JP2001170863A - 研削装置 - Google Patents

研削装置

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JP2001170863A
JP2001170863A JP36013499A JP36013499A JP2001170863A JP 2001170863 A JP2001170863 A JP 2001170863A JP 36013499 A JP36013499 A JP 36013499A JP 36013499 A JP36013499 A JP 36013499A JP 2001170863 A JP2001170863 A JP 2001170863A
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Japan
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signal
amplitude
grindstone
grinding wheel
shaft
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Kanichi Moroe
寛一 諸江
Masao Arai
正雄 新井
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Okamoto Machine Tool Works Ltd
Original Assignee
Okamoto Machine Tool Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 回転体の回転軸の回転速度を設定する手間を
省く。 【解決手段】 (1)一定半径rの環状溝を有するフラ
ンジを介して円盤状砥石を砥石軸に固定し、砥石軸を回
転させ、砥石軸の軸受または砥石ヘッドに備えた振動計
で検出した加速度電圧の交流信号をバイパスフィルタで
低減し、ついで信号を10〜100倍までプレ増幅し、
測定に不必要な信号を可変ロ−パスフィルタで低減さ
せ、これを可変増幅したのちに、可変バンドパスフィル
タにかけて中心周波数を通過させた交流信号を全波整流
して電圧信号に変換し、これを制御装置の記憶部に記憶
させるバランサ−機構部と、(2)振動計で検出した加
速度電圧の交流信号を共振などの信号をバイパスフィル
タで低減し、ついで10〜100倍までプレ増幅し、測
定に不必要な高い周波数の信号を可変ロ−パスフィルタ
で低減させ、これを可変増幅したのちに、イヤホ−ンに
出力する聴覚機構部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密平面研削装置
の回転体である砥石のバランス調整を行なうバランサ機
能とワ−クに対する砥石の接触をヘッドホ−ンで確認す
る機能とを備えるバランサ−機器を具備した研削装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】金属、セラミック等のワ−クの表面に溝
や凸条を設けたり、ワ−ク表面を平滑にするために用い
られる表面研削装置は知られている(特開昭60−19
1765号、特公平5−13873号、特許第2694
181号など)。図1および図2にその一例を示す。
【0003】図1および図2において、1は平面研削装
置、2はワ−ク、3は砥石、4は水平方向(X軸方向)
に往復移動可能なテ−ブル、5は作業台部、6は電磁チ
ャック、7は前後方向(Z軸方向)に往復移動可能なサ
ドル、8は操作盤、8aは砥石の切り込み開始点位置検
出On−Offスウィッチ、8bは砥石上下切り込み手
動パルス発生器ボタン、9はコラム、10は砥石ヘッ
ド、11は砥石軸、12は砥石3を垂直方向(Y軸方
向)に移動する昇降機構、13はモ−タ−、14は螺合
体、15はネジ軸、16は軸受、17は安全保護カバ
−、18はCPU、19は研削液供給ノズルである。
【0004】テ−ブル上のワ−クは、テ−ブルの移動に
より水平方向に、サドルの移動により前後方向に移動で
き、ワ−ク上面を回転する円盤状砥石により研削され
る。トラバ−ス切り込み、バイアス切り込みが可能であ
り、それにより異なった形状の溝や凸条を加工できる。
研削盤の回転体である砥石においては、アンバランスを
補正する作業がなされる。アンバランスがあると工作精
度に悪影響を与える。それゆえ、特公平5−73168
号、特公平6−63898号公報に記載されるように回
転体のバランシングが行われる。
【0005】特公平5−73168号公報は、回転体
(砥石)の一定回転半径上の任意の位置に質量の等しい
2個のアンバランス補正用錘を装着自在に設け、かつ、
前記回転体の回転軸(砥石軸)の振動を検出する振動計
を備え、 A=アンバランス補正用錘を環状溝に取り付けない状態
での回転軸のアンバランス量による振動振幅、 φ=振動振幅Aを生じる位置の基準位置からの位相、 B=アンバランス補正用錘を環状溝の任意の位置に1個
取り付けた状態での回転体の遠心力による回転軸の振動
振幅、 C=アンバランス補正用錘を基準位置より120度ずら
せた環状溝の位置に1個取り付けた状態での回転体の遠
心力による回転軸の振動振幅、 D=アンバランス補正用錘を基準位置より240度ずら
せた環状溝の位置に1個取り付けた状態での回転体の遠
心力による回転軸の振動振幅、 W=アンバランス補正用錘の遠心力による振幅、 2S=A+B+W、 としたとき、
【0006】前記位相角φを、C=DまたはC>Dのと
きは
【数4】 より算出し、C<Dのときは
【数5】 より算出し、前記2個のアンバランス補正用錘を基準位
置に対して取り付ける角度の位置αとβを下記式で算出
することを特徴とする回転体のバランシング方法を提案
する。
【数6】
【0007】かかる角度αおよびβを決定する対話型の
バランサ−機器は、(株)岡本工作機械製作所よりマイ
クロバランサ− MB−1(商品名)として販売され、
特公平5−73168号公報の図4に示されるように軸
受または砥石ヘッドの振動を振動計(非接触変位計また
は加速度ピックアップなど)で測定し、振動計より発し
た加速度電圧の交流信号を増幅器と、フィルタを介して
A/D変換器を通して制御装置に入力し、演算部で計算
し、マイクロバランサ−の表示パネルに角度αおよびβ
を出力表示できるようになっている。
【0008】この作業者との対話型マイクロバランサ−
を含め、従来のバランサ−機器においては回転体をバラ
ンス調整する時の回転速度の設定がインバ−タ−を用い
る作業者による手作業で、最適な回転速度を決めるのに
時間がかかる欠点があった。また、アンバランス補正用
錘を取り付ける角度αおよびβを決定する際、最初に基
準位置とした位置近傍で不感帯を有することもあるの
で、120度の位置および240度の位置に基準位置を
ずらして計算し直し、本来のアンバランスの位相を求
め、それら3つの結果より最適な角度αおよびβを決定
する必要があった。
【0009】また、ワ−クに対する研削装置の砥石切り
込み開始点確認においては、従来手動式研削装置で砥石
とワ−クとの接触時に生じる火花を目視確認することに
より行なっていたが、これには作業者が熟練を要するの
で砥石とワ−クの接近、接触のタイミングをワ−クの高
さと略同一高さ位置に設けたエアマイクロメ−タ−のエ
ア−噴出し口に砥石を近づけ、エアマイクロメ−タ−の
変化圧を読み取って砥石のワ−クへの接近、接触を確認
する非接触検出方法が提案(特開平2−198768
号)されている。別法の接触検出方法として、作業テ−
ブル下やドレッサ付近に取り付けたAEセンサからの出
力信号を受け、そのうち所定の周波数成分だけを取り出
す弁別部と、前記弁別部において弁別された交流信号を
直流信号に変える検査部と、前記直流信号のレルを所定
基準値と比較してOn/Off信号を出力する比較部
と、可聴周波数の音声信号を圧制する音声発信部と、前
記比較部からOn信号を受けると前期音声ハッシングの
出力を通過させるゲ−ト部とを備え、前記ゲ−ト部から
出力される可聴音を聴くことによって砥石とワ−クとの
接近、接触のタイミングを把握する研削装置用ギャップ
エリミネ−タが提案され(特許第2951908号)、
かつ、実用されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1は、研削砥
石がワ−クに接触した際の音をフィルタ−に懸けて雑音
を除いた後に増幅器で増幅させて可聴音として聴くこと
によって砥石とワ−クとの接触のタイミングを把握する
機能と回転体のバランス補正機能を兼用したバランサ機
器を備える研削装置の提供を目的とする。本発明の2
は、前記バランサ機器として、特公平5−73168号
公報記載の対話型のバランシング方法においては回転軸
の回転速度の決定、およびバランシング角度αおよびβ
の決定に手作業の手間がかかるのでこれをなくし、自動
的に回転軸の回転速度の決定、およびバランシング角度
αおよびβの決定をなすバランサ機器を備えた研削装置
の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、砥
石のバランス調整を行なうバランサ−機能とワ−クに対
する砥石の接触をヘッドホ−ンで確認する機能とを備え
るバランサ機器を具備した研削装置であって、前記バラ
ンサ−機器は、下記の(1)砥石軸のバランサ−機構部
と(2)聴覚機構部とを備えることを特徴とする研削装
置を提供するものである。
【0012】(1)一定半径rの環状溝を有するフラン
ジを介して円盤状砥石を砥石軸に固定し、砥石を備える
砥石軸を回転させ、砥石軸の軸受または砥石ヘッドに備
えた振動計で検出した加速度電圧の交流信号を10Hz
付近にある共振などの信号をバイパスフィルタで低減
し、ついで低減された信号を10〜100倍までプレ増
幅し、プレ増幅された信号のうち測定に不必要な高い周
波数の信号を可変ロ−パスフィルタで低減させ、これを
可変増幅したのちに、可変バンドパスフィルタにかけて
中心周波数を通過させ、可変バンドパスフィルタから出
力された交流信号を全波整流し、全波整流された信号を
電圧信号に変換し、これを制御装置の記憶部に電圧を出
力して記憶させるバランサ−機構部、
【0013】(2)前記振動計で検出した加速度電圧の
交流信号を10Hz付近にある共振などの信号をバイパ
スフィルタで低減し、ついで低減された信号を10〜1
00倍までプレ増幅し、プレ増幅された信号のうち測定
に不必要な高い周波数の信号を可変ロ−パスフィルタで
低減させ、これを可変増幅したのちに、増幅器を経てイ
ヤホ−ン(ヘッドホ−ン)に出力する聴覚機構部。
【0014】砥石のバランサ−機構部と聴覚機構の振動
計(センサ)を共有でき、かつ、両機構の回路の一部を
共有することができるので、付属機器のバランサ機器を
1台で済ませることができる。
【0015】本発明の請求項2は、前記バランサ−機構
部は、一定半径rの環状溝を有するフランジを介して、
該環状溝の外周または内周の位置に0度から360度の
目盛が配置されるように該目盛を略中央部に付した砥石
を回転軸に固定し、前記一定半径rの環状溝の任意位置
に質量の等しい2個のアンバランス補正用錘を取り付け
て砥石のバランスを取る自動バランシング機構部であっ
て、次の1)から5)の工程を経て砥石軸の自動バラン
スを取ることができるものであることを特徴とする。
【0016】 1)砥石軸の回転速度の設定工程;次ぎのからのス
テップを経て設定する。 砥石を備える砥石軸を回転させ、砥石軸の軸受または
砥石ヘッドの加速度電圧を振動計で検出する。
【0017】振動計で検出した加速度電圧の交流信号
をフィルタに通して砥石軸の回転数と一致しない信号を
除いた全波整流とし、これを電圧信号に変換し、制御装
置の記憶部に記憶させる。 前記電圧信号の電圧が最大となった際の砥石軸の回転
速度Rrpmを砥石を取り付けた際の砥石軸の回転速度
と決定する。 2)振幅測定工程;
【0018】次ぎのからのステップを経る。 制御装置は、バランサ機器の電圧の許容範囲の分解能
の高い順にq(qは2から5の整数。)段階に割り当て
された測定レンジの中であって、一番分解能の高いレン
ジを選択する。 アンバランス補正用錘を環状溝に取り付けない状態で
前記回転速度Rrpmで砥石回転軸を回転させ、前記振
動計で砥石軸の振幅を検出し、検出した交流信号から制
御装置より砥石軸の振幅Aを算出し、この振幅を砥石軸
のアンバランス量による振動振幅Aと制御装置に記憶さ
せる。 アンバランス補正用錘を0度の環状溝に1個取り付
け、前記回転速度Rrpmで砥石軸を回転させ、前記振
動計で回転軸の振幅を検出し、検出した交流信号から制
御装置より砥石軸の振幅Bを算出し、この振幅Bを1個
の錘を取り付けた状態での砥石の遠心力による砥石軸の
振動振幅Bと制御装置に記憶させる。
【0019】アンバランス補正用錘を120度の環状
溝に1個取り付け、前記回転速度Rrpmで砥石軸を回
転させ、前記振動計で砥石軸の振幅を検出し、検出した
交流信号から制御装置より砥石軸の振幅Cを算出し、こ
の振幅Cを1個の錘を120度ずらして取り付けた状態
での砥石の遠心力による砥石軸の振動振幅Cと制御装置
に記憶させる。 アンバランス補正用錘を240度の環状溝に1個取り
付け、前記回転速度Rrpmで砥石軸を回転させ、前記
振動計で砥石軸の振幅を検出し、検出した交流信号から
制御装置より砥石軸の振幅Dを算出し、この回転軸の振
幅Dを測定し、この振幅を1個の錘を240度ずらして
取り付けた状態での砥石の遠心力による砥石軸の振動振
幅Dと制御装置に記憶させる。
【0020】なお、上記からのステップにおいてA
/D変換器のオ−バ− フロ−が発生した場合は、1段
階下の分解能のレンジに自動的に切り替えられ、振幅が
測定される。A/D変換器のオ−バ− フロ−が発生す
る毎にレンジは更に、1段階下の分解能のレンジに自動
的に切りかえられ、上記振幅(A,B,C,D)が測定
される。
【0021】3)制御装置の演算部によるアンバランス
補正用錘取り付け位置の算出工程 前記振動振幅Aを生じる位置の基準位置(0度)からの
位相をφとし、アンバランス補正用錘の遠心力による振
幅をWとし、A+B+W=2Sとして、前記位相角φ
を、C=DまたはC>Dのときは
【数7】 より算出し、前記位相角φを、C<Dのときは
【数8】 より算出し、前記2個のアンバランス補正用錘を基準位
置(0度)に対して取り付ける角度の位置αとβを下記
式で算出する。
【数9】
【0022】4)アンバランス補正用錘取り付け位置表
示工程 制御装置より表示パネルに信号を送り、表示パネルに基
準位置(0度)に対する上記アンバランス補正用錘取り
付け位置 αとβを表示する。 5)フランジへのアンバランス補正用錘の取り付け工程 表示パネルに表示されたフランジの環状溝のαとβの位
置にアンバランス補正用錘をそれぞれ取り付ける。
【0023】バランサ機器が、砥石軸の最適な回転数を
自動的に設定し、かつ、アンバランス補正の錘取り付け
位置も自動的に設定してくれる。
【0024】本発明の請求項3は、前記聴覚機構部は、
砥石を備える砥石軸を回転させ、砥石軸の軸受または砥
石ヘッドに備えた振動計で検出した加速度電圧の交流信
号を10Hz付近にある共振などの信号をバイパスフィ
ルタで低減し、ついで低減された信号を10〜100倍
までプレ増幅し、プレ増幅された信号のうち測定に不必
要な高い周波数の信号を可変ロ−パスフィルタで低減さ
せ、これを可変増幅し、増幅器によりイヤホ−ンに出力
して可聴可能としたものであることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、図面を用いて本発明をさらに詳細に説
明する。図1は本発明方法を実施するバランサ−機器を
具備した平面研削装置の側面図、図2は平面研削装置の
斜視図、図3は研削装置の砥石軸部分の部分拡大図、図
4は砥石を正面側から見た正面図、図5は本発明の実施
例を示すベクトル線図、図6は本発明に用いるバランサ
−機器の信号検出回路、センサ信号増幅回路および電源
回路を示す図、図7はバランサ−機器の回転速度設定画
面における表示板部分の拡大図、図8はバランス角度設
定画面における表示板部分の拡大図である。
【0026】図1において、図1および図2において、
1は平面研削装置、2はワ−ク、3は砥石、4は水平方
向(X軸方向)に往復移動可能なテ−ブル、5は作業台
部、6は電磁チャック、7は前後方向(Z軸方向)に往
復移動可能なサドル、8は操作盤、8aは砥石の切り込
み開始点位置検出On−Offスウィッチ、8bは砥石
上下切り込み手動パルス発生器ボタン、9はコラム、1
0は砥石ヘッド、11は砥石回転軸、12は砥石3を垂
直方向(Y軸方向)に移動する昇降機構、13はモ−タ
−、14は螺合体、15はネジ軸、16は軸受、17は
安全保護カバ−、18はCPU、19は研削液供給ノズ
ル、20はバランサ−機器、21は振動計、M1とM2
はモ−タ−、201は表示パネル、202は回転速度ラ
ンク選択スウィッチ、203は設定(SET)ボタン、
204は振幅測定ボタン、205は電圧の分解能表示L
ED、206は振動計用コネクタ、207はセンサ(振
動計)接続電線、208はイヤホンである。
【0027】図4において、3は回転体である砥石、3
aは砥石表面に貼付された0度から360度の目盛を記
載したラベル、11は回転軸、22はフランジ、22a
は回転軸の中心点から半径rの円上にある環状溝、m1
とm2は質量の等しいアンバランス用錘で、前記環状溝
22a内を自由に移動、または前記環状溝22aから取
り外し自在となっている。
【0028】バランサ機器20のアナログ回路は、図6
に示すように信号検出回路、センサ信号増幅回路、電源
回路の3つのブロックに分かれ、独立した基板で構成さ
れている。信号検出回路の基板では、センサ(振動計2
1)への電源供給および信号の増幅(プレアンプ)を行
なう。センサとしては、株式会社小野測器の加速度ピッ
クアップ NP−330OK(商品名:感度 10mV
/ms-1)を用いた。センサ信号増幅回路は、入力され
た信号を増幅して特定周波数の信号を抽出し、制御回路
へ出力するもので、増幅率、特定周波数は制御回路の信
号により制御される。電源回路は、アナログ回路および
デジタル回路(制御回路)へ各機能を動作させるための
電力を供給する。
【0029】かかるバランサ機器20を用いて回転体で
ある砥石3の適切な回転速度の設定は下記のからの
ステップを経る。 フランジ22を介して研削装置1の砥石軸(回転軸)
11に砥石3を取り付け、回転体を備える回転軸を回転
させ、回転軸の軸受または砥石ヘッドの加速度電圧を振
動計21で検出する。周波数をf、回転角速度をω、回
転数をrとすると、 ω=2Πf、 r=360/ω、r=360/2Πf の関係がある。回転軸の回転速度を加速(言いかえれば
周波数を暫時減数)し、これをx軸に、その際の振幅を
y軸にバランサ−機器は表示可能としてもよい。振幅は
電圧として表示される。
【0030】振動計21で検出した交流信号を10H
z付近にある共振などの信号をハイパスフィルタ(HP
F)で低減し、ついで低減された信号を10〜100倍
までプレ増幅し、プレ増幅された信号のうち測定に不必
要な高い周波数の信号を可変ロ−パスフィルタ(可変L
PF)で低減させ、これを可変増幅したのちに、可変バ
ンドパスフィルタ(可変BPF)にかけて中心周波数を
通過させ、可変バンドパスフィルタから出力された交流
信号を全波整流し、全波整流された信号を電圧信号にA
/D変換して、制御装置(CPU)30の記憶部に電圧
を出力(平滑)して該記憶部に記憶させる(図6参
照)。 前記圧信号の電圧が最大となった際の回転軸の回転速
度Rrpmを該回転体が取り付けた際の回転軸の回転速
度と決定する。
【0031】上記で決定された回転速度Rrpmが、ア
ンバランス状態で予測されうる回転速度Xrpmと大幅
に異なるときは、確認のため次ぎの作業をし、その値を
回転軸の最適回転速度Rrpmとする。 フランジ22を介して研削装置1の回転軸11に砥石
3を取り付け、次ぎにバランサ−機器20のセットボタ
ン203を押して回転速度設定画面(図7参照)とし、
表示板201に現れた回転速度の設定値リスト1から5
(図7ではm=1000rpm、n=4800rpm、
k=5)より砥石の回転数に適した回転速度(例えば、
1250rpm)がある回転速度範囲のリスト番号1か
ら5(1.1000rpmから1400rpmまで)を
選択し、RPM SELECTボタン202を押して1
を選択し、ついでSETボタン203を押す。
【0032】選定されたリスト番号1の回転速度を10
0rpm(P=100)毎に1000rpmから140
0rpmまで加速させて砥石3を備える回転軸11を回
転させ、回転軸の軸受または砥石ヘッド10の加速度電
圧を振動計(加速度ピックアップ)21で検出する。 振動計21で検出した交流信号を10Hz付近にある
共振などの信号をハイパスフィルタ(HPF)で低減
し、ついで低減された信号を10〜100倍までプレ増
幅し、プレ増幅された信号のうち測定に不必要な高い周
波数の信号を可変ロ−パスフィルタ(可変LPF)で低
減させ、これを可変増幅したのちに、可変バンドパスフ
ィルタ(可変BPF)にかけて中心周波数を通過させ、
可変バンドパスフィルタから出力された交流信号を全波
整流し、全波整流された信号を電圧信号にA/D変換し
て、制御装置(CPU)30の記憶部に電圧を出力して
該記憶部に記憶させる)。
【0033】前記電圧信号の電圧が最大となった際の
回転軸の回転速度R(例えば1280)rpmを該回転
体が取り付けた際の回転軸の回転速度(R=1280r
pm)と決定し、表示パネル201に1280rpmを
出力表示する(図1参照)。なお、上記のステップに
おける可変増幅は、この実施例では制御回路からの信号
により利得をHight、Middle、Lowの3レ
ンジ(q=3)に可変した。各レンジの利得は、Hig
ht 33.9dB;Middle 23.1〜24.
8dB;Low 10.1〜13.2dBとした。
【0034】従って、前者のように全部の範囲の加速度
範囲で交流信号を検出してもよいが、予めXrpmや加
速度範囲、Pを定めて交流信号の検出行なう後者の方が
加速度範囲が狭く、短時間で最適回転速度を検出でき
る。
【0035】上記バランサ機器20および振動計21を
用い、一定半径rの環状溝22aを有し、該環状溝の外
周または内周に0度から360度の目盛を有するフラン
ジ22を介して回転体を回転軸に固定し、前記一定半径
rの環状溝の任意位置に質量の等しい2個のアンバラン
ス補正用錘m1およびm2を取り付けて回転体のバラン
スを取るには、次の1)から5)の工程を経る。
【0036】1)上記回転体(砥石)の回転速度の設定
工程;上記表示パネルで砥石の最適回転速度Rが128
0rpmと表示されたら、振幅測定ボタン204を押
す。SETボタン203を押し、CPU30に最適回転
速度Rを記憶させてから振幅測定ボタン204を押すよ
うに設計変更してもよい。また、これらのボタンを押さ
ないで直接、次ぎの工程2)に進むように設計変更して
もよい。
【0037】2)振幅測定工程;次ぎのからのステ
ップを経る。 前記電圧信号の加速度電圧が最大となった電圧の許容
範囲の分解能の高い順にHight、Middle、L
owの3段階(q=3。Hight 33.9dB;M
iddle 23.1〜24.8dB;Low 10.
1〜13.2dB)に割り当てされた測定レンジの中
で、一番分解能の高いレンジであるHightを制御装
置30は自動的に選択する(Middle、Lowのd
B値は半固定抵抗により利得を調整して上記dB範囲よ
り選択する。例えば設定された回転速度1280rpm
における電圧に対し、Hightレンジの許容誤差が
0.01Volt、Middleレンジの許容誤差が
0.1Volt、Lowレンジの許容誤差が1Volt
となるようにdBを選択する。)。バランサ−機器20
の表示パネルの画面はレンジ設定画面に変わり、レンジ
切り替え表示LED205に採用されているLEDが点
灯され、ついで測定画面へと変わる。
【0038】アンバランス補正用錘を環状溝に取り付
けない状態で1280rpmで回転軸11を回転させ、
前記振動計21で回転軸の振幅を検出し、検出した交流
信号からバランサ−機器20の制御装置30より回転軸
の振幅Aを算出し、この振幅を回転軸のアンバランス量
による振動振幅Aと制御装置30の記憶部に記憶させ
る。
【0039】アンバランス補正用錘m1またはm2を
環状溝22aの0度の位置に1個取り付け、前記回転速
度1280rpmで回転軸を回転させ、前記振動計で回
転軸の振幅を検出し、検出した交流信号からバランサ−
機器の制御装置より回転軸の振幅Bを算出し、この振幅
を1個の錘を取り付けた状態での回転体の遠心力による
回転軸の振動振幅Bと制御装置30の記憶部に記憶させ
る。 アンバランス補正用錘を環状溝の120度の位置に1
個取り付け、1280rpmで回転軸11を回転させ、
前記振動計で回転軸の振幅を検出し、検出した交流信号
からバランサ−機器の制御装置より回転軸の振幅Cを算
出し、この振幅を1個の錘を120度ずらして取り付け
た状態での回転体の遠心力による回転軸の振動振幅Cと
制御装置30の記憶部に記憶させる。
【0040】アンバランス補正用錘を環状溝22aの
240度の位置に1個取り付け、前記回転速度1280
rpmで回転軸を回転させ、前記振動計で回転軸の振幅
を検出し、検出した交流信号からバランサ−機器の制御
装置より回転軸の振幅Dを算出し、この振幅を1個の錘
を240度ずらして取り付けた状態での回転体の遠心力
による回転軸の振動振幅Dと制御装置30の記憶部に記
憶させる。
【0041】上記からのステップにおいてA/D変
換器にオ−バ− フロ−が発生した場合は、1段階下の
分解能のレンジMiddleに自動的に切り替えられ、
振幅が測定される。A/D変換器にオ−バ− フロ−が
発生する毎にレンジは更に、1段階下の分解能のレンジ
に切り替えられ、前記振幅(A,B,C,D)が測定さ
れる。
【0042】3)制御装置の演算部によるアンバランス
補正用錘取り付け位置の算出工程 前記振動振幅Aを生じる位置の基準位置(0度)からの
位相をφとし、アンバランス補正用錘の遠心力による振
幅をWとし、A+B+W=2Sとして、前記位相角φ
を、C=DまたはC>Dのときは
【数10】 より算出し、前記位相角φを、C<Dのときは
【数11】 より算出し、前記2個のアンバランス補正用錘を基準位
置の0度に対して取り付ける角度の位置αとβを下記式
でCPU30の演算部で算出する。
【数12】
【0043】4)アンバランス補正用錘取り付け位置表
示工程 制御装置30よりバランサ−機器20に信号を送り、表
示パネル201に基準位置(0度)に対するアンバラン
ス補正用錘取り付け位置(角度)αとβを表示する(図
8参照)。 5)フランジへのアンバランス補正用錘の取り付け工程 表示パネル201に表示されたフランジの環状溝のαと
βの位置にアンバランス補正用錘を作業者はそれぞれ取
り付ける。
【0044】上記実施例では、0度から360度の目盛
を振ったラベルを砥石の表面に貼付した例を記載した
が、0度から360度の目盛はフランジ22に刻印して
もよい。また、加速度域Pは実施例では100rpmで
行なったが、10rpm毎で行なってもよい。さらに、
回転体の適切な回転速度と思われる回転速度Xrpmの
入力をバランサ−機器20の回転速度設定スウィッチ2
02で行なう例を示したが、制御装置30にパソコンで
回転体の適切な回転速度と思われる回転速度Xrpmを
入力するように設計してもよい。その際は、該回転速度
Xrpmを含む前後の回転速度をP(Pは10〜10
0の数)rpm毎に加速させて回転体(砥石)を備える
回転軸を回転させる。
【0045】ワ−クへの砥石の接触は、砥石軸を手動パ
ルス発生器ボタン8bをOnして垂直方向(Y軸)に下
降させて行った際、イヤホ−ン208を介して増幅器に
より可聴となった通常の砥石軸の振動音がワ−クに砥石
が接触して大きな変化音を聞いたときである。
【0046】
【発明の効果】本発明の研削装置は、砥石のアンバラン
スの修正と、砥石のワ−クの接触を確認できる両方の機
能を備えたバランサ機器を用いるので、従来のようにバ
ランサ機器とギャップエリミネ−タの2つの機器を付属
させる必要がない。また、砥石に適した回転速度の設
定、アンバランス補正のための錘を付ける位置の計算を
自動的に行うことができるので、特公平5−73168
号公報記載のバランシング方法と比較して作業者の手間
を省くことができる。かつ、イヤホ−ンで聴く音は、フ
ィルタ−で機械本体からの雑音が除去された音を聴くの
で耳への衝撃は小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を実施するバランサ機器を具備し
た平面研削盤の側面図である。
【図2】 平面研削盤の斜視図である。
【図3】 研削盤の回転体部分の部分拡大図である。
【図4】 回転体を正面側から見た正面図である。
【図5】 本発明の実施例を示すベクトル線図である。
【図6】 本発明に用いるバランサ機器の信号検出回
路、センサ信号増幅回路および電源回路を示す図であ
る。
【図7】 バランサ機器の回転速度設定画面における表
示板部分の拡大図である。
【図8】 バランス角度設定画面における表示板部分の
拡大図である。
【符号の説明】
1 研削装置 2 ワ−ク 3 砥石 3a 角度目盛 4 テ−ブル 7 サドル 10 砥石ヘッド 11 砥石軸 20 バランサ機器 21 振動計 22 フランジ 22a 環状溝 m1、m2 錘 30 制御装置 208 イヤホ−ン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石のバランス調整を行なうバランサ機
    能とワ−クに対する砥石の接触をヘッドホ−ンで確認す
    る機能とを備えるバランサ機器を具備した研削装置であ
    って、前記バランサ機器は、下記の(1)砥石軸のバラ
    ンサ−機構部と(2)聴覚機構部とを備えることを特徴
    とする研削装置。 (1)一定半径rの環状溝を有するフランジを介して円
    盤状砥石を砥石軸に固定し、砥石を備える砥石軸を回転
    させ、砥石軸の軸受または砥石ヘッドに備えた振動計で
    検出した加速度電圧の交流信号を10Hz付近にある共
    振などの信号をバイパスフィルタで低減し、ついで低減
    された信号を10〜100倍までプレ増幅し、プレ増幅
    された信号のうち測定に不必要な高い周波数の信号を可
    変ロ−パスフィルタで低減させ、これを可変増幅したの
    ちに、可変バンドパスフィルタにかけて中心周波数を通
    過させ、可変バンドパスフィルタから出力された交流信
    号を全波整流し、全波整流された信号を電圧信号に変換
    し、これを制御装置の記憶部に電圧を出力して記憶させ
    るバランサ−機構部と、 (2)前記振動計で検出した加速度電圧の交流信号を1
    0Hz付近にある共振などの信号をバイパスフィルタで
    低減し、ついで低減された信号を10〜100倍までプ
    レ増幅し、プレ増幅された信号のうち測定に不必要な高
    い周波数の信号を可変ロ−パスフィルタで低減させ、こ
    れを可変増幅したのちに、増幅器を経てイヤホ−ンに出
    力する聴覚機構部。
  2. 【請求項2】 バランサ−機構部は、一定半径rの環状
    溝を有するフランジを介して、該環状溝の外周または内
    周の位置に0度から360度の目盛が配置されるように
    該目盛を略中央部に付した砥石を回転軸に固定し、前記
    一定半径rの環状溝の任意位置に質量の等しい2個のア
    ンバランス補正用錘を取り付けて砥石のバランスを取る
    自動バランシング機構部であって、次の1)から5)の
    工程を経て砥石軸の自動バランスを取ることができるも
    のである、請求項1に記載の研削装置。 1)砥石軸の回転速度の設定工程;次ぎのからのス
    テップを経て設定する。 砥石を備える砥石軸を回転させ、砥石軸の軸受または
    砥石ヘッドの加速度電圧を振動計で検出する。 振動計で検出した加速度電圧の交流信号をフィルタに
    通して砥石軸の回転数と一致しない信号を除いた全波整
    流とし、これを電圧信号に変換し、制御装置の記憶部に
    記憶させる。 前記電圧信号の電圧が最大となった際の砥石軸の回転
    速度Rrpmを砥石を取り付けた際の砥石軸の回転速度
    と決定する。 2)振幅測定工程;次ぎのからのステップを経る。 制御装置は、バランサ機器の電圧の許容範囲の分解能
    の高い順にq(qは2から5の整数。)段階に割り当て
    された測定レンジの中であって、一番分解能の高いレン
    ジを選択する。 アンバランス補正用錘を環状溝に取り付けない状態で
    前記回転速度Rrpmで砥石軸を回転させ、前記振動計
    で砥石軸の振幅を検出し、検出した交流信号から制御装
    置より砥石軸の振幅Aを算出し、この振幅を砥石軸のア
    ンバランス量による振動振幅Aと制御装置に記憶させ
    る。 アンバランス補正用錘を0度の環状溝に1個取り付
    け、前記回転速度Rrpmで砥石軸を回転させ、前記振
    動計で砥石軸の振幅を検出し、検出した交流信号から制
    御装置より砥石軸の振幅Bを算出し、この振幅Bを1個
    の錘を取り付けた状態での砥石の遠心力による砥石軸の
    振動振幅Bと制御装置に記憶させる。 アンバランス補正用錘を120度の環状溝に1個取り
    付け、前記回転速度Rrpmで砥石軸を回転させ、前記
    振動計で砥石軸の振幅を検出し、検出した交流信号から
    制御装置より砥石軸の振幅Cを算出し、この振幅Cを1
    個の錘を120度ずらして取り付けた状態での砥石の遠
    心力による砥石軸の振動振幅Cと制御装置に記憶させ
    る。 アンバランス補正用錘を240度の環状溝に1個取り
    付け、前記回転速度Rrpmで砥石軸を回転させ、前記
    振動計で砥石軸の振幅を検出し、検出した交流信号から
    制御装置より砥石軸の振幅Dを算出し、この砥石軸の振
    幅Dを測定し、この振幅を1個の錘を240度ずらして
    取り付けた状態での砥石の遠心力による砥石軸の振動振
    幅Dと制御装置に記憶させる。なお、上記からのス
    テップにおいてA/D変換器のオ−バ− フロ−が発生
    した場合は、1段階下の分解能のレンジに自動的に切り
    替えられ、振幅が測定される。A/D変換器のオ−バ−
    フロ−が発生する毎にレンジは更に、1段階下の分解
    能のレンジに自動的に切りかえられ、上記振幅(A,
    B,C,D)が測定される。 3)制御装置の演算部によるアンバランス補正用錘取り
    付け位置の算出工程 前記振動振幅Aを生じる位置の基準位置(0度)からの
    位相をφとし、アンバランス補正用錘の遠心力による振
    幅をWとし、A+B+W=2Sとして、前記位相角φ
    を、C=DまたはC>Dのときは 【数1】 より算出し、前記位相角φを、C<Dのときは 【数2】 より算出し、前記2個のアンバランス補正用錘を基準位
    置(0度)に対して取り付ける角度の位置αとβを下記
    式で算出する。 【数3】 4)アンバランス補正用錘取り付け位置表示工程 制御装置より表示パネルに信号を送り、表示パネルに基
    準位置(0度)に対する上記アンバランス補正用錘取り
    付け位置 αとβを表示する。 5)フランジへのアンバランス補正用錘の取り付け工程 表示パネルに表示されたフランジの環状溝のαとβの位
    置にアンバランス補正用錘をそれぞれ取り付ける。
  3. 【請求項3】 聴覚機構部は、砥石を備える砥石軸を回
    転させ、砥石軸の軸受または砥石ヘッドに備えた振動計
    で検出した加速度電圧の交流信号を10Hz付近にある
    共振などの信号をバイパスフィルタで低減し、ついで低
    減された信号を10〜100倍までプレ増幅し、プレ増
    幅された信号のうち測定に不必要な高い周波数の信号を
    可変ロ−パスフィルタで低減させ、これを可変増幅し、
    増幅器によりイヤホ−ンに出力して可聴可能としたもの
    である、請求項1に記載の研削装置。
JP36013499A 1999-12-20 1999-12-20 研削装置 Pending JP2001170863A (ja)

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