JP4270090B2 - 排ガス浄化装置 - Google Patents

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本発明は、排ガス浄化装置、特に排ガス中の窒素酸化物の浄化を行う排ガス浄化装置に関する。
自動車用エンジン等の内燃機関からの排ガス中には、窒素酸化物(NO)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等が含まれる。一般にこれらの物質は、CO及びHCを酸化すると同時に、NOを還元できる排ガス浄化触媒によって浄化してから、排出されている。排ガス浄化触媒の代表的なものとしては、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)等の貴金属をγ−アルミナ等の多孔質金属酸化物担体に担持させた三元触媒などが知られている。
また近年では、排ガスの浄化のために、コロナ放電を利用してプラズマを発生させ、このプラズマによってNO、CO、HC等の浄化を促進する放電リアクタを使用することも提案されている。
例えば特許文献1では、排ガス流れ上流側に放電リアクタを配置し、その下流側に排ガス浄化触媒を配置し、排ガス温度が低いときに放電リアクタを作動させて、放電リアクタにおいてNOをNOに転化させることを提案している。ここでは、ディーゼルエンジンからの排ガスに対してコロナ放電を行うと、NOからNOが生成する傾向があること、アルミナ系触媒及び比較的低温領域のゼオライト系触媒が、NOよりも、NOを還元しやすいことが示されている。
またこの特許文献1では、窒素酸化物及び酸素の濃度に基づいて、放電リアクタと排ガス浄化触媒との間で還元剤を添加して、排ガス浄化触媒におけるNOの浄化を行うことを示している。
特開平7−247827号公報
上述のように、放電リアクタを用いて排ガス中のNOをNOに転化させることは従来から行われている。しかしながら、放電リアクタによるNOからNOへの転化は必ずしも充分な効率で達成されていたわけではない。
従って本発明では、放電リアクタにおけるNOからNOへの転化を効率的に達成し、それによって下流の排ガス浄化触媒におけるNOの吸蔵及び/又は浄化を促進する排ガス浄化装置を提供する。
(1)上記課題を解決する本発明の第1の排ガス浄化装置は、放電リアクタ、放電リアクタの下流に配置された排ガス浄化触媒、及び放電リアクタに流入する排ガスのHC/NO比を制御する制御装置、及び排ガス浄化触媒から出る排ガス中のNO 濃度を検出するNO 濃度検出手段を有する、排ガス浄化装置である。この本発明の第1の排ガス浄化装置は、NO 濃度検出手段で検出されたNO 濃度が所定値以上のときにのみ、制御装置が、前記HC/NO 比を制御するものである。
(2)また、上記課題を解決する本発明の第2の排ガス浄化装置は、放電リアクタ、放電リアクタの下流に配置された排ガス浄化触媒、及び放電リアクタに流入する排ガスのHC/NO 比を制御する制御装置を有する、排ガス浄化装置である。この第2の排ガス浄化装置は、内燃機関の排ガスを浄化するための排ガス浄化装置であり;且つ制御装置が、前記内燃機関の運転条件を制御して、(a)内燃機関が燃料リーンで運転されているときには、エンジンの点火時期を遅らせることによってHC/NO 比を増加させ、(b)内燃機関が燃料リッチで運転されているときには、エンジンにおける燃料の噴射時期を進めることによってHC/NO 比を増加させ、また(c)内燃機関がストイキで運転されているときには、エンジンの点火時期を遅らせること、エンジンにおける燃料の噴射時期を進めること、又はそれらの組み合わせによって、HC/NO 比を増加させるものである。
ここで、「HC/NO比」の「HC」及び「NO」は、それぞれ還元剤としてのHCと酸化剤としてのNOの量を表しており、この比はモル比である。例えば全てのNOをNまで還元するのに必要十分な量のHCが存在する場合にはHC/NO比が1であり、全てのNOをNまで還元するのに必要な量の3倍のHCが存在する場合にはHC/NO比が3である。
この第1及び第2の排ガス浄化装置によれば、放電リアクタに流入する排ガス中のHC/NO比を調節することによって、放電リアクタにおけるNOからNOへの転化を調節することができる。これは、後述の図6に示すように、NOからNOへの転化が排ガス中のHC/NO比に影響を受けることによる。
NOからNOへの転化がHC/NO比に影響を受ける理由は、プラズマ放電によりOラジカル、OHラジカルが生成され、これらのOHラジカル、OラジカルとHCとの反応により、HC−product(反応成分)が生成され、これがNOをNOに変えることによると考えられる。この一連の反応はOHラジカルを再生成するループ反応であることから、反応効率が高いとされる。従ってHC/NO比が大きいと、NO→NOの反応が促進されると考えられる。
また、この第1の排ガス浄化装置によれば、NO 濃度検出手段で検出されたNO 濃度が所定値以上のときにのみ、制御装置がHC/NO 比を制御することによって、更に、NO 浄化率の改良が必要なときにのみ、HC/NO 比の制御を行うことができる。
本発明の第3の排ガス浄化装置は、制御装置が、HC/NO比を5以上、特に5〜20、より特に5〜10に制御する、上記第1又は第2の排ガス浄化装置である。
この第3の排ガス浄化装置によれば、更に、放電リアクタにおけるNOからNOへの転化を促進することができる。
本発明の第4の排ガス浄化装置は、放電リアクタの排ガス流れ上流側に配置されたHC噴射装置を更に有し、且つ制御装置が、HC噴射装置を制御して排ガス流れ中にHCを噴射させることによって、HC/NO比を制御する、上記第1〜第3のいずれかの排ガス浄化装置である。
本発明の第5の排ガス浄化装置は、放電リアクタと排ガス浄化触媒との間に、ディーゼルパティキュレートフィルターが配置されている、上記第1〜第4のいずれかの排ガス浄化装置である。
この第5の排ガス浄化装置によれば、更に、放電リアクタで発生させたNOによって、ディーゼルパティキュレートフィルターに捕集されたPM(粒子状物質)の燃焼除去を促進できる。これは、NOが、OやNOよりも良好にPMを燃焼除去することによる。
本発明の第6の排ガス浄化装置は、排ガス浄化触媒がNO吸蔵還元触媒又はNO選択還元触媒である、上記第1〜第5のいずれかの排ガス浄化装置である。
この第6の排ガス浄化装置によれば、更に、排ガス浄化触媒がNO吸蔵還元触媒である場合に、放電リアクタで発生させたNOをNO吸蔵還元触媒に吸蔵して、NO吸蔵還元触媒におけるNOの浄化を促進することができる。これは、NO吸蔵還元触媒においてNOをNOとして吸蔵すると、NOとして吸蔵する場合と比較して、Nへの還元が促進されることによる。
またこの第6の排ガス浄化装置によれば、更に、排ガス浄化触媒がNO選択還元触媒である場合に、NOのNへの還元を促進することができる。これは、NO選択還元触媒では一般に、NOに対する還元性よりも、NOに対する還元性の方が強いことによる。
以下では本発明を図に示した実施形態に基づいて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
本発明の排ガス浄化装置は図1で示すような構成を有する。すなわち、排ガス流れ上流側に放電リアクタが配置され、この放電リアクタの下流に排ガス浄化触媒が配置されている。また、図示されていない制御装置は、放電リアクタに流入する排ガス中のHC/NO比を制御するようにされている。このHC/NO比の制御のためには、エンジンの運転条件を調節すること、放電リアクタの上流側で排ガス流れにHCを添加すること等ができる。またこの制御の前提となるHC/NO比は、エンジンの回転数、空気/燃料比、負荷率等の運転条件から知ること、放電リアクタの上流側において直接に測定すること等ができる。
図1に示す排ガス浄化装置の使用においては、図2に示すように、制御開始(21)の後、排ガス浄化触媒から出るNOの濃度を検知し(23)、このNO濃度が所定の基準値以上のときにのみ(25)、放電リアクタに流入する排ガスのHC/NO比を調節すること(27)ができる。このNO濃度の検知は、例えばNOセンサーのようなNO濃度検出手段を排ガス浄化触媒の下流側に配置して行うことができる。
上述のように、HC/NO比の調節(27)のためには、エンジンの運転条件を調節すること、放電リアクタの上流側で排ガス流れにHCを添加すること等ができる。エンジンの運転条件を調節してHC/NO比の調節(27)を行う場合、図3に示すように、ECU(エンジンコントロールユニット)によって制御されているエンジンの運転条件を読み込み(31)、この運転条件を確認して(33)、運転条件が燃料リーン又はストイキ(例えば空気/燃料比が17以上)のときにはエンジンの点火時期を遅らせることによって(35)、またこの運転条件が燃料リッチ(例えば空気/燃料比が17未満)のときにはエンジンにおける燃料の噴射時期を進めることによって(37)、HC/NO比を増加させることができる。
尚、ストイキ(例えば空気/燃料比が17)のときには、エンジンの点火時期を遅らせること(35)若しくはエンジンにおける燃料の噴射時期を進めること(37)、又はこれらの両方(35及び37)によってHC/NO比を増加させることができるが、ここでは点火時期を遅らせること(35)によってHC/NO比を増加させている。
以下では、図1において示した本発明の排ガス浄化装置を構成する各部について具体的に説明する。
本発明の排ガス浄化装置で使用できる放電リアクタは、排ガス、内燃機関からの排ガス中において放電を発生させることができる任意の構造を有することができる。この放電リアクタは、例えば特許文献1において開示されているような放電リアクタ(又はコロナ放電装置)であってよい。
また本発明の排ガス浄化装置で使用できる放電リアクタは、図4で示すようなものであってよい。ここで図4(a)及び(b)はそれぞれ、放電リアクタの斜視図及び断面図である。
この図4で示される放電リアクタ40は、筒状の外周電極42と、この筒状外周電極42の中心軸上の中心電極44とを有し、これらの筒状外周電極42と中心電極44との間に、排ガスを流通させる排ガス流路46が形成されている。この放電リアクタ40の使用においては、排ガス流路46に排ガスを流通させ、電源48によって筒状外周電極42と中心電極44との間に電圧を印加して、排ガス流路46に放電を発生させる。
ここでこの中心電極44は、この中心電極44と筒状外周電極42との間の排ガス流路46に放電を発生させることができる任意の材料で製造できる。その材料としては、導電性の材料や半導体等の材料を使用することができるが、金属材料が好ましい。この金属材料として、具体的にはCu、W、ステンレス、Fe、Pt、Al等が使用でき、特にステンレスがコスト及び耐久性の点から好ましい。この中心電極44は、金属性ワイヤであることが一般的であるが、中空の棒状体であってもよい。
また筒状外周電極42は、中心電極44に関して示したのと同様な材料で製造することができる。この外周電極42は、これらの金属材料を金属メッシュ又は金属箔として排ガス流路46を画定する筒状体の周囲に巻き付けて作ることができ、また導電性ペーストを、排ガス流路46を画定する筒状体の周囲に適用して作ることができる。
電源48は、パルス状又は定常の直流又は交流電圧を発生させるものでよい。中心電極44と筒状外周電極42との間の印加電圧及びパルス周期としては、プラズマを発生させるのに一般的な値を使用できる。直流電圧、交流電圧、周期的な波形の電圧等を両電極間に印加することができるが、特に直流パルス電圧が、コロナ放電を良好に起こさせることができるために好ましく、例えばパルス電圧50kV及びパルス周期2,000Hzを使用できる。直流パルス電圧を用いる場合に、印加電圧、パルス幅、パルス周期は、両電極間にコロナ放電を起こすことができる範囲で任意に選択できる。印加電圧の電圧等については、装置の設計や経済性等からの一定の制約を受ける可能性があるが、高電圧且つ短パルス周期の電圧であることがコロナ放電を良好に発生させる点から望ましい。直流電圧を中心電極44と筒状外周電極42との間に印加する場合には、中心電極44をカソードとすることも、またアノードとすることもできる。
本発明で使用する放電リアクタは、図5で示すようなものであってもよい。ここで図5(a)及び(b)はそれぞれ斜視図及び断面図である。
この図5で示される放電リアクタ50は、排ガス流路56の上流側及び下流側のメッシュ状電極52及び54を有し、これらのメッシュ状電極52及び54の間に、排ガスを流通させる排ガス流路56が形成されている。この放電リアクタ50の使用においては、排ガス流路56に排ガスを流通させ、電源58によってメッシュ状電極52及び54の間に電圧を印加して、排ガス流路56に放電を発生させる。尚、メッシュ状電極52及び54を形成する材料、並びに電源58に関しては、図4の放電リアクタ40に関して示したのと同様である。
本発明の排ガス浄化装置で使用できる排ガス浄化触媒は、排ガス中のNO浄化のために使用できる任意の触媒でよい。特にこの排ガス浄化触媒としては、いわゆる三元触媒、NO吸蔵還元触媒又はNO選択還元触媒、特にNO吸蔵還元触媒又はNO選択還元触媒を使用することができる。
これらの触媒は当該技術分野で知られる任意の適当な量で、ウォッシュコート等の任意の手段によって、セラミックハニカム担体のような担体に担持させて用いることができる。
NO吸蔵還元触媒は、空燃比がリーン状態のときにNOを吸蔵し、一定間隔でリッチスパイクを行ったときに(排ガス中に燃料を吹き込んだときに)、吸蔵したNOをNに還元する触媒である。これは例えば、アルミナのような多孔質酸化物担体に、Pt、Rh、Pd、Ir若しくはRuのような貴金属と、アルカリ金属、アルカリ土類金属及び希土類元素から選択されるNO吸蔵剤とを担持させたものとして使用することができる。
NO選択還元触媒は、酸素過剰の雰囲気で、排ガス中のNOを選択的に還元又は分解する触媒であり、リーン空燃比で使用する内燃機関から排出される排ガス中のNOを浄化するために使用されるものである。これは例えば、ゼオライトにCu等の遷移金属をイオン交換して担持したもの、又はゼオライト若しくはアルミナに貴金属を担持したものとして使用することができる。
三元触媒は、理論空燃比付近で燃焼させた排ガス中のCO、HC、NOを、CO、HO及びNにする触媒であり、例えばPtとRhの混合物、又はPtとPdとRhの混合物をアルミナに担持させたものとして使用することができる。
本発明の排ガス浄化装置で使用できる制御装置は、ECU(エンジンコントロールユニット)のように他の用途にも使用される電子機器であっても、専用の電子制御装置であってもよい。
本発明の排ガス浄化装置において、放電リアクタと排ガス浄化触媒との間にディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)を配置する場合、このDPFとしてはパティキュレート(PM)を捕集できる任意のフィルターを使用できる。従ってDPFとしては、コージェライト等のセラミック製のハニカムフィルターを使用できる。
本発明の効果を明らかにするために、図4の放電リアクタを用いて、HC/NO比がNO転化率に与える影響を調べた。
この実験では、放電リアクタに流入させるモデルガス中のHC/NO比を変化させ、放電リアクタから流出するガスの成分を分析することによって、NOからNOへの転化率の変化を調べた。結果は図6に示している。この図6から明らかなように、NOからNOへの転化率に関して、HC/NO比は重要なパラメータである。また、NOからNOへの転化率は、HC/NO比が約7になるまで、HC/NO比の増加と共に顕著に改良されている。
尚、この実験において使用したモデルガスの組成は、COが8mol%、Oが10mol%、NOが300ppmで、HC/NO比が約2.5〜13となるようにCの量を変化させた。また残部はNであった。モデルガスの温度は300℃であった。放電リアクタにおいて放電を発生させるためには、30kVの電圧を100Hzの周期で提供した。
本発明の排ガス浄化装置を表すブロック図である。 本発明の排ガス浄化装置の制御方法を示すフローチャートである。 HC/NO比の調節のための具体的な様式を示すフローチャートである。 本発明の排ガス浄化装置で使用できる放電リアクタを表す斜視図及び断面図である。 本発明の排ガス浄化装置で使用できる他の放電リアクタを表す斜視図及び断面図である。 HC/NO比の変動によるNO→NO転化率の変動を表すグラフである。
符号の説明
40、50 放電リアクタ
42 外周電極
44 中心電極
46、56 排ガス流路
48、58 電源
52 上流側メッシュ状電極
54 下流側メッシュ状電極

Claims (6)

  1. 放電リアクタ、
    前記放電リアクタの下流に配置された排ガス浄化触媒
    前記放電リアクタに流入する排ガスのHC/NO比を制御する制御装置、及び
    前記排ガス浄化触媒から出る排ガス中のNO 濃度を検出するNO 濃度検出手段、
    を有し、前記NO 濃度検出手段で検出されたNO 濃度が所定値以上のときにのみ、前記制御装置が、前記HC/NO 比を制御する、排ガス浄化装置。
  2. 放電リアクタ、
    前記放電リアクタの下流に配置された排ガス浄化触媒、及び
    前記放電リアクタに流入する排ガスのHC/NO比を制御する制御装置、
    を有し;
    前記排ガス浄化装置が内燃機関の排ガスを浄化するための排ガス浄化装置であり;且つ
    前記制御装置が、前記内燃機関の運転条件を制御して、
    前記内燃機関が燃料リーンで運転されているときには、エンジンの点火時期を遅らせることによってHC/NO 比を増加させ、
    前記内燃機関が燃料リッチで運転されているときには、エンジンにおける燃料の噴射時期を進めることによってHC/NO 比を増加させ、また
    前記内燃機関がストイキで運転されているときには、エンジンの点火時期を遅らせること、エンジンにおける燃料の噴射時期を進めること、又はそれらの組み合わせによって、HC/NO 比を増加させる、
    排ガス浄化装置。
  3. 前記制御装置が、前記HC/NO比を5以上に制御する、請求項1又は2に記載の排ガス浄化装置。
  4. 前記放電リアクタの排ガス流れ上流側に配置されたHC噴射装置を更に有し、且つ前記制御装置が、前記HC噴射装置を制御して排ガス流れ中にHCを噴射させることによって、前記HC/NO比を制御する、請求項1〜3のいずれかに記載の排ガス浄化装置。
  5. 前記放電リアクタと前記排ガス浄化触媒との間に、ディーゼルパティキュレートフィルターが配置されている、請求項1〜4のいずれかに記載の排ガス浄化装置。
  6. 前記排ガス浄化触媒がNO吸蔵還元触媒又はNO選択還元触媒である、請求項1〜5のいずれかに記載の排ガス浄化装置。
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