02によりその底部で閉じられている。該中実部を通っ
て、円筒状カラム201の軸に沿って存在するオリフィ
ス203が設けられている。漏斗形部204は、約12
0°の角度を有し、先の図において記載されているメッ
シュ207のそれ自体上にあるフィルター206の上に
あるメッシュ205の上に支えられている。このボディ
は、固定システム303によりライン302に沿って底
部で接続される同一のシリンダー状パート201により
その上方部分の中に伸び、2つの部分へのカラム201
の分離は、メッシュ205、207およびフィルター2
06が中実底部に容易に導入されることを可能とする。
カラム200のボディ201は、約10cmの直径で約
1メートルである高さを有し、樹脂は、メッシュ207
とカラムの頂部との間にカラム201の内側に配置され
る。
【0075】このカラムの頂部に位置するのは、上記シ
ステム205、206、207と同じタイプかまたは異
なる、その間にフィルター306が配置されている開孔
メッシュ305、307のシステムをその下方部分に具
備する可動部分219である。本質的に、開孔メッシュ
は表面全体にわたって分布する複数の孔を含み、一方、
フィルター306は、(フィルター206のように)樹
脂ボールのサイズより小さな直径のポアを有する。この
メッシュ/フィルターアセンブリはボルト270のセッ
トにより可動部分219の下方部分に固定され、この可
動部分は多数のブロック213、214、215、21
6を有し、この可動部分219がカラムのシェル201
の中にスライドすることを可能とする。この可動部分の
上方部分は、ボルト230(破裂ボルト)のセットによ
り上方部分229に接続されているU字形部品227、
228である周囲に配置されるシリンダー状部分229
により閉じられている。上方円形部分229は、ボルト
271のセットによりシリンダー状部分219に固定さ
れている。部品227、228のそれぞれに固定されて
いるのは、補正された圧力が本発明によるカラムの可動
部分219上に維持されることを可能とするシリンダー
217、218であり、従って、メッシュ305、30
7を含むアセンブリが樹脂333上に支えられることを
可能とし、従って、補正された一定圧力を維持し、しか
しながら、カラムのボディ201の内側の樹脂は、特に
この樹脂が使用の間に膨潤し、従って開孔プレート30
5を上方に圧迫するとき変化する。可動部分219はカ
ラムから到来する液体の通過および排出を可能とする開
孔320、321のシステムを有し、精製後の通常の操
作での液体は開孔320を介して流出し、一方、特にカ
ラムの中の水の殺到が作動したとき開孔321はオーバ
ーフローとして機能する。ケーブル221および222
は、ボルト330がプレート305上の樹脂の圧力によ
り破裂するときに上方部分229を保持するためのケー
ブルである。シリンダー217、218の底部は、それ
ぞれ331および332でカラムのボディ201に固定
される。
【0076】本発明による装置の操作、特にカラムの中
の樹脂に対する圧力を維持するためのシステムは、これ
から以下で説明される。
【0077】樹脂ボールは2つのシールを備えるフィル
ターによりカラムの頂部に保たれる。シールの1つはス
クレーパータイプであり、1つはOリングタイプであ
る。このシステムは、カラムからの樹脂ボールの流出を
防ぐように良好なシーリングを提供する。
【0078】精製の効率を向上させるために、コンパク
ト化された床で実施することが重要である。そうするた
めに、カラムの頂部は、上記フィルターおよび樹脂床上
に一定の保持力を掛けるための2つのシリンダーを備え
るピストンで構成されている。それらのシリンダーは好
ましくは空気圧タイプのものであり、保持力は、シリン
ダーに供給される圧縮空気の圧力により設定される。好
ましくは、安全上の理由のために、シリンダーは、ピス
トンが過酸化水素の分解が起こったときに完全にはずさ
れ得るように破裂ボルトを介してピストンに接続され
る。
【0079】それぞれのカラムの底部は、カラムの断面
にわたって液体が均一に分布するように液体分配装置を
備える。
【0080】好ましくは、この装置は、円形衝撃領域を
有する中実コーン(cone)を有するスプレーノズルから
なる。スプレー角度は、カラムの周囲に、および樹脂を
保持するフィルターのための支持物からノズルを分かつ
高さに、任意に決められる。
【0081】本発明による精製ユニットは、好ましく
は、カラムの中に含まれる樹脂が、極めて短時間にそこ
から過酸化水素を除去するように水ですすがれることを
可能とするセーフティシステムを含む。
【0082】それぞれのカラムは、好ましくは、ユニッ
トの通常の操作の役に立つラインとは異なる独立の水の
入口および出口ラインを備える。
【0083】水の流入および流出は、好ましくは、安全
位置で通常開いている空気弁を介してなされる。樹脂の
1つで固定されている過酸化水素が検出された時又は特
にカラムの中でまたはカラムの出口で液体の温度の上昇
が存在するであろうときユニットは安全位置に切り換え
られるであろう。もし電気供給の消失、圧縮空気供給の
損失、装置のモニターおよび/または制御の消失がある
ならば、またはオペレーターがオペレーターにより選択
された理由のために緊急停止ボタンを作動させることに
より、安全位置もまた採用され得る。
【0084】カラムを通るすすぎ水の流れは、好ましく
は、ユニットの中の通常の操作流より大きい。好ましく
は流量は、それぞれの樹脂が5分未満でその体積の少な
くとも3倍の水ですすがれるようにである。
【0085】このシステムは図2において記載されてい
る。
【0086】緊急位置においては、危険状況が検出され
たとき、弁VP1、VP2、VP3、VP5が開かれ、
弁VP4およびVP6が閉じられ、超純水の圧力が水の
第2の供給源(水道水)の圧力より大きい限りそのとき
超純水が殺到する。
【0087】もし超純水の圧力が減少したら、すなわち
超純水がもはや入手可能でないならば、水の第2の供給
源を経由して水が殺到する。
【0088】通常の操作では、ユニットは超純水が供給
され、弁VP1、VP2、VP4およびVP6が開き、
弁VP3およびVP5が閉じられる。弁VP4は、弁V
P5の機能不全の際に第2の供給源からの水による脱イ
オン水DIWの汚染を回避するように開かれる。
【0089】装置は好ましくは、液体の中の粒子のレベ
ルを低くするように最後のカラムの後に配置されるフィ
ルターを具備する。好ましくは、その装置は、最後のカ
ラムの後に配置されるサンプリングポイントを具備す
る。試料は、その開口が好ましくは足で制御される弁を
介して好ましくはエレクトロニックグレードの窒素の噴
出により区画から採取され、それによりオペレーターが
その両手を使用可能にすることを可能とする。この装置
は試料採取をより容易にする。
【0090】
【実施例】例1 図1において記載されているプラントは、いかに本発明
が実施されるかの例を示す。
【0091】ユニットは、高密度ポリエチレン、ポリテ
トラフルオロエチレンなどのようなエレクトロニクス産
業において用いられる超純粋化学物質の製造のために適
切な材料で構築されている。
【0092】カラムC1は、例えば、DOWカンパニー
により「DOWEX MONOSHERE 550A
LC NG」の商品名の下で販売されているようなアニ
オン性樹脂を含む。用いられているイオン性形態は、H
CO3 - 形態である。
【0093】カラムC2は、DOWカンパニーにより
「DOWEX MONOSHERE500C NG」の
商品名の下で販売される樹脂のようなカチオン性樹脂を
含む。用いられるイオン形態はH+ 形態である。
【0094】それぞれのカラムは、樹脂が適所に維持さ
れることを可能とする上記デバイスを備える。
【0095】過酸化水素はタンク7(T0)の中に貯蔵
される。供給弁の開閉は、T0上に位置するレベルセン
サーにより制御されている。
【0096】次いで、過酸化水素は、ポンプ5(P0)
によりカラムC1にポンプ輸送され、それを上方に通過
させる。液体は、重力の下でタンク40(T1)に流
れ、次いで、ポンプ43(P1)によりカラムC2に上
方にポンプ輸送される。それはタンク57(T2)に流
出する。次いで液体は、リジェクトポイントに、または
貯蔵タンクに、使用のポイントに、または貯蔵場所T0
に送られるためにポンプ49(P2)によりT2からポ
ンプ輸送される。
【0097】上記装置は以下のように用いられた。
【0098】3000リットルの30%蒸留過酸化水素
が2 l/minの流量でカラムC1およびC2を通過
することにより精製される。それぞれのカラムの中での
具体的な流量は、15h-1である。
【0099】以下の表は、精製の前後の過酸化水素の主
要不純物の値を示す。
【0100】
【表1】 例2 この例によれば、本発明による化学物質の線速度の重要
性を例証するために樹脂床を通る液体化学物質(例え
ば、H2 2 )の小流量と大流量との間の比較がなされ
た(線速度は好ましくは10m/h以上である)。
【0101】C1カラムは、商標DOW A550 H
CO3の下で販売される8リットルのアニオン性樹脂で
満たされ、C2カラムは、商標DOW650の下で販売
されている8リットルのカチオン性樹脂で満たされる。
【0102】両方のカラムの中で、液体化学物質は、底
部から頂部に流れる。精製されていないH2 2 からの
異なる流量での精製の後に得られた結果は、以下の表2
において要約されている。
【0103】
【表2】 表3は、樹脂中の流量対線速度を示す。
【0104】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置全体を記述する図である。
【図2】本発明による装置のセーフティシステムの詳細
な図である。
【図3】本発明による樹脂上の圧力を維持するためのシ
ステムを具備する樹脂床上の精製のためのカラムの原理
を示す図である。
【図4】図1において記載される装置において用いられ
るカラムを例示する図である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】図4の断面図である。
【図7】図4の上部の詳細図である。
【符号の説明】
1…脱イオン水の供給源、5,49…ポンプ、6…バブ
ルトラップ、7…貯蔵コンテナ、11…過酸化水素の供
給源、13,32,33…カラム、17…メッシュ、1
8,37…温度プローブ、21…窒素タンク、29,5
6…ドレン、40…タンク、41,48…レベルディテ
クター、46…バブルトラップ、71,133…樹脂
床、73…可動プレート、74…圧力測定システム、7
5,76…カバー、101…シェル、103…ダクト、
104…漏斗、145,147…開孔プレート、10
8,109,148…シール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 ディディエール・ドゥマイ フランス国、75321 パリ・セデクス 07、 カイ・ドルセイ 75 レール・リキード内 (72)発明者 エルベ・デュルフィー フランス国、75321 パリ・セデクス 07、 カイ・ドルセイ 75 レール・リキード内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過酸化水素溶液を該溶液中に存在する不
    純物を少なくとも部分的に吸着または吸収することが可
    能な樹脂床を通過させることを含む過酸化水素水溶液の
    現場での精製のための方法であって、過酸化水素溶液を
    該樹脂床に注入し、好ましくは10m/hないし50m
    /h、より好ましくは10m/hないし20m/hのほ
    ぼ線速度で該樹脂床を通過させ、該樹脂床は、該溶液が
    該樹脂と接触することにより精製される時間の少なくと
    も50%の間実質的にコンパクト化されていることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】 溶液が少なくとも部分的に床を通過する
    ために床に上方に注入されるとき、樹脂床は該床を形成
    する樹脂ボールに圧力を掛けることにより実質的にコン
    パクト化されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 樹脂が、カラムの中に貯蔵され、その上
    にほぼ平面の表面が樹脂から距離dで配置される高さh
    の床を形成し、比d/hがすべての環境の下でほぼ0.
    1未満に維持されている請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 d/h<0.05であることを特徴とす
    る請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 d/h<0.01であることを特徴とす
    る請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 樹脂に掛けられる圧力が少なくとも10
    0パスカル(相対圧力)、好ましくは少なくとも200
    パスカルであることを特徴とする請求項2ないし5のい
    ずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 カラムの中の液体および/または気体圧
    力が大気圧と等しいかそれに近いことを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 液体のほぼ線速度が実質的に垂直であ
    り、上に向いていることを特徴とする請求項1ないし7
    のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 樹脂床が、本質的に、ほぼ700ミクロ
    ン未満の直径を有するスフェアからなる少なくとも1種
    の樹脂を含むことを特徴とする請求項1ないし8のいず
    れか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 樹脂床が、10%以内でほぼ同一であ
    る直径を有するモノスフェアからなることを特徴とする
    請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 樹脂床を形成する樹脂の少なくとも1
    種が、乾燥樹脂のリットル当たり50mg未満の鉄、1
    0mg未満のCu、および/または50mg未満のアル
    ミニウムを含むことを特徴とする請求項1ないし10の
    いずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 樹脂を1つのカラムの中で床の形態で
    配置し、樹脂床の断面全体にわたって実質的に溶液を注
    入するようにカラムの壁を実質的に結合する立体角で液
    体を注入する注入ノズルを用いて溶液をカラムの基部に
    注入することを特徴とする請求項1ないし11のいずれ
    か1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 溶液を、ポンピングシステムを用いて
    樹脂床の下方部分で樹脂床に注入することを特徴とする
    請求項1ないし12のいずれか1項記載の方法。
  14. 【請求項14】 複数の連続的アニオン性および/また
    はカチオン性樹脂床が設けられていることを特徴とする
    請求項1ないし13のいずれか1項記載の方法。
  15. 【請求項15】 溶液を精製するための複数の連続カラ
    ムが設けられ、それぞれのカラムは、少なくとも1つの
    アニオン性および/またはカチオン性樹脂床を有し、前
    記床がほぼ同じ高さに配置されている請求項13記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 ポンプとカラムへの注入のポイントと
    の間にバブルトラップが設けられていることを特徴とす
    る請求項13ないし15のいずれか1項記載の方法。
  17. 【請求項17】 床の中の液体の温度を、水の回路の開
    放を開始させるいずれか異常な温度上昇を検出して水で
    樹脂床をあふれさせるように、測定することを特徴とす
    る請求項1ないし16のいずれか1項記載の方法。
  18. 【請求項18】 水を樹脂床の基部に注入し、樹脂床中
    を上昇させることを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 窒素を樹脂床の上に注入することを特
    徴とする請求項1ないし18のいずれか1項記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 注入される窒素が、半導体の製造にお
    いて要求される気体純度に適合するいわゆる「エレクト
    ロニック」純度を有することを特徴とする請求項19記
    載の方法。
  21. 【請求項21】 アニオン性樹脂を含む少なくとも1つ
    のカラム、 カチオン性樹脂を含む少なくとも1つのカラム、 樹脂と接触して精製される液体、特に過酸化水素を含む
    タンク、 第1のカラムの底部に液体と過酸化水素を送ることを可
    能とするポンプ、好ましくは空気ポンプ、 好ましくは、各カラムに後続して配置される、液体レベ
    ルが調節されるバッファータンクおよびポンプを具備す
    ることを特徴とする化学溶液の現場での精製のための装
    置。
JP2000327462A 1999-10-27 2000-10-26 過酸化水素水溶液を精製する方法 Pending JP2001172009A (ja)

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