JP2001166527A - 現像剤および該現像剤を用いた現像装置 - Google Patents
現像剤および該現像剤を用いた現像装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オリゴマーを出さないローラ材料を用いた画
像形成装置においてもカブリが増加することなく、また
静電潜像担持体や現像ローラへのトナーのフィルミング
という現象が発生しない現像剤を提供する。 【解決手段】 トナー106にシリコーンオイルまたは
フッ素オイルを添加する。添加量を0.01重量%〜
3.0重量%とすることにより、フィルミングを起こし
やすいローラ材料を用いても、静電潜像担持体101お
よび現像ローラ105へのフィルミングを防止すること
が可能となり、各ローラの材料の選択の幅を広げること
ができるようになる。また連続記録時のカブリの増加お
よび記録濃度の低下も防止できるので、連続記録後の記
録品質が向上する。
像形成装置においてもカブリが増加することなく、また
静電潜像担持体や現像ローラへのトナーのフィルミング
という現象が発生しない現像剤を提供する。 【解決手段】 トナー106にシリコーンオイルまたは
フッ素オイルを添加する。添加量を0.01重量%〜
3.0重量%とすることにより、フィルミングを起こし
やすいローラ材料を用いても、静電潜像担持体101お
よび現像ローラ105へのフィルミングを防止すること
が可能となり、各ローラの材料の選択の幅を広げること
ができるようになる。また連続記録時のカブリの増加お
よび記録濃度の低下も防止できるので、連続記録後の記
録品質が向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プリンタ
や複写機等の電子写真記録装置において使用される現像
剤および現像装置に関する。
や複写機等の電子写真記録装置において使用される現像
剤および現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真記録装置では、帯電、露
光、現像、転写、定着およびクリーニングの各電子写真
プロセスにより画像記録を行うことがよく知られてい
る。このうち帯電を行う帯電装置や転写を行う転写装置
としては、一般にコロナ帯電器を用いているが、コロナ
帯電器には5〜10kvという高電圧電源を必要とする
ので高価である。コロナ帯電器は環境とくに湿度の影響
を受けやすく、影響を受けると静電潜像担持体の帯電電
位が変動してしまうという欠点と、コロナ放電現象を利
用するのでオゾンを発生し、静電潜像担持体の特性を著
しく劣化させるとともに、人体に悪影響を与えるという
問題を孕んでいる。人体への悪影響を防止するために、
画像形成装置にオゾン吸収分解フィルタを設けて、オゾ
ンの装置外への流出を防ぐようにしている。しかしオゾ
ン吸収分解フィルタがオゾンを吸収分解できる寿命は短
く、交換作業を頻繁に行わなければならない。
光、現像、転写、定着およびクリーニングの各電子写真
プロセスにより画像記録を行うことがよく知られてい
る。このうち帯電を行う帯電装置や転写を行う転写装置
としては、一般にコロナ帯電器を用いているが、コロナ
帯電器には5〜10kvという高電圧電源を必要とする
ので高価である。コロナ帯電器は環境とくに湿度の影響
を受けやすく、影響を受けると静電潜像担持体の帯電電
位が変動してしまうという欠点と、コロナ放電現象を利
用するのでオゾンを発生し、静電潜像担持体の特性を著
しく劣化させるとともに、人体に悪影響を与えるという
問題を孕んでいる。人体への悪影響を防止するために、
画像形成装置にオゾン吸収分解フィルタを設けて、オゾ
ンの装置外への流出を防ぐようにしている。しかしオゾ
ン吸収分解フィルタがオゾンを吸収分解できる寿命は短
く、交換作業を頻繁に行わなければならない。
【0003】上述のコロナ帯電器の問題点を解決するた
めに、電器抵抗値が105 〜106Ωの導電性帯電ロー
ラを静電潜像担持体に接触させて設け、この導電性帯電
ローラに直流電圧を印加することにより静電潜像担持体
を帯電させるようにした接触型帯電装置が提案されてい
る。
めに、電器抵抗値が105 〜106Ωの導電性帯電ロー
ラを静電潜像担持体に接触させて設け、この導電性帯電
ローラに直流電圧を印加することにより静電潜像担持体
を帯電させるようにした接触型帯電装置が提案されてい
る。
【0004】また転写装置については、転写ローラとし
て半導電性スポンジローラを用い、これを記録用紙を介
して静電潜像担持体に接触させて、半導電性スポンジロ
ーラに直流電圧を印加することにより、静電潜像担持体
上に形成されたトナー像を記録用紙に転写させるように
した接触型の転写装置が提案されている。
て半導電性スポンジローラを用い、これを記録用紙を介
して静電潜像担持体に接触させて、半導電性スポンジロ
ーラに直流電圧を印加することにより、静電潜像担持体
上に形成されたトナー像を記録用紙に転写させるように
した接触型の転写装置が提案されている。
【0005】また現像装置については、キャリアと呼ば
れる磁性粉にトナーと呼ばれる着色剤を3乃至10重量
%混合し、内部に多極マグネットを配したスリーブによ
り静電潜像担持体にトナーを供給する二成分磁気ブラシ
現像装置がよく用いられたが、トナーの重量%を検出す
るトナー濃度検出センサや、キャリアとトナーを混合、
撹拌させるためのスクリューやパドルを設ける必要があ
るので、現像装置が複雑で大型化し、コストも高くな
る。また使用しているうちにキャリアが劣化してくるの
で、キャリアの交換作業を行わなければならない。
れる磁性粉にトナーと呼ばれる着色剤を3乃至10重量
%混合し、内部に多極マグネットを配したスリーブによ
り静電潜像担持体にトナーを供給する二成分磁気ブラシ
現像装置がよく用いられたが、トナーの重量%を検出す
るトナー濃度検出センサや、キャリアとトナーを混合、
撹拌させるためのスクリューやパドルを設ける必要があ
るので、現像装置が複雑で大型化し、コストも高くな
る。また使用しているうちにキャリアが劣化してくるの
で、キャリアの交換作業を行わなければならない。
【0006】そこで二成分磁気ブラシ現像装置の上述の
問題点を解決するために、電気抵抗値が106 Ω以下の
導電性弾性現像ローラを静電潜像担持体に接触させ、導
電性弾性現像ローラに直流電圧を印加し、静電潜像担持
体の静電潜像を現像する接触型の現像装置が提案されて
いる。さらに導電性現像ローラに接触して設けられ、タ
ンク内のトナーを現像ローラへ供給するためのトナー供
給ローラを有するものもある。
問題点を解決するために、電気抵抗値が106 Ω以下の
導電性弾性現像ローラを静電潜像担持体に接触させ、導
電性弾性現像ローラに直流電圧を印加し、静電潜像担持
体の静電潜像を現像する接触型の現像装置が提案されて
いる。さらに導電性現像ローラに接触して設けられ、タ
ンク内のトナーを現像ローラへ供給するためのトナー供
給ローラを有するものもある。
【0007】クリーニング装置としては、静電潜像担持
体に接触して設けられる弾性ブレードを用いたブレード
クリーニングの他に、導電性弾性ローラをクリーニング
ローラとし、このローラに直流電圧を印加して静電潜像
担持体上に残留したトナーを除去する電気的なクリーニ
ング装置も提案されている。クリーニング装置の小型化
や低ランニングコストを図るために、クリーニング装置
内に溜まったトナーを現像に再利用する装置も提案され
ている。再利用する装置においては、スクリューやパド
ルを設けて、残留トナーをクリーニング装置から現像装
置へ戻すようにしている。
体に接触して設けられる弾性ブレードを用いたブレード
クリーニングの他に、導電性弾性ローラをクリーニング
ローラとし、このローラに直流電圧を印加して静電潜像
担持体上に残留したトナーを除去する電気的なクリーニ
ング装置も提案されている。クリーニング装置の小型化
や低ランニングコストを図るために、クリーニング装置
内に溜まったトナーを現像に再利用する装置も提案され
ている。再利用する装置においては、スクリューやパド
ルを設けて、残留トナーをクリーニング装置から現像装
置へ戻すようにしている。
【0008】上述の帯電ローラ、転写ローラ、現像ロー
ラおよびクリーニングローラは、静電潜像担持体に接触
させる必要から、弾性体で構成しなければならない。一
般に、転写ローラおよびクリーニングローラはフォーム
状のゴム材料が用いられ、帯電ローラおよび現像ローラ
はソリッド状のゴム材料が用いられる。
ラおよびクリーニングローラは、静電潜像担持体に接触
させる必要から、弾性体で構成しなければならない。一
般に、転写ローラおよびクリーニングローラはフォーム
状のゴム材料が用いられ、帯電ローラおよび現像ローラ
はソリッド状のゴム材料が用いられる。
【0009】クリーニング装置内に溜まった残留トナー
を再利用する画像形成装置においては、低デューティー
で連続記録を行った場合、記録濃度が低下するという問
題があった。トナーを再利用する方式であるので、クリ
ーニング装置にトナーが溜まることはなく、装置外へ出
るトナーは記録用紙上に転写されたもの以外にはない。
したがって記録濃度の低下の原因は、転写ローラ、現像
ローラ、クリーニングローラによって粉体特性のひとつ
である流動性が低下したトナーが現像装置へ戻るためで
あると考えられる。そして流動性の低下の大きな原因の
ひとつは、各ローラ材料から浸み出てくる低分子成分
(オリゴマー)がトナーに混入されることによる凝集で
ある。
を再利用する画像形成装置においては、低デューティー
で連続記録を行った場合、記録濃度が低下するという問
題があった。トナーを再利用する方式であるので、クリ
ーニング装置にトナーが溜まることはなく、装置外へ出
るトナーは記録用紙上に転写されたもの以外にはない。
したがって記録濃度の低下の原因は、転写ローラ、現像
ローラ、クリーニングローラによって粉体特性のひとつ
である流動性が低下したトナーが現像装置へ戻るためで
あると考えられる。そして流動性の低下の大きな原因の
ひとつは、各ローラ材料から浸み出てくる低分子成分
(オリゴマー)がトナーに混入されることによる凝集で
ある。
【0010】トナーの凝集を防止するために、上記各ロ
ーラにオリゴマーを出さないゴム材料を用いることによ
り、トナーの流動性の低下を抑えた画像形成装置が提案
されている。
ーラにオリゴマーを出さないゴム材料を用いることによ
り、トナーの流動性の低下を抑えた画像形成装置が提案
されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オリゴ
マーを出さないローラ材料を用いた画像形成装置におい
ては、連続記録を行った後に、カブリが増加するという
問題があった。カブリは記録用紙の背影面(非画像部)
にトナーが薄く付着して汚れる現象である。また静電潜
像担持体や現像ローラへのトナーのフィルミングという
現象が発生する問題もあった。フィルミングは静電潜像
担持体や現像ローラへトナーが固着する現象で、フィル
ミングが発生すると帯電等に悪影響を及ぼす。
マーを出さないローラ材料を用いた画像形成装置におい
ては、連続記録を行った後に、カブリが増加するという
問題があった。カブリは記録用紙の背影面(非画像部)
にトナーが薄く付着して汚れる現象である。また静電潜
像担持体や現像ローラへのトナーのフィルミングという
現象が発生する問題もあった。フィルミングは静電潜像
担持体や現像ローラへトナーが固着する現象で、フィル
ミングが発生すると帯電等に悪影響を及ぼす。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、電子写真プロセスの現像に使用される現像
剤において、少なくとも結着樹脂と着色剤とからなるト
ナーにオイルを外添した。外添するオイルはシリコーン
オイルまたはフッ素オイルを使用する。また外添するオ
イルの量は0.01重量%〜3.0重量%であることが
望ましい。
に本発明は、電子写真プロセスの現像に使用される現像
剤において、少なくとも結着樹脂と着色剤とからなるト
ナーにオイルを外添した。外添するオイルはシリコーン
オイルまたはフッ素オイルを使用する。また外添するオ
イルの量は0.01重量%〜3.0重量%であることが
望ましい。
【0013】トナーにシリコーンオイルまたはフッ素オ
イルを0.01重量%〜3.0重量%外添することによ
り、静電潜像担持体および現像ローラへのフィルミング
を防止することが可能となり、また連続記録時のカブリ
の増加および記録濃度の低下も防止できる。
イルを0.01重量%〜3.0重量%外添することによ
り、静電潜像担持体および現像ローラへのフィルミング
を防止することが可能となり、また連続記録時のカブリ
の増加および記録濃度の低下も防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。図1は本発明に係る定着装置を
有する電子写真記録装置を示す概略構成図である。まず
図1により装置の構成を説明する。
にしたがって説明する。図1は本発明に係る定着装置を
有する電子写真記録装置を示す概略構成図である。まず
図1により装置の構成を説明する。
【0015】図1において、電子写真記録装置100に
は、静電潜像担持体101が設けられ、その周囲に帯電
装置102、露光装置103、現像装置104、転写装
置111およびクリーニングローラ115が設けられて
いる。静電潜像担持体101は導電性支持体101aと
光導電層101bにより構成されている。現像装置10
4は現像ローラ105、トナー供給ローラ116、現像
ブレード117およびホッパ118を有し、ホッパ11
8にはトナー106が収容されている。現像ブレード1
17は現像ローラ105に圧接して現像ローラ105上
にトナーの薄層を形成する。現像ローラ105、トナー
供給ローラ116およびクリーニングローラ115はゴ
ム材料としてオリゴマーの出ないウレタンを用いてい
る。
は、静電潜像担持体101が設けられ、その周囲に帯電
装置102、露光装置103、現像装置104、転写装
置111およびクリーニングローラ115が設けられて
いる。静電潜像担持体101は導電性支持体101aと
光導電層101bにより構成されている。現像装置10
4は現像ローラ105、トナー供給ローラ116、現像
ブレード117およびホッパ118を有し、ホッパ11
8にはトナー106が収容されている。現像ブレード1
17は現像ローラ105に圧接して現像ローラ105上
にトナーの薄層を形成する。現像ローラ105、トナー
供給ローラ116およびクリーニングローラ115はゴ
ム材料としてオリゴマーの出ないウレタンを用いてい
る。
【0016】記録用紙108が搬送される搬送路125
に沿って、搬送ローラ110および定着装置119が配
設されている。定着装置119は加熱ローラ113と加
圧ローラ112から成る。用紙搬送路125の上流には
用紙カセット107が配設されている。用紙カセット1
07には記録用紙108が収納され、最上部の記録用紙
108には給紙ローラ109が圧接している。給紙ロー
ラ109の回転により記録用紙108は1枚ずつ繰り出
される。
に沿って、搬送ローラ110および定着装置119が配
設されている。定着装置119は加熱ローラ113と加
圧ローラ112から成る。用紙搬送路125の上流には
用紙カセット107が配設されている。用紙カセット1
07には記録用紙108が収納され、最上部の記録用紙
108には給紙ローラ109が圧接している。給紙ロー
ラ109の回転により記録用紙108は1枚ずつ繰り出
される。
【0017】次に記録用紙に画像を記録する動作につい
て説明する。ドラム状に形成された静電潜像担持体10
1が図示しない駆動手段により矢印a方向に一定の周速
度で回転する。静電潜像担持体101は、導電性支持体
101a上に光導電層101bを設けたもので、本実施
の形態では有機系感光体を用いたが、セレン感光体、酸
化亜鉛感光体、アモルファスシリコン感光体など何れの
感光体でも使用できる。
て説明する。ドラム状に形成された静電潜像担持体10
1が図示しない駆動手段により矢印a方向に一定の周速
度で回転する。静電潜像担持体101は、導電性支持体
101a上に光導電層101bを設けたもので、本実施
の形態では有機系感光体を用いたが、セレン感光体、酸
化亜鉛感光体、アモルファスシリコン感光体など何れの
感光体でも使用できる。
【0018】まず帯電装置102により静電潜像担持体
101の表面を一様に帯電させ、次に露光装置103に
より、帯電された静電潜像担持体101の表面を記録信
号に従って露光する。これにより記録信号に応じた静電
潜像が形成される。露光装置103としては、LEDア
レイとセルフォックレンズを組み合わせたものや、レー
ザと作像光学系を組み合わせたものなどが使用される。
101の表面を一様に帯電させ、次に露光装置103に
より、帯電された静電潜像担持体101の表面を記録信
号に従って露光する。これにより記録信号に応じた静電
潜像が形成される。露光装置103としては、LEDア
レイとセルフォックレンズを組み合わせたものや、レー
ザと作像光学系を組み合わせたものなどが使用される。
【0019】次に現像装置104により、静電潜像担持
体101の表面に形成された静電潜像をトナー106に
より現像する。現像ローラ105は静電潜像担持体10
1に対して密着もしくは微小空間距離をおいて設けられ
ている。ホッパ118内に収容されたトナー106は、
図示しないトナー供給用高圧電源によって電圧が印加さ
れたトナー供給ローラ116の回転により現像ローラ1
05に供給される。現像ローラ105はトナー106を
吸着して、これを矢印方向に搬送し、回転方向下流側に
配設された現像ブレード117によって均一な厚さのト
ナー層が形成される。
体101の表面に形成された静電潜像をトナー106に
より現像する。現像ローラ105は静電潜像担持体10
1に対して密着もしくは微小空間距離をおいて設けられ
ている。ホッパ118内に収容されたトナー106は、
図示しないトナー供給用高圧電源によって電圧が印加さ
れたトナー供給ローラ116の回転により現像ローラ1
05に供給される。現像ローラ105はトナー106を
吸着して、これを矢印方向に搬送し、回転方向下流側に
配設された現像ブレード117によって均一な厚さのト
ナー層が形成される。
【0020】静電潜像担持体101の導電性支持体10
1aと現像ローラ105との間にはバイアス電圧が印加
され、これにより静電潜像担持体101と現像ローラ1
05の間の空間には、静電潜像担持体101に形成され
た静電潜像に伴う電気力線が発生する。このため現像ロ
ーラ105上のトナー106は静電気力により静電潜像
担持体101に付着し、トナー画像が形成される。現像
装置104としては、本実施の形態では、非磁性一成分
現像器を使用している。
1aと現像ローラ105との間にはバイアス電圧が印加
され、これにより静電潜像担持体101と現像ローラ1
05の間の空間には、静電潜像担持体101に形成され
た静電潜像に伴う電気力線が発生する。このため現像ロ
ーラ105上のトナー106は静電気力により静電潜像
担持体101に付着し、トナー画像が形成される。現像
装置104としては、本実施の形態では、非磁性一成分
現像器を使用している。
【0021】他方、用紙カセット107に収納された記
録用紙108は給紙ローラ109により繰り出される。
繰り出された記録用紙108は、まず搬送ローラ110
に突き当たり、ここでスキューが矯正され、その後、静
電潜像担持体101上における画像形成のタイミングに
合わせて、搬送ローラ110によりさらに下流に搬送さ
れる。静電潜像担持体101上のトナー画像は、転写装
置111により記録用紙108上に転写される。
録用紙108は給紙ローラ109により繰り出される。
繰り出された記録用紙108は、まず搬送ローラ110
に突き当たり、ここでスキューが矯正され、その後、静
電潜像担持体101上における画像形成のタイミングに
合わせて、搬送ローラ110によりさらに下流に搬送さ
れる。静電潜像担持体101上のトナー画像は、転写装
置111により記録用紙108上に転写される。
【0022】トナー画像が転写された記録用紙108
は、さらに下流に搬送されて定着装置119へ送られ、
加熱ローラ113と加圧ローラ112の間に入り込む。
ここで記録用紙108に対して加熱ローラ113の熱が
加えられてトナーが溶融し、溶融したトナーが加圧作用
により記録用紙108の繊維間に浸透し、定着が行われ
る。定着された記録用紙108は排出ローラ116によ
り装置外部へ排出される。
は、さらに下流に搬送されて定着装置119へ送られ、
加熱ローラ113と加圧ローラ112の間に入り込む。
ここで記録用紙108に対して加熱ローラ113の熱が
加えられてトナーが溶融し、溶融したトナーが加圧作用
により記録用紙108の繊維間に浸透し、定着が行われ
る。定着された記録用紙108は排出ローラ116によ
り装置外部へ排出される。
【0023】トナー画像を転写した後の静電潜像担持体
101の表面には若干のトナーが残留する。残留トナー
は、静電潜像担持体101に当接して設けられたクリー
ニングローラ115に高圧電源から電圧が印加されるこ
とにより静電潜像担持体101表面からクリーニングロ
ーラ115へ一旦移動させ、その後再度静電潜像担持体
101へ付着させて現像ローラ105へ搬送する。そし
て現像ローラ105からホッパ118内へ回収する。
101の表面には若干のトナーが残留する。残留トナー
は、静電潜像担持体101に当接して設けられたクリー
ニングローラ115に高圧電源から電圧が印加されるこ
とにより静電潜像担持体101表面からクリーニングロ
ーラ115へ一旦移動させ、その後再度静電潜像担持体
101へ付着させて現像ローラ105へ搬送する。そし
て現像ローラ105からホッパ118内へ回収する。
【0024】次にトナー106について説明する。本実
施の形態で使用するトナー106は、少なくとも結着樹
脂と着色剤からなり、平均粒子径が3〜15μmの着色
粒子に、平均粒子径5〜20nmの無機酸化物、または
平均粒子径20nm超過、2μm以下の無機酸化物を単
独もしくは混合外添してなるトナーに対し、シリコーン
オイル0.01〜3.0重量%を外添したものである。
なお結着樹脂はトナーを用紙に付着させる物質である。
出願人は、樹脂からなるトナーの表面に添加する、即
ち、トナーに外添するシリコーンオイルの量を変えて記
録用紙108に連続記録を行うことにより、連続記録後
に静電潜像担持体および現像ローラにフィルミングが出
るかどうか、またトナーの流動性が低下するかどうかの
評価実験を行った。
施の形態で使用するトナー106は、少なくとも結着樹
脂と着色剤からなり、平均粒子径が3〜15μmの着色
粒子に、平均粒子径5〜20nmの無機酸化物、または
平均粒子径20nm超過、2μm以下の無機酸化物を単
独もしくは混合外添してなるトナーに対し、シリコーン
オイル0.01〜3.0重量%を外添したものである。
なお結着樹脂はトナーを用紙に付着させる物質である。
出願人は、樹脂からなるトナーの表面に添加する、即
ち、トナーに外添するシリコーンオイルの量を変えて記
録用紙108に連続記録を行うことにより、連続記録後
に静電潜像担持体および現像ローラにフィルミングが出
るかどうか、またトナーの流動性が低下するかどうかの
評価実験を行った。
【0025】実験に用いたトナー106の具体例として
は、結着樹脂としてスチレンアクリル、着色剤としてカ
ーボンブラック、無機酸化物として疎水化処理を施した
12nmシリカを1.0重量%外添した平均粒子径7.
5μmの重合トナーである。シリコーンオイルの外添量
は、0重量%、0.005重量%、0.01重量%、
0.1重量%、1.0重量%、3.0重量%、3.5重
量%のものを用いた。シリコーンオイルとしては変性し
ていないジメチルシリコーンオイルを用いた。
は、結着樹脂としてスチレンアクリル、着色剤としてカ
ーボンブラック、無機酸化物として疎水化処理を施した
12nmシリカを1.0重量%外添した平均粒子径7.
5μmの重合トナーである。シリコーンオイルの外添量
は、0重量%、0.005重量%、0.01重量%、
0.1重量%、1.0重量%、3.0重量%、3.5重
量%のものを用いた。シリコーンオイルとしては変性し
ていないジメチルシリコーンオイルを用いた。
【0026】以上のように、シリコーンオイルの外添量
を変えて連続的に10k枚記録を行い、フィルミングお
よびトナーの初期流動性の低下が出るかどうか評価し
た。その結果を表1に示す。
を変えて連続的に10k枚記録を行い、フィルミングお
よびトナーの初期流動性の低下が出るかどうか評価し
た。その結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1を見ると、シリコーンオイルの添加量
が0.01重量%より少ないと、フィルミング防止効果
が不十分となり、3.0重量%より多いとトナーの初期
流動性が低下し、初期で記録濃度が不十分となる。この
結果から、シリコーンオイルを0.01重量%〜3.0
重量%添加することにより、フィルミングを起こしやす
い材料を用いても、静電潜像担持体および現像ローラへ
のフィルミングを防止することが可能となり、各ローラ
の材料の選択の幅を広げることができるようになる。
が0.01重量%より少ないと、フィルミング防止効果
が不十分となり、3.0重量%より多いとトナーの初期
流動性が低下し、初期で記録濃度が不十分となる。この
結果から、シリコーンオイルを0.01重量%〜3.0
重量%添加することにより、フィルミングを起こしやす
い材料を用いても、静電潜像担持体および現像ローラへ
のフィルミングを防止することが可能となり、各ローラ
の材料の選択の幅を広げることができるようになる。
【0029】出願人は他のシリコーンオイルを用いて同
様の実験を行った。その結果、表1と同様の結果が出た
シリコーンオイルは、ハイドロジェンシリコーンオイ
ル、フェニルシリコーンオイル、アミノシリコーンオイ
ル、エポキシシリコーンオイル、カルボキシシリコーン
オイル、ポリエーテルシリコーンオイル、親水性シリコ
ーンオイル、メタクリルシリコーンオイル、メルカプト
シリコーンオイル、片末端反応性シリコーンオイル、親
水性特殊変性シリコーンオイル、高級アルコキシシリコ
ーンオイル、アルキルシリコーンオイルであった。
様の実験を行った。その結果、表1と同様の結果が出た
シリコーンオイルは、ハイドロジェンシリコーンオイ
ル、フェニルシリコーンオイル、アミノシリコーンオイ
ル、エポキシシリコーンオイル、カルボキシシリコーン
オイル、ポリエーテルシリコーンオイル、親水性シリコ
ーンオイル、メタクリルシリコーンオイル、メルカプト
シリコーンオイル、片末端反応性シリコーンオイル、親
水性特殊変性シリコーンオイル、高級アルコキシシリコ
ーンオイル、アルキルシリコーンオイルであった。
【0030】出願人はまたトナーに添加するオイルをシ
リコーンオイルからフッ素オイルに代えて同様の実験を
行い、10k枚連続記録した後のフィルミングの発生、
カブリの発生およびトナーの初期流動性の低下を評価し
た。使用したフッ素オイルの化学式は以下の通りであ
る。
リコーンオイルからフッ素オイルに代えて同様の実験を
行い、10k枚連続記録した後のフィルミングの発生、
カブリの発生およびトナーの初期流動性の低下を評価し
た。使用したフッ素オイルの化学式は以下の通りであ
る。
【0031】
【化1】
【0032】その結果を表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】表2からわかるように、フッ素オイルの添
加量が0.01重量%より少ないと、フィルミング防止
効果が不十分となり、連続記録を行った場合のカブリの
増加も防げない。添加量が3.0重量%より多いとフィ
ルミングの発生およびカブリの増加は防げるが、トナー
の初期流動性が低下し、初期で記録濃度が不十分とな
る。この結果から、フッ素オイルを0.01重量%〜
3.0重量%添加することにより、フィルミングを起こ
しやすい材料を用いても、静電潜像担持体および現像ロ
ーラへのフィルミングを防止することが可能となり、各
ローラの材料の選択の幅を広げることができるようにな
る。また連続記録時のカブリの増加も防止できるので、
連続記録後の記録品質が向上する。
加量が0.01重量%より少ないと、フィルミング防止
効果が不十分となり、連続記録を行った場合のカブリの
増加も防げない。添加量が3.0重量%より多いとフィ
ルミングの発生およびカブリの増加は防げるが、トナー
の初期流動性が低下し、初期で記録濃度が不十分とな
る。この結果から、フッ素オイルを0.01重量%〜
3.0重量%添加することにより、フィルミングを起こ
しやすい材料を用いても、静電潜像担持体および現像ロ
ーラへのフィルミングを防止することが可能となり、各
ローラの材料の選択の幅を広げることができるようにな
る。また連続記録時のカブリの増加も防止できるので、
連続記録後の記録品質が向上する。
【0035】さらに出願人はトナーに外添するシリコー
ンオイルとしてフッ素変性シリコーンオイルまたはカル
ビノール変性シリコーンオイルに限定して同様の実験を
行い、10k枚連続記録した後のフィルミングの発生、
カブリの発生およびトナーの流動性の低下を評価した。
その結果を表3に示す。
ンオイルとしてフッ素変性シリコーンオイルまたはカル
ビノール変性シリコーンオイルに限定して同様の実験を
行い、10k枚連続記録した後のフィルミングの発生、
カブリの発生およびトナーの流動性の低下を評価した。
その結果を表3に示す。
【0036】
【表3】
【0037】表3からわかるように、フッ素変性シリコ
ーンオイルまたはカルビノール変性シリコーンオイルの
添加量が0.01重量%より少ないと、フィルミング防
止効果が不十分となり、連続記録を行った場合のカブリ
の増加も防げない。添加量が3.0重量%より多いとフ
ィルミングの発生およびカブリの増加は防げるが、連続
記録後のトナーの流動性が低下し、連続記録後に記録濃
度が不十分となる。この結果から、シリコーンオイルの
うちでもフッ素変性シリコーンオイルまたはカルビノー
ル変性シリコーンオイルを0.01重量%〜3.0重量
%添加することにより、フィルミングを起こしやすい材
料を用いても、静電潜像担持体および現像ローラへのフ
ィルミングを防止することが可能となり、各ローラの材
料の選択の幅を広げることができるようになる。また連
続記録時のカブリの増加および記録濃度の低下も防止で
きるので、連続記録後の記録品質が向上する。
ーンオイルまたはカルビノール変性シリコーンオイルの
添加量が0.01重量%より少ないと、フィルミング防
止効果が不十分となり、連続記録を行った場合のカブリ
の増加も防げない。添加量が3.0重量%より多いとフ
ィルミングの発生およびカブリの増加は防げるが、連続
記録後のトナーの流動性が低下し、連続記録後に記録濃
度が不十分となる。この結果から、シリコーンオイルの
うちでもフッ素変性シリコーンオイルまたはカルビノー
ル変性シリコーンオイルを0.01重量%〜3.0重量
%添加することにより、フィルミングを起こしやすい材
料を用いても、静電潜像担持体および現像ローラへのフ
ィルミングを防止することが可能となり、各ローラの材
料の選択の幅を広げることができるようになる。また連
続記録時のカブリの増加および記録濃度の低下も防止で
きるので、連続記録後の記録品質が向上する。
【0038】出願人は他のシリコーンオイル、即ち、フ
ッ素シリコーンオイル、カルビノールシリコーンオイル
を用いて同様の実験を行った。その結果、表3と同様の
結果が出た。
ッ素シリコーンオイル、カルビノールシリコーンオイル
を用いて同様の実験を行った。その結果、表3と同様の
結果が出た。
【0039】上記の各実験ではトナー106としてスチ
レンアクリルを結着樹脂とする重合トナーを用いたが、
他の結着樹脂を用いても良い。また粉砕トナーを用いて
も同様に使用できる。
レンアクリルを結着樹脂とする重合トナーを用いたが、
他の結着樹脂を用いても良い。また粉砕トナーを用いて
も同様に使用できる。
【0040】また現像方式が二成分現像方式であっても
磁性一成分現像方式であっても、オイルがトナーを保護
するので、同様の効果を有するが、上記各実験で用いた
非磁性一成分現像方式においては、とくにそのフィルミ
ング防止の点から好ましく用いられる。
磁性一成分現像方式であっても、オイルがトナーを保護
するので、同様の効果を有するが、上記各実験で用いた
非磁性一成分現像方式においては、とくにそのフィルミ
ング防止の点から好ましく用いられる。
【0041】また上記の実験においては、現像ローラ1
05、トナー供給ローラ116およびクリーニングロー
ラ115のゴム材料をオリゴマーの出ないウレタンを用
いたが、ウレタンの他に、例えばスチレン−ブタジエン
系共重合体ゴム、アクリルニトリル−ブタジエン系共重
合体ゴム、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、シ
リコーンゴム、EPDM(エチレンプロピレンゴム)、
NBR(ニトリルゴム)およびこれら2種類以上の混合
物でもよい。
05、トナー供給ローラ116およびクリーニングロー
ラ115のゴム材料をオリゴマーの出ないウレタンを用
いたが、ウレタンの他に、例えばスチレン−ブタジエン
系共重合体ゴム、アクリルニトリル−ブタジエン系共重
合体ゴム、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、シ
リコーンゴム、EPDM(エチレンプロピレンゴム)、
NBR(ニトリルゴム)およびこれら2種類以上の混合
物でもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、トナーにシリコーンオイルまたはフッ素オイルを
0.01重量%〜3.0重量%外添することにより、静
電潜像担持体および現像ローラへのフィルミングを防止
することが可能となり、また連続記録時のカブリの増加
および記録濃度の低下も防止できる。
ば、トナーにシリコーンオイルまたはフッ素オイルを
0.01重量%〜3.0重量%外添することにより、静
電潜像担持体および現像ローラへのフィルミングを防止
することが可能となり、また連続記録時のカブリの増加
および記録濃度の低下も防止できる。
【図1】本発明に係る定着装置を有する電子写真記録装
置を示す概略構成図である。
置を示す概略構成図である。
102 帯電ローラ 104 現像装置 105 現像ローラ 106 トナー 111 転写ローラ 115 クリーニングローラ 116 トナー供給ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H005 AA08 CA11 CA12 DA05 DA07 EA07 2H077 AC04 AD06 AD13 AD17 AD35 EA03 EA14 FA13 FA22 FA25
Claims (5)
- 【請求項1】 電子写真プロセスの現像に使用される現
像剤において、 少なくとも結着樹脂と着色剤とからなるトナーにオイル
を外添したことを特徴とする現像剤。 - 【請求項2】 外添するオイルはシリコーンオイルであ
る請求項1記載の現像剤。 - 【請求項3】 外添するオイルはフッ素オイルである請
求項1記載の現像剤。 - 【請求項4】 外添するオイルの量は0.01重量%〜
3.0重量%である請求項2または3記載の現像剤。 - 【請求項5】 潜像に現像剤を付着させて現像を行う現
像装置において、 前記現像剤は少なくとも結着樹脂と着色剤とからなるト
ナーにシリコーンオイルまたはフッ素オイルを外添した
ものである現像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35015999A JP2001166527A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 現像剤および該現像剤を用いた現像装置 |
US09/730,433 US20010003635A1 (en) | 1999-12-09 | 2000-12-05 | Developer material and developing unit using the developer material |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35015999A JP2001166527A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 現像剤および該現像剤を用いた現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001166527A true JP2001166527A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18408633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35015999A Withdrawn JP2001166527A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 現像剤および該現像剤を用いた現像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20010003635A1 (ja) |
JP (1) | JP2001166527A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008158430A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Seiko Epson Corp | トナー、現像装置および画像形成装置 |
WO2008105396A1 (ja) | 2007-03-01 | 2008-09-04 | Seiko Epson Corporation | 現像装置および画像形成装置 |
US7759038B2 (en) | 2006-12-26 | 2010-07-20 | Seiko Epson Corporation | Toner, development unit and image forming apparatus using the same |
-
1999
- 1999-12-09 JP JP35015999A patent/JP2001166527A/ja not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-12-05 US US09/730,433 patent/US20010003635A1/en not_active Abandoned
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008158430A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Seiko Epson Corp | トナー、現像装置および画像形成装置 |
US7759038B2 (en) | 2006-12-26 | 2010-07-20 | Seiko Epson Corporation | Toner, development unit and image forming apparatus using the same |
WO2008105396A1 (ja) | 2007-03-01 | 2008-09-04 | Seiko Epson Corporation | 現像装置および画像形成装置 |
JP2008242422A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-10-09 | Seiko Epson Corp | 現像装置および画像形成装置 |
US8107863B2 (en) | 2007-03-01 | 2012-01-31 | Seiko Epson Corporation | Developing device and image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20010003635A1 (en) | 2001-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070306 |