JP2001171089A - 印刷機の胴の清掃布および印刷機の胴の清掃装置 - Google Patents

印刷機の胴の清掃布および印刷機の胴の清掃装置

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JP2001171089A
JP2001171089A JP2000330779A JP2000330779A JP2001171089A JP 2001171089 A JP2001171089 A JP 2001171089A JP 2000330779 A JP2000330779 A JP 2000330779A JP 2000330779 A JP2000330779 A JP 2000330779A JP 2001171089 A JP2001171089 A JP 2001171089A
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cloth
cleaning cloth
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Rolf Enders
エンダース ロルフ
Ernst Engelhardt
エンゲルハルト エルンスト
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Original Assignee
Baldwin Grafotec GmbH
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F35/00Cleaning arrangements or devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2235/00Cleaning
    • B41P2235/10Cleaning characterised by the methods or devices
    • B41P2235/20Wiping devices
    • B41P2235/24Wiping devices using rolls of cleaning cloth

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃布の終端が接近していることと、その他
の任意の種類および数の情報を提供する。 【解決手段】 印刷機胴清掃布および印刷機胴清掃装置
において、清掃装置内で読み取るための機械的に読み取
り可能なコードを清掃布(10)に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清浄布スピンドル
から、清掃されるべき回転する胴に清掃布を押し付ける
ことのできる押付け装置を経て、使用済み布スピンドル
に運動可能な印刷機の胴の清掃布、及び使用済み布スピ
ンドルを駆動するための駆動装置と押付け装置とを有し
ていて、清掃布が清浄布スピンドルから、清掃されるべ
き回転する胴に清掃布を押し付けることのできる押付け
装置を経て使用済み布スピンドルに運動できるようにし
た印刷機の胴の清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような種類の清掃布と清掃装置と
は、欧州特許出願公開第0730960号により公知で
ある。この布は、少なくとも1つのマークを有してお
り、このマークはセンサによって検知されて、まもなく
布終端に到達することを指示する。このマークは誘動
的、静電容量的、電磁的または光電的に検知可能な磁気
テープ、金属条片、非金属条片、カラーテープなどであ
ることができる。清掃布、特に洗浄布を有する自動清掃
装置は、米国特許第4344361号およびドイツ特許
第4442412号によっても公知である。さらにドイ
ツ特許出願公開第19721213号により公知の紙誘
動ローラを清掃するための装置は、輪転機を通過する紙
ウエブが清掃過程のために、清掃過程の開始と終了をリ
リースする清掃開始情報および清掃終了情報を孔または
バーコードの形で備えている。紙ウエブを清掃するため
に、紙ウエブを湿らせ、紙ウエブと清掃されるべき紙誘
動ローラとの間に速度差が形成される。
【0003】米国特許第4344361号によって公知
の清掃装置は清掃布搬送装置を有しており、これにより
清掃布は清浄布スピンドルから、布部分を清掃されるべ
き胴面に押し付けるための押付け装置を経て使用済み布
スピンドルに搬送され得る。給水装置は、複数のノズル
を有しており、これらのノズルが清浄布スピンドルと押
付け装置との間で洗浄布部分に、押付け装置も存在して
いる清浄布側で水を吹き付ける。これは清掃されるべき
胴面とは反対の布側である。清浄布は清浄布ロール上で
は乾燥した状態にある。清掃布は印刷運転が中断する間
毎に回転する胴面に押し付けられる。
【0004】さらに、水または洗浄液を清浄布に吹き付
ける代わりに、湿った洗剤であらかじめ湿らせた清浄布
を清浄布スピンドルに巻き付けて保管することが実用的
に公知である。清浄布の加湿はすでに洗浄布供給者のも
とで行われ、湿った洗浄布が洗浄布ロールとして供給さ
れる。供給および供給前後の保管のために、湿った洗剤
が蒸発しないように、洗浄布ロールを気密に梱包しなけ
ればならない。
【0005】この新発明は、乾燥した清掃布および洗浄
布にも、湿った清掃布および洗浄布にも関する。スピン
ドルは中空でもあってもよく、中実材料からなることも
できる。使用済みスピンドルの駆動装置は電動モータ、
たとえばステップモータを有することができるが、好ま
しい実施形態に従えば、それに代えて空気圧(または電
気)によって操作されるラムを有しており、ラムの直線
運動が使用済みスピンドルを駆動する。この目的のため
に、清掃布の各タイミング毎の送り量が洗浄布ロールの
直径にかかわりなく常にほぼ等しくなるように、洗浄布
スピンドルの回転角ステップを自動的に変更できる装置
が公知である。
【0006】清掃布および洗浄布は特にオフセット印刷
機のゴムブランケット胴を清掃するのに適しているが、
あらゆる種類の印刷機胴に使用できる。印刷運転にとっ
て不都合な時点で清掃プロセスのために印刷機が停止す
る時間を避けるために、清掃プロセスのために限られた
残余長さの布しか利用できなくなったときに検知するこ
とが望ましい。この目的のためにドイツ実用新案登録第
29507134により、洗浄布ロールの外周をその上
で滑動する匙状のフィーラで触知し、清浄布スピンドル
上に所定の残余長さの洗浄布しか存在せず、それゆえま
もなく洗浄布ロールの布終端に至るときに自動的に信号
を形成することが公知である。それにより、印刷運転の
中断による支障が最も少ない時点で洗浄布を交換するこ
とが可能となる。この測定方法は不正確であり、たとえ
ば洗浄布ロールの巻取り密度および湿気含量や、洗浄布
ロールに使用するスピンドルの直径に応じてばらつきが
ある。 所定の基準を満たしていない清掃布を使用する
と、不良な清掃品質の危険があり、ひいては印刷機の印
刷運転において印刷品質不良のために粗悪品が作られる
危険がある。この場合は清掃布がどの供給者のものであ
るかを後から確認することが必要である。
【0007】清掃布は、織成品、編成品、フリース、ま
たは類似の材料であることができる。しかし、印刷機に
おける良好な清掃能力に適したものでなければならな
い。また、インキ、インキ油、溶剤、オフセット印刷法
のための湿し水、紙粉などに適していなければならな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、清掃
布および当該清掃布を印刷機胴の清掃に使用するための
清掃装置を改良して、布終端が近いことを示す方策を可
能にし、さらに清掃装置の利用をより廉価で、確実で、
効果的なものにする任意の種類と数の情報を提供できる
ようにすることである。特に種々異なるスピンドル直径
または種々異なる布長さの洗浄布ロールを使用する場合
にも、残余の布長さおよび/または使用済み布長さを常
時正確に確認できるようにする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は清浄布スピンドルから、清掃されるべき回
転する胴に清掃布を押し付けることのできる押付け装置
を経て、使用済み布スピンドルに運動可能な印刷機の胴
の清掃布において、清掃布が、印刷機の胴の清掃装置内
で読み取るための機械的に読み取り可能なコードを備え
ており、しかもこのコードが清掃布の上または中にマー
クによって形成されていて、これらのマークの形態が機
械的に読み取り可能な情報内容を形成する。
【0010】請求項2における発明によると、コードが
清掃布の全長にわたって配設された布長さ位置データを
含んでいる。請求項3における発明によると、コードが
「利用資格コード」を含んでおり、この「利用資格コー
ド」を承認する清掃装置でのみ利用が許される。
【0011】請求項4における発明によると、コードが
清掃布のタイプおよび/または清掃布中に存在するか、
または洗浄布と一緒に洗浄過程で使用できる洗剤に関す
る情報を含んでいる。
【0012】請求項5における発明によると、コードが
2進コードである。請求項6における発明によると、洗
浄布の加湿は、清浄布スピンドル上においてあらかじめ
行われること、及び清浄布スピンドルから押付け装置に
至る運動経路上で胴と接触する前に行われることのうち
少なくともいずれか一方の方法により実行される。
【0013】請求項7における発明によると、清掃布が
コードマーク、特に孔および/または色マークおよび/
または種々の布材料密度を有しており、これらがいずれ
も単独で大きさおよび/または形状に基づいて機械的に
読み取り可能な情報を形成する。
【0014】請求項8における発明によると、清掃布が
コードマークを備えており、それぞれ少なくとも2つの
コードマークからなる1つのグループが、機械的に読み
取り可能な情報を形成し、これらのコードマークが特に
孔および/または色マークおよび/または種々の布材料
密度である。
【0015】請求項9における発明によると、使用済み
布スピンドルを駆動するための駆動装置と押付け装置と
を有していて、清掃布が清浄布スピンドルから、清掃さ
れるべき回転する胴に清掃布を押し付けることのできる
押付け装置を経て使用済み布スピンドルに運動できるよ
うにした印刷機の胴の清掃装置において、機械的に読み
取り可能なコードを読み取るためのコード読取り装置が
設けられていて、このコードが清掃布に設けられてお
り、しかもこのコードが清掃布の上または中にマークに
よって形成されていて、これらのマークの形態が機械的
に読み取り可能な情報内容を形成する。
【0016】請求項10における発明によると、読み取
られたコードの情報を継続処理する装置が設けられてい
る。請求項11における発明によると、コード読取り装
置が2進コードを読み取るための2進コード読取り器で
ある。
【0017】請求項12における発明によると、清掃布
のコードを読み取るためのコード読取り装置が清浄布ス
ピンドルから押付け装置に至る布経路に配置されてい
る。請求項13における発明によると、清掃布が、清浄
布スピンドル上であらかじめ加湿された、および/また
は清浄布スピンドルから押付け装置に至る運動経路上で
この運動経路の横に配置されている湿し装置によって加
湿された洗浄布である。
【0018】請求項14における発明によると、コード
読取り装置が清掃布の利用資格コードを読み取るための
コード読取りキーを有している。請求項15における発
明によると、清掃布がコードマーク、特に孔および/ま
たは色マークおよび/または種々の布材料密度を有して
おり、これらがいずれも単独で大きさおよび/または形
状に基づいて機械的に読み取り可能な情報を形成する。
【0019】請求項16における発明によると、清掃布
がコードマークを備えており、少なくとも2つのコード
マークからなる1つのグループが、それぞれ1つの機械
的に読み取り可能な情報を形成し、しかもこれらのコー
ドマークが特に孔および/または色マークおよび/また
は種々の布材料密度である。
【0020】本発明により、布の開始または終了あるい
は布の始端または終端を示すだけで、まだどれだけの長
さの布が残っているかを利用者自身が知らなければなら
ないようなコードは設けられていない。本発明によるコ
ードは、清掃布の上または中にマークによって形成さ
れ、マークの形態が機械的に読み取り可能な完全な情報
内容を形成する。これにより、たとえば「まもなく」布
終端に至るということが示唆されるだけではなく、具体
的な布長さ寸法が示される。その他の情報内容は、たと
えば布製造者の名前または記号、布の製造年月日、布の
種類(乾燥、湿潤、生地種類)などであることができ
る。利用者は、特定のマークまたはコードが何を「意味
する」かを知る必要はなく、意味内容は直接清掃装置も
しくは読取り装置により、光学的表示装置に具体的な長
さ寸法、数字または言葉で表示される。
【0021】本発明の長所は、布内に任意の数の情報を
記憶させることができ、したがってそれは非常に正確か
つ直接的な情報システムであるということである。これ
とは異なり、たとえば公知のシステムでは、残余長さは
マーキングバー、洗浄布ロールの直径の触知、あるいは
洗浄布搬送ステップの加算合計により間接的にしか検知
できない。
【0022】コードは、2進コードであることが好まし
い。コードは清掃布に沿って多数の具体的な長さデータ
を含んでいることが好都合である。これによって清掃布
に沿って多数の箇所で、使用済み布長さも、その都度残
っている残余布長さも検知できるだけでなく、その都度
使用された布部分も規定できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。本発明による印刷機胴清
掃装置の2つの実施形態は、それぞれ1つの清浄布スピ
ンドル2と、使用済み布スピンドル4と押付け装置6と
を有している。駆動装置8によって使用済み布スピンド
ル4を駆動することにより、清浄布10は清浄布スピン
ドル2の清浄布ロール12から押付け装置6を経て使用
済み布スピンドル4に巻き取ることができ、その上に使
用済み布ロール14を形成できる。
【0024】押付け装置6は、清掃段階のために清浄布
10の清掃部分16を清掃されるべき印刷機胴20の胴
面18に押し付けて、それから再び胴面から後方へ下が
ることができる。その結果、押付け装置6と胴面18と
は互いに間隔を有するので、清掃停止中に清掃布10
を、清掃部分16を包含する所定の距離だけさらに搬送
することができる。これは、清掃布10が駆動装置8に
よってステップ状に搬送されることを意味する。これと
は異なり、清掃布10を胴面18から持ち上げることな
く、搬送および/または連続的に搬送する実施形態も可
能である。
【0025】清掃段階の間、印刷機胴20は回転方向2
2に回転するが、この回転方向22は押付け装置6で下
方に向けられていることが好ましい。また、押付け装置
6と印刷機胴20との間の隙間における清掃布10の運
動方向24は、上方に向けられていることが好ましい。
そうすることによって、胴面18または清掃布10から
汚れの粒子が落下することが防止される。胴面18から
清掃布10に伝えられた汚れは、使用済み布ロール14
に巻き取られる。
【0026】清掃布10は、押付け装置6に乗り上げる
ときに湿っていることが好ましい。この加湿は、公知の
仕方で水26または水溶液を吹付け装置28で吹き付け
ることによって行うことができる。その代わりに、ある
いは追加的に、清掃布10をすでに清浄布ロール12上
で、好ましくは洗剤であらかじめ湿らせることができ
る。吹付け装置28または別の形式で構成された加湿装
置は、押付け装置6と同じ布側に、またはこれとは反対
の布外側に配置できる。
【0027】本発明に従い、機械的に読み取り可能なコ
ードを読み取るためのコード読取り装置30が、清浄布
スピンドル2と押付け装置6との間に配置されていて、
清掃布10に設けられた機械的に読み取り可能なコード
を読み取ることができる。
【0028】コード読取り装置30は、反射法、通過
法、またはその他の公知の方法によって作動する。反射
法においては、図1に従い、清掃布10の片側のみに設
けた送受信ユニット32で十分である。送受信ユニット
32は、日光または赤外線または電磁波40により、あ
るいは別の原理で作動して、清掃布10上のコードを読
み取る。
【0029】図2に示す通過法において、コード読取り
装置30は清掃布10の片側に可視光線、赤外線または
電磁波40、または清掃布10のコードを読み取るため
にこの清掃布を通過するその他の手段のための送信器3
6、これとは反対の布側に受信器38を必要とする。
【0030】清掃布10のコードは、清掃布10の中ま
たは上の検知可能な色、電磁的手段または孔、またはそ
の他のマークによって実施できる。このコードは、図3
に示すように、清掃布10の運動方向24に対して横断
方向に配置された複数のコードエレメント40、41、
42などからなる「パラレルコード」であることができ
る。これらのコードエレメントはコード読取り装置30
の傍らを通過するときに、その都度同時に読み取られ
る。
【0031】図4に示すように、コードは「シリアルコ
ード」であることもできる。この場合、コードエレメン
ト44、45、46などは、清掃布10の運動方向24
で相前後して配置されており、それゆえコード読取り装
置30によって順次読み取られる。
【0032】もちろん複数の平行なコードを相前後して
配置し、パラレルコードとシリアルコードを組み合わせ
ることもできる。これに応じてコード読取り装置30が
構成されている。
【0033】清掃布10のコードは、公知のように、た
とえば製品の価格ラベルで知られている、いわゆるバー
コードであることができる。清掃布10のコードが、清
掃布10に孔40、41、42、44、45、46を打
ち抜いたものである場合、これらの孔は個別化された孔
パターンを形成し、それぞれの孔パターンは特定の情報
を形成する。
【0034】コードはコード読取り装置30の1つ以上
のセンサ(受信器)によって検知され、清掃装置の制御
装置49または印刷機の制御装置に転送され、そこで処
理され、および/または制御操作に用いられる。これに
より、清掃布のどの長手方向箇所で規定の運転状態が発
生したか、たとえば洗浄時間、胴乾燥時間、特別の汚れ
度、運転の中断、プログラム通りの運転またはプログラ
ムとは異なる運転が、制御装置によって、たとえば検知
されたり、好ましくは記録されたりもできる。これによ
り診断値や統計値を作成し、誤機能を障害が発生する前
に早めに修正できる。
【0035】コード読取り装置30によって読み取られ
た清掃布10の情報は、それに代えて、または追加的
に、表示装置50によって光学信号または音響信号に変
換できる。
【0036】たとえば清掃布のタイプ、清掃布の製造
者、製造の場所および年月日、品質マークについて、さ
らに使用可能な洗剤種類、またはあらかじめ湿らせて布
中に含ませた洗剤種類について、たとえば植物性洗剤か
合成洗剤であるか、あるいは特定の供給者の洗剤タイプ
であるか、ならびにその他の情報について、布始端で清
掃布の中または側面にコードを設けることができる。
【0037】コードは2進コードとして設計されている
ことが好ましい。本発明の特別の特徴に従い、清掃布の
全長にわたって布長さマークが設けられており、これら
の布長さマークから、清浄な布がすでにどれだけ使用さ
れたか、および/または清浄な布が清浄布スピンドルに
まだどれだけ残っているかを読み取ることができる。こ
れにより、布送りを新たに開始する際に、たとえば保守
作業時にマークが飛び越えられたか判別できる。これに
より、人手によりマークを飛び越したり、布長さを測定
しなかったことによって障害を招くことはあり得ない。
特に清浄過程が完了する前に清浄布が使い果たされるこ
とはあり得ない。
【0038】コードは清浄布10の一方の縁範囲か、ま
たは両方の縁範囲に設けられているが、中心に、または
非対称的に配置することもできる。コードが孔からなる
場合、コード読取り装置30は、いわゆる「穿孔テープ
読取り器」を有する。清浄布10中に穿孔するために、
いわゆるパンチャーを使用できる。
【0039】好ましい実施形態に従い、清浄布10はそ
の全長に分布して、機械的に読み取り可能なコード4
0、41、42、43、44、45、46を備えてい
る。コードはバーコードであることができる。
【0040】本発明の別の好ましい実施形態に従い、清
浄布10のコードは「利用資格」(パスワード)を含ん
でいる。これにより、清掃布は当該コードに合わせて調
整されている清掃装置においてのみ利用できる。
【0041】「機械的に読み取り可能」とは、ここでは
読取り装置またはセンサによって読み取り可能であるこ
とを意味する。「コード」とは、ここでは暗号化された
具体的な情報、たとえば清掃布10の全長にわたって配
設された長さ位置データ、たとえば1m、2m、3mな
ど、布製造者の名前また記号、布の製造年月日、布の種
類、たとえば清掃布の生地の種類、清掃布の湿気含量、
清掃布中に含まれているその他の添加物質、たとえば洗
剤などに関する情報を意味する。しかしここでは「コー
ド」は、布上の所定の箇所に設けられた個々のマーク、
たとえばバーやポイントがそれ自体で情報を提供しない
場合は、これらのバーやポイントを触知することを意味
しない。所定の箇所が布終端(または布始端)から公知
の区間に配置されていて、センサによってこのマークを
把捉する際に間接的に区間の長さが知られている場合に
ついても同様である。 本発明に従い、コードとして使
用される清掃布内の孔または清掃布の上または中に設け
た色マークまたは清掃布内の種々異なる布材料密度の範
囲は、清掃布の平面で見たそれらの形状および/または
大きさにより、それ自体で、および/または1つ以上の
コードと組み合わせて機械的に読み取り可能な情報を形
成する。たとえば、円形、三角形、四角形、五角形、n
角形の孔、色マークまたは布密度の差は、それ自体で、
および/または1つ以上のコードと組み合わせて機械的
に読み取り可能な情報を形成し、この情報は表示装置で
表示できる。
【0042】
【発明の効果】 以上詳述したように、この発明によれ
ば、布終端が近いことを示す方策が可能とされ、さらに
清掃装置の利用をより廉価で、確実で、効果的なものに
する任意の種類と数の情報がを提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】それぞれ本発明による清掃布を有する印刷機胴
清掃装置の概略的な側面図である。
【図2】それぞれ本発明による清掃布を有する印刷機胴
清掃装置の別の実施形態の概略的な側面図である。
【図3】「パラレルコード」を有する本発明による清掃
布の部分の概略図である。
【図4】「シリアルコード」を有する本発明による清掃
布の部分の概略図である。
【符号の説明】
2…清浄布スピンドル、4…使用済み布スピンドル、6
…押付け装置、10…清掃布 20…胴、40,42,44,45,46…コード。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清浄布スピンドル(2)から、清掃され
    るべき回転する胴(20)に清掃布を押し付けることの
    できる押付け装置(6)を経て、使用済み布スピンドル
    (4)に運動可能な印刷機の胴の清掃布において、 該清掃布が、印刷機の胴の清掃装置内で読み取るための
    機械的に読み取り可能なコード(40、41、42;4
    4、45、46)を備えており、しかもこのコード(4
    0、41、42;44、45、46)が清掃布(10)
    の上または中にマークによって形成されていて、これら
    のマークの形態が機械的に読み取り可能な情報内容を形
    成することを特徴とする印刷機の胴の清掃布。
  2. 【請求項2】 前記コード(40、41、42;44、
    45、46)が、清掃布(10)の全長にわたって配設
    された布長さ位置データを含んでいることを特徴とする
    請求項1記載の印刷機の胴の清掃布。
  3. 【請求項3】 前記コード(40、41、42;44、
    45、46)が「利用資格コード」を含んでおり、この
    「利用資格コード」を承認する清掃装置でのみ利用が許
    されることを特徴とする請求項1または2記載の印刷機
    の胴の清掃布。
  4. 【請求項4】 前記コード(40、41、42;44、
    45、46)が、清掃布のタイプおよび/または清掃布
    中に存在するか、または洗浄布と一緒に洗浄過程で使用
    できる洗剤に関する情報を含んでいることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷機の胴の清
    掃布。
  5. 【請求項5】 前記コード(40、41、42;44、
    45、46)が2進コードであることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷機の胴の清掃
    布。
  6. 【請求項6】 前記洗浄布の加湿は、清浄布スピンドル
    (2)上においてあらかじめ行われること、及び清浄布
    スピンドル(2)から押付け装置に至る運動経路上で胴
    と接触する前に行われることのうち少なくともいずれか
    一方の方法により実行されることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれか1項に記載の印刷機の胴の清掃布。
  7. 【請求項7】 清掃布(10)がコードマーク、特に孔
    および/または色マークおよび/または種々の布材料密
    度を有しており、これらがいずれも単独で大きさおよび
    /または形状に基づいて機械的に読み取り可能な情報を
    形成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1
    項に記載の印刷機の胴の清掃布。
  8. 【請求項8】 清掃布(10)がコードマークを備えて
    おり、それぞれ少なくとも2つのコードマークからなる
    1つのグループが、機械的に読み取り可能な情報を形成
    し、これらのコードマークが特に孔および/または色マ
    ークおよび/または種々の布材料密度であることを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の印刷機の
    胴の清掃布。
  9. 【請求項9】 使用済み布スピンドル(4)を駆動する
    ための駆動装置(8)と押付け装置(6)とを有してい
    て、清掃布(10)が清浄布スピンドル(2)から、清
    掃されるべき回転する胴(20)に清掃布を押し付ける
    ことのできる押付け装置(6)を経て使用済み布スピン
    ドル(4)に運動できるようにした印刷機の胴の清掃装
    置において、 機械的に読み取り可能なコード(40、41、42;4
    4、45、46)を読み取るためのコード読取り装置
    (30)が設けられていて、このコードが清掃布に設け
    られており、しかもこのコードが清掃布(10)の上ま
    たは中にマークによって形成されていて、これらのマー
    クの形態が機械的に読み取り可能な情報内容を形成する
    ことを特徴とする印刷機の胴の清掃装置。
  10. 【請求項10】 読み取られたコード(40、41、4
    2;44、45、46)の情報を継続処理する装置(4
    9、50)が設けられていることを特徴とする請求項9
    に記載の印刷機の胴の清掃装置。
  11. 【請求項11】 コード読取り装置(30)が、2進コ
    ードを読み取るための2進コード読取り器であることを
    特徴とする請求項9または10に記載の印刷機胴清掃装
    置。
  12. 【請求項12】 清掃布(10)のコードを読み取るた
    めのコード読取り装置(30)が清浄布スピンドル
    (2)から押付け装置(6)に至る布経路に配置されて
    いることを特徴とする、請求項9乃至11のいずれか1
    項に記載の印刷機の胴の清掃装置。
  13. 【請求項13】 清掃布(10)が、清浄布スピンドル
    (2)上であらかじめ加湿された、および/または清浄
    布スピンドル(2)から押付け装置(6)に至る運動経
    路上でこの運動経路の横に配置されている湿し装置(2
    8)によって加湿された洗浄布であることを特徴とする
    請求項9乃至12のいずれか1項に記載の印刷機の胴の
    洗浄装置。
  14. 【請求項14】 コード読取り装置(30)が清掃布
    (10)の利用資格コードを読み取るためのコード読取
    りキーを有していることを特徴とする請求項9乃至13
    のいずれか1項に記載の印刷機の胴の洗浄装置。
  15. 【請求項15】 清掃布(10)がコードマーク、特に
    孔および/または色マークおよび/または種々の布材料
    密度を有しており、これらがいずれも単独で大きさおよ
    び/または形状に基づいて機械的に読み取り可能な情報
    を形成することを特徴とする請求項9乃至14のいずれ
    か1項に記載の印刷機の胴の洗浄装置。
  16. 【請求項16】 清掃布(10)がコードマークを備え
    ており、少なくとも2つのコードマークからなる1つの
    グループが、それぞれ1つの機械的に読み取り可能な情
    報を形成し、しかもこれらのコードマークが特に孔およ
    び/または色マークおよび/または種々の布材料密度で
    あることを特徴とする請求項9乃15のいずれか1項に
    記載の印刷機の胴の清掃布。
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