JP2001171358A - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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JP2001171358A
JP2001171358A JP35350099A JP35350099A JP2001171358A JP 2001171358 A JP2001171358 A JP 2001171358A JP 35350099 A JP35350099 A JP 35350099A JP 35350099 A JP35350099 A JP 35350099A JP 2001171358 A JP2001171358 A JP 2001171358A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リッドの後端と開口の後縁との間に異物が挟
まれた場合に、リッドを適切に反転させて、機構の破損
を確実に防止することができるサンルーフ装置を提供す
る。 【解決手段】 上昇するリッド23の後端と開口2の後
縁との間に異物Xが挟み込まれると、リッド23の後端
が下降反転して停止するため、異物Xが開口2の後方の
ルーフ1内に引きずり込まれることがなく、機構の破損
を確実に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サンルーフ装
置、特に異物の挟み込みによる機構の破損を確実に防止
することができるサンルーフ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のサンルーフ装置としては、ルー
フに形成された開口に前後移動するリッドを設け、この
リッドにより開口を開閉する構造になっている(類似技
術として、実公平8−5852号公報参照)。リッドの
前後移動中の形態としては、開口を塞いだ全閉位置と、
開口を開いた状態で開口後方のルーフ内に収納されるス
ライド収納位置と、スライド収納状態に至る前に後端を
開口よりも下げるフラップ位置とがあり、更に、全閉位
置の前又は後に、後端を開口よりも上昇させたチルトア
ップ位置が設定されている。
【0003】この種のサンルーフ装置の場合、リッドの
前端と、開口の前縁との間に異物が挟まれると、機構の
破損を防止するために、リッドを後方へ反転させる構造
になっている。このリッドの後方への反転は、異物の取
り除きを容易にするために、後方へ大きく(約150m
m程度)反転させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、リッドの前端と、開口の前
縁との間に異物が挟まれた場合には、後方へ大きく反転
する構造になっているものの、リッドの後端と、開口の
後縁との間に異物が挟み込まれた場合に反転する構造に
なっていない。そのために、リッドの後端側における反
転構造の実現が望まれているところであるが、前述のよ
うなリッドの前端側における反転構造をそのまま利用す
ることはできない。なぜならば、リッドの後端の場合
は、開口の後縁に対し下側から上昇して異物を挟み込む
場合があり、そのような場合に、リッドの前端の場合と
同様に、リッドを大きく後方へ反転させてしまうと、異
物が挟まれた状態のまま更にルーフの内部に引きずり込
まれることになり、機構の破損が増大するからである。
【0005】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、リッドの後端と開口の後縁と
の間に異物が挟まれた場合に、リッドを適切に反転させ
て、機構の破損を確実に防止することができるサンルー
フ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車体のルーフに形成された開口に該開口を開閉する
リッドを前後移動自在に設け、該リッドの前後移動中
に、リッドの後端が開口の後縁に対し下側から上昇して
当接又は接近状態となるサンルーフ装置において、前記
上昇するリッドの後端と開口の後縁との間に異物が挟ま
れた際に、リッドの後端が下降反転して停止するように
した。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、上昇する
リッドの後端と開口の後縁との間に異物が挟み込まれる
と、リッドの後端が下降反転して停止するため、異物が
開口後方のルーフ内に引きずり込まれることがなく、機
構の破損を確実に防止することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、車体のルーフに
前後移動するリッドにより開閉される開口を形成し、該
開口の左右両側にそれぞれサイドレールを配置し、開口
の一側に設置された駆動部により駆動されるケーブルを
該駆動部から各サイドレールにかけてそれぞれ配索して
なり、前記リッドの左右両端下面に前後方向に沿うガイ
ド部材を固定すると共に、該ガイド部材に、所定形状を
有するガイド溝と、サイドレールに対して回転自在且つ
前後移動自在に係合する前側脚部とを形成し、サイドレ
ールには、ケーブルに連結された状態で前後移動するス
ライダを設けると共に、スライダの上端には、ガイド部
材のガイド溝内へ移動自在に係合するガイドピンが突設
され、前記ガイドピンがガイド溝内を移動することによ
り、リッドにより開口が塞がれた全閉位置と、リッドの
後端が開口よりも上昇したチルトアップ位置と、リッド
の後端が開口よりも下降したフラップ位置が得られ、且
つガイドピンがガイド溝の後端に当接した状態でガイド
部材及びリッドが後方へスライドしてルーフ内に収納さ
れるものであって、前記リッドは、ガイドピンがガイド
溝の前端に当接した状態で全閉位置になり、ガイド溝の
中間位置でチルトアップ位置になり、ガイド溝の後端に
当接した状態でフラップ位置になり、前記フラップ位置
からチルトアップ位置に至る間で、リッドの後端と開口
の後縁との間に異物が挟まれた際に、リッドの後端が下
降反転してフラップ位置に停止する。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、全閉位置
が前端にあり、その後方にチルトアップ位置とフラップ
位置が順にあるため、フラップ位置から全閉位置に戻る
際には、リッドの後端は開口の後縁に下側から接近し、
その後縁を通過してチルトアップ位置となり、その後に
全閉位置になる。リッドの後端が開口の後縁を通過する
際に異物を挟んでも、すぐにリッドの後端が下降反転し
て、開口の後縁から離れたフラップ位置で停止するた
め、異物を抜き取ることが可能であり、機構の破損は確
実に防止される。また、このように全閉位置が前端にあ
るタイプは、スライダのガイドピンがガイド溝の前端に
当接して停止しているので、リッドのガタつきを抑える
こともできる。
【0010】請求項3に記載の発明は、駆動部が基準点
からのカウント数によりリッドの位置検出が可能で且つ
負荷の増大により異物の挟み込みを検出可能なモータで
ある。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、リッドの
位置と、異物の挟み込みを検出することにより、リッド
の後端における挟み込みを、前端の挟み込みと区別して
認識できるため、後端独自の反転制御を行うことができ
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、駆動部が基準点
からのカウント数によりリッドの位置検出が可能なモー
タで、開口の後縁にタッチ式又は加圧式のセンサーを設
け、該センサーにより異物の挟み込みを検出してモータ
に反転信号を出力するようになている。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、開口の後
縁に設けたタッチ式又は加圧式のセンサーにより、異物
の挟み込みを検出できるため、簡単な構造で検出でき、
後付けも容易である。
【0014】請求項5に記載の発明は、サイドレールの
中間位置の一部に形成した切欠きに、前後方向で対向す
る一対の斜壁を有するストッパを固定すると共に、後側
の斜壁の下端部は開放状態とし、ガイド部材の中間位置
に中間脚部を形成し、該中間脚部が、全閉位置及びチル
トアップ位置ではストッパの前後の斜壁の間で前後移動
が規制された状態で斜めに上下移動し、フラップ位置で
は後側の斜壁の下方に位置して、そのまま後方へ移動可
能になっている。
【0015】請求項5に記載の発明によれば、全閉位置
及びチルトアップ位置において、ガイド部材における中
間脚部の前後移動を、ストッパの前後一対の斜壁により
規制するため、リッドの前後方向でのガタつきが防止さ
れる。
【0016】請求項6に記載の発明は、ガイド部材の後
端に後側脚部を形成し、サイドレールにはケーブルに連
結された状態で前後移動するフックを設け、該フックに
はガイド部材の後側脚部と係合して該後側脚部の上下移
動を規制する係合部が形成されている。
【0017】請求項6に記載の発明によれば、全閉位置
において、ガイド部材の後側脚部の上下移動を、フック
との係合により規制するため、リッド後端の上下方向で
のガタつきが防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な一実施形
態を図1〜図11に基づいて説明する。
【0019】自動車のルーフ1には、サンルーフ用の開
口2が形成されている。開口2の左右両側には、押出成
形品のサイドレール3がそれぞれ配置されている。サイ
ドレール3の前端には、コーナ部材4を介して車幅方向
に沿うフロントレール5が配置されている。
【0020】サイドレール3の断面形状としては、図6
〜図9に示されるように、外側の端部にフランジ6が形
成され、その反対側の内側端部には、ルーフライニング
7の端末を係合するための内向きの溝部8が形成されて
いる。そして、その溝部8の上に、外向きの溝部9が形
成され、その外向きの溝部9の外側位置に対向する状態
で内向きの溝部10が形成されている。また、前記外向
きの溝部9の上側には、更にシェード11用の内向き溝
部12が形成されている。
【0021】前記車幅方向で対向している一対の溝部
9、10のうち、外側の溝部10の一部は切欠かれて、
そこにストッパ13が取付けられている。ストッパ13
は、後方へ向けて傾いた前後一対の斜壁14、15を有
し、前側の斜壁14の下端は、溝部10を塞ぎ、後側の
斜壁15は、溝部10を開放している。
【0022】前記開口2の「一側」である前側に位置す
るフロントレール5の中央には、「駆動部」としてのモ
ータ16が設けられている。このモータ16から各サイ
ドレール3にかけてケーブル17(図6〜図9)が配索
されている。このケーブル17の一端は、ガイドパイプ
18(図1)にて保護された状態で、モータ16からコ
ーナ部材4に至り、そこからサイドレール3の内向きの
溝部10内に通されている。ケーブル17の他端は、同
じくガイドパイプ18にて保護された状態で、モータ1
6からサイドレール3のフランジ6の下側に延びてい
る。各ケーブル17は、モータ16のギアと係合してお
り、モータ16の回転方向に応じて前後方向に送り出さ
れるようになっている。
【0023】サイドレール3には、ケーブル17に連結
された状態で、ケーブル17と一緒に前後に移動するス
ライダ19とフック20とが設けられている。図8及び
図9に示すように、スライダ19及びフック20は、両
端を一対の溝部9、10内に係合した状態で前後に移動
するようになっている。スライダ19の上端には、外向
きに突出するガイドピン21が設けられ、フック20の
前面には、前向きに開口する係合部22が凹設されてい
る。
【0024】一方、開口2に設けられたリッド23の左
右両端下面には、前後方向に沿うガイド部材24が固定
されている。このガイド部材24には、概略逆「へ」の
字状のガイド溝25が切欠き形成されている。このガイ
ド溝25には、外向きに開口した断面U形のキャップ部
材26(図2〜図5では図示省略)が取付けられてい
る。このキャップ部材26は、ガイド部材24に対して
インサート成形されたモールド品で、その上下端部は、
ガイド溝25の縁部を挟持している。そして、このキャ
ップ部材26を介した状態で、前記スライダ19の上端
に設けたガイドピン21がガイド溝25内に内側から係
合し、ガイド溝25内で移動自在になっている。
【0025】そして、このガイド部材24の前端には、
前側脚部27が形成され、該前側脚部27の下端が、図
6に示されるように外向きの溝部9に係合されている。
前側脚部27の下端は、断面楕円形状をしており、溝部
9に沿って移動自在であると共に、溝部9内で回転(角
度変更)することもできる。
【0026】また、ガイド部材24の中間位置には、サ
イドレール3に固定されたストッパ13の前後の斜壁1
4、15間で上下動する中間脚部28が形成されてい
る。この中間脚部28の下端は、斜壁14、15に沿っ
た状態で斜め上下方向へ移動するだけで、前後方向への
移動は規制されている。
【0027】更に、ガイド部材24の後端には、後側脚
部29が形成されている。この後側脚部29は、下端が
全閉位置で前記フック20の係合部22と係合して上下
移動が規制される。
【0028】次に、リッド23の動作を順に説明する。
まず、全閉位置(図2)では、スライダ19のガイドピ
ン21がガイド溝25の前端に当接した状態になり、リ
ッド23により開口2が全て塞がれた状態になってい
る。また、後側脚部29の下端がフック20の係合部2
2に係合する。ガイドピン21がガイド溝25の前端に
当接し、後側脚部29がフック20と係合し、中間脚部
28がストッパ13内に位置していることにより、リッ
ド23の前後方向及び上下方向でのガタつきが防止され
る。
【0029】次に、モータ16を回転させてケーブル1
7を後側に送ると、スライダ19及びフック20が後方
へ移動する。そして、ガイドピン21がガイド溝25の
中間位置にくると、リッド23の後端がガイド部材24
の前側脚部27の下端を中心にして上昇してチルトアッ
プ位置(図3)になる。
【0030】更に、スライダ19を後方に移動させて、
ガイドピン21をガイド溝25の後端に当接されると、
リッド23は、後端を開口2よりも下げたフラップ位置
(図4)となる。フラップ位置になると、中間脚部28
の下端が後側の斜壁15の下方に位置し、後方移動可能
となるため、この状態からスライダ19を更に後退させ
ると、ガイドピン21がガイド溝25の後端に当接した
状態のまま、リッド23が開口2の後方のルーフ1内に
スライドして、スライド収納位置(図5)となる。尚、
スライド収納位置では、リッド23の前端も若干下が
り、開口2の後縁と干渉しないようになっている。
【0031】そして、図10に示すように、スライド収
納位置から元の全閉位置に戻すには、モータ16を逆転
させて、スライダ19を前方を移動させればよい。フラ
ップ位置まではガイドピン21がガイド溝25の後端に
係合したまま移動する。フラップ位置にくると、リッド
23の後端を上から押さえるものがなくなるため、ガイ
ドピン21がガイド溝25内で前方へ移動し、チルトア
ップ位置を経てから全閉位置に戻る。
【0032】この実施形態では、全閉位置がガイド溝2
5の前端にあり、その後方にチルトアップ位置とフラッ
プ位置が順にあるため、開口2が開放されたフラップ位
置から、開口2を塞ぐ全閉位置に戻す際に、前述の如
く、リッド23の後端が開口2の後縁に下側から接近
し、その後縁を通過してチルトアップ位置となり、その
後に全閉位置になる。そこで、リッド23の後端が上昇
する際に、開口2の後縁との間で、何らかの手違いによ
り、図11に示すような異物(洗車用のブラシ等)Xを
挟み込むおそれがある。
【0033】しかしながら、この実施形態では、リッド
23の後端と開口2の後縁との間に異物Xが挟み込まれ
ても、すぐにリッド23の後端が下降反転して、フラッ
プ位置で停止するようになっている。従って、異物Xが
開口2の後方のルーフ1内に引きずり込まれることがな
く、異物Xの抜き取りが可能となり、機構の破損を確実
に防止することができる。
【0034】このようなリッド23の場合、異物Xを挟
み込む形態としては2つある。1つは、リッド23の前
端と開口2の前縁との間に異物Xを挟み込む場合と、も
う1つは、前記のように、リッド23の後端と開口2の
後縁との間に異物Xを挟み込む場合である。前端での挟
み込みの場合は、異物Xの取り除きを容易にするため、
後方へ大きく反転させている。後端での挟み込みの場合
は、前記のように下降反転させてフラップ位置に停止さ
せている。この2つの挟み込みの認識は、モータ16に
よりリッド23の位置を検出することにより行われてい
る。
【0035】すなわち、モータ16は、全閉位置を基準
点としたカウント数によりリッド23の位置検出が可能
で、更に、モータ16に加わる負荷(電流・電圧)の増
大により、異物Xの挟み込みも検出可能になっている。
従って、リッド23の後端での挟み込みを、前端での挟
みと区別して認識することができる。
【0036】尚、リッド23の後端での挟み込みを検出
するのに、図11に示すような、タッチ式又は加圧式の
センサーSを開口2の後縁に設け、該センサーSにより
異物Xの挟み込みを検出し、モータ16に反転信号を出
力するようにしてもよい。
【0037】尚、以上の実施形態では、ガイド溝の前端
に全閉位置があるタイプを例にしたが、全閉位置がガイ
ド溝の中間にあり、前側にチルトアップ位置が、後側に
フラップ位置があるようなタイプでもよい。
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、上昇するリッドの後
端と開口の後縁との間に異物が挟み込まれると、リッド
の後端が下降反転して停止するため、異物が開口後方の
ルーフ内に引きずり込まれることがなく、容易に引き抜
きが可能となるばかりか、機構の破損を確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るサンルーフ装置の
平面図。
【図2】リッドが全閉位置にある状態を示す断面図。
【図3】リッドがチルトアップ位置にある状態を示す断
面図。
【図4】リッドがフラップ位置にある状態を示す断面
図。
【図5】リッドがスライド収納位置にある状態を示す断
面図。
【図6】図2中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図7】図2中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図8】図2中矢示SC−SC線に沿う断面図。
【図9】図2中矢示SD−SD線に沿う断面図。
【図10】リッドの前後移動中の状態を示す説明図。
【図11】リッドの反転状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 ルーフ 2 開口 3 サイドレール 4 コーナ部材 13 ストッパ 14,15 斜壁 16 モータ(駆動部) 17 ケーブル 19 スライダ 20 フック 21 ガイドピン 22 係合部 23 リッド 24 ガイド部材 25 ガイド溝 27 前側脚部 28 中間脚部 29 後側脚部 X 異物 S センサー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のルーフに形成された開口に、該開
    口を開閉するリッドを前後移動自在に設け、該リッドの
    前後移動中に、リッドの後端が開口の後縁に対し下側か
    ら上昇して当接又は接近状態となるサンルーフ装置にお
    いて、 前記上昇するリッドの後端と開口の後縁との間に異物が
    挟まれた際に、リッドの後端が下降反転して停止するこ
    とを特徴とするサンルーフ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサンルーフ装置であっ
    て、 車体のルーフに前後移動するリッドにより開閉される開
    口を形成し、該開口の左右両側にそれぞれサイドレール
    を配置し、開口の一側に設置された駆動部により駆動さ
    れるケーブルを該駆動部から各サイドレールにかけてそ
    れぞれ配索してなり、 前記リッドの左右両端下面には、前後方向に沿うガイド
    部材を固定すると共に、該ガイド部材には、所定形状を
    有するガイド溝と、サイドレールに対して回転自在且つ
    前後移動自在に係合する前側脚部とを形成し、 前記サイドレールには、ケーブルに連結された状態で前
    後移動するスライダを設けると共に、スライダの上端に
    は、ガイド部材のガイド溝内へ移動自在に係合するガイ
    ドピンが突設され、 前記ガイドピンがガイド溝内を移動することにより、リ
    ッドにより開口が塞がれた全閉位置と、リッドの後端が
    開口よりも上昇したチルトアップ位置と、リッドの後端
    が開口よりも下降したフラップ位置とが得られ、且つガ
    イドピンがガイド溝の後端に当接した状態でガイド部材
    及びリッドが後方へスライドしてルーフ内に収納される
    ものであって、 前記リッドは、ガイドピンがガイド溝の前端に当接した
    状態で全閉位置になり、ガイド溝の中間位置でチルトア
    ップ位置になり、ガイド溝の後端に当接した状態でフラ
    ップ位置になり、 前記フラップ位置からチルトアップ位置に至る間で、リ
    ッドの後端と開口の後縁との間に異物が挟まれた際に、
    リッドの後端が下降反転してフラップ位置に停止するこ
    とを特徴とするサンルーフ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のサンルーフ装置であっ
    て、 前記駆動部は、基準点からのカウント数により、リッド
    の位置検出が可能で且つ負荷の増大により異物の挟み込
    みを検出可能なモータであることを特徴とするサンルー
    フ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のサンルーフ装置であっ
    て、 前記駆動部は、基準点からのカウント数により、リッド
    の位置検出が可能なモータで、開口の後縁にタッチ式又
    は加圧式のセンサーを設け、該センサーにより異物の挟
    み込みを検出してモータに反転信号を出力することを特
    徴とするサンルーフ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか1項に記載のサ
    ンルーフ装置であって、 前記サイドレールの中間位置の一部に形成した切欠きに
    は、前後方向で対向する一対の斜壁を有するストッパを
    固定すると共に、後側の斜壁の下端部は開放状態とし、 前記ガイド部材の中間位置に中間脚部を形成し、該中間
    脚部が、全閉位置及びチルトアップ位置ではストッパの
    前後の斜壁の間で前後移動が規制された状態で斜めに上
    下移動し、フラップ位置では後側の斜壁の下方に位置し
    て、そのまま後方へ移動可能になっていることを特徴と
    するサンルーフ装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか1項に記載のサ
    ンルーフ装置であって、 前記ガイド部材の後端に後側脚部を形成し、サイドレー
    ルにはケーブルに連結された状態で前後移動するフック
    を設け、該フックにはガイド部材の後側脚部と係合して
    該後側脚部の上下移動を規制する係合部が形成されてい
    ることを特徴とするサンルーフ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012153335A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Aisin Seiki Co Ltd ルーフ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012153335A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Aisin Seiki Co Ltd ルーフ装置

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