JP2001166869A - 入力制御装置 - Google Patents

入力制御装置

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JP2001166869A
JP2001166869A JP35298199A JP35298199A JP2001166869A JP 2001166869 A JP2001166869 A JP 2001166869A JP 35298199 A JP35298199 A JP 35298199A JP 35298199 A JP35298199 A JP 35298199A JP 2001166869 A JP2001166869 A JP 2001166869A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易な操作で、かつ誤動作に繋がることな
く、少数のスイッチで多くの機能を実現する。 【解決手段】 マイクロプロセッサ1は、OR回路3か
ら割り込み信号が入力される度に、スイッチS1〜Sn
のオン/オフ状態を、スイッチ状態記憶バッファ6に記
憶し、スイッチS1〜Snが離されると、タイマ5をス
タートさせる。タイマ5は、所定の時間Tw後にマイク
ロプロセッサ1に対してタイマ割り込みを発生する。マ
イクロプロセッサ1は、タイマ割り込みが入力される
と、その時点におけるスイッチ状態記憶バッファ6の内
容であるスイッチS1〜Snのオン/オフ状態に従っ
て、対応するデバイス4を起動する。これによれば、ス
イッチS1〜Snの単独操作、所定の方向への時系列な
連続操作、連続操作回数、あるいは連続操作方向に応じ
て、実行すべき機能を選択することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のスイッチの
オン/オフ状態に基づいて、実行すべき動作を判別する
入力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電子機器の小型化は、目覚し
いものがあり、また、多機能化も進んでいる。機器の機
能選択をするためには、スイッチを備えているのが通常
であるが、操作性を考慮すると、スイッチは、あるサイ
ズ以下には小さくできない。また、多機能化により、ス
イッチは増加傾向にあるが、上記理由により、機器に備
えることが可能なスイッチ数には限界がある。そこで、
通常、機器を操作するスイッチにおいては、1つのスイ
ッチに複数の機能を割り当てておき、所定のスイッチ操
作で、割り当てられている機能を切り替えることによ
り、1つのスイッチで異なる機能を実行するようになっ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術において、上述したように複数の機能を1つのスイッ
チに割り当てておき、適宜、これを切り替える操作方法
では、操作者を混乱させるとともに、誤動作を誘うとい
う問題があった。
【0004】そこで本発明は、新たな入力形態を実現す
ることができるとともに、容易な操作で、かつ誤動作に
繋がることなく、スイッチの数以上の機能を実行するこ
とができる入力制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による入力制御装置は、複数のスイッ
チのオン/オフ状態に基づいて、実行すべき動作を判別
する入力制御装置において、前記複数のスイッチのオン
/オフ状態を割り込みにより検知する状態検知手段と、
前記状態検知手段により前記複数のスイッチのうち、い
ずれかがオン状態になる度に、その時点における前記複
数のスイッチのオン/オフ状態を記憶する状態記憶手段
と、前記状態検知手段により前記複数のスイッチのう
ち、いずれかがオン状態からオフ状態に移行したことが
検知されると、オフ状態継続時間の計時を開始し、オフ
状態が所定の時間継続すると、タイマ割り込みを発生す
る計時手段と、前記計時手段によりタイマ割り込みが発
生されると、前記状態記憶手段に記憶されているオン/
オフ状態に基づいて、実行すべき動作を判別する動作判
別手段とを具備することを特徴とする。
【0006】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、請求項1記載の入力制御装置におい
て、前記動作判別手段は、前記状態記憶手段に記憶され
ているオン/オフ状態を参照し、オン状態であるスイッ
チに予め対応付けられている動作を、実行すべき動作と
判別するようにしてもよい。
【0007】また、好ましい態様として、例えば請求項
3記載のように、請求項1記載の入力制御装置におい
て、前記複数のスイッチは、少なくとも1列に並ぶスイ
ッチ列であり、前記動作判別手段は、前記状態記憶手段
に記憶されているオン/オフ状態を参照し、前記スイッ
チ列の両端に配置されたスイッチのどちらかがオン状態
であるとき、他のスイッチもオン状態であると、前記ス
イッチ列が時系列で連続的に操作されたと判断し、該操
作に予め対応付けられている動作を、実行すべき動作と
判別するようにしてもよい。
【0008】また、好ましい態様として、例えば請求項
4記載のように、請求項1記載の入力制御装置におい
て、前記動作判別手段は、前記スイッチ列が時系列で連
続的に操作されたと判断したとき、前記計時手段により
タイマ割り込みが発生された時点でオン状態となったス
イッチの位置に基づいて、前記スイッチ列の操作方向を
判別し、該操作方向に予め対応付けられている動作を、
実行すべき動作と判別するようにしてもよい。
【0009】また、好ましい態様として、例えば請求項
5記載のように、請求項1記載の入力制御装置におい
て、時系列で連続的に操作された回数を保持する計数手
段を具備し、前記動作判別手段は、前記計数手段に保持
されている回数に基づいて、実行すべき動作を判別する
ようにしてもよい。
【0010】また、好ましい態様として、例えば請求項
6記載のように、請求項1記載の入力制御装置におい
て、前記計数手段は、前記スイッチ列の操作方向毎に、
時系列で連続的に操作された回数を保持し、前記動作判
別手段は、前記計数手段に保持されている操作方向毎の
回数に基づいて、実行すべき動作を判別するようにして
もよい。
【0011】この発明では、状態検知手段により、複数
のスイッチのオン/オフ状態を割り込みにより検知し、
いずれかのスイッチがオン状態になる度に、その時点に
おける複数のスイッチのオン/オフ状態を状態記憶手段
に記憶する。また、いずれかのスイッチがオン状態から
オフ状態に移行したことが検知されると、計時手段によ
って、オフ状態継続時間の計時を開始し、オフ状態が所
定の時間継続すると、タイマ割り込みを発生させる。そ
して、タイマ割り込みが発生されると、動作判別手段に
よって、前記状態記憶手段に記憶されているオン/オフ
状態に基づいて、実行すべき動作を判別し、所定の動作
を実行する。したがって、スイッチ間のオフ状態が所定
の時間以内になるように、複数のスイッチを時系列的に
連続して押下することで、押下するスイッチの組み合わ
せ、あるいは連続して押下する方向、連続して押下する
回数など、従来技術では無かった入力形態を実現するこ
とが可能となる。ゆえに、容易な操作で、かつ誤動作に
繋がることなく、スイッチの数以上の機能を実行するこ
とが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態によ
るスイッチ入力制御装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、マイクロプロセッサ1には、複数のス
イッチS1〜Snが入力装置として接続されている。ま
た、スイッチS1〜Snの入力は、OR回路3に入力さ
れている(以下の説明において、スイッチS1〜Sn
は、押下されているときはオン、押下されていないとき
はオフの信号を発生するものとする)。OR回路3は、
上記スイッチS1〜Snの入力の論理和を取ることによ
り、いずれかのスイッチSi(i=1〜n)がオン状態
になると、1つの割り込み信号をマイクロプロセッサ1
に供給する。
【0013】マイクロプロセッサ1は、スイッチS1〜
Snによる割り込みを、割り込み信号の立上がりエッ
ジ、立下りエッジの両方で検知するものとする。また、
マイクロプロセッサ1には、スイッチS1〜Snの操作
により選択される機能を実現するためのデバイス4,
…,4が接続されている。該デバイス4,…,4は、ソ
フトウェア、ハードウェアのいずれであってもよい。例
えば、当該機器がビデオデッキに適用された場合には、
いずれかのスイッチSi(i=1〜n)で選択された機
能がテープ取り出しであるならば、該スイッチSiに相
当する機能を実現するデバイス4は、メカ・デッキ制御
用マイクロプロセッサに相当する。あるいは、当該機器
がリモコンに適用された場合には、デバイス4は、赤外
線モジュールに相当する。
【0014】次に、タイマ5は、マイクロプロセッサ1
の内部タイマであり、マイクロプロセッサ1の制御の
下、キー割り込みが発生した直後、スイッチS1〜Sn
のいずれも押下されていない場合、すなわちスイッチが
離された時点でタイマスタートし、所定の時間Tw後に
マイクロプロセッサ1に対して割り込みを発生する。一
方、キー割り込みが発生した直後、スイッチS1〜Sn
のいずれかが押下されている場合、すなわちスイッチが
押下された時点でリセットされる。タイマ5は、外部タ
イマとしてもよく、この場合、図2に示すように、マイ
クロプロセッサ1に別部品として用意する必要がある。
また、スイッチ状態記憶バッファ6は、マイクロプロセ
ッサ1により、スイッチS1〜Snのいずれかが押下さ
れた時点におけるスイッチS1〜Snのオン/オフ状態
を記憶するものである。
【0015】なお、上述した構成において、マイクロプ
ロセッサ1の外部割り込み入力端子の数に余裕があれ
ば、OR回路3を省略してスイッチS1〜Snの入力信
号そのものを割り込み信号に割り当てることも可能であ
る。
【0016】次に、図3は、スイッチ入力による割り込
み発生時の動作を説明するためのフローチャートであ
る。なお、スイッチS1〜Snによる入力直後には、チ
ャタリング対策に遅れ時間を設けるのが普通であるが、
スイッチ入力信号の保証を目的とした周知の技術であ
り、本発明の本質とは関係ないので省略してある。同様
に、割り込みフラグをクリアするなどの技術も周知であ
るので省略してある。スイッチS1〜Snのいずれかが
押下されると、OR回路3から割り込み信号がマイクロ
プロセッサ1に入力され、図2に示す割り込み処理が実
行される。マイクロプロセッサ1は、割り込みが発生し
た直後に、キー状態を判別し(ステップS10)、スイ
ッチS1〜Snのいずれもオフ状態であると、すなわ
ち、スイッチS1〜Snが押下されていないときには、
タイマ5をスタートさせる(ステップS12)。
【0017】一方、マイクロプロセッサ1は、割り込み
が発生した直後に、スイッチ状態がオンのとき、すなわ
ちスイッチS1〜Snのいずれかが押下されているとき
には、スイッチS1〜Snのオン/オフ状態を、スイッ
チ状態記憶バッファ6に記憶し(ステップS14)、タ
イマ5をリセットする(ステップS16)。タイマ5の
リセットとは、タイマ5を停止させた後、タイマカウン
タをクリアすることである。スイッチ状態の記憶につい
ては後述する。
【0018】次に、スイッチ操作によるスイッチ操作に
よる割り込みでのタイマ動作について説明する。タイマ
5は、スイッチS1〜Snのいずれかが押下された後、
離される度に(立ち下がりエッジ)、タイマ5をスター
トさせ、タイマカウンタが時間Twに達すると、マイク
ロプロセッサ1に対してタイマ割り込みを発生する。一
方、タイマカウンタが時間Twに達する前に、再び、ス
イッチS1〜Snのいずれかが押下されると、タイマカ
ウンタはクリアされるようになっている。
【0019】ここで、図4は、タイマ割り込み発生時の
動作を説明するためのフローチャートである。なお、図
においては、2つの機能A,Bのみについて示している
が、これに限定されるものでなく、スイッチの数以上用
意してもよいことは言うまでもない。マイクロプロセッ
サ1は、スイッチS1〜Snのいずれかが操作されてか
ら時間Twが経過することで、タイマ5からタイマ割り
込みが入力されると、スイッチ状態記憶バッファ6に記
憶されているスイッチ状態を判定し(ステップS20,
S22)、該スイッチ状態に応じて、対応する機能(デ
バイス4)を実行する(ステップS24,S26)。ま
た、スイッチ状態記憶バッファ6のスイッチ状態が予め
用意された判定基準と異なる場合には、誤操作として、
何も機能実行しない。最後に、スイッチ状態記憶バッフ
ァ6をクリアして終了する(ステップS28)。
【0020】次に、具体的に、3つのスイッチS1,S
2,S3を用いて、機能を選択する場合について説明す
る。以下では、図5に示すように、いずれか1つのスイ
ッチを単独で押下して機能を選択する場合、また、スイ
ッチS1,S2,S3の順番に時系列で連続的に操作し
て選択する場合について説明する。なお、スイッチを3
つとしたのは、説明を分かりやすくするためで、3つに
限定されないことは言うまでもない。
【0021】まず、いずれか1つのスイッチを単独で押
下して機能を選択する場合について説明する。このとき
のスイッチSi(i=1,2,3のいずれか)によるマ
イクロプロセッサ1への入力信号とタイマ5のタイマカ
ウンタとの関係を図6に示す。まず、図5に示すよう
に、いずれかのスイッチSiが押下されると、割り込み
が発生し、前述したステップS14で、そのときのスイ
ッチ状態、すなわちスイッチSiがオン状態になったこ
とがスイッチ状態記憶バッファ6に記憶される。次に、
スイッチSiが離されると、再び、割り込みが発生し、
タイマ5をスタートさせる。そして、タイマカウンタが
時間Twに達すると、タイマ割り込みが発生し、そのと
きにスイッチ状態記憶バッファ6に記憶されていたスイ
ッチ状態に応じて、すなわちスイッチSiがオン状態と
なったときに実行されるべき機能(デバイス4)が起動
されることになる。その後、スイッチ状態記憶バッファ
6はクリアされる。したがって、この場合、スイッチS
1,S2,S3の単独操作により、少なくとも3種類の
機能(デバイス4)を選択することが可能である。
【0022】次に、スイッチS1,S2,S3の順番に
時系列で連続的に操作して機能を選択する場合について
説明する。このときのスイッチS1,S2,S3による
マイクロプロセッサ1への入力信号とタイマ5のタイマ
カウンタとの関係を図7に示す。この場合、スイッチS
1,S2,S3が、図5に示すように、時系列的に近接
して連続して押下されると、まず、スイッチS1,S2
の操作では、タイマ5によるタイマカウント値が時間T
wに達しないので、タイマ割り込みは発生せず、スイッ
チS1,S2が押下されたことが、スイッチ状態記憶バ
ッファ5にスイッチ状態として記憶され続ける。
【0023】次に、上記連続操作でスイッチS3が離さ
れた時点で、タイマ5をスタートさせる。そして、タイ
マカウント値が時間Twに達すると、タイマ割り込みが
発生し、そのときにスイッチ状態記憶バッファ6に記憶
されていたスイッチ状態に応じて、すなわちスイッチS
1,S2,S3が連続操作されたときに実行されるべき
機能(デバイス4)が起動されることになる。その後、
スイッチ状態記憶バッファ6はクリアされる。したがっ
て、この場合、スイッチS1,S2,S3の連続操作
(押下)により、上述した単独で押下した場合とは異な
る機能(デバイス4)を選択することが可能である。
【0024】ここで、図8は、3つのスイッチS1,S
2,S3を時系列的に近接して連続に操作されたことを
判定するためのスイッチ状態記憶バッファ6の例を示す
概念図である。図示の例では、8ビットの大きさを持つ
スイッチ状態記憶バッファ6を示している。スイッチ状
態記憶バッファ6は、クリア状態では、全てのビットが
「0」である。ビットB1,B2,B3は、それぞれに
対応するスイッチS1,S2,S3が押下されたときに
「1」が立つ。ビットC1,C2,C3,C4,C5
は、符号付き5ビットカウンタであり、スイッチS1,
S2,S3が時系列で連続的に操作された回数をカウン
トするものである。
【0025】スイッチS1→S2→S3の順番に時系列
で連続的に操作された場合には、スイッチ状態記憶バッ
ファ6に記憶されているスイッチ状態を判定した時点で
は、ビットB3に「1」が立った直後に、ビットB1,
B2,B3に全て「1」が立つことになる。すなわち、
ビットB3に「1」が立った直後に、ビットB1,B
2,B3の全てに「1」が立っているならば、符号付き
5ビットカウンタC1〜C5をインクリメントした後、
ビットB1,B2,B3をクリアする。
【0026】一方、スイッチS3→S2→S1の順番に
時系列で連続的に操作された場合には、スイッチ状態記
憶バッファ6に記憶されているスイッチ状態を判定した
時点では、ビットB1に「1」が立った直後に、ビット
B1,B2,B3に全て「1」が立つことになる。すな
わち、ビットB1に「1」が立った直後に、ビットB
1,B2,B3の全てに「1」が立っているならば、符
号付き5ビットカウンタC1〜C5をデクリメントした
後、ビットB1,B2,B3をクリアする。このように
することで、符号付き5ビットカウンタC1〜C5に
は、時系列で連続的に操作された回数が保持されること
になる。
【0027】したがって、スイッチS1,S2,S3に
対して、一方向に時系列で連続的に操作された操作回数
に応じて実行すべき機能を選択することができる。ま
た、カウンタを2つに分ければ、各方向それぞれの回数
をカウントすることも可能であり、選択可能な機能をさ
らに増やすことが可能となる。なお、スイッチ状態記憶
バッファ6は、さまざまな仕様が考えられ、この仕様に
のみ限られるものではないことは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、状態検知
手段により、複数のスイッチのオン/オフ状態を割り込
みにより検知し、いずれかのスイッチがオン状態になる
度に、その時点における複数のスイッチのオン/オフ状
態を状態記憶手段に記憶させるとともに、いずれかのス
イッチがオン状態からオフ状態に移行したことが検知さ
れると、計時手段によって、オフ状態継続時間の計時を
開始し、オフ状態が所定の時間継続すると、タイマ割り
込みを発生させ、該タイマ割り込みで、動作判別手段に
よって、前記状態記憶手段に記憶されているオン/オフ
状態に基づいて、実行すべき動作を判別し、所定の動作
を実行するようにしたので、スイッチ間のオフ状態が所
定の時間以内になるように、複数のスイッチを時系列で
連続的に押下することで、押下するスイッチの組み合わ
せ、あるいは連続して押下する方向、連続して押下する
回数などというような、従来技術では無かった入力形態
を実現することができる。ゆえに、容易な操作で、かつ
誤動作に繋がることなく、スイッチの数以上の機能を実
行することができるという利点が得られる。
【0029】また、請求項2記載の発明によれば、動作
判別手段によって、前記状態記憶手段に記憶されている
オン/オフ状態を参照し、オン状態であるスイッチに予
め対応付けられている動作を、実行すべき動作と判別す
るようにしたので、既存の装置と同様に、いずれか1つ
のスイッチを単独で操作しても、複数の機能のなかから
スイッチに対応する動作を判別することができ、容易な
操作で、かつ誤動作に繋がることなく、スイッチの数以
上の機能を実行することができるという利点が得られ
る。
【0030】また、請求項3記載の発明によれば、前記
動作判別手段によって、前記状態記憶手段に記憶されて
いるオン/オフ状態を参照し、前記スイッチ列の両端に
配置されたスイッチのどちらかがオン状態であるとき、
他のスイッチもオン状態であると、前記スイッチ列が時
系列で連続的に操作されたと判断し、該操作に予め対応
付けられている動作を、実行すべき動作と判別するよう
にしたので、スイッチ間のオフ状態が所定の時間以内に
なるように、複数のスイッチを時系列で連続的に押下す
ることで、単独なスイッチ操作に加えて、連続操作とい
う従来技術では無かった入力形態を実現することができ
る。ゆえに、容易な操作で、かつ誤動作に繋がることな
く、スイッチの数以上の機能を実行することができると
いう利点が得られる。
【0031】また、請求項4記載の発明によれば、動作
判別手段によって、前記スイッチ列が時系列で連続的に
操作されたと判断したとき、前記計時手段によりタイマ
割り込みが発生された時点でオン状態となったスイッチ
の位置に基づいて、前記スイッチ列の操作方向を判別
し、該操作方向に予め対応付けられている動作を、実行
すべき動作と判別するようにしたので、スイッチ間のオ
フ状態が所定の時間以内になるように、複数のスイッチ
を時系列で連続的に押下することで、連続して押下する
方向など、従来技術では無かった入力形態を実現するこ
とができる。ゆえに、容易な操作で、かつ誤動作に繋が
ることなく、スイッチの数以上の機能を実行することが
できるという利点が得られる。
【0032】また、請求項5記載の発明によれば、前記
動作判別手段によって、時系列で連続的に操作された回
数を保持する計数手段に保持されている回数に基づい
て、実行すべき動作を判別するようにしたので、スイッ
チ間のオフ状態が所定の時間以内になるように、複数の
スイッチを時系列で連続的に押下することで、連続して
押下する回数など、従来技術では無かった入力形態を実
現することができる。ゆえに、容易な操作で、かつ誤動
作に繋がることなく、スイッチの数以上の機能を実行す
ることができるという利点が得られる。
【0033】また、請求項6記載の発明によれば、計数
手段は、前記スイッチ列の操作方向毎に、時系列で連続
的に操作された回数を保持し、前記動作判別手段は、前
記計数手段に保持されている操作方向毎の回数に基づい
て、実行すべき動作を判別するようにしたので、スイッ
チ間のオフ状態が所定の時間以内になるように、複数の
スイッチを時系列で連続的に押下することで、連続して
押下する方向およびその回数など、従来技術では無かっ
た入力形態を実現することができる。ゆえに、容易な操
作で、かつ誤動作に繋がることなく、スイッチの数以上
の機能を実行することができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるスイッチ入力制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態によるスイッチ入力制御装置の他の構
成例を示すブロック図である。
【図3】実施形態のスイッチ入力による割り込み発生時
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】タイマ割り込み時のフローチャートである。
【図5】スイッチ操作による機能選択例を説明するため
の概念図である。
【図6】いずれか1つのスイッチを単独で押下して機能
を選択する場合におけるマイクロプロセッサへの入力信
号とタイマのタイマカウンタとの関係を示すタイミング
チャートである。
【図7】複数のスイッチを順番に時系列で連続的に操作
して機能を選択する場合におけるマイクロプロセッサへ
の入力信号とタイマのタイマカウンタとの関係を示すタ
イミングチャートである。
【図8】3つのスイッチが時系列的に近接して連続に操
作されたことを判定するためのスイッチ状態記憶バッフ
ァの一例を示す概念図である。
【符号の説明】
1……マイクロプロセッサ(状態検知手段、動作判別手
段)、S1〜Sn……スイッチ、3……OR回路、4…
…デバイス、5……タイマ(計時手段)、6……スイッ
チ状態記憶バッファ(状態記憶手段、計数手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチのオン/オフ状態に基づ
    いて、実行すべき動作を判別する入力制御装置におい
    て、 前記複数のスイッチのオン/オフ状態を割り込みにより
    検知する状態検知手段と、 前記状態検知手段により前記複数のスイッチのうち、い
    ずれかがオン状態になる度に、その時点における前記複
    数のスイッチのオン/オフ状態を記憶する状態記憶手段
    と、 前記状態検知手段により前記複数のスイッチのうち、い
    ずれかがオン状態からオフ状態に移行したことが検知さ
    れると、オフ状態継続時間の計時を開始し、オフ状態が
    所定の時間継続すると、タイマ割り込みを発生する計時
    手段と、 前記計時手段によりタイマ割り込みが発生されると、前
    記状態記憶手段に記憶されているオン/オフ状態に基づ
    いて、実行すべき動作を判別する動作判別手段とを具備
    することを特徴とする入力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記動作判別手段は、前記状態記憶手段
    に記憶されているオン/オフ状態を参照し、オン状態で
    あるスイッチに予め対応付けられている動作を、実行す
    べき動作と判別することを特徴とする請求項1記載の入
    力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のスイッチは、少なくとも1列
    に並ぶスイッチ列であり、 前記動作判別手段は、前記状態記憶手段に記憶されてい
    るオン/オフ状態を参照し、前記スイッチ列の両端に配
    置されたスイッチのどちらかがオン状態であるとき、他
    のスイッチもオン状態であると、前記スイッチ列が時系
    列で連続的に操作されたと判断し、該操作に予め対応付
    けられている動作を、実行すべき動作と判別することを
    特徴とする請求項1記載の入力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記動作判別手段は、前記スイッチ列が
    時系列で連続的に操作されたと判断したとき、前記計時
    手段によりタイマ割り込みが発生された時点でオン状態
    となったスイッチの位置に基づいて、前記スイッチ列の
    操作方向を判別し、該操作方向に予め対応付けられてい
    る動作を、実行すべき動作と判別することを特徴とする
    請求項1記載の入力制御装置。
  5. 【請求項5】 時系列で連続的に操作された回数を保持
    する計数手段を具備し、 前記動作判別手段は、前記計数手段に保持されている回
    数に基づいて、実行すべき動作を判別することを特徴と
    する請求項1記載の入力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記計数手段は、前記スイッチ列の操作
    方向毎に、時系列で連続的に操作された回数を保持し、 前記動作判別手段は、前記計数手段に保持されている操
    作方向毎の回数に基づいて、実行すべき動作を判別する
    ことを特徴とする請求項1記載の入力制御装置。
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