JP2005280983A - 増設用給紙手段を有する記録装置 - Google Patents
増設用給紙手段を有する記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005280983A JP2005280983A JP2004102281A JP2004102281A JP2005280983A JP 2005280983 A JP2005280983 A JP 2005280983A JP 2004102281 A JP2004102281 A JP 2004102281A JP 2004102281 A JP2004102281 A JP 2004102281A JP 2005280983 A JP2005280983 A JP 2005280983A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- recording apparatus
- additional
- recording
- feeding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
【課題】 増設用給紙装置の装着が可能で、低コストで操作性のよい記録装置を提供する。
【解決手段】 増設用給紙装置が装着されていない状態においては、シート搬送経路を塞ぐ位置に構成され、増設用給紙装置が装着されることで増設用給紙装置の一部によって押されて移動し、シート搬送経路を形成するガイドとなるガイド部材を有する記録装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】 増設用給紙装置が装着されていない状態においては、シート搬送経路を塞ぐ位置に構成され、増設用給紙装置が装着されることで増設用給紙装置の一部によって押されて移動し、シート搬送経路を形成するガイドとなるガイド部材を有する記録装置である。
【選択図】 図1
Description
本発明は増設用給紙装置を装着可能な記録装置に関し、更には増設用給紙装置から搬入されたシートの搬送路を構成するガイド部材に関するものである。
従来、増設用の給紙装置を着脱可能な記録装置に関する特許文献や製品は数多くあり、そのうち記録装置の本体下部に増設用給紙装置から搬送されてきたシートを導くための開口と、シートをガイドするためのガイド部材を設けたものがある。(例えば、特許文献1参照)
また、このような装置のうち、増設用の給紙装置側にシートをガイドするガイド部材を有し、増設用の給紙装置を使用しない場合には、このガイド部材の取付け位置を変更することで、増設用の給紙装置のシート搬送路に蓋をし、ゴミ等の異物が入るのを防止するものがある。(例えば、特許文献2参照)
特開平10−129860号広報(第9頁、図1)
特開2001―026347号広報(第12頁、図12)
また、このような装置のうち、増設用の給紙装置側にシートをガイドするガイド部材を有し、増設用の給紙装置を使用しない場合には、このガイド部材の取付け位置を変更することで、増設用の給紙装置のシート搬送路に蓋をし、ゴミ等の異物が入るのを防止するものがある。(例えば、特許文献2参照)
しかしながら上記従来例の記録装置においては、増設用給紙装置から搬入されるシートをガイドするためのシート搬送路は、増設用給紙装置の装着・非装着に関わらず常に開口している。そのため、特にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置においては、記録中のインクの一部がミストとなり記録装置の中を漂い、そのごく一部が機外に放出されることがあるが、そのミストが前記シート搬送路から流出し、記録装置を設置している机やラックなどを汚してしまうという課題があった。
これらの例を、図8を用いて説明する。
図8は、従来の増設用の給紙装置を着脱可能な記録装置のうち、増設用給紙装置を装着してない状態の記録装置断面を表す図である。図8における記録装置100は、備え付けの給紙部101と102を有し、さらに不図示の増設用給紙機構を装置下部に増設可能な記録装置である。図8において矢印Cは増設用給紙装置から搬送されるシートの搬送経路を示し、ガイド部材103・104により形成されている。
このような装置において、給紙機構部101から給紙されたシートSはLFローラ105とピンチローラ106により記録位置まで搬送され、記録ヘッド107により記録が施される。この時、記録ヘッド107からインクを吐出する際にインク滴の後方に発生する細かい霧状のインクミストや、インク滴を重ね打ちする際に着弾の衝撃でインクが霧状に飛散しインクミストとなる場合がある。このようなインクミストが記録ヘッド107の走査により巻上げられ、装置内に拡散される。このうち大部分のミストは、装置の内部に付着したり、シート表面に付着する事で機外に流出する事はないが、ごく一部がシート搬送経路を示す矢印Cから流出し、装置が設置してある机上やラックに付着し、汚してしまうというものである。
そこで本発明は、増設用給紙装置が装着されていない状態においては、シート搬送経路を塞ぐ位置に構成され、増設用給紙装置が装着されることで増設用給紙装置の一部によって押されて移動し、シート搬送経路を形成するガイドとなるガイド部材を設けている。
本発明によれば、増設用給紙装置が装着されていない状態においてはガイド部材がシート搬送路を塞ぐ位置に構成されている為に、装置内に拡散したインクミストが、増設用給紙装置のシート搬送路から機外に流出する事が防止できる。また、増設用給紙装置が装着されると、増設用給紙装置の一部によってガイド部材が押されて移動し、自動的にシート搬送路を形成するため、ユーザーの手を煩わせる事や、セットし忘れる事で発生する紙ジャム等の弊害を未然に防止できる。さらに、ガイド部材1つでシート搬送経路に蓋をする役目と、シートのガイドをする役目の2役を行うので、コストの削減や省スペースでの構成が可能となる。
(第1の実施形態)
最初に図1から図3を用いて、本発明の実施形態における増設用給紙装置が装着されていない状態での説明を行う。
最初に図1から図3を用いて、本発明の実施形態における増設用給紙装置が装着されていない状態での説明を行う。
図1は本発明の実施形態に関わる記録装置の全体斜視図であり、図2はその断面図、図3は増設用給紙装置からのシートをガイドするガイド兼搬送路閉塞部材近傍の斜視図で、図3aはガイド兼搬送路閉塞部材が装着されていない記録装置本体の下ケース単品を表し、図3bはガイド兼搬送路閉塞部材が装着された状態を表すものである。
まず図1および図2を参照して本発明の記録装置の全体構成について記録シートの搬送方向上流から説明する。記録シートは給紙トレイ3に複数枚積載され、不図示の駆動手段により駆動回転される給紙ローラ4と分離ローラ5により一枚だけ分離・搬送されたのち、LFローラ6と、このLFローラ6にシートSを押圧して従動回転するピンチローラ7とによって記録位置へと搬送される。そして記録位置へと搬送されたシートは間欠搬送されつつ、主走査方向(図2の紙面に垂直方向)に往復移動するキャリッジ8にセットされた記録ヘッド9からインクが吐出されることにより記録が行われ、排紙ローラ対10・11、により排紙トレイ12へと排出される。
次に図3を用いて増設用給紙装置からの搬送路を形成するガイド兼搬送路閉塞部材の説明を行う。
図3において13は記録装置の下ケースを表し、増設用給紙装置からのシートを受け入れるための開口13aが設けられている。そしてガイド兼閉塞部材14は、その軸部14aが下ケース13の軸受け部13bに対して回転可能に軸支されており、増設用給紙装置が装着されていない状態においては、ガイド兼閉塞部材14自身のバネ部14bによって搬下ケースの開口13aを塞ぐ位置に付勢されている。なお、ここで下ケース13とガイド兼閉塞部材14の合わせ目については、図2のA部のごとく二重に壁が設けられており、かつ装置上面から見たときに外部が見えることがないように構成されている。
したがって、以上のような構成においては、インクミストが発生し装置内に拡散した場合においても、機外に流出することがないため、記録装置が設置されている机やラックの上面を汚すことを防止する事が可能となる。特に装置上面から見て下ケース13の開口13aが見えないように覆われていることで、装置内に拡散したミストが沈降してきた際に有効となっている。
次に、図4から図6を用いて、本発明の実施形態における増設用給紙装置が装着された状態での説明を行う。
図4は増設用給紙装置の斜視図を表し、図5は増設用給紙装置が装着された状態の記録装置の斜視図、図6は増設用給紙装置が装着された状態の断面図を表す。
まず、図4において増設用給紙装置15は大きく分けて給紙装置本体部16とシートを複数枚収納可能なカセット部17に区別できる。カセット部17には積載されるシートのサイズに合わせて移動し、シートの位置決めを行うサイドガイド18とエンドガイド19が設けられている。また20は圧板を表し、積載されたシートを後述する給紙ローラ21に圧接・離間可能に構成されている。また、増設用給紙装置本体部16においては前方には固定のフック22・23が設けられ、後方に可倒式のフック24・25が設けられており、記録装置1に装着する際に、可倒式のフック23・24が記録装置1側に回動してロックされる構成となっている。26は記録装置1との電気的な接点を有するコネクタであり、記録装置1に設けられた不図示のコネクタと接続される事で、増設用給紙装置15に対して電気信号や、不図示の給紙モータに対する駆動信号の受け渡しを行う。
まず、図4において増設用給紙装置15は大きく分けて給紙装置本体部16とシートを複数枚収納可能なカセット部17に区別できる。カセット部17には積載されるシートのサイズに合わせて移動し、シートの位置決めを行うサイドガイド18とエンドガイド19が設けられている。また20は圧板を表し、積載されたシートを後述する給紙ローラ21に圧接・離間可能に構成されている。また、増設用給紙装置本体部16においては前方には固定のフック22・23が設けられ、後方に可倒式のフック24・25が設けられており、記録装置1に装着する際に、可倒式のフック23・24が記録装置1側に回動してロックされる構成となっている。26は記録装置1との電気的な接点を有するコネクタであり、記録装置1に設けられた不図示のコネクタと接続される事で、増設用給紙装置15に対して電気信号や、不図示の給紙モータに対する駆動信号の受け渡しを行う。
次に図6を用いて、増設用給紙装置15が装着された際のガイド兼閉塞部材14の状態と、増設用給紙装置15からの給紙の様子を説明する。
増設用給紙装置15が、記録装置1に装着されると、増設用給紙装置本体16に設けられたシートガイド27に設けられた凸部27aにより、ガイド兼閉塞部材14の14c部が押し上げられ、バネ部14bの弾性力に抗して回転され図6に示すように、シート搬送路を示す矢印Bが形成される。よって、カセット部17に積載されたシートSは圧板20により給紙ローラ21に圧接され一枚だけ分離・搬送されたのち、シートガイド27・28に案内され、中間搬送ローラ対29によって記録装置1へと搬送される。記録装置1内では、下ケースに設けられたガイド部13cとガイド兼閉塞部材14により、上方へと案内され、次に記録装置に備え付けられている給紙機構2のフレーム下部2aにガイドされて、矢印B方向に案内され、前述した増設用給紙装置15が装着されていない状態での説明と同様に記録動作が行われる。
したがって、以上のような構成では増設用給紙装置が装着されると、増設用給紙装置の一部によってガイド部材が押されて移動し、自動的にシート搬送路を形成するため、ユーザーの手を煩わせる事や、セットし忘れる事で発生する紙ジャム等の弊害を未然に防止できる。さらに、ガイド部材1つでシート搬送経路に蓋をする役目と、シートのガイドをする役目の二役を行うので、コストの削減や省スペースでの構成が可能となる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、増設用給紙装置が装着されたことを検知する手段として、電気信号等を受け渡しするためのコネクタ25の接続により行っていたが、図7に示すようにガイド兼閉塞部材の姿勢を検知する検知手段30を記録装置に設けても良い、図7においては検知手段30はリーフスイッチを表し、増設用給紙装置が未装着の状態ではガイド兼閉塞部材14とリーフスイッチ30は、離れた位置関係にあり、装着されガイド兼閉塞部材が図7に示す位置に回転した際に、リーフスイッチ30がONとなり、増設用給紙装置の装着を検出する構成となっている。
第1の実施形態では、増設用給紙装置が装着されたことを検知する手段として、電気信号等を受け渡しするためのコネクタ25の接続により行っていたが、図7に示すようにガイド兼閉塞部材の姿勢を検知する検知手段30を記録装置に設けても良い、図7においては検知手段30はリーフスイッチを表し、増設用給紙装置が未装着の状態ではガイド兼閉塞部材14とリーフスイッチ30は、離れた位置関係にあり、装着されガイド兼閉塞部材が図7に示す位置に回転した際に、リーフスイッチ30がONとなり、増設用給紙装置の装着を検出する構成となっている。
このように構成することによって、ガイド兼閉塞部材の動作に万一不具合が発生した場合においても、的確に検出することが可能となる。
1 給紙装置
2 給紙機構部
6 LFローラ
7 ピンチローラ
8 キャリッジ
9 記録ヘッド
10・11排紙ローラ対
12 排紙トレイ
13 下ケース
14 ガイド兼閉塞部材
15増設用給紙装置
16 増設用給紙装置本体部
17 カセット部
20 圧板
21 給紙ローラ
27・28 シートガイド
29 中間搬送ローラ
30 リーフスイッチ
2 給紙機構部
6 LFローラ
7 ピンチローラ
8 キャリッジ
9 記録ヘッド
10・11排紙ローラ対
12 排紙トレイ
13 下ケース
14 ガイド兼閉塞部材
15増設用給紙装置
16 増設用給紙装置本体部
17 カセット部
20 圧板
21 給紙ローラ
27・28 シートガイド
29 中間搬送ローラ
30 リーフスイッチ
Claims (4)
- 増設用給紙装置を装着可能で、かつ増設用給紙装置から給紙されたシートを受け入れるための開口が、下面に設けられた記録装置において、シートを案内するためのガイド部材を有し、前記ガイド部材は増設用給紙装置が装着されていない状態では、シート搬送路を塞ぐ位置に構成され、前記増設用給紙装置が装着されることで増設用給紙装置の一部によって押されて移動し、シート搬送路を形成することを特徴とする記録装置。
- 前記記録装置に備えられたガイド部材は、増設用給紙装置が装着されていない状態において、少なくとも前記記録装置の上方から装置下面の開口が見えないように、構成されている事を特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記記録装置は前記ガイド部材の移動を検知する事で、増設用給紙装置が装着された事を検知する事を特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記記録装置はシート部材にインクを吐出して記録を行う、インクジェット方式の記録装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004102281A JP2005280983A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 増設用給紙手段を有する記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004102281A JP2005280983A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 増設用給紙手段を有する記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005280983A true JP2005280983A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35179781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004102281A Withdrawn JP2005280983A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 増設用給紙手段を有する記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005280983A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106019879A (zh) * | 2015-03-30 | 2016-10-12 | 兄弟工业株式会社 | 图像形成设备和片状物供应装置 |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004102281A patent/JP2005280983A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106019879A (zh) * | 2015-03-30 | 2016-10-12 | 兄弟工业株式会社 | 图像形成设备和片状物供应装置 |
JP2016188909A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置およびシート供給装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4877394B2 (ja) | 画像記録装置 | |
US9051144B2 (en) | Double-sided image recording device having a compact form factor | |
US9376284B2 (en) | Medium receiving cassette and recording apparatus | |
JP2011211480A (ja) | 画像読取装置 | |
JP4115268B2 (ja) | 画像読取記録装置 | |
JP2006327778A (ja) | 給紙装置 | |
JP2009101627A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6446946B2 (ja) | 搬送装置及びインクジェット記録装置 | |
JP6002375B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP5664083B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2005280983A (ja) | 増設用給紙手段を有する記録装置 | |
JP5760815B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5370012B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP5910030B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP5991227B2 (ja) | 搬送装置及び画像記録装置 | |
US9550384B2 (en) | Recording apparatus | |
JP2004203511A (ja) | 画像読取記録装置 | |
JP5828230B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP6081956B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP6372280B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP6149464B2 (ja) | シート給送装置及び画像記録装置 | |
JP5935455B2 (ja) | 搬送装置及び画像記録装置 | |
JP2022041857A (ja) | インクジェット印刷装置 | |
JP5549016B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2022108820A (ja) | 媒体搬送装置及び記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070605 |