JP2001164927A - Nox浄化方法及びその装置 - Google Patents
Nox浄化方法及びその装置Info
- Publication number
- JP2001164927A JP2001164927A JP35514599A JP35514599A JP2001164927A JP 2001164927 A JP2001164927 A JP 2001164927A JP 35514599 A JP35514599 A JP 35514599A JP 35514599 A JP35514599 A JP 35514599A JP 2001164927 A JP2001164927 A JP 2001164927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- reduction catalyst
- storage reduction
- plasma
- reducing agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 排気ガス中のNOX を効果的に浄化するとと
もに、エネルギーの損失をもたらすことのない効率的な
排気ガス浄化方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 排気ガス温度がNOX 吸蔵還元型触媒1
2の作用温度未満であるときには、温度センサー16か
らの信号に基づく制御装置17からの信号により、電極
13,14間に高圧電圧を印加して放電し、プラズマ状
態を発生し、発生したプラズマが、NOX 吸蔵還元型触
媒12に担持された塩基成分及び/又は貴金属の表面と
接触するようにして、リーンの状態ではNOX を吸着さ
せ、リッチの状態ではNOX を還元させるようにし、ま
た、内燃機関からの排気ガス温度が、NOX 吸蔵還元型
触媒12の作用温度以上であるときには、電極13,1
4間には電圧を印加せず、放電、プラズマの発生は停止
し、NOX 吸蔵還元型触媒12によるHC存在下での排
気ガスの浄化処理を行う。
もに、エネルギーの損失をもたらすことのない効率的な
排気ガス浄化方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 排気ガス温度がNOX 吸蔵還元型触媒1
2の作用温度未満であるときには、温度センサー16か
らの信号に基づく制御装置17からの信号により、電極
13,14間に高圧電圧を印加して放電し、プラズマ状
態を発生し、発生したプラズマが、NOX 吸蔵還元型触
媒12に担持された塩基成分及び/又は貴金属の表面と
接触するようにして、リーンの状態ではNOX を吸着さ
せ、リッチの状態ではNOX を還元させるようにし、ま
た、内燃機関からの排気ガス温度が、NOX 吸蔵還元型
触媒12の作用温度以上であるときには、電極13,1
4間には電圧を印加せず、放電、プラズマの発生は停止
し、NOX 吸蔵還元型触媒12によるHC存在下での排
気ガスの浄化処理を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の内燃機
関からの排気ガスを浄化する方法及びその装置に関す
る。特に、内燃機関からの排気ガス中のNOX をより効
果的に浄化する方法及びその装置に関する。
関からの排気ガスを浄化する方法及びその装置に関す
る。特に、内燃機関からの排気ガス中のNOX をより効
果的に浄化する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などの内燃機関からの排気
ガスを浄化する技術としては、三元触媒を用いてストイ
キ近傍でNOX を還元除去する方法が一般的である。ま
た、排気ガスを浄化する触媒間に電位をかけてプラズマ
を発生させるとともに、還元剤を添加してNOX を浄化
する方法が知られている(特開平6−10651号公
報)。また、アルカリ金属等のNOX 吸着成分を加えた
白金担持触媒に、リーン状態(酸素過剰状態)でNOX
を吸着させ、ストイキ乃至はリッチ状態で吸着したNO
X を還元することにより、NOX を浄化する方法も知ら
れている(国際公開WO 93/7363)。
ガスを浄化する技術としては、三元触媒を用いてストイ
キ近傍でNOX を還元除去する方法が一般的である。ま
た、排気ガスを浄化する触媒間に電位をかけてプラズマ
を発生させるとともに、還元剤を添加してNOX を浄化
する方法が知られている(特開平6−10651号公
報)。また、アルカリ金属等のNOX 吸着成分を加えた
白金担持触媒に、リーン状態(酸素過剰状態)でNOX
を吸着させ、ストイキ乃至はリッチ状態で吸着したNO
X を還元することにより、NOX を浄化する方法も知ら
れている(国際公開WO 93/7363)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
三元触媒を使用したNOX の還元浄化処理方法は、排気
ガス温度が比較的低温となる運転領域においては、触媒
の活性が十分でなく、NOX の還元浄化処理が不十分で
あるという状況であり、また、上記触媒間に電位をかけ
てプラズマを発生させる構成では、排気ガス中のNOX
の還元浄化処理が不十分であるばかりか、触媒が作用す
る温度であるか否かに関係なく常時プラズマを発生させ
ているため、触媒が作用する温度でのプラズマ発生に伴
うエネルギーの損失をもたらすという状況である。ま
た、上記のアルカリ金属等のNOX 吸着成分を加えた白
金担持触媒を使用する方法においては、吸着NOX の分
解には高温かつリッチ条件が必須であるため、ディーゼ
ルエンジンのように、排気ガスが低温で常にリーン状態
であり高温かつリッチ状態にできない場合には、NOX
の浄化率があまり高くないのが現状である。
三元触媒を使用したNOX の還元浄化処理方法は、排気
ガス温度が比較的低温となる運転領域においては、触媒
の活性が十分でなく、NOX の還元浄化処理が不十分で
あるという状況であり、また、上記触媒間に電位をかけ
てプラズマを発生させる構成では、排気ガス中のNOX
の還元浄化処理が不十分であるばかりか、触媒が作用す
る温度であるか否かに関係なく常時プラズマを発生させ
ているため、触媒が作用する温度でのプラズマ発生に伴
うエネルギーの損失をもたらすという状況である。ま
た、上記のアルカリ金属等のNOX 吸着成分を加えた白
金担持触媒を使用する方法においては、吸着NOX の分
解には高温かつリッチ条件が必須であるため、ディーゼ
ルエンジンのように、排気ガスが低温で常にリーン状態
であり高温かつリッチ状態にできない場合には、NOX
の浄化率があまり高くないのが現状である。
【0004】そこで、本発明は、上記のような状況に鑑
みてなされたものであって、その目的とするところは、
ディーゼルエンジン、リーンバーンエンジン等の希薄燃
焼型エンジンのような内燃機関からの排気ガス、特に、
排気ガス中のNOX を効果的に浄化するとともに、エネ
ルギーの損失をもたらすことのない効率的な排気ガス浄
化方法及びその装置を提供することである。
みてなされたものであって、その目的とするところは、
ディーゼルエンジン、リーンバーンエンジン等の希薄燃
焼型エンジンのような内燃機関からの排気ガス、特に、
排気ガス中のNOX を効果的に浄化するとともに、エネ
ルギーの損失をもたらすことのない効率的な排気ガス浄
化方法及びその装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、NOX 吸
蔵還元型触媒の表面近くで還元剤(HC)の存在下プラ
ズマを発生させることによりNOX 吸蔵還元型触媒の表
面近くにプラズマを存在させるようにすることにより、
リーン状態では、排気ガス中のNOX は、還元剤(H
C)の存在下でNO2 に酸化されて吸着が促進され、ま
た、リッチ状態では、排気ガス中の還元剤等がラジカ
ル、イオン化されて活性化し、NOX の還元が促進され
ること見いだし、本発明を完成したものである。
蔵還元型触媒の表面近くで還元剤(HC)の存在下プラ
ズマを発生させることによりNOX 吸蔵還元型触媒の表
面近くにプラズマを存在させるようにすることにより、
リーン状態では、排気ガス中のNOX は、還元剤(H
C)の存在下でNO2 に酸化されて吸着が促進され、ま
た、リッチ状態では、排気ガス中の還元剤等がラジカ
ル、イオン化されて活性化し、NOX の還元が促進され
ること見いだし、本発明を完成したものである。
【0006】即ち、本発明に係る排気ガス浄化方法は、
「内燃機関からの排気ガスをNOX 吸蔵還元型触媒を用
いて浄化する排気ガス浄化方法において、 A.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度未満であるときには、内燃機関からの
排気ガスがリーンの状態では還元剤導入装置から導入さ
れた還元剤の存在下に、また、リッチの状態では含有の
還元剤の存在下に、NOX 吸蔵還元型触媒及び/又はN
OX 吸蔵還元型触媒の排気ガス上流側に設けられたプラ
ズマ発生装置において放電させ、プラズマを発生させる
こにより、NOX 吸蔵還元型触媒に担持されたNOX 吸
蔵成分としての塩基成分及び/又は貴金属の表面近くに
プラズマが存在するようにし、リーンの状態ではNOX
吸蔵還元型触媒にNOX を吸着させ、リッチの状態では
NOX 吸蔵還元型触媒によりNOX を還元させるように
し、 B.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度以上であるときには、該プラズマ発生
装置での放電、プラズマの発生を停止し、NOX吸蔵還
元型触媒により、内燃機関からの排気ガスがリーンの状
態では、導入された還元剤の存在下でNOX を還元さ
せ、また、リッチの状態では含有の存在する還元剤の存
在下でNOX を還元させる、ことを特徴とする排気ガス
浄化方法。」(請求項1)を要旨(発明を特定する事
項)とすることにより上記の目的を達成するものであ
る。
「内燃機関からの排気ガスをNOX 吸蔵還元型触媒を用
いて浄化する排気ガス浄化方法において、 A.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度未満であるときには、内燃機関からの
排気ガスがリーンの状態では還元剤導入装置から導入さ
れた還元剤の存在下に、また、リッチの状態では含有の
還元剤の存在下に、NOX 吸蔵還元型触媒及び/又はN
OX 吸蔵還元型触媒の排気ガス上流側に設けられたプラ
ズマ発生装置において放電させ、プラズマを発生させる
こにより、NOX 吸蔵還元型触媒に担持されたNOX 吸
蔵成分としての塩基成分及び/又は貴金属の表面近くに
プラズマが存在するようにし、リーンの状態ではNOX
吸蔵還元型触媒にNOX を吸着させ、リッチの状態では
NOX 吸蔵還元型触媒によりNOX を還元させるように
し、 B.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度以上であるときには、該プラズマ発生
装置での放電、プラズマの発生を停止し、NOX吸蔵還
元型触媒により、内燃機関からの排気ガスがリーンの状
態では、導入された還元剤の存在下でNOX を還元さ
せ、また、リッチの状態では含有の存在する還元剤の存
在下でNOX を還元させる、ことを特徴とする排気ガス
浄化方法。」(請求項1)を要旨(発明を特定する事
項)とすることにより上記の目的を達成するものであ
る。
【0007】また、本発明に係る排気ガス浄化装置は、
「内燃機関からの排気ガスをNOX 吸蔵還元型触媒を用
いて浄化する排気ガス浄化装置において、内燃機関から
の排気管内に設けられたNOX 吸蔵還元型触媒と、NO
X 吸蔵還元型触媒及び/又はNOX 吸蔵還元型触媒の排
気ガス上流側に設けられたプラズマ発生装置と、プラズ
マ発生装置の排気ガス上流側及び/又はNOX 吸蔵還元
型触媒内部及び/又はNOX 吸蔵還元型触媒下流側に設
けられた排気ガス温度を測定する温度センサーと、還元
剤導入装置と、温度センサーからの信号に基づいてプラ
ズマ発生装置を制御する制御装置を有し、 A.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度未満であるときには、内燃機関からの
排気ガスがリーンの状態では還元剤導入装置から導入さ
れた還元剤の存在下に、また、リッチの状態では含有の
還元剤の存在下に、NOX 吸蔵還元型触媒及び/又はN
OX 吸蔵還元型触媒の排気ガス上流側に設けられたプラ
ズマ発生装置において放電させ、プラズマを発生させる
こにより、NOX 吸蔵還元型触媒に担持されたNOX 吸
蔵成分としての塩基成分及び/又は貴金属の表面近くに
プラズマが存在するようにし、リーンの状態ではNOX
吸蔵還元型触媒にNOX を吸着させ、リッチの状態では
NOX 吸蔵還元型触媒によりNOX を還元させるように
し、 B.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度以上であるときには、該プラズマ発生
装置での放電、プラズマの発生を停止し、NOX吸蔵還
元型触媒により、内燃機関からの排気ガスがリーンの状
態では、導入された還元剤の存在下でNOX を還元さ
せ、また、リッチの状態では含有の還元剤の存在下でN
OX を還元させる、ことを特徴とする排気ガス浄化装
置。」(請求項6)を要旨(発明を特定する事項)とす
ることにより上記の目的を達成するものである。
「内燃機関からの排気ガスをNOX 吸蔵還元型触媒を用
いて浄化する排気ガス浄化装置において、内燃機関から
の排気管内に設けられたNOX 吸蔵還元型触媒と、NO
X 吸蔵還元型触媒及び/又はNOX 吸蔵還元型触媒の排
気ガス上流側に設けられたプラズマ発生装置と、プラズ
マ発生装置の排気ガス上流側及び/又はNOX 吸蔵還元
型触媒内部及び/又はNOX 吸蔵還元型触媒下流側に設
けられた排気ガス温度を測定する温度センサーと、還元
剤導入装置と、温度センサーからの信号に基づいてプラ
ズマ発生装置を制御する制御装置を有し、 A.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度未満であるときには、内燃機関からの
排気ガスがリーンの状態では還元剤導入装置から導入さ
れた還元剤の存在下に、また、リッチの状態では含有の
還元剤の存在下に、NOX 吸蔵還元型触媒及び/又はN
OX 吸蔵還元型触媒の排気ガス上流側に設けられたプラ
ズマ発生装置において放電させ、プラズマを発生させる
こにより、NOX 吸蔵還元型触媒に担持されたNOX 吸
蔵成分としての塩基成分及び/又は貴金属の表面近くに
プラズマが存在するようにし、リーンの状態ではNOX
吸蔵還元型触媒にNOX を吸着させ、リッチの状態では
NOX 吸蔵還元型触媒によりNOX を還元させるように
し、 B.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度以上であるときには、該プラズマ発生
装置での放電、プラズマの発生を停止し、NOX吸蔵還
元型触媒により、内燃機関からの排気ガスがリーンの状
態では、導入された還元剤の存在下でNOX を還元さ
せ、また、リッチの状態では含有の還元剤の存在下でN
OX を還元させる、ことを特徴とする排気ガス浄化装
置。」(請求項6)を要旨(発明を特定する事項)とす
ることにより上記の目的を達成するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下において本発明を更に詳細に
説明する。本発明においては、内燃機関からの排気ガス
の温度が、NOX 吸蔵還元型触媒の作用温度未満である
ときには、還元剤の存在下、NOX 吸蔵還元型触媒及び
/又はNOX 吸蔵還元型触媒の排気ガス上流側に設けら
れたプラズマ発生装置において放電させ、プラズマを発
生させることにより、NOX 吸蔵還元型触媒に担持され
たNOX 吸蔵成分としての塩基成分及び/又は貴金属の
表面近くにプラズマが存在するようにし、NOX 吸蔵還
元型触媒の作用温度以上であるときには、プラズマ発生
装置でのプラズマの発生を停止する、ものである。
説明する。本発明においては、内燃機関からの排気ガス
の温度が、NOX 吸蔵還元型触媒の作用温度未満である
ときには、還元剤の存在下、NOX 吸蔵還元型触媒及び
/又はNOX 吸蔵還元型触媒の排気ガス上流側に設けら
れたプラズマ発生装置において放電させ、プラズマを発
生させることにより、NOX 吸蔵還元型触媒に担持され
たNOX 吸蔵成分としての塩基成分及び/又は貴金属の
表面近くにプラズマが存在するようにし、NOX 吸蔵還
元型触媒の作用温度以上であるときには、プラズマ発生
装置でのプラズマの発生を停止する、ものである。
【0009】本発明において使用される「NOX 吸蔵還
元型触媒」は、NOX を吸蔵しうる機能、NOX の還元
を促進する機能を有するものであれば、特に限定される
ものではないが、例えば、NOX を吸蔵する機能を有す
る成分として塩基性成分を、また、NOX の還元を促進
する機能を有する成分として貴金属を担持した触媒が使
用される。NOX を吸蔵する機能を有する成分である塩
基性成分としては、リチウム、カリウム、ナトリウム、
セシウムからなるアルカリ金属、カルシウム、マグネシ
ウム、バリウム、ストロンチウムからなるアルカリ土類
金属、ランタン、イットリウム、セリウムからなる希土
類元素等が挙げられ、それらの一つ又は二つ以上が選択
して使用される。
元型触媒」は、NOX を吸蔵しうる機能、NOX の還元
を促進する機能を有するものであれば、特に限定される
ものではないが、例えば、NOX を吸蔵する機能を有す
る成分として塩基性成分を、また、NOX の還元を促進
する機能を有する成分として貴金属を担持した触媒が使
用される。NOX を吸蔵する機能を有する成分である塩
基性成分としては、リチウム、カリウム、ナトリウム、
セシウムからなるアルカリ金属、カルシウム、マグネシ
ウム、バリウム、ストロンチウムからなるアルカリ土類
金属、ランタン、イットリウム、セリウムからなる希土
類元素等が挙げられ、それらの一つ又は二つ以上が選択
して使用される。
【0010】前記アルカリ金属、アルカリ土類金属、希
土類元素の少なくとも一つの担持量は、1〜90重量
%、好ましくは、5〜50重量%である。アルカリ金
属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なくとも一つの
担持量が、1重量%未満であるときには、触媒表面にN
OX が十分に吸着されないという問題が生じ、また、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なくと
も一つの担持量が、90重量%を超えるときには、触媒
表面積の低下という問題が生じる。
土類元素の少なくとも一つの担持量は、1〜90重量
%、好ましくは、5〜50重量%である。アルカリ金
属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なくとも一つの
担持量が、1重量%未満であるときには、触媒表面にN
OX が十分に吸着されないという問題が生じ、また、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なくと
も一つの担持量が、90重量%を超えるときには、触媒
表面積の低下という問題が生じる。
【0011】担体にアルカリ金属、アルカリ土類金属、
希土類元素の少なくとも一つを担持させる方法として
は、特に限定されるものではないが、例えば、アルカリ
金属、アルカリ土類金属、希土類元素の塩を少なくとも
一つを溶解した溶液に担体を浸漬し、担体にアルカリ金
属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なくとも一つの
化合物を担持し、乾燥後に焼成する方法などがある。こ
の場合、アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素
は、担体にアルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元
素の塩又は酸化物の形で担持される。また、担体として
ゼオライトを使用する場合には、イオン交換法によって
アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なく
とも一つを導入することもできる。即ち、イオン交換ゼ
オライトは、例えば、アンモニア型のゼオライトを所定
量の前記金属塩を含む水溶液に浸漬し、水洗することに
より得ることができる。このときイオン交換されるアル
カリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なくとも
一つの金属の量は、イオン交換率1〜150%、好まし
くは、5〜110%であり、イオン交換されるアルカリ
金属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なくとも一つ
の金属の量が、1%未満であるときには、触媒表面にN
OX が十分に吸着されないという問題が生じ、また、イ
オン交換されるアルカリ金属、アルカリ土類金属、希土
類元素の少なくとも一つの金属の量が、150%を超え
るような量であるときには、触媒表面積の低下という問
題が生じる。
希土類元素の少なくとも一つを担持させる方法として
は、特に限定されるものではないが、例えば、アルカリ
金属、アルカリ土類金属、希土類元素の塩を少なくとも
一つを溶解した溶液に担体を浸漬し、担体にアルカリ金
属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なくとも一つの
化合物を担持し、乾燥後に焼成する方法などがある。こ
の場合、アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素
は、担体にアルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元
素の塩又は酸化物の形で担持される。また、担体として
ゼオライトを使用する場合には、イオン交換法によって
アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なく
とも一つを導入することもできる。即ち、イオン交換ゼ
オライトは、例えば、アンモニア型のゼオライトを所定
量の前記金属塩を含む水溶液に浸漬し、水洗することに
より得ることができる。このときイオン交換されるアル
カリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なくとも
一つの金属の量は、イオン交換率1〜150%、好まし
くは、5〜110%であり、イオン交換されるアルカリ
金属、アルカリ土類金属、希土類元素の少なくとも一つ
の金属の量が、1%未満であるときには、触媒表面にN
OX が十分に吸着されないという問題が生じ、また、イ
オン交換されるアルカリ金属、アルカリ土類金属、希土
類元素の少なくとも一つの金属の量が、150%を超え
るような量であるときには、触媒表面積の低下という問
題が生じる。
【0012】また、NOX の還元を促進する機能を有す
る成分である貴金属としては、白金、パラジウム、ロジ
ウム、イリジウム、ルテニウム等が挙げられ、それらの
一つ又は二つ以上が選択して使用される。担体に担持さ
れる貴金属の量は、0.1〜50重量%であり、好まし
くは、1〜20重量%である。担体に担持される貴金属
の量が、0.1重量%未満であるときには、NOX の分
解能が低下するいう問題が生じ、また、担体に担持され
る貴金属の量が、50重量%を超えるような量であると
きには、触媒コスト上昇いう問題が生じる。
る成分である貴金属としては、白金、パラジウム、ロジ
ウム、イリジウム、ルテニウム等が挙げられ、それらの
一つ又は二つ以上が選択して使用される。担体に担持さ
れる貴金属の量は、0.1〜50重量%であり、好まし
くは、1〜20重量%である。担体に担持される貴金属
の量が、0.1重量%未満であるときには、NOX の分
解能が低下するいう問題が生じ、また、担体に担持され
る貴金属の量が、50重量%を超えるような量であると
きには、触媒コスト上昇いう問題が生じる。
【0013】本発明において、塩基性成分と貴金属を担
持するために使用される担体としては、公知のNOX 吸
蔵還元型触媒に使用されているものであれば使用するこ
とができる。例えば、塩基性成分と貴金属を担持する担
体としては、アルミナ、シリカ、ゼオライト、シリカ・
アルミナ、チタニア、ジルコニア等を挙げることがで
る。
持するために使用される担体としては、公知のNOX 吸
蔵還元型触媒に使用されているものであれば使用するこ
とができる。例えば、塩基性成分と貴金属を担持する担
体としては、アルミナ、シリカ、ゼオライト、シリカ・
アルミナ、チタニア、ジルコニア等を挙げることがで
る。
【0014】本発明において使用される還元剤として
は、この種排気ガス浄化方法において還元剤として使用
されているものであれば、特に限定されるものではない
が、例えば、ヘキサン、ヘプタン、ブタン、プロパン、
軽油、灯油、ガソリン等が挙げられ、それらの一つ又は
二つ以上が選択して使用される。還元剤は、内燃機関の
気筒及び/又はプラズマ発生装置の排気ガス上流側(以
下、単に「上流側」という)において導入される。排気
ガスがリーン状態にあるときの還元剤の導入量は、内燃
機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元型触媒の
作用温度未満であるときには、50〜1000ppmC
となる量が好ましく、内燃機関からの排気ガスの温度
が、NOX 吸蔵還元型触媒の作用温度以上であるときに
は、0〜50ppmCとなる量が好ましい。
は、この種排気ガス浄化方法において還元剤として使用
されているものであれば、特に限定されるものではない
が、例えば、ヘキサン、ヘプタン、ブタン、プロパン、
軽油、灯油、ガソリン等が挙げられ、それらの一つ又は
二つ以上が選択して使用される。還元剤は、内燃機関の
気筒及び/又はプラズマ発生装置の排気ガス上流側(以
下、単に「上流側」という)において導入される。排気
ガスがリーン状態にあるときの還元剤の導入量は、内燃
機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元型触媒の
作用温度未満であるときには、50〜1000ppmC
となる量が好ましく、内燃機関からの排気ガスの温度
が、NOX 吸蔵還元型触媒の作用温度以上であるときに
は、0〜50ppmCとなる量が好ましい。
【0015】本発明におけるプラズマ発生手段は、この
種排気ガス浄化方法において行なわれているプラズマ発
生手段であれば、特に限定されるものではないが、例え
ば、コロナ放電、パルスストリーマ放電、充填層バリア
放電、無声放電、沿面放電等によって行なわれる。ここ
において、発生された「プラズマ」とは、「ガスの存在
下で放電を生起し、ガスの少なくとも一部が励起状態に
あるか及び/またはガスの少なくとも一部がラジカル化
された状態にあるか及び/またはガスの少なくとも一部
がイオン化された状態にあること」を表わしたものであ
る。プラズマの発生は、プラズマ発生装置の上流側及び
/又はNOX 吸蔵還元型触媒内部及び/又はNOX 吸蔵
還元型触媒下流側、好ましくは、上流側に設けられた排
気ガス温度を測定する温度センサーからの信号によって
制御される。即ち、内燃機関からの排気ガスの温度が、
NOX 吸蔵還元型触媒の作用温度未満であるときには、
プラズマ発生装置の電極間に電圧が印加され、また、内
燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元型触媒
の作用温度以上であるときには、プラズマ発生装置の電
極間に電圧が印加されないように、温度センサーからの
信号によって制御される。また、本発明におけるプラズ
マの発生は、内燃機関から排出された排気ガスがリーン
状態のときには、例えば、1〜100KV、1Hz〜1
MHzの電圧を、内燃機関から排出された排気ガスがリ
ッチ状態のときには、例えば、5〜30KV、10Hz
〜50KHzの電圧を電極間に印加して放電を発生させ
ることにより行なわれる。
種排気ガス浄化方法において行なわれているプラズマ発
生手段であれば、特に限定されるものではないが、例え
ば、コロナ放電、パルスストリーマ放電、充填層バリア
放電、無声放電、沿面放電等によって行なわれる。ここ
において、発生された「プラズマ」とは、「ガスの存在
下で放電を生起し、ガスの少なくとも一部が励起状態に
あるか及び/またはガスの少なくとも一部がラジカル化
された状態にあるか及び/またはガスの少なくとも一部
がイオン化された状態にあること」を表わしたものであ
る。プラズマの発生は、プラズマ発生装置の上流側及び
/又はNOX 吸蔵還元型触媒内部及び/又はNOX 吸蔵
還元型触媒下流側、好ましくは、上流側に設けられた排
気ガス温度を測定する温度センサーからの信号によって
制御される。即ち、内燃機関からの排気ガスの温度が、
NOX 吸蔵還元型触媒の作用温度未満であるときには、
プラズマ発生装置の電極間に電圧が印加され、また、内
燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元型触媒
の作用温度以上であるときには、プラズマ発生装置の電
極間に電圧が印加されないように、温度センサーからの
信号によって制御される。また、本発明におけるプラズ
マの発生は、内燃機関から排出された排気ガスがリーン
状態のときには、例えば、1〜100KV、1Hz〜1
MHzの電圧を、内燃機関から排出された排気ガスがリ
ッチ状態のときには、例えば、5〜30KV、10Hz
〜50KHzの電圧を電極間に印加して放電を発生させ
ることにより行なわれる。
【0016】以下において、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。図1〜4は、本発明に係
る排気ガス浄化装置の実施の形態を示す概略図であり、
図5は、プラズマ発生制御ルーチンのフローチャートで
ある。
面を参照して詳細に説明する。図1〜4は、本発明に係
る排気ガス浄化装置の実施の形態を示す概略図であり、
図5は、プラズマ発生制御ルーチンのフローチャートで
ある。
【0017】(第1の実施の形態)第1の実施の形態の
排気ガス浄化装置は、図1に示すように、排気管11内
に設けられた、導電性の材料で円板状に成形されたメッ
シュ状のものであって、排気ガスが自由に通過できるよ
うな電極13,14と、その電極13,14間に配置さ
れたNOX 吸蔵還元型触媒12と、電極13の上流側に
設けられた温度センサー16と、排気管11外に設けら
れ、電極13,14と接続された高圧電源15と、温度
センサー16からの信号からの信号により高圧電源15
を制御する制御装置17とを有する。還元剤導入装置
は、還元剤が内燃機関の気筒及び/又は電極13,14
の上流側において導入されるように設けられる。内燃機
関(エンジン)の稼動によって内燃機関から排出された
排気ガスが、排気管11の一端から、矢印で示された方
向に流され、温度センサー16に到達したときにその排
気ガス温度が測定され、その排気ガスの温度が、NOX
吸蔵還元型触媒12の作用温度未満であるときには、図
5のフローチャートに示されているように、その旨の信
号が制御装置17に送られ、高圧電源15はONとなっ
て電極13,14間に高圧電圧が印加されて放電が生起
され、内燃機関から排出された排気ガスがリーン状態に
あるときに還元剤導入装置から導入された還元剤の存在
下にプラズマ状態が発生し、発生したプラズマがNOX
吸蔵還元型触媒12に担持された塩基成分及び/又は貴
金属の表面と接触する状態となり、NOX 吸蔵還元型触
媒12表面にNOX が吸着される。そして、内燃機関か
ら排出された排気ガスがリッチ状態になったときには、
温度センサー16からの信号が制御装置17からの信号
の基となり、高圧電源15はONの状態で電極13,1
4間に高圧電圧が引き続き印加されて放電が続行され、
内燃機関から排出された排気ガスがリッチ状態にあるた
めに存在する還元剤の存在下にプラズマ状態が発生し、
発生したプラズマがNOX 吸蔵還元型触媒12に担持さ
れた塩基成分及び/又は貴金属の表面と接触する状態と
なり、NOX吸蔵還元型触媒12表面でNOX が良好に
還元される。また、内燃機関から排出された排気ガスの
温度が、NOX 吸蔵還元型触媒12の作用温度以上であ
るときには、温度センサー16からの信号に基づく制御
装置17からの信号により、電極13,14間には電圧
が印加されず、放電、プラズマの発生は停止されるが、
この状態では、NOX 吸蔵還元型触媒12により、内燃
機関から排出された排気ガスがリーンの状態では、導入
された還元剤の存在下でNOX が還元され、また、リッ
チの状態では、含有の還元剤の存在下でNOXが還元さ
れることになる。このようにして、いずれの状態におい
ても、排気ガスの良好な浄化処理が施されることになる
と同時に、放電エネルギーの節約にもなる。
排気ガス浄化装置は、図1に示すように、排気管11内
に設けられた、導電性の材料で円板状に成形されたメッ
シュ状のものであって、排気ガスが自由に通過できるよ
うな電極13,14と、その電極13,14間に配置さ
れたNOX 吸蔵還元型触媒12と、電極13の上流側に
設けられた温度センサー16と、排気管11外に設けら
れ、電極13,14と接続された高圧電源15と、温度
センサー16からの信号からの信号により高圧電源15
を制御する制御装置17とを有する。還元剤導入装置
は、還元剤が内燃機関の気筒及び/又は電極13,14
の上流側において導入されるように設けられる。内燃機
関(エンジン)の稼動によって内燃機関から排出された
排気ガスが、排気管11の一端から、矢印で示された方
向に流され、温度センサー16に到達したときにその排
気ガス温度が測定され、その排気ガスの温度が、NOX
吸蔵還元型触媒12の作用温度未満であるときには、図
5のフローチャートに示されているように、その旨の信
号が制御装置17に送られ、高圧電源15はONとなっ
て電極13,14間に高圧電圧が印加されて放電が生起
され、内燃機関から排出された排気ガスがリーン状態に
あるときに還元剤導入装置から導入された還元剤の存在
下にプラズマ状態が発生し、発生したプラズマがNOX
吸蔵還元型触媒12に担持された塩基成分及び/又は貴
金属の表面と接触する状態となり、NOX 吸蔵還元型触
媒12表面にNOX が吸着される。そして、内燃機関か
ら排出された排気ガスがリッチ状態になったときには、
温度センサー16からの信号が制御装置17からの信号
の基となり、高圧電源15はONの状態で電極13,1
4間に高圧電圧が引き続き印加されて放電が続行され、
内燃機関から排出された排気ガスがリッチ状態にあるた
めに存在する還元剤の存在下にプラズマ状態が発生し、
発生したプラズマがNOX 吸蔵還元型触媒12に担持さ
れた塩基成分及び/又は貴金属の表面と接触する状態と
なり、NOX吸蔵還元型触媒12表面でNOX が良好に
還元される。また、内燃機関から排出された排気ガスの
温度が、NOX 吸蔵還元型触媒12の作用温度以上であ
るときには、温度センサー16からの信号に基づく制御
装置17からの信号により、電極13,14間には電圧
が印加されず、放電、プラズマの発生は停止されるが、
この状態では、NOX 吸蔵還元型触媒12により、内燃
機関から排出された排気ガスがリーンの状態では、導入
された還元剤の存在下でNOX が還元され、また、リッ
チの状態では、含有の還元剤の存在下でNOXが還元さ
れることになる。このようにして、いずれの状態におい
ても、排気ガスの良好な浄化処理が施されることになる
と同時に、放電エネルギーの節約にもなる。
【0018】(第2の実施の形態)また、第2の実施の
形態の排気ガス浄化装置は、図2に示すように、排気管
21内に設けられたNOX 吸蔵還元型触媒22と、NO
X 吸蔵還元型触媒22より上流側で排気管21の外周に
設けられた円筒状の電極23と、排気管21の中心部分
に設けられた棒状の電極24と、電極23,24の上流
側に設けられた温度センサー26と、排気管21外に設
けられ、電極23,24と接続された高圧電源25と、
温度センサー26からの信号により高圧電源25を制御
する制御装置27とを有する。還元剤導入装置は、還元
剤が内燃機関の気筒及び/又は電極13,14の上流側
において導入されるように設けられる。この排気ガス浄
化装置を使用した排気ガスの浄化処理は、上記第1の実
施の形態における場合と同様である。
形態の排気ガス浄化装置は、図2に示すように、排気管
21内に設けられたNOX 吸蔵還元型触媒22と、NO
X 吸蔵還元型触媒22より上流側で排気管21の外周に
設けられた円筒状の電極23と、排気管21の中心部分
に設けられた棒状の電極24と、電極23,24の上流
側に設けられた温度センサー26と、排気管21外に設
けられ、電極23,24と接続された高圧電源25と、
温度センサー26からの信号により高圧電源25を制御
する制御装置27とを有する。還元剤導入装置は、還元
剤が内燃機関の気筒及び/又は電極13,14の上流側
において導入されるように設けられる。この排気ガス浄
化装置を使用した排気ガスの浄化処理は、上記第1の実
施の形態における場合と同様である。
【0019】(第3の実施の形態)また、第3の実施の
形態の排気ガス浄化装置は、図3に示すように、排気管
31内に設けられたNOX 吸蔵還元型触媒32と、NO
X 吸蔵還元型触媒32より上流側に設けられた、導電性
の材料で円板状に成形されたメッシュ状のものであっ
て、処理ガスが自由に通過できるような一対の電極3
3,34と、その電極33,34間に配置されたアルミ
ナなどの誘電体38と、電極33の上流側に設けられた
温度センサー36と、排気管31外に設けられ、電極3
3,34と接続された高圧電源35と、温度センサー3
6からの信号により高圧電源35を制御する制御装置3
7とを有する。還元剤導入装置は、還元剤が内燃機関の
気筒及び/又は電極13,14の上流側において導入さ
れるように設けられる。この排気ガス浄化装置を使用し
た排気ガスの浄化処理は、上記第1の実施の形態におけ
る場合と同様である。
形態の排気ガス浄化装置は、図3に示すように、排気管
31内に設けられたNOX 吸蔵還元型触媒32と、NO
X 吸蔵還元型触媒32より上流側に設けられた、導電性
の材料で円板状に成形されたメッシュ状のものであっ
て、処理ガスが自由に通過できるような一対の電極3
3,34と、その電極33,34間に配置されたアルミ
ナなどの誘電体38と、電極33の上流側に設けられた
温度センサー36と、排気管31外に設けられ、電極3
3,34と接続された高圧電源35と、温度センサー3
6からの信号により高圧電源35を制御する制御装置3
7とを有する。還元剤導入装置は、還元剤が内燃機関の
気筒及び/又は電極13,14の上流側において導入さ
れるように設けられる。この排気ガス浄化装置を使用し
た排気ガスの浄化処理は、上記第1の実施の形態におけ
る場合と同様である。
【0020】(第4の実施の形態)また、第4の実施の
形態の排気ガス浄化装置は、図4に示すように、排気管
41内に設けられたNOX 吸蔵還元型触媒42と、NO
X 吸蔵還元型触媒42が配置されている位置で、排気管
41の外周に設けられた円筒状の電極43と、NO X 吸
蔵還元型触媒42の中心部分(排気管41の中心部分)
に設けられた棒状の電極44と、電極43,44の上流
側に設けられた温度センサー46と、排気管41外に設
けられ、電極43,44と接続された高圧電源45と、
温度センサー46からの信号により高圧電源45を制御
する制御装置47とを有する。還元剤導入装置は、還元
剤が内燃機関の気筒及び/又は電極13,14の上流側
において導入されるように設けられる。この排気ガス浄
化装置を使用した排気ガスの浄化処理は、上記第1の実
施の形態における場合と同様である。
形態の排気ガス浄化装置は、図4に示すように、排気管
41内に設けられたNOX 吸蔵還元型触媒42と、NO
X 吸蔵還元型触媒42が配置されている位置で、排気管
41の外周に設けられた円筒状の電極43と、NO X 吸
蔵還元型触媒42の中心部分(排気管41の中心部分)
に設けられた棒状の電極44と、電極43,44の上流
側に設けられた温度センサー46と、排気管41外に設
けられ、電極43,44と接続された高圧電源45と、
温度センサー46からの信号により高圧電源45を制御
する制御装置47とを有する。還元剤導入装置は、還元
剤が内燃機関の気筒及び/又は電極13,14の上流側
において導入されるように設けられる。この排気ガス浄
化装置を使用した排気ガスの浄化処理は、上記第1の実
施の形態における場合と同様である。
【0021】上記のようにして、排気ガスの温度が、N
OX 吸蔵還元型触媒の作用温度未満であるときには、還
元剤(HC)含有の排気ガス雰囲気中でプラズマを発生
させ、NOX 吸蔵還元型触媒に担持されたNOX 吸蔵成
分としての塩基成分及び/又は貴金属の表面近くにプラ
ズマが存在するようにすると、排気ガスがリーンの状態
であるときには、排気ガス中のNOX は還元剤(HC)
共存下でNO2 に酸化され吸着が促進され、また、排気
ガスがリッチの状態であるときには、存在するHC等が
ラジカル、イオン化されることにより活性化しNOX の
還元が促進される。このようにして、排気ガスが低温の
時からNOX の吸蔵及び還元が起こり、NOX が効果的
に浄化処理される。また、排気ガスの温度が、NOX 吸
蔵還元型触媒の作用温度以上であるときには、放電を停
止するために投入エネルギーが少なくてすむという効果
がある。
OX 吸蔵還元型触媒の作用温度未満であるときには、還
元剤(HC)含有の排気ガス雰囲気中でプラズマを発生
させ、NOX 吸蔵還元型触媒に担持されたNOX 吸蔵成
分としての塩基成分及び/又は貴金属の表面近くにプラ
ズマが存在するようにすると、排気ガスがリーンの状態
であるときには、排気ガス中のNOX は還元剤(HC)
共存下でNO2 に酸化され吸着が促進され、また、排気
ガスがリッチの状態であるときには、存在するHC等が
ラジカル、イオン化されることにより活性化しNOX の
還元が促進される。このようにして、排気ガスが低温の
時からNOX の吸蔵及び還元が起こり、NOX が効果的
に浄化処理される。また、排気ガスの温度が、NOX 吸
蔵還元型触媒の作用温度以上であるときには、放電を停
止するために投入エネルギーが少なくてすむという効果
がある。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例と共に挙げ、
本発明を具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例
によって限定されるものではない。
本発明を具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例
によって限定されるものではない。
【0023】[実施例1]図1に示すような、内径寸法
が20mmの円筒上のパイプ内に、アルミナ担体に貴金
属としてPtを担体120g当たり2g、塩基成分とし
てBaを0.2mol担持させたNOX 吸蔵還元型触媒
を2cc配置し、そのNOX 吸蔵還元型触媒の両端に一
対の電極を設け、円筒上のパイプの一端から、排気ガス
がリーンの状態である場合のモデルガスして、NO:2
30ppm,C3H6:500ppmC,CO:150p
pm,H2O:5%,CO2:6.7 %,O2:10
%,N2:バランスの組成を有するガスを1分、排気ガ
スがリッチの状態である場合のモデルガスして、C3 H
6:300ppmC,CO:500ppm,H2O:5
%,CO2 :6.7%,N2 :バランスの組成を有する
ガスを10秒、交互にSV=60,000/hrで流
し、反応管を加熱してモデルガス温度を100〜500
℃間を20℃/minの速度で昇温し、9KV,25k
HzACの交流電圧を印加し、放電を行って排気モデル
ガスのNOX 浄化処理を行なった。その際、排気ガスモ
デルガスの温度が、400℃以上となった時点で放電を
止めた。
が20mmの円筒上のパイプ内に、アルミナ担体に貴金
属としてPtを担体120g当たり2g、塩基成分とし
てBaを0.2mol担持させたNOX 吸蔵還元型触媒
を2cc配置し、そのNOX 吸蔵還元型触媒の両端に一
対の電極を設け、円筒上のパイプの一端から、排気ガス
がリーンの状態である場合のモデルガスして、NO:2
30ppm,C3H6:500ppmC,CO:150p
pm,H2O:5%,CO2:6.7 %,O2:10
%,N2:バランスの組成を有するガスを1分、排気ガ
スがリッチの状態である場合のモデルガスして、C3 H
6:300ppmC,CO:500ppm,H2O:5
%,CO2 :6.7%,N2 :バランスの組成を有する
ガスを10秒、交互にSV=60,000/hrで流
し、反応管を加熱してモデルガス温度を100〜500
℃間を20℃/minの速度で昇温し、9KV,25k
HzACの交流電圧を印加し、放電を行って排気モデル
ガスのNOX 浄化処理を行なった。その際、排気ガスモ
デルガスの温度が、400℃以上となった時点で放電を
止めた。
【0024】[実施例2]塩基成分としてKを0.2m
ol担持させたこと以外は、実施例1におけると同様に
してNOX 浄化処理を行った。
ol担持させたこと以外は、実施例1におけると同様に
してNOX 浄化処理を行った。
【0025】[実施例3]塩基成分としてLaを0.2
mol担持させたこと以外は、実施例1におけると同様
にしてNOX 浄化処理を行った。
mol担持させたこと以外は、実施例1におけると同様
にしてNOX 浄化処理を行った。
【0026】[比較例1]放電無しとしたこと以外は、
実施例1におけると同様にしてNOX 浄化処理を行っ
た。
実施例1におけると同様にしてNOX 浄化処理を行っ
た。
【0027】[比較例2]放電無しとしたこと以外は、
実施例2におけると同様にしてNOX 浄化処理を行っ
た。
実施例2におけると同様にしてNOX 浄化処理を行っ
た。
【0028】[比較例3]放電無しとしたこと以外は、
実施例3におけると同様にしてNOX 浄化処理を行っ
た。
実施例3におけると同様にしてNOX 浄化処理を行っ
た。
【0029】図6は、上記の実施例及び比較例における
各入り口温度でのNOX 浄化率を示すグラフである。こ
のグラフより、本発明に係る排気ガス浄化方法である実
施例1〜3は、比較例1〜3に比して、エンジン始動時
のような低温部において一段と優れたNOX浄化効果を
奏することが明らかである。
各入り口温度でのNOX 浄化率を示すグラフである。こ
のグラフより、本発明に係る排気ガス浄化方法である実
施例1〜3は、比較例1〜3に比して、エンジン始動時
のような低温部において一段と優れたNOX浄化効果を
奏することが明らかである。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上詳記したとおり、内燃機
関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元型触媒の作
用温度未満であるときには、還元剤の存在下、NOX 吸
蔵還元型触媒及び/又はNOX 吸蔵還元型触媒の排気ガ
ス上流側に設けられたプラズマ発生装置において放電さ
せ、プラズマを発生させ、リーンの状態ではNOX 吸蔵
還元型触媒にNOX を吸着させ、リッチの状態ではNO
X 吸蔵還元型触媒によりNOX を還元させるようにし、
また、内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX吸蔵還
元型触媒の作用温度以上であるときには、該プラズマ発
生装置での放電、プラズマの発生を停止し、NOX 吸蔵
還元型触媒により、リーンの状態では導入された還元剤
の存在下でNOX を還元させ、また、リッチの状態では
含有の還元剤の存在下でNOX を還元させることによ
り、エンジン始動時のような低温部において一段と優れ
たNOX 浄化効果を奏するとともに、放電のためのエネ
ルギーを少なくすることができるという優れた効果を奏
する。
関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元型触媒の作
用温度未満であるときには、還元剤の存在下、NOX 吸
蔵還元型触媒及び/又はNOX 吸蔵還元型触媒の排気ガ
ス上流側に設けられたプラズマ発生装置において放電さ
せ、プラズマを発生させ、リーンの状態ではNOX 吸蔵
還元型触媒にNOX を吸着させ、リッチの状態ではNO
X 吸蔵還元型触媒によりNOX を還元させるようにし、
また、内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX吸蔵還
元型触媒の作用温度以上であるときには、該プラズマ発
生装置での放電、プラズマの発生を停止し、NOX 吸蔵
還元型触媒により、リーンの状態では導入された還元剤
の存在下でNOX を還元させ、また、リッチの状態では
含有の還元剤の存在下でNOX を還元させることによ
り、エンジン始動時のような低温部において一段と優れ
たNOX 浄化効果を奏するとともに、放電のためのエネ
ルギーを少なくすることができるという優れた効果を奏
する。
【図1】本発明に係る排気ガス浄化装置の第1の実施の
形態を示す概略図である。
形態を示す概略図である。
【図2】本発明に係る排気ガス浄化装置の第2の実施の
形態を示す概略図である。
形態を示す概略図である。
【図3】本発明に係る排気ガス浄化装置の第3の実施の
形態を示す概略図である。
形態を示す概略図である。
【図4】本発明に係る排気ガス浄化装置の第4の実施の
形態を示す概略図である。
形態を示す概略図である。
【図5】本発明におけるプラズマ発生制御ルーチンのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】本発明の実施例及び比較例のNOX 浄化率を示
すグラフである。
すグラフである。
11,21,31,41 排気管 12,22,32,42 NOX 吸蔵還元型触媒 13,23,33,43 電極 14,24,34,44 電極 15,25,35,45 高圧電源 16,26,36,46 温度センサー 17,27,37,47 制御装置 38 誘電体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/20 F01N 3/24 ZABA 3/24 ZAB B01D 53/36 101B 102B 102H Fターム(参考) 3G091 AA02 AA12 AA17 AA18 AB06 AB14 BA03 BA14 BA32 BA39 CA18 CB02 DB10 EA17 FA02 FA04 FB02 FB10 FB12 FC04 FC07 GB02Y GB03Y GB04Y GB05W GB06W GB07W GB11Y HA07 HA18 HA36 4D048 AA06 AB02 AB06 AC02 BA03X BA14X BA15X BA18X BA30X BA41X BB02 CA01 CC38 DA01 DA02 DA06 DA20 EA03 EA04 4G069 AA03 BA01B BB02A BB02B BB04A BB04B BC01A BC02A BC03A BC03B BC04A BC06A BC08A BC09A BC10A BC12A BC13A BC13B BC38A BC40A BC42A BC42B BC43A BC70A BC71A BC72A BC74A BC75A BC75B CA03 CA08 CA13 DA06 EA18
Claims (10)
- 【請求項1】 内燃機関からの排気ガスをNOX 吸蔵還
元型触媒を用いて浄化する排気ガス浄化方法において、 A.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度未満であるときには、内燃機関からの
排気ガスがリーンの状態では還元剤導入装置から導入さ
れた還元剤の存在下に、また、リッチの状態では含有の
還元剤の存在下に、NOX 吸蔵還元型触媒及び/又はN
OX 吸蔵還元型触媒の排気ガス上流側に設けられたプラ
ズマ発生装置において放電させ、プラズマを発生させる
こにより、NOX 吸蔵還元型触媒に担持されたNOX 吸
蔵成分としての塩基成分及び/又は貴金属の表面近くに
プラズマが存在するようにし、リーンの状態ではNOX
吸蔵還元型触媒にNOX を吸着させ、リッチの状態では
NOX 吸蔵還元型触媒によりNOX を還元させるように
し、 B.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度以上であるときには、該プラズマ発生
装置での放電、プラズマの発生を停止し、NOX吸蔵還
元型触媒により、内燃機関からの排気ガスがリーンの状
態では、導入された還元剤の存在下でNOX を還元さ
せ、また、リッチの状態では、含有の還元剤の存在下で
NOX を還元させる、ことを特徴とする排気ガス浄化方
法。 - 【請求項2】 前記塩基成分が、リチウム、カリウム、
ナトリウム、セシウムからなるアルカリ金属、カルシウ
ム、マグネシウム、バリウム、ストロンチウムからなる
アルカリ土類金属、ランタン、イットリウム、セリウム
からなる希土類元素から選ばれた少なくとも一つであ
り、前記貴金属が、白金、パラジウム、ロジウム、イリ
ジウム、ルテニウムから選ばれた少なくとも一つである
請求項1に記載の排気ガス浄化方法。 - 【請求項3】 前記放電が、コロナ放電手段、パルスス
トリーマ放電手段、充填層バリア放電手段、無声放電手
段、沿面放電手段等の放電手段により生起されたもので
ある請求項1又は2に記載の排気ガス浄化方法。 - 【請求項4】 前記放電が、排気ガス温度を測定する温
度センサーからの信号によって制御される請求項1〜3
のいずれかに記載の排気ガス浄化方法。 - 【請求項5】 前記還元剤が、内燃機関の気筒及び/又
はプラズマ発生装置の排気ガス上流側において導入され
る請求項1〜4のいずれかに記載の排気ガス浄化方法。 - 【請求項6】 内燃機関からの排気ガスをNOX 吸蔵還
元型触媒を用いて浄化する排気ガス浄化装置において、
内燃機関からの排気管内に設けられたNOX吸蔵還元型
触媒と、NOX 吸蔵還元型触媒及び/又はNOX 吸蔵還
元型触媒の排気ガス上流側に設けられたプラズマ発生装
置と、プラズマ発生装置の排気ガス上流側及び/又はN
OX 吸蔵還元型触媒内部及び/又はNOX 吸蔵還元型触
媒下流側に設けられた排気ガス温度を測定する温度セン
サーと、還元剤導入装置と、温度センサーからの信号に
基づいてプラズマ発生装置を制御する制御装置を有し、 A.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度未満であるときには、内燃機関からの
排気ガスがリーンの状態では還元剤導入装置から導入さ
れた還元剤の存在下に、また、リッチの状態では含有の
還元剤の存在下に、NOX 吸蔵還元型触媒及び/又はN
OX 吸蔵還元型触媒の排気ガス上流側に設けられたプラ
ズマ発生装置において放電させ、プラズマを発生させる
こにより、NOX 吸蔵還元型触媒に担持されたNOX 吸
蔵成分としての塩基成分及び/又は貴金属の表面近くに
プラズマが存在するようにし、リーンの状態ではNOX
吸蔵還元型触媒にNOX を吸着させ、リッチの状態では
NOX 吸蔵還元型触媒によりNOX を還元させるように
し、 B.内燃機関からの排気ガスの温度が、NOX 吸蔵還元
型触媒の作用温度以上であるときには、該プラズマ発生
装置での放電、プラズマの発生を停止し、NOX吸蔵還
元型触媒により、内燃機関からの排気ガスがリーンの状
態では、導入された還元剤の存在下でNOX を還元さ
せ、また、リッチの状態では含有の還元剤の存在下でN
OX を還元させる、ことを特徴とする排気ガス浄化装
置。 - 【請求項7】 前記塩基成分が、リチウム、カリウム、
ナトリウム、セシウムからなるアルカリ金属、カルシウ
ム、マグネシウム、バリウム、ストロンチウムからなる
アルカリ土類金属、ランタン、イットリウム、セリウム
からなる希土類元素から選ばれた少なくとも一つであ
り、前記貴金属が、白金、パラジウム、ロジウム、イリ
ジウム、ルテニウムから選ばれた少なくとも一つである
請求項6に記載の排気ガス浄化装置。 - 【請求項8】 前記放電が、コロナ放電手段、パルスス
トリーマ放電手段、充填層バリア放電手段、無声放電手
段、沿面放電手段等の放電手段により発生されたもので
ある請求項6又は7に記載の排気ガス浄化装置。 - 【請求項9】 前記プラズマの発生が、排気ガス温度を
測定する温度センサーからの信号によって制御される請
求項6〜8のいずれかに記載の排気ガス浄化装置。 - 【請求項10】 前記還元剤導入装置が、内燃機関の気
筒及び/又はプラズマ発生装置の排気ガス上流側に還元
剤を導入するように構成されている請求項6〜9のいず
れかに記載の排気ガス浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35514599A JP2001164927A (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | Nox浄化方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35514599A JP2001164927A (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | Nox浄化方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001164927A true JP2001164927A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18442211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35514599A Pending JP2001164927A (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | Nox浄化方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001164927A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7861516B2 (en) | 2003-06-18 | 2011-01-04 | Johnson Matthey Public Limited Company | Methods of controlling reductant addition |
JP2015010602A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 株式会社E・T・L | 排気ガス浄化装置 |
DE102014113743A1 (de) | 2013-10-11 | 2015-04-16 | Denso Corporation | Abgasreinigungssystem für einen Verbrennungsmotor |
JP2021134775A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | トヨタ自動車株式会社 | 排気浄化システム |
-
1999
- 1999-12-14 JP JP35514599A patent/JP2001164927A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7861516B2 (en) | 2003-06-18 | 2011-01-04 | Johnson Matthey Public Limited Company | Methods of controlling reductant addition |
JP2015010602A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 株式会社E・T・L | 排気ガス浄化装置 |
DE102014113743A1 (de) | 2013-10-11 | 2015-04-16 | Denso Corporation | Abgasreinigungssystem für einen Verbrennungsmotor |
JP2015075066A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 内燃機関の排気浄化装置 |
JP2021134775A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | トヨタ自動車株式会社 | 排気浄化システム |
JP7393098B2 (ja) | 2020-02-28 | 2023-12-06 | トヨタ自動車株式会社 | 排気浄化システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101114167B1 (ko) | 배기 가스 정화용 촉매의 재생 장치 및 재생 방법 | |
KR100910038B1 (ko) | 내연기관의 배기정화장치 | |
JP4189337B2 (ja) | 排ガス浄化システム | |
JP2001123823A (ja) | ガソリンエンジン排気中の粒子状物質を転化する機構 | |
JP4591164B2 (ja) | 排ガス浄化方法及び排ガス浄化装置 | |
JP2012159029A (ja) | 二酸化窒素生成装置、二酸化窒素生成方法、及び排ガス浄化装置 | |
JP2004344719A (ja) | 排気浄化装置 | |
JP4635693B2 (ja) | 排ガス浄化方法及び排ガス浄化装置 | |
JP2004346772A (ja) | 排気浄化装置及び方法 | |
JP2001164927A (ja) | Nox浄化方法及びその装置 | |
JP2006132483A (ja) | 排気浄化装置及び排気浄化方法並びに制御方法 | |
JP2010270695A (ja) | 排気浄化装置及び排気浄化方法 | |
JP2002155731A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2001182525A (ja) | プラズマ下nox浄化方法及びその装置 | |
JP4114581B2 (ja) | 排気浄化装置 | |
JP2004181418A (ja) | NOx浄化用プラズマアシスト触媒装置及び排ガス浄化方法 | |
JP2002221027A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2007327460A (ja) | 排ガス浄化装置 | |
JP6866755B2 (ja) | 排ガス浄化システム及び排ガス浄化システムの制御方法 | |
JP2004211566A (ja) | 排ガス浄化システムおよび排ガス浄化方法 | |
JP2004211565A (ja) | 排ガス浄化システムおよび排ガス浄化方法 | |
JP4270090B2 (ja) | 排ガス浄化装置 | |
JP2002210366A (ja) | NOx浄化用プラズマアシスト触媒 | |
JP2004160297A (ja) | NOx浄化用プラズマアシスト触媒と排ガス浄化装置及び排ガス浄化方法 | |
JP2015075066A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 |