JP2001171096A - インクジェット方式画像形成装置 - Google Patents

インクジェット方式画像形成装置

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JP2001171096A
JP2001171096A JP35952099A JP35952099A JP2001171096A JP 2001171096 A JP2001171096 A JP 2001171096A JP 35952099 A JP35952099 A JP 35952099A JP 35952099 A JP35952099 A JP 35952099A JP 2001171096 A JP2001171096 A JP 2001171096A
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image forming
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print head
forming apparatus
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Kazutaka Miyamoto
和孝 宮本
Chihiro Maruyama
千尋 丸山
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/005Cable or belt constructions for driving print, type or paper-carriages, e.g. attachment, tensioning means

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  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大型化しなくてもフレキシブルケーブルの摩耗
を低減すると共にその衝突音を低くして静かに画像を形
成できるインクジェット方式画像形成装置を提供する。 【解決手段】フレキシブルケーブル82の長手方向一端
部82aを角度θ2だけ傾けて中継基板に接続させ、フ
レキシブルケーブル82の幅方向一端82dだけを外装
板60に接触させた。また、フレキシブルケーブル82
の長手方向他端部82bを制御基板42に接続してお
り、この他端部82bよりもやや一端部82aよりの部
分はほぼ直角に折り曲げられて主走査方向に延びてい
る。この折り曲げられて矢印B方向に延びている部分
は、保持台70に対して(水平に対して)45°以下の
角度θ1だけ傾いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体にインク
を吐出して画像を形成するインクジェット方式画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録媒体にインクを吐出して
画像を形成するインクジェット方式画像形成装置が広く
使用されている。従来のインクジェット方式画像形成装
置を図11から図15までを参照して説明する。
【0003】図11は、従来のインクジェット方式画像
形成装置の一例であるインクジェットプリンタを示す斜
視図である。図12は、図11のインクジェットプリン
タの内部構造を示す斜視図である。図13は、図11の
インクジェットプリンタの内部構造を示す側面図であ
る。図14は、キャリッジとフレキシブルケーブルの動
きを示す模式図である。図15は、フレキシブルケーブ
ルの一部を破断して示す斜視図である。
【0004】図11に示すように、インクジェットプリ
ンタ10には、このインクジェットプリンタ10を操作
するための操作部12が形成されている。操作部12に
配置された各種スイッチ等によって、紙種、オンライン
/オフライン、コマンドなどが指示される。また、図1
3に示すように、インクジェットプリンタ10の背後に
は、回転軸15に巻き回されたロール紙14が回転自在
に配置されている。
【0005】また、インクジェットプリンタ10の背後
には、ロール紙14が挿入される挿入口16が形成され
ている。この挿入口16にロール紙14の先端を挿入す
ることによりロール紙14が搬送され、インクジェット
プリンタ10の内部でロール紙14に画像が形成され
る。ロール紙14のうち画像の形成された部分は排出口
18から排紙ガイド19に案内されて矢印A方向に排出
される。
【0006】インクジェットプリンタ10は、図12や
図13に示すように、インクが吐出する複数のインク吐
出口(図示せず)が形成された印字ヘッド20と、この
印字ヘッド20を搭載して主走査方向(矢印B方向)に
往復動するキャリッジ22と、この主走査方向に直交す
る矢印C方向(記録紙の搬送方向であり、副走査方向と
いう)にロール紙14などの記録媒体を挟持しながら断
続的に搬送する駆動ローラ24及びピンチローラ26な
どを有する。駆動ローラ24の回転に従動してピンチロ
ーラ26が回転する。
【0007】ピンチローラ26は、図13に示すよう
に、「く」字状のピンチローラアーム34の一端部に回
転自在に固定されている。ピンチローラアーム34は、
主走査方向に延びる軸(図示せず)に固定されている。
ピンチローラアーム34のうちピンチローラ26が固定
されている一端部とは反対の側の他端部には、コイルば
ね38の一端が固定されている。このコイルばね38の
他端は、インクジェットプリンタ10の筐体40に固定
されている。このため、ピンチローラアーム34はコイ
ルばね38によって、ピンチローラ26が駆動ローラ2
4に押し付けられるように付勢されている。
【0008】また、インクジェットプリンタ10には、
ロール紙14の引き出された部分が載置されるプラテン
28が配置されている。このプラテン28のうち印字ヘ
ッド20の前方が、画像が形成される画像形成領域であ
る。ロール紙14のうちこの画像形成領域に位置する部
分(以下、画像形成部分という)は、吸引ファン30が
空気吸引孔(図示せず)から空気を吸引することにより
プラテン28に密着する。
【0009】ロール紙14に画像を形成する際は、駆動
ローラ24とピンチローラ26で挟持しながら搬送中の
ロール紙14を一時的に停止させ、キャリッジ22を上
記の主走査方向に往復動させながら、ロール紙14の画
像形成部分に、印字ヘッド20からインクを吐出して1
バンド分の画像を形成(印字)する。その後、所定長さ
だけロール紙14を搬送して画像形成領域に新たに位置
する画像形成部分に次のバンド分の画像を形成する動作
を繰り返す。このようにして画像が形成されて排出され
た排出部分14aは排紙案内板19に案内され、下方に
位置するバスケット(図示せず)に収容される。
【0010】ところで、上記した印字ヘッド20に形成
された複数のインク吐出口からは、所定の画像情報を担
持する画像形成信号に基づいて選択的にインクが吐出す
る。ここでいう所定の画像情報とは、例えばパーソナル
コンピュータなどで作成された文章や図を表わす情報を
いう。このような画像情報を担持する画像形成信号を印
字ヘッド20に送信するために、図12に示すように、
キャリッジ22が往復動する領域外に制御基板42が固
定されている。
【0011】制御基板42には、例えばパーソナルコン
ピュータなどから信号が送信されてくる。この送信され
てきた信号は、制御基板42において、印字ヘッド20
の複数のインク吐出口から選択的にインクを吐出するタ
イミングを表わすタイミング信号に変換される。このタ
イミング信号は、フレキシブルケーブル50を介して、
キャリッジ22に固定された中継基板44に送信され
る。中継基板44はキャリッジ22に固定されているの
でキャリッジ22と共に移動する。
【0012】印字ヘッド20には、中継基板44に接続
される接続基板(図示せず)が形成されている。中継基
板44が受信した信号は印字ヘッド20(接続基板)に
送信され、この信号に基づいてインク吐出口からインク
が吐出される。この結果、例えばパーソナルコンピュー
タなどで作成された文章や図が記録媒体に形成される。
【0013】上記したフレキシブルケーブル50は、図
12に示すように、その一端部50aが制御基板42に
接続されており、他端部50bが中継基板44に接続さ
れている。また、フレキシブルケーブル50は板状で長
尺のものである。このフレキシブルケーブル50は、図
15に示すように、平面状に並べられた複数本の金属製
の信号線52と、これらの信号線52が埋め込まれた絶
縁体54で構成されており、容易に撓むように構成され
ている。信号線52の材質は例えば銅や金であり、この
信号線52を画像形成信号が流れる。また、絶縁体54
は、複数本の信号線52を互いに絶縁すると共に保護す
るためのものである。
【0014】上述したように、中継基板44はキャリッ
ジ22と共に移動するので、フレキシブルケーブル50
の他端部50bもキャリッジ22と共に移動する。従っ
て、フレキシブルケーブル50は、図12に示すよう
に、折れ曲がって湾曲部50cを形成する。湾曲部50
cが形成される位置は、図14に示すように、キャリッ
ジ22の移動に伴って変わる。
【0015】キャリッジ22がC1の位置に位置してい
るときに形成されている湾曲部50cは、キャリッジ2
2がC1からC2に移動するに伴って他端部50bに近
付く。キャリッジ22がC3に到達すると、湾曲部50
cは他端部50bの近傍に形成される。このようにキャ
リッジ22は、キャリッジ22の移動に伴って湾曲部5
0cの形成される位置を変えられるように可撓性で復元
力(反発力)を有する。
【0016】上記のようにフレキシブルケーブル50は
可撓性で復元力を有するので、撓む領域や湾曲部50c
の形成される位置が定まらないことがある。そこで、イ
ンクジェットプリンタ10には、フレキシブルケーブル
50を上下から挟むように外装板60と保持台70が形
成されている。外装板60は矢印B方向(主走査方向)
に延びており、図14に示すように、湾曲したフレキシ
ブルケーブル50のうち上方に位置する部分に上から当
接する。一方、保持台70も矢印B方向に延びており、
湾曲したフレキシブルケーブル50のうち下方に位置す
る部分を下方から保持する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにフレキ
シブルケーブル50は復元力(反発力)を有する。この
ため、図14に示すように、キャリッジ22がC1位置
からC2位置に移動した場合、フレキシブルケーブル5
0のうち垂れ下がっていた部分50dがその復元力によ
って上(矢印D方向)に勢い良く動き、平らな形状に復
元する。このように、垂れ下がっていた部分50dが上
に勢い良く動くと、この部分50dが外装板60の下面
62に勢い良く衝突して大きな衝突音が発生する。この
衝突音は、インクジェットプリンタ10の騒音を低減す
るという設計指向に反し、非常に障害となるだけでな
く、インクジェットプリンタ10のユーザにとっても非
常に耳障りなものである。
【0018】また、キャリッジ22がC2位置からC3
位置に移動する場合、フレキシブルケーブル50の湾曲
部50cが外装板60の内面に常に接触しながら移動す
る。このため、フレキシブルケーブル50の絶縁体54
が外装板60の内面を摺動して摩耗する。インクジェッ
トプリンタ10の構造上、キャリッジ22は何百万回も
主走査方向に往復動するので、絶縁体54が摩耗する量
はかなりの量となる。この場合、絶縁体54の一部が摩
耗で擦り切れて信号線52が露出し、この信号線52も
摩耗して断線するおそれがある。信号線52が断線した
場合、インクジェットプリンタ10では画像形成信号が
印字ヘッド20に伝達されないので、画像が形成できな
いこととなる。
【0019】上述した衝突音の発生とフレキシブルケー
ブル50の摩耗という2つの問題を解決する技術とし
て、外装板60を高く上げてフレキシブルケーブル50
から遠ざける技術が考えられる。しかし、この技術で
は、インクジェットプリンタ10が大型化する。このよ
うな大型化は、A4サイズなど比較的小サイズの記録媒
体に画像を形成するインクジェットプリンタにとって
は、製品として致命的な欠点となる。
【0020】本発明は、上記事情に鑑み、大型化しなく
てもフレキシブルケーブルの摩耗を低減すると共にその
衝突音を低くして静かに画像を形成できるインクジェッ
ト方式画像形成装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1のインクジェット方式画像形成装置は、
インクを吐出する印字ヘッドと、該印字ヘッドを搭載し
て所定の主走査方向に往復動するキャリッジと、該キャ
リッジが往復動する領域外に固定されると共に画像情報
を担持する画像形成信号が入力される制御基板と、前記
キャリッジに固定されると共に前記制御基板から送信さ
れてきた画像形成信号を前記印字ヘッドに伝達する中継
基板と、その両端部がそれぞれ前記制御基板及び前記中
継基板に接続されて該制御基板から該中継基板まで画像
形成信号を伝達すると共に前記キャリッジの動きに連動
して湾曲しながら前記主走査方向に延びる複数の信号線
が埋め込まれた可撓性で板状のフレキシブルケーブル
と、湾曲した前記フレキシブルケーブルのうち上方に位
置する部分にこの部分の上から当接する外装板とを備
え、前記中継基板から前記印字ヘッドに送信されてきた
画像形成信号に基づいて前記印字ヘッドから記録媒体に
インクを吐出して画像を形成するインクジェット方式画
像形成装置において、(1)前記フレキシブルケーブル
は、前記主走査方向に略直交する幅方向の両端のうちの
いずれか一端が前記外装板に接触しながら前記キャリッ
ジの動きに連動するものであることを特徴とするもので
ある。
【0022】ここで、(2)前記フレキシブルケーブル
は、前記外装板の下面に対して前記幅方向に傾斜するよ
うに前記中継基板に接続されたものであってもよい。
【0023】また、上記目的を達成するための本発明の
第2のインクジェット方式画像形成装置は、インクを吐
出する印字ヘッドと、該印字ヘッドを搭載して所定の主
走査方向に往復動するキャリッジと、該キャリッジが往
復動する領域外に固定されると共に画像情報を担持する
画像形成信号が入力される制御基板と、前記キャリッジ
に固定されると共に前記制御基板から送信されてきた画
像形成信号を前記印字ヘッドに伝達する中継基板と、そ
の両端部がそれぞれ前記制御基板及び前記中継基板に接
続されて該制御基板から該中継基板まで画像形成信号を
伝達すると共に前記キャリッジの動きに連動して湾曲し
ながら前記主走査方向に延びる複数の信号線が埋め込ま
れた可撓性で板状のフレキシブルケーブルと、湾曲した
前記フレキシブルケーブルのうち上方に位置する部分に
この部分の上から当接する外装板とを備え、前記中継基
板から前記印字ヘッドに送信されてきた画像形成信号に
基づいて前記印字ヘッドから記録媒体にインクを吐出し
て画像を形成するインクジェット方式画像形成装置にお
いて、(3)前記外装板は、前記フレキシブルケーブル
の幅方向の両端に接触するように傾斜した傾斜面が形成
されたものであることを特徴とするものである。
【0024】ここで、(4)前記フレキシブルケーブル
は、前記幅方向の両端から該幅方向に張り出した張出部
分が形成されたものであってもよい。
【0025】また、(5)前記張出部分は、湾曲した前
記フレキシブルケーブルのうち上方に位置する部分であ
って、前記キャリッジが往復動する全領域に相当する長
さの部分に形成されたものであってもよい。
【0026】さらに、(6)上記のインクジェット方式
画像形成装置は、湾曲した前記フレキシブルケーブルの
うち上方に位置する部分を下方から保持する中間保持部
材を備えてもよい。
【0027】さらにまた、(7)前記中間保持部材は、
前記キャリッジが往復動する全領域のうち、前記フレキ
シブルケーブルが湾曲して形成された湾曲部分が非接触
となる領域に形成されたものであってもよい。
【0028】さらにまた、(8)前記中間保持部材は、
前記張出部分のみと接触するものであってもよい。
【0029】また、上記目的を達成するための本発明の
第3のインクジェット方式画像形成装置は、インクを吐
出する印字ヘッドと、該印字ヘッドを搭載して所定の主
走査方向に往復動するキャリッジと、該キャリッジが往
復動する領域外に固定されると共に画像情報を担持する
画像形成信号が入力される制御基板と、前記キャリッジ
に固定されると共に前記制御基板から送信されてきた画
像形成信号を前記印字ヘッドに伝達する中継基板と、そ
の両端部がそれぞれ前記制御基板及び前記中継基板に接
続されて該制御基板から該中継基板まで画像形成信号を
伝達すると共に前記キャリッジの動きに連動して湾曲し
ながら前記主走査方向に延びる複数の信号線が埋め込ま
れた可撓性で板状のフレキシブルケーブルと、湾曲した
該フレキシブルケーブルのうち下方に位置する部分をこ
の部分の下から保持する保持台と、湾曲した前記フレキ
シブルケーブルのうち上方に位置する部分にこの部分の
上から当接する外装板とを備え、前記中継基板から前記
印字ヘッドに送信されてきた画像形成信号に基づいて前
記印字ヘッドから記録媒体にインクを吐して画像を形成
するインクジェット方式画像形成装置において、(9)
前記外装板のうち前記フレキシブルケーブルが接触する
接触面に回転自在に固定された第1回転体と、(10)
前記保持台のうち前記フレキシブルケーブルが接触する
接触面に回転自在に固定された第2回転体とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0030】また、上記目的を達成するための本発明の
第4のインクジェット方式画像形成装置は、インクを吐
出する印字ヘッドと、該印字ヘッドを搭載して所定の主
走査方向に往復動するキャリッジと、該キャリッジが往
復動する領域外に固定されると共に画像情報を担持する
画像形成信号が入力される制御基板と、前記キャリッジ
に固定されると共に前記制御基板から送信されてきた画
像形成信号を前記印字ヘッドに伝達する中継基板と、そ
の両端部がそれぞれ前記制御基板及び前記中継基板に接
続されて該制御基板から該中継基板まで画像形成信号を
伝達すると共に前記キャリッジの動きに連動して湾曲し
ながら前記主走査方向に延びる複数の信号線が埋め込ま
れた可撓性で板状のフレキシブルケーブルと、湾曲した
前記フレキシブルケーブルのうち上方に位置する部分に
この部分の上から当接する外装板とを備え、前記中継基
板から前記印字ヘッドに送信されてきた画像形成信号に
基づいて前記印字ヘッドから記録媒体にインクを吐して
画像を形成するインクジェット方式画像形成装置におい
て、(11)前記フレキシブルケーブルは、垂れ下がり
を防止する防止板が外面に張り付けられたものであるこ
とを特徴とするものである。
【0031】ここで、(12)前記防止板は、前記フレ
キシブルケーブルの自重に起因する垂れ下がりを防ぐ撓
み強度を有するものであってもよい。
【0032】なお、記録媒体とは、インクジェット方式
画像形成装置で印字し得る全ての印字媒体を総称したも
のであり、例えば、普通紙、コート紙、光沢紙、第二原
図用紙、ベラム紙、フィルム、プラスチックシート、バ
ックプリントフィルム、OHPフィルム、布などが挙げ
られる。
【0033】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明のインクジ
ェット方式画像形成装置の実施形態を説明する。 [第1実施形態]図1から図3までを参照して第1実施
形態を説明する。
【0034】図1は、第1実施形態のインクジェット方
式画像形成装置を模式的に示す側面図である。図2は、
キャリッジとフレキシブルケーブルを拡大して示す斜視
図である。図3は、キャリッジとフレキシブルケーブル
の動きを示す模式図である。これらの図では、図12か
ら図14までに示す構成要素と同一の構成要素には同一
の符号が付されている。
【0035】第1実施形態のインクジェット方式画像形
成装置80の特徴は、フレキシブルケーブル82の幅方
向一端82dだけが外装板60と保持台70に接触して
摺動する点にある。従って、フレキシブルケーブル82
の面全体が外装板60や保持台70に接触することはな
い。
【0036】このように、フレキシブルケーブル82の
幅方向一端82dだけを外装板60に接触させるため
に、フレキシブルケーブル82の長手方向一端部82a
を角度θ2だけ傾けて中継基板44に接続させている。
また、フレキシブルケーブル82の長手方向他端部82
bは制御基板42に接続されており、この他端部82b
よりもやや一端部82aよりの部分はほぼ直角に折り曲
げられて主走査方向(矢印B方向)に延びている。この
折り曲げられて矢印B方向に延びている部分は、保持台
70に対して(水平に対して)45°以下の角度θ1だ
け傾いている。
【0037】湾曲したフレキシブルケーブル82のうち
上方の部分は、上記のように外装板60の下面62に対
して角度θ2だけ傾いている。このため、図3に示すよ
うに、キャリッジ22がC1位置からC2位置に移動し
た場合、フレキシブルケーブル82のうち垂れ下がって
いた部分82cがその復元力によって上(矢印D方向)
に勢い良く動き、平らな形状に復元する。このように、
垂れ下がっていた部分82cが上に勢い良く動くと、こ
の部分82cの幅方向一端82dだけが外装板60の下
面62に勢い良く衝突する。しかし、垂れ下がっていた
部分82cの幅方向一端82dだけが下面62に衝突す
るので、衝突音は小さい。また、保持台70とフレキシ
ブルケーブル82が衝突しても、フレキシブルケーブル
82の幅方向一端82dだけが保持台70に衝突するの
で小さな衝突音しか発生しない。従って、画像形成中に
おいては、このような衝突に起因して発生する音が低減
される。
【0038】また、キャリッジ22がC2位置からC3
位置に移動する場合、フレキシブルケーブル82の湾曲
部82eが外装板60に常に接触しながら移動する。こ
の場合も、湾曲部82eの幅方向一端82dだけが下面
62に接触する。このため、フレキシブルケーブル82
が下面に面接触する場合に比べて摩耗量が少なく、摩耗
に強い構造となる。従って、フレキシブルケーブル82
の摩耗に起因してその信号線が損傷しない。この結果、
信号線の切断を防止でき、画像形成が不可能になること
もない。また、フレキシブルケーブル82を傾けただけ
なのでインクジェット方式画像形成装置80が大型化す
ることも無い。
【0039】なお、耐摩耗性を向上させる処理を幅方向
一端82dに施すといっそう摩耗に強い構造となる。ま
た、幅方向一端82dを厚くするだけでも摩耗に強い構
造となる。また、フレキシブルケーブル82を傾けずに
外装板60を傾けて、フレキシブルケーブルの幅方向一
端82dだけが外装板60に接触するようにしてもよ
い。 [第2実施形態]図4から図6までを参照して第2実施
形態を説明する。
【0040】図4は、第2実施形態のインクジェット方
式画像形成装置を模式的に示す側面図である。図5は、
外装板及び中間保持部材双方の一部を示す斜視図であ
る。図6は、フレキシブルケーブルの一部を示す斜視図
である。これらの図では、図12から図14までに示す
構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されてい
る。
【0041】第2実施形態のインクジェット方式画像形
成装置90で使用されているフレキシブルケーブル10
0は、図6に示すように、平面状に並べられた複数本の
金属製の信号線102と、これらの信号線102が埋め
込まれた絶縁体104で構成されている。絶縁体104
の一部には、その幅方向両端からこの幅方向に張り出し
た張出部分(鍔状部分)106が形成されている。この
張出部分106は、単にフレキシブルケーブル100の
絶縁体104を横方向に張り出させただけの構造であ
る。また、張出部分106は、湾曲したフレキシブルケ
ーブル100のうち上方に位置する部分であって、キャ
リッジ22が往復動する全領域に相当する長さの部分に
形成されている。なお、フレキシブルケーブル100
は、第1実施形態のフレキシブルケーブル82とは違
い、傾いておらず従来と同様にほぼ水平に保たれてい
る。
【0042】第2実施形態のインクジェット方式画像形
成装置90では、外装板92にも特徴がある。外装板9
2には、V字を逆さにしたような横断面を有する下面9
4が形成されている。この下面94の開き角度θ3は約
120°であり、矢印B方向に延びている。この下面9
4には張出部分106が接触して摺動する。
【0043】また、第2実施形態のインクジェット方式
画像形成装置90では、フレキシブルケーブル100の
うち垂れ下がった張出部分106を保持する中間保持部
材96が形成されている点にも特徴がある。この中間保
持部材96は、湾曲したフレキシブルケーブル100の
うち上方に位置する部分と下方に位置する部分に挟まれ
た空間に形成されている。また、中間保持部材96は、
図5に示すように、保持台70に両側壁70aを形成し
てそれぞれの上端部を内側に折り曲げるようにして形成
されている。従って、所定間隔離れた板が矢印B方向に
延びることにより中間保持部材96が形成されている。
【0044】また、中間保持部材96は、キャリッジ2
2が往復動する全領域のうち、フレキシブルケーブル1
00が湾曲して形成された湾曲部分が非接触となる領域
に形成されている。即ち、湾曲部分(図2の湾曲部分8
2e参照)が形成される妨げにならない空間に中間保持
部材96が形成されている。従って、中間保持部材96
には、上記の張出部分106だけが載って接触すること
となり、絶縁体104は中間保持部材96に接触しな
い。
【0045】上記のようにフレキシブルケーブル100
に張出部分106が形成されており、しかも、キャリッ
ジ22が往復動してもこの張出部分106だけが外装板
92の下面94と中間保持部材96に接触して摺動す
る。このため、キャリッジ22が往復動してもフレキシ
ブルケーブル100の絶縁体104は外装板92の下面
94にも中間保持部材96にも接触しない。この結果、
フレキシブルケーブル100の信号線102が損傷する
ことも摩耗して切断することもない。
【0046】また、湾曲したフレキシブルケーブル10
0のうち外装板92の下面94の下方で垂れ下がった部
分100aは、図4に示すように、中間保持部材96の
載る。このため、中間保持部材96が無い場合に比べて
垂れ下がる長さ(量)が短い。従って、この垂れ下がっ
た部分100aが復元力によって元に戻る際に外装板9
2の下面94に衝突しても、衝突力が小さいので衝突音
も小さくて静かである。また、垂れ下がった部分100
aの張出部分106だけが中間保持部材96に接触する
ので、張出部分106だけが摩耗して絶縁体104は摩
耗せず、信号線102が切断することも無い。なお、フ
レキシブルケーブル100に張出部分106を形成し、
下面94と中間保持部材96を形成しただけなのでイン
クジェット方式画像形成装置90が大型化することも無
い。 [第3実施形態]図7と図8を参照して第3実施形態を
説明する。
【0047】図7は、第3実施形態のインクジェット方
式画像形成装置を模式的に示す側面図である。図8は、
外装板及び中間保持部材双方の一部を拡大して示す側面
図である。これらの図では、図12から図14までに示
す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されて
いる。
【0048】第3実施形態のインクジェット方式画像形
成装置110の特徴は、外装板112の下面に複数の第
1コロ114(本発明にいう第1回転の一例である)を
回転自在に固定し、保持台116の上面に複数の第2コ
ロ118(本発明にいう第2回転の一例である)を回転
自在に固定した点にある。第1コロ114及び第2コロ
118双方の表面はゴムやスポンジなどの軟質材で被覆
されており、フレキシブルケーブル50の動きに伴って
容易に従動回転する。
【0049】第1コロ114を外装板112の下面に固
定する位置や個数、及び、第2コロ118を保持台11
6の上面に固定する位置や個数は任意である。しかし、
フレキシブルケーブル50が湾曲する際に無理なく描く
理想的な楕円に接する位置に、第1コロ114と第2コ
ロ118を固定する。従って、第1コロ114もしくは
第2コロ118から強い負荷がフレキシブルケーブル5
0に作用するような位置にこれらのコロ114,118
を固定しないようにする。
【0050】キャリッジ22が、図8に示すように、C
1位置からC2位置に移動する際に、フレキシブルケー
ブル50が第1コロ114と第2コロ118に接触しな
がら移動する。この場合、フレキシブルケーブル50の
接触によって第1コロ114と第2コロ118が回転す
るので、フレキシブルケーブル50は第1コロ114と
第2コロ118を摺動せずにスムーズに移動する。この
ため、フレキシブルケーブル50が摩耗することは無
い。
【0051】また、キャリッジ22が、図8に示すよう
に、C1位置からC2位置に移動する際に、湾曲したフ
レキシブルケーブル50のうち上方に位置する部分はそ
の自重によって垂れ下がる。この垂れ下がった部分がそ
の復元力で元の形状に戻る際に外装板112に衝突して
衝突音の発生する位置は、キャリッジ22が何度往復動
してもほぼ同じ位置である。従って、この衝突音の発生
する位置に第1コロ114を配置せずに、衝突音の発生
する位置から離れた位置に第1コロ114を配置してお
く。これにより、フレキシブルケーブル50の垂れ下が
った部分がその復元力で元の形状に戻っても、衝突音の
発生する位置にはフレキシブルケーブル50が接触しな
いので、衝突音が発生しない。なお、第1コロ114と
第2コロ118を固定しただけであるのでインクジェッ
ト方式画像形成装置110が大型化することも無い。 [第4実施形態]図9と図10を参照して第4実施形態
を説明する。
【0052】図9は、フレキシブルケーブルが外装板に
接触する状態を示す模式図である。図10は、フレキシ
ブルケーブルの一部を破断して示す斜視図である。これ
らの図では、図13と図14に示す構成要素と同一の構
成要素には同一の符号が付されている。
【0053】第4実施形態のインクジェット方式画像形
成装置(全体構造は省略する)の特徴は、フレキシブル
ケーブル120の構造にある。フレキシブルケーブル1
20の外面には、厚さが0.2mm〜0.4mm程度の
薄いステンレス鋼板(本発明にいう防止板の一例であ
る)122が張り付けられている。ここで、外面とは外
装板60の下面62と保持台70の上面72に接触する
面である。
【0054】このステンレス鋼板122は、フレキシブ
ルケーブル120が略U字状に湾曲することを妨げな
い。また、キャリッジ22が、図9に示すように、C1
位置からC2位置に移動する際に、湾曲したフレキシブ
ルケーブル120の上方部分が垂れ下がらないように防
ぐ(規制する)撓み強度を有する。従って、フレキシブ
ルケーブル120はキャリッジ22の往復動に伴って湾
曲するが、フレキシブルケーブル120がその自重によ
って垂れ下がることはない。このため、フレキシブルケ
ーブル120のうち湾曲している部分以外の部分は、ほ
ぼ平らな平面状になっている。この結果、フレキシブル
ケーブル120が垂れ下がることに起因する衝突音は発
生しない。
【0055】また、フレキシブルケーブル120は外装
板60には直接に接触せず、ステンレス鋼板122が外
装板60に接触して摺動する。このため、外装板60が
例えばプラスチックなどで構成されている場合は、ステ
ンレス鋼板122が接触する外装板60が摩耗してフレ
キシブルケーブル120が摩耗することは無い。なお、
フレキシブルケーブル120にステンレス鋼板122を
張り付けるだけであるので、インクジェット方式画像形
成装置が大型化することも無い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1のイン
クジェット方式画像形成装置によれば、フレキシブルケ
ーブルのうち外装板の下方で垂れ下がっていた部分がそ
の信号線の復元力(反発力)で外装板に衝突することが
ある。この場合、フレキシブルケーブルの幅方向の一端
しか外装板に衝突しないので、衝突する際に発生する音
が静かである。また、フレキシブルケーブルのうち湾曲
している部分は外装板に接触して摺動することが多い。
この場合、フレキシブルケーブルの一端が外装板に接触
して摩耗する。従って、フレキシブルケーブルの広い面
が摩耗するのではなく、その一端だけが摩耗するので、
フレキシブルケーブル全体としては摩耗量が少ない。従
って、信号線が摩耗に起因して損傷しない。このため、
信号線の切断を防止でき、画像形成が不可能になること
はない。また、フレキシブルケーブルの幅方向一端を外
装板に接触させる構成であるので、インクジェット方式
画像形成装置を大型化せずに済む。
【0057】ここで、前記フレキシブルケーブルは、前
記外装板の下面に対して前記幅方向に傾斜するように前
記中継基板に接続されたものである場合は、外装板の下
面に対してフレキシブルケーブルがその幅方向に傾斜し
ているので、フレキシブルケーブルの幅方向一端が外装
板に確実に接触する。
【0058】また、本発明の第2のインクジェット方式
画像形成装置によれば、フレキシブルケーブルのうち外
装板の下方で垂れ下がっていた部分がその信号線の復元
力(反発力)で外装板に衝突することがある。この場
合、フレキシブルケーブルの幅方向両端だけが傾斜面に
衝突するので、衝突する際に発生する音が静かである。
また、フレキシブルケーブルのうち湾曲している部分は
外装板に接触して摺動することが多い。この場合、フレ
キシブルケーブルの幅方向両端が外装板に接触して摩耗
する。従って、フレキシブルケーブルの広い面が摩耗す
るのではなく、その両端だけが摩耗するので、フレキシ
ブルケーブル全体としては摩耗量が少ない。従って、信
号線が摩耗に起因して損傷しない。このため、信号線の
切断を防止でき、画像形成が不可能になることはない。
【0059】ここで、前記フレキシブルケーブルは、前
記幅方向の両端から該幅方向に張り出した張出部分が形
成されたものである場合は、張出部分が外装板の傾斜面
に接触して摺動するので、この張出部分が摩耗する。こ
のため、フレキシブルケーブルの信号線が摩耗すること
は無くこの信号線はいっそう確実に保護される。
【0060】また、前記張出部分は、湾曲した前記フレ
キシブルケーブルのうち上方に位置する部分であって、
前記キャリッジが往復動する全領域に相当する長さの部
分に形成されたものである場合は、外装板の傾斜面には
張出部分しか接触しないので、フレキシブルケーブルの
信号線が摩耗することは全く無くこの信号線はいっそう
確実に保護される。
【0061】さらに、上記のインクジェット方式画像形
成装置は、湾曲した前記フレキシブルケーブルのうち上
方に位置する部分を下方から保持する中間保持部材を備
えたものの場合は、フレキシブルケーブルのうち外装板
の下方で垂れ下がった部分と外装板との距離が短くなる
ので、この垂れ下がった部分が信号線の復元力(反発
力)で外装板に衝突する際の衝突力が弱められる。従っ
て、衝突音が低くくて静かになる。
【0062】さらにまた、前記中間保持部材は、前記キ
ャリッジが往復動する全領域のうち、前記フレキシブル
ケーブルが湾曲して形成された湾曲部分が非接触となる
領域に形成されたものである場合は、フレキシブルケー
ブルの湾曲部分が中間保持部材に接触しないので、フレ
キシブルケーブルの動きが妨げられない。
【0063】さらにまた、前記中間保持部材は、前記張
出部分のみと接触するものである場合は、フレキシブル
ケーブルのうち張出部分のみが中間保持部材に接触する
ので、この張出部分だけが摩耗することとなる。従っ
て、フレキシブルケーブルの信号線が摩耗することは全
く無くこの信号線はいっそう確実に保護される。
【0064】また、本発明の第3のインクジェット方式
画像形成装置によれば、フレキシブルケーブルが回転体
に接触しても回転体が回転するので、フレキシブルケー
ブルはほとんど摩耗しない。
【0065】また、本発明の第4のインクジェット方式
画像形成装置によれば、フレキシブルケーブルが垂れ下
がらないので垂れ下がりに起因して外装板と衝突するこ
とが無く、このため、衝突音が発生しない。また、防止
板はフレキシブルケーブルの外面に張り付けられている
ので、防止板が外装板に接触して摩耗する。従って、フ
レキシブルケーブル自体が摩耗することはない。
【0066】ここで、前記防止板は、前記フレキシブル
ケーブルの自重に起因する垂れ下がりを防ぐ撓み強度を
有するものである場合は、フレキシブルケーブルの垂れ
下がりがいっそう確実に防止される。
【0067】なお、本発明はいずれもフレキシブルケー
ブルに特殊な製法や構成を施していないので、例えば耐
摩耗材質を新規に開発するなどが必要無く、インクジェ
ット方式画像形成装置の開発にかかる日程が長くなるこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のインクジェット方式画像形成装
置を模式的に示す側面図である。
【図2】キャリッジとフレキシブルケーブルを拡大して
示す斜視図である。
【図3】キャリッジとフレキシブルケーブルの動きを示
す模式図である。
【図4】第2実施形態のインクジェット方式画像形成装
置を模式的に示す側面図である。
【図5】外装板及び中間保持部材双方の一部を示す斜視
図である。
【図6】フレキシブルケーブルの一部を示す斜視図であ
る。
【図7】第3実施形態のインクジェット方式画像形成装
置を模式的に示す側面図である。
【図8】外装板及び中間保持部材双方の一部を拡大して
示す側面図である。
【図9】フレキシブルケーブルが外装板に接触する状態
を示す模式図である。
【図10】フレキシブルケーブルの一部を破断して示す
斜視図である。
【図11】従来のインクジェット方式画像形成装置の一
例であるインクジェットプリンタを示す斜視図である。
【図12】図11のインクジェットプリンタの内部構造
を示す斜視図である。
【図13】図11のインクジェットプリンタの内部構造
を示す側面図である。
【図14】キャリッジとフレキシブルケーブルの動きを
示す模式図である。
【図15】フレキシブルケーブルの一部を破断して示す
斜視図である。
【符号の説明】
20 印字ヘッド 22 キャリッジ 60,92,112 外装板 70 保持台 80,90,110 インクジェット方式画像形成装置 82,100,120 フレキシブルケーブル 82a フレキシブルケーブルの長手方向一端部 82b フレキシブルケーブルの長手方向他端部 82c フレキシブルケーブルの垂れ下がった部分 82d フレキシブルケーブルの幅方向一端 94 外装板の下面 96 中間保持部材 106 フレキシブルケーブルの張出部分 114 第1コロ 116 第2コロ 122 ステンレス鋼板

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出する印字ヘッドと、該印字
    ヘッドを搭載して所定の主走査方向に往復動するキャリ
    ッジと、該キャリッジが往復動する領域外に固定される
    と共に画像情報を担持する画像形成信号が入力される制
    御基板と、前記キャリッジに固定されると共に前記制御
    基板から送信されてきた画像形成信号を前記印字ヘッド
    に伝達する中継基板と、その両端部がそれぞれ前記制御
    基板及び前記中継基板に接続されて該制御基板から該中
    継基板まで画像形成信号を伝達すると共に前記キャリッ
    ジの動きに連動して湾曲しながら前記主走査方向に延び
    る複数の信号線が埋め込まれた可撓性で板状のフレキシ
    ブルケーブルと、湾曲した前記フレキシブルケーブルの
    うち上方に位置する部分にこの部分の上から当接する外
    装板とを備え、前記中継基板から前記印字ヘッドに送信
    されてきた画像形成信号に基づいて前記印字ヘッドから
    記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェ
    ット方式画像形成装置において、 前記フレキシブルケーブルは、 前記主走査方向に略直交する幅方向の両端のうちのいず
    れか一端が前記外装板に接触しながら前記キャリッジの
    動きに連動するものであることを特徴とするインクジェ
    ット方式画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記フレキシブルケーブルは、 前記外装板の下面に対して前記幅方向に傾斜するように
    前記中継基板に接続されたものであることを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェット方式画像形成装置。
  3. 【請求項3】 インクを吐出する印字ヘッドと、該印字
    ヘッドを搭載して所定の主走査方向に往復動するキャリ
    ッジと、該キャリッジが往復動する領域外に固定される
    と共に画像情報を担持する画像形成信号が入力される制
    御基板と、前記キャリッジに固定されると共に前記制御
    基板から送信されてきた画像形成信号を前記印字ヘッド
    に伝達する中継基板と、その両端部がそれぞれ前記制御
    基板及び前記中継基板に接続されて該制御基板から該中
    継基板まで画像形成信号を伝達すると共に前記キャリッ
    ジの動きに連動して湾曲しながら前記主走査方向に延び
    る複数の信号線が埋め込まれた可撓性で板状のフレキシ
    ブルケーブルと、湾曲した前記フレキシブルケーブルの
    うち上方に位置する部分にこの部分の上から当接する外
    装板とを備え、前記中継基板から前記印字ヘッドに送信
    されてきた画像形成信号に基づいて前記印字ヘッドから
    記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェ
    ット方式画像形成装置において、 前記外装板は、 前記フレキシブルケーブルの幅方向の両端に接触するよ
    うに傾斜した傾斜面が形成されたものであることを特徴
    とするインクジェット方式画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記フレキシブルケーブルは、 前記幅方向の両端から該幅方向に張り出した張出部分が
    形成されたものであることを特徴とする請求項3に記載
    のインクジェット方式画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記張出部分は、 湾曲した前記フレキシブルケーブルのうち上方に位置す
    る部分であって、前記キャリッジが往復動する全領域に
    相当する長さの部分に形成されたものであることを特徴
    とする請求項4に記載のインクジェット方式画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 湾曲した前記フレキシブルケーブルのう
    ち上方に位置する部分を下方から保持する中間保持部材
    を備えたことを特徴とする請求項3,4,又は5に記載
    のインクジェット方式画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記中間保持部材は、 前記キャリッジが往復動する全領域のうち、前記フレキ
    シブルケーブルが湾曲して形成された湾曲部分が非接触
    となる領域に形成されたものであることを特徴とする請
    求項6に記載のインクジェット方式画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記中間保持部材は、 前記張出部分のみと接触するものであることを特徴とす
    る請求項6又は7に記載のインクジェット方式画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 インクを吐出する印字ヘッドと、該印字
    ヘッドを搭載して所定の主走査方向に往復動するキャリ
    ッジと、該キャリッジが往復動する領域外に固定される
    と共に画像情報を担持する画像形成信号が入力される制
    御基板と、前記キャリッジに固定されると共に前記制御
    基板から送信されてきた画像形成信号を前記印字ヘッド
    に伝達する中継基板と、その両端部がそれぞれ前記制御
    基板及び前記中継基板に接続されて該制御基板から該中
    継基板まで画像形成信号を伝達すると共に前記キャリッ
    ジの動きに連動して湾曲しながら前記主走査方向に延び
    る複数の信号線が埋め込まれた可撓性で板状のフレキシ
    ブルケーブルと、湾曲した該フレキシブルケーブルのう
    ち下方に位置する部分をこの部分の下から保持する保持
    台と、湾曲した前記フレキシブルケーブルのうち上方に
    位置する部分にこの部分の上から当接する外装板とを備
    え、前記中継基板から前記印字ヘッドに送信されてきた
    画像形成信号に基づいて前記印字ヘッドから記録媒体に
    インクを吐して画像を形成するインクジェット方式画像
    形成装置において、 前記外装板のうち前記フレキシブルケーブルが接触する
    接触面に回転自在に固定された第1回転体と、 前記保持台のうち前記フレキシブルケーブルが接触する
    接触面に回転自在に固定された第2回転体とを備えたこ
    とを特徴とするインクジェット方式画像形成装置。
  10. 【請求項10】 インクを吐出する印字ヘッドと、該印
    字ヘッドを搭載して所定の主走査方向に往復動するキャ
    リッジと、該キャリッジが往復動する領域外に固定され
    ると共に画像情報を担持する画像形成信号が入力される
    制御基板と、前記キャリッジに固定されると共に前記制
    御基板から送信されてきた画像形成信号を前記印字ヘッ
    ドに伝達する中継基板と、その両端部がそれぞれ前記制
    御基板及び前記中継基板に接続されて該制御基板から該
    中継基板まで画像形成信号を伝達すると共に前記キャリ
    ッジの動きに連動して湾曲しながら前記主走査方向に延
    びる複数の信号線が埋め込まれた可撓性で板状のフレキ
    シブルケーブルと、湾曲した前記フレキシブルケーブル
    のうち上方に位置する部分にこの部分の上から当接する
    外装板とを備え、前記中継基板から前記印字ヘッドに送
    信されてきた画像形成信号に基づいて前記印字ヘッドか
    ら記録媒体にインクを吐して画像を形成するインクジェ
    ット方式画像形成装置において、 前記フレキシブルケーブルは、 垂れ下がりを防止する防止板が外面に張り付けられたも
    のであることを特徴とするインクジェット方式画像形成
    装置。
  11. 【請求項11】 前記防止板は、 前記フレキシブルケーブルの自重に起因する垂れ下がり
    を防ぐ撓み強度を有するものであることを特徴とする請
    求項10に記載のインクジェット方式画像形成装置。
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