JP2001170367A - ゲーム機 - Google Patents

ゲーム機

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JP2001170367A
JP2001170367A JP36002899A JP36002899A JP2001170367A JP 2001170367 A JP2001170367 A JP 2001170367A JP 36002899 A JP36002899 A JP 36002899A JP 36002899 A JP36002899 A JP 36002899A JP 2001170367 A JP2001170367 A JP 2001170367A
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音生 八島
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建仁 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右1対の推進装置によって航行
する模擬乗物の操縦装置を提供することにある。 【解決手段】 左右に対をなした推進装置153に
よって航行する模擬乗物152の操縦装置10であって、前
記左右に対をなした推進装置153の推進力をそれぞれ制
御する1対の推進力調節手段12を備え、該1対の推進力
調節手段12を同時に同一方向へ操作した場合には、前記
模擬乗物153は加速または減速し、前記1対の推進力調
節手段12の内、いずれか一方の推進力調節手段12を他の
推進力調節手段12の操作量と比べて小さくあるいは大き
く操作した場合には、前記模擬乗物153は一方または他
方へ旋回することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願発明は、左右1対の推
進装置によって航行する移動体を操縦するゲーム機に関
するものである。
【0002】
【従来技術】従来の移動体を操縦するゲーム機において
は、推進力調節手段として、操舵輪や操縦杆が用いられ
ており、これらはいずれもそれぞれ1人のプレーヤにつ
き、1個ずつ設けられている。
【0003】操舵輪を備えた模擬乗物は、自動車、飛行
機、モータボート等を模擬したものが多く、自動車、モ
ータボートを模擬したゲーム機では、操舵輪を時計方向
または反時計方向へ回すと、この模擬乗物は右方または
左方へ走行するようになっている。
【0004】また、飛行機を模擬したものでは、操舵輪
または操縦杆を具備しており、操舵輪を備えた飛行機で
は、方向進路変更は自動車、モータボートを模擬したも
のと同様な操作で足り、上下方向進路変更は、操舵輪の
引きまたは押しで行なわれるようになっていた。
【0005】さらに、操縦杆を備えた飛行機模擬ゲーム
機では、操縦杆の外に、方向制御ペダルを備えており、
実物の飛行機と同様に、操縦杆を前後に倒すことによ
り、上昇・下降を制御し、操縦杆を左右に倒すことによ
り、機体の左右傾動を制御し、方向制御ペダルを操作す
ることにより、機体の左右向きを制御するようになって
いた。
【0006】
【解決しようとする課題】従来のゲーム機等は、前述し
たように、実物の乗物の操縦装置に似せて構成されてい
るため、操縦する人は、奇想天外の乗物を操縦する感覚
を持つことができなかった。
【0007】本出願発明でもって解決しようとする課題
は、従来の模擬乗物にないような奇想天外の乗物の1例
として左右に対をなした推進装置の推力を制御すること
によって左右に航行経路を変更できる模擬乗物を操縦で
きる操縦装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および効果】本出願の請求
項1記載の発明は、左右に対をなした推進装置によって
航行する模擬乗物を操縦するゲーム機であって、前記左
右に対をなした推進装置の推進力をそれぞれ制御する1
対の推進力調節手段を備え、該1対の推進力調節手段を
同時に同一方向へ操作した場合には、前記模擬乗物は加
速または減速し、前記1対の推進力調節手段の内、いず
れか一方の推進力調節手段を他の推進力調節手段の操作
量と比べて小さくあるいは大きく操作した場合には、前
記模擬乗物は一方または他方へ旋回することを特徴とす
るものである。
【0009】請求項1記載の発明は、前記したように構
成されているので、前記左右対をなした推進装置の推進
力をそれぞれ制御することにより、前記模擬乗物を加速
または減速あるいは左右へ旋回させることができ、前記
操縦装置を操作する人は、従来の模擬乗物に用いられる
操舵輪や操作杆を操作する場合と異なった奇想天外の乗
物の操縦感覚を、持つことができる。
【0010】また、請求項2記載のように発明を構成す
ることにより、前記推進力調節手段に操作力を加えない
限り該推進力調節手段を操作することができず、実物の
操縦装置を操作したと同様な操縦感覚を操縦者に与える
ことができる。
【0011】さらに、請求項3記載のように発明を構成
することにより、前記推進力調節手段を速く操作しよう
とすればする程、該推進力調節手段を操作するのに大き
な操作力を必要とし、本物の操縦装置を操作した場合と
同様な操縦感覚を操縦者は持つことができる。
【0012】さらにまた、請求項4記載のように発明を
構成することにより、信頼性の高い抵抗手段を低コスト
で構成することができる。
【0013】また、請求項5記載のように発明を構成す
ることにより、前記1対の推進力調節手段をそれぞれ前
後に移動することで、前記左右対をなした推進装置の推
進力をそれぞれ制御し、前記模擬乗物を加減速し、ある
いは左方へ旋回することができる。
【0014】さらに、請求項6記載のように発明を構成
することにより、前記1対の推進力調節手段をそれぞれ
前後に揺動することで、前記左右対をなした推進装置の
推進力をそれぞれ制御し、前記模擬乗物を加減速し、あ
るいは左方へ旋回することができる。
【0015】さらに、請求項7記載のように発明を構成
することにより、旅客機の推力調整グリップと同様な操
作感覚を前記模擬乗物の操縦者に与えることができる。
【0016】しかも、請求項8記載のように発明を構成
することにより、船舶における機関室への機関速度指示
レバーと同様な操作感覚を前記模擬乗物の操縦者に与え
ることができる。
【0017】また、請求項9記載のように発明を構成し
たため、前記1対の推進力調節手段を支持する支持部材
を操作することで、この操作に対応して前記模擬乗物を
左右に横滑りさせることができる。
【0018】さらに、請求項10記載のように発明を構
成したため、前記1対の推進力調節手段を支持する支持
部材を左右に傾動させることで、この傾動に対応して前
記模擬乗物を左方または右方に横滑りさせることができ
る。
【0019】さらにまた、請求項11記載のように発明
を構成したため、前記1対の推進力調節手段を支持する
支持部材を左右に移動させることで、この移動に対応し
て前記模擬乗物を左方または右方に横滑りさせることが
できる。
【0020】また、請求項12記載のように発明を構成
したため、前記制動操作部材を操作することで、前記模
擬乗物の前進を制動することができる。
【0021】さらに、請求項13記載のように発明を構
成したため、操縦者は前記表示手段に表示された模擬乗
物を見ながら前記推進力調節手段や制動部材を操作する
ことで、実物の乗物を操縦するような操縦感覚を持つこ
とができる。
【0022】さらにまた、請求項14記載のように発明
を構成することにより、操縦者は、左右対をなした推進
装置に牽引される操縦部分に乗って、この表示装置に表
示された模擬乗物を操縦する感覚を持つことができる。
【0023】しかも、請求項15記載のように発明を構
成することにより、操縦者は、スターウォーズに出現す
る乗物に搭乗したような感じで、この表示装置に表示さ
れた模擬乗物を操縦する感覚を持つことができる。
【0024】また、請求項16記載のように発明を構成
することにより、操縦者は、水上スキーに乗ったような
感じで、この表示装置に表示された模擬乗物を操縦する
感覚を持つことができる。
【0025】さらに、請求項17記載のように発明を構
成することにより、部品点数が少なく、頗る簡単な構造
で請求項6記載の操縦装置を低コストで構成することが
できる。
【0026】さらにまた、請求項18記載のように発明
を構成することにより、前記操作部を揺動範囲極限位置
近く迄操作した場合に、衝撃を伴なわずに前記操作部を
緩やかに停止させることができる。
【0027】また、請求項19記載のように発明を構成
することにより、前記操作部の揺動中心近傍部分を前記
揺動枢支部および揺動範囲設定部で覆うことができて、
外観性を向上させることができるとともに、前記操縦装
置を組立・分解自在に構成することができる。
【0028】さらに、請求項20記載のように発明を構
成することにより、2分割された前記1対の揺動枢支部
または揺動範囲設定部の間の操作部揺動間隙を前記間隙
閉塞部で閉塞し、該操作部揺動間隙に異物や操縦者の衣
類が侵入するのを防止できる。
【0029】さらにまた、請求項21記載のように発明
を構成することにより、前記操作部揺動間隙を簡単な構
造で確実に閉塞することができる。
【0030】また、請求項22のように発明を構成する
ことにより、左右に対をなした推進装置の推進力をそれ
ぞれ制御することで、ゲーム空間内の仮想移動体を加速
または減速あるいは左右へ旋回させることができ、従来
にない操縦感覚を楽しむことができる。
【0031】さらにまた、請求項23記載のように発明
を構成したため、遊戯者が、前記1対の操作手段の操作
位置を同程度操作することにより前記ゲーム空間内を移
動する移動体を直進状態で加速または減速するように表
示することができ、しかも、前記1対の操作手段の一方
の操作手段の操作位置と、他方の操作手段の操作位置と
を異ならせることにより、その異なる程度に応じて前記
移動体を一方または他方に旋回させるように表示するこ
とができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図39に図示さ
れた本出願発明の一実施形態について説明する。
【0033】本出願発明のゲーム機1は、図1に図示さ
れるように、操縦室を模擬したコックピット2と、該コ
ックピット2の前方に鉛直に起立して配置された表示装
置3とよりなり、該コックピット2の中央に座席4が配
設され、該座席4の左右両側および前後方にそれぞれ位
置した左側部5,右側部6,後部7および前部8の上面
および外面には、仮想乗物152の外形を特徴付ける模様
が画かれ、前記左側部5にはプレーヤがコックピット2
内に出入りできる乗降口9が形成されている。
【0034】また、コックピット2の前部8の手前側に
操縦装置10が構成され、該操縦装置10の左右略中央部に
ブーストボタンユニット11が配設されるとともに、該ブ
ーストボタンユニット11を挟んで左右両側に左右1対の
推進力調節手段であるスラスト調整ユニット12が配設さ
れており、前記ブーストボタンユニット11は後記するよ
うに推進力増強可能な条件が成立した場合には、図29
に図示されるように、押込み可能となるとともにその状
態を保持でき、この推進力増強可能条件が成立しない場
合には、図28に図示されるように、押込みが不可能と
なるとともに、押込み状態が保持できず、突出復帰する
ようになっている。
【0035】さらに、スラスト調整ユニット12では、図
2ないし図4および図30に図示されるように、調整レ
バー13が左右水平軸を中心に前後に揺動自在に枢支さ
れ、該調整レバー13の先端内側に調整レバー13と直角に
グリップ14が取付けられ、右方の調整レバー13aの先端
にブレーキユニット15が設けられ、前記グリップ14に隣
接して該ブレーキユニット15にブレーキレバー16が揺動
自在に取付けられている。
【0036】そして、操縦装置の詳細構造を具体的に説
明すると、コックピット2における前部8のフレーム
(図示されず)に、図10ないし図12に図示のベース
パネル17が一体に取付けられ、該ベースパネル17の左右
両側部に矩形状の開口18が形成され、該開口18を囲んで
ベースパネル17の前面(図10では裏面)にスピーカ取
付けブラケット19がスポット溶接等で一体に装着され、
該スピーカ取付けブラケット19に図示されないスピーカ
が取付けられ、前記開口18は布またはパンチングメタル
等の音透過性密閉材20でもって塞がれている。
【0037】また、図4,図10および図12に図示さ
れるように、前記ベースパネル17の中央に軸孔21が形成
され、該軸孔21の外周を囲むように形成された枢支ブラ
ケット22の中央にも軸孔23が形成され、前記ベースパネ
ル17の前方(図4では左方)から後方に向って軸孔21に
軸受スリーブ24が装着されるとともに前記枢支ブラケッ
ト22の後方(図4では右方)から前方に向って枢支ブラ
ケット22の軸孔23に軸受スリーブ25が装着され、傾動支
軸26の前後両端にも軸受スリーブ27,28が嵌着されてお
り、傾動支軸26の後端に嵌着された軸受スリーブ28を、
ベースパネル17の軸孔21に嵌着された軸受スリーブ24に
前方(図4では左方)から後方に向って嵌合してから、
前記傾動支軸26の前端(図4では左端)に装着された軸
受スリーブ27に、枢支ブラケット22の軸孔23に嵌着され
た軸受スリーブ25を前方から後方に向けて嵌合された
後、ベースパネル17に枢支ブラケット22を図示されない
ネジ等でもって一体に取付けることにより、傾動支軸26
はベースパネル17と枢支ブラケット22とに回転自在に枢
支されるようになっている。
【0038】さらに、図10および図12に図示される
ように、ベースパネル17の左側には、分銅型開口29が形
成され、該分銅型開口29に遊嵌しうるように、後記傾動
パネル50には突軸30(図12および図24参照)が前方
に向って突設され、前記分銅型開口29に臨んでセンター
リング装置31が配設され、図12ないし図14に図示さ
れるように、該センターリング装置31は、取付けブラケ
ット32と、該取付けブラケット32に嵌着されたピン33
と、該ピン33に揺動自在に枢支された揺動片34と、中央
に向って傾斜した復元片35と、前記揺動片34を中立位置
に弾性的に復帰させる1対の弾性片36と、前記ピン33の
先端に螺着されてピン33より揺動片34の脱落を阻止する
ネジ37とよりなり、後記傾動パネル50が中立状態から左
右に傾動するモーメントが働いた場合、弾性片36の弾性
変形で揺動片34および復元片35が揺動して、ストッパー
取付けブラケット43が傾動しうるが、前記モーメントが
働かなくなった時には、弾性片36の弾性力で揺動片34,
復元片35が図12に図示の状態に復帰し、傾動パネル50
が中立状態に復帰しうるようになっている。
【0039】さらにまた、図10に図示されるように、
ベースパネル17の左右両端近くに開口38が形成されると
ともに受片39が後方(図10では紙面手前側)に向って
切起され、図10および図12に図示されるように、ベ
ースパネル17の前方(紙面奥側)から開口38を貫通して
ベースパネル17の後方に、図15および図16に図示の
取付けブラケット40が嵌合され、該取付けブラケット40
に係止ブロック41が嵌着され、傾動パネル50の左右に
は、係止ブロック41より上方に位置した個所にて開口42
が形成され(図17参照)、該開口42より前方に向って
ストッパー取付けブラケット43が一体に装着され、図1
2および図24に図示されるように、該ストッパー取付
けブラケット43にストッパー片44が一体に取付けられて
おり、傾動パネル50が左右いずれかの方向へ8°傾動す
ると、ストッパー片44が係止ブロック41に当接して、傾
動パネル50の傾動が8°以内に制限されるようになって
いる。
【0040】そして、図10に図示されるように、軸孔
21の上方に左右1対の開口45が形成され、図12に図示
されるようにこの開口45を塞ぐようにセンサ取付けプレ
ート46がネジ48でもって一体に取付けられ、前記開口45
に対応した位置で上下にそれぞれ2対の小孔47がセンサ
取付けプレート46に形成され、該センサ取付けプレート
46の前面に取付けられる左右1対の図示されないセンサ
ーの発光側と受光側の端子が該小孔47より後方へ突出す
るように該センサーがセンサ取付けプレート46に一体に
取付けられ、図17に図示されるように、開口45に対応
した個所にて傾動パネル50に細長孔54が形成され、傾動
パネル50の後方から細長孔54を貫通して前方へ図12に
図示されるような遮塞片49が傾動パネル50に一体に取付
けられるようになっている。
【0041】また図4に図示されるように、ベースパネ
ル17の手前側(右側)に傾動パネル50が配設され、該傾
動パネル50の中央手前側には、図17に図示されるよう
に、傾動軸取付けブラケット51が一体に装着され、図4
に図示されるように、両傾動パネル50および傾動軸取付
けブラケット51の円心孔に枢着ブロック52が嵌合され
て、溶接等で、枢着ブロック52は傾動パネル50および傾
動軸取付けブラケット51に一体に固着されており、該枢
着ブロック52に螺着されるボルト53でもって、傾動パネ
ル50は傾動支軸26に一体に結合されている。
【0042】さらに、傾動パネル50は、図17に図示さ
れるように形成され、図19および図20に図示される
連結板55の鉛直取付け片56が傾動パネル50の手前面(右
側)に図示されないネジ等で一体に取付けられるととも
に、傾動パネル50の中央側に位置して連結板58の鉛直取
付け片59が傾動パネル50の手前面にネジ等で一体に取付
けられ、連結板55の水平取付け片57および連結板58の水
平取付け片60に傾動底板61がネジ等で一体に取付けられ
ており、このようにして傾動パネル50と傾動底板61とは
直角をなして相互に一体的に結合されている。
【0043】さらにまた、図5ないし図7に図示される
ように、傾動パネル50および傾動底板61の中央より左側
に位置して、図8および図9に図示のブーストボタンベ
ース62の取付け部片63,64が傾動パネル50および傾動底
板61に図示されないネジ等で一体に固着され、該ブース
トボタンベース62には、図27ないし図29に図示され
るように、ブーストボタンユニット11が設けられてい
る。
【0044】しかして、ブーストボタンユニット11は、
ブーストボタンベース62に一体に装着されたガイド筒65
と、該ガイド筒65に上下へ摺動自在に嵌装された押圧操
作筒66と、該押圧操作筒66と常時上方へ付勢するコイル
スプリング67と、前記ガイド筒65およびコイルスプリン
グ67の外周を囲み押圧操作筒66の突出を制限する外壁体
68と、押圧操作筒66が外壁体68に係止される際にその衝
撃を緩和するゴム製緩衝リング69と、押圧操作筒66の係
止溝70に係脱自在に係合しうるように、ブーストボタン
ベース62と一体の枢支片71に軸72を介して揺動自在に枢
支された係止レバー73と、係止レバー73の水平片74にコ
イルスプリング75のバネ力により常時係合しうるスイッ
チ駆動片76と、スイッチ駆動片76に隣接してブーストボ
タンベース62に固着されたスイッチ取付け部材77とより
なり、該スイッチ取付け部材77に図示されないスイッチ
が設けられており、押圧操作筒66が図28に図示される
ように外壁体68より外方へ突出した状態では、スイッチ
駆動片76は図示されないスイッチより離れて、該スイッ
チはオフとされ、図29に図示されるように外壁体68内
に押込まれて係止した状態では、スイッチ駆動片76は前
記スイッチに接近して該スイッチはオンされるようにな
っている。
【0045】また、スラスト調整ユニット12は、図5,
図6および図30に図示されるように、傾動パネル50,
傾動底板61を相互に一体に結合する連結板55,58に一体
に装着されている。具体的には、図19および図21に
図示される連結板55の2個の取付け孔78,79と、連結板
58と一体の取付け片80の取付け孔81とに、図34に図示
のサイドプレート82の取付け孔83,84,85がそれぞれ合
せられ、これらをそれぞれ貫通螺着される図示されない
ネジでもって、スラスト調整ユニット12は連結板55およ
び連結板58に一体的に装着され、ブーストボタンユニッ
ト11およびスラスト調整ユニット12の上方および手前側
はカバー90でもって覆われて、傾動パネル50および傾動
底板61に該カバー90は一体に取付けられている。
【0046】さらに、スラスト調整ユニット12は、図3
4に図示されるように、揺動枢支部に対応する左右1対
のサイドプレート82と、該1対のサイドプレート82の内
面にそれぞれ一体に装着される揺動範囲設定部に対応す
るレバーガイド87と、サイドプレート82の枢支孔86に図
示されないベアリングを介して調整レバー13の揺動軸91
が前後に揺動自在に枢支される調整レバー13と、調整レ
バー13がレバーガイド87におけるガイド溝部88の端部に
緩やかに係止されるように、調整レバー13の当接部92が
当接して弾性変形可能なストッパーラバー94と、図35
ないし図38に図示されるように、調整レバー13のグリ
ップ取付け孔93に装着されるグリップ14と、図33に図
示のオイル粘性減衰器に対応するトルクリミッター96と
よりなり、該トルクリミッター96の図示されない回転部
分は調整レバー13と一体の揺動軸91に結合されており、
該トルクリミッター96は、その内部に投入されるオイル
の粘性を利用し、前記回転部分の回転速度に略比例した
抵抗トルクを発生するようになっている。
【0047】さらにまた、図31ないし図33に図示さ
れるように、揺動軸91の外端にセグメントギヤ97がネジ
98でもって一体に装着され、該セグメントギヤ97に噛合
うピニオンギヤ99はセンサー支持ブラケット100に枢支
され、該センサー支持ブラケット100はネジ101でもって
サイドプレート82に一体に取付けられ、該センサー支持
ブラケット100にはピニオンギヤ99の回転角度をデジタ
ル信号として発信しうるレバー揺動角センサー102が設
けられており、調整レバー13の前後揺動角はレバー揺動
角センサー102でもって検出されるようになっている。
【0048】なお、セグメントギヤ97の外側には、図3
1および図33に図示されるように、該セグメントギヤ
97を保護する保護カバー103がネジ104でもってサイドプ
レート82に一体に取付けられている。
【0049】また、グリップ14が調整レバー13に取付け
られる具体的構造は、図38に図示されるようになって
いる。すなわち、調整レバー13の先端の内側(図38で
は左側)にグリップ14が配置されるとともに、調整レバ
ー13の先端の外側に中間片105が配置され、該中間片105
の中心孔106と調整レバー13のグリップ取付け孔93とグ
リップ14の中心孔107とを外方から内方に向って結合体1
08の軸109が貫通し、該軸109のネジ孔110に螺合する図
示されないネジでもって、グリップ14,中間片105およ
び結合体108は調整レバー13の先端に一体に取付けられ
ている。
【0050】さらに、左右1対の結合体108の内、図1
ないし図6(図4は除く)および図35ないし図38に
図示されるように、右方の結合体108には、ブレーキア
ッパーボックス111が溶接等で一体に固着され、該ブレ
ーキアッパーボックス111の下方にブレーキロアーボッ
クス112が図示されていないネジ等で着脱自在に装着さ
れ、前記ブレーキアッパーボックス111の上面にアッパ
ーボックスカバー113がネジ等で着脱自在に取付けられ
るとともに、前記ブレーキロアーボックス112の下面に
ロアーボックスカバー114が着脱自在に取付けられるよ
うになっている。
【0051】さらにまた、ブレーキレバー16の軸116の
下端は、ブレーキアッパーボックス111およびブレーキ
ロアーボックス112の軸孔117,118に揺動自在に嵌合さ
れ、該ブレーキレバー16の基端下方にスイッチ開閉カム
119が一体に嵌着され、該ブレーキレバー16の軸116の上
部に復帰コイルスプリング120が遊嵌され、該復帰コイ
ルスプリング120の一端はブレーキレバー16に係止され
るとともに、該復帰コイルスプリング120の他端はブレ
ーキアッパーボックス111に係止されており、該復帰コ
イルスプリング120のバネ力により、ブレーキレバー16
はグリップ14から離れる方向(図35,図36では時計
方向)へ付勢されるようになっている。
【0052】しかも、ブレーキロアーボックス112に
は、スイッチ取付け基板121が一体に固着され、該スイ
ッチ取付け基板121上にマイクロスイッチで構成される
ブレーキ操作検出スイッチ122が設けられており、ブレ
ーキレバー16を操作すると、スイッチ開閉カム119がブ
レーキ操作検出スイッチ122の検出片123に軸116が当接
して、ブレーキ操作検出スイッチ122がオンされるよう
になっている。なお、ブレーキアッパーボックス111お
よびブレーキロアーボックス112の孔124,125にピン126
が嵌着され、該ピン126にストッパーラバー127が嵌合さ
れており、該ストッパーラバー127によってブレーキレ
バー16の操作角が制限されるとともに、その操作制限度
においてストッパーラバー127の弾性で操作力が緩和さ
れるようになっている。
【0053】次に図39を参照してゲーム機1の制御系
130の概略を説明する。
【0054】制御系130のゲーム処理ボード131は、図3
9に図示されるように、CPUブロック132,ビディオ
ブロック133,サウンドブロック134,エンコーダ135お
よびD/Aコンバータ136からなり、CPUブロック132
は、SCU(System Control Uni
t)137とメインCPU138とメインRAM139とROM1
40と入出力インターフェース141とより構成されてお
り、SCU137はバスを介して相互に接続されるデバイ
スにバス専有時間を割振ることにより、データの送受信
を制御可能に構成されている。
【0055】また、メインCPU138は、電源投入時に
ROM140に格納されたイニシャルプログラムを実行し
て、装置全体を初期化し、その後、メインRAM139上
にROM140からの所定の動作システムやゲーム処理プ
ログラム等を展開し、該システムやゲーム処理プログラ
ムを実行してゲーム展開を処理し、映像・音響の作成を
指令できるようになっている。そして、メインCPU13
8は、ゲーム処理画像データをビディオブロック133に与
えることができ、さらに、音声データをサウンドブロッ
ク134に与えることができるとともに、これらの動作を
制御できるように構成されており、メインCPU138
は、入出力インターフェース141からの入力データを基
にゲーム処理プログラムを処理して所定のゲーム展開を
実行できるようになっている。
【0056】さらに、メインRAM139は、主として前
記動作システムおよびゲーム処理プログラムを格納する
ワークメモリとして動作し、該メインRAM139は、前
記動作システムおよびゲーム処理プログラムの外にイニ
シャルプログラムも格納している。
【0057】さらにまた、入出力インターフェース141
は操縦装置10におけるブーストボタンユニット11、左右
スラスト調整ユニット12l,12rおよびブレーキユニ
ット15等に接続されており、これらの操作信号がデジタ
ル信号量としメインCPU138に取り込まれるようにな
っている。
【0058】また、ビディオブロック133は、ビディオ
ゲームのポリゴンデータからなる仮想乗物152等の描写
を行うVDP(Video Display Proc
essor)142と、背景画面の描写、ポリゴン画像デ
ータおよび背景画像の合成、クリッピング処理等を行う
VDP143とを具備し、VDP142は、VRAM144およ
びフレームバッファ145,146に接続されており、ビディ
オゲーム機1の仮想乗物152を表すポリゴンの描画デー
タは、メインCPU138からSCU137を介してVDP14
2に送られ、VRAM144に書込まれるようになってい
る。
【0059】さらに、VRAM144に書込まれた描画デ
ータは、例えば、16または8ビット/pixelの形
式で描画用のフレームバッファ145またはフレームバッ
ファ146に描画され、描画されたフレームバッファ145ま
たはフレームバッファ146のデータはVDP143に送られ
るようになっている。描画を制御する情報は、メインC
PU138からSCU137を介してVDP142に与えられ、
VDP142は、この指示に従い描画処理を実行するよう
になっている。
【0060】さらにまた、VDP143はVRAM147に接
続され、VDP143から出力された画像データは、メモ
リ148を介してエンコーダ135に出力されるように構成さ
れており、エンコーダ135は、この画像データに同期信
号等を付加することにより、映像信号を生成し、表示装
置3に出力し、これにより、表示装置3にゲーム画面が
表示されるようになっている。
【0061】そして、サウンドブロック134は、PCM
方式あるいはFM方式に従い音声合成を行うDSP149
と、このDSP149の制御等を行うCPU150とによりな
り、DSP149により生成された音声データは、D/A
コンバータ136により複数のチャンネルの信号に変換さ
れた後に、スピーカ151a,151b,151cに出力される
ようになっている。
【0062】図1ないし図39に図示の実施形態は、前
記したように構成されているので、プレーヤは、図示さ
れないメダル投入口からメダルを投入すると、スターウ
ォーズに出てくる仮想乗物152が制御系130によって表示
装置3に表示される。
【0063】この仮想乗物152は、2基のジェットエン
ジン153と、該ジェットエンジン153にロープ155を介し
て連結されたポッド154とよりなり、該2基のジェット
エンジン153はエネルギーバンド156で連結されており、
2基のジェットエンジン153は左右2個のスラスト調整
ユニット12によって、それぞれ別個に推力が調整される
ようになっているので、左右のスラスト調整ユニット1
2,調整レバー13を同時に前方へ押すと、仮想乗物152の
飛行速度が大巾に加速され、これに伴なって、地上を低
く飛行している仮想乗物152の高度が増大する。
【0064】しかも、加速条件(後記ダメージを受けな
い、または修復が終った場合等)が成立した場合には、
ブーストボタンユニット11を押圧操作すると、仮想乗物
152の最高飛行速度がさらに増大する。
【0065】また、左右のスラスト調整ユニット12,調
整レバー13を同時に手前に引くと、仮想乗物152の飛行
速度が低下し、これに伴なって仮想乗物152の飛行高度
が減少する。
【0066】さらに、図40に図示されるように、左右
いずれか一方のスラスト調整ユニット12の調整レバー13
を前方へ限度一杯に押し、他方のスラスト調整ユニット
12の調整レバー13をそれよりも手前側に引くと、仮想乗
物152は手前へ引いた方向へ緩やかに旋回する。
【0067】そして、他方のスラスト調整ユニット12の
調整レバー13の手前側引き具合を強めると、それに対応
して仮想乗物152の旋回経路の曲がりが増大する。
【0068】さらにまた、左右スラスト調整ユニット12
の調整レバー13を手前側へ引いて仮想乗物152の飛行速
度を低下させた状態では、仮想乗物152がより大きく曲
って飛行し、ブレーキユニット15へのブレーキ操作が加
わるとその曲りがさらに強化される。
【0069】また、仮想乗物152が、画面上の障害物等
に衝突または接触してダメージ量が増大すると、スピー
ドメータ部に警告灯(図示されず)が点滅し、このダメ
ージ量が極限に達すると、ボーンという小爆発音が発せ
られるとともに、火と煙が噴き、一瞬操作が不安定にな
るか、もしくは画面が揺れ、それとともに飛行速度が低
下する。
【0070】所定時間経由後、自動修復機能が働き、仮
想乗物152は修復され、飛行速度も増大する。
【0071】この修復期間中に、ブーストボタンユニッ
ト11を操作しても、仮想乗物152の推力は増大しない。
【0072】さらに、左右のスラスト調整ユニット12の
グリップ14を握ったまま、傾動パネル50を左方または右
方へ傾けると、表示装置3上の仮想乗物152は左方また
は右方に僅かに傾き、その方向へ横滑りする。
【0073】図1ないし図39に図示の実施形態では、
傾動パネル50が左右に傾動するようになっているが、左
方または右方へ移動するように構成してもよく、あるい
は、傾動または移動不能に固定してもよい。
【0074】また、グリップ14は調整レバー13に対し、
内側水平方向へ直角に取付けられているが、調整レバー
13の延長方向へグリップ14を取付けてもよい。
【0075】さらに、ブレーキユニット15は右方のスラ
スト調整ユニット12の調整レバー13に設けられていた
が、ブレーキユニット15を左右両方のスラスト調整ユニ
ット12の調整レバー13に設けてもよく、この場合、調整
レバー13の手前側引き減速操作をさらに個別に調整する
ことができる。
【0076】さらにまた、前記実施形態では、スターウ
ォーズに出現する仮想乗物152を表示装置3に表示した
が、左右2隻のモータボートで曳航される水上スキーを
表現してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係るゲーム機の全体斜視図である。
【図2】操縦装置の正面図である。
【図3】操縦装置の平面図である。
【図4】操縦装置の左側面図である。
【図5】操縦装置のカバーを取外した状態の正面図であ
る。
【図6】操縦装置のカバーを取外した状態の平面図であ
る。
【図7】操縦装置のカバーを取外した状態の左側面図で
ある。
【図8】ブーストボタンベースの正面図である。
【図9】ブーストボタンベースの左側面図である。
【図10】ベースパネルの正面図である。
【図11】ベースパネルの平面図である。
【図12】図10の要部拡大正面図である。
【図13】センターリング装置の分解正面図である。
【図14】センターリング装置の平面図である。
【図15】取付けブラケットおよび係止ブロックの平面
図である。
【図16】取付けブラケットおよび係止ブロックの側面
図である。
【図17】傾動パネルおよび傾動底板の組立状態の正面
図である。
【図18】傾動パネルおよび傾動底板の組立状態の平面
図である。
【図19】傾動パネル、連結板および傾動底板の側面図
である。
【図20】連結板の平面図である。
【図21】傾動パネル、連結板および傾動底板の組立状
態の側面図である。
【図22】傾動パネルの正面図である。
【図23】傾動パネルの平面図である。
【図24】傾動パネルの要部拡大裏面図である。
【図25】傾動底板の平面図である。
【図26】傾動底板の正面図である。
【図27】ブーストボタンユニットの平面図である。
【図28】ブーストボタンユニットの側面図である。
【図29】ブーストボタンユニットの押圧操作筒を押込
んだ状態の縦断側面図である。
【図30】右側スラスト調整ユニットを操縦装置に取付
けた状態の左側面図である。
【図31】スラスト調整ユニットの側面図である。
【図32】図31のXXXII矢視図である。
【図33】スラスト調整ユニットの正面図である。
【図34】スラスト調整ユニットのの分解斜視図であ
る。
【図35】右側スラスト調整ユニットの要部平面図であ
る。
【図36】右側スラスト調整ユニットの左側面図であ
る。
【図37】ブレーキアッパーボックスを取外した状態の
右側スラスト調整ユニットの平面図である。
【図38】右側スラスト調整ユニットの要部分解斜視図
である。
【図39】制御系のブロック図である。
【図40】1対のスラスト調整ユニットの操作による仮
想乗物の旋回状態を図示した説明図である。
【符号の説明】
1…ゲーム機、2…コックピット、3…表示装置、4…
座席、5…左側部、6…右側部、7…後部、8…前部、
9…乗降口、10…操縦装置、11…ブーストボタンユニッ
ト、12…スラスト調整ユニット、13…調整レバー、14…
グリップ、15…ブレーキユニット、16…ブレーキレバ
ー、17…ベースパネル、18…開口、19…スピーカ取付け
ブラケット、20…音透過性密閉材、21…軸孔、22…枢支
ブラケット、23…軸孔、24…軸受スリーブ、25…軸受ス
リーブ、26…傾動支軸、27…軸受スリーブ、28…軸受ス
リーブ、29…分銅型開口、30…突軸、31…センターリン
グ装置、32…取付けブラケット、33…ピン、34…揺動
片、35…復元片、36…弾性片、37…ネジ、38…開口、39
…受片、40…取付けブラケット、41…係止ブロック、42
…開口、43…ストッパー取付けブラケット、44…ストッ
パー片、45…開口、46…センサ取付けプレート、47…小
孔、48…ネジ、49…遮塞片、50…傾動パネル、51…傾動
軸取付けブラケット、52…枢着ブロック、53…ボルト、
54…細長孔、55…連結板、56…鉛直取付け片、57…水平
取付け片、58…連結板、59…鉛直取付け片、60…水平取
付け片、61…傾動底板、62…ブーストボタンベース、63
…取付け部片、64…取付け部片、65…ガイド筒、66…押
圧操作筒、67…コイルスプリング、68…外壁体、69…緩
衝リング、70…係止溝、71…枢支片、72…軸、73…係止
レバー、74…水平片、75…コイルスプリング、76…スイ
ッチ駆動片、77…スイッチ取付け部材、78…取付け孔、
79…取付け孔、80…取付け片、81…取付け孔、82…サイ
ドプレート、83…取付け孔、84…取付け孔、85…取付け
孔、86…枢支孔、87…レバーガイド、88…ガイド溝部、
89…凹部、90…カバー、91…揺動軸、92…当接部、93…
グリップ取付け孔、94…ストッパーラバー、96…トルク
リミッター、97…セグメントギヤ、98…ネジ、99…ピニ
オンギヤ、100…センサー支持ブラケット、101…ネジ、
102…レバー揺動角センサー、103…保護カバー、104…
ネジ、105…中間片、106…中心孔、107…中心孔、108…
結合体、109…軸、110…ネジ孔、111…ブレーキアッパ
ーボックス、112…ブレーキロアーボックス、113…アッ
パーボックスカバー、114…ロアーボックスカバー、116
…軸、117…軸孔、118…軸孔、119…スイッチ開閉カ
ム、120…復帰コイルスプリング、121…スイッチ取付け
基板、122…ブレーキ操作検出スイッチ、123…検出片、
124…孔、125…孔、126…ピン、127…ストッパーラバ
ー、130…制御系130、131…ゲーム処理ボード、132…C
PUブロック、133…ビディオブロック、134…サウンド
ブロック、135…エンコーダ、136…D/Aコンバータ、
137…SCU、138…メインCPU、139…メインRA
M、140…ROM、141…入出力インターフェース、142
…VDP、143…VDP、144…VRAM、145…フレー
ムバッファ、146…フレームバッファ、147…VRAM、
148…メモリ、149…DSP、150…CPU、151…スピー
カ、152…仮想乗物、153…ジェットエンジン、154…ポ
ッド、155…ロープ、156…エネルギーバンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高部 元志 東京都大田区羽田1丁目2番12号 株式会 社セガ・エンタープライゼス内 Fターム(参考) 2C001 AA00 AA09 BA00 BA02 BA05 BC00 BC01 BC03 BC10 BD00 BD07 CA00 CA01 CA05 CB01 CC02

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に対をなした推進装置によって航行
    する模擬乗物を操縦するゲーム機であって、 前記左右に対をなした推進装置の推進力をそれぞれ制御
    する1対の推進力調節手段を備え、 該1対の推進力調節手段を同時に同一方向へ操作した場
    合には、前記模擬乗物は加速または減速し、 前記1対の推進力調節手段の内、いずれか一方の推進力
    調節手段を他の推進力調節手段の操作量と比べて小さく
    あるいは大きく操作した場合には、前記模擬乗物は一方
    または他方へ旋回することを特徴とするゲーム機。
  2. 【請求項2】 前記1対の推進力調節手段には、該操作
    手段に加える操作力に対し抵抗力を与える抵抗手段が付
    設されたことを特徴とする請求項1記載のゲーム機。
  3. 【請求項3】 前記推進力調節手段の操作速度増減に対
    応して前記抵抗手段の抵抗力が変化することを特徴とす
    る請求項2記載のゲーム機。
  4. 【請求項4】 前記抵抗手段は、狭い通路を通過する流
    体の粘性抵抗を利用した流体粘性減衰器であることを特
    徴とする請求項2または請求項3記載のゲーム機。
  5. 【請求項5】 前記1対の操作手段は、前後方向に沿い
    移動することを特徴とする請求項1ないし請求項4いず
    れか記載のゲーム機。
  6. 【請求項6】 前記1対の推進力調節手段は、左右方向
    に向いた軸を中心にそれぞれ前後に揺動することを特徴
    とする請求項1ないし請求項4いずれか記載のゲーム
    機。
  7. 【請求項7】 前記1対の推進力調節手段のグリップ
    は、左右方向に向いたことを特徴とする請求項4または
    請求項6記載のゲーム機。
  8. 【請求項8】 前記1対の推進力調節手段のグリップ
    は、該推進力調節手段の揺動軸から放射方向に沿って設
    けられたことを特徴とする請求項6記載のゲーム機。
  9. 【請求項9】 前記1対の推進力調節手段を支持する支
    持部材を操作することにより、この操作に対応して前記
    模擬乗物を左右に横滑りさせるように構成したことを特
    徴とする請求項1ないし請求項8いずれか記載のゲーム
    機。
  10. 【請求項10】 前記1対の推進力調節手段を支持する
    支持部材は、左右に傾動自在に設けられ、該支持部材の
    傾動に対応して前記模擬乗物は左方または右方に横滑り
    することを特徴とする請求項9記載のゲーム機。
  11. 【請求項11】 前記1対の推進力調節手段を支持する
    支持部材は、左右に移動自在に設けられ、該支持部材の
    傾動に対応して前記模擬乗物は左方または右方に横滑り
    することを特徴とする請求項9記載のゲーム機。
  12. 【請求項12】 前記1対の推進力調節手段のいずれか
    一方または両方に、前記模擬乗物の前進を制動する制動
    操作部材が付設されたことを特徴とする請求項1ないし
    請求項6いずれか記載のゲーム機。
  13. 【請求項13】 前記操縦装置の前方に、前記模擬乗物
    および背景、道路等の運転空間を表示する表示手段が設
    けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項12い
    ずれか記載のゲーム機。
  14. 【請求項14】 前記表示手段に表示された模擬乗物
    は、左右対をなした推進装置と、該両推進装置に牽引さ
    れる操縦者部分とからなることを特徴とする請求項13
    記載のゲーム機。
  15. 【請求項15】 前記推進装置は、ジェットエンジンで
    あるとともに、前記操縦者部分は操縦室ユニットである
    ことを特徴とする請求項14記載のゲーム機。
  16. 【請求項16】 前記推進装置は、モータボートである
    とともに、前記操縦者部分は、水上スキーを履いたプレ
    ーヤであることを特徴とする請求項14記載のゲーム
    機。
  17. 【請求項17】 前記推進力調節手段は、揺動枢支部
    と、該揺動枢支部に揺動自在に枢支された操作部と、該
    操作部の揺動範囲を設定する揺動範囲設定部とよりな
    り、前記揺動枢支部と揺動範囲設定部とは別個にまたは
    一体に形成されたことを特徴とする請求項6記載のゲー
    ム機。
  18. 【請求項18】 前記操作部の揺動範囲極限位置近傍に
    て該操作部に当接して停止させる弾性体が設けられたこ
    とを特徴とする請求項17記載のゲーム機。
  19. 【請求項19】 前記揺動枢支部および揺動範囲設定部
    は、前記操作部を挟んで2分割に構成されたことを特徴
    とする請求項17または請求項18記載のゲーム機。
  20. 【請求項20】 2分割された1対の揺動枢支部または
    揺動範囲設定部の間の操作部揺動間隙を塞ぐ間隙閉塞部
    が設けられたことを特徴とする請求項19記載のゲーム
    機。
  21. 【請求項21】 前記2分割された1対の揺動枢支部ま
    たは揺動範囲設定部の相対する端面に、前記操作部の揺
    動中心を中心とする円弧状案内部分が形成され、前記間
    隙閉塞部は、該円弧状案内部分に案内されうるように帯
    状板を円弧状に弯曲形成してなり、該間隙閉塞円弧状帯
    状板は前記操作部に設けられたことを特徴とする請求項
    20記載のゲーム機。
  22. 【請求項22】 ゲーム空間内を左右に対をなした推進
    装置によって航行する仮想移動体を操縦するゲーム機で
    あって、 前記左右に対をなした推進装置の推進力をそれぞれ制御
    する1対の推進力調節手段を備え、 該1対の推進力調節手段を同時に同一方向へ操作した場
    合には、前記仮想移動体は加速または減速し、 前記1対の推進力調節手段の内、いずれか一方の推進力
    調節手段を他の推進力調節手段の操作量と比べて小さく
    あるいは大きく操作した場合には、前記仮想移動体は一
    方または他方へ旋回することを特徴とするゲーム機。
  23. 【請求項23】 左右に対をなした推進装置を有する移
    動体が、遊戯者の操作によって、ゲーム空間内を移動す
    る画面を生成するゲーム機であって、 遊戯者の操作により、前後に操作可能な1対の操作手段
    を備え、 前記1対の操作手段を同程度、同一方向に操作した場合
    は、前記移動体は加速または減速し、 前記1対の操作手段のうち、いずれか一方の操作手段の
    操作位置と、他方の操作手段の操作位置とが異なる場合
    は、その異なる程度に応じて、前記移動体を一方または
    他方に旋回させるよう移動体の表示を制御することを特
    徴とするゲーム機。
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