JP2001169058A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2001169058A
JP2001169058A JP35284399A JP35284399A JP2001169058A JP 2001169058 A JP2001169058 A JP 2001169058A JP 35284399 A JP35284399 A JP 35284399A JP 35284399 A JP35284399 A JP 35284399A JP 2001169058 A JP2001169058 A JP 2001169058A
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JP35284399A
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Akira Kabamoto
晃 椛本
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置の小型化を図り、特にスキャナ
を備えた情報処理装置において、その原稿送り機構を簡
略化した。 【解決手段】 本体11の上面部に、回転軸部15を有
し、該回転軸部15を支点として開閉可能な表示部13
を設け、該表示部13後方の本体11に、プリンタ機構
65と、該プリンタ機構65にリボンカセット16を着
脱するための開閉可能なキャノピー5とを設けて、この
キャノピー5上に原稿P1の画像情報を読取るスキャナ
20を着脱する被着脱部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッサ
及びパーソナルコンピュータなどの情報処理装置に関
し、特に、スキャナ等の画像読取装置を備えたワードプ
ロセッサ及びパーソナルコンピュータなどの情報処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータなどの情報処理装置への文字情報や画像情報
の入力には、キーボード操作によるキー入力やスキャナ
等の画像読取装置による光学的読取り等が利用されてい
る。近年の情報処理装置は、文書を印刷するためのプリ
ンタに原稿などに記録された画像情報を入力する上記画
像読取装置を装備しているものが知られている。画像読
取装置は、プリンタの近傍に配置されて、セットされた
原稿を原稿送り機構によって自動的に搬送させて、その
原稿を光学的に走査して画像を読取るもので、その結果
をそのままプリンタで印刷したり、文書情報の一部とし
て取込んで使用したりする。また、厚みの有る書物や、
新聞などの大きなサイズの画像を読取る際には、画像読
取装置を情報処理装置から取外しして、ハンディ・スキ
ャナとして、画像読取装置を例えば書物の必要な箇所を
手で前方へ走査してその画像を読取ることができる。
【0003】このように画像読取装置を備えた情報処理
装置の一種として、図5及び図6に示すように、従来の
情報処理装置100は、本体111と、この本体の上面
部に設けられたキーボード112と、本体111の上面
部に対して、図5の両矢印Aに示すように開閉可能な表
示部113と、この表示部113の後方側の本体111
に着脱可能に配置されたスキャナ120と、本体111
に装着したスキャナ120と対向配置された原稿送り機
構121と、さらにこの原稿送り機構121の後方に配
置されたプリンタ機構125とから主に構成されてい
る。
【0004】原稿送り機構121は、その基部121a
を本体111の上面部に一体化して取付けられている。
基部121a内には、回転可能なシャフト134が設け
られていて、シャフト134にゴム製のローラ135が
嵌入して取付けられている。それぞれのローラ135は
基部121aの上面部の後方側に貫通形成された矩形孔
124から突出している。シャフト134は、その両端
を図示しない側板部に軸支され、基部121aの側板部
に取付けた図示しないモータの駆動力によって、複数の
ギヤを介して回転するようになっている。
【0005】基部121aの上面部の前方側には、原稿
の有無を検出するための揺動可能な検出レバー(図示せ
ず)が設けられていて、この検出レバーの一端を横切る
ことによって光を遮断、または非遮断するフォト・イン
タラプタが基部121a内に設けられている。また、検
出レバーの回動部分には、図示しない捩りコイルばねに
よって、検出レバーの一部が基部121aの上面部の孔
部から常に突出するように弾性付勢されている。そし
て、検出レバーはフォト・インタラプタの光を遮断する
位置に通常配置されている。
【0006】また、基部121aの上面部には、スキャ
ナ120の挿着または離脱を検出する図示しない着脱検
出スイッチが設けられている。
【0007】上記スキャナ120は、略直方体をした本
体120a(図5参照)内に、原稿の画像情報を読取る
ための光源などの原稿読取手段(図示せず)と、原稿の
表面に沿って回転するローラと、装着したローラを軸支
するシャフトと、シャフトの回転にともなって回転する
ギヤ部を備えたエンコーダとを設けている。そして、上
記スキャナ120は、本体111にセットされた原稿P
1上をこの原稿の搬送方向に移動して、スキャナ120
の原稿読取手段により、光学的に走査して画像を読取る
機能を有している。スキャナ120から出力した画像情
報はそのままプリンタにより印刷したり、文書情報の一
部に例えば挿入図などとして取込んで使用されるように
なっている。
【0008】次に、プリンタ機構125は、搬送モータ
126と、この搬送モータ126の駆動力により、噛合
って回転駆動する複数のギヤからなるギヤ群127と、
記録紙P2を複数枚載せた給紙装置130から1枚ずつ
給紙する給紙ローラと、記録紙P2を搬送する紙送りロ
ーラと、印刷記録された記録紙P2を排出する排出ロー
ラなどから構成されている。
【0009】本体11の両側板部には図示しないプラテ
ンが橋架され、このプラテンに対向して、プラテンと接
離可能な印字ヘッドを有するキャリッジ170が往復移
動(図6の紙面に直交する方向)自在に設けられてい
る。プリンタ機構125の後方側には、開閉可能な開閉
蓋111bが軸支され、通常、本体111と一体(閉じ
た状態)になっていて、原稿の画像情報の読取り、記録
紙P2への印刷記録の際には、本体111に対して開い
た状態になる。
【0010】次に、この従来の情報処理装置100にお
いて、原稿の画像情報を読取るには、次の動作にて行わ
れる。先ず、手で開閉蓋111bを本体111に対して
開いた状態にしてから、図6の矢印Xに示す原稿挿入口
へ表示部113の下端前方から原稿を挿入すると、図示
しない検出レバーが押されて、この検出レバーの動きに
よりフォト・インタラプタの光が遮断から非遮断となっ
て、原稿が挿入されたことを検出する。
【0011】次に、原稿が挿入されたことを検出したこ
とにより、光源を点灯させて、原稿に光源の光を入射さ
せ、その反射光を他の画像読取り手段を介して入射させ
る。このとき、原稿の進行方向の先端は、ローラ135
とこのローラ135と圧接するスキャナ120内の圧接
ローラ(図示せず)との間に挟持された状態で、図示し
ないモータの駆動力により、原稿が装置100の後方へ
排出される。また、原稿読取手段から本体111内に入
射した画像信号は、ホストシステム等で所定の画像処理
が行われ、必要に応じてその原稿の画像を表示部113
に表示する。
【0012】次に、この従来の情報処理装置100にお
いて、記録紙P2に印刷記録するには、次の動作にて行
われる。先ず、手で開閉蓋111bを本体111に対し
て開いた状態にする。次に、図6に示す矢印Yの用紙挿
入口から供給される記録紙(図示せず)は、搬送モータ
126の駆動力によって回転するギヤ群127を介し
て、複数の給紙ローラ等を回転させて、プラテンと印字
ヘッド間に搬送される。プラテンに印字ヘッドを押圧す
ることにより、適時印刷記録信号に基づいて記録紙にイ
ンクを転写する。転写した後、排出ローラによって、印
刷記録された記録紙は、外部に搬送される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スキャナ1
20を備えた情報処理装置100は、表示部113後方
の本体111にスキャナ120、及びそのスキャナ12
0に対向配置された原稿送り機構121、さらにスキャ
ナ120の後方にプリンタ機構125が設けられてい
て、スペースに余裕が無く装置全体の小型化を妨げてい
た。
【0014】また、スキャナ120を本体111に装着
して画像読取りする際に、原稿をスキャナ120に搬送
するための駆動源(モータ等)を原稿送り機構121に
設ける必要があり、その分のスペースを確保しなければ
ならなかった。
【0015】本発明の目的は、情報処理装置の小型化を
図り、特にスキャナを備えた情報処理装置において、そ
の原稿送り機構を簡素化した情報処理装置を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、本体の上面部に開閉可能に軸
支された表示部を設け、該表示部後方の本体内にプリン
タ機構を設け、このプリンタ機構のキャリッジにカセッ
トを着脱するための開閉可能な蓋体を本体に設け、該蓋
体に原稿の画像を読取る画像読取装置を着脱する被着脱
部を設けて、この被着脱部に画像読取装置が装着された
ことにある。
【0017】また、第2の解決手段として、蓋体は、プ
リンタ機構によって印刷記録された記録紙をガイドする
用紙押え部材を有するものである。
【0018】また、第3の解決手段として、蓋体には、
蓋体の下面部に配設された回転可能なシャフトと、この
シャフトに嵌着され、蓋体に形成された切欠孔部から一
部が出没するローラと、このローラを弾接するようにシ
ャフトを軸支する板ばねとが設けられたことにある。
【0019】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示すように、本発
明の一実施形態である情報処理装置10は、箱型をした
本体11の上面部11aに、この上面部11aに対して
開状態または閉状態となる表示部(ディスプレイ)13
が、表示部13の下端隅部に突設した一対の回転軸部1
5を介して設けられている。また、本体11の背面部に
は、排出された原稿P1、または印刷記録後の記録紙P
2を支持する開閉可能な樹脂製の開閉蓋11bが設けら
れている。表示部13は、例えば液晶表示装置(LC
D)の表示パネルからなり、本体11に対して回転軸部
15、すなわちヒンジ部15a,15bを用いて軸支さ
れ、図1の両矢印A方向に開閉(折り畳み)可能に取付
けられている。
【0020】表示部13後方側の本体11には、原稿P
1の画像情報を読取る画像読取装置としてのスキャナ2
0が着脱可能に配置されている。スキャナ20は、図2
に示すように、略直方体をした本体20aと、本体20
aの下面部20iの後方に形成された矩形状をした孔部
20kと、本体20aの下面部20iの前方に形成され
た、本体20aの長さほどある細長い透明な板材をした
読取ガラス53が取付けられている。本体20aの側板
部間には金属製のシャフト56が回転可能に軸支されて
いて、複数のローラ55がシャフト56に嵌着されてい
るとともに、本体20aの孔部20kから外部に一部露
出している。
【0021】次に、シャフト56には、第1ギヤ57が
回転可能に取付けられ、この第1ギヤ57には回転可能
な第2ギヤ58が噛合っている。そして、第2ギヤ58
には、回転可能な第3ギヤ59が噛合っている。第3ギ
ヤ59には回転検出手段としてのエンコーダ60が噛合
うように本体20a内に取付けられている。上記エンコ
ーダ60は、複数のスリット60aが回転軸60cの周
囲に均一に形成された回転円盤60bと、回転円盤60
bの面に対して一定の隙間を設けて配置され、回転軸6
0cを中心にしたスリット60aの動きによって光を遮
断、または非遮断するフォト・センサ60dとから主に
構成されている。さらに、本体20a内には、光源や、
画像読取素子、ミラー、レンズ等の光学部品等からなる
原稿読取手段が設けられている。
【0022】次に、プリンタ機構について、図2及び図
3に基づいて以下に説明する。プリンタ機構65には、
図2に示すように、本体11内に長手方向に沿って延在
する平板状のプラテン12が配設されていて、本体11
の両側板の間には、プラテン12の前方に位置しプラテ
ン12と平行に延在するキャリッジシャフト13が支持
されている。このキャリッジシャフト13には、キャリ
ッジ14がこのキャリッジシャフト13に沿って往復動
自在に取付けられていて、このキャリッジ14の端部に
は、プラテン12に対向する位置に印字ヘッド15が接
離動作自在に取付けられている。キャリッジ14の下面
部には図示しない印字ヘッド駆動用モータが配設されて
いる。また、キャリッジ14の上面部には、インクリボ
ン(図示せず)を印字ヘッド15とプラテン12との間
にガイドするリボンカセット16(図4参照)が着脱自
在に装着されるようになっている。さらに、キャリッジ
14の上面部には、リボンカセット16のインクリボン
を巻取るための巻取りボビン17及びインクリボンを搬
送する送出しボビン18がそれぞれ配設されている。
【0023】図3に示すように、情報処理装置10は、
本体11内の後方側に給紙装置(シートフィーダ)30
が配置されていて、この給紙装置30には印刷用紙等の
記録紙P2が収納されるようになっている。給紙装置3
0の下方端には記録紙P2を供給する複数の給紙ローラ
23が回転可能に設けられている。プラテン12の後方
下部で、本体11の左右の側板部には、ローラシャフト
24が架設されていて、このローラシャフト24には給
紙ローラ23により供給される記録紙P2を所定速度で
プラテン12上に搬送する搬送ローラ(図示せず)がロ
ーラシャフト24と一体に回転するように配設されてい
る。この搬送ローラの下方には、この搬送ローラに圧接
される複数の樹脂製の圧接ローラ26が回転自在に配設
されている。さらに、プラテン12の上方には、記録後
の記録紙P2をガイドする複数の排紙ローラ27が配設
されている。これら各ローラ23、26、27は記録紙
P2を搬送するための紙送り機構部として機能するよう
になっている。
【0024】この紙送り機構部を動かすための駆動力の
伝達方法について説明する。図2に示すように、ローラ
シャフト24の一端部には2段ギヤ部60が嵌着されて
いる。また、2段ギヤ部60の近傍には回転軸66aを
備えたステッピングモータ等の搬送モータ66が設けら
れている。そして、2段ギヤ部60は、本体11に軸支
された上記ローラシャフト24に取付けられた状態で、
互いに噛合うように配置されたギヤ61、62からなる
ギヤ群63を介して搬送モータ66と連結して、搬送モ
ータ66の駆動力が伝達するようになっている。また、
2段ギヤ部60には連結ギヤ64が噛合うように配設さ
れていて、排出ローラ27を軸支するシャフト32の一
端に嵌着された小ギヤ33を回転駆動するようになって
いる。さらに、上記ギヤ群63には、本体11の側板部
に軸支された第4、第5、第6、第7のギヤ67、6
8、69、70を噛合わせて連結し、第7のギヤ70が
後述するローラ35を回転駆動するようになっている。
【0025】キャリッジ14の上方には、図2、図3及
び図4に示すように、所定の間隔を隔てて本体11に対
して開閉自在(図4の矢印B)に支持された略板状のキ
ャノピー5が配設されている。上記キャノピー5は、本
体11の上面部に切欠き形成された切欠き部11c内に
配置された略コの字状をした固定キャノピー5aと、固
定キャノピー5aの先端側のコ字部分に開閉自在に軸支
された可動キャノピー5bとから構成されている。この
キャノピー5は、キャリッジ14と対向するように配置
されて、その固定キャノピー5aはキャリッジ14の移
動領域とほぼ同じ長さになっている。
【0026】固定キャノピー5aは、主に本体11内の
キャリッジ14にリボンカセット16を挿入または離脱
させるときの窓口として機能し、本体11に取付けて開
閉可能な蓋体となっている。さらに、固定キャノピー5
aは、その上面部にスキャナ20を装着するための図示
しない被着脱部を設けている。固定キャノピー5aに
は、その下面部に回転可能なシャフト34を配置し、こ
のシャフト34に嵌着し、一部がその上面部に切欠き形
成した切欠き孔部(図示せず)から出没する複数のロー
ラ35と、このローラ35を弾性付勢する板ばね36と
を設けている。可動キャノピー5bは、固定キャノピー
5aに軸支され、且つ本体11に対して閉じた状態にあ
るときには排出ローラ27に弾接して、紙送り機構Sの
出口側に排出された記録紙P2の用紙押えするための用
紙押え部材として機能を有するものである。
【0027】次に、スキャナ20をキャノピー5上に設
けられた被着脱部に装着して、原稿P1の画像情報を自
動で読取る画像読取動作を説明する。先ず、図2に示す
ように、原稿挿入口から原稿P1を挿入すると、矢印A
1のように、本体11の上面部とスキャナ20の下面部
20i間に原稿P1が進入する。原稿P1の先端によっ
て図示しない検出レバーが押されて回動し、検出レバー
の一端で遮断されていた本体11内のフォト・インタラ
プタの光が非遮断化して、原稿P1が挿入されたことを
検出する。
【0028】次に、原稿P1が挿入されたことを検出し
たことにより、スキャナ20の原稿読取手段の1つであ
る光源を点灯させて、原稿P1にその光源の光を入射さ
せ、その反射光を図示しないミラー、レンズなどの光学
部品を通じて、フォト・センサ60dに入射させる。こ
のとき、原稿P1の進行方向の先端は、ローラ35とロ
ーラ55との間で挟持された状態で、搬送モータ66の
駆動力によりそれぞれ回転する第4、第5、第6、第7
のギヤ67、68、69、70を介して回転するローラ
35、及びローラ35に圧接されながら、所定の速度
で、原稿P1が装置10の後方(図2の矢印A2方向)
へ排出される。その後、可動キャノピー5bの上面部を
摺動しながら、装置10の後方へ排出される。なお、ロ
ーラ55の回転に連動して、第1ギヤ57、第2ギヤ5
8、第3ギヤ59を介して、エンコーダ60の回転円盤
60bが回転して、そのスリット60aがフォト・セン
サ60dの光を横切る。それによりパルスが発生し、そ
のパルスを電気信号として装置10内へ入力し、ホスト
システムでの画像処理の制御に利用される。上記センサ
60dで読取られた原稿P1の画像情報は、同じくホス
トシステム等で所定の画像処理が行われ、必要に応じて
その原稿P1の画像を表示部13に表示する。
【0029】次に、情報処理装置10において、記録紙
P2に印刷記録を行う動作を説明する。先ず、給紙装置
30に記録紙P2をセット(図3の矢印C)し、図示し
ないホストシステムにより搬送モータ66を駆動して給
紙ローラ23を回転駆動する。それにより、図2に示す
給紙装置30の矢印C1から記録紙P2が1枚挿入さ
れ、図示しない搬送ローラと圧接ローラ26との間に供
給される(図2の矢印C2)。その後、記録紙P2の記
録開始位置が決定され、この記録紙P2を印字ヘッド1
5とプラテン12との間に搬送する(図4参照)。
【0030】その後、印字ヘッド15をプラテン12に
圧接した状態で、キャリッジ14を往復移動させるため
の駆動源であるキャリッジ駆動モータ19(図2参照)
を駆動してキャリッジ14を記録紙P2の搬送方向と直
交する方向へ移動させるとともに、巻取りボビン17を
回転駆動してインクリボンを巻取りながら、所定のイン
クによる記録情報に応じて印字ヘッド15の発熱素子を
選択的に発熱させることにより、記録紙P2に対して所
望の記録を行う。
【0031】そして、1行分の記録が終了すると、印字
ヘッド15が記録紙P2から離間するとともに、キャリ
ッジ14を記録開始位置まで戻し、続いて、紙送り機構
Sの駆動源である搬送モータ66を駆動させて、記録紙
P2をこの走査方向と直交する方向に1改行分搬送す
る。このようにして、1行ずつの記録と改行の動作を繰
返して、所定の記録が行われる。
【0032】そして、搬送された記録印刷後の記録紙P
2は、その記録紙P2の先端が可動キャノピー5bの先
端と排紙ローラ27間に挿入され、可動キャノピー5b
に弾接されながら、排紙ローラ27によって図2の矢印
C3の方向へ排出される。
【0033】このような動作により、キャノピー5の可
動キャノピー5bは、通常印刷記録された記録紙P2を
排出する際に、弾接する排出ローラ27との間に介在す
る印刷記録後の記録紙Pの用紙押えとして機能するキャ
ノピー5の固定キャノピー5aは、原稿P1の画像情報
を読取る際に、その固定キャノピー5a上の被着脱部に
スキャナ20を載置して、スキャナ20により自動搬送
させた原稿P1の画像情報を読取ることができる。
【0034】また、固定キャノピー5aには、板ばね3
6によって、回転する複数のローラ34を弾性的に支持
するので、挿入された原稿P1に厚み、サイズが多少ば
らついていたとしてもスムーズに搬送することができる
とともに、スキャナ20に駆動源としてのモータを搭載
する必要がなく、スキャナ20を簡単な構成にすること
ができ、よって小型化を図ることができる。
【0035】また、プリンタ機構65の搬送モータ66
を用いて、そのモータ66の駆動源を複数のギヤを介し
て、原稿P1の画像読取りのローラ35に伝達させるこ
とにより、原稿P1を搬送するため従来必要とした用紙
送り機構用のモータを新たに必要とせず、その分のスペ
ースが不要なので、情報処理装置10全体の小型化を図
ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の情報
処理装置は、本体の上面部に開閉可能に軸支された表示
部を設け、該表示部の後方の本体内にプリンタ機構を設
け、該プリンタ機構のキャリッジにカセットを着脱する
ための開閉可能な蓋体を本体に設け、該蓋体に原稿の画
像を読取る画像読取装置を着脱する被着脱部を設けて、
該被着脱部に画像読取装置が装着されたことにより、単
にカセットを挿入または離脱するだけの蓋体ではなく、
この蓋体に画像読取装置を搭載して、装置全体のスペー
スを有効に利用できるので簡単な構成で装置全体の小型
化を図ることができる。
【0037】また、蓋体は、プリンタ機構によって印刷
記録された記録紙をガイドする用紙押さえ部材を有する
ことにより、画像読取装置を載置するための載置部とし
ての機能の他にプリンタ機構で印刷記録された後の記録
紙を外部に排出する際にその記録紙をガイドする用紙押
さえとしての機能をも持たせることができる。
【0038】また、蓋体には、蓋体の下面部に配設され
た回転可能なシャフトと、このシャフトに嵌着され、蓋
体に形成された切欠き孔部から一部が出没するローラ
と、該ローラを弾接するようにシャフトを軸支する板ば
ねとが設けられたことにより、シャフトとともに回転す
るローラをこの板ばねによって弾性的に支持するので、
挿入された原稿の厚みやサイズにバラツキがあったとし
てもその変動を板ばねの弾接で吸収して、スムーズにそ
の原稿を搬送させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置の縦断
面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る情報処理装置におい
て、画像読取装置を装着した状態の要部拡大断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態に係る情報処理装置の平面
図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る情報処理装置におい
て、リボンカセットをキャリッジに挿着し、原稿を光学
的に走査する動作を説明するための概略要部断面図であ
る。
【図5】一般に知られている情報処理装置の概略外観構
成図である。
【図6】従来の情報処理装置の縦断面図である。
【符号の説明】
5 キャノピー(蓋体) 5a 固定キャノピー 5b 可動キャノピー 11 本体 13 表示部 20 スキャナ(画像読取装置) 34 シャフト 35 ローラ 36 板ばね 65 プリンタ機構 P1 原稿 P2 記録紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の上面部に開閉可能に軸支された表
    示部を設け、該表示部の後方の前記本体内にプリンタ機
    構を設け、該プリンタ機構のキャリッジにカセットを着
    脱するための開閉可能な蓋体を前記本体に設け、該蓋体
    に原稿の画像を読取る画像読取装置を着脱する被着脱部
    を設けて、該被着脱部に前記画像読取装置が装着された
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋体は、前記プリンタ機構によって
    印刷記録された記録紙をガイドする用紙押さえ部材を有
    することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記蓋体には、該蓋体の下面部に配設さ
    れた回転可能なシャフトと、このシャフトに嵌着され、
    該蓋体に形成された切欠き孔部から一部が出没するロー
    ラと、該ローラを弾接するように前記シャフトを軸支す
    る板ばねとが設けられてなることを特徴とする請求項1
    または2のいずれかに記載の情報処理装置。
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