JP2001170006A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

Info

Publication number
JP2001170006A
JP2001170006A JP35600099A JP35600099A JP2001170006A JP 2001170006 A JP2001170006 A JP 2001170006A JP 35600099 A JP35600099 A JP 35600099A JP 35600099 A JP35600099 A JP 35600099A JP 2001170006 A JP2001170006 A JP 2001170006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treatment tool
treatment
treatment instrument
endoscope
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35600099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4514864B2 (ja
Inventor
Keiichi Arai
敬一 荒井
Yorio Matsui
頼夫 松井
Ryuta Sekine
竜太 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP35600099A priority Critical patent/JP4514864B2/ja
Publication of JP2001170006A publication Critical patent/JP2001170006A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4514864B2 publication Critical patent/JP4514864B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、医学的な要望に応えるため、
左右の手の指で処置具の進退と屈曲を同時または間髪を
置かず交互に操作することができるものであり、さらに
は複数の処置具の微細な操作を連携できるようにして、
体腔内での処置を確実かつ短時間で遂行できるようにし
た内視鏡を提供することにある。 【構成】本発明は、操作部3から挿入部2にかけて形成
された複数の処置具挿通用チャンネルを有し、上記操作
部3には上記処置具挿通用チャンネルに挿通した処置具
60を起上する処置具先端移動機構を操作する操作リン
グ31を設けた内視鏡1において、上記操作部3に設け
られた処置具挿通用チャンネルの入り口18,19に近
接して操作リング31を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挿入部から操作部
にかけて複数の処置具挿通用チャンネルを形成し、処置
具挿通用チャンネルに挿通した処置具導出方向を規制す
る処置具先端移動機構を操作する処置具先端移動操作手
段を上記操作部に設けた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−295630号公報におい
て知られた内視鏡は2つの鉗子挿通用チャンネルを有
し、各チャンネルの先端開口部には導入した鉗子を個別
的に起上する鉗子起上台が設けられている。一方の鉗子
挿通用チャンネルの鉗子起上台は操作部に設けた起上操
作用レバーによって操作され、他方の鉗子挿通用チャン
ネルの鉗子起上台は内視鏡の操作部本体から離れた位置
に設けられた処置具起上操作装置によって操作される。
【0003】内視鏡の操作部本体から離れた位置に設け
た処置具起上操作装置は術者とは異なる操作補助者によ
り操作することが必要であり、操作補助者は術者の指示
を聴いてその操作をする。複数の処置具を連動させて操
作するためには術者自身の操作と術者の指示を聴いてか
ら行なう補助者の操作とが連携する必要がある。実際に
は術者からの補助者への指示が正確に伝わり難いことも
あり、短時間とは言え中断が生じる。特に微細な位置コ
ントロールを必要とする高周波メスのような切開用処置
具にあっては極めて高度の操作が求められ、かつ手術時
間が長くなり、術者、患者共に負担が大きい。
【0004】また、特開平9−238898号公報で示
される内視鏡は一般的な構成の起上操作用レバーとは別
に、操作部の左手把持部の上方部位に位置して右手指で
回転操作可能な起上操作用リングを設けたものである。
この内視鏡において、各鉗子の先端位置を調整するた
め、鉗子の進退と起上を同時に行なうとすると、右手は
左手把持部の下方に位置する鉗子挿通用チャンネルの入
り口での鉗子の進退操作と、左手把持部の上方での起上
操作用リングを回転する操作とを交互に繰り返すことに
なると共に、各操作位置が離れているので、煩雑な操作
をすることになる。
【0005】また、右手を起上操作用レバーと起上操作
用リングとの間で移動させる時間に処置しようとしてい
た部位が動いてしまうこともあり、鉗子先端の高精度な
位置調整が要求される切開などの処置を行なうことは難
しい。また、右手を大きく移動させる間、操作が中断す
るため、操作性が劣り、能率よく処置することができな
かった。
【0006】一方、一つの鉗子起上機構を有する従来の
内視鏡に関しては、特開平10−5174号公報で示さ
れるように鉗子挿通用チャンネルの入り口の裏側に操作
レバーを設けた例がある。しかし、この形式では片手
で、鉗子挿通用チャンネルに挿通する鉗子の進退操作と
その鉗子の起上操作を同時に行なうことが難しい。
【0007】また、特開平7−59730号公報におい
て知られる内視鏡はカバー内視鏡方式のものであり、処
置具誘導操作手段を処置具挿入口に隣接させた例が複数
示されており、この例では、鉗子の進退と屈曲の操作を
同時に行うことが可能であるものの、複数の鉗子挿通用
チャンネルに挿通した鉗子の進退操作とその鉗子の起上
操作を同時に行なうものではない。
【0008】しかるに、最近、医学的な要望として、内
視鏡を用いて体腔内で、粘膜の剥離など外科的な処置を
能率的に行ないたいという要望は高くなっており、特に
外科手術ではいわば両手の指を用いるかの如く、複数の
処置具を同時に操作し、中断することなく連携する操作
が有効と考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、前記の医学的な要望に応えるため、左右の手の
指で処置具の進退と屈曲を同時または間髪を置かず交互
に操作することができるものであり、さらには複数の処
置具の微細な操作を連携できるようにして、体腔内での
処置を確実かつ短時間で遂行できるようにした内視鏡を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
操作部から挿入部にかけて形成された複数の処置具挿通
用チャンネルを有し、上記操作部には上記処置具挿通用
チャンネルに挿通した処置具を起上する処置具先端移動
機構を操作する処置具先端移動操作手段を設けた内視鏡
において、上記操作部に設けられた少なくとも一つの処
置具挿通用チャンネルの入り口に近接して少なくとも一
つの処置具先端移動操作手段を設けたものである。
【0011】請求項2に係る発明は、上記操作部に設け
られた少なくとも一つの処置具挿通用チャンネルの入り
口よりも下方に位置して少なくとも一つの処置具先端移
動操作手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
内視鏡である。
【0012】請求項3に係る発明は、複数の処置具挿通
用チャンネルを有し、処置具挿通用チャンネルの出口に
処置具先端移動機構を設け、操作部に設けた各処置具挿
通用チャンネルの入り口に近接して上記処置具先端移動
機構を操作する処置具先端移動操作手段を設けると共
に、上記処置具挿通用チャンネルごとに、処置具先端移
動機構と処置具先端移動操作手段を連動させる手段を別
々に独立して設けたことを特徴とする請求項1に記載の
内視鏡である。
【0013】従来の内視鏡のものよりも、体腔内で、複
数の処置具先端の相対的な位置決めがし易く、かつ連携
した操作がし易くした。
【0014】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1ないし図3を
参照して本発明の第1実施形態に係る内視鏡について説
明する。
【0015】(構成)内視鏡1は挿入部2と操作部3を
備えてなり、操作部3にはライトガイド等を組み込んだ
ユニバーサルコード4が接続されている。挿入部2は可
撓管部6と湾曲管部7と先端部8を一列に並べて連結し
て構成されている。挿入部2内には図示しないワイヤが
挿通され、操作部3に備えられた湾曲操作ノブ9で回転
する図示しない牽引手段のプーリに上記ワイヤを巻き取
り、上記ワイヤを介して湾曲管部7を牽引操作し、これ
により湾曲管部7を上下左右に湾曲して、挿入部2の先
端部8の向きを選び、臓器の病変部などの目的部位に近
づけることができるようになっている。
【0016】挿入部2と操作部3からなる内視鏡本体内
にはその挿入部2から操作部3にわたり複数、ここでは
2本の処置具挿通用チャンネル(管路)が形成されてい
る。処置具挿通用チャンネルの先端はいずれも先端部8
の先端面11において開口する。この先端開口部は処置
具挿通用チャンネルの出口12,13を構成し、出口1
2,13は術者から見て左右に位置するように配置され
ている。各出口12,13内にはそれぞれ後述する処置
具先端移動機構の一例としての処置具起上台14,15
が設けられている。
【0017】処置具起上台14,15はいずれも先端部
8の部材に枢着されており、処置具起上台14,15の
回動先端には牽引ワイヤが連結されている。処置具起上
台14,15はいずれも牽引ワイヤによって個別的に牽
引されることによりそれぞれ牽引される量に応じて回動
する。処置具起上台14,15は処置具挿通用チャンネ
ルを通じて挿入された処置具の先端の突き出し方向を規
制する機能を有した処置具先端移動機構を構成する。そ
して、牽引ワイヤを牽引することにより処置具起上台1
4,15が個別的に回動され、処置具挿通用チャンネル
の出口12,13から突出した処置具の先端を移動させ
る。
【0018】上記先端部8の先端面11には観察手段2
1と照明手段22、さらに観察手段21の表面に向けて
開口する送気・送水ノズル23が設けられている。
【0019】操作部3の手元部24の右側面には上記湾
曲操作ノブ9が配置され、手元部24の前面には各種の
流路スイッチ25が設けられている。手元部24の上端
面部には各種の記録スイッチ26が設けられている。
【0020】操作部3の把持部27の下側に位置した部
位には前述した各処置具挿通用チャンネルの入り口1
8,19が術者から見て左右に並んで設けられている。
入り口18,19は台部28の頂面に形成されている。
入り口18,19にはそれぞれゴム製のシール用栓2
9,30が装着されている。
【0021】処置具起上台14,15にそれぞれ連結さ
れた各牽引ワイヤは操作部3内に設けられた処置具先端
移動操作手段によって牽引操作させられるが、一方の処
置具先端移動操作手段は把持部27の下側に位置して配
置される操作リング31によって構成され、他方の処置
具先端移動操作手段は操作部3の手元部24に設けられ
た操作レバー32によって構成される。操作レバー32
は湾曲操作ノブ9と同軸に配設されている。各処置具先
端移動操作手段は各処置具挿通用チャンネルごとに独立
して機能する。
【0022】2つの処置具先端移動操作手段は把持部2
7の上下に離れて配置される。把持部27の下側に位置
して配置される操作リング31は処置具挿通用チャンネ
ルの入り口18,19よりも下側に位置して配置されて
いる。
【0023】湾曲操作ノブ9の根元に設けられた処置具
起上用操作レバー32は図示しないリンク機構に連結さ
れ、このリンク機構は牽引ワイヤを牽引することにより
術者が操作部3を見て右側に位置する処置具挿通用チャ
ンネルの出口12に設けた処置具起上台14を回動操作
する。また、把持部27の下側に離れて配置される操作
リング31による処置具先端移動操作手段は牽引ワイヤ
を牽引することにより術者が操作部3を見て左側に位置
する処置具挿通用チャンネルの出口13に設けた処置具
起上台15を回動操作する。
【0024】また、把持部27の下側に配置される、一
方の処置具挿通用チャンネルの入り口19と、この入り
口に対応して設けた処置具先端移動操作手段としての操
作リング31の組については術者の平均的な手の平の大
きさよりも小さい範囲の領域内に配設されている。
【0025】次に、図2を参照して把持部27の下側に
配置される操作リング31による処置具先端移動操作手
段の具体的な構造について説明する。
【0026】すなわち、操作部3の把持部27と同軸に
配置された筒体41の内側には摺動リング42が嵌合さ
れ、この摺動リング42は把持部27の軸方向へ摺動自
在に取り付けられている。摺動リング42には上記牽引
ワイヤ43の基端に半田付けして取着されたワイヤ接続
口金44が後述するカムピン45の一方のものを利用し
て連結されている。ワイヤ接続口金44は摺動リング4
2の前端部分に形成される肉厚部46に形成した接続孔
47に嵌め込まれる。
【0027】摺動リング42の前端に形成される肉厚部
46には対向する2つの装着孔48が形成されている。
各装着孔48には上記カムピン45がそれぞれ差し込ま
れる。一方の装着孔48は上記接続孔47の側方に位置
してそれに連通するように形成されている。
【0028】図3で示す如く、上記接続孔47に向く、
カムピン45の内方端50は板状に形成され、これには
アーチ溝51が形成されており、アーチ溝51はワイヤ
接続口金44の外周に形成した溝状の細径部52に嵌り
込んで係合するようになっている。
【0029】筒体41にはその軸方向に沿う一対の長孔
53が対向位置して形成されている。各長孔53にはカ
ムピン45が嵌め込まれている。カムピン45は長孔5
3に案内され、長孔53の長手方向に沿って移動でき
る。
【0030】筒体41の外周にはカム穴リング55が被
嵌されている。カム穴リング55には斜めに形成された
螺旋状のカム溝56が一対、上下に対向して形成されて
いる。各カム溝56には上記対応するカムピン45の頭
部がそれぞれ嵌め込まれている。カム穴リング55の外
周には上記操作リング31が被嵌され、上記操作リング
31とカム穴リング55は一体に動くように固定されて
いる。両者には固定的に係合し合うための突部54aと
凹部54bが形成されている。
【0031】カム穴リング55のカム溝56は操作リン
グ31により閉塞され、カムピン45の抜けを規制する
ようになっている。つまり、カムピン45は装着孔4
8、長孔53およびカム溝56にわたり嵌め込まれた状
態で、それらから外れないように装着されている。
【0032】操作リング31はその両端が操作部3の外
装部材57が突き当てられ、軸方向の移動が規制され
る。つまり、操作リング31は定位置で把持部27の軸
回りにのみ回転するように取り付けられている。
【0033】操作リング31の両端部内面と筒体41の
間にはシール用Oリング48が介挿されている。操作リ
ング31はシール用Oリング48による摩擦力で適度な
摩擦力を受けながらスムーズに回転できると共に各位置
に保持できる。この場合、操作リング31が右手の薬指
と親指で回転可能であり、しかも、任意の位置で止まる
締め付け率で取り付けられてある。操作リング31の外
周面には滑り止め用の窪み59が形成されている。
【0034】摺動リング42の内側には図示しないが、
観察手段を構成する固体撮像素子の信号ケーブルや照明
手段を構成するライトガイドガラスファイバーや送気・
送水の管路用チューブや湾曲部牽引用のワイヤなどが挿
通されている。
【0035】(作用)術者は、内視鏡1の操作部3にお
ける把持部27を手で把持しながら挿入部2を胃や腸な
どの臓器の体腔内に挿入し、挿入部2を適宜進退させる
と共に操作部3の湾曲操作ノブ9を回転操作して上記挿
入部2の湾曲管部7を適宜上下左右に湾曲させることに
よって、臓器の病変部などの目的部位に挿入部2の先端
部8を近づける。
【0036】次に、把持部27の下方にある複数の処置
具挿通用チャンネルの入り口18,19から処置具挿通
用チャンネルに、例えば把持鉗子等の処置具60を挿入
する。入り口18,19にはゴム製の栓29,30が装
着されているので、処置具60を挿入していると否に拘
わらず、入り口18,19からの漏れが起きない。
【0037】そして、挿入部2の先端部8にある処置具
挿通用チャンネルの出口12,13から鉗子等の処置具
60を突き出し、先端開口部12,13にある処置具起
上台14,15を操作して処置具60の向きを規制す
る。すなわち操作部3に設けた操作レバー32または操
作リング31によって牽引ワイヤ16を牽引することに
より処置具起上台14,15を回動し、体腔内の目的部
位に処置具60の先端部を近づけ、処置具60により処
置する。
【0038】一方、その様子を観察手段21と照明手段
22で観察し、必要に応じ、記録手段を作動する記録ス
イッチ26を操作して記録し、また、送気・送水ノズル
23からの空気や水を観察手段21の窓に吹き付け、そ
の窓を洗浄・乾燥する。
【0039】図1で示す如く、湾曲操作ノブ9の根元に
設けられた処置具起上用操作レバー32は把持部27を
把持する左手の親指で操作し、把持部27の下側に位置
する処置具起上用操作リング31については右手の親指
と薬指で摘んで操作する。
【0040】把持部27の下側に位置する処置具起上用
操作リング31を回転させると、これと一緒にカム穴リ
ング55が定位置で回転し、カム穴リング55のカム溝
56に嵌め込まれたカムピン45が、筒体41の長孔5
3に沿って前後方向へ移動する。すると、カムピン45
に連結された摺動リング42も前後に移動する。する
と、ワイヤ接続口金44を介して摺動リング42に連結
された牽引ワイヤ43が前後に移動し、牽引ワイヤ43
を介して、術者が操作部3を見て左側に位置する処置具
挿通用チャンネルの出口13に設けた処置具起上台15
を牽引して起上する。処置具起上台15がその基部の軸
を中心に回転して起上することにより、処置具60のシ
ース部60aが屈曲し、処置具60の先端部60bの位
置と向きを変える。
【0041】また、処置具挿通用チャンネルの入り口1
8,19と、処置具先端移動操作手段の操作リング31
が、術者の平均的な手の平の大きさよりも小さい範囲内
に近接して配設したことにより、図4で示すように、右
手の4本指を用いて、処置具60のシース部60aを進
退させる操作と操作リング31を回転させる操作を同時
に行なうことが可能である。このため、右側に位置する
処置具60の先端部分の進退と左側に位置する処置具6
0の先端部分の起上動作を同時に行なうことができる。
加えて、同時に操作レバー32を操作すれば、右側に位
置する処置具60の上下動も可能である。つまり、2つ
の処置具60の連携動作により、処置能力が大幅に向上
する。
【0042】また、図4で示すように、右手で右側と左
側の入り口18,19に挿入した各処置具60の進退操
作を交互に行ないながら、操作レバー32を操作すれ
ば、左側に位置する処置具60の進退と上下動に加え
て、右側に位置する処置具60の進退と上下動を、中断
なくほぼ同時にすることができる。
【0043】(変形例)処置具の種類は把持鉗子に限っ
たことではなく、高周波スネア、レーザー、電気メス、
カテーテルなどでも良い。右側と左側の処置具起上台の
操作方法を逆にしても良い。処置具起上台の動きを上下
ではなく左右にしても斜めにしても良い。また、内視鏡
の観察方向は直視に限らず、側視や斜視でも良い。
【0044】[第2実施形態]図5を参照して本発明の第
2実施形態に係る内視鏡について説明する。
【0045】(構成)本実施形態では2つの処置具挿通
用チャンネルの入り口18,19を把持部27の上下に
離して一つづつ設けてある。また、操作部3の上方部位
を把持部27としてあり、この把持部27は左手の片手
で包み込んで持てるような大きさ、形状で、コンパクト
に形成されている。上側の処置具挿通用チャンネルの入
り口18に設けた栓29の高さは把持部27を把持する
左手の人差し指と中指が届く範囲に設置してある。ユニ
バーサルコード4は操作部3の中央部横から突出するよ
うに設けられている。その他は前述した第1実施形態の
ものと同様である。
【0046】(作用・効果)本実施形態のものについて
の基本的な使用方法や効果は第1実施形態と略同じであ
るが、1本の処置具60は把持部27を把持する左手の
人差し指と中指でシース60aが挟まれ、進退させられ
て先端部60bの位置が微調整されると共に、操作レバ
ー32を同じ左手の親指で回転操作し、処置具起上台4
を起上して処置具60の先端部を上下動させる。
【0047】もう1本の処置具60は図4での場合と同
様に右手の人指し指と薬指で処置具60のシース60a
を挟み、処置具60を進退すると共に同じ右手の親指で
操作リング31を回転し、片手で処置具60の進退と起
上を行なう。
【0048】以上の如く、処置具挿通用チャンネルの入
り口とこの入り口に対応して設けた処置具先端移動操作
手段との組を、術者の平均的な手の平の大きさよりも小
さい範囲内に配設したから、右手と左手で2本の処置具
60の進退と上下動の操作を同時に行なうことができ
る。
【0049】[第3実施形態]図6および図7を参照して
本発明の第3実施形態に係る内視鏡について説明する。
【0050】(構成)本実施形態では、2つの処置具挿
通用チャンネルの入り口18,19が、操作部3の上端
面に突出した一対の筒体61,62によって形成され、
入り口18,19は筒体61,62の上端に開口してい
る。筒体61,62には筒状の挿通路口金63が内装さ
れている。挿通路口金63の上端部には入り口18,1
9を封止する鉗子栓65,66を取り付けるフランジ6
4が形成されている。
【0051】挿通路口金63は筒体61,62にねじ込
み固定されると共に、挿通路口金63と筒体61,62
の間にはシール用Oリング67が介装されている。挿通
路口金63の内方端には処置具挿通用チャンネル用チュ
ーブ68が糸縛り接着により固定的に接続されている。
【0052】筒体61,62には、操作リング31によ
る処置具用処置具先端移動操作手段が設けられている。
処置具挿通用チャンネルの入り口とこの入り口に対応し
て設けた処置具先端移動操作手段の組が術者の平均的な
手の平の大きさよりも小さい範囲内に配設されている。
【0053】この場合の処置具先端移動操作手段も第1
の実施形態のものと同様にカム機構を利用して構成され
る。すなわち、筒体61,62の内側には、摺動リング
42が摺動自在に取り付けられ、摺動リング42には牽
引ワイヤが連結されている。摺動リング42には対向す
る位置に2つのカムピン45が差し込まれる。
【0054】筒体61,62にはその軸方向に沿う一対
の長孔53が形成されている。各長孔53には上記カム
ピン45が嵌め込まれている。カムピン45は長孔53
に案内されて、その長孔53の長手方向に沿って移動で
きる。筒体61,62の外周にはカム穴リング55が被
嵌されている。カム穴リング55には斜めに形成された
螺旋状のカム溝56が一対に対向して形成されている。
各カム溝56には対応するカムピン45の頭部がそれぞ
れ嵌め込まれている。カム穴リング55の外周には上記
操作リング31が被嵌され、上記操作リング31とカム
穴リング55は一体に動くように固定されている。
【0055】筒体61,62と操作リング31はその間
の両端がXリング69で水密にシールされている。
【0056】また、筒体61,62は術者から見て左右
に並べて配置され、2つの筒体61,62の高さは異な
っている。左側の筒体61に比べて右側の筒体62の方
が高い。
【0057】図6で示すように、術者から見て、左右の
筒体61,62の手前部分は斜面71として形成され、
この斜面71には別に設けられたモーターユニットのモ
ーターを操作する湾曲スイッチ72が設けられている。
【0058】本例での湾曲操作は湾曲操作ワイヤを巻き
取るプーリをモーターで駆動して湾曲操作ワイヤを牽引
し、湾曲管部7を湾曲するようになっている。この牽引
ワイヤはユニバーサルコード4内を通じて操作部3から
挿入部2にわたり挿通されている。
【0059】斜面71には湾曲スイッチ72の左右に位
置して流路スイッチ25と記録スイッチ26が設けられ
ている。
【0060】(作用)体腔内への挿入時は操作部3を左
手で保持しながら行なう。挿入部2の先端部8を病変部
位近くまで誘導する。病変部を処置する際は、ベッドサ
イドに備えられた、スコープホルダー75に操作部3を
固定し、第1実施形態の場合と同様にして処置具先端移
動操作手段を操作する。すなわち、操作リング31を回
転すると、そのカム機構により処置具起上台14,15
が回動し、挿通した処置具60のシース58aを屈曲
し、先端部58bの向きを変える。併せて、処置具60
を進退して位置を合わせる。
【0061】(効果)本実施形態では栓65,66のす
ぐ下に操作リング31が位置するので、処置具60の進
退と上下動を同時にし易い。操作部3を手で保持しない
ので、処置具60を操作する左手の自由度があり、進退
と上下の同時操作もし易い。また、入り口18,19の
高さが異なるので、左指と右指が干渉し難い。両手を用
いて、処置ができるので、2本の処置具60を連携して
用いる微細な処置に適する。シールに摺動抵抗の少ない
Xリング69を用いているので、操作リング31の回転
力量が少なくて済み操作し易い、処置具挿通用チャンネ
ルを略真っ直ぐにできるので、処置具60の挿通抵抗が
少なく、微調整しやすい。
【0062】(変形例)筒体61,62を突出させる位
置は操作部3の上面に限らなくても良く、把持部27よ
りも下方で斜めに突出させて設けても良い。処置具屈曲
操作機構は2つ重ねにして、屈曲台の代わりに、ボール
ジョイントの中央に処置具挿通用チャンネルを設け、2
本の牽引ワイヤを用いて、上下左右の2方向に処置具を
屈曲できるようにしてもよい。
【0063】本発明は上記実施形態のものに限定される
ものではない。また、上記説明によれば以下の付記に挙
げる各項およびそれらの項を任意に組み合わせたものが
得られる。
【0064】〔付記〕 1.処置具挿通用チャンネルの入り口とこの入り口に対
応して設けた処置具先端移動操作手段の組のうち、少な
くとも一組のものを、術者の平均的な手の平の大きさよ
りも小さい範囲内に配設したことを特徴とする内視鏡。
【0065】2.処置具挿通用チャンネルの入り口とこ
の入り口に対応した処置具先端移動操作手段との組のう
ち少なくとも一組のものを近接して操作部の上方部位に
配置して設けたことを特徴とする付記1に記載の内視
鏡。
【0066】3.処置具挿通用チャンネルの入り口とこ
の入り口に対応して設けた処置具先端移動操作手段とか
らなる、複数の組を、異なる高さに配置したことを特徴
とする付記1に記載の内視鏡。
【0067】4.複数の処置具先端移動操作手段を、操
作者の左右の手で操作する際に各手の指が互いに干渉し
ない位置に配置したことを特徴とする付記1の内視鏡。
【0068】5.処置具挿通用チャンネルの入り口と処
置具先端移動操作手段とからなる複数の組を、操作部の
上部に左右に並べて配置すると共に入り口の左右の位置
と、複数の処置具挿通用チャンネルを通じて導入される
処置具の内視鏡画像上の左右位置との関係を一致させた
ことを特徴とする付記1の内視鏡。
【0069】6.処置具挿通用チャンネルの入り口とこ
の入り口に対応して設けた処置具先端移動操作手段の組
の少なくとも一つの組を操作部の把持部より上方に位置
し、かつ入り口の下方に近接してその入り口に対応した
処置具先端移動操作手段を設けると共に、他の処置具挿
通用チャンネルの入り口とこの入り口に対応して設けた
処置具先端移動操作手段の組の少なくとも一つを操作部
の把持部より下方に位置し、かつ入り口の下方に近接し
てその入り口に対応した処置具先端移動操作手段を設け
たことを特徴とする付記1に記載の内視鏡。
【0070】7.複数の処置具先端移動操作手段のうち
少なくとも一つを、内部にカム機構を有する回転操作機
構としたことを特徴とする付記1に記載の内視鏡。
【0071】8.複数の処置具先端移動操作手段は、少
なくとも2種類以上の異なる機構からなることを特徴と
する付記1に記載の内視鏡。
【0072】9.複数設けられた処置具先端移動操作手
段の回転操作部の少なくとも一つは、指の当接部に複数
の窪みを設けた筒体からなることを特徴とする付記1に
記載の内視鏡。
【0073】10.複数設けられた処置具先端移動操作
手段の回転操作部の少なくとも一つは、指の当接部に複
数の突起を突出させた筒体からなることを特徴とする付
記1に記載の内視鏡。
【0074】11.複数設けられた処置具先端移動操作
手段のうち、2つを上下に重ねて配置したことを特徴と
する付記1に記載の内視鏡。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、体
腔内で、複数の処置具を同時または交互に進退と屈曲操
作をしながらそれぞれの先端を独立して動かしたり、連
動して動かしたり、同時に連携して動かすことが可能で
ある。
【0076】複数の処置具先端の位置移動が術者一人の
操作により可能であり、体腔内での微細な手術を、いわ
ば両手を用いてするような感覚で行なうことが可能とな
る。
【0077】たとえば、2つの処置具の屈曲方向を横方
向に並べれば、片方の処置具からもう片方の処置具への
針糸の受け渡しが確実に中断することなく行なうことが
できるので、隆起した部位の縫合が安全且つ確実にでき
る。片方の処置具で粘膜を引き上げながら片方の処置具
で引き上げた粘膜のふもとを切開することができる。高
周波メスなどの切開のために処置具先端のコントロール
が中断することなくがなく正確であるので、切開のし過
ぎや穿孔などの事故が起こり難い。従来よりも、短時間
の処置ができるので、術者の疲労が低減できる。処置具
先端の移動のコントロールが従来よりも簡単にでき、い
らいらしないので術者の精神的な疲労も低減できる。ま
た、従来よりも短時間での処置が可能となり、患者の負
担が低減できる。多くの術者の利き手である右手でも処
置具先端の動きの微調整ができるので精度が高く疲れな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る内視鏡全体の使用
状態での斜視図。
【図2】同じく第1実施形態に係る内視鏡の処置具先端
移動操作部の縦断面図。
【図3】同じく第1実施形態に係る内視鏡の処置具先端
移動操作部におけるカムピンとワイヤ接続口金の係合関
係部分を示す斜視図。
【図4】同じく第1実施形態に係る内視鏡の使用状態を
示す斜視図。
【図5】本発明の第2実施形態に係る内視鏡の使用状態
での操作部の斜視図。
【図6】本発明の第3実施形態に係る内視鏡の使用状態
での操作部の斜視図。
【図7】同じく第3実施形態に係る内視鏡の処置具先端
移動操作部の縦断面図。
【符号の説明】
1…内視鏡、2…挿入部、3…操作部、12,13…出
口、14,15…処置具起上台、18,19…処置具挿
通用チャンネルの入り口、27…把持部、31…操作リ
ング、32…操作レバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関根 竜太 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 DA21 4C060 FF19 GG30 KK03 KK06 4C061 AA00 BB00 CC00 DD03 FF11 FF43 HH21 HH56 JJ11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部から挿入部にかけて形成された複数
    の処置具挿通用チャンネルを有し、上記操作部には上記
    処置具挿通用チャンネルに挿通した処置具を起上する処
    置具先端移動機構を操作する処置具先端移動操作手段を
    設けた内視鏡において、 上記操作部に設けられた少なくとも一つの処置具挿通用
    チャンネルの入り口に近接して少なくとも一つの処置具
    先端移動操作手段を設けたことを特徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】上記操作部に設けられた少なくとも一つの
    処置具挿通用チャンネルの入り口よりも下方に位置して
    少なくとも一つの処置具先端移動操作手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 【請求項3】複数の処置具挿通用チャンネルを有し、処
    置具挿通用チャンネルの出口に処置具先端移動機構を設
    け、操作部に設けた各処置具挿通用チャンネルの入り口
    に近接して上記処置具先端移動機構を操作する処置具先
    端移動操作手段を設けると共に、処置具挿通用チャンネ
    ルごとに、上記処置具先端移動機構と処置具先端移動操
    作手段を連動させる手段を別々に独立して設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
JP35600099A 1999-12-15 1999-12-15 内視鏡 Expired - Fee Related JP4514864B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35600099A JP4514864B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35600099A JP4514864B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001170006A true JP2001170006A (ja) 2001-06-26
JP4514864B2 JP4514864B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=18446822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35600099A Expired - Fee Related JP4514864B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4514864B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003079564A (ja) * 2001-09-12 2003-03-18 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
US7491166B2 (en) 2003-05-27 2009-02-17 Olympus Corporation Endoscope
JP2011200585A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
WO2014132672A1 (ja) * 2013-02-27 2014-09-04 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡処置具の進退補助具
WO2017094340A1 (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 オリンパス株式会社 内視鏡
WO2022028767A1 (en) * 2020-08-05 2022-02-10 Creo Medical Limited Catheter and catheter kit including such catheter

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926676B1 (ja) * 1969-04-16 1974-07-11
JPS5142707Y2 (ja) * 1972-02-17 1976-10-16
JPS5832738A (ja) * 1981-08-19 1983-02-25 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
JPS5840101U (ja) * 1981-09-07 1983-03-16 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡の処理具起上装置
JPS59149121A (ja) * 1983-02-17 1984-08-27 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用ガイド管
JPS61124604U (ja) * 1985-01-25 1986-08-05
JPH02130602U (ja) * 1989-03-30 1990-10-29
JPH06254037A (ja) * 1993-03-04 1994-09-13 Olympus Optical Co Ltd チャンネル付内視鏡カバー
JPH0759730A (ja) * 1993-08-25 1995-03-07 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡カバー方式の内視鏡
JPH09234182A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JPH09238898A (ja) * 1996-03-12 1997-09-16 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JPH10295630A (ja) * 1997-04-25 1998-11-10 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JP2003210399A (ja) * 2002-01-23 2003-07-29 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926676B1 (ja) * 1969-04-16 1974-07-11
JPS5142707Y2 (ja) * 1972-02-17 1976-10-16
JPS5832738A (ja) * 1981-08-19 1983-02-25 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
JPS5840101U (ja) * 1981-09-07 1983-03-16 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡の処理具起上装置
JPS59149121A (ja) * 1983-02-17 1984-08-27 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用ガイド管
JPS61124604U (ja) * 1985-01-25 1986-08-05
JPH02130602U (ja) * 1989-03-30 1990-10-29
JPH06254037A (ja) * 1993-03-04 1994-09-13 Olympus Optical Co Ltd チャンネル付内視鏡カバー
JPH0759730A (ja) * 1993-08-25 1995-03-07 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡カバー方式の内視鏡
JPH09234182A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JPH09238898A (ja) * 1996-03-12 1997-09-16 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JPH10295630A (ja) * 1997-04-25 1998-11-10 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JP2003210399A (ja) * 2002-01-23 2003-07-29 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003079564A (ja) * 2001-09-12 2003-03-18 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JP4499965B2 (ja) * 2001-09-12 2010-07-14 オリンパス株式会社 内視鏡装置
US7491166B2 (en) 2003-05-27 2009-02-17 Olympus Corporation Endoscope
JP2011200585A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
WO2014132672A1 (ja) * 2013-02-27 2014-09-04 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡処置具の進退補助具
JP5687809B2 (ja) * 2013-02-27 2015-03-25 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡処置具の進退補助具
CN104717915A (zh) * 2013-02-27 2015-06-17 奥林巴斯医疗株式会社 内窥镜处置器具的进退辅助器具
US9486124B2 (en) 2013-02-27 2016-11-08 Olympus Corporation Advance and retreat assist tool for endoscopic treatment instrument
WO2017094340A1 (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 オリンパス株式会社 内視鏡
WO2022028767A1 (en) * 2020-08-05 2022-02-10 Creo Medical Limited Catheter and catheter kit including such catheter

Also Published As

Publication number Publication date
JP4514864B2 (ja) 2010-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5265205B2 (ja) 医療装置
JP4657718B2 (ja) 内視鏡の外部にある内視鏡付属品制御システム
US6458074B1 (en) Endoscope
JP5400410B2 (ja) 処置用内視鏡
US8444547B2 (en) Medical treatment endoscope
JP5009251B2 (ja) 関節内視鏡器具
EP1013228B1 (en) Electrode device for microwave operation
US6824509B2 (en) Endoscope
JP2002224016A (ja) 内視鏡
IL135371A (en) Resectoscope
EP3664682B1 (en) Adaptor for an endoscope
JP2000037348A (ja) 処置用内視鏡
EP2386255B1 (en) Endoscope treatment instrument
US20090137872A1 (en) Method and Apparatus for Controlling Endoscopic Instruments
JP6346941B2 (ja) 内視鏡用外科手術装置及び外套管
JP2001170006A (ja) 内視鏡
JP2024044984A (ja) 電気メス
CN116636921A (zh) 处置器具
JP4276832B2 (ja) 内視鏡装置
JP2022540883A (ja) 内視鏡ツール安定化、及び関連の使用方法
JP3938719B2 (ja) 内視鏡
JP3749220B2 (ja) 内視鏡装置
KR20240036408A (ko) 내시경 장치
KR102476766B1 (ko) 의료용 스네어장치
CN210582627U (zh) 内窥镜用处理器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100512

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees