JP2001169950A - 浴槽背もたれマット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽内で背中及び頭部を柔らかく支持すると
共に、冷たい浴槽部分に体が直接触れない手段を提供す
る。 【解決手段】 背もたれ部１および頭部支持部２からな
る柔軟性を有する発泡樹脂製のマットと、マットに固定
され浴槽に取り付けるための吸盤３、４からなる背もた
れ浴槽マット。吸盤４の代わりに、あるいはこれに加え
て背もたれ部１の下端に重りを取り付けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内で用いるマ
ットに関する。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】従来、浴槽内では足を
投げ出して座る姿勢が多いのにも拘わらず、体を柔らか
く支持するものはなく、硬い浴槽の内壁に背中をもたれ
かけざるを得ない。また、湯面より上側では浴槽に体が
触れると冷たく感じる、頭部を支持するようにはなって
いないなどの課題があった。

【０００３】

【課題を解決するための手段】本発明は、背もたれ部お
よび頭部支持部からなる柔軟性を有する発泡樹脂製のマ
ットと、マットに固定した複数の吸盤からなる背もたれ
浴槽マットにより前記課題を解決するものである。

【０００４】又、上記の構造で背もたれ部の下端に重り
を取付けた構造とすることもできる。

【０００５】

【発明の実施の形態】背もたれ部が浴槽の内側壁面に、
上部に頭部支持部が来るように吸盤により浴槽に吸着固
定させて用いる。通常、浴槽の湯面より下にある背もた
れ部の下端は、吸盤あるいは重りの重量により固定す
る。

【０００６】

【実施例】実施例について図１を用いて説明する。柔軟
性を有する発泡樹脂製の背もたれ部１と、これと一体に
つながった頭部支持部２と、これらを浴槽に固定するた
めの複数の吸盤３、４とからなる。図４に示すように吸
盤３は頭部支持部２を浴槽に固定する。吸盤４は背もた
れ部１を浴槽１０に固定するもので、浴槽１０に湯１１
がある場合、背もたれ部１が浮き上がるのを防ぐ役目も
している。

【０００７】第３図に示す実施例では、背もたれ部１が
浴槽内で浮き上がるのを防ぐ手段として吸盤４の代わ
り、あるいは吸盤４に加えて背もたれ部１の下端に重り
５を取り付けたものである。

【０００８】

【発明の効果】本発明を用いることにより、浴槽内にお
いて背中および頭部を柔らかく支持することができる。
また、体が浴槽に直接触れないので冷たく感じることが
ない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の請求項１の一実施例を示す斜視図であ
る。

【図２】本発明の請求項１の一実施例を示す側断面図で
ある。

【図３】本発明の請求項２の一実施例を示す側断面図で
ある。

【図４】本発明の使用状態の一実施例を示す断面図であ
る。

【符号の説明】

１ 背もたれ部 ２ 頭部支持部 ３ 吸盤 ４ 吸盤 ５ 重り １０ 浴槽 １１ 湯 １２ 人

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】背もたれ部（１）および頭部支持部（２）
   からなる柔軟性を有する発泡樹脂製のマットと、マット
   に固定した複数の吸盤（３）、（４）からなる浴槽背も
   たれマット。
2. 【請求項２】背もたれ部（１）の下端に重り（５）を取
   付けた請求項１の浴槽背もたれマット。